JP2001220082A - 乗客コンベヤーの移動手摺装置 - Google Patents
乗客コンベヤーの移動手摺装置Info
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動手摺を押圧ローラー等で挟圧して駆動
し、かつ停止時の押圧ローラー等の圧痕が移動手摺に生
じない乗客コンベヤーの移動手摺装置を得る。 【解決手段】 乗客コンベヤー運転中は変位機構9の押
圧ローラー6を枢持した移動台8を移動手摺1に接近し
た位置に配置し、移動手摺1を駆動ローラー2及び押圧
ローラー6によって挟圧し、駆動ローラー2の摩擦力に
よって移動手摺1を駆動する。また、乗客コンベヤーの
停止時には、移動台8を移動手摺1から後退した位置に
配置して、押圧ローラー6による移動手摺1の押圧を解
除する。これにより、乗客コンベヤーの長時間停止、例
えば夜間における停止中に押圧ローラー6等による挟圧
のために発生する移動手摺1面の塑性的変形、すなわち
押圧ローラー6等による圧痕の発生を未然に防ぐ。
し、かつ停止時の押圧ローラー等の圧痕が移動手摺に生
じない乗客コンベヤーの移動手摺装置を得る。 【解決手段】 乗客コンベヤー運転中は変位機構9の押
圧ローラー6を枢持した移動台8を移動手摺1に接近し
た位置に配置し、移動手摺1を駆動ローラー2及び押圧
ローラー6によって挟圧し、駆動ローラー2の摩擦力に
よって移動手摺1を駆動する。また、乗客コンベヤーの
停止時には、移動台8を移動手摺1から後退した位置に
配置して、押圧ローラー6による移動手摺1の押圧を解
除する。これにより、乗客コンベヤーの長時間停止、例
えば夜間における停止中に押圧ローラー6等による挟圧
のために発生する移動手摺1面の塑性的変形、すなわち
押圧ローラー6等による圧痕の発生を未然に防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレーター
又は移動歩道に設けられる乗客コンベヤーの移動手摺装
置に関する。
又は移動歩道に設けられる乗客コンベヤーの移動手摺装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の乗客コンベヤーの移動手
摺装置の要部を示す斜視図である。図において、1は無
端状をなし乗客コンベヤーの主枠(図示しない)に縦通
して配置された移動手摺、2は移動手摺1の内側、すな
わち裏面に対向して配置されて主枠に枢持され、駆動機
(図示しない)に駆動されて回転する駆動ローラー、3
は主枠の固定部に設けられた取付板である。
摺装置の要部を示す斜視図である。図において、1は無
端状をなし乗客コンベヤーの主枠(図示しない)に縦通
して配置された移動手摺、2は移動手摺1の内側、すな
わち裏面に対向して配置されて主枠に枢持され、駆動機
(図示しない)に駆動されて回転する駆動ローラー、3
は主枠の固定部に設けられた取付板である。
【0003】4は取付板3に固定された支持金具、5は
長手が移動手摺1の長手に沿って配置されて長手中間が
支持金具4に装着された板ばね、6は押圧ローラーで、
板ばね5の両端にそれぞれ枢着されて移動手摺1の外
側、すなわち表面に対向すると共に駆動ローラー2に対
応する位置に配置されて板ばね5によって移動手摺1の
表面に押圧される。
長手が移動手摺1の長手に沿って配置されて長手中間が
支持金具4に装着された板ばね、6は押圧ローラーで、
板ばね5の両端にそれぞれ枢着されて移動手摺1の外
側、すなわち表面に対向すると共に駆動ローラー2に対
応する位置に配置されて板ばね5によって移動手摺1の
表面に押圧される。
【0004】従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置は上
記のように構成され、移動手摺1の表面及び裏面が駆動
ローラー2、押圧ローラー6によって挟圧される。そし
て、乗客コンベヤーの運転時に駆動ローラー2が駆動機
に駆動されて回転する。そして、駆動ローラー2の回転
による摩擦力によって、乗客コンベヤーの踏み板(図示
しない)の移動に同期して、移動手摺1が駆動されて移
動するようになっている。
記のように構成され、移動手摺1の表面及び裏面が駆動
ローラー2、押圧ローラー6によって挟圧される。そし
て、乗客コンベヤーの運転時に駆動ローラー2が駆動機
に駆動されて回転する。そして、駆動ローラー2の回転
による摩擦力によって、乗客コンベヤーの踏み板(図示
しない)の移動に同期して、移動手摺1が駆動されて移
動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤーの移動手摺装置では、乗客コンベヤーの停
止時であっても、押圧ローラー6による押圧力が移動手
摺1に作用する。このため、乗客コンベヤーの長時間の
停止、例えば夜間における停止中に駆動ローラー2及び
押圧ローラー6による挟圧のための塑性的変形、すなわ
ち圧痕が移動手摺1面に生じる。この圧痕は乗客コンベ
ヤーの運転再開によって次第に消失するものの、移動手
摺1の表面に発生した圧痕のために美観が損なわれると
いう問題点があった。
客コンベヤーの移動手摺装置では、乗客コンベヤーの停
止時であっても、押圧ローラー6による押圧力が移動手
摺1に作用する。このため、乗客コンベヤーの長時間の
停止、例えば夜間における停止中に駆動ローラー2及び
押圧ローラー6による挟圧のための塑性的変形、すなわ
ち圧痕が移動手摺1面に生じる。この圧痕は乗客コンベ
ヤーの運転再開によって次第に消失するものの、移動手
摺1の表面に発生した圧痕のために美観が損なわれると
いう問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、乗客コンベヤーの停止時に押圧
ローラー等による移動手摺の挟圧が解除される乗客コン
ベヤーの移動手摺装置を得ることを目的とする。
になされたものであり、乗客コンベヤーの停止時に押圧
ローラー等による移動手摺の挟圧が解除される乗客コン
ベヤーの移動手摺装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤーの移動手摺装置においては、無端状をなし乗客コ
ンベヤーの主枠に縦通して配置された移動手摺と、主枠
に枢持され駆動されて回転し、移動手摺の表面及び裏面
の両者の一方に対向して配置された駆動ローラーと、上
記両者の他方に対向すると共に駆動ローラーに対応して
配置された押圧ローラーと、主枠に配置されて押圧ロー
ラーを枢持し、移動手摺側に変位可能に構成されて要時
に変位して押圧ローラーを押圧位置に変位させる変位機
構と、主枠に設けられて係合された変位機構を移動手摺
側に変位させる変位駆動機構と、乗客コンベヤーの運転
時に変位駆動機構を付勢して変位機構を移動手摺に接近
した所定位置に変位させる制御装置とが設けられる。
ベヤーの移動手摺装置においては、無端状をなし乗客コ
ンベヤーの主枠に縦通して配置された移動手摺と、主枠
に枢持され駆動されて回転し、移動手摺の表面及び裏面
の両者の一方に対向して配置された駆動ローラーと、上
記両者の他方に対向すると共に駆動ローラーに対応して
配置された押圧ローラーと、主枠に配置されて押圧ロー
ラーを枢持し、移動手摺側に変位可能に構成されて要時
に変位して押圧ローラーを押圧位置に変位させる変位機
構と、主枠に設けられて係合された変位機構を移動手摺
側に変位させる変位駆動機構と、乗客コンベヤーの運転
時に変位駆動機構を付勢して変位機構を移動手摺に接近
した所定位置に変位させる制御装置とが設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は乗客コン
ベヤーの移動手摺装置の要部を示す斜視図、図2は図1
の拡大左側面図、図3は図1の装置における電気的接続
を概念的に示す回路図、図4は図1の装置の動作を説明
するフローチャートである。図において、1は無端状を
なし乗客コンベヤーの主枠(図示しない)に縦通して配
置された移動手摺である。
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は乗客コン
ベヤーの移動手摺装置の要部を示す斜視図、図2は図1
の拡大左側面図、図3は図1の装置における電気的接続
を概念的に示す回路図、図4は図1の装置の動作を説明
するフローチャートである。図において、1は無端状を
なし乗客コンベヤーの主枠(図示しない)に縦通して配
置された移動手摺である。
【0009】2は移動手摺1の内側、すなわち裏面に対
向して配置され、主枠に枢持されて駆動機(図示しな
い)に駆動されて回転する駆動ローラー、7は主枠の固
定部に立設されて長手が移動手摺1の長手に直交して配
置された案内レール、8は案内レール7に移動可能に係
合された移動台である。
向して配置され、主枠に枢持されて駆動機(図示しな
い)に駆動されて回転する駆動ローラー、7は主枠の固
定部に立設されて長手が移動手摺1の長手に直交して配
置された案内レール、8は案内レール7に移動可能に係
合された移動台である。
【0010】5は長手が移動手摺1の長手に沿って配置
されて長手中間が移動台8に装着された板ばね、6は押
圧ローラーで、板ばね5の両端にそれぞれ枢着されて移
動手摺1の外側、すなわち表面に対向すると共に駆動ロ
ーラー2に対応する位置に配置されて要時に板ばね5を
介して移動手摺1の表面に押圧される。
されて長手中間が移動台8に装着された板ばね、6は押
圧ローラーで、板ばね5の両端にそれぞれ枢着されて移
動手摺1の外側、すなわち表面に対向すると共に駆動ロ
ーラー2に対応する位置に配置されて要時に板ばね5を
介して移動手摺1の表面に押圧される。
【0011】9は案内レール7及び移動台8を主要部材
として構成された変位機構、10は主枠に設けられたね
じ式の電動シリンダーからなる変位駆動機構で、ねじ棒
からなる出力軸11が移動台8にねじ込まれている。1
2はリミットスイッチからなる接近検出器で、案内レー
ル7に設けられて移動手摺1側に変位した移動台8の縁
部によって押圧されて動作する。
として構成された変位機構、10は主枠に設けられたね
じ式の電動シリンダーからなる変位駆動機構で、ねじ棒
からなる出力軸11が移動台8にねじ込まれている。1
2はリミットスイッチからなる接近検出器で、案内レー
ル7に設けられて移動手摺1側に変位した移動台8の縁
部によって押圧されて動作する。
【0012】13はリミットスイッチからなる後退検出
器で、案内レール7に設けられて移動手摺1から離れた
位置に変位した移動台8の縁部によって押圧されて動作
する。14は乗客コンベヤーの起動スイッチからなる運
転検出器、15は制御装置で、変位駆動機構10、接近
検出器12、後退検出器13、運転検出器14が接続さ
れている。
器で、案内レール7に設けられて移動手摺1から離れた
位置に変位した移動台8の縁部によって押圧されて動作
する。14は乗客コンベヤーの起動スイッチからなる運
転検出器、15は制御装置で、変位駆動機構10、接近
検出器12、後退検出器13、運転検出器14が接続さ
れている。
【0013】上記のように構成された乗客コンベヤーの
移動手摺装置において、変位駆動機構10が要時に動作
して変位機構9の移動台8を移動手摺1側に変位させ
る。そして、駆動ローラー2及び押圧ローラー6によっ
て移動手摺1が挟圧されて駆動ローラー2の摩擦力によ
って駆動される。以下、変位駆動機構10の動作を図4
に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ス
テップ101において乗客コンベヤーの起動スイッチが
閉成されて乗客コンベヤーが運転中であればステップ1
02へ進み、運転中でなければステップ105へ進む。
移動手摺装置において、変位駆動機構10が要時に動作
して変位機構9の移動台8を移動手摺1側に変位させ
る。そして、駆動ローラー2及び押圧ローラー6によっ
て移動手摺1が挟圧されて駆動ローラー2の摩擦力によ
って駆動される。以下、変位駆動機構10の動作を図4
に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ス
テップ101において乗客コンベヤーの起動スイッチが
閉成されて乗客コンベヤーが運転中であればステップ1
02へ進み、運転中でなければステップ105へ進む。
【0014】そして、ステップ102によって制御装置
15から変位機構9の接近動作が指令される。これによ
り、変位駆動機構10が付勢され出力軸11が回転して
変位機構9の移動台8が移動手摺1側に接近変位する。
次いで、ステップ103へ進んで接近変位する移動台8
の縁部により接近検出器12が動作するとステップ10
4へ進む。また、ステップ103において接近検出器1
2が動作しなければステップ102へ戻る。次に、ステ
ップ104へ進んで変位駆動機構10が消勢されて停止
する。
15から変位機構9の接近動作が指令される。これによ
り、変位駆動機構10が付勢され出力軸11が回転して
変位機構9の移動台8が移動手摺1側に接近変位する。
次いで、ステップ103へ進んで接近変位する移動台8
の縁部により接近検出器12が動作するとステップ10
4へ進む。また、ステップ103において接近検出器1
2が動作しなければステップ102へ戻る。次に、ステ
ップ104へ進んで変位駆動機構10が消勢されて停止
する。
【0015】そして、接近検出器12が動作した状態で
は、変位機構9の移動台8が移動手摺1に接近した所定
位置に配置される。これにより、押圧ローラー6が押圧
位置に配置されて板ばね5を介して移動手摺1に押しつ
けられて、移動手摺1が駆動ローラー2及び押圧ローラ
ー6によって挟圧される。そして、駆動ローラー2が駆
動機に駆動されて回転することにより、その摩擦力によ
って移動手摺1が駆動されて乗客コンベヤーの踏み板の
移動に同期して移動する。
は、変位機構9の移動台8が移動手摺1に接近した所定
位置に配置される。これにより、押圧ローラー6が押圧
位置に配置されて板ばね5を介して移動手摺1に押しつ
けられて、移動手摺1が駆動ローラー2及び押圧ローラ
ー6によって挟圧される。そして、駆動ローラー2が駆
動機に駆動されて回転することにより、その摩擦力によ
って移動手摺1が駆動されて乗客コンベヤーの踏み板の
移動に同期して移動する。
【0016】また、ステップ105において変位機構9
の移動台8の後退動作が指令されて変位駆動機構10が
付勢され出力軸11が回転して移動台8が後退変位す
る。次いで、ステップ106へ進んで後退変位する移動
台8の縁部により後退検出器13が動作するとステップ
104へ進む。また、ステップ106において後退検出
器13が動作しなければステップ105へ戻る。次に、
ステップ104へ進んで変位駆動機構10が消勢されて
停止する。
の移動台8の後退動作が指令されて変位駆動機構10が
付勢され出力軸11が回転して移動台8が後退変位す
る。次いで、ステップ106へ進んで後退変位する移動
台8の縁部により後退検出器13が動作するとステップ
104へ進む。また、ステップ106において後退検出
器13が動作しなければステップ105へ戻る。次に、
ステップ104へ進んで変位駆動機構10が消勢されて
停止する。
【0017】以上説明したように、乗客コンベヤーの運
転中には変位機構9の移動台8が移動手摺1に接近した
所定位置に配置されて、押圧ローラー6が押圧位置に配
置される。これによって、移動手摺1が駆動ローラー2
及び押圧ローラー6によって挟圧される。そして、駆動
ローラー2の駆動回転による摩擦力によって移動手摺1
が駆動されて移動する。また、乗客コンベヤーが停止し
ているときには、変位機構9の移動台8が移動手摺1か
ら後退した所定位置に配置されて、押圧ローラー6によ
る移動手摺1の押圧が解除される。
転中には変位機構9の移動台8が移動手摺1に接近した
所定位置に配置されて、押圧ローラー6が押圧位置に配
置される。これによって、移動手摺1が駆動ローラー2
及び押圧ローラー6によって挟圧される。そして、駆動
ローラー2の駆動回転による摩擦力によって移動手摺1
が駆動されて移動する。また、乗客コンベヤーが停止し
ているときには、変位機構9の移動台8が移動手摺1か
ら後退した所定位置に配置されて、押圧ローラー6によ
る移動手摺1の押圧が解除される。
【0018】このため、乗客コンベヤーの長時間の停
止、例えば夜間における停止中に、駆動ローラー2及び
押圧ローラー6による挟圧のために移動手摺1面の塑性
的変形の発生、すなわち圧痕の発生を未然に防ぐことが
できる。したがって、移動手摺1の表面に生じる圧痕の
ために、美観が損なわれる不具合を解消することができ
る。
止、例えば夜間における停止中に、駆動ローラー2及び
押圧ローラー6による挟圧のために移動手摺1面の塑性
的変形の発生、すなわち圧痕の発生を未然に防ぐことが
できる。したがって、移動手摺1の表面に生じる圧痕の
ために、美観が損なわれる不具合を解消することができ
る。
【0019】また、図1〜図4の実施の形態を応用して
次に述べるように乗客コンベヤーの移動手摺装置を容易
に構成することができる。すなわち、駆動ローラー2を
移動手摺1の外側、すなわち表面に対向して配置し、ま
た押圧ローラー6を移動手摺1の内側、すなわち裏面に
対向すると共に駆動ローラー2に対応する位置に配置す
る。
次に述べるように乗客コンベヤーの移動手摺装置を容易
に構成することができる。すなわち、駆動ローラー2を
移動手摺1の外側、すなわち表面に対向して配置し、ま
た押圧ローラー6を移動手摺1の内側、すなわち裏面に
対向すると共に駆動ローラー2に対応する位置に配置す
る。
【0020】このような構成であっても、乗客コンベヤ
ーの停止時に変位機構9の移動台8が移動手摺1から後
退した所定位置に配置されて、押圧ローラー6による移
動手摺1の押圧が解除される。したがって、詳細な説明
を省略するが図1〜図4の実施の形態における作用と同
様な作用を得ることができる。
ーの停止時に変位機構9の移動台8が移動手摺1から後
退した所定位置に配置されて、押圧ローラー6による移
動手摺1の押圧が解除される。したがって、詳細な説明
を省略するが図1〜図4の実施の形態における作用と同
様な作用を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、無端状
をなし乗客コンベヤーの主枠に縦通して配置された移動
手摺と、主枠に枢持され駆動されて回転し、移動手摺の
表面及び裏面の両者の一方に対向して配置された駆動ロ
ーラーと、上記両者の他方に対向すると共に駆動ローラ
ーに対応して配置された押圧ローラーと、主枠に配置さ
れて押圧ローラーを枢持し、移動手摺側に変位可能に構
成されて要時に変位して押圧ローラーを押圧位置に変位
させる変位機構と、主枠に設けられて係合された変位機
構を移動手摺側に変位させる変位駆動機構と、乗客コン
ベヤーの運転時に変位駆動機構を付勢して変位機構を移
動手摺に接近した所定位置に変位させる制御装置とを設
けたものである。
をなし乗客コンベヤーの主枠に縦通して配置された移動
手摺と、主枠に枢持され駆動されて回転し、移動手摺の
表面及び裏面の両者の一方に対向して配置された駆動ロ
ーラーと、上記両者の他方に対向すると共に駆動ローラ
ーに対応して配置された押圧ローラーと、主枠に配置さ
れて押圧ローラーを枢持し、移動手摺側に変位可能に構
成されて要時に変位して押圧ローラーを押圧位置に変位
させる変位機構と、主枠に設けられて係合された変位機
構を移動手摺側に変位させる変位駆動機構と、乗客コン
ベヤーの運転時に変位駆動機構を付勢して変位機構を移
動手摺に接近した所定位置に変位させる制御装置とを設
けたものである。
【0022】これによって、乗客コンベヤーの運転中に
は変位機構の移動台が移動手摺に接近した所定位置に配
置されて、移動手摺が駆動ローラー及び押圧ローラーに
よって挟圧される。そして、駆動ローラーの駆動回転に
よる摩擦力によって移動手摺が駆動されて移動する。ま
た、乗客コンベヤーが停止しているときには、変位機構
の移動台が移動手摺から後退した所定位置に配置され
て、押圧ローラーによる移動手摺の押圧が解除される。
したがって、乗客コンベヤーの長時間の停止、例えば夜
間における停止中に駆動ローラー及び押圧ローラーによ
る挟圧に起因する移動手摺面における塑性的変形の発
生、すなわち圧痕の発生を未然に防ぐことができる。こ
のため、移動手摺の表面に生じる圧痕のために美観が損
なわれる不具合を解消する効果がある。
は変位機構の移動台が移動手摺に接近した所定位置に配
置されて、移動手摺が駆動ローラー及び押圧ローラーに
よって挟圧される。そして、駆動ローラーの駆動回転に
よる摩擦力によって移動手摺が駆動されて移動する。ま
た、乗客コンベヤーが停止しているときには、変位機構
の移動台が移動手摺から後退した所定位置に配置され
て、押圧ローラーによる移動手摺の押圧が解除される。
したがって、乗客コンベヤーの長時間の停止、例えば夜
間における停止中に駆動ローラー及び押圧ローラーによ
る挟圧に起因する移動手摺面における塑性的変形の発
生、すなわち圧痕の発生を未然に防ぐことができる。こ
のため、移動手摺の表面に生じる圧痕のために美観が損
なわれる不具合を解消する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、乗客コ
ンベヤーの移動手摺装置の要部斜視図。
ンベヤーの移動手摺装置の要部斜視図。
【図2】 図1の拡大左側面図。
【図3】 図1の装置における電気的接続を概念的に示
す回路図。
す回路図。
【図4】 図1の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
ト。
【図5】 従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置の要部
を示す斜視図。
を示す斜視図。
1 移動手摺、2 駆動ローラー、6 押圧ローラー、
9 変位機構、10変位駆動機構、15 制御装置。
9 変位機構、10変位駆動機構、15 制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 無端状をなし乗客コンベヤーの主枠に縦
通して配置された移動手摺と、上記主枠に枢持され駆動
されて回転し、上記移動手摺の表面及び裏面の両者の一
方に対向して配置された駆動ローラーと、上記両者の他
方に対向すると共に上記駆動ローラーに対応して配置さ
れた押圧ローラーと、上記主枠に配置されて上記押圧ロ
ーラーを枢持し、上記移動手摺側に変位可能に構成され
て要時に変位し、上記押圧ローラーを押圧位置に変位さ
せる変位機構と、上記主枠に設けられて係合された上記
変位機構を上記移動手摺側に変位させる変位駆動機構
と、上記乗客コンベヤーの運転時に上記変位駆動機構を
付勢して上記変位機構を上記移動手摺に接近した所定位
置に変位させる制御装置とを備えた乗客コンベヤーの移
動手摺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000028645A JP2001220082A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 乗客コンベヤーの移動手摺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000028645A JP2001220082A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 乗客コンベヤーの移動手摺装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001220082A true JP2001220082A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=18554017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000028645A Pending JP2001220082A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 乗客コンベヤーの移動手摺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001220082A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006264941A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fujitec Co Ltd | エスカレータ等の保全装置 |
JP2007070051A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | マンコンベア用移動手摺の加圧ローラ着脱装置及びその方法 |
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2000
- 2000-02-07 JP JP2000028645A patent/JP2001220082A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4663458B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2011-04-06 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | マンコンベア用移動手摺の加圧ローラ着脱装置及びその方法 |
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