JPH04182031A - 折曲げ機におけるラム装置決め方法およびその装置 - Google Patents

折曲げ機におけるラム装置決め方法およびその装置

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JPH04182031A
JPH04182031A JP30596790A JP30596790A JPH04182031A JP H04182031 A JPH04182031 A JP H04182031A JP 30596790 A JP30596790 A JP 30596790A JP 30596790 A JP30596790 A JP 30596790A JP H04182031 A JPH04182031 A JP H04182031A
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JP
Japan
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ram
upper limit
limit valve
dog
positioning
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Pending
Application number
JP30596790A
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English (en)
Inventor
Kinshiro Naito
欽志郎 内藤
Naoto Yoneda
尚登 米田
Tetsuya Anzai
哲也 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04182031A publication Critical patent/JPH04182031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、プレスブレーキなどの折曲げ機において、
上金型と下金型とを協働せしめるラムの位置を微小に変
位可能ならしめるようにした折曲げ機のラム位置決め方
法およびその装置に関する。
(従来の技術) 一般に、折曲げ加工は、V字形状のダイおよびこのV字
形状に対応する先鋭部を有するパンチの間にワークを介
在させ、パンチまたはダイの一方の金型を他方の金型に
対して接近・離反させることにより、前記ワークに所定
の角度で折曲げ加工を行なっている。特に、エアベンド
と呼ばれる加工方式では、金型駆動を正確に定めなけれ
ばならない。
そこで、従来、駆動金型を油圧で動作させ、その位置決
め、駆動金型と連動する油圧バルブのドグの移動で行な
っていた。その際、ドグの移動はリンク機構を介して手
動もしくはサーボモータの動作で行なっていた。
さらに、この金型の位置決め(デプス位置)は試行錯誤
で決定し、同一ワークに対する同−曲げは同一位置決め
にて曲げ加工を行なっていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来から行なっているラムの位置決
め手段では、油圧バルブのドグの位置決め精度は、一般
に10μm程度であり、さらに高精度な曲げを行なうた
めには、上記ドグの位置精度、すなわち、金型間の距離
(デプス距離)の位置決め精度は1μm程度を必要とす
る。
しかしながら、リンク機構を介して行なう手段ではバッ
クラッシュやフリクションロスなどの影響により1μm
単位の微小送りは困難で、高精度な曲げ加工を行なうこ
とができないという問題かあった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、上限弁
ドグの位置調整を高精度に行なえるようにして、延いて
は高精度な折曲げ加工を可能にした折曲げ機におけるラ
ムの位置決め方法およびその装置を提供することにある
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、ラムの上下動により上金型
と下型との協働でワークに折曲げ加工を行なう際に前記
上金型と下金型との刃間距離を位置決めするとき、前記
ラムに設けられた上限弁に、リンク部材を介して上下動
する上限弁ドグを当接せしめて粗い位置決めを行なった
後、この上限弁ドグに設けられた圧電素子により微小の
ドグの位置を変化せしめるように制御してラムの位置決
めを行なうようにした折曲げ機のラム位置決め方法であ
る。
また、この発明は、ラムの上下動により上金型と下金型
との協働でワークに折曲げ加工を行なう際に、前記上金
型と下金型との距離を位置決めする折曲げ機におけるラ
ム位置決め装置であって、前記ラムに設けられた上限弁
と、リンク部材を介して上下動すると共に圧電素子をア
クチュエータにより微小変位する上限弁ドグと、を備え
て折曲げ機にラム位置決め装置を構成した。
(作用) この発明の折曲げ機におけるラム位置決め方法およびそ
の装置を採用することにより、上金型と下金型の一方は
ラムの上下動により協働してワークに折曲げ加工が行な
われる。この際、ラムの位置決めは、ラムに設けられた
上限弁と、上限弁ドグとで行なわれるが、この上限弁ド
グはリンク部材を介して上下動して粗い位置決めが行な
われる。次いで、上限弁ドグに設けられた圧電素子をア
クチュエータによって微小な変位の位置決めが行なわれ
る。すなわち、ラムの位置決めが高精度な位置決めとな
り、ワークに高精度な折曲げ加工が行なわれる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図を参照するに、折曲げ機としてのプレスブレーキ
1の左右両側にはサイドフレーム3が立設されている。
このサイドフレーム3における上部の前部(第2図にお
いて右部)には上下方向へ延伸した上部テーブル5が固
定して設けられており、この上部テーブル5の下部には
図示省略の固定金具などによってパンチ(上金型)7が
着脱可能に固定されている。
一方、前記サイドフレーム3における下部の前部には前
フレーム9が設けられており、この前フレーム9の内側
には上下方向へ延伸されていると共に上下動自在なラム
(下部テーブル)11が設けられている。このラム11
の下部には油圧シリンダ13に装着されたピストンロッ
ド15の上部部分が一体化されている。前記ラム11の
上部にはダイホルダなどを介してダイ(下金型)17が
前記バンチ7と対応した位置に着脱可能に設けられてい
る。
上記構成により、油圧シリンダ13を作動せしめると、
ピストンロッド15を介してラム11が上下動されるこ
とによって、バンチ7とダイ17との協働で、ダイ17
上に載置されたワークWに折曲げ加工されることになる
。なお、ラム11が上下動する際にラム11の前後に設
けられた複数の回転自在なローラ19によって案内され
るから、ラム11はスムーズに上下方向へ移動される。
前記ラム11には上限弁21が取付けられており、上限
弁21はラム11の上昇と同時に、前記サイドフレーム
3側に移動可能に取付けられた上限弁ドグ23の端面位
置まて上昇した後、上限弁21が作動し、油圧シリンダ
13が停止する。
このように、上限弁ドグ23を上下方向に移動させるこ
とにより、相対的にダイ17の上昇停止位置をコントロ
ールすることができる。すなわち、上限弁ドグ23の上
昇停止位置を制御することで、ワークWを折曲げる折曲
げの仕上り角度の制御が可能となるものである。
前記上限弁21の位置決めを行なう上限弁ドグ23の移
動機構25が第1図に示されている。
第1図において、前記上限弁ドグ23の下部にし圧電素
子25が設けられており、さらに、この圧電素子25の
下部には上限弁ドグ突当て部材27が設けられている。
この上限弁ドグ23.圧電素子25および上限弁ドグ突
当て部材27は、上限弁ドグガイド29R,29Lに案
内されて上下方向へ移動されるものである。
前記上限弁ドグ23にはピン31て第1リンク部材33
の先端が取付けられており、第1リンク部材31の後端
は上昇限送りリンク35に取付けられている。また、上
限弁送りリンク35には第2リンク部材37の後端が取
付けられていると共に、第2リンク部材37の先端はピ
ン39て上限弁送りリンク41の先端に枢支されている
この上限弁送りリンク39の後端はピン43て送すナッ
ト45に固定されていると共に、送りナツト45は第1
図において左右方向へ延伸したボールねじ47に螺合さ
れている。ボールねじ47の一端側(第1図において右
端側)にはプーリ49が嵌着されている。また、駆動モ
ータ51には出力軸を介して駆動プーリ53が設けられ
ていて、この駆動プーリ53と前記プーリ49とにはベ
ルト55が巻回されている。
上記構成により、駆動モータ51を駆動せしめると、駆
動プーリ53.ベルト55.プーリ49を介してボール
ねじ47が回転されることによって、送りナツト45が
第1図において左右方向へ移動されることになる。送り
ナツト45が左右方向へ移動されることによって、上限
弁送りリンク41、第2リンク部材37.上限弁送りリ
ンク35および第1リンク部材33を介して、回転動作
を直線動作に変換して上限弁ドグ23が上下方向へ粗く
移動して位置決めされることになる。なお、図示省略し
であるが、上限弁ドグ23は各リンク部材のバックラッ
シュ防止のためのプリロードが上方向にかかっているも
のである。
前記上限弁ドグ突当て部材27には変位センサ57が設
けられており、この変位センサ57は制御装置59に接
続されている。また、この制御装置59は前記圧電素子
25を作動せしめるためのアクチュエータ61が接続さ
れている。アクチュエータ61と圧電素子25とは当然
接続されている。
上記構成により、変位センサ57によって検出された変
位が制御装置59に送信され、制御装置59ては、予め
設定した設定変位と実際の変位との比較を行ない、その
結果に基づいてアクチュエータ61を作動せしめて圧電
素子25で上下方向における微小変位の調整が行なわれ
ることとなる。
このように、上限弁ドグ23を上下方向へ粗く移動せし
めて位置決めすると共に、圧電素子25による上下方向
の微小変位で位置決めする複合位置決めを行なうことに
よって、ラム11を上昇せしめると、上限弁21が上限
弁ドグ突当て部材27に当接される。而して、例えば1
μm程度の正確なラムの位置決めを行なうことができる
。延いては、高精度な折曲げ加工を行なうことができる
なお、この発明は、前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
発明によれば、従来のメカ式による上限弁ドグの上下動
による粗い位置決めと、圧電素子による微小な位置決め
との複合的な位置決めを行なうことによって、ラムの高
精度な位置決めを行なうことができる。延いては高精度
な折曲げ加工を行なうことができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の主要部を示し、ラムを位置決めする
ための上限弁ドグの移動機構を説明する説明図、第2図
は折曲げ機としてのプレスブレーキの概略側面図で、特
にラムの位置決めを説明する説明図である。 1・・・プレスブレーキ(折曲げ機) 7・・・パンチ(上金型) 11・・・ラム17・・・
ダイ(下金型) 21・・・上限弁23・・・上限弁ド
グ 25・・・圧電素子57・・・変位センサ 59・
・・制御装置61・・・アクチュエータ 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラムの上下動により上金型と下型との協働でワー
    クに折曲げ加工を行なう際に前記上金型と下金型との刃
    間距離を位置決めするとき、前記ラムに設けられた上限
    弁に、リンク部材を介して上下動する上限弁ドグを当接
    せしめて粗い位置決めを行なった後、この上限弁ドグに
    設けられた圧電素子により微小のドグの位置を変化せし
    めるように制御してラムの位置決めを行なうことを特徴
    とする折曲げ機のラム位置決め方法。
  2. (2)ラムの上下動により上金型と下金型との協働でワ
    ークに折曲げ加工を行なう際に、前記上金型と下金型と
    の距離を位置決めする折曲げ機におけるラム位置決め装
    置であって、前記ラムに設けられた上限弁と、リンク部
    材を介して上下動すると共に圧電素子をアクチュエータ
    により微小変位する上限弁ドグと、を備えてなることを
    特徴とする折曲げ機のラム位置決め装置。
JP30596790A 1990-11-14 1990-11-14 折曲げ機におけるラム装置決め方法およびその装置 Pending JPH04182031A (ja)

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