JP2001221228A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2001221228A
JP2001221228A JP2000030337A JP2000030337A JP2001221228A JP 2001221228 A JP2001221228 A JP 2001221228A JP 2000030337 A JP2000030337 A JP 2000030337A JP 2000030337 A JP2000030337 A JP 2000030337A JP 2001221228 A JP2001221228 A JP 2001221228A
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Japan
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lubricant
fluid bearing
bearing
spindle motor
thrust
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JP2000030337A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Ikunori Sakatani
郁紀 坂谷
Etsuo Maeda
悦生 前田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】潤滑剤の減少を補うための潤滑剤溜まりを有
し、しかも外部衝撃が作用しても潤滑剤溜まりに保持さ
れている潤滑剤が外部に飛散流出しにくいスピンドルモ
ータを提供する。 【解決手段】一端にフランジ部(スラストプレート1
6)を有する軸13と、その軸13とラジアル流体軸受
Rの軸受すき間を介して対向するスリーブ12とを備
え、フランジ部16の少なくとも一方の平面16sとこ
れに対向する相手部材(カウンタプレート17)との間
にスラスト流体軸受Sが設けられたスピンドルモータに
おいて、スリーブ12の外周面に潤滑剤溜り19を設け
てその一端をラジアル流体軸受Rおよびスラスト流体軸
受Sの軸受すき間に連通させるとともに、他端には屈曲
部21を介して外気と連通する通気路20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器, 音響・
映像機器, 事務機用のスピンドルモータに係り、とくに
磁気ディスク装置や光ディスク装置等に最適な耐久性と
信頼性に優れたスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスピンドルモータとして
は、例えば図4に示すようなHDD用スピンドルモータ
がある。このものは、ベース1にスリーブ2が固着され
ており、そのスリーブ2に軸3が回転自在に挿通され、
この軸3に一体的にハブ4が取り付けられている。
【0003】軸3の下端面はスラスト受面3sとされ、
このスラスト受面3sに対向するスラスト軸受面6sを
備えたカウンタプレート6がベース1に固着されてお
り、スラスト受面3sとスラスト軸受面6sとの少なく
とも一方に例えばスパイラル状の動圧発生溝7を備えて
スラスト流体軸受Sが構成されている。一方、軸3の外
周面には、軸方向に間隔をおいて上下に一対のラジアル
受面3rが形成されると共に、このラジアル受面3rに
対向するラジアル軸受面2rがスリーブ2の内周面に形
成されており、ラジアル受面3rとラジアル軸受面2r
との少なくとも一方に例えばヘリングボーン状の動圧発
生溝8を備えてラジアル流体軸受Rが構成されている。
【0004】そして、ベース1の外周に固定したステー
タ9と、ハブ4の内径面に固定したロータ磁石10とで
構成されるモータMにより、軸3とハブ4とが一体的に
回転駆動される。軸3が回転すると、スラスト流体軸受
Sとラジアル流体軸受Rの各動圧発生溝7,8のポンピ
ング作用で各軸受すきまの潤滑剤に動圧が発生して、軸
3はスリーブ2およびスラストプレート6と非接触とな
り支承される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】軸受にこのような流体
軸受を採用したHDD用のスピンドルモータにあって
は、長期に使用すると軸受すきまに保持される潤滑剤が
蒸発や回転中の飛散により次第に減少するから、これを
補充する潤滑剤溜まりを備えることが望まれている。
【0006】しかしながら、潤滑剤溜りを設けたHDD
用のスピンドルモータでも、ノートパソコンのような携
帯機器に搭載される場合には、運搬時や取り扱い時の不
注意により1000Gに達する大きな外部衝撃が作用す
ることがあり、そのショックで潤滑剤溜りに保持される
潤滑剤が飛散して外部に流出するおそれがある。そこで
本発明は、このような従来のスピンドルモータの未解決
の課題に着目してなされてものであり、潤滑剤の減少を
補うための潤滑剤溜まりを有し、しかも外部衝撃が作用
しても潤滑剤溜まりに保持されている潤滑剤が外部に飛
散流出しにくいスピンドルモータを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、一端にフランジ部を有
する軸と、その軸とラジアル流体軸受すき間を介して対
向するスリーブとを備え、前記フランジ部の少なくとも
一方の平面とこれに対向する相手部材との間にスラスト
流体軸受が設けられたスピンドルモータにおいて、前記
スリーブの外周面に潤滑剤溜りを備え、該潤滑剤溜りは
一端を前記ラジアル流体軸受及びスラスト流体軸受の各
軸受すきまに連通させるとともに他端に外気と連通する
通気路を設け、該通気路は屈曲部を介して外気と連通さ
せたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に係る本発明は、上記請求
項1に係る発明であるスピンドルモータにおいて、その
潤滑剤溜りは、流体軸受すきまに向かってすきまが狭く
なっていることを特徴とする。本発明に係るスピンドル
モータには、潤滑剤溜りが設けられているため、長期に
わたって潤滑剤の補給が可能である。また、その潤滑剤
溜まりと外気とを連通する通気路には屈曲部が設けられ
ているため、外部衝撃が作用しても潤滑剤溜まり内の潤
滑剤が通気路を経て外部へ飛散流出する恐れが少ない。
【0009】また、前記潤滑剤溜まりは、流体軸受に向
かってすきまが狭くなっているため、潤滑剤の保持と軸
受すきまへの補給が確実で、しかも組立時に気泡の巻き
込みが少なく、潤滑剤溜まりに残留する気泡を分離排出
する機能も有するとともに、外部衝撃で飛散した潤滑剤
をすきまの狭い方に集める作用を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のスピンドルモータ
の一実施の形態の断面図である。先ず構成を説明する
と、ベース11の中央部に立設されている円筒部11a
の内側に、フランジ付円筒体状のスリーブ12が内挿さ
れて一体的に固着されている。
【0011】そのスリーブ12に中空軸13が挿通され
ている。中空軸13は、内周面に雌ねじ13fが形成さ
れており、上端部には浅い逆カップ状のハブ14が一体
に固着されている。そして、スリーブ12の下端から突
き出た軸下端にフランジ部としての円板状のスラストプ
レート16が一体に固定されている。この実施の形態の
場合、スラストプレート16は中空軸13の内周面の雌
ねじ13fに止めねじBを螺合して取り付けられてい
る。そしてこのスラストプレート16の下端面は、ベー
ス11に取り付けた相手部材であるカウンタプレート1
7の上面と対向し、停止時には両対向面同士が当接して
いる。
【0012】スラストプレート16の上下の両平面はス
ラスト受面16sとされ、一方、上面側のスラスト受面
16sに対向する相手部材であるスリーブ12の下端面
及び下面側のスラスト受面16sに対向するカウンタプ
レート17の上面がそれぞれスラスト軸受面12s及び
17sとされて、相対するスラスト受面とスラスト軸受
面との少なくとも一方に、例えばヘリングボーン状の動
圧発生溝を備えてスラスト流体軸受Sを構成している。
このヘリングボーン状のスラスト動圧発生溝は、図2に
示すように、溝頂部Pから外周側の溝長さlb が、溝頂
部Pから内周側の溝長さla より短い半径方向外向きの
非対称溝パターンとされており、回転駆動により発生す
るポンプ作用が溝頂部Pから外周側の方が内周側より小
さいことから、潤滑剤は中心部から外周部に向かって送
り出される。
【0013】軸13の外周面には、軸方向に間隔をおい
て上下に一対のラジアル受面13rが形成されると共
に、このラジアル受面13rに対向するラジアル軸受面
12rがスリーブ12の内周面に形成されており、ラジ
アル受面とラジアル軸受面との少なくとも一方に例えば
ヘリングボーン状の動圧発生用溝18を備えてラジアル
流体軸受Rが構成されている。このラジアル流体軸受R
の動圧発生用溝18を、溝長さが外側より内側の方が僅
かに短い内向き非対称溝パターンにしておくと、回転中
に軸受すき間内の潤滑剤が外部に流出する現象を防止で
きる。
【0014】スリーブ12の外周面と、その相手部材と
してベース11に立ち上げた円筒部11aの内周面との
間には、円環状のすき間が介在している。そのすき間が
潤滑剤溜まり19になっている。この潤滑剤溜まり19
の上部には、外気と連通する通気路20が開口してい
る。通気路20は、はじめ潤滑剤溜まり19の最上部か
ら水平に延び、ベース円筒部11aとの接合面に至って
今度は垂直に立ち上がる屈曲部21が設けられており、
図3に示すように、スリーブ12とベース円筒部11a
との接合上端面に開口している。通気路20をこのよう
な屈曲形状にしたため、たとえ大きな外部衝撃が作用し
ても、潤滑剤溜まり19の潤滑剤が通気路20から直接
外部には飛散流出しにくい。
【0015】また、潤滑剤溜まり19の内周面を形成す
るスリーブ12の外周面は、下方のスラスト流体軸受S
に向かってすき間が狭くなるテーパ面12tとされてい
る。もっとも、テーパ面12tは必ずしもスリーブ12
の外周面に形成するとは限らず、相手側であるベース円
筒部11aの内周面に形成してもよく、あるいはスリー
ブ12の外周面とベース円筒部11aの内周面との双方
に形成しても良い。
【0016】そして潤滑剤溜まり19の下部の、流体軸
受に近接して連通する部分は、軸受すきまと等しいか、
または僅かに大きいすき間を有する潤滑剤供給路22と
され、表面張力に基づく毛管現象により潤滑剤を保持し
易いようにしている。なお、スピンドルモータのトルク
を小さくするために、上下2つのラジアル流体軸受R,
Rに挟まれたスリーブ12の内周面(又は軸13の外周
面或いはスリーブ内周面と軸外周面との双方でも良い)
に、ラジアル流体軸受Rの軸受すきまに向かってすきま
が狭くなるテーパ状の周溝からなる逃げ溝24を設けて
いる。もっとも、この逃げ溝24の深さを深くすると空
気を巻き込みやすくなるので、対応策として、逃げ溝2
4と潤滑剤溜まり19とを連通させる空気抜き穴25が
スリーブ12に設けられている。
【0017】また、スラストプレート16にも、軸受す
き間に残留する気泡を逃がすための流通穴26が厚み方
向の貫通穴として設けられ、更にはカウンタプレート1
7の中心にも厚み方向の貫通穴からなる排気穴27が設
けられている。被回転体である図外の磁気ディスクを外
周部に搭載するハブ14を回転駆動させるために、ベー
ス11の円筒部11aの外周に固定したステータ9と、
ハブ14の内径面に固定したロータ磁石10とで構成さ
れるモータMが搭載されている。
【0018】次に、作用を説明する。上記の構成を有す
るスピンドルモータへの潤滑剤の注入は、ディスペンサ
を用いて行われる。そして、全体を組み立てた後に、カ
ウンタプレート17に設けた排気穴27から注入され
る。注入された潤滑剤は、表面張力によりスラスト流体
軸受S及びラジアル流体軸受Rの各軸受すきまを満たす
とともに、余分な潤滑剤は潤滑剤溜まり19に溜まっ
て、そのテーパ面12tに表面張力に基づく毛管現象に
より保持される。したがって、輸送時や使用時にスピン
ドルモータが倒置されたとしても、潤滑剤溜まり19内
の潤滑剤が外部に流出することはない。
【0019】この注入時に、ラジアル流体軸受R内の逃
げ溝24の空気は、空気抜き穴25を通ってより大きい
容積を有する潤滑剤溜り19へ押し出され、上部の通気
路20から外部に排出されるから、潤滑剤への気泡の巻
き込みが少ない。たとえ、巻き込まれても、ラジアル流
体軸受Rの上方から外部に排出されると共に、大部分は
潤滑剤溜り19内で分離されて上部の通気路20から外
部に排出される。すなわち、潤滑剤溜まり19はテーパ
状であるから、潤滑剤は表面張力ですき間の狭い方に吸
引される。一方、巻き込んだ残留気泡は、すき間の大き
い方に分離されて排出されるのである。よって、スピン
ドルモータの輸送時や使用中に潤滑剤中の気泡が膨張し
て軸受すきまの潤滑剤を外部に押し出し、潤滑剤不足を
来すことは未然に防止される。
【0020】潤滑剤が充填された状態で、運搬時や取り
扱い時の不注意により1000Gに達する大きな外部衝
撃が作用することがあっても、潤滑剤溜り19の上部の
通気路20には屈曲部21が設けられているため、その
ような外部衝撃で潤滑剤溜まり19内の潤滑剤が通気路
20から外部へ飛散流出する恐れは少ない。また、潤滑
剤溜まり19のすき間の大きさが、テーパ面12tによ
り下方の潤滑剤供給路22に向かって狭くなっているた
め、外部衝撃で飛散した潤滑剤も、外部に流出しない限
りは潤滑剤溜まり19のすき間の狭い潤滑剤供給路22
の方に自然に集められる。
【0021】モータMにより、軸13とハブ14とを一
体的に回転駆動させると、スラスト流体軸受Sとラジア
ル流体軸受Rの各軸受すきまに充填されている潤滑剤
に、動圧発生用溝のポンピング作用で動圧が発生して、
軸13とハブ14はスリーブ12およびカウンタプレー
ト17とは非接触の状態となり支承される。回転に伴い
軸受すきまに残留する気泡があっても、ラジアル流体軸
受R,Rの間に設けた空気抜き穴25, スラストプレー
ト16に設けた流通穴26, カウンタプレート17に設
けた排気穴27, 潤滑剤溜まり19に設けた通気路20
を経由してすみやかに外気に放出される。
【0022】また、軸受の両側は空気抜き穴25や流通
穴26により外気と等しい大気圧に開放されるので、ラ
ジアル流体軸受R及びスラスト流体軸受Sの各軸受すき
まに保持される潤滑剤は、回転に伴うポンプ作用で軸受
すきま内に押し込められ、互いに流動しない。したがっ
て、ラジアル流体軸受Rのヘリングボーン溝がわずかに
内向きの非対称溝パターンであれば、回転中に軸受すき
まから潤滑剤が外部に流出することがない。
【0023】運転が長期に及んで、軸受すきまに保持さ
れている潤滑剤が次第に蒸発したり飛散したりして不足
してくると、潤滑剤溜り19内に表面張力に基づく毛管
現象で保持されている潤滑剤が、その不足分に応じてテ
ーパ面12tに案内されつつすき間の狭い方に吸引さ
れ、軸受すき間内に潤滑剤が満たされるまで補給され
る。すなわち、軸受すき間内の潤滑剤の減少に伴い、潤
滑剤供給通路22を経由してすき間の狭い軸受すき間に
毛管現象で吸引され、潤滑剤溜まり19のテーパ面12
tの表面張力が釣り合う位置で安定する。こうして、潤
滑剤の減少分だけ自動的に潤滑剤が補給される。
【0024】本実施の形態によれば、潤滑剤溜り19の
すきまがテーパ状であるから、潤滑剤は表面張力ですき
まの狭い方に吸引され、一方、組立時に巻き込んだ残留
気泡はすきまの大きな方に分離排出される。したがっ
て、各軸受すき間には気泡のない潤滑剤が自動的に確実
に補給されて潤滑剤溜まり19と連通し、常時潤滑剤で
満たされた状態となり、長期にわたり使用しても信頼性
の高い耐久性に優れたスピンドルモータが得られる。
【0025】また、スリーブ12の外周に潤滑剤溜り1
9を設けたことにより、スピンドルモータの装置全体の
高さを低くできるという、実用上の大きな利点が得られ
る。なお、本発明のスピンドルモータの細部の構造, 空
気抜き穴, 溝パターン等に関しては、上記実施の形態に
限定されるものではなく、必要に応じて適宜に変更可能
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、スピンドルモータのスリーブの外周面
に、ラジアル及びスラスト流体軸受すきまに連通する潤
滑剤溜りを設けると共に、当該潤滑剤溜まりを外気と連
通させる通気路に屈曲部を設けたため、運搬時や取り扱
い時に大きな外部衝撃が作用しても、そのショックで潤
滑剤溜まり内の潤滑剤が外部に流出することが防止でき
て、その結果、長期にわたり使用可能な耐久性に優れた
スピンドルモータが提供できるという効果を奏する。
【0027】また、請求項2に係る本発明によれば、前
記潤滑剤溜まりは、流体軸受すきまに向かってすきまが
狭くなる構成としたため、潤滑剤を毛管現象で自動的に
確実に流体軸受すきまに補給できて、気泡の影響が少な
く且つ信頼性の高いスピンドルモータが提供できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの一実施の形態の断
面図である。
【図2】図1に示すスラスト流体軸受Sの溝パターンの
模式図である。
【図3】図1のスリーブ端面の平面図である。
【図4】従来のスピンドルモータの断面図である。
【符号の説明】
12 スリーブ 12t テーパ面 13 軸 14 ハブ 16 フランジ部(スラストプレート) 17 その相手部材(カウンタプレート) 19 潤滑剤溜まり 20 通気路 21 屈曲部 R ラジアル流体軸受 S スラスト流体軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 悦生 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA04 CA02 CA04 JA02 KA04 MA03 MA24 5H605 AA04 BB05 BB14 BB19 CC03 CC04 CC05 DD03 DD16 DD39 EB03 EB06 EB27 EB28 EB33 EB38 GG14 5H607 AA04 BB01 BB14 BB17 BB25 CC01 DD03 GG01 GG03 GG09 GG12 GG15 JJ02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にフランジ部を有する軸と、その軸
    とラジアル流体軸受すき間を介して対向するスリーブと
    を備え、前記フランジ部の少なくとも一方の平面とこれ
    に対向する相手部材との間にスラスト流体軸受が設けら
    れたスピンドルモータにおいて、 前記スリーブの外周面に潤滑剤溜りを備え、該潤滑剤溜
    りは一端を前記ラジアル流体軸受及びスラスト流体軸受
    の各軸受すきまに連通させるとともに他端に外気と連通
    する通気路を設け、該通気路は屈曲部を介して外気と連
    通させたことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤溜りは、流体軸受すきまに向
    かってすきまが狭くなっていることを特徴とする請求項
    1記載のスピンドルモータ。
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Cited By (3)

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