JP2001220842A - 耐火複合パネル - Google Patents
耐火複合パネルInfo
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- JP2001220842A JP2001220842A JP2000030939A JP2000030939A JP2001220842A JP 2001220842 A JP2001220842 A JP 2001220842A JP 2000030939 A JP2000030939 A JP 2000030939A JP 2000030939 A JP2000030939 A JP 2000030939A JP 2001220842 A JP2001220842 A JP 2001220842A
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Abstract
根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは防火戸等と
して使用でき、かつ、しかも防火性、耐火性、機械強度
に優れた耐火複合パネルに関するものである。 【構成】 第1面材1と第2面材2にて芯材3をサンド
イッチし、両端に雄雌連結構造を形成したパネルAにお
いて、パネルAの第1面材1同士、第2面材2同士、あ
るいは第1面材1と第2面材2同士を一体化して形成し
た耐火複合パネルPである。
Description
外壁材、屋根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは
防火戸等として使用でき、かつ、しかも防火性、耐火
性、機械強度に優れた耐火複合パネルに関するものであ
る。
て合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチしたパネ
ルは数多く発明、考案されて上市されている。
ように芯材として合成樹脂発泡体を用いた3層構造のパ
ネルでは、防火性、耐火性に問題があり、各種耐火構造
試験に合格するのは難しいものであった。
を除去するために、第1面材と第2面材にて芯材をサン
ドイッチし、両端に雄雌連結構造を形成したパネルにお
いて、パネルの第1面材同士、第2面材同士、あるいは
第1面材と第2面材同士を一体化して形成した耐火複合
パネルを提案するものである。
パネルの一実施例について詳細に説明する。すなわち、
耐火複合パネルPは図1に示すように、図2に示すよう
なパネルAを接着層9、ボルト・ナット10(複数本使
用)で一体化したものであり、パネルAは第1面材1と
第2面材2で合成樹脂発泡体からなる芯材3を、サンド
イッチしたものである。また、図3、図4(a)は施工
状態を示す説明図である。なお、図では耐火間仕切り用
に形成した施工状態を示すものであり、躯体等は省略し
て示してある。
ように、長尺で金属製の薄板からなる第1面材1と第2
面材2間に芯材3をサンドイッチし、幅方向の一端に形
成した雄型連結部4、他端に形成した雌型連結部5とか
ら形成したものである。また、耐火複合パネルP同士の
連結で生じる目地部には不燃ボード6、不燃パッキング
材7、防水パッキング材8を介在し、さらに防火性、耐
火性、気密性の向上を図ったパネルAである。
に優れる金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステ
ンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバ
リウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート
鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板
等)、(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を
含む)の一種をロール成形、プレス成形して形成したも
のである。勿論、セラミック系の材料、窯業系の材料、
耐火性プラスチック材料、耐火性木材、耐火性化粧シー
ト、等を使用したものでも良いものである。
熱材、防火材として機能するものであり、イソシアヌレ
ート樹脂を主原料とし、これに難燃材(水酸化アルミニ
ウム、ケイ酸カルシウム、ポリリン酸アンモニウム、発
泡性グラファイト等)や発泡剤を混入し、加熱、反応、
キュア、養生して形成した、密度が20〜200Kg/
立方メートル位の発泡体からなるものである。なお、発
泡剤とては代替フロン(141b)を使用しても良い
が、環境保全の面からしても、炭酸ガスやシクロペンタ
ン等の発泡剤を用いたノンフロン発泡が好ましいもので
ある。なお、パネルAは芯材3の持つ自己接着性により
第1面材1、第2面材2と芯材3を一体化するものであ
る。
ルミニウムやポリリン酸アンモニウム等の難燃剤を一定
割合(イソシアヌレート樹脂を100重量部とすると約
3〜29重量部位)混合して芯材3を形成することによ
り、芯材3の防火性、耐火性能を顕著に向上させること
もできるものである。
は、両面テープ、接着剤、溶接、取付金具による一体
化、等、あるいはこれらの組合せからなり、接着剤の一
例としては、エラストマー型エポキシ樹脂、イソシアネ
ート、例えばメチレンジイソシアネート(略称MDI)
等のエマルジョンタイプ、ホットメルトタイプ、およ
び、その変性イソシアネート、例えばウレタン変性、ビ
ュレット変性イソシアネート、イソシアヌレート変性イ
ソシアネート等の1種を用いるものであり、例えばエポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、EVA樹脂等の
合成樹脂系の接着剤、ゴム系接着剤、油性系接着剤、紫
外線硬化型接着剤、等よりなるものである。勿論、図1
に示すように、複数本のボルト・ナット10で一体化す
ることにより、さらに強度を向上するものである。ま
た、耐火複合パネルPの連結部形状(パネルAの雄型連
結部4、雌型連結部5の形状)に合わせた金属製板材を
プレス成形等により成形し、この取付金具によりパネル
A同士を一体化しても良いものである。
ため用いるもので、耐火構造試験に合格するためのもの
であり、例えばケイ酸カルシウム板、炭酸カルシウム
板、石膏ボード、パーライトセメント板、ロックウール
板、スレート板、ALC板、PC板、その他の無機質軽
量体、無機質軽量発泡体、あるいはこれらの複合板の1
種以上、もしくは超高密度樹脂(高密度のフェノールフ
ォーム等)を耐火複合パネルPの雄型連結部4、雌型連
結部5に一体に介在させるものである。勿論、図に示す
ように雄型連結部4、雌型連結部5の両方に形成した
り、一方に形成したりすることが出来るものである。
連結部4、雌型連結部5の端部全面に第1面材1から第
2面材2に亘って一体に形成し、特に耐火性の弱点部と
なる目地部分をさらに強化することもできるものであ
る。
ルフェルト、セラミックウール等よりなり、耐火構造試
験時に連結部間に間隙が形成されるのを防止して火炎の
浸入を遮断し、主に耐火材、気密材等の機能として有用
なものである。
のあるパッキング材としては、例えばポリ塩化ビニル
系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン
系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレ
タン系、EPM、EPDM等の一般的に市販されている
ものである。また、硬化型のパッキング材(シーリング
材)としてはシリコーン系(反応硬化型、湿気硬化
型)、変成シリコーン系(反応硬化型)、ポリサルファ
イド系(反応硬化型)、ポリウレタン系(反応硬化型、
湿気硬化型)、SBR系(乾燥硬化型)、アクリル系
(乾燥硬化型)等よりなるものであり、主に防水材、気
密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの
成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を
有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニ
ウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファ
イト(発泡、非発泡)等の難燃材を混入した耐火性のあ
るパッキング材を使用しても良いものである。また、1
1は例えばポリエチレン系のバックアップ材、12は例
えばウレタン系のシーリング材である。
ネルの一実施例にすぎず、図5(a)〜(c)〜図22
(a)〜(f)に示すように耐火複合パネルPを形成す
ることも出来る。また、図18(a)、(b)は図17
(b)、(d)を施工した状態を示す断面図であり、取
付金具13と化粧キャップ14により形成したものであ
る。
を各々組み合わせて耐火複合パネルPを形成しても良い
ものである。
(a)、(b)以外は接着層9を省略して示してあるも
のである。
合パネルによれば、耐火性が向上する。パネル同士
の接着が強固で剥がれない。耐火複合パネルの剛性を
強化して強度を向上する。両面が表面材として使用で
きる。耐火間仕切りとして使用できる。軽量であ
る。施工性が良い。等の特徴、効果がある。
面図である。
の代表例を示す断面図である。
斜視図である。
断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
の他の例を示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
ルのその他の例を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1面材と第2面材にて芯材をサンドイ
ッチし、両端に雄雌連結構造を形成したパネルにおい
て、該パネルの第1面材同士、第2面材同士、あるいは
第1面材と第2面材同士を一体化して形成したことを特
徴とする耐火複合パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030939A JP2001220842A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 耐火複合パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030939A JP2001220842A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 耐火複合パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001220842A true JP2001220842A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18555882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000030939A Pending JP2001220842A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 耐火複合パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001220842A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121213A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Soogo:Kk | 断熱耐火パネル |
JP2008127898A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Tajima Roofing Co Ltd | ウレタン塗膜防水構造とこれに使用する防水材およびトップコート材 |
JP2012127133A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Nikkei Panel System Kk | 間仕切用パネル及びその取付構造 |
JP2016118032A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 大建工業株式会社 | 外壁の耐火構造 |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000030939A patent/JP2001220842A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008127898A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Tajima Roofing Co Ltd | ウレタン塗膜防水構造とこれに使用する防水材およびトップコート材 |
JP2012127133A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Nikkei Panel System Kk | 間仕切用パネル及びその取付構造 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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