JP2001222980A - 自動車用電球 - Google Patents

自動車用電球

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JP2001222980A
JP2001222980A JP2000033330A JP2000033330A JP2001222980A JP 2001222980 A JP2001222980 A JP 2001222980A JP 2000033330 A JP2000033330 A JP 2000033330A JP 2000033330 A JP2000033330 A JP 2000033330A JP 2001222980 A JP2001222980 A JP 2001222980A
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JP
Japan
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bulb
glass bulb
colored
colored glass
light bulb
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JP2000033330A
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English (en)
Inventor
Takahide Okamoto
隆英 岡本
Yoshihisa Ishihara
義久 石原
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Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点灯時に外部からガラスバルブの着色を見る
ことができ、かつ非点灯時に外部からガラスバルブの着
色を見ることができないような自動車用電球を提供す
る。 【解決手段】 本発明の自動車用電球は、着色ガラスバ
ルブの外表面に、半透過性の被膜が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として二輪また
は四輪自動車の方向指示灯、テール/ストップ灯に使用
される電球に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の方向指示灯は黄橙色、テール/
ストップ灯は赤色というようにJIS規格で決まってい
る。従来、自動車に使用される方向指示用、テール/ス
トップ用のランプユニットとしては、所定の色に着色さ
れた合成樹脂製ランプレンズと、無色透明な電球からな
る構成が採用されていた。ところが近年になって、方向
指示用のランプユニットにおいて、合成樹脂製ランプレ
ンズを無色透明にして、電球のガラスバルブ自身を着色
したものが採用されるようになってきた。これにより、
自動車のデザイン性も向上している。
【0003】しかしながら、このように合成樹脂製ラン
プレンズを無色透明にしても、非点灯時における電球自
身の色まで、合成樹脂製ランプレンズの外側から見えな
くなるようにすることはできず、更なるデザイン性を追
求する消費者にとっては不満の残るものでった。さら
に、リフレクターに着色ガラスバルブの色が映りこむた
め、点灯していないにもかかわらず、点灯しているかの
ように錯覚する虞もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためのもので、点灯時に外部からガラスバル
ブの着色を見ることができ、かつ非点灯時に外部からガ
ラスバルブの着色を見ることができないような自動車用
電球を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
達成するために鋭意検討の結果、着色ガラスバルブの外
表面に、半透過性の被膜を設けることにより、上記課題
を解決できることを見出し、本発明に到達した。すなわ
ち本発明は、着色ガラスバルブの外表面に、半透過性の
被膜が形成されてなる自動車用電球である。ここで、被
膜はアルミニウム、ニッケル、クロム、チタンから選ば
れる少なくとも一つを真空蒸着して形成してもよく、セ
ラミック塗料を塗布して形成してもよい。尚、本発明で
使用される着色ガラスバルブは、発色化合物または発色
元素を含むガラス管の成形部位全体を還元雰囲気下、所
定の温度領域で加熱溶融し、金型に入れて膨らませるこ
とにより形成され、かつ加熱溶融によって生成されたコ
ロイドにより発色されているのが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。本発明は、着色ガラスバルブの外表面に、半
透過性の被膜が形成された自動車用電球であって、図1
に示すものは口金付きタイプ、図2に示すものはウェッ
ジベースタイプである。
【0007】着色ガラスバルブ(11、21)として
は、ガラスバルブ自身を発色させたものやガラスバルブ
内表面に塗料を塗布したもの等が挙げられる。ガラスバ
ルブ自身を発色させるには、CdS、CdSとCdSe
の混合物、Cu2O、FeS、SbS2 Sb23等の発
色化合物またはCu、Ag、Au、S、Se、P等の発
色元素を含むガラス管の成形部位全体を還元雰囲気下、
所定の温度領域(ガラスの軟化点以上、ガラスの軟化点
+100℃以下)で加熱溶融し、金型に入れて膨らませ
ることによりガラスバルブを形成し、この時の加熱溶融
によって生成されるコロイドで発色させればよい。ま
た、ガラスバルブ内表面に塗料を塗布するには、通常の
方法で塗料を塗布した後、焼結するなどして十分に乾燥
させればよい。尚、どちらの方法も採用できるが、安定
した着色や時間的な製造コストを考慮すると、前者のほ
うが好ましい。
【0008】そして、着色ガラスバルブ(11、21)
の外表面に形成された半透過性の被膜(12、22)
は、酸化および変色しにくいものが好ましく、このよう
な被膜(12、22)として、アルミニウム、ニッケ
ル、クロム、チタン等の金属を真空蒸着して形成したも
のが採用できる。この被膜は、ハーフミラーとして機能
しており、電球の非点灯時には外側からの光を反射し、
電球の点灯時には内側から発せられる着色光を透過する
ようになっている。従って、非点灯時には銀色に見える
が、点灯時には着色ガラスバルブ(11、21)の色に
見える。また、耐熱性のあるセラミック塗料を塗布して
白色の被膜を形成してもよい。さらに、白色のセラミッ
ク塗料に上記の金属粉や貝殻粉等を混合して、ハーフミ
ラーに近い色にしてもよい。被膜の色については、電球
が取り付けられるソケットのまわりの背景(壁やリフレ
クター)と同色系であれば特に限定されない。尚、点灯
時に内側から発せられた着色光がよく透過するように、
被膜の厚さは可能な限り薄いのが好ましいが、若干厚い
場合でも、光量を多くする(ワット数を上げる)などに
より対応することができる。
【0009】本発明における自動車用電球には、図1に
示すような口金付き電球、図2に示すようなウェッジベ
ース電球が含まれる。例えば、バルブ自身を発色させた
着色ガラスバルブを有する口金付き電球は、前述のよう
に発色化合物または発色元素を含むガラス管の成形部位
全体を還元雰囲気下、所定の温度領域で加熱溶融し、金
型に入れて膨らませることにより着色ガラスバルブ11
を成形した後、着色ガラスバルブ11の外表面に半透過
性の被膜12を形成し、口金13を取り付けるという流
れで製造される。また、バルブ自身を発色させた着色ガ
ラスバルブを有するウェッジベース電球は、口金付き電
球と同様に発色化合物または発色元素を含むガラス管の
成形部位全体を還元雰囲気下、所定の温度領域で加熱溶
融し、金型に入れて膨らませることにより着色ガラスバ
ルブ21を成形し、プレスシールした後、着色ガラスバ
ルブ21の外表面に半透過性の被膜22を形成し、プレ
スシール部に筒状の絶縁カラー23を取り付けるという
流れで製造される。尚、半透過性被膜22の形成はプレ
スシールの前に行われてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、点灯
時に外部からガラスバルブの着色が見え、かつ非点灯時
に外部からガラスバルブの着色が見えないので、従来よ
りも良く点灯時の確認ができ、非点灯時に点灯している
かのような錯覚をする虞もなくなる。また、自動車のデ
ザイン性を向上させることもできる。さらに、合成樹脂
製ランプレンズ等の外表面に被膜を形成するのではな
く、着色ガラスバルブの外表面に直接被膜を形成するこ
とにより、被膜形成材料の使用量を最小限に抑えるとと
もに、使用時に電球が外部に露出していないので被膜を
傷つけることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の口金付き型自動車用電球の説明図であ
る。
【図2】本発明のウェッジベース型自動車用電球の説明
図である。
【符号の説明】
11、21 着色ガラスバルブ 12、22 半透過性の被膜 13 口金 23 絶縁カラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色ガラスバルブの外表面に、半透過性
    の被膜が形成されてなる自動車用電球。
  2. 【請求項2】 着色ガラスバルブの外表面に、アルミニ
    ウム、ニッケル、クロム、チタンから選ばれる少なくと
    も一つが真空蒸着されてなる請求項1記載の自動車用電
    球。
  3. 【請求項3】 着色ガラスバルブの外表面に、セラミッ
    ク塗料が塗布されてなる請求項1記載の自動車用電球。
  4. 【請求項4】 着色ガラスバルブが、発色化合物または
    発色元素を含むガラス管の成形部位全体を還元雰囲気
    下、所定の温度領域で加熱溶融し、金型に入れて膨らま
    せることにより形成され、かつ加熱溶融によって生成さ
    れたコロイドにより発色されてなる請求項1〜3のいず
    れかに記載の自動車用電球。
JP2000033330A 2000-02-10 2000-02-10 自動車用電球 Pending JP2001222980A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503908A (ja) * 2000-06-16 2004-02-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光吸収媒体を具えたランプ
WO2007132541A1 (ja) * 2006-05-16 2007-11-22 Masahiro Tsurumi 車両用高圧放電ランプ
JP2012243675A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Panasonic Corp 電球形ランプ及び照明装置

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