JP3220095B2 - 板材曲げ加工機械 - Google Patents

板材曲げ加工機械

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JP3220095B2
JP3220095B2 JP30290198A JP30290198A JP3220095B2 JP 3220095 B2 JP3220095 B2 JP 3220095B2 JP 30290198 A JP30290198 A JP 30290198A JP 30290198 A JP30290198 A JP 30290198A JP 3220095 B2 JP3220095 B2 JP 3220095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板金用曲げプレスの
如き板材曲げ機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、板材の曲げ加工は、曲げプレス
等により行われる。かかる曲げプレスの一例を、図1の
斜視図に概略的に示す。同図に示すように、前記曲げプ
レスは、1つまたは2つのC字状の枠10を備えて成
る。この枠10には、大略垂直面内に、相互に平行なエ
プロン部材12及び14が支承されている。これらのエ
プロン部材の1つ、例えば、上方エプロン部材14は、
前記枠10に固定された下方のエプロン部材12に対し
て接近離反自在に、前記枠10に支承されている。な
お、図1において矢印Zは前記上方エプロン部材14の
移動方向を示すものであり、この方向Zは、以下におい
て「作業方向」と称する。
【0003】前記上下エプロン部材12及び14は、そ
れぞれ、V字状の加工部を備えたダイ16及びパンチ1
8の如き一対の上下金型のための金型支持部材を構成す
る。
【0004】前記構成により、ダイ16とパンチ18と
の間に挿入された板材は、ダイ16及びパンチ18が相
互に押圧係合されたとき、これらの金型の形状に曲げ加
工される。
【0005】ところで、従来の曲げプレスでは、前記可
動エプロン部材14の移動、及び、押圧力の印加は、例
えば、以下の態様により行われる。すなわち、曲げ長さ
が1m程度以下の小型の曲げ加工機では、曲げ長さ方向
における一点に押圧力が印加される。また、前記長さ以
上の曲げ長さの中型及び大型曲げプレスでは、前記可動
エプロン部材14の両端部に対して、左右対象に押圧力
が印加される。
【0006】これらの押圧力印加を行う機構としては、
種々の機構が可能であり、例えば、前記押圧力は、流体
圧シリンダあるいは流体圧モータにより発生される。
【0007】一方、高精度曲げプレスでは、厳正な許容
誤差範囲内での曲げ角度を実現するために、ダイとパン
チの間隔を精確に調整制御しなければならず、数値制御
駆動モータを使用するのが一般である(曲げ角度の許容
誤差としては、例えば、一度の60分の1、すなわち1
分の程度が要求される)。なお、前記数値制御において
は、ダイ16とパンチ18とのあいだの間隔を継続的に
検出することが必要となる。
【0008】前記高押圧力を発生することができる小型
駆動源として好適な流体圧シリンダあるいは流体圧モー
タは、前記のような高精度曲げプレスに対しては適当で
はない。すなわち、一般に流体圧系サーボ機構は正確で
はないばかりでなく、流体圧系の流体温度が周囲温度に
より変化するため、作業日によって、その性能が著しく
変化してしまうのである。さらに、作動中に大量の熱が
発生され機械枠部等に伝達するので、当該枠部に変形が
発生し機械精度を一層低下させる。
【0009】これらの理由により、前記高精度曲げプレ
スでは、一般に、高精度で一貫して作業を行うことがで
きる電気式のサーボモータが採用される。前記電気式サ
ーボモータは又、きわめて作業効率が良いため、前記流
体圧シリンダ・流体圧モータに比して大量の熱を発生す
る恐れもない。
【0010】前記電気式サーボモータの欠点は、必要駆
動力を一定とした場合に流体圧式駆動手段に比して大型
となるとともに高価となる点である。さらに前記電気式
サーボモータにおいては、図1に示す上方エプロン部材
14の如き可動金型支持部材に対して駆動力を伝達する
ための高価な機構が必要となる、という欠点がある。
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の板材
曲げ加工機においては、流体圧シリンダ・流体圧モータ
の如き流体圧駆動手段を用いると、数値制御による高精
度曲げ加工が困難となる一方、電気式サーボモータを用
いると、構成が大型となるとともに高価となる、という
欠点があったのである。
【0011】本発明は、このような従来の技術的な問題
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、高精度曲げ加工を行なうことが出来且つ小型で安価
な板材曲げ加工機械を提供することである。
【0012】この発明の他の目的は、所定曲げ駆動力の
曲げ加工を所定時間で行うに際して、きわめて低出力の
サーボモータで十分な高精度板材曲げ加工機械を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、フレームと、このフレームに、相互に接
近離反自在に設けられ、その間に挿入された板材に対し
て曲げ加工を行うための上金型および下金型と、前記上
金型または下金型を支持したエプロン部材を、両金型が
比較的大きく離間した相対位置から前記上金型が板材に
当接する直前の相対位置まで迅速に接近せしめるため
前記フレームに設けられた第1駆動手段と、上記第1駆
動手段によって上下の金型が接近された後に前記板材の
曲げ加工を行うために前記上金型または下金型を数値制
御のもとで相対的に遅速で接近せしめるために、前記エ
プロン部材の左右両側及び中央付近に設けた複数の第2
駆動手段と、を備え、第1,第2の駆動手段はそれぞれ
別個に備えて成るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】はじめに本発明が基づく原理を、
図2の例示に基づいて説明する。図2は、板材の曲げ加
工における3つの段階A,B,Cの例を概略的に示すも
のである。
【0015】図2において下金型としてのダイは番号1
6にて示され、上金型としてのパンチは番号18にて示
され、作動方向は記号Zにて示される。
【0016】後に詳述するようにこの発明は、曲げ加工
における金型の移動は、2又は3の移動段階に分割され
得る、との発見に基づいてなされたものである。
【0017】図2において下金型16に対する上金型1
8の接近段階は、記号Aにて示される。この接近段階A
は、任意の曲げプレスが完全に或いは部分的に開口した
状態を始点とし、この状態においてパンチ18は、ダイ
16に載置された板材Wから距離Hの高さに位置する。
なおこの状態は、先に曲げ加工した板材を排出するため
に必要不可欠な状態である。前記段階Aは、図2におい
てA段右列の図に示すように、パンチ18の頂点が板材
Wに接触する位置で終了する。
【0018】再び図2を参照するに、移動段階Bは前記
パンチとダイとが相互に係合し合い、その間に挾持した
板材を実際曲げ加工する曲げ加工段階に相当する。この
曲げ加工段階においては、前記パンチ18は、前記距離
Hよりはるかに短い距離だけダイ16に対して移動す
る。
【0019】移動段階Cは、コイニングと称される段階
で、高精度曲げ加工の場合においてのみ行われる。ここ
にコイニング加工は、以下の意義を有するものである。
すなわち、仮に、前記移動工程Bで曲げ加工が終了する
とすると、曲げプレスから板材を取り出した際に、板材
が弾性的に少し再開放してしまうことがあり、実際曲げ
角度が曲げプレスに予定された曲げ角度に一致しなくな
るのである。これに対して、前記段階Bの押圧力の5倍
若しくはそれ以上の押圧力でコイニング加工を行うと、
板材曲げ部は完全な可塑的状態(いわゆる完全降伏状
態)となり、前記曲げプレスに予定された曲げ角度と実
際曲げ角度とが等しくなる。このコイニング段階におい
て、パンチ18とダイ16との相対移動距離Lはほとん
ど零であり、以下において「仮想移動」と称する。
【0020】以下に詳細に説明するように前記移動工程
A,B,Cは、その移動態様が異なるとともに、押圧力
及び移動距離が異なり、相互に明瞭に識別され得るもの
である。
【0021】移動段階A 移動距離Hは一般に前記段階Bにおける移動距離Kの1
0倍以上であり、3つの段階中で最大である。
【0022】一方、この段階Aにおける押圧力は、きわ
めて小さく、高々前記可動エプロン部材14とパンチ1
8の重量程度である。前記において、可動エプロン部材
14及びパンチ18の重量は、適宜の錘部材により釣り
合わせることもできる。従ってまた、前記押圧力により
曲げプレスの枠10が変形することはない。
【0023】なお前記において、可動エプロン部材14
及びパンチ18の移動はできるだけ迅速に行われるのが
望ましく、駆動力全開/停止制御により駆動されるのが
望ましい。
【0024】移動段階B この移動段階Bでは、きわめて大きな押圧力が必要とな
る。しかも、曲げ領域において板材は弾性状態から局所
的降伏状態へ変化するので、前記押圧力は、曲げ加工の
進行とともに急速に増大する。しかるのち、押圧力を一
定にしたまま、曲げ角度が増大する。これがいわゆるエ
ヤベンディング加工である。次いで、前記曲げ領域頂部
の両側における板材が、前記ダイ16及びパンチ18の
頂部両側面と平行になると、前記押圧力が再び急激に増
大する。この状態がいわゆる完全曲げ状態である。この
移動段階Bにおける前記可動エプロン部材14及びパン
チ18の全移動距離は、2つの成分K及びK´から成っ
ている。すなわち移動段階Bで、前記ダイ16とパンチ
18は、板材Wを介して常に相互に接触しており、前記
押圧力の作用により、曲げプレスの枠1等に変形が生
ずる。よって、移動段階Bにおいて、前記可動側エプロ
ン部材14及びパンチ18を駆動する駆動機構は、前記
ダイ16とパンチ18との相対距離Kに加えて、曲げプ
レスの枠10等の変形に相当する距離K´だけ、前記エ
プロン部材14、パンチ18等を移動させなければなら
ない。ここに、前記移動距離Kは一般に、約5mmから
20mmの程度の距離であり、弾性変形距離K´は前記
距離Kよりもはるかに小さいものである。なお、既に述
べたように、この移動段階Bにおける移動距離K+K´
は前記接近段階における移動距離Hよりもはるかに小さ
いものである。
【0025】次に、この移動段階Bにおいてはダイ16
とパンチ18とは、相互に正確に相対移動されなければ
ならない。従って、前記ダイ16及びパンチ18は、当
該相対移動距離を検出しつつ、前記枠10の変形による
補正を勘案して数値制御のもとで移動される。よって、
曲げ加工後の弾性による初期状態への戻り角度が与えら
れると、前記数値制御により、種々の曲げ角度への精確
なエアベンディング加工が可能となる。
【0026】移動段階C この移動段階Cにおける押圧力はきわめて大きく、例え
ば前記移動段階Bにおける押圧力の5倍以上である。従
って、曲げ加工領域を許容限度以上に変形せしめないよ
うに、板材の大きさ、厚さ、性質に応じて、押圧力の大
きさを適宜に調整しなければならない。
【0027】この移動段階Cにおいても、前記可動側エ
プロン部材14及びパンチ18の移動距離は、2つの成
分L及びL´で表わされる。ここに、移動距離Lは前記
ダイ16とパンチ18との間隔を表わし、0、1mmか
ら数mm程度のきわめて小さい距離である。一方、前記
移動距離L´は、枠の変形に相当する距離を表わし前記
距離Lよりもいくらか大きい。この結果、全移動距離L
+L´は、前記移動段階Bにおける移動距離K+K´と
同程度となる。
【0028】この移動段階Cにおいてコイニング加工力
は、一気に印加される。従って、移動段階Cにおいて移
動距離は検出されない。
【0029】以上の発見に基づく本発明の第2の要旨
は、前記2つの移動段階A及びB、あるいは、3つの移
動段階A,B,Cを実行するために、相互に異なる2つ
あるいは3つの駆動装置あるいはモータ手段を決定する
点に存する。
【0030】最初に、前記コイニング加工を行わない一
般的な曲げプレスについて説明する。この場合には、前
記接近段階Aは、空気圧シリンダの如き、駆動力全開/
停止型の高速・低価格の第1駆動手段により行われる。
【0031】移動段階Bでは、所定の駆動機構を備えた
電気式サーボモータにより可動側エプロン部材及びパン
チが移動される。
【0032】一つのサーボモータを備えた従来の曲げプ
レスにおいては、サーボモータの最大速度は、前記段階
Aにおけるパンチとダイとの相対接近速度に設定され
る。そしてこの最高速度は、加工時間を著しく長くしな
いように、前記移動段階Bの速度よりも、例えば、10
倍程度速くしてある。
【0033】一方、すでに知られているように前記サー
ボモータは一定のトルクを有するので、当該サーボモー
タにより移動段階Bの曲げ加工を行うと、その回転速度
は前記移動段階Aにおける回転速度より10倍小さくな
り、したがってその駆動力も例えば公称駆動力の10分
の1程度になる。
【0034】さらに、前述の如く2つの移動段階A及び
Bを1個のモータで行う曲げプレスでは、移動段階Bに
おいては金型の位置及び速度を正確に制御しなければな
らないのに対して、移動段階Aではそのような高精度の
制御は全く無駄となってしまう。
【0035】これに対して、既に述べた本発明では、移
動段階Bの曲げ加工を行うサーボモータの最高速度は、
移動段階Bにおける最高速度にのみ対応しており、例え
ば、前記移動段階Aにおける速度の10分の1程度であ
る。従って、かかる移動段階Bのみのためのサーボモー
タは移動段階A及びBのためのサーボモータに比較して
10分の1程度の公称駆動力を備えていればよい。
【0036】次に、前記コイニング段階Cをも行う従来
の曲げプレスを説明する。すでに述べたように、この曲
げ段階Cにおいては、前記可動側エプロン部材14及び
パンチ18の移動距離は、前記曲げ段階Bにおける移動
距離K+K´と同程度であるが、これらの移動部材に印
加される駆動力は、曲げ段階Bにおける駆動力よりも5
倍以上大きいものでなければならない。このような場
合、1個のサーボモータで全ての曲げ加工を行う従来の
曲げプレスでは、サーボモータは明らかに、曲げ段階B
を実行するのに必要な駆動力の5倍程度の駆動力を有し
ていなければならない。かかる駆動は、曲げ段階Cにお
ける加工時間が、曲げ段階Bにおける加工時間(数秒程
度)に比べて十分長くてもよいのなら、可能である。し
かしながら、前記コイニング加工は、瞬間的に行われる
のが好ましい。更に、前記曲げ段階Cにおいて要求され
ることは、板材の可塑性及び機械の弾性に由来する可動
側金型の微少移動を検出することではなく、むしろ加圧
時において印加される加圧力を測定することである。
【0037】本発明の実施の形態では、前記移動段階A
における接近移動を行うために第1駆動手段を用い、前
記曲げ段階B及びコイニング段階Cを実行するために第
2駆動手段を用いることができる。
【0038】しかしながら、前記コイニング段階Cを行
なうために、前記第1及び第2駆動手段とは別の第3駆
動手段を使用することが望ましい。
【0039】図3から図5を参照するに、本発明の参考
の形態である曲げプレスにはC字状の枠10が設けて
ある。このC字状枠10は、曲げプレスの大きさに応じ
て1つまたはそれ以上設けてある。図3から図5では、
これらのC字状枠のうちの1つが示してある。2つ以上
のC字状枠10を備えている場合には、これらの枠10
は、図3から図5に示したと同様の態様で配置され、後
述する複数の駆動手段は相互に同期して作動するように
構成される。
【0040】再び図3から図5を参照するに、前記枠1
0に、ダイ(下金型)支持部材12及びパンチ(上金
型)支持部材14が支承され、この金型支持部材12,
14にそれぞれダイ(下金型)16及びパンチ(上金
型)18が支承されている。これらの上下金型18,1
6により、板材Wが曲げ加工される(図3)。
【0041】図3及び図4において、前記作業方向は再
び記号Zで示される。
【0042】前記C字状枠10に、下方アーム22及び
上方アーム24が形成してある。
【0043】図5に最もよく示されるように、この上方
アーム24に、第1摺動部材26が上下動自在に支承さ
れている。より詳細には、前記第1摺動部材26は、前
記上方アーム24に設けたガイド部材30及び第1摺動
部材側に設けたガイド部材28により、前記作業方向Z
に沿って摺動自在に支承されている。
【0044】この第1摺動部材26は、箱型形状を有し
ており、その内部に第2摺動部材が支承されている。よ
り詳細には、この第2摺動部材32は前記第1摺動部材
26に設けた上下方向のガイド部材36及び第2摺動部
材32に設けたガイド部材34により、前記作業方向Z
に沿って摺動自在に前記第1摺動部材26に支承されて
いる。
【0045】図3から図5に示すように、前記第2摺動
部材32に、前記パンチ18を支承するための金型支承
部材14が固定してある。
【0046】再び図3から図5を参照するに、前記第1
摺動部材26と第2摺動部材32との間に、複動作用の
空気圧または流体圧アクチュエータ38の如き駆動手段
が設けられている。より詳細には、前記アクチュエータ
38の本体40が、前記第1摺動部材26に固定され、
そのピストンロッド42が前記作業方向Zに平行に延伸
してある。
【0047】このピストンロッド42の下端部には、フ
ォーク状部材44が支承され、このフォーク状部材44
にスプロケット46が回転自在に支承してある。また、
前記第1摺動部材26及び第2摺動部材32には、相互
に対向し、前記スプロケット46と噛合するラック部材
48及び52が設けてある。したがって、前記アクチュ
エータ38を作動することにより前記第1摺動部材26
に対して第2摺動部材32が上下動される。
【0048】前記第1摺動部材26と前記第2摺動部材
32とには、当該摺動部材26、32同士を係脱自在に
係合する係合手段が設けてある。より詳細には、前記第
2摺動部材32に、前記作業方向Zに延伸する鋸刃状係
合部を有する一対の係合部材54が固定されている(図
4、図5)。一方、前記第1摺動部材26には水平方向
に摺動自在に係合装置本体56が搭載され、この係合装
置本体56に前記係合部材54の係合部と噛合自在の鋸
刃状係合部を備えた係合部材58が固定されている。前
記係合装置本体56は、ロッド部材64を介して、前記
第1摺動部材に設けた流体圧または空気圧アクチュエー
タ60のピストン62に結合されている。従って、前記
係合装置本体56は前記流体圧または空気圧アクチュエ
ータ60により水平方向に往復動せられる。なお、前記
アクチュエータ60には、前記係合装置本体56を図4
において左方向へ付勢移動するためのスプリング部材6
6が設けてある。従って、前記アクチュエータ60に流
体が供給されない場合に、前記係合部材58の係合部が
係合部材54の係合部に係合する。
【0049】前記上方アーム24には、前記第1摺動部
材26を上下方向に移動せしめる第2駆動手段が設けて
ある。既に述べたように、この第2駆動手段は、前記移
動段階Bを実行する。図3に最もよく示すように、この
第2駆動手段は、駆動ギヤ70を設けた数値制御式電気
モータ68を備えて成る。この駆動ギヤ70は、前記数
値制御式電気モータ68からの駆動力を、歯付きベルト
74を介して従動ギヤ72へ伝達する。
【0050】前記従動ギヤ72は、ベアリング部78に
回動自在に支承された雌ねじ部材76に固定してある。
なお、前記ベアリング部材78は、前記枠10の上方フ
レーム24に固定してある。
【0051】前記雌ねじ材76には、前記作業方向Zと
直交する方向に延伸する水平ロッド部80が結合されて
いる。すなわち、前記水平ロッド部材80はボールねじ
82を有して成り、このボールねじ82が前記雌ねじ部
材76に係合する。前記水平ロッド部材80において前
記ボールねじ82と反対側に角柱部材84が設けてあ
る。この角柱部材84には、周知のトリッピングブレー
キ86が固定してある。このトリッピングブレーキの作
用は後に詳述する。
【0052】前記角柱部材84の先端部(図3において
右方)には、上下の楔面90,92と協働する一対の楔
部材88が取付けてある。前記上方楔面92は、前記上
方アーム24に設けた横木部材94に形成した水平面か
ら構成され、前記楔部材88の対応する水平面と協働す
る。一方、下方楔面90は、前記第1摺動部材26の上
面に形成され、前記楔部材88の下面に対応する傾斜を
有し、当該楔部材下面と協働する。なお、図3及び図4
に示すように、前記上下楔面90,92には、摩擦をな
くすためのローラが設けてある。
【0053】図5を参照するに、前記上方アーム24と
第1摺動部材26とのあいだに、前記第1摺動部材26
を上方に付勢するための一対のスプリング部材42が設
けてある。これらのスプリング部材42は、前記第1摺
動部材26と第2摺動部材32とが相互に係合されたと
き前記可動部分の全重量を支承するように構成してあ
る。したがって、前記上下楔面90及び92と楔部材8
8とが確実に係合される。
【0054】前記移動段階Bにおける可動側金型18の
上下位置を検出するために、前記第1摺動部材26に、
前記作業方向Zに延伸する光学スケール96が設けてあ
る。一方、前記上方アーム24には、前記光学スケール
96と協働する光学−電子検出装置(図示せず)が設け
てあり、その出力が前記サーボモータ68に入力してあ
る。これにより、前記可動型金型18の前記サーボモー
タ68による駆動系がクローズドループを形成する。
【0055】図3を参照するに、前記コイニング段階C
を行うために前記枠10の下方アーム22にはダイ(下
金型)16の駆動手段が設けられている。
【0056】より詳細には、前記下方アーム22に複動
作用型空気圧シリンダ98が固定してある。この空気圧
シリンダ98には、前記作業方向Zに直交する方向に延
伸する水平ロッド部材102が設けてある。この水平ロ
ッド部材102の先端に、前記楔部材88と同様の構成
の楔部材104が支承してある一方、前記下方アーム2
2に、前記作業方向Zに移動自在に、第3摺動部材10
6が支承されこの第3摺動部材106に前記ダイ(下金
型)16を支承する下金型支持部材12が形成してあ
る。そして、前記楔部材104が、前記下方アーム22
上の固定ブロック部材112に形成した下方楔面108
及び、前記第3摺動部材106に形成した上方楔面11
0と協働するようになっている。なお、前記上下楔面1
08,110にも、楔面における摩擦を防止するために
ローラが設けてある。
【0057】再び図3から図5を参照して本参考例の動
作を説明する。
【0058】まず、接近段階Aにおいて、前記第2摺動
部材32が前記第1摺動部材26から解放され、可動側
金型支持部材14が、図4において2点鎖線14aで示
す高さ位置まで上昇する。
【0059】上下金型16、18の間に板材Wを挿入す
ると、前記第1駆動手段における流体圧、または空気圧
アクチュエータ38が起動され、そのピストンロッド4
2が、図4において矢印F1の方向に下降される。前記
倍率機構46,48,52により、前記第2摺動部材3
2は、図2における距離Hだけ下降され、前記第1摺動
部材26の内部に収納される。なお前記移動距離Hは、
前記倍率機構46,48,52により、前記ピストンロ
ッド42の移動距離の2倍となる。前記可動側金型支持
部材14は、この接近段階Aの終了時に、図4において
2点鎖線14bで示す高さ位置に位置する。
【0060】この状態において、前記係合部材54から
解放されていた係合部材58を有する係合装置本体56
が、前記アクチュエータ60内の圧力低下により前進駆
動される。そして、前記係合部材54及び58が係合し
合うことにより前記第1摺動部材26と第2摺動部材3
2とが相互に固定される。
【0061】ここで数値制御のもとに前記曲げ段階Bが
開始される。すなわち、図3に示すように、前記数値制
御式電気サーボモータ68に起動信号が与えられ、あら
かじめ設定されたプログラムに基づいて制御される。こ
の制御行程において前記可動側金型支持部材14及びパ
ンチ18の下降位置が前記光学スケール96により検知
される。前記電気サーボモータ68の作動により前記楔
部材88が、図3及び図4において矢印F3の方向に移
動され、前記金型支持部材14及びパンチ18が、図3
において矢印F4の方向に移動され、図2Bにおける距
離K+K´の移動が行われる。
【0062】前記曲げ段階Bが終了すると、次に、図2
Cにおけるコイニング段階Cが行われる。
【0063】前記コイニング段階を行うために、前記流
体圧アクチュエータ98が起動され、そのピストン10
0および楔部材104が矢印F5の方向に移動される。
この楔部材104の移動により、前記第3摺動部材10
6及び下方金型支持部材12、ダイ16が、矢印F6の
方向に微小移動され、図2Cにおける距離L+L´の移
動が行われる。
【0064】なお、前記楔部材104に印加されるコイ
ニング駆動力は、前記流体圧アクチュエータ98に接続
された電気制御式圧力調整装置114により、流体圧ア
クチュエータ98内部の圧力変化を介して検出される。
【0065】ところで、前記コイニング加工の間に、前
記パンチ18及び金型支持部材14、第1摺動部材26
及び第2摺動部材32等から成る可動部材が、前記コイ
ニング駆動力により上方に復帰することがないようにし
なければならない。すなわち、前記雌ねじ部材76及び
ボールねじ82から構成される減速機構は一般に可逆的
であり前記可動部材が逆行復帰する恐れがあるのであ
る。この逆行を防止するために、前記水平ロッド部材8
2には、前記トリッピングブレーキ86が設けてある。
このトリッピングブレーキ86は、前記コイニング加工
による反力を、前記楔部材88から直接前記枠10の上
方アーム24に伝達する。これにより、前記コイニング
駆動力の大きさに比して小型のねじ装置76、82に、
悪影響が及ぶ恐れがない。
【0066】前記の形態において、前記サーボモータ6
8としては、前記数値制御式電気サーボモータが好適で
あるが流体圧式サーボモータも使用し得る。
【0067】さらに、前記コイニングのための第3駆動
手段は必ずしも必要ではなく、省略することもできる。
前記上方アーム24における前記第1摺動部材及び第2
摺動部材から成る駆動部材の内部に、第3摺動部材を設
け、この第3摺動部材を摺動することにより前記第3駆
動手段を構成することもできる。
【0068】図6から図9に基づいて本発明の実施の形
態を説明する。
【0069】図6、図7を参照するに、この曲げプレス
には第1支持枠としての左右両側の一対のC字状支持枠
1100が設けてある。この第1支持枠1100の下方
アームには下方エプロン部材1102が固定され、この
下方エプロン部材1102の上端縁にダイ1104が固
定してある。
【0070】前記第1支持枠1100の上方アームには
上下動自在に上方エプロン部材1106が支承され、こ
の上方エプロン部材1106の下端縁にパンチ1108
が固定してある。以下の説明において、前記上下エプロ
ン部材1102および1106は1枚の板材から構成さ
れているとして説明するが、これらを物理的に分割しユ
ニット化することも可能である。
【0071】図6、図8に示すように、前記第1支持枠
1100の上端側には、垂直方向へ作動自在の複動作用
流体圧または空気圧アクチュエータ1112が支承され
ている。このアクチュエータ1112の作動軸1114
にはブラケット1116が支承され、このブラケット1
116に前記上方エプロン部材1106が吊下されてい
る。
【0072】前記第1支持枠1100に支承された(図
6において左右の)アクチュエータ1112は相互に同
期して作動される。したがって、前記パンチ1108は
前記ダイ1104に対して長さ方向に渡って同一の態様
で接近し且つ曲げ加工後同一の態様で当初位置に復帰す
る。
【0073】前記パンチ1108がダイ1104に対し
て所定距離まで接近すると、前記ブラケット1116が
制止部材1118に接触し当該制止部材の下方に設けた
スプリング120の弾性力により下方移動が停止され
る。なお、前記においてスプリング120は、前記上方
エプロン部材1106およびパンチ1108を含む可動
部材の重量を支承すべくあらかじめ付勢されている。
【0074】再び図6、図7を参照するに、前記曲げプ
レスには、前記実際曲げ工程を実行するために上方エプ
ロン部材1106の左右両側及び中央付近の3つ以上の
C字状の第2支持枠122が設けてある。
【0075】より詳細には、各第2支持枠122は、前
記下方エプロン部材1102に固定した水平ピン124
に静力学的に搭載されている。なお必要に応じて前記第
2支持枠122は、前記水平ピン124を中心として回
動自在に前記下方エプロン部材1102に搭載すること
も出来る。図7に最もよく示すように、前記第2支持枠
の重量は、その後端部に設けたスプリング126によっ
て支承されている。また前記第2支持枠122の上方ア
ームは適宜のローラ128を介して前記上方エプロン部
材1106の背面に付勢接触されている。
【0076】この第2支持枠122の上方アームに、反
力装置130が支承されている。この反力装置130
は、流体圧または空気圧アクチュエータ138を備えて
成る。このアクチュエータ138のピストンロッド13
4の先端部に、反力ロッド136が設けてある。
【0077】尚、後に詳細に説明するように、前記反力
ロッド136に対応して前記上方エプロン部材1106
に、サーボモータ装置140(図7)が支承されてい
る。
【0078】図7において、前記ダイ1104に対する
パンチ1108の接近段階終了時の前記サーボモータ装
置140の位置は実線で示され、当初位置への復帰時の
前記サーボモータ装置140の位置は破線で示されてい
る。
【0079】より詳細には、前記サーボモータ装置14
0の上端部に球状キャップ142が設けてあり、前記サ
ーボモータ装置140が前記接近段階の最終位置に達す
ると、前記サーボモータ装置140および前記上方エプ
ロン部材1106が上方に戻らないように、前記反力装
置130の反力ロッド136が図7に図示の位置まで前
進する。
【0080】図9を参照するに、前記サーボモータ装置
140は、前記上方エプロン部材1106の上端縁長手
方向の前記第2支持枠122に相当する位置に設けたブ
ロック144を備えて成る。このブロック144は、ロ
ーラーを備えた上方くさび面146を有して成る。前記
上方エプロン部材1106にはまた垂直案内部材150
が固定して設けられ、この垂直案内部材150に前記球
状キャップ142を形成した可動ブロック148が垂直
方向に上下動自在に支承されている。この可動ブロック
148には、前記水平くさび面146と対抗するローラ
ー付き傾斜くさび面152が形成してある。
【0081】前記上下のくさび面146、152の間
に、対応するくさび部材154が、挿入されるようにな
っている。このくさび部材154は、作動軸としてのボ
ールネジ156の先端部に固定されている。
【0082】このボールネジ156と協働する雌ねじ部
材158が、前記上方エプロン部材1106の上端縁に
固定した支持ブロック162に設けた軸受け160に回
動自在に支承されている。
【0083】前記上方エプロン部材1106には、ま
た、歯付ベルトの如き伝動装置を介して前記雌ねじ部材
158を回動自在の数値制御電気式サーボモータ164
が支承されている。
【0084】前記構成において、前記第1駆動装置11
12、1114、1116によるダイ1104に対する
パンチ1108の接近行程が終了すると、前記第2支持
枠122に設けた数値制御サーボモータ164が起動さ
れ、前記くさび部材154が上下のくさび面146、1
52の間に押圧挿入され、曲げ工程が実行される。
【0085】上下金型の長手方向に沿って配置した複数
の数値制御サーボモータ装置140は、実質的にすべて
同一である。
【0086】図7を参照するに、前記第2支持枠122
には、また、前記パンチ1108とダイ1104の間隔
を検出する間隔検出装置170および加圧時における第
2支持枠122の変形を検出するための変形検出装置1
72が設けてある。
【0087】より詳細には、前記下方エプロン部材11
02に、前記間隔検出装置170の下方アーム174が
固定され、この下方アームに連続する上方アーム176
に、適宜の光学スケール180と協働する光学検出セン
サが支承されている。
【0088】一方、前記第2支持枠122の下方アーム
に前記変形検出装置172の下方アーム180が固定さ
れ、この下方アームに連続する上方アーム182には前
記第2支持枠122の変形を検出する検出センサ184
が支承されている。したがって、前記パンチ1108と
ダイ1104とが係合した状態における原点位置を決定
することができる。これにより、前記第2支持枠122
および下方エプロン部材1102に対するサーボ制御が
可能となる。既に説明したように、本実施の形態のエプ
ロン部材は連続的な一体部材から構成してあるので、前
記変形検出装置が必要である。
【0089】本発明は、以上の実施の形態に限られるも
のではなく、特許請求の範囲の記載から把握される他の
態様でも成し得るものである。
【0090】例えば、前記実施の形態において上方エプ
ロン部材ではなく、下方エプロン部材を上下動自在に支
持枠に支承し、パンチに対してダイを接近離反させる構
成とすることもできる。
【0091】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明においては、上金型または下金型を支持した
エプロン部材を上下動して大きく離れた状態にある上金
型と下金型とを迅速に接近せしめるための第1の駆動手
段と、上下の金型によって板材の折曲げ加工を行うため
の第2の駆動手段とは個別に設けてあり、前記第2の駆
動手段は前記エプロン部材の左右両側及び中央付近の複
数箇所に設けられており、かつ数値制御されるものであ
るから、上下の金型の全ストロークを1個の駆動手段に
よって行う場合よりも駆動手段の小型化が可能であり、
かつ迅速接近移動及びその後の曲げ加工を円滑かつ精度
良く行うことができると共に、複数箇所の第2の駆動手
段を個別に制御可能である。
【0092】したがって、板材の折曲げ加工時の反力に
よって上下の金型の中央部が互いに離反する傾向にある
ことを補正可能となり、より高精度の折曲げ加工を行う
ことができるものである
【図面の簡単な説明】
【図1】曲げプレスの一般的な構成を示す説明図。
【図2】本発明の原理を例示的に示す概略図。
【図3】本発明の参考例の形態の断面図。
【図4】図3の矢印IVで示す部位の一部拡大図。
【図5】図4のV−V線矢視断面図。
【図6】本発明の実施の形態の平面図。
【図7】図6におけるVII−VII矢視断面図。
【図8】図6における矢印VIIIに沿って切断した一
部断面図。
【図9】図7において矢印IXから見た前記実施の形態
の正面図。
【符号の説明】
10 枠 16 下金型(ダイ) 18 上金型(パンチ) 38 流体圧または空気圧アクチュエータ 68 数値制御式電気サーボモータ 98 流体圧アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−152322(JP,A) 特開 平2−200398(JP,A) 特公 昭52−23787(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B30B 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、このフレームに、相互に接
    近離反自在に設けられ、その間に挿入された板材に対し
    て曲げ加工を行うための上金型および下金型と、前記上
    金型または下金型を支持したエプロン部材を、両金型が
    比較的大きく離間した相対位置から前記上金型が板材に
    当接する直前の相対位置まで迅速に接近せしめるため
    前記フレームに設けられた第1駆動手段と、上記第1駆
    動手段によって上下の金型が接近された後に前記板材の
    曲げ加工を行うために前記上金型または下金型を数値制
    御のもとで相対的に遅速で接近せしめるために、前記エ
    プロン部材の左右両側及び中央付近に設けた複数の第2
    駆動手段と、を備え、第1,第2の駆動手段はそれぞれ
    別個に備えられていることを特徴とする板材曲げ加工機
    械。
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