JP2001216786A - 記憶装置と記憶データの処理方法、及び画像形成装置 - Google Patents

記憶装置と記憶データの処理方法、及び画像形成装置

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JP2001216786A
JP2001216786A JP2000019954A JP2000019954A JP2001216786A JP 2001216786 A JP2001216786 A JP 2001216786A JP 2000019954 A JP2000019954 A JP 2000019954A JP 2000019954 A JP2000019954 A JP 2000019954A JP 2001216786 A JP2001216786 A JP 2001216786A
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Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
Manabu Yamauchi
学 山内
智康 ▲吉▼川
Tomoyasu Yoshikawa
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
Tomoshi Okawa
知志 大川
Mitsuo Nimura
光夫 仁村
Noriaki Matsui
規明 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のメモリ領域の書込回数が所定限界回数
を超えるのを防止して記憶素子の寿命を向上させ、且つ
データの消失やシステムの暴走・誤動作を回避すること
ができるようにした。 【解決手段】 乱数データ発生部から乱数データを読み
取り(S11)、乱数データに基づきアドレスのオフセ
ット値を計算する(S12)。次いで、EEPROMの
データ格納領域に格納されている乱数データをクリアし
(S13)、上記オフセット値に基づいてバックアップ
するデータをEEPROMに順次格納していく(S1
4)。そして、バックアップするデータを全てEEPR
OMに格納した後、取得した乱数データをEEPROM
のデータ格納領域に格納し(S15)、処理を終了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶装置と記憶デー
タの処理方法、及び画像形成装置に関し、より詳しく
は、所謂バックアップデータを記憶することのできる記
憶装置と、記憶データを修復処理する記憶データの処理
方法、及び前記記憶装置を搭載した画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機に代表される画像形成装置等の各
種システムでは、読み書き可能な半導体記憶装置を搭載
し、該記憶装置を使用して蓄積された記憶データを読み
出したり、新規データの書込が行われている。
【0003】この種記憶装置の記憶素子としては、従来
より、ダイナミックRAM(Dynamic Random Access Me
mory;以下、「DRAM」という)やスタティックRA
M(Static Random Access Memory;以下、「SRA
M」という)等の揮発性メモリが使用されていた。
【0004】しかしながら、上記揮発性メモリは、デー
タの読み書きを高速で行うことができるという利点を有
する一方で、電源電圧の供給が遮断された場合はメモリ
に蓄積されたデータ内容を保存することができず、この
ため、外部からの電源供給が停止された場合であっても
メモリ内の記憶データを保持すべく、システム内にバッ
クアップ電源部を備えておく必要があり、その結果コス
ト高を招来するという欠点があった。
【0005】しかも、バックアップ電源部は、通常、電
池やコンデンサなどで構成されるため、揮発性メモリへ
の電源供給可能時間が電池容量やコンデンサ容量に依存
し、したがって記憶データの保持可能時間が有限である
という欠点もあった。
【0006】そこで、斯かる欠点を解消する手段とし
て、データの書換が可能な不揮発性メモリを使用するに
至った。
【0007】そして、上記不揮発性メモリとしては、半
導体製造過程でデータを書込むことができ、データの消
去が不可能なマスクROM(Masked Read Only Memor
y)等の固定メモリを使用することが一般的であった
が、近年、数百回から数万回に亙ってデータを電気的に
消去及び書込を行うことのできるEEPROM(Electr
ically Erasable Read Only Memory)が市場に登場して
きている。
【0008】該EEPROMは、電源の供給が停止して
も記憶データを保持することができるので、バックアッ
プ電源部をシステム内に設ける必要がなくなり、また、
EEPROM内のデータは電気的に消去、書込みが可能
であり、したがってシステムに実装したまま記憶データ
の変更を行うことができる。
【0009】しかしながら、前記EEPROMは、DR
AM等の揮発性メモリに比べ、データの書換に長時間を
要し、したがって、高速でデータ更新を行うことが要求
されるシステムには適さないという欠点があった。
【0010】そこで、上記揮発性メモリと不揮発性メモ
リとしてのEEPROMの双方を実装し、互いの欠点を
補完したバックアップ記憶装置が使用されている。
【0011】該記憶装置では、外部からの電源電圧がシ
ステムに供給されている場合は、EEPROMに蓄積さ
れた記憶データを揮発性メモリ上の対応したアドレスに
展開し、記憶データの読出し要求や書込み要求がシステ
ムから指令された場合は、揮発性メモリが上述した読出
し要求や書込み要求に対処している。そして、システム
から揮発性メモリのバックアップデータの要求が指令さ
れてきた場合や外部からの電源電圧の供給停止の要求が
行われた場合は、揮発性メモリに展開されているデータ
をEEPROMに書き込み、これによりデータの保持を
行っている。
【0012】また、EEPROMに蓄積された記憶デー
タが内的要因や外的要因等、何らかの原因により破壊さ
れた場合は、前記EEPROMに蓄積されたデータを揮
発性メモリに展開すると、揮発性メモリ上の展開された
領域には意味不明の不定データが蓄積されることとな
り、このため特にモータやアクチュエータを備えたシス
テムでは、システムの暴走や誤作動等を招く虞がある。
【0013】そこで、上述した何らかの原因によりEE
PROM内の記憶データが破壊された場合は、記憶装置
内のマスクROM等、固定メモリに蓄積された初期デー
タを揮発性メモリに展開することも行われている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の記憶装置では、各種システムからのデータ書込要求
やデータ読出要求を高速でもって対処することができ、
電源供給停止された場合バックアップ電源部を備えてい
なくとも記憶データを保持することができるものの、上
述したようにEEPROMの書込回数には限界があり、
書込回数が所定の限界書込回数を超えた場合は最早記憶
データを書き込むことができなくなり、したがって記憶
データをバックアップすることができなくなる。
【0015】一方、この種のバックアップ機能を有する
記憶装置では、EEPROMのアドレスと揮発性メモリ
のアドレスとを関連付けてEEPROMにバックアップ
データを保存する必要がある。
【0016】したがって、従来の記憶装置では、書込回
数の多くなったメモリ領域と書込回数が比較的少ないメ
モリ領域とが1個のEEPROM上に混在した場合、書
込回数の多いメモリ領域が限界書込回数を超えてしまっ
たときは書込回数の少ないメモリ領域が存在するにも拘
わらず、EEPROMを交換しなければならず、EEP
ROMの全メモリ領域を有効活用することができないと
いう問題点があった。
【0017】しかも、重要なデータは更新される毎にデ
ータの書込みを行ってデータの消失を防止することがで
きるが、書込回数が限界書込回数を超えてしまった場合
はデータが消失してしまう虞があり、斯かる事態が生じ
るとシステム全体としても動作に支障が生じ、場合によ
っては致命的な障害が発生する虞があるという問題点が
あった。
【0018】また、上記記憶装置の搭載されるシステム
が複写機等の画像形成装置の場合は、その耐久寿命がE
EPROMの限界書込回数よりも長い場合が多く、コピ
ー枚数やプリント枚数のカウント値等の書き込みが不可
能となったメモリ領域にバックアップデータが記憶され
ている場合は、画像形成装置の寿命管理に支障を来たす
という問題点があった。
【0019】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、特定のメモリ領域の書込回数が所定限界回
数を超えるのを防止して記憶素子の寿命を向上させ、且
つデータの消失やシステムの暴走・誤動作を回避するこ
とができる記憶装置と記憶データの処理方法、及び画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る記憶装置は、記憶データの読出し及び書
込みが可能な揮発性メモリからなる第1の記憶手段と、
該第1の記憶手段に記憶される記憶データをバックアッ
プデータとして保存する不揮発性メモリからなる第2の
記憶手段とを有する記憶装置において、乱数データを発
生する乱数データ発生手段と、該乱数データ発生手段に
より発生した乱数データに基づいて第2の記憶手段にお
けるメモリ領域の移動量を算出する移動量算出手段と、
該移動量算出手段により算出された移動量だけ移動した
メモリ領域に前記バックアップデータを保存する保存手
段とを備えていることを特徴としている。
【0021】また、本発明に係る記憶装置は、記憶デー
タの読出し及び書込みが可能な揮発性メモリからなる第
1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶される記憶デ
ータをバックアップデータとして保存する不揮発性メモ
リからなる第2の記憶手段とを有する記憶装置におい
て、日付データを発生する日付データ発生手段と、該日
付データ発生手段により発生した日付データに基づいて
第2の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出する
移動量算出手段と、該移動量算出手段により算出された
移動量だけ移動したメモリ領域に前記バックアップデー
タを保存する保存手段とを備えていることを特徴とする
のも好ましい。
【0022】本発明に係る記憶データの処理方法は、記
憶データの読出し及び書込みが可能な揮発性メモリから
なる第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶される
記憶データをバックアップデータとして保存する不揮発
性メモリからなる第2の記憶手段とを有し、前記第2の
記憶手段に記憶されているバックアップデータを前記第
1の記憶手段に復元する記憶データの処理方法におい
て、乱数データを発生する乱数データ発生ステップと、
該乱数データ発生ステップで発生した乱数データに基づ
いて第2の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出
する移動量算出ステップと、該移動量算出ステップで算
出された移動量だけ移動したメモリ領域に前記バックア
ップデータを保存する保存ステップとを含むことを特徴
としている。
【0023】また、本発明に係る記憶データの処理方法
は、記憶データの読出し及び書込みが可能な揮発性メモ
リからなる第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶
される記憶データをバックアップデータとして保存する
不揮発性メモリからなる第2の記憶手段とを有し、前記
第2の記憶手段に記憶されているバックアップデータを
前記第1の記憶手段に復元する記憶データの処理方法に
おいて、日付データを発生する日付データ発生ステップ
と、該日付データ発生ステップで発生した日付データに
基づいて前記第2の記憶手段におけるメモリ領域の移動
量を算出する移動量算出ステップと、該移動量算出ステ
ップで算出された移動量だけ移動したメモリ領域に前記
バックアップデータを保存する保存ステップとを含むこ
とを特徴とするのも好ましい。
【0024】本発明に係る画像形成装置は、上記記憶装
置を備えていることを特徴としている。
【0025】尚、本発明の他の特徴は下記の発明の実施
の形態の記載により明らかとなろう。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0027】図1は、本発明に係る画像形成装置として
のデジタル複写機の一実施の形態を示す内部構成図であ
って、該デジタル複写機は、原稿に描かれている画像デ
ータを読み取る画像入力部1と、該画像入力部1に載設
された自動原稿送り部2と、画像データに記録用紙を出
力する画像形成部3と、該画像形成部3から排出される
記録用紙を複数のビンに仕分けして排出するソータ4と
を備えている。
【0028】また、画像入力部1は、原稿台に載置され
た原稿を照射しながら走査する光源5と、該光源5によ
り反射された原稿からの反射光の光路上に配設されたミ
ラー6〜8と、該ミラー6〜8からの光が集光するレン
ズ9と、該レンズ9を透過した光が結像するCCD10
とを備えている。
【0029】画像形成部3は、画像入力部1からの出力
に応じてレーザ光を発する光学照射部11と、該光学照
射部11からのレーザ光により照射される感光ドラム1
2と、該感光ドラム12を介して記録用紙に転写された
画像データを定着する定着ローラ13と、記録用紙が収
納された給紙トレイ14、15と、大量の記録用紙が収
納可能な給紙デッキ16と、OHPシートや厚紙、はが
きサイズ紙等、特殊な記録用紙を容易に給紙するための
手差トレイ17と、搬送路上に配設された適数個の搬送
ローラ18…とを備えている。また、排紙トレイ20は
前記ソータ4により仕分けられた記録用紙を排紙する。
【0030】尚、前記光学照射部11は、ポリゴンミラ
ー21とレンズ22と反射ミラー23とを有している。
【0031】このように構成されたデジタル複写機にお
いては、光源5が光学系モータ(不図示)からの駆動力
を得て左右方向に往復駆動する。そして、光源5により
反射された原稿からの光は、光源5と一体的に駆動する
ミラー6〜8及びレンズ9を介してCCD10に結像さ
れ、該CCD10により光学像は電気信号に変換され
る。そして、画像入力部1における各制御値は後述する
バックアップ記憶部に記憶される。
【0032】次いで、画像入力部1で電気信号に変換さ
れた画像データは、画像処理部でデジタル信号に変換さ
れ、種々の補正処理とユーザの希望する処理による画像
処理が加えられ、画像メモリ(不図示)に蓄積される。
そして、画像処理部における各制御値も後述するバック
アップ記憶部に記憶される。
【0033】次いで、前記画像メモリに蓄積された画像
データは該画像メモリから読み出されてアナログ信号に
変換され、画像形成部3に転送される。そして、画像形
成部3では、画像データが露光制御部(不図示)により
適正な出力値に増幅され、光学照射部11により光信号
に変換される。すなわち、光信号はポリゴンミラー2
1、レンズ22及び反射ミラー23を介して感光ドラム
12に照射され、静電潜像が形成される。そして、該静
電潜像はトナーにより可視化され、給紙トレイ14、1
5、給紙デッキ16又は手差しトレイ17から搬送され
てくる記録用紙上に転写され、さらに定着ローラ13に
より記録用紙上にトナーが定着されて画像データが記録
された後、ソータ4に送られ、該ソータ4で仕分けされ
た記録用紙は排紙トレイ20上に排紙される。そして、
これら画像形成部3における各制御値もバックアップ記
憶部に記憶される。
【0034】このように本デジタル複写機では、原稿か
ら画像データを読み取った後、CCD10により画素化
されて画像データとして読み込まれ、必要な画像処理が
行われた後、画像メモリに蓄えられ、該画像データは画
像形成部3に転送され、画像再生されて記録用紙に出力
される。
【0035】尚、バックアップ記憶部には記録用紙のコ
ピー枚数のカウント値やプリント枚数のカウント値が格
納される。
【0036】図2は本体制御部とバックアップ記憶部と
の関係を示すブロック構成図である。
【0037】すなわち、本体制御部24は、上述した画
像入力部1、画像処理部及び画像形成部3における各制
御値を取得する。また、バックアップ記憶部25は、読
出専用の固定メモリとしてのマスクROMと、読み書き
可能な揮発性メモリとしてのDRAMと、不揮発性メモ
リとしてのEEPROMとを有し、本体制御部24で得
られた各制御値はバックアップ記憶部25内のDRAM
に書き込み、またDRAMから読み出す。
【0038】また、本体制御部24の各制御値は、DR
AMからEEPROMに転送されてバックアップされる
と共に、本体制御部24からもバックアップ記憶部25
のEEPROMに直接記憶させてデータのバックアップ
を行うことができる。
【0039】図3はバックアップ記憶部25の詳細を示
すブロック構成図であって、該バックアップ記憶部25
は、マスクROM26、DRAM27、EEPROM2
8、乱数データ発生部29及びエラー表示部30が制御
部31に接続されている。
【0040】マスクROM26は、電源又はアースに線
を接続することにより所望のデータが記憶されるもので
あり、蓄積させておきたいデータを予めマスクとして用
意し、ウエハ上にステッパーで焼き付けて製造される。
このため、マスクROM26に対してはデータの消去や
書込を行うことは不可能であるが、必要な回路は基本的
には番地選択回路のみで足り、したがって大容量化が容
易である。
【0041】また、DRAM27は、1ビットに相当す
る情報をコンデンサの電荷で蓄積するものであり、した
がって、例えば、電荷がコンデンサに蓄積されている場
合は「1」、蓄積されていない場合は「0」に設定され
るが、電圧がコンデンサに印加されていないときは時間
の経過と共にコンデンサに蓄積されている電荷量が減少
し、情報は保持できなくなる。したがってDRAM27
においては一定周期でコンデンサに電荷を蓄積し直すリ
フレッシュ作業を行う必要がある。逆に言うと、DRA
M27は、リフレッシュ作業以外ではDRAM27に電
力の供給する必要がなく、低電力で大量の情報を保持す
ることができる。そして、DRAM27はバックアップ
記憶部25が外部から電力供給されているときに外部か
らのデータの読み出し要求、書き込み要求に応える。
【0042】EEPROM28は、フローティングゲー
ト型電界効果トランジスタを有しており、フローティン
グゲートに蓄積された電荷により1ビットの情報を記憶
する。フローティングゲート型電界効果トランジスタに
印加される電圧によりフローティングゲートに電荷を蓄
積したり、電荷を放電することができ、これにより電気
的に情報の消去及び書込みを行うことができる。
【0043】また、EEPROM28はデータ格納領域
28aを備えている。データ格納領域28aには8バイ
トや16バイトなど任意の適当なデータ長を有する乱数
データが格納され、また、該乱数データは、制御部31
からの指令に基づきー定の乱数データフォーマットによ
り記述される。
【0044】乱数データ発生部29は、現在の乱数デー
タを発生する。すなわち、乱数データは制御部31の指
令に基づき乱数データ発生部29から読み出される。エ
ラー表示部30は、EEPROM28に蓄積されている
記憶データが破壊された場合にエラー情報を表示し、前
記記憶データが破壊されたことをユーザに通知する。
【0045】制御部31は、マスクROM26、DRA
M27、及びEEPROM28等を管理し、外部からの
データ転送要求や外部からの指示によるデータのバック
アップし、修復を行う。
【0046】図4は、EEPROM28に記憶されてい
るバックアップデータをDRAM27に展開する展開手
順を示すフローチャートであって、本プログラムは外部
からバックアップ記憶部25に電源供給がなされたとき
に制御部31で実行される。
【0047】ステップS1ではEEPROM28上のデ
ータ格納領域28aに格納されている乱数データを読み
取り、ステップS2で乱数データを正しく読み込むこと
ができたか否かを判断する。そして、その答が肯定(Y
es)、すなわち正しく読み取れたと判断された場合は
ステップS3に進み、乱数データに基づいてアドレスの
オフセット値(移動量)を算出し、バックアップされた
データがEEPROOM28上のどのアドレス領域にあ
るか検出する。尚、このオフセット値は、常時書きこみ
を行うバックアップデータに使用するするため、DRA
M27に保存する。
【0048】そしてこの後、ステップS4ではステップ
S3で算出されたアドレスのオフセット値に基づきEE
PROM28に格納されているデータを、対応するDR
AM27のアドレス領域に展開し、処理を終了する。
【0049】一方、ステップS2の答が否定(No)、
すなわち乱数データを正しく読み取れなかった場合は、
EEPROM28のデータが破壊されたと判断してステ
ップS5に進み、マスクROM26に書き込まれている
初期データのうち、EEPROM28に格納されている
データに対応する初期データをEEPROM28に展開
してリカバリ処理を実行し、続くステップS6ではEE
PROM28に格納されているデータが正しくない旨を
ユーザに知らせるため、エラー表示部30にその旨を表
示し、処理を終了する。
【0050】図5は、乱数データに基づいてアドレスの
オフセット値を計算し、EEPROM28にデータを格
納する格納手順を示すフローチャートであって、本プロ
グラムは、外部からバックアップ記憶部25に供給され
ている電源電圧の遮断要求が生じた場合に制御部31で
実行される。
【0051】ステップS11で乱数データ発生部29か
ら乱数データを読み取り、続くステップS12で乱数デ
ータに基づきアドレスのオフセット値(移動量)を算出
する。次いで、ステップS13ではEEPROM28の
データ格納領域28aに格納されている乱数データをク
リアする。すなわち、バックアップするデータをEEP
ROM28に書込む前に、現在格納されているEEPR
OM28上の乱数データを破壊する。そしてこの後、ス
テップS14で上記オフセット値に基づいてバックアッ
プするデータをEEPROM28に順次格納していく。
【0052】このようにしてバックアップするデータを
全てEEPROM28に格納した後、ステップS15で
は取得した乱数データをEEPROM28のデータ格納
領域28aに格納し、処理を終了する。
【0053】これにより、EEPROM28へのバック
アップデータ書込み途中に停電が生じたり電源コンセン
トがプラグから抜脱されてデータの書込に必要な電源供
給が遮断されれた場合は、EEPROM28のデータ格
納領域28aには正しくない不正の値が格納されるた
め、バックアップデータのリカバリ時にEEPROM2
8へのバックアップが正常に終了しなかったと判断する
ことができる。また、EEPROM28のデータ格納領
域に正しい値が保存されている場合は、正常にバックア
ップ動作が完了した事を判断することができる。
【0054】そして、本実施の形態では、外部から供給
されている電源電圧の遮断要求がきた場合に、バックア
ップデータをEEPROM28に書き込む際に、乱数デ
ータ発生部29より乱数データを読み出し、その乱数デ
ータから書込むデータのアドレス領域に対するオフセッ
ト値を算出して、アドレスをオフセットさせてバックア
ップデータをEEPROM28に格納することにより、
毎回同じアドレス領域に書込むのではなく、異なるアド
レス領域に書込むことができ、これによりEEPROM
28の特定のアドレス領域が書込限度を超えることを防
止することができ、EEPROM28を有効に使用でき
る。
【0055】また、外部電源投入時に、EEPROM2
8の乱数データが正しく読み取れるか否かを判定し、乱
数データが正しくない場合には、EEPROM28のデ
ータが破壊されていると判断し、EEPROM28のデ
ータを展開すべきDRAM27のメモリ領域をマスクR
OM26に蓄積されている初期データでリカバリするこ
とができる。
【0056】図6はバックアップ記憶部25の第2の実
施の形態を示すブロック構成図であって、該第2の実施
の形態では乱数データ発生部に代えて現在の日付データ
を出力する日付データ発生部32が設けられており、E
EPROM28のデータ格納領域28aには8バイトや
16バイトなど任意の適当なデータ長を有する日付デー
タが格納される。
【0057】図7は、EEPROM28に記憶されてい
るバックアップデータをDRAM27に展開する展開手
順を示すフローチャートであって、本プログラムは外部
からバックアップ記憶部25に電源供給がなされたとき
に制御部31で実行される。
【0058】ステップS21ではEEPROM28のデ
ータ格納領域28aに格納されている日付データを読み
取り、ステップS22で日付データを正しく読み込むこ
とができたか否かを判断する。そして、その答が肯定
(Yes)、すなわち正しく読み取れたと判断された場
合はステップS23に進み、日付データに基づいてアド
レスのオフセット値を算出し、実際にバックアップされ
たデータがEEPROM28のどのアドレス領域にある
かを検索する。尚、このオフセット値は、常時書きこみ
を行うバックアップデータに使用するするため、DRA
M27上に保持する。
【0059】次にステップS24ではステップS23で
算出されたアドレスのオフセット値に基づきEEPRO
M28に格納されているデータを対応するDRAM27
のアドレス領域に展開し、処理を終了する。
【0060】一方、ステップS22の答が否定(N
o)、すなわち日付データを正しく読み取れない場合
は、EEPROM28のデータが破壊されたと判断して
ステップS25に進み、マスクROM26に書き込まれ
ている初期データのうち、EEPROM28に格納され
ているデータに対応する初期データをEEPROM28
に展開してリカバリ処理を実行し、続くステップS6で
はEEPROM28に格納されているデータが正しくな
い旨をユーザに知らせるため、エラー表示部30にその
旨を表示し、処理を終了する。
【0061】図8は、日付データに基づいてアドレスの
オフセット値を算出し、EEPROM28にデータを格
納する格納手順を示すフローチャートであって、本プロ
グラムは、外部からバックアップ記憶部25に供給され
ている電源電圧の遮断要求が生じた場合に制御部31で
実行される。
【0062】ステップS31で日付データ発生部32か
ら日付データを読み取り、続くステップS32ではステ
ップS31で取得された日付データとEEPROM28
のデータ格納領域28aに格納されている日付データと
を比較し、ステップS33で両者が同一の日付データか
否かを判断する。そして、その答が否定(No)、すな
わち日付データが異なるときはアドレスのオフセット値
を算出してステップS36に進む。一方、ステップS3
3の答が肯定(Yes)、すなわち、日付データが同一
のときは前回書き込んだ時と日付データが同一であるた
め、アドレスのオフセット値を算出することなくEEP
ROM28上に既に保持されているオフセット値を使用
することを決定し、ステップS36に進む。
【0063】次いで、ステップS36ではEEPROM
28のデータ格納領域28aに格納されている日付デー
タをクリアする。すなわち、バックアップするデータを
EEPROM28に書き込む前に、現在格納されている
EEPROM28上の日付データを破壊する。そしてこ
の後、ステップS37で上記オフセット値に基づいてバ
ックアップするデータをEEPROM28に順次格納し
ていく。このようにしてバックアップするデータを全て
EEPROM28に格納した後、ステップS38では取
得した日付データをEEPROM28のデータ格納領域
28aに格納し、処理を終了する。
【0064】これによりEEPROM28へのバックア
ップデータの書込み途中に停電やコンセントの抜脱が生
じてデータの書込みに必要な電源供給が遮断された場
合、EEPROM28のデータ格納領域28aには不正
な値が格納されるため、バックアップデータのリカバリ
時にEEPROM28へのバックアップが正常に終了し
なかったと判断することができる。また、EEPROM
28の日付データ格納領域に正しい値が入っていれば、
正常にバックアップ動作が完了したことを判断すること
ができる。
【0065】そして、本第2の実施の形態では、外部か
ら供給されている電源電圧の遮断要求が生じた場合、バ
ックアップデータをEEPROM28に書きこむ際に、
日付データ発生部32より日付データを読み出し、その
日付データから書きこむデータのアドレス領域に対する
オフセット値を算出して、アドレスをオフセットさせて
バックアップデータをEEPROM28に格納すること
により、毎回同じアドレス領域に書込むのではなく、異
なるアドレス領域に書込むことによって、EEPROM
28の特定のアドレス領域が書きこみ限度を超えること
を防止することができ、EEPROM28を有効に使用
できる。
【0066】また、外部電源投入時に、EEPROM2
8の日付データが正しく読み取れるか否かを判定し、日
付データが正しくない場合には、EEPROM28のデ
ータが破壊されていると判断し、EEPROM28のデ
ータを展開すべきDRAM27をマスクROM26に蓄
積されている初期データでリカバリすること可能である
ことがわかる。
【0067】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、SRAMを使用してもよい。S
RAMはフリップフロップのようにトランジスタを複数
個組み合わせて1ビットに相当する情報を蓄積するデバ
イスであり、トランジスタのみで情報を記憶させるた
め、DRAMよりも高速の読み出し動作、書き込み動作
を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ックアップデータを第2の記憶手段に書込む際に、所定
データ発生手段より乱数データ(又は日付データ)を読
み出して、該所定データから書込むべきデータのメモリ
領域に対する移動量を算出して、メモリ領域を移動させ
てバックアップデータを第2の記憶手段に格納すること
により、毎回同じメモリ領域に書込むのではなく、異な
るメモリ領域に書込むことができるので、第2の記憶手
段の特定メモリ領域のみが書込限度を超えるのを防止す
ることができ、システムの動作に必要なデータの損失を
防ぐことが可能となる。
【0069】また、第2の記憶手段の乱数データ(又は
日付データ)が正しく読み取れるか否かを判定し、乱数
データ(又は日付データ)が正しく読み取れない場合に
は、第2の記憶手段のデータが破壊されていると判断
し、該第2の記憶手段のデータを展開すべき第1の記憶
手段の記憶領域を第3の記憶手段に蓄積されている初期
データでリカバリすることができる。
【0070】また、アクチュエータ等を有するシステム
の場合、第2の記憶手段に保存された記憶データの一部
が破壊された場合であっても、破壊されたメモリ領域に
は初期データを転送して該初期データを第1の記憶手段
に展開することにより、システムの暴走や誤動作を防ぐ
ことができる。
【0071】また、本発明は異常表示手段を有すること
により、第2の記憶手段に蓄積されたデータが不正であ
る場合は、該データの異常を容易に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置としてのデジタル複
写機の一実施の形態を示す内部構造図である。
【図2】画像形成装置の本体制御部とバックアップ記憶
部との関係を示すブロック構成図である
【図3】本発明に係る記憶装置の一実施の形態(第1の
実施の形態)を示すブロック構成図である。
【図4】バックアップデータのDRAMへの展開手順を
示すフローチャートである。
【図5】EEPROMにデータを格納する場合の格納手
順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る記憶装置の第2の実施の形態を示
すブロック構成図である。
【図7】第2の実施の形態に係るバックアップデータの
DRAMへの展開手順を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態に係るEEPROMにデータ
を格納する場合の格納手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
27 DRAM(第1の記憶手段) 28 EEPROM(第2の記憶手段) 28a データ格納領域(乱数データ格納領域、日付デ
ータ格納領域) 29 乱数データ発生部(乱数データ発生手段) 30 エラー表示部(表示手段) 31 制御部(移動量算出手段、保存手段、乱数データ
読出手段、判断手段、データ転送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼川 智康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大川 知志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 仁村 光夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AD01 AD04 AD05 AE08

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶データの読出し及び書込みが可能な
    揮発性メモリからなる第1の記憶手段と、該第1の記憶
    手段に記憶される記憶データをバックアップデータとし
    て保存する不揮発性メモリからなる第2の記憶手段とを
    有する記憶装置において、 乱数データを発生する乱数データ発生手段と、該乱数デ
    ータ発生手段により発生した乱数データに基づいて第2
    の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出する移動
    量算出手段と、該移動量算出手段により算出された移動
    量だけ移動したメモリ領域に前記バックアップデータを
    保存する保存手段とを備えていることを特徴とする記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段は、前記乱数データ
    を格納する乱数データ格納領域を有すると共に、前記乱
    数データ発生手段により発生した乱数データが前記乱数
    データ格納領域に格納されることを特徴とする請求項1
    記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記乱数データ格納領域に乱数データを
    格納する前に、前記乱数データ格納領域に格納されてい
    る既データを破壊する乱数データ破壊手段を有している
    ことを特徴とする請求項2記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 記憶データを読み出す読出専用の第3の
    記憶手段と、前記乱数データ格納領域に格納されている
    乱数データを読み出す乱数データ読出手段と、該乱数デ
    ータ読出手段により乱数データが正確に読み出されたか
    否かを判断する判断手段とを備え、 該判断手段の判断結果が否定的なときは前記第3の記憶
    手段に記憶されている記憶データを前記第2の記憶手段
    に転送するデータ転送手段を有していることを特徴とす
    る請求項2又は請求項3記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段の判断結果が否定的なとき
    は異常表示を行う表示手段を有していることを特徴とす
    る請求項4記載の記憶装置。
  6. 【請求項6】 記憶データの読出し及び書込みが可能な
    揮発性メモリからなる第1の記憶手段と、該第1の記憶
    手段に記憶される記憶データをバックアップデータとし
    て保存する不揮発性メモリからなる第2の記憶手段とを
    有する記憶装置において、 日付データを発生する日付データ発生手段と、該日付デ
    ータ発生手段により発生した日付データに基づいて第2
    の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出する移動
    量算出手段と、該移動量算出手段により算出された移動
    量だけ移動したメモリ領域に前記バックアップデータを
    保存する保存手段とを備えていることを特徴とする記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の記憶手段は、前記日付データ
    を格納する日付データ格納領域を有すると共に、前記日
    付データ発生手段により発生した日付データが前記日付
    データ格納領域に格納されることを特徴とする請求項6
    記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記日付データ格納領域に日付データを
    格納する前に、前記日付データ格納領域に格納されてい
    る既データを破壊する日付データ破壊手段を有している
    ことを特徴とする請求項7記載の記憶装置。
  9. 【請求項9】 記憶データを読み出す読出専用の第3の
    記憶手段と、前記日付データ格納領域に格納されている
    日付データを読み出す日付データ読出手段と、該日付デ
    ータ読出手段により日付データが正確に読み出されたか
    否かを判断する判断手段とを備え、 該判断手段の判断結果が否定的なときは前記第3の記憶
    手段に記憶されている記憶データを前記第2の記憶手段
    に転送するデータ転送手段を有していることを特徴とす
    る請求項7又は請求項8記載の記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段の判断結果が否定的なと
    きは異常表示を行う表示手段を有していることを特徴と
    する請求項9記載の記憶装置。
  11. 【請求項11】 記憶データの読出し及び書込みが可能
    な揮発性メモリからなる第1の記憶手段と、該第1の記
    憶手段に記憶される記憶データをバックアップデータと
    して保存する不揮発性メモリからなる第2の記憶手段と
    を有し、前記第2の記憶手段に記憶されているバックア
    ップデータを前記第1の記憶手段に復元する記憶データ
    の処理方法において、 乱数データを発生する乱数データ発生ステップと、該乱
    数データ発生ステップで発生した乱数データに基づいて
    第2の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出する
    移動量算出ステップと、該移動量算出ステップで算出さ
    れた移動量だけ移動したメモリ領域に前記バックアップ
    データを保存する保存ステップとを含むことを特徴とす
    る記憶データの処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の記憶手段は、前記乱数デー
    タを格納する乱数データ格納領域を有すると共に、前記
    乱数データ発生ステップで発生した乱数データが前記乱
    数データ格納領域に格納されることを特徴とする請求項
    11記載の記憶データの処理方法。
  13. 【請求項13】 前記乱数データ格納領域に乱数データ
    を格納する前に、前記乱数データ格納領域に格納されて
    いる既データを破壊することを特徴とする請求項12記
    載の記憶データの処理方法。
  14. 【請求項14】 記憶データを読み出す読出専用の第3
    の記憶手段を有し、 さらに、前記乱数データ格納領域に格納されている乱数
    データを読み出す乱数データ読出ステップと、該乱数デ
    ータ読出ステップで乱数データが正確に読み出されたか
    否かを判断する判断ステップと、該判断ステップでの判
    断結果が否定的なときは前記第3の記憶手段に記憶され
    ている記憶データを前記第2の記憶手段に転送するデー
    タ転送ステップとを含んでいることを特徴とする請求項
    12又は請求項13記載の記憶データの処理方法。
  15. 【請求項15】 前記判断ステップでの判断結果が否定
    的なときは表示手段に異常表示を行うことを特徴とする
    請求項14記載の記憶データの処理方法。
  16. 【請求項16】 記憶データの読出し及び書込みが可能
    な揮発性メモリからなる第1の記憶手段と、該第1の記
    憶手段に記憶される記憶データをバックアップデータと
    して保存する不揮発性メモリからなる第2の記憶手段と
    を有し、前記第2の記憶手段に記憶されているバックア
    ップデータを前記第1の記憶手段に復元する記憶データ
    の処理方法において、 日付データを発生する日付データ発生ステップと、該日
    付データ発生ステップで発生した日付データに基づいて
    前記第2の記憶手段におけるメモリ領域の移動量を算出
    する移動量算出ステップと、該移動量算出ステップで算
    出された移動量だけ移動したメモリ領域に前記バックア
    ップデータを保存する保存ステップとを含むことを特徴
    とする記憶データの処理方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の記憶手段は、前記日付デー
    タを格納する日付データ格納領域を有すると共に、前記
    日付データ発生ステップで発生した日付データを前記日
    付データ格納領域に格納することを特徴とする請求項1
    6記載の記憶データの処理方法。
  18. 【請求項18】 前記日付データ格納領域に日付データ
    を格納する前に、前記日付データ格納領域に格納されて
    いる既データを破壊することを特徴とする請求項17記
    載の記憶データの処理方法。
  19. 【請求項19】 記憶データを読み出す読出専用の第3
    の記憶手段を有し、 さらに、前記日付データ格納領域に格納されている日付
    データを読み出す日付データ読出ステップと、該日付デ
    ータ読出ステップで日付データが正確に読み出されたか
    否かを判断する判断ステップと、該判断ステップでの判
    断結果が否定的なときは前記第3の記憶手段に記憶され
    ている記憶データを前記第2の記憶手段に転送するデー
    タ転送ステップとを含んでいることを特徴とする請求項
    17又は請求項18記載の記憶データの処理方法。
  20. 【請求項20】 前記判断ステップでの判断結果が否定
    的なときは表示手段に異常表示を行うことを特徴とする
    請求項19記載の記憶データの処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載の記憶装置を備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
JP2000019954A 2000-01-28 2000-01-28 記憶装置と記憶データの処理方法、及び画像形成装置 Withdrawn JP2001216786A (ja)

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