JP2001220490A - 熱可塑性エラストマー樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマー樹脂組成物

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JP2001220490A
JP2001220490A JP2000031006A JP2000031006A JP2001220490A JP 2001220490 A JP2001220490 A JP 2001220490A JP 2000031006 A JP2000031006 A JP 2000031006A JP 2000031006 A JP2000031006 A JP 2000031006A JP 2001220490 A JP2001220490 A JP 2001220490A
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thermoplastic elastomer
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JP2000031006A
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Michihisa Tasaka
道久 田坂
Hiroki Mizuno
廣樹 水野
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Riken Technos Corp
Original Assignee
Riken Technos Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウレタンシーラント及びウレタン塗料との接
着性に優れる熱可塑性エラストマー樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 (a)ビニル芳香族化合物を主体とする
重合体ブロックと、共役ジエン化合物を主体とする重合
体ブロックとからなるブロック共重合体85〜0重量
%、及びビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
クと、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックと
からなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添
ブロック共重合体15〜100重量%の合計100重量
部、(b)非芳香族系ゴム用軟化剤 30〜250重量
部、(c)パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂、
10〜300重量部、(d)水酸基を有する(メタ)ア
クリル酸エステル系化合物 20〜400重量部 (e)有機過酸化物 0.5〜2.5重量部 (f)架橋助剤 1.0〜5.0重量部 を含有する熱可塑性エラストマー樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形加工性が良
く、且つ、得られる成形体がゴム的感触に優れ、ベトツ
キがなく、圧縮歪み等の機械的特性、および耐油性に優
れ、傷つき性、ウレタンシーラント及びウレタン塗料と
の接着性に優れる、熱可塑性エラストマー樹脂組成物に
関するものである。
【0002】
【従来技術】スチレン・ブタジエン‐ブロックコポリマ
ー(SBS)やスチレン・イソプレン‐プロックポリマ
ー(SIS)などのポリスチレン系熱可塑性エラストマ
ー樹脂の水素添加物を含む熱可塑性エラストマー樹脂組
成物は、特開昭58−132032号公報、特開昭58
−145751号公報、特開昭59−53548号公
報、特開昭62−48757号公報などから知られてい
る。
【0003】また、これらの樹脂組成物のゴム的特性、
例えば加熱加圧変形率(圧縮永久歪み)や高温時のゴム
弾性を改良するものとして、組成物をシラン変性した架
橋組成物、または、このようなブロック共重合体の水素
添加誘導体を含む組成物を有機過酸化物の存在下に架橋
させて得られる架橋体が提案されており、特開昭59−
6236号公報、特開昭62−57662号公報、特公
平3−49927、特公平3−11291、特公平6−
13628に示されている。
【0004】しかし、これらの組成物から得られる成形
体は、ショアA硬さが40以上のものばかりである。そ
のため軟化剤の添加量を増量して軟化させることが行わ
れているが、成形品表面にベタツキを生じたり、加熱下
において軟化剤のブリードアウトを生じ、実用上好まし
くないと言う問題点がある。また、機械的特性および高
温下、例えば100℃における圧縮永久歪みに劣る。
【0005】これらの点を解決するものとして、水添ブ
ロック共重合体、水添石油樹脂及びオレフィン系樹脂等
を有機過酸化物により架橋させた樹脂組成物が特開平9
−151295号から知られている。しかし、高温下で
の圧縮永久歪みおよびベタツキに関してさらなる改良が
望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐油性が高
く、機械的特性および高温下での圧縮歪みに優れ、且
つ、成形加工性が良く、得られる成形体表面のベトツキ
が無く、傷つき性、ウレタンシーラント及びウレタン塗
料との接着性に優れる、熱可塑性エラストマー樹脂組成
物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(a)ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック
Aの少なくとも2個と、共役ジエン化合物を主体とす
る重合体ブロックBの少なくとも1個とからなるブロ
ック共重合体(a−1) 85〜0重量%、及びビニル
芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAの少なく
とも2個と、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロ
ックBの少なくとも1個とからなるブロック共重合体
を水素添加して得られる水添ブロック共重合体(a−
2) 15〜100重量%の合計100重量部、(b)
非芳香族系ゴム用軟化剤 30〜250重量部、(c)
パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂、 10〜30
0重量部、(d)水酸基を有する(メタ)アクリル酸エ
ステル系化合物 20〜400重量部 (e)有機過酸化物 0.5〜2.5重量部 (f)架橋助剤 1.0〜5.0重量部を含有する熱可
塑性エラストマー樹脂組成物にある。
【0008】
【発明の実施形態】本発明の組成物を構成する各成分に
ついて、説明する。 (a)成分 ブロック共重合体 (a−1)成分は、ビニル芳香族化合物を主体とする重
合体ブロックAの少なくとも2個と、共役ジエン化合
物を主体とする重合体ブロックBの少なくとも1個と
からなるブロック共重合体であり、(a−2)成分は、
ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックA
少なくとも2個と、共役ジエン化合物を主体とする重合
体ブロックBの少なくとも1個とからなるブロック共
重合体を水素添加して得られるものである。(a−1)
成分として、例えば、A−B−A、B−A−B−A、A
−B−A−B−Aなどの構造を有するビニル芳香族化合
物‐共役ジエン化合物ブロック共重合体が挙げられ、
(a−2)成分としてこれらを水素添加したもの等を挙
げることができる。好ましくは(a−1)成分と(a−
2)成分とを所定の割合で併用することにより、柔軟
性、耐油性、および高温下での圧縮永久歪みが向上さ
れ、且つ、成形体のベタツキがなくなる。(a−1)成
分は、(b)成分軟化剤を樹脂内に取り込み、成形体の
ベタツキを無くし、また、耐油性、高温での物性劣化を
抑える。(a−2)成分は、耐候性、耐油性、高温での
物性劣化を抑える。
【0009】ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブ
ロックA及びAは、好ましくは、ビニル芳香族化合
物のみから成るか、またはビニル芳香族化合物50重量
%超、好ましくは70重量%以上と共役ジエン化合物と
の共重合体ブロックである。
【0010】共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロ
ックBおよびBは、好ましくは共役ジエン化合物の
みから成るか、または共役ジエン化合物50重量%超、
好ましくは70重量%以上とビニル芳香族化合物との共
重合体ブロックである。
【0011】これらのビニル芳香族化合物を主体とする
重合体ブロックAおよびA、共役ジエン化合物を主
体とする重合体ブロックBおよびBのそれぞれにお
いて、分子鎖中のビニル化合物または共役ジエン化合物
の分布がランダム、テーパード(分子鎖に沿ってモノマ
ー成分が増加または減少するもの)、一部ブロック状ま
たはこれらの任意の組合せでなっていてもよい。ビニル
芳香族化合物を主体とする重合体ブロック或いは共役ジ
エン化合物を主体とする重合体ブロックが2個以上ある
場合には、それぞれが同一構造であっても異なる構造で
あってもよい。
【0012】ブロック共重合体を構成するビニル芳香族
化合物としては、例えばスチレン、α‐メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、p‐第3ブチルスチレンなどのう
ちから1種または2種以上が選択でき、中でもスチレン
が好ましい。また共役ジエン化合物としては、例えば、
ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,
3−ジメチル−1,3−ブタジエンなどのうちから1種
または2種以上が選ばれ、中でもブタジエン、イソプレ
ンおよびこれらの組合せが好ましい。
【0013】(a−1)ブロック共重合体の具体例とし
ては、スチレン・ブタジエン・スチレン(SBS)、ス
チレン・イソプレン・スチレン(SIS)等を挙げるこ
とができる。本発明において、特に好ましいブロック共
重合体は、スチレンを主体とする重合体ブロックA
と、ブタジエン又はイソプレンを主体としかつブタジ
エン又はイソプレンの40〜100重量%が1,2−ミ
クロ構造、1,3−ミクロ構造、又は3,4−ミクロ構
造を有するところの重合体ブロックBとからなるブロ
ック共重合体である。好ましくは、ブタジエン又はイソ
プレンの45〜100重量%が1,2−ミクロ構造、
1,3−ミクロ構造、又は3,4−ミクロ構造を有する
ところの重合体ブロックBとからなる重量平均分子量が
100,000〜300,000、好ましくは150,
000〜250,000のブロック共重合体である。該
分子量が100,000未満であると、耐油性、高温下
での永久圧縮歪みの改良が見られず、一方、300,0
00を超えると、樹脂組成物中で相分離を生じる場合が
ある。
【0014】(a−2)水添ブロック共重合体の具体例
としては、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン
(SEBS)、スチレン・エチレン・プロピレン・スチ
レン(SEPS)等を挙げることができる。本発明にお
いて、特に好ましい水添ブロック共重合体は、スチレン
を主体とする重合体ブロックAと、イソプレンを主体
としかつイソプレンの70〜100重量%が1,4−ミ
クロ構造を有し、かつ該イソプレンに基づく脂肪族二重
結合の少なくとも90%が水素添加されたところの重合
体ブロックBとからなる重量平均分子量が50,00
0〜550,000の水添ブロック共重合体である。更
に好ましくは、イソプレンの90〜100重量%が1,
4−ミクロ構造を有する水添ブロック共重合体である。
【0015】(a−1)成分と(a−2)成分は、0〜
85重量%:100〜15重量%、好ましくは55〜8
0重量%:45〜20重量%、さらに好ましくは、60
〜80重量%:40〜20重量%で配合する。
【0016】これらのブロック共重合体の製造方法とし
ては数多くの方法が提案されているが、代表的な方法と
しては、例えば特公昭40−23798号明細書に記載
された方法により、リチウム触媒またはチーグラー型触
媒を用い、不活性溶媒中にてブロック重合させて得るこ
とができる。上記方法により得られたブロック共重合体
に、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下にて水素添加
することにより水添ブロック共重合体が得られる。
【0017】(b)成分 非芳香族系ゴム用軟化剤 本発明の成分(b)としては、非芳香族系の鉱物油また
は液状もしくは低分子量の合成軟化剤を用いることがで
きる。ゴム用として用いられる鉱物油軟化剤は、芳香族
環、ナフテン環およびパラフィン鎖の三者の組み合わさ
った混合物であって、パラフィン鎖炭素数が全炭素数の
50%以上を占めるものをパラフィン系とよび、ナフテ
ン環炭素数が30〜40%のものはナフテン系、芳香族
炭素数が30%以上のものは芳香族系と呼ばれて区別さ
れている。
【0018】本発明の成分(b)として用いられる鉱物
油系ゴム用軟化剤は上記区分でパラフィン系およびナフ
テン系のものである。芳香族系の軟化剤は、その使用に
より成分(a)が可溶となり、架橋反応を阻害し、得ら
れる組成物の物性の向上が図れないので好ましくない。
成分(b)としては、パラフィン系のものが好ましく、
更にパラフィン系の中でも芳香族環成分の少ないものが
特に好ましい。
【0019】これらの非芳香族系ゴム用軟化剤の性状
は、37.8℃における動的粘度が20〜500cS
t、流動点が−10〜−15℃、引火点(COC)が1
70〜300℃である。
【0020】成分(b)の配合量は、成分(a)100
重量部に対して、上限値は、250重量部、好ましくは
200重量部であり、下限値は30重量部、好ましくは
80重量部である。250重量部を越える配合は、軟化
剤のブリードアウトを生じやすく、最終製品に粘着性を
与えるおそれがあり、機械的性質も低下せしめる。ま
た、配合量が30重量部未満では、得られる組成物の柔
軟性が失われることになる。成分(b)の一部を、パー
オキサイド存在下での熱処理の後に配合することもでき
るが、ブリードアウトを生じる要因となるので好ましく
ない。成分(b)は、重量平均分子量が100〜2,0
00のものが好ましい。
【0021】(c)成分 パーオキサイド分解型オレ
フィン系樹脂 本発明の成分(c)は、得られる組成物中のゴム分散を
良好にし、成形品の外観を良好にする効果を有する。
【0022】本発明の成分(c)として適したパーオキ
サイド分解型オレフィン系樹脂は、そのホモ部分のDS
C測定により、Tmが150℃〜167℃、△Hmが2
5mJ/mg〜83mJ/mgの範囲のものである。結
晶化度はTm、△Hmから推定することができる。Tm
及び△Hmが上記範囲以外のものでは、得られるエラス
トマー組成物の、100℃以上におけるゴム弾性が改良
されない。
【0023】パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂
は、高分子量のホモ型のポリプロピレン、例えばアイソ
タクチックポリプロピレンやプロピレンと他の少量のα
−オレフィン例えばエチレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン等との共重合体が好まし
い。該樹脂のMFR(ASTM‐D‐1238、L条
件、230℃)は、好ましくは0.1〜200g/10
分、より好ましくは5〜150g/10分、更に好まし
くは8〜100g/10分である。
【0024】成分(c)の配合量は、成分(a)100
重量部に対して、上限値は、300重量部、好ましくは
200重量部であり、下限値は10重量部、好ましくは
20重量部である。10重量部未満では成形性が悪化
し、300重量部を越えると、得られるエラストマー組
成物の硬度が高くなりすぎて柔軟性が失われれ、ゴム的
感触の製品が得られない。
【0025】(d)成分 水酸基を有する(メタ)アク
リル酸エステル系化合物 成分(d)は、分子構造内に水酸基を有するアクリル酸
エステル系化合物、及び/又は、水酸基を有するメタク
リル酸エステル系化合物である。本樹脂組成物は、成分
(d)水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル系化
合物を含有し、この水酸基が多色成形する際の接着性を
向上させる効果を有する。また、ウレタンシーラントと
の接着、あるいはウレタン塗料を塗布する場合に強い接
着が達成される。必要に応じて、水酸基を有しないアク
リル酸エステル系化合物、及び/又は、メタクリル酸エ
ステル系化合物を更に加えることもできる。
【0026】具体的には、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、エチル−2−ヒドロキシエチルフマレート、ヒドロ
キシブチルビニルエーテル、およびこれらから成る重合
体、共重合体あるいは他の単量体との共重合体を用いる
ことができる。ここで共重合可能な単量体としては、エ
チレン、プロピレン、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニ
ルを挙げることができる。
【0027】成分(d)の配合量は、成分(a)100
重量部に対して、上限値は、400重量部、好ましくは
200重量部であり、下限値は20重量部、好ましくは
50重量部である。
【0028】(e)成分 有機過酸化物 本発明で用いられる有機過酸化物としては、例えば、ジ
クミルパーオキサイド、ジ‐tert‐ブチルパーオキ
サイド、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ‐(tert‐
ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,
5ジ(tert‐ブチルペルオキシ)ヘキシン‐3、
1,3−ビス(tert‐ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、1,1‐ビス(tert‐ブチルパーオ
キシ)‐3,3,5‐トリメチルシクロヘキサン、n‐
ブチル‐4,4‐ビス(tert‐ブチルパーオキシ)
バレレート、ベンゾイルパーオキサイド、p‐クロロベ
ンゾイルパーオキサイド、2,4‐ジクロロベンゾイル
パーオキサイド、tert‐ブチルパーオキシベンゾエ
ート、tert‐ブチルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート、ジアセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオ
キサイド、tert‐ブチルクミルパーオキサイドなど
を挙げることができる。
【0029】これらのうち、臭気性、着色性、スコーチ
安定性の点で、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ‐(te
rt‐ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5‐ジメチル
‐2,5‐ジ‐(tert‐ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン‐3が最も好ましい。
【0030】成分(e)の配合量は、成分(a)100
重量部に対して、上限値は、2.5重量部、好ましくは
2.3重量部であり、下限値は、0.5重量部、好まし
くは1.0重量部である。
【0031】(f)成分 架橋助剤 本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、有機過酸化物
による部分架橋処理に際し架橋助剤として働く化合物を
含有する。たとえばジビニルベンゼン、トリアリルシア
ヌレートのような多官能性ビニルモノマー、又はエチレ
ングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコール
ジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリ
レート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、アリルメタ
クリレートのような多官能性メタクリレートモノマーを
架橋助剤として配合することができる。このような化合
物により、均一かつ効率的な架橋反応が期待できる。
【0032】特に、本発明においては、トリエチレング
リコールジメタクリレートが、取扱いやすく、かつ有機
過酸化物可溶化作用を有し、有機過酸化物の分散助剤と
して働くため、熱処理による架橋効果が均一かつ効果的
で、硬さとゴム弾性のバランスのとれた架橋熱可塑性エ
ラストマーが得られるため、最も好ましい。更に、トリ
エチレングリコールジメタクリレートは、ポリエステル
系熱可塑性エラストマーとの相溶性も良好で、成形品の
表層剥離が抑えられる。
【0033】成分(f)の配合量は、成分(a)100
重量部に対して、上限値は、5.0重量部、好ましく
は、4.5重量部、より好ましくは、4.0重量部であ
り、下限値は、1.0重量部、好ましくは1.5重量
部、より好ましくは2.0重量部である。
【0034】架橋助剤の添加量は有機過酸化物の添加量
の約2〜2.5倍の割合が好ましい。
【0035】本発明の組成物には、必要に応じて、無機
充填剤を配合することができる。無機充填剤は成形品の
圧縮永久歪みなど一部の物性を改良する効果のほかに、
増量による経済上の利点を有する。用いられる無機充填
剤としては、炭酸カルシウム、タルク、水酸化マグネシ
ウム、マイカ、クレー、硫酸バリウム、天然けい酸、合
成けい酸(ホワイトカーボン)、酸化チタン、カーボン
ブラックなどがある。これらのうち、炭酸カルシウム、
タルクが特に好ましい。配合量は成分(a)100重量
部に対して、好ましくは100重量部以下、特に好まし
くは60重量部以下である。100重量部を越えると、
得られるエラストマー組成物の機械的強度の低下が著し
く、かつ、硬度が高くなって柔軟性が失われ、ゴム的な
感触の製品が得られなくなる。
【0036】さらに、本発明の組成物は用途に応じて、
各種のブロッキング防止剤、シール性改良剤、熱安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、結晶核剤、着色
剤等を含有することも可能である。ここで、酸化防止剤
としては、例えば、2,6‐ジ‐tert‐p‐ブチル
‐p‐クレゾール、2,6‐ジ‐tert‐ブチルフェ
ノール、2,4‐ジメチル‐6‐tert‐ブチルフェ
ノール、4,4‐ジヒドロキシジフェニル、トリス(2
‐メチル‐4‐ヒドロキシ‐5‐tert‐ブチルフェ
ニル)ブタンなどのフェノール系酸化防止剤、ホスファ
イト系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤等が挙げ
られる。このうちフェノール系酸化防止剤、ホスファイ
ト系酸化防止剤が特に好ましい。酸化防止剤は、上記の
成分(a)〜(f)の合計100重量部に対して、上限
値は3.0重量部、好ましくは1.0重量部である。
【0037】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
上記(a)〜(f)を同時にあるいは任意の順で溶融混
練することにより製造することができる。溶融混練の方
法に特に制限はなく、公知の方法を使用し得る。例え
ば、単軸押出機、二軸押出機、ロール、バンバリーミキ
サー又は各種のニーダー等を使用し得る。2軸混練機を
用いる場合には、例えば、スクリュー回転数100rp
m、混練温度180〜240℃で溶融混練を行う。
【0038】以下、実施例、及び、比較例により本発明
を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0039】
【実施例】実施例、及び、比較例において用いた評価方
法は次の通りである。 1)硬さ:JIS K 7215に準拠した。試験片は、溶融混練
によって得られたペレットを、220℃で、6.3mm厚
にプレスしたシートを用いた。 2)引張強さ:JIS K 7161に準拠し、試験片は1mm厚プ
レスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用した。
引っ張り速度は500mm/分とした。 3)50%伸び応力:JIS K 7161に準拠し、試験片1mm
厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用し
た。引っ張り速度は500mm/分とした。 4)100%伸び応力:JIS K 7161に準拠し、試験片1m
m厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用し
た。引っ張り速度は500mm/分とした。 5)破断伸び: JIS K 7161に準拠し、試験片1mm厚プレ
スシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用した。引
っ張り速度は500mm/分とした。 6)圧縮永久歪み: JIS K7181に準拠し、試験片は6.
3mm厚プレスシートを使用した。120℃×72時間、25%変
形の条件にて測定した。 7)耐油性(ΔV): JIS K 7161に準拠し、試験片は1
mm厚プレスシートをダンベルで3号型に打抜いて使用し
た。ASTM2号油(IRM #902)を使用し、120℃×72
時間の引張強さ残率、伸び残率を測定した。引っ張り速
度は500mm/分とした。 8)テーバー耐摩耗性:JIS K 7204に準拠し、試験片と
して2mm厚プレスシートを用い、磨耗輪H-22、100
0回転後の摩耗量(mg)を測定した。 9)射出成形性:型締め圧120トンの射出成形機で、12.
5×13.5×1mmのシートを下記の成形条件で成形した。 成形温度 220℃ 金型温度 40℃ 射出速度 55mm/秒 射出圧力 1400kg/cm 保圧圧力 400kg/cm 射出時間 6秒 冷却時間 45秒 デラミネーション、変形及び著しく外観を悪化させる様
なフローマークの有無を評価した。表1中、上記欠陥が
認められないものを○、若干でも認められたものを×と
した。 10)押出・ブロー成形性 押出成形性 40mm押出機で、幅 40mm、厚さ1mm、の帯状のシー
トを押出した。この時の成形条件は、成形温度:ダイス
温度200℃、スクリュー回転数 40rpmであった。ブツが
なく、エッジ成形性が良好、であり且つ光沢も均一であ
るものを○、ブツが多く、外観不良があり、光沢が不均
一であるものを×とした。 ブロー成形性 65mm押出機で、50mm径の中空円柱形の成形品を押出ブ
ローで得た。この時の成形条件は、成形温度: 170〜20
0℃、ブロー時間 5秒、空気圧:1kg/cm、冷却時間:
10秒であった。ドローダウンがなく、十分に延伸し、
表面性が良好であるものを○、ドローダウンが若干発生
したが、十分に延伸し、表面性が良好であるものを△、
ドローダウンが激しく、また外観不良が認められたもの
を×とした。 11)成形品のベタツキ 試験片の6.3mm厚プレスシートを、100℃×22
時間の環境下で50%圧縮した後、目視による低分子量
物のブリード及びブルーミングの有無を触感によるベト
ツキの有無により評価した。ベトツキのないものを○、
若干ベトツキがあるものを△、ベトツキがあるものを×
とした。
【0040】12)接着試験 (a)本発明の樹脂組成物を下記の成形条件で熱プレス
して、厚さ1mmのシートを得た。 予熱温度:220℃ 予熱時間:2分間 プレス温度:220℃ プレス時間:1分間 プレス圧力:50Kg/cm (b)被着体の作成及び本発明のシートとの接着を下記
のようにして行った。 (i)被着体としてTPU(パンデックスT−500
V、大日本インキ工業株式会社;種類:ポリウレタン
(ラクトン系))又はPVC(NS−1043、理研ビ
ニル工業株式会社;種類:軟質透明塩化ビニル系樹脂、
可塑剤:DOP 51重量部)を用いる場合には、下記
の成形条件で熱プレス法にて厚さ1mmのシートを作成
した。 予熱温度:200℃ 予熱時間:2分間 プレス温度:200℃ プレス時間:2分間 プレス圧力:50Kg/cm 被着体と本発明のシートを重ね合わせ、温度180℃
で、1分間予熱し、プレス圧力50Kg/cmで1分間
加圧し、室温で24時間放置した後、剥離試験を行っ
た。 (ii)被着体としてアイオノマー(ハイミラン155
4、三井・デュポンポリケミカル社製)又はエチレン−
メタクリル酸共重合体(ニュクレルNO903HC、三
井・デュポンポリケミカル社製)を用いる場合には、下
記の成形条件で熱プレス法にて厚さ1mmのシートを作
成した。 予熱温度:220℃ 予熱時間:1分間 プレス温度:220℃ プレス時間:1分間 プレス圧力:50Kg/cm 被着体と本発明のシートを重ね合わせ、温度180℃
で、1分間予熱し、プレス圧力50Kg/cmで1分間
加圧し、室温で24時間放置した後、剥離試験を行っ
た。 (iii)被着体としてポリウレタンシーラント(Sun
star 555、サンスター技研(株)製、またはD
ow 58702L、ダウケミカル株式会社)を用いる
場合には、金属板の表面に、ポリウレタンシーラントを
厚さ1mmになるように塗布した。得られた被着体の表
面に前記本発明のシートを重ね合わせて、本発明シート
の上面から1kgの分銅で加圧して、24時間室温で放
置後、剥離試験を行った。 (c)評価 試験片を人の手で剥離することができない場合を○ 試験片を人の手で剥離できる場合を△ 試験片が接着していない場合を×とした。 実施例及び比較例で用いた各成分は下記の通りである。
【0041】成分(a−1): ブロック共重合体−1 スチレン・ブタジエン・スチレ
ン共重合体(SBS)商品名:アサプレン T−430
(旭化成工業株式会社) スチレンの含有量:30重量% 数平均分子量:130,000 重量平均分子量:200,000 分子量分布:1.5 ブロック共重合体−2 スチレン・ブタジエン・スチレ
ン共重合体(SBS) 商品名:タフプレン 125(旭化成工業株式会社) 重量平均分子量 80,000 スチレンの含有量:40重量% 成分(a−2): 水添ブロック共重合体−1 種類: スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共
重合体(SEPS) 商品名:セプトン4077(商標)(クラレ株式会社) スチレンの含有量:30重量% イソプレンの含有量:70重量% 数平均分子量:260,000 重量平均分子量:320,000 分子量分布:1.23 水素添加率:90%以上 水添ブロック共重合体−2 種類: スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン共
重合体(SEBS) 商品名:クレイトン G1651(商標)(シェル・ジ
ャパン株式会社) スチレンの含有量:33重量% 数平均分子量:150,000 重量平均分子量:300,000 分子量分布:2.01 水素添加率:99%以上 成分(b):非芳香族系ゴム軟化剤 商品名:ダイアナプロセスオイル PW−90(商標)
(出光興産株式会社) 種類:パラフィン系オイル 重量平均分子量:540 芳香族成分の含有量:0.1%以下 成分(c):ポリプロピレン系樹脂 商品名:CJ−700(グランドポリマー株式会社) 種類:ホモポリプロピレン 密度:0.9g/cm 結晶化度:Tm 166℃、△Hm:82mJ/mg 成分(d): 水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル系化合物−
1 種類 :2―ヒドロキシエチルメタクリレート単量体
(HEMA) 商品名 :ライトエステルHO(共栄社化学株式会社) 水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル系化合物−
2 種類 :アクリル酸・2―ヒドロキシエチル単量体
(HEA) 製造会社:関東化学株式会社 成分(e):有機過酸化物 商品名:パーヘキサ25B(日本油脂株式会社) 種類:2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパー
オキシ)ヘキサン 成分(f):架橋助剤 商品名:NKエステル3G(新中村化学株式会社) 種類:トリエチレングリコールジメタクリレート
【0042】実施例1〜9および比較例1〜10 表1および表2に示す割合の各成分と、成分(a)に対
して45重量部のFillerとしての炭酸カルシウム(三共
精粉株式会社製、商品名:RS400)とを一括で、2
軸押出機(L/D=46)を使用し、混練温度180〜
240℃およびスクリュー回転数350rpmで溶融混
練して、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の評価
結果を組成と共に表1および表2に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表1及び表2に示すように、本発明に従う
組成物からの樹脂は、圧縮永久歪み、耐油性、耐摩耗
性、および各種機械的強度に優れ、傷つき性、ウレタン
シーラント、ウレタン塗料等との接着性に優れる。これ
に対して、成分(d)として、水酸基を含まない(メ
タ)アクリル酸エステル系化合物であるメタクリル酸メ
チル(MMA)(関東化学株式会社製)を用いた比較例
1の樹脂は、接着性に劣る。また、(a−1)成分が8
6%以上の場合(比較例2)は、流動性が低下し、材料
強度が低下し、接着性が不十分である。成分(b)ゴム
用軟化剤が20重量部以下の場合(比較例3)は、流動
性が低下し、成形性が悪くなる。成分(b)が多すぎる
と(比較例4)、オイルの吹き出しによるベタツキが発
生し、接着性の評価を行なうことができなかった。成分
(c)パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂が多すぎ
ると(比較例6)、成形体が大変に硬くなり、A硬度の
好ましい範囲を超えた。さらに、グラフト率の低下によ
り接着性の低下が起る。成分(c)が5重量部以下の場
合(比較例5)は、流動性がかなり悪くなり成形性が著
しく低下する。成分(d)HEMAが10重量部以下の
場合(比較例7)は、グラフト率が低く接着効果が発生
しなくなる。成分(d)を500重量部以上添加した場
合(比較例8)は、非常にもろくなり柔軟性が失われ、
ゴム的な感触の製品が得られなくなる。成分(e)過酸
化物が0.2重量部以下の場合(比較例9)は、グラフ
ト率が低下し接着力が低下し、3重量部以上の場合(比
較例10)は非常にもろくなり柔軟性が失われ、ゴム的
な感触の製品が得られなくなる。
【0046】
【発明の効果】本発明の組成物から得られる成形体は、
ベタツキがなく、耐油性、耐摩耗性、および機械的強度
に優れ、傷つき性、ウレタンシーラント、ウレタン塗料
との接着性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/14 C08L 33/14 91/00 91/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ビニル芳香族化合物を主体とする
    重合体ブロックAの少なくとも2個と、共役ジエン化
    合物を主体とする重合体ブロックBの少なくとも1個
    とからなるブロック共重合体(a−1) 85〜0重量
    %、及びビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
    クAの少なくとも2個と、共役ジエン化合物を主体と
    する重合体ブロックBの少なくとも1個とからなるブ
    ロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共
    重合体(a−2) 15〜100重量%の合計100重
    量部、 (b)非芳香族系ゴム用軟化剤 30〜250重量部、 (c)パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂、 10
    〜300重量部、 (d)水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル系化
    合物 20〜400重量部 (e)有機過酸化物 0.5〜2.5重量部 (f)架橋助剤 1.0〜5.0重量部 を含有する熱可塑性エラストマー樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (a−1)ビニル芳香族化合物を主体と
    する重合体ブロックAの少なくとも2個と、共役ジエ
    ン化合物を主体とする重合体ブロックBの少なくとも
    1個とからなるブロック共重合体の重量平均分子量が1
    00,000〜300,000である事を特徴とする、
    請求項1に記載の熱可塑性エラストマー樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2項に従う組成物を加熱架
    橋処理に付して得られる熱可塑性エラストマー樹脂組成
    物。
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