JP2001217419A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001217419A
JP2001217419A JP2000032617A JP2000032617A JP2001217419A JP 2001217419 A JP2001217419 A JP 2001217419A JP 2000032617 A JP2000032617 A JP 2000032617A JP 2000032617 A JP2000032617 A JP 2000032617A JP 2001217419 A JP2001217419 A JP 2001217419A
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trench
substantially linear
electric field
semiconductor device
insulating film
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Mikimasa Suzuki
幹昌 鈴木
Yutaka Tomatsu
裕 戸松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート絶縁膜にかかる電界強度が局所的に大
きくなることを防止し、ゲート絶縁耐圧の低下を抑制で
きるようにする。 【解決手段】 トレンチ6を略直線状部6aと略円弧状
部6bとで構成すると共に、略直線状部6aの端部を略
円弧状部6bで連結し、トレンチ6が切れ目なく連続的
につなげられた形状となるようにする。このように、ト
レンチ6を切れ目なく連続的につなげられた形状とすれ
ば、トレンチ6の端部をなくすことができるため、ゲー
ト絶縁膜7にかかる電界強度が局所的に大きくなること
を防止することができる。これにより、ゲート絶縁耐圧
の低下を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレンチ型の絶縁
ゲートを有する半導体装置に関するもので、特にパワー
MOSFETやIGBTに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】チップサイズの縮小化及びトランジスタ
性能の向上のため、トレンチ構造を有する半導体装置が
要求されてきている。以下、トレンチ構造を有する絶縁
ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTとい
う)を例に挙げて説明する。
【0003】従来のトレンチ構造を有するIGBTのレ
イアウトを図8(a)に示し、図8(b)に(a)のC
−C矢視断面図を示す。
【0004】図8(a)に示すように、IGBTは、ゲ
ート電極8が備えられる複数のトレンチ6をストライプ
状に延設することによって、ゲート電極8をストライプ
状に配置した構成とされる。
【0005】図8(b)に示すように、トレンチ側壁に
は、n+型エミッタ層5とn-型ドリフト層3に挟まれた
p型ベース層4をチャネル領域とするnチャネルMOS
FETトランジスタが形成される。
【0006】このように構成されたIGBTでは、コレ
クタ電極10に所定の正電位を印加すると共にエミッタ
電極9を接地し、ゲート電極8にnチャネルMOSFE
Tのしきい値電圧以上の所定の電位を印加することによ
り、nチャネルMOSFETがオン状態となり、IGB
Tがオン状態となるようになっている。また、ゲート電
極8の電位をしきい値電圧に対して十分に低い電圧に設
定することで、nMOSFETがオフ状態となり、IG
BTがオフ状態となるようになっている。そして、この
ような動作を行なうIGBTをスイッチング素子として
使用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにIGB
Tをスイッチング素子として使用するときには、IGB
Tのオン・オフ動作の繰り返しに伴い、ゲート電極8に
電圧ストレスが加わる。このため、ゲート絶縁膜7の絶
縁耐圧としては、加わる電圧ストレスに対して十分に高
い耐圧が必要とされる。
【0008】しかしながら、従来のようにトレンチ6を
ストライプ状に配置した場合には、各トレンチ6は必ず
端部を有して終端するため、この端部に電界集中が生
じ、トレンチ6の端部においてトレンチ6の他の部分よ
りも、ゲート電圧印加時にゲート絶縁膜7にかかる電界
強度が大きくなり、ゲート絶縁耐圧の低下を招くという
問題がある。
【0009】本発明は上記点に鑑みて、ゲート絶縁膜に
かかる電界強度が局所的に大きくなることを防止でき、
ゲート絶縁耐圧の低下を抑制できる半導体装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、トレンチ(6)を切れ
目なく連続的につなげられた形状で構成することを特徴
としている。
【0011】このように、トレンチが切れ目なく連続的
につなげられた形状で構成されれば、トレンチの端部を
なくすことができるため、ゲート絶縁膜にかかる電界強
度が端部で局所的に大きくなることを防止することがで
きる。このため、ゲート絶縁耐圧の低下を抑制すること
ができる。
【0012】例えば、請求項2に示すように、トレンチ
が、平行に配置された複数の略直線状部(6a)を有し
ている場合に、隣り合う複数本の略直線状部を連結部
(6b)によって連結し、切れ目なく連続的につなげら
れた形状とすることができる。
【0013】このような場合、請求項3に示すように、
略直線状部の両端を共に、該略直線状部に隣り合う2本
の略直線状部のうち一方の両端と連結部を介して連結す
ればよい。また、請求項4に示すように、略直線状部の
両端の一方を、該略直線状部に隣り合う2本の略直線状
部のうち一方と連結部を介して連結し、他方を、該略直
線状部に隣り合う2本の略直線状部のうち他方と連結部
を介して連結するようにしてもよい。
【0014】なお、請求項5に示すように、連結部は、
略円弧状に構成された略円弧状部とすることができる。
このような略円弧状部とした場合、請求項6に示すよう
に、略円弧状部の曲率半径(R)をトレンチの幅(W)
の1/2以上とすることができる。このため、トレンチ
を単に直線状で構成した場合において、トレンチの端部
を丸めたときに可能な曲率半径よりも大きな曲率半径と
することができ、電界集中を緩和することができる。
【0015】請求項7に記載の発明においては、略円弧
状部の曲率半径(R)は、0.4μm以上となっている
ことを特徴としている。このように、略円弧状部の曲率
半径を0.4μm以上とすることにより、略直線状部で
の電界強度に対する略円弧状部での電界強度の比が安定
して1.2以下とすることができ、十分なゲート絶縁耐
圧を得ることができる。
【0016】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
の第1実施形態を適用したIGBTのレイアウトを示
す。また、図2に図1のA−A矢視断面図を示し、図3
に図1のB−B矢視断面図を示す。なお、図1は断面図
ではないが、レイアウト構成を見やすくするためにハッ
チングを示してある。以下、これらの図に基づいて本実
施形態の半導体装置の構成について説明する。
【0018】図1に示すように、複数のユニットセルが
ストライプ状に配置されてIGBTが構成されている。
図2に示すように、p+型基板1の主表面上には、高濃
度のn+型バッファ層2と低濃度のn-型ドリフト層3と
が順に積層されており、さらに、n-型ドリフト層3の
表面にはp型ベース層4が形成されている。このような
複数層によって、p型ベース層4側の表面を主表面と
し、p+型基板1側の表面を裏面とする半導体基板が構
成されている。そして、さらにp型ベース層4の表層部
には複数のn+型エミッタ層5が選択的に形成されてい
る。
【0019】そして、このような半導体基板の主表面に
は、n+型エミッタ層5及びp型ベース層4を貫通し、
-型ドリフト層3に達するように、幅Wのトレンチ6
が形成されている。本実施形態では、このトレンチ6の
幅Wを例えば1.0μmとしている。
【0020】このトレンチ6は、図1に示すように、ス
トライプ状に配置された複数本の略直線状部6aと、隣
り合う直線状部6aの各端部を連結する連結部としての
略円弧状部6bとを有した平面形状となっている。複数
本の略直線状部6aそれぞれの両端部は共に、略直線状
部6aの各々が隣り合っている2本の略直線状部6aの
うちの一方の両端部と略円弧状部6bを介して連結され
た構成となっている。つまり、トレンチ6は端部がな
く、切れ目なく連続的につながった形状で構成されてい
る。この略円弧状部6bの内周側の曲率半径Rはトレン
チ6の幅Wと同等の寸法(1.0μm)にされている。
なお、略直線状部6aの1本1本がIGBTの1ユニッ
トセルに相当する。
【0021】また、このトレンチ6の内壁表面には所望
膜厚のゲート絶縁膜7が形成されており、このゲート絶
縁膜7の表面にはゲート電極8が形成されている。そし
て、半導体基板の主表面側にはp型ベース層4とエミッ
タ層5に接するようにエミッタ電極9が形成され、半導
体基板の裏面側にはp+型基板1に接するようにコレク
タ電極10が形成されている。なお、ゲート電極8の引
出し用の電極層(以下、ゲート電極引出し部という)1
1は、ゲート電極8のうちトレンチ6の円弧状部6a内
に形成された領域すべてを覆うようにパターニングされ
ており、このゲート電極引出し部11を介してゲート電
極8への電圧印加が行なえるようになっている。
【0022】このように構成されたIGBTにおいて
は、トレンチ6のうち略直線状部6aの各端部を略円弧
状部6bによって連結しているため、従来のようにトレ
ンチ6を略直線状部6aのみで構成した場合に存在した
トレンチ端部をなくすことができる。
【0023】また、従来のように略直線状部6aの端部
を丸める場合(図8(a)参照)には、丸めた部分の曲
率半径がトレンチ幅に依存し、曲率半径をトレンチ幅の
1/2以上とすることができない。これに対し、本実施
形態のように隣り合う略直線状部6aを略円弧状部6b
によって連結する場合には、トレンチ幅Wに依存せずに
電界集中が生じ易い部分の曲率半径Rを設定できる。例
えば、曲率半径Rをトレンチ幅Wの1/2以上にするこ
とが可能である。
【0024】このため、従来のようにトレンチ端部で電
界集中が生じないようにでき、ゲート絶縁膜7にかかる
電界強度が局所的に大きくなることを防止できると共
に、ゲート絶縁耐圧の低下を抑制することができる。
【0025】また、本実施形態においては、トレンチ6
の略円弧状部6bの曲率半径Rをトレンチ6の幅Wと同
等の寸法にしている。この略円弧状部6bの曲率半径R
とゲート絶縁膜7中の電界強度比との関係を図4(a)
に示す。
【0026】この図4(a)に示す電界強度比は、図4
(b)に示すようにゲート絶縁膜7のうち電界強度が最
大になると想定される点aと電界強度が最小になると想
定される点b(ゲート絶縁膜7のうちトレンチ6の略直
線状部6aに位置する任意の点)それぞれの電界強度の
比(=点aの電界強度/点bの電界強度)を求めたもの
である。なお、ここではゲート絶縁膜7の膜厚を0.1
μmに設定して上記関係を求めている。
【0027】図4(a)に示すように、曲率半径Rが
0.2μm以下になると電界強度が急激に増加している
ことが判る。そして、ゲート絶縁耐圧として十分となる
と考えられる範囲が電界強度比1.2以下であるとする
と、電界強度比が安定して1.2以下となるようにする
には曲率半径Rが0.4μm以上とすればよい。このた
め、本実施形態のように、曲率半径Rを1.0μmとす
れば、十分にゲート絶縁耐圧を得ることができるといえ
る。
【0028】(第2実施形態)図5に、本発明の第2実
施形態を適用したIGBTのレイアウトを示す。なお、
本実施形態のIGBTの断面構成は図2、図3と同様に
なるため省略する。また、本図では図1におけるゲート
電極引出し部11を省略してある。
【0029】本実施形態におけるIGBTのうち、第1
実施形態と異なる部分は、トレンチ6のうち隣り合うト
レンチ同士を繋げた略円弧状部6bの曲率半径Rが第1
実施形態における曲率半径Rよりも大きくしてある点で
ある。
【0030】すなわち、隣り合うトレンチ6の略直線状
部6aの間隔Sが6μmであるとすると、略円弧状部6
bの曲率半径Rを最大とし、間隔Sの半分の3μmとな
るようにしている。
【0031】このように、トレンチの略円弧状部2bの
曲率半径Rを大きくすることにより、ゲート電極7に電
圧が印加されたときにゲート絶縁膜6にかかる電界をさ
らに緩和することができ、ゲート絶縁耐圧を向上させる
ことができる。
【0032】(第3実施形態)図6に、本発明の第3実
施形態を適用したIGBTのレイアウトを示す。なお、
本実施形態のIGBTの断面構成は図2、図3と同様に
なるため省略する。また、本図では図1におけるゲート
電極引出し部11を省略してある。
【0033】本実施形態におけるIGBTうち、第1実
施形態と異なる部分は、トレンチ6の略直線状部6aに
隣り合っている2本の略直線状部6aに対して、略直線
状部6aの両端部の一端を隣り合っている一方の略直線
状部6aと連結し、他端を隣り合っている他方の略直線
状部6bと接続している点である。
【0034】このように、トレンチ6の略直線状部6a
の両端をそれぞれ異なる略直線状部6aと連結させるよ
うにしても第1実施形態と同様の効果を得ることが可能
である。
【0035】ただし、このような場合には、最も外側に
位置するトレンチ6の略直線状部6aの端部の一端は、
結合するべき隣り合ったトレンチが存在しなくなるた
め、最も外側に位置する反対側のトレンチ6の直線状部
6aの端部と結合する必要がある。このため、第1実施
形態のような構成とした方が望ましい。
【0036】(第4実施形態)図7に、本発明の第4実
施形態を適用したIGBTのレイアウトを示す。なお、
本実施形態のIGBTの断面構成は図2、図3と同様に
なるため省略する。また、本図では図1におけるゲート
電極引出し部11を省略してある。
【0037】本実施形態におけるIGBTのうち、第1
実施形態と異なる部分は、ストライプ状に配置された隣
り合うトレンチの略直線状部6aの端部をすべて連結さ
せている点である。
【0038】このように各略直線状部6aの端部を、そ
の両側に配置された略直線状部6aの端部と連結させる
ことも可能である。ただし、この場合には図7中のB点
で示したポイント、つまりトレンチのうちの略円弧状部
6bが重なり合う領域の端部が角張った形状となり、こ
の部分で電界が集中することが想定される。このため、
第1〜第3実施形態のように隣り合うトレンチのうち片
側を連結させるようにするのが望ましい。
【0039】(他の実施形態)上記各実施形態では半導
体装置を構成する素子の例としてIGBTを挙げて説明
したが、絶縁ゲートを持つ他の素子、例えば、トレンチ
型のパワーMOSFETや、MOSFETとサイリスタ
とを組み合わせたMOSサイリスタ等を本発明に適用し
ても上記と同様の効果を得ることができる。
【0040】また、上記各実施形態では、略直線状部6
aがストライプ状に並べられた場合を例に挙げて説明し
たが、略直線状部6aが2本平行に並べられているよう
な場合であっても適用できる。
【0041】さらに、トレンチ6が必ずしも略直線状部
6aを有している場合だけでなくてもよい。すなわち、
トレンチ6に端部がなければよいため、トレンチ6が切
れ目なく連続的につなげられた形状であれば、トレンチ
6の形状は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるIGBTのレイ
アウトを示す図である。
【図2】図1に示すIGBTのA−A矢視断面図であ
る。
【図3】図1に示すIGBTのB−B矢視断面図であ
る。
【図4】略円形状部分6bの曲率半径Rとゲート絶縁膜
7中の電界強度比との関係を示した図である。
【図5】本発明の第2実施形態におけるIGBTのレイ
アウトを示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態におけるIGBTのレイ
アウトを示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態におけるIGBTのレイ
アウトを示す図である。
【図8】従来のIGBTであって、(a)はレイアウト
を示す図であり、(b)は(a)のC−C矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
1…p+型基板,2…n+型バッファ層、3…n-型ドリ
フト層、4…p型ベース層、5…n+型エミッタ層、6
…トレンチ、6a…略直線状部、6b…略円弧状部、7
…ゲート絶縁膜、8…ゲート電極、9…エミッタ電極、
10…コレクタ電極、11…ゲート電極引出し部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/74 601A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面と裏面とを有し、前記主表面にト
    レンチ(6)が延設されてなる半導体基板と、 前記トレンチの内壁面に形成されたゲート絶縁膜(7)
    と、 前記ゲート絶縁膜の表面に形成されたゲート電極(8)
    とを備え、 前記ゲート電極に電圧を印加することにより、前記半導
    体基板のうち前記トレンチの側面に位置する部分にチャ
    ネル領域を形成し、前記半導体基板の前記主表面側と前
    記裏面側との間に電流を流すように構成され、 前記トレンチは、切れ目なく連続的につなげられた形状
    となっていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 主表面と裏面とを有し、前記主表面にト
    レンチ(6)が延設されてなる半導体基板と、 前記トレンチの内壁面に形成されたゲート絶縁膜(7)
    と、 前記ゲート絶縁膜の表面に形成されたゲート電極(8)
    とを備え、 前記ゲート電極に電圧を印加することにより、前記半導
    体基板のうち前記トレンチの側面に位置する部分にチャ
    ネル領域を形成し、前記半導体基板の前記主表面側と前
    記裏面側との間に電流を流すように構成され、 前記トレンチは、平行に配置された複数本の略直線状部
    (6a)を有していると共に、隣り合う前記複数本の略
    直線状部が連結部(6b)によって連結され、切れ目な
    く連続的につなげられた形状となっていることを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記略直線状部の両端は、共に、該略直
    線状部が隣り合っている2本の前記略直線状部のうち一
    方の両端と前記連結部を介して連結されていることを特
    徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記略直線状部の両端は、一方が、該略
    直線状部に隣り合っている2本の前記略直線状部のうち
    一方と前記連結部を介して連結され、他方が、該略直線
    状部に隣り合う2本の前記略直線状部のうち他方と前記
    連結部を介して連結されていることを特徴とする請求項
    2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記連結部は、略円弧状に構成された略
    円弧状部(6b)であることを特徴とする請求項2乃至
    4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記略円弧状部の曲率半径(R)は、前
    記トレンチの幅(W)の1/2以上となっていることを
    特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記略円弧状部の曲率半径(R)は、
    0.4μm以上となっていることを特徴とする請求項5
    に記載の半導体装置。
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