JP2001223561A - シュミット・トリガ回路 - Google Patents

シュミット・トリガ回路

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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3565Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • H03K3/0377Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造条件によるバラツキや、トランジスタの特
性のバラツキの影響を受けにくく、定常電流が流れない
シュミット・トリガ回路を提供する。 【解決手段】能動負荷トランジスタ12・22とスイッ
チ・トランジスタ11・21とで構成した、しきい値電
圧の異なる2つの反転増幅回路1・2と、フリップ・フ
ロップ回路3とにより、ヒステリシス特性を備えた出力
信号5を得るようにした。また、しきい値電圧調整用の
低抵抗負荷トランジスタ13・23、貫通電流制限用の
高抵抗負荷トランジスタ14・24を設けるようにし
て、低電源電圧、小振幅信号入力に対応可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュミット・トリ
ガ回路に関し、特に、2つの反転増幅回路の各々に別個
にしきい値電圧を設定してヒステリシス特性を得るよう
にしたシュミット・トリガ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に図面を参照して従来技術を説明す
る。図6及び図7は、それぞれ特開昭57−75024
号特許公開公報及び実開平5−11550号公開実用新
案公報に記載された、スイッチング電圧(しきい値電
圧)の異なる2種類のインバータ回路と、R・Sフリッ
プ・フロップ回路により構成した従来のシュミット・ト
リガ回路を例示したブロック図である。
【0003】図6のシュミット・トリガ回路は、CMO
Sトランジスタで構成されるOR/NAND回路616
と、インバータ回路615とによりR/Sフリップ・フ
ロップ回路618が構成され、このセット入力系にはC
MOSインバータ611、612が設けられ、リセット
入力系にはCMOSインバータ613、614が設けら
れて、シュミット・トリガ回路が構成される。
【0004】このとき、インバータ611、612、6
13、614の各々のしきい値電圧をVT1、VT2、
VT3、VT4とすると、(VT1=VT4)>(VT
2=VT3)となるように設定することにより、ヒステ
リシス特性を得るようにしている。
【0005】また、図7のシュミット・トリガ回路は、
NANDゲート711及び712をクロス接続したフリ
ップ・フロップの入力にスイッチング電圧(しきい値電
圧)の異なる2つのインバータ713及びインバータ7
14を各々接続し、各インバータの入力に入力電圧Vi
nを印加するようにしてシュミット・トリガ回路が構成
されている。
【0006】ここに、インバータ713は、pチャネル
・トランジスタ716と、ポリシリコン高抵抗素子71
7とを電源電位側と接地電位側との間に縦列接続した構
成、インバータ714は、ポリシリコン高抵抗素子71
8とnチャネル・トランジスタ719とを電源電位側と
接地電位側との間に縦列接続した構成としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した図6のシュミ
ット・トリガ回路においては、CMOSトランジスタに
より構成するので、入力信号が定常状態のときには電流
が流れず、消費電力を削減できるが、製造時の製造条件
のバラツキや、各トランジスタの特性のバラツキによ
り、前述したインバータ611、612、613、61
4のしきい値電圧にバラツキが発生して、それによりヒ
ステリシス特性が大きく影響される。
【0008】また、前述した図7のシュミット・トリガ
回路においては、ヒステリシス特性は向上するものの、
入力信号が定常状態にあるときにも電流が流れて、消費
電力が増加する。
【0009】本発明は、ヒステリシス特性を向上し、ま
た、定常電流を流さないようにしたシュミット・トリガ
回路を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明のシュミット・トリガ回路は、ソースを電源電位
側に接続し、しきい値電圧レベルを高く設定した第1の
pチャネル・トランジスタと、ソースを接地電位側に接
続した第1の能動負荷nチャネル・トランジスタとを備
え、前記第1のpチャネル及び能動負荷nチャネル・ト
ランジスタのドレイン同士を接続し、前記第1のpチャ
ネル・トランジスタのゲートには入力信号を供給接続し
て、前記第1のpチャネル・トランジスタのドレイン側
から、第1の入力信号レベル判定信号を出力する第1の
反転増幅回路と、ソースを接地電位側に接続し、しきい
値電圧レベルを低く設定した第2のnチャネル・トラン
ジスタと、ソースを電源電位側に接続した第2の能動負
荷pチャネル・トランジスタとを備え、前記第2のnチ
ャネル及び能動負荷pチャネル・トランジスタのドレイ
ン同士を接続し、前記第2のnチャネル・トランジスタ
のゲートには前記入力信号を供給接続して、前記第2の
nチャネル・トランジスタのドレイン側から、第2の入
力信号レベル判定信号を出力する第2の反転増幅回路
と、前記第1の入力信号レベル判定信号を一方の入力と
し、前記第2の入力信号レベル判定信号を他方の入力と
するフリップ・フロップ回路とを備え、前記フリップ・
フロップ回路の出力を出力信号とし、前記第1の能動負
荷nチャネル・トランジスタのゲートには、前記第2の
入力信号レベル判定信号の反転信号を供給接続し、前記
第2の能動負荷pチャネル・トランジスタのゲートに
は、前記第1の入力信号レベル判定信号の反転信号を供
給接続したことを特徴とする。
【0011】また、前記のシュミット・トリガ回路にお
いて、しきい値電圧調整用としての低抵抗負荷トランジ
スタとして、前記第1のpチャネル・トランジスタと電
源電位側との間に挿入した、ゲートを接地電位に接続し
た第3のpチャネル・トランジスタと、前記第2のnチ
ャネル・トランジスタと接地電位側との間に挿入した、
ゲートを電源電位に接続した第3のnチャネル・トラン
ジスタとを備えるように構成した。
【0012】また、電流制限用としての高抵抗負荷トラ
ンジスタとして、前記第1の能動負荷nチャネル・トラ
ンジスタと接地電位側との間に挿入した、ゲートを電源
電位に接続した第4のnチャネル・トランジスタと、前
記第2の能動負荷pチャネル・トランジスタと電源電位
側との間に挿入した、ゲートを接地電位に接続した第4
のpチャネル・トランジスタとを備えるように構成し
た。
【0013】あるいは、また、前記のシュミット・トリ
ガ回路において、前記第3のpチャネル・トランジスタ
及びnチャネル・トランジスタと、前記第4のpチャネ
ル・トランジスタ及びnチャネル・トランジスタとをす
べて備えるように構成した。
【0014】また、前記のフリップ・フロップ回路を、
2つの2入力NAND回路と1つの反転回路とにより構
成するようにした。
【0015】あるいは、また、前記フリップ・フロップ
回路を、2つの2入力NOR回路と1つの反転回路とに
より構成するようにした。 また、前記のシュミット・
トリガ回路をCMOSプロセスにより製造するようにし
た。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態のシュ
ミット・トリガ回路の構成を説明するブロック図であ
る。
【0018】図1のシュミット・トリガ回路は、ソース
を電源電位側に接続し、しきい値電圧レベルを高く設定
した第1のpチャネル・トランジスタ11と、ソースを
接地電位側に接続した第1の能動負荷nチャネル・トラ
ンジスタ12とを備え、前記第1のpチャネル・トラン
ジスタ11及び能動負荷nチャネル・トランジスタ12
のドレイン同士を接続し、前記第1のpチャネル・トラ
ンジスタ11のゲートには入力信号4を供給接続して、
前記第1のpチャネル・トランジスタ11のドレイン側
から、第1の入力信号レベル判定信号10を出力する第
1の反転増幅回路1と、ソースを接地電位側に接続し、
しきい値電圧レベルを低く設定した第2のnチャネル・
トランジスタ21と、ソースを電源電位側に接続した第
2の能動負荷pチャネル・トランジスタ22とを備え、
前記第2のnチャネル・トランジスタ21及び能動負荷
pチャネル・トランジスタ22のドレイン同士を接続
し、前記第2のnチャネル・トランジスタ21のゲート
には前記入力信号4を供給接続して、前記第2のnチャ
ネル・トランジスタ21のドレイン側から、第2の入力
信号レベル判定信号20を出力する第2の反転増幅回路
2と、前記第1の入力信号レベル判定信号10を第1の
2入力NAND回路31の一方の入力に接続し、前記第
2の入力信号レベル判定信号20を反転回路202を介
して第2の2入力NAND回路32の一方の入力に接続
し、前記第1の2入力NAND回路31の出力を出力信
号5とするとともに、前記第2の2入力NAND回路3
2の他方の入力に接続し、前記第2の2入力NAND回
路32の出力を前記第1の2入力NAND回路31の他
方の入力に接続したフリップ・フロップ回路3とを備
え、前記第1のnチャネル・トランジスタ12のゲート
には、前記第2の入力信号レベル判定信号20を反転回
路201で反転した反転信号を供給接続し、前記第2の
pチャネル・トランジスタ22のゲートには、前記第1
の入力信号レベル判定信号10を反転回路101で反転
した反転信号を供給接続した構成としている。
【0019】図8は、このシュミット・トリガ回路の動
作を説明するタイム・チャートである。次に、図8を参
照して、このシュミット・トリガ回路の動作について説
明する。
【0020】図8において、Aは入力信号4のタイム・
チャートを示したもので、その入力信号レベルにより、
からの区間に分けてある。以下に、それぞれの区間
における、前記シュミット・トリガ回路の動作について
説明する。
【0021】の区間においては、第1の反転増幅回路
1の第1のpチャネル・トランジスタ11はオン、第2
の反転増幅回路2の第2のnチャネル・トランジスタ2
1はオフとなる。このとき、第1の入力信号レベル判定
信号10は「論理レベル1」となって、第2の能動負荷
pチャネル・トランジスタ22のゲートには「論理レベ
ル0」が供給されて、第2の能動負荷pチャネル・トラ
ンジスタ22はオンとなり、第2の入力信号判定信号2
0は「論理レベル1」となる。このとき、第1の能動負
荷nチャネル・トランジスタ12のゲートには「論理レ
ベル0」が供給されて、第1の能動負荷nチャネル・ト
ランジスタ12はオフとなる。したがって、このとき前
記フリップ・フロップ回路3の入力には、ともに「論理
レベル1」が供給され、その出力信号5は「論理レベル
0」となる。
【0022】の区間においては、第2の反転増幅回路
2の第1のnチャネル・トランジスタ21がオン状態に
変化して、第2の能動負荷pチャネル・トランジスタ2
2とともにオン状態となり、第2の入力信号レベル判定
信号20の電圧レベルは「論理レベル0」に変化する。
このとき、第1の能動負荷nチャネル・トランジスタ1
2のゲートには「論理レベル1」が供給され、第1の能
動負荷nチャネル・トランジスタ12がオン状態とな
り、第1のpチャネル・トランジスタ11とともにオン
状態となるが、第1の入力信号レベル判定信号10は変
化せずに、「論理レベル1」が継続する。したがって、
このとき、前記フリップ・フロップ回路3の2入力NA
ND回路31には「論理レベル1」が、2入力NAND
回路32には「論理レベル0」が供給されるが、その出
力信号5は変化せずに「論理レベル0」が継続する。
【0023】の区間では、第1の反転増幅回路1の第
1のpチャネル・トランジスタ11がオフとなり、第1
の入力信号レベル判定信号10が「論理レベル0」に変
化する。このとき、第2の反転増幅回路2の第2の能動
負荷pチャネル・トランジスタ22のゲートには「論理
レベル1」が印加され、第2の能動負荷pチャネル・ト
ランジスタ22はオフ状態となるが、第2のnチャネル
・トランジスタ21がオンのままなので、第2の入力信
号レベル判定信号20は「論理レベル0」のままで変化
はない。このとき、前記フリップ・フロップ回路3のN
AND回路31及び32の入力にはともに「論理レベル
0」が供給され、出力信号5は「論理レベル1」に変化
する。
【0024】の区間では、第1の反転増幅回路1の第
1のpチャネル・トランジスタ11がオンとなり、第1
の入力信号レベル判定信号10が「論理レベル1」に変
化する。このとき、第2の反転増幅回路2の第2の能動
負荷pチャネル・トランジスタ22のゲートには「論理
レベル0」が供給されて、第2の能動負荷pチャネル・
トランジスタ22がオン状態となるが、第2のnチャネ
ル・トランジスタ21もオンのままなので、第2の入力
信号レベル判定信号20は「論理レベル0」のままで変
化しない。このとき、前記フリップ・フロップ回路3の
NAND回路31の入力には「論理レベル1」が供給さ
れ、NAND回路32の入力には「論理レベル0」が供
給されるが、その出力信号5は変化せずに「論理レベル
1」を継続する。
【0025】の区間では、第2の反転増幅回路2の第
2のnチャネル・トランジスタ21がオフとなるが、第
2の能動負荷pチャネル・トランジスタ22がオン状態
のままなので、第2の入力信号レベル判定信号20が
「論理レベル1」に変化する。このとき、第1の反転増
幅回路1の第1の能動負荷nチャネル・トランジスタ1
2のゲートには「論理レベル0」が供給され、第1の能
動負荷nチャネル・トランジスタ12はオフ状態となる
が、第1のpチャネル・トランジスタ11がオンのまま
なので、第1の入力信号レベル判定信号は「論理レベル
1」を継続する。このとき、前記フリップ・フロップ回
路3のNAND回路31、及び32の入力には「論理レ
ベル1」がともに供給され、その出力信号5は「論理レ
ベル0」に変化する。
【0026】図9に、前述した各区間における各トラン
ジスタの状態と、各信号の論理レベルをまとめて示し
た。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態のシュミ
ット・トリガ回路について説明する。
【0028】図2は、前述したシュミット・トリガ回路
において、前記第1のpチャネル・トランジスタ11と
電源電位側との間に、ゲートを接地電位に接続した第3
のpチャネル・トランジスタ13を挿入し、前記第2の
nチャネル・トランジスタ21と接地電位側との間に、
ゲートを電源電位に接続した第3のnチャネル・トラン
ジスタ23を挿入して、しきい値電圧を調整するように
構成したシュミット・トリガ回路のブロック図である。
【0029】図2において、前記の第3のpチャネル・
トランジスタ13及びnチャネル・トランジスタ23
は、低抵抗負荷トランジスタとして作用し、そのオン抵
抗分だけ、しきい値電圧をシフトするようにして、第1
のpチャネル・トランジスタのしきい値電圧を低く、第
2のnチャネル・トランジスタ21のしきい値電圧を高
くすることにより、入力信号が小振幅信号の場合にも対
応できるようにしている。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態のシュミ
ット・トリガ回路について説明する。
【0031】図3は、前述した図1のシュミット・トリ
ガ回路において、前記第1のnチャネル・トランジスタ
12と接地電位側との間に、ゲートを電源電位に接続し
た第4のnチャネル・トランジスタ14を挿入し、前記
第2のpチャネル・トランジスタ22と電源電位側との
間に、ゲートを接地電位に接続した第4のpチャネル・
トランジスタ24を挿入して、能動負荷トランジスタ1
2及び22に流れる電流を制限するように構成したシュ
ミット・トリガ回路のブロック図である。
【0032】図3において、前記第4のnチャネル・ト
ランジスタ14及びpチャネル・トランジスタ24は、
高抵抗負荷トランジスタとして作用して、そのオン抵抗
により前記の能動負荷トランジスタ12及び13に流れ
る電流を制限するようにして、入力信号4が変化したと
きに流れる貫通電流を削減するようにしている。
【0033】図4は、本発明の第4の実施の形態のシュ
ミット・トリガ回路の構成を示すブロック図である。こ
のシュミット・トリガ回路は、前述した、しきい値電圧
調整用の低抵抗負荷トランジスタ13及び23、並び
に、貫通電流制限用の高抵抗負荷トランジスタ14及び
24を第1・第2の反転増幅回路1・2に備えるように
構成しており、低電源電圧、小振幅信号入力の場合に対
応できるようにしている。
【0034】図5は、本発明の第5の実施の形態のシュ
ミット・トリガ回路の構成を説明するブロック図で、フ
リップ・フロップ回路30を、2つの2入力NOR回路
301及び302と、反転回路102とにより構成した
例を示したものである。
【0035】図5において、第1の入力信号レベル判定
信号10は、反転回路102を介して第1の2入力NO
R回路の入力の一方に入力され、第2の入力信号レベル
判定信号20は、第2の2入力NOR回路の入力の一方
に入力され、第1・第2のNOR回路の出力を互いに他
のNOR回路の他方の入力に接続して構成している。そ
して、第2のNOR回路302の出力を出力信号5とし
ている。このフリップ・フロップ回路30は、前述した
フリップ・フロップ回路3と同じ動作をする。
【0036】また、これらのシュミット・トリガ回路
は、pチャネル・トランジスタとnチャネル・トランジ
スタとにより構成するようにしているので、通常のCM
OSプロセスを適用することにより製造することができ
ることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のシュミット・ト
リガ回路は、しきい値電圧の異なる2つの反転増幅回路
の各々の負荷MOSトランジスタのゲートに、互いに他
の反転増幅回路の出力信号の反転信号を供給するように
構成したので、入力信号が定常状態のときには電流が流
れず、消費電力を削減することができるという効果があ
る。
【0038】また、しきい値電圧は、各々1個のトラン
ジスタにより設定されるので、製造条件によるバラツキ
や、トランジスタの特性のバラツキの影響が少なくな
り、ヒステリシス特性を向上することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシュミット・トリ
ガ回路の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のシュミット・トリ
ガ回路の構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のシュミット・トリ
ガ回路の構成を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のシュミット・トリ
ガ回路の構成を説明するブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態のシュミット・トリ
ガ回路の構成を説明するブロック図である。
【図6】従来の第1のシュミット・トリガ回路の構成を
説明するブロック図である。
【図7】従来の第2のシュミット・トリガ回路の構成を
説明するブロック図である。
【図8】本発明によるシュミット・トリガ回路の動作を
説明するタイム・チャートである。
【図9】入力信号レベルの区分により、本発明のシュミ
ット・トリガ回路の各部の状態を説明する図である。
【符号の説明】
1、2 反転増幅回路 3、30 フリップ・フロップ回路 4 入力信号 5 出力信号 10 第1の入力信号レベル判定信号 11 第1のpチャネル・トランジスタ 12 第1の能動負荷nチャネル・トランジスタ 13 第3のpチャネル・トランジスタ 14 第4のnチャネル・トランジスタ 20 第2の入力信号レベル判定信号 21 第2のnチャネル・トランジスタ 22 第2の能動負荷pチャネル・トランジスタ 23 第3のnチャネル・トランジスタ 24 第4のpチャネル・トランジスタ 31 第1の2入力NAND回路 32 第2の2入力NAND回路 101、102、201、202 反転回路 301 第1の2入力NOR回路 302 第2の2入力NOR回路 611、612、613、614 CMOSインバー
タ 618 R/Sフリップ・フロップ回路 713、714 インバータ 717、718 ポリシリコン高抵抗素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースを電源電位側に接続し、しきい値
    電圧レベルを高く設定した第1のpチャネル・トランジ
    スタと、ソースを接地電位側に接続した第1の負荷nチ
    ャネル・トランジスタとを備え、前記第1のpチャネル
    及び負荷nチャネル・トランジスタのドレイン同士を接
    続し、前記第1のpチャネル・トランジスタのゲートに
    は入力信号を供給接続して、前記第1のpチャネル・ト
    ランジスタのドレイン側から、第1の入力信号レベル判
    定信号を出力する第1の反転増幅回路と、ソースを接地
    電位側に接続し、しきい値電圧レベルを低く設定した第
    2のnチャネル・トランジスタと、ソースを電源電位側
    に接続した第2の負荷pチャネル・トランジスタとを備
    え、前記第2のnチャネル及び負荷pチャネル・トラン
    ジスタのドレイン同士を接続し、前記第2のnチャネル
    ・トランジスタのゲートには前記入力信号を供給接続し
    て、前記第2のnチャネル・トランジスタのドレイン側
    から、第2の入力信号レベル判定信号を出力する第2の
    反転増幅回路と、前記第1の入力信号レベル判定信号を
    一方の入力とし、前記第2の入力信号レベル判定信号を
    他方の入力とするフリップ・フロップ回路とを備え、前
    記フリップ・フロップ回路の出力を出力信号とし、前記
    第1の負荷nチャネル・トランジスタのゲートには、前
    記第2の入力信号レベル判定信号の反転信号を供給接続
    し、前記第2の負荷pチャネル・トランジスタのゲート
    には、前記第1の入力信号レベル判定信号の反転信号を
    供給接続したことを特徴とするシュミット・トリガ回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシュミット・トリガ回路
    において、前記第1のpチャネル・トランジスタと電源
    電位側との間に挿入した、ゲートを接地電位に接続した
    第3のpチャネル・トランジスタと、前記第2のnチャ
    ネル・トランジスタと接地電位側との間に挿入した、ゲ
    ートを電源電位に接続した第3のnチャネル・トランジ
    スタとを備えるように構成し、前記第3のpチャネル・
    トランジスタ及びnチャネル・トランジスタが、前記第
    1のpチャネル・トランジスタ及び第2のnチャネル・
    トランジスタのしきい値電圧を調整する低抵抗負荷トラ
    ンジスタであることを特徴とするシュミット・トリガ回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシュミット・トリガ回路
    において、前記第1の負荷nチャネル・トランジスタと
    接地電位側との間に挿入した、ゲートを電源電位に接続
    した第4のnチャネル・トランジスタと、前記第2の負
    荷pチャネル・トランジスタと電源電位側との間に挿入
    した、ゲートを接地電位に接続した第4のpチャネル・
    トランジスタとを備えるように構成し、前記第4のnチ
    ャネル・トランジスタ及びpチャネル・トランジスタ
    が、前記第1の負荷nチャネル・トランジスタ及び第2
    の負荷pチャネル・トランジスタに流れる電流を制限す
    る高抵抗負荷トランジスタであることを特徴とするシュ
    ミット・トリガ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシュミット・トリガ回路
    において、しきい値電圧調整用の低抵抗負荷トランジス
    タである前記第3のpチャネル・トランジスタ及びnチ
    ャネル・トランジスタと、電流制限用の高抵抗負荷トラ
    ンジスタである前記第4のnチャネル・トランジスタ及
    びpチャネル・トランジスタとをすべて備えるように構
    成したことを特徴とするシュミット・トリガ回路。
  5. 【請求項5】 前記のフリップ・フロップ回路が、第1
    と第2の2つの2入力NAND回路と、第1の反転回路
    とを備え、前記第1の入力信号レベル判定信号が前記第
    1の2入力NAND回路の一方の入力に入力され、前記
    第2の入力信号レベル判定信号が前記第1の反転回路を
    介して前記第2の2入力NAND回路の一方の入力に入
    力され、前記第1の2入力NAND回路の出力を前記の
    出力信号とするとともに、前記第2の2入力NAND回
    路の他方の入力に入力し、前記第2の2入力NAND回
    路の出力を前記第1の2入力NAND回路の他方の入力
    に入力するように構成したことを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載のシュミット・トリガ回路。
  6. 【請求項6】 前記のフリップ・フロップ回路が、第1
    と第2の2つの2入力NOR回路と、第2の反転回路と
    を備え、前記第1の入力信号レベル判定信号が前記第2
    の反転回路を介して前記第1の2入力NOR回路の一方
    の入力に入力され、前記第2の入力信号レベル判定信号
    が前記第2の2入力NOR回路の一方の入力に入力さ
    れ、前記第2の2入力NOR回路の出力を前記の出力信
    号とするとともに、前記第1の2入力NOR回路の他方
    の入力に入力し、前記第1の2入力NOR回路の出力を
    前記第2の2入力NOR回路の他方の入力に入力するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載のシュミット・トリガ回路。
  7. 【請求項7】 CMOSプロセスにより製造するように
    したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
    6記載のシュミット・トリガ回路。
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