JP2001225983A - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JP2001225983A
JP2001225983A JP2000032420A JP2000032420A JP2001225983A JP 2001225983 A JP2001225983 A JP 2001225983A JP 2000032420 A JP2000032420 A JP 2000032420A JP 2000032420 A JP2000032420 A JP 2000032420A JP 2001225983 A JP2001225983 A JP 2001225983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤、ネジなどの補助部品を使用せずに、
組立てることができ、紙送り用部材が位置ずれを起こし
たり、脱落したりする危険性がなく、紙送りを確実に行
ない得る紙送り装置を提供する。 【解決手段】 紙送り用部材1は、支持体3に対し、支
持片23、25が保持溝11、13に挿入され、外向突
片27、29が内向突片15、17と互いに嵌合状態に
ある。紙送り用部材1の外周に軸方向の力が作用して
も、外向突片27、29の何れか一方が、対応する内向
突片15、17に引掛かり、脱落しない。また、嵌合組
合わせにより補助部品なしで組立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器の紙送り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙送り装置は、複写機、ファックス、プ
リンタなどのOA機器に使用され、用紙を送り出す機能
を有している。この主の紙送り装置は、紙送り部材とそ
の支持体とから構成されている。紙送り部材は、ローラ
の形状をしており、低硬度のゴム質材料などで構成さ
れ、支持体を被覆したものがよく用いられている。紙送
り部材を、送り出す用紙に接触して回転させ、紙送り部
材と用紙との間の摩擦力により用紙を送り出す。
【0003】ところで、従来の紙送り装置では、用紙が
重なったまま送り出されたり、紙の厚みの多様性に追従
し切れずに送り出せないなど、種々の紙送り不具合を生
じ易かった。
【0004】紙送り不具合の主要因としては、紙送り部
材の弾力性が、不適切であることに起因する場合が多
い。即ち、紙送り部材は、主として、中まで充満したゴ
ム質材であり、低硬度ではあっても、用紙と接触する部
分の伸縮度合いが、紙の厚みの多様性に十分追従してい
るとは言えない。従って、用紙との接触圧不足、接触断
面面積不足を生じ、種々の紙送り不具合を生じる。
【0005】送り出しを確実にするために、用紙との接
触圧を大きくした場合には、紙送り部材の弾力性が不充
分な場合は、紙接触面に強い摩擦力が働き、用紙の表面
が削れて紙粉が生じ、周辺に飛び散る問題が生じてい
た。
【0006】以上のような問題点に対処した先行技術と
して、特許公報第2887041号に開示された紙送り
部材が知られている。
【0007】この従来の紙送り部材は、上述の問題点を
かなり解決しているが、紙送り用部材が支持体に対し、
単に扶持されているだけなので、支持片の安定性に問題
があった。特に、紙送り中断トラブル時に、手作業で用
紙を抜き出そうとすると、紙送り用部材が支持体から位
置ずれを起こしたり、更には脱落する等の問題点があっ
た。この問題解決の手段として、紙送り用部材支持片と
支持体とを接着剤で接合することが考えられるが、支持
片の曲げ弾性が犠牲になる。また支持片の先端部分だけ
で支持体に接着したのでは、剥離が生じやすく、耐久性
の問題が生じる。
【0008】一方、機械的なネジ部品などを用いた場合
には、その部分だけ弾性が他の部分と異なって、紙接触
面との摩擦力にムラが生じ、紙送りに不具合を生じる。
また、紙接触面の近傍に金属の角部分などがあること
は、紙送り作業中に用紙を損傷するもとにもなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、紙送
りを確実に行ない得る紙送り装置を提供することであ
る。
【0010】本発明のもう一つの課題は、紙送り用部材
が、位置ずれを起こしたり、脱落したりする危険性のな
い紙送り装置を提供することである。
【0011】本発明の更にもう一つの課題は、接着剤、
ネジなどの補助部品を使用せずに、組立てることのでき
る紙送り装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る紙送り装置は、紙送り用部材と、支持
体とを含む。前記紙送り用部材は、紙接触部と、支持片
と、外向突片とを有し、弾力性を有する材料で構成さ
れ、内部に空洞を有する筒状体である。前記紙接触部
は、円筒状であって、外周面が紙接触面を構成する。
【0013】前記支持片は、2つであって、それぞれ
が、前記紙接触部の軸方向の両側面において、径方向に
連続するリング状に形成され、互いに間隔を隔てて対向
する。
【0014】前記外向突片は、2つであって、それぞれ
は、前記支持片の外面のそれぞれにリング状に形成され
ている。
【0015】前記支持体は、全体として、筒状であっ
て、軸方向の両端部につば部と、保持溝と、内向突片と
を有する。前記保持溝は、2つであって、それぞれが、
前記つば部の内面にリング状に形成されている。前記内
向突片は、前記保持溝よりも外径側において、前記つば
部の内面に突出して設けられている。
【0016】前記紙送り用部材は、前記支持体に対し、
前記支持片が前記保持溝に挿入され、前記外向突片と前
記内向突片とが互いに嵌合する状態で取り付けられてい
る。
【0017】上述した本発明に係る紙送り装置によれ
ば、接着剤、ネジなどの補助部品を使用せずに容易に組
立てることができる。
【0018】また、支持体と紙送り用部材の結合にネジ
などが使用されておらず、紙接触部の外周面は、全長に
渡り、均一な弾性を有する状態で結合されている。従っ
て紙送り作動にムラが生ぜず、安定した紙送りができ
る。更には、紙接触面の近傍に金属の角部分などが無い
ので、紙を損傷することもない。
【0019】更に、支持片が保持溝に挿入されていて、
外向突片と内向突片とが互いに嵌合状態にあるので、紙
送りトラブルなどで用紙を抜き出すときに、紙送り用部
材の外周に軸方向の力が作用しても、紙送り用部材が支
持体から脱落する危険性はない。
【0020】紙送り用部材が、支持体に対し、単に扶持
されているだけであれば、紙送り中断時に手作業で用紙
を抜き出そうとすると、紙送り用部材が支持体から位置
ずれを起こし脱落する危険性があることは、前に述べた
通りである。
【0021】紙送り用部材は弾力性を有する材料で構成
されており、また紙送り用部材は、内部に空洞を有する
筒状体を構成している。従って、紙送りを行なう際に、
紙接触部は容易に深く潰すことができ、用紙との接触面
積が増加するので、紙送りが確実に行なわれる。
【0022】また、紙送り用部材は、弾力性を有し、空
洞を有するので、紙接触部が深く潰れても用紙との接触
圧は大きくならない。一方、深く潰れることにより、用
紙と接触する面積が大きくなるので、接触面における単
位面積当りの摩擦力が小さくても、紙送りが確実に行な
われる。
【0023】また、摩擦力が大きく変動することなく、
使用する用紙の厚さに対応して紙接触部が潰れるので、
用紙の厚さを問わず紙送りを確実に行なうことができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る紙送り装置を
示す正面断面図、図2は図1に図示された紙送り装置の
側面図である。図示された紙送り装置は、紙送り用部材
1と、支持体3とを含んでいる。紙送り用部材1は、紙
接触部21と、支持片23、25と、外向突片27、2
9とを有していて、弾力性を有するゴム質材料などで構
成されている。この紙送りよう部材1は内部に空洞33
を有する筒状体であって、紙接触部21の外周面は、紙
接触面を構成する。
【0025】支持片23、25は紙接触部21の軸方向
の両側面に互いに対向するように間隔を隔てて設けられ
ている、外向突片27、29は、支持片23、25の外
面に同一軸心C上でリング状に形成されている。貫通孔
31は、支持片23、25の同一軸心C上を貫通してい
る。紙送り用部材1の外周には、溝5が設けられてい
る。
【0026】支持体3は、保持溝11、13と、内向突
片15、17とを有している。保持溝11、13は、支
持体3の円周方向に、外向きで、互いに平行な位置関係
にある。内向突片15、17は、保持溝11、13の向
かい合う各々のつば部に連設され、内向きで、互いに対
向している。更に支持体3は、シャフト部7、シャフト
孔9、及び空気圧抜き孔19を有している。
【0027】紙送り用部材1の支持片23、25は、相
対応する支持体3の保持溝11、13に挿入される。ま
た、外向突片27、29と相対応する内向突片15、1
7とが互いに嵌合状態に組合わされている。
【0028】上述のように、支持体3は、平行な位置関
係にある保持溝11、13と、互いに対向する内向突片
15、17を有しており、紙送り用部材1は、弾力性を
有するゴム質材料などで構成され紙接触部21と支持片
23、25及び外向突片27、29とを有し、紙接触部
21が紙接触面となる円筒状の外周面を構成し、支持片
23、25が紙接触部21の軸方向の両側面に互いに対
向するように間隔を隔てて設けられ、紙送り用部材1
は、支持体3に対し、支持片23、25が相対応する保
持溝11、13に挿入され、外向突片27、29が相対
応する内向突片15、17と嵌合状態に組合わされてい
るから、接着剤、ネジなどの補助部品を使用せずに組立
てることができる。
【0029】図3は図1に記載された支持体および紙送
り用部材について、組合わせ前の形状を示す断面図であ
る。図1及び図2に表示された構成部分と同一の構成部
分については、同一の参照符号を付してある。
【0030】紙送り用部材1を支持体3に組合わせる前
の段階では、支持片23、25は、紙接触部21の軸方
向の両側面において、リング状に形成され、互いに同一
間隔で対向している。支持片23ー25間の間隔D2
は、支持体3に設けられている内向突片15ー17間の
間隔D1より大きく設定されている。即ちD1<D2の
関係を満たしている。
【0031】紙送り用部材1が支持体3に嵌合状態に組
合わされた時点では、支持片23、25間の間隔D2
は、内向突片15、17間の間隔D1と同じにならざる
を得ないので、狭められることになる。間隔D2が狭め
られることにより、紙接触部21が外側に盛り上がる。
【0032】図4は図1〜3に示した紙送り装置の使用
状態を示す断面図である。支持体3のシャフト孔9に
は、支持棒39が組付けられており、紙送り装置は矢印
B方向に回転する。紙接触部21は、接触面37で用紙
35に接触している。図において、支持棒39から下の
部分は、紙送りを行なう際に紙接触部21が加圧され接
触面37の位置で深く潰れている状態を示す。
【0033】紙送り作業が何かのトラブルで中断し、用
紙35を手動で取り出す必要が生じることがある。支持
片23、25が相対応する保持溝11、13に挿入され
ていて、外向突片27、29と相対応する内向突片1
5、17とが互いに嵌合し組合わされているので、用紙
35をA方向に抜き出すときに、紙接触部21の外周部
分に軸方向の力が作用しても、外向突片27が内向突片
15に引掛かっており、紙送り用部材1が支持材3から
脱落する危険性はない。これを、仮に、紙送り用部材1
が、支持体3に対し、単に扶持されているだけであれ
ば、用紙をA方向に抜き出すときに、紙接触部21の外
周部分に軸方向の力が作用し、紙送り用部材1が、支持
材3から脱落する。
【0034】紙送り用部材1は、弾力性を有するゴム質
材料などで構成されており、内部に空洞33を有する筒
状体を構成している。従って、紙送りを行なう際に、紙
接触部21が容易に深く潰れ、用紙との接触面積が増加
するので、紙送りが確実に行なわれる。図に示した空気
圧抜き孔19は、空洞33に溜っている空気を外気と連
通することにより、紙接触部21が潰れたり、元に戻っ
たりするときに、空気の抵抗が無く作動しやすくしてい
る。
【0035】更には、組合わされる前の、互いに間隔を
隔てて対向する内向突片15ー17間の間隔をD1と
し、互いに対向する支持片27ー29間の間隔をD2と
したとき、D1<D2を満たすから、紙送り用部材1の
支持片23ー25間の間隔D2が内向突片15、17に
よって狭められ、紙接触部21が外側に盛り上がる。従
って、紙送りがより確実に行なわれる。この場合の間隔
D2に対するD1の寸法比率は、80%から90%に設
定するのが望ましい。また、紙送り用部材1の外周に設
けられた溝5は、用紙と接触する面に角を立てることに
より、用紙に対する食い付きがよくなる。
【0036】上記のように、紙送り用部材1は、弾力性
を有し、空洞33を有するので、紙接触部21が深く潰
れても用紙35との接触圧は、過度に大きくはならな
い。一方、用紙と接触する面積が大きいので、接触面3
7における単位面積当りの摩擦力が小さくても、紙送り
が確実に行なわれる。このため、紙送り用部材1の磨耗
は減少する。従って、長期間使用時にも紙送り機能が低
下しない。
【0037】長期間使用時の紫外線やオゾンなどによ
り、紙送り用部材1の材質劣化と硬化が生じても、上記
のように紙接触部21は深く潰れるので、紙接触面の材
質劣化による摩擦力の減少を緩和することができる。こ
のため、紙送り不良を防止することができる。
【0038】紙送り用部材1は、上記のように、接触面
における単位面積当りの摩擦力が小さくて済むので、用
紙35の表面が削れて紙粉が生じ周辺に飛び散ったり、
長期間使用により紙粉の付着が生じ摩擦力が減少するこ
とも少ない。
【0039】紙送り用部材1は、弾力性を有し、空洞3
3を有するので、摩擦力が大きく変動することなく、使
用する用紙の厚さに対応した紙接触部21の潰れが生じ
る。このため、用紙の厚さを問わず紙送りを行なうこと
ができる。
【0040】更に、図から明らかなように、紙接触部2
1及び支持片23、25は、内部に空洞33を有し、直
径が軸方向長さよりも大きなリング状連続体を構成して
いる。この構造によれば、紙送り作業中に、紙接触部2
1において、紙接触面となる外周面が、軸方向の長さの
途中で波打つように変形するのを回避することができ
る。これを、仮に、紙接触部21の軸方向長さが、直径
よりも大きいと、紙送り作業中に、外周面が、軸方向の
長さの途中で波打つように変形し、紙送り動作に支障を
きたすことになる。
【0041】図5は本発明に係る紙送り装置の別の実施
例を示す断面図、図6は図5に記載された支持体につい
て、組合わせ前の形状を示す断面図である。図1〜4に
表示された構成部分と同一の構成部分については、同一
の参照符号を付してある。
【0042】支持体3は、基体51と、押え部材53、
55とを有している。基体51は、外周面の中央部57
と、互いに平行である円筒形状の段付部59、61が軸
方向両端部に形成されている。押え部材53、55は、
内向突片15、17と、内向溝65、67と、中空部6
3とを有している。内向溝65、67は、それぞれ相対
応する内向突片15、17の内側に連設されている。中
空部63は、押え部材53、55の軸心を貫通してお
り、段付部59、61に適合する形状を有している。
【0043】基体51と押え部材53、55とが、内向
突片15、17が向かい合った状態で、円筒形状の段付
部59、61が中空部63に圧入され組合わされること
により、保持溝11、13が形成される。
【0044】上述の構造によれば、紙送り用部材1を支
持体3に組み付けるとき、先ず、基体51と紙送り用部
材1を組み付け、次いで、押え部材53、55を側面か
ら嵌めこめばよいので、容易に組立てができる。組立て
は、圧入を用いれば、ネジや接着剤などの補助部材を用
いることなく行なうことができる。
【0045】また、外向突片27と内向突片15の組合
わせと、外向突片29と内向突片17の組み合わせと
を、別々に、且つ、軸方向の移動のみで行なうことがで
きるので、紙送り用部材1を、可撓性の低い材質によっ
て構成することができる。また、基体51および押え部
材53、55は、アンダーカット部が無いので、成形加
工が、比較的容易である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)紙送りを確実に行ない得る紙送り装置を提供する
ことができる。 (b)紙送り用部材が位置ずれを起こしたり、脱落した
りする危険性のない紙送り装置を提供することができ
る。 (c)接着剤、ネジなどの補助部品を使用せずに、組立
て得る紙送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙送り装置を示す正面断面図であ
る。
【図2】図1に図示された紙送り装置の側面図である。
【図3】図1に記載された支持体および紙送り用部材に
ついて、組み合わせ前の形状を示す断面図である。
【図4】本発明に係る紙送り装置の使用状態を示す断面
図である。
【図5】本発明に係る紙送り装置の別の実施例を示す断
面図である。
【図6】図5に記載された紙送り装置について、組み合
わせ前の形状を示す断面図である。
【符号の説明】
1 紙送り用部材 3 支持体 11、13 保持溝 15、17 内向突片 21 紙接触部 23、25 支持片 27、29 外向突片 33 空洞 51 基体 53、55 押え部材 59、61 段付部 63 中空部 65、67 内向溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送り用部材と、支持体とを含む紙送り
    装置であって、 前記紙送り用部材は、紙接触部と、支持片と、外向突片
    とを有し、弾力性を有する材料で構成され、内部に空洞
    を有する筒状体であり、 前記紙接触部は、円筒状であって、外周面が紙接触面を
    構成し、 前記支持片は、2つであって、それぞれが、前記紙接触
    部の軸方向の両側面において、径方向に連続するリング
    状に形成され、互いに間隔を隔てて対向しており、 前記外向突片は、2つであって、それぞれは、前記支持
    片の外面のそれぞれにリング状に形成されており、 前記支持体は、全体として、筒状であって、軸方向の両
    端部に、保持溝と、内向突片とを有しており、 前記保持溝は、2つであって、それぞれが、軸方向の両
    側に設けられたつば部の内面にリング状に形成されてお
    り、 前記内向突片は、前記保持溝よりも外径側において、前
    記つば部の内面に突出して設けられており、 前記紙送り用部材は、前記支持体に対し、前記支持片が
    前記保持溝に挿入され、前記外向突片と前記内向突片と
    が互いに嵌合する状態で取り付けられている紙送り装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された紙送り装置であっ
    て、 前記紙送り用部材と前記支持体とが組合わされる前、前
    記内向突片間の間隔をD1とし、前記支持片間の間隔を
    D2としたとき、D1<D2を満たす紙送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載された
    紙送り装置であって、 前記支持体は、基体と、押え部材とを有しており、 前記基体は、軸方向の両端側に、段付部が形成されてお
    り、 前記押え部材は、2つであって、それぞれは、前記内向
    突片と、前記内向溝とを有し、前記内向突片が向かい合
    った状態で、前記基体の前記段付部に取り付けられてい
    る紙送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載された紙
    送り装置であって、 更に、空気抜き孔を有し、 前記空気抜き孔は、前記空洞から外部に連通している紙
    送り装置。
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