JP2001195317A - バックアップ記憶装置、画像形成装置、バックアップ制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

バックアップ記憶装置、画像形成装置、バックアップ制御方法及び記憶媒体

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JP2001195317A
JP2001195317A JP2000006384A JP2000006384A JP2001195317A JP 2001195317 A JP2001195317 A JP 2001195317A JP 2000006384 A JP2000006384 A JP 2000006384A JP 2000006384 A JP2000006384 A JP 2000006384A JP 2001195317 A JP2001195317 A JP 2001195317A
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Keizo Isemura
圭三 伊勢村
智康 ▲吉▼川
Tomoyasu Yoshikawa
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Noriaki Matsui
規明 松井
Tomoshi Okawa
知志 大川
Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
Mitsuo Nimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップデータが正常であるか否かの判
断を可能とし、システムの暴走や誤動作を防ぐことを可
能とし、蓄積されたデータが不正であることを示すエラ
ーを表示することを可能としたバックアップ記憶装置、
画像形成装置、バックアップ制御方法及び記憶媒体を提
供する。 【解決手段】 判別符号領域21を有する固定記憶メモ
リ12と、揮発性メモリ13と、判別符号領域41を有
する不揮発性メモリ14と、揮発性メモリ13からバッ
クアップデータを不揮発性メモリ14に格納する際に、
最初に不揮発性メモリ14の判別符号を破壊し、その後
全てのバックアップデータを不揮発性メモリ14に格納
し、最後に不揮発性メモリ14の判別符号を正しい判別
符号に戻す制御を行う制御装置11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップ記憶
装置、画像形成装置、バックアップ制御方法及び記憶媒
体に関し、特に、簡単な制御手順でバックアップデータ
の正常の有無を判断する場合に好適なバックアップ記憶
装置、前記バックアップ記憶装置が内蔵される画像形成
装置、前記バックアップ記憶装置に適用されるバックア
ップ制御方法及び前記バックアップ記憶装置に適用され
る記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、システムに組み込まれた記憶
装置において、蓄えられたデータの読み出し及び書き込
みが可能である半導体記憶装置が幅広く採用されてい
る。これら読み書き可能な半導体記憶装置としては、ダ
イナミックRAM(Dynamic Random Access Memory、以
下DRAMと記述)やスタティックRAM(Static Ran
dom Access Memory、以下SRAMと記述)などの揮発
性メモリが用いられる。これらの揮発性メモリは、電源
電圧の供給がなければ内部に蓄積されたデータ内容を保
持することは不可能である。しかし、揮発性メモリで
は、高速にデータの読み出し及び書き込みが可能である
特徴を有している。
【0003】これらの揮発性メモリを記憶装置として持
つシステムにおいて、外部からの電源供給が遮断されて
も記憶装置に蓄積されているデータを保持するために、
バックアップ電源をシステム内に装備する必要があり、
コスト面で不利であった。また、バックアップ電源とし
ては電池やコンデンサなどを使用するが、上記の揮発性
メモリに電源を供給可能な時間、つまりデータを保持可
能な時間が有限であるという問題もあった。そこで、上
記の揮発性メモリを採用することで生じる問題を解決す
るために、データの書き換えが可能な不揮発性メモリを
採用することが考えられる。
【0004】従来、不揮発性メモリとしては、半導体製
造過程でデータを書き込んでしまいデータの消去が不可
能なマスクROM(Masked Read Only Memory)が一般
的であったが、近年、データを電気的に消去及び書き込
みが数百回から数万回可能なEEPROM(Electrical
ly Erasable Read Only Memory)などが市場に登場して
いる。不揮発性メモリは電源供給をすることなく内容デ
ータを保持することが可能であり、バックアップ電源が
不要となる利点がある。また、不揮発性メモリ内のデー
タは電気的に消去/書き込みが可能であり、システムに
実装したまま内容の変更が可能である。
【0005】しかし、EEPROMなどの不揮発性メモ
リに蓄えられるデータの内容を書き換えるためには、D
RAMやSRAMに比べ、非常に時間が必要となる欠点
がある。特に高速なデータの更新が要求されるシステム
の場合では、上述のような記憶装置として不揮発性メモ
リをDRAMやSRAMの置き換えとして実装するのは
不向きであった。
【0006】そこで、揮発性メモリと不揮発性メモリの
両方を実装し、互いの欠点を補完したバックアップ記憶
装置がある。これは、システムが外部から電源電圧が供
給されている場合には、EEPROMなどの不揮発性メ
モリに蓄えられたデータの内容をDRAMやSRAMな
どの揮発性メモリ上の対応したアドレスに展開し、シス
テムによりデータの読み込み要求や書き込み要求がきた
場合には、揮発性メモリが対応する。また、システムが
揮発性メモリのデータのバックアップ要求がきた場合や
システムが外部から供給されている電源電圧の遮断要求
がきた場合、揮発性メモリに展開されたデータを不揮発
性メモリに書き込む処理が行われる。
【0007】他方、従来の複写機等の画像形成装置で
は、画像形成装置内部の画像処理部における各補正値や
操作者が設定した値等の可変データが利用される。例え
ば、コピー枚数やプリント枚数のカウント値、各給紙段
に格納されている記録紙のサイズや向きのデータなどで
ある。これらのデータを格納するバックアップ記憶装置
が画像形成装置に内蔵されている。バックアップ記憶装
置は、外部からの電源供給がなくなった状態においても
そのデータを保持し、電源供給が再び行われた際に円滑
に動作するようにしなければならない。そのため、画像
形成装置に用いられているバックアップ記憶装置は、外
部からの電源供給が無い場合でもデータを保持できるよ
うな工夫が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述のようなバックアップ記憶装置は、システムか
らの高速なデータの書き込み要求や読み出し要求に対応
でき、また、外部の電源電圧の供給や外部の電源電圧の
供給が無い場合のバックアップ電源装置がなくても蓄積
されているデータを保持することが可能となる。
【0009】しかし、EEPROMなどの不揮発性メモ
リに蓄えられるデータの内容を書き換えるためには、D
RAMやSRAMに比べ、非常に時間が必要となる欠点
があることは先に述べた通りである。従って、不揮発性
メモリに対してデータ書き込み中に停電やコンセントの
抜けによりデータ書き込みに必要な電源供給が断たれた
場合、不揮発性メモリに所望のデータの全てを書き込む
前に処理が中断してしまい、記憶領域が不定な値となる
可能性がある。特にモータやアクチュエータを備えたシ
ステムに装備されている上記のようなバックアップ記憶
装置においては、このように記憶領域に不定の値が入っ
たままシステムを制御すれば、暴走や誤動作等を招く恐
れがある。
【0010】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、バックアップデータが正常であるか否かの判断
を可能とし、システムの暴走や誤動作を防ぐことを可能
とし、蓄積されたデータが不正であることを示すエラー
を表示することを可能としたバックアップ記憶装置、画
像形成装置、バックアップ制御方法及び記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、データの読み出しが可能な
第一記憶手段と、データの読み出し及び書き込みが可能
な第二記憶手段と、前記第一及び前記第二記憶手段との
間でデータのやり取りが可能な第三記憶手段と、前記第
一乃至第三記憶手段を管理する制御手段とを有し、各種
のバックアップデータを記憶するバックアップ記憶装置
であって、前記第三記憶手段は、判別符号を有し、前記
制御手段は、前記第二記憶手段から前記バックアップデ
ータを前記第三記憶手段に格納する際に、最初に前記第
三記憶手段の判別符号を破壊し、その後全ての前記バッ
クアップデータを前記第三記憶手段に格納し、最後に前
記第三記憶手段の判別符号を正しい判別符号に戻す制御
を行うことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記第一記憶手段は固定記憶手段であり、前記
第二記憶手段は揮発性記憶手段であり、前記第三記憶手
段は不揮発性記憶手段であることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記第一記憶手段は、前記第三記憶手段の判別
符号の正否を判定するための判別符号を有することを特
徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記制御手段は、前記第三記憶手段の判別符号
の正否を判定し、前記判別符号が不正である場合は、前
記第三記憶手段に蓄積された前記バックアップデータが
不正であると判断し、前記第二記憶手段の記憶領域に前
記第一記憶手段のデータを転送する制御を行うことを特
徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、更に、エラーを表示する表示手段を有し、前記
制御手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判定
し、前記判別符号が不正である場合は、エラーが発生し
たと判断すると共に、前記第三記憶手段に蓄積された前
記バックアップデータが不正であると判断し、前記第二
記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手段のデータを転送
する制御を行うと共に、前記表示手段にエラーを表示す
る制御を行うことを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記制御手段は、前記判別符号の正否の判定処
理を行っている時は、外部からのデータ書き込み及び読
み出し処理要求を禁止する制御を行うことを特徴とす
る。
【0017】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記第三記憶手段は、装置に着脱可能であると
共に複数装備が可能であることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、データの読み出しが可能な第一記憶手段、デー
タの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手段、前記
第一及び前記第二記憶手段との間でデータのやり取りが
可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手段を管理
する制御手段を有するバックアップ記憶装置と、画像読
取手段と、画像形成手段とを具備し、前記画像読取手段
により原稿から読取った画像を前記画像形成手段により
記録紙上に形成すると共に、画像形成枚数データや記録
紙のサイズ/向きのデータ等を前記バックアップ記憶装
置に記憶する画像形成装置であって、前記バックアップ
記憶装置における前記第三記憶手段は、判別符号を有
し、前記制御手段は、前記第二記憶手段から前記バック
アップデータを前記第三記憶手段に格納する際に、最初
に前記第三記憶手段の判別符号を破壊し、その後全ての
前記バックアップデータを前記第三記憶手段に格納し、
最後に前記第三記憶手段の判別符号を正しい判別符号に
戻す制御を行うことを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記バックアップ記憶装置における前記第一記
憶手段は固定記憶手段であり、前記第二記憶手段は揮発
性記憶手段であり、前記第三記憶手段は不揮発性記憶手
段であることを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記バックアップ記憶装置における前記第一
記憶手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判定
するための判別符号を有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記バックアップ記憶装置における前記制御
手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判定し、
前記判別符号が不正である場合は、前記第三記憶手段に
蓄積された前記バックアップデータが不正であると判断
し、前記第二記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手段の
データを転送する制御を行うことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記バックアップ記憶装置は、更に、エラー
を表示する表示手段を有し、前記制御手段は、前記第三
記憶手段の判別符号の正否を判定し、前記判別符号が不
正である場合は、エラーが発生したと判断すると共に、
前記第三記憶手段に蓄積された前記バックアップデータ
が不正であると判断し、前記第二記憶手段の記憶領域に
前記第一記憶手段のデータを転送する制御を行うと共
に、前記表示手段にエラーを表示する制御を行うことを
特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記バックアップ記憶装置における前記制御
手段は、前記判別符号の正否の判定処理を行っている時
は、外部からのデータ書き込み及び読み出し処理要求を
禁止する制御を行うことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記バックアップ記憶装置における前記第三
記憶手段は、装置に着脱可能であると共に複数装備が可
能であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、データの読み出しが可能な第一記憶手段、デ
ータの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手段、前
記第一及び前記第二記憶手段との間でデータのやり取り
が可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手段を管
理する制御手段を有するバックアップ記憶装置に適用さ
れるバックアップ制御方法であって、前記第二記憶手段
から前記バックアップデータを判別符号を有する前記第
三記憶手段に格納する際に、最初に前記第三記憶手段の
判別符号を破壊し、その後全ての前記バックアップデー
タを前記第三記憶手段に格納し、最後に前記第三記憶手
段の判別符号を正しい判別符号に戻す制御を行うことを
特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記第一記憶手段は固定記憶手段であり、前
記第二記憶手段は揮発性記憶手段であり、前記第三記憶
手段は不揮発性記憶手段であることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記第一記憶手段は、前記第三記憶手段の判
別符号の正否を判定するための判別符号を有することを
特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判定
し、前記判別符号が不正である場合は、前記第三記憶手
段に蓄積された前記バックアップデータが不正であると
判断し、前記第二記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手
段のデータを転送する制御を行うことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判定
し、前記判別符号が不正である場合は、エラーが発生し
たと判断すると共に、前記第三記憶手段に蓄積された前
記バックアップデータが不正であると判断し、前記第二
記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手段のデータを転送
する制御を行うと共に、表示手段にエラーを表示する制
御を行うことを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記判別符号の正否の判定処理を行っている
時は、外部からのデータ書き込み及び読み出し処理要求
を禁止する制御を行うことを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、前記第三記憶手段は、装置に着脱可能である
と共に複数個装備が可能であることを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、データの読み出しが可能な第一記憶手段、デ
ータの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手段、前
記第一及び前記第二記憶手段との間でデータのやり取り
が可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手段を管
理する制御手段を有するバックアップ記憶装置に適用さ
れるバックアップ制御方法を実行するプログラムを記憶
したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記バックアップ制御方法は、前記第二記憶手段か
ら前記バックアップデータを判別符号を有する前記第三
記憶手段に格納する際に、最初に前記第三記憶手段の判
別符号を破壊し、その後全ての前記バックアップデータ
を前記第三記憶手段に格納し、最後に前記第三記憶手段
の判別符号を正しい判別符号に戻す制御を行うステップ
を有することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0034】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係るバックアップ記憶装置の構成を示す
ブロック図である。本発明の第1の実施の形態に係るバ
ックアップ記憶装置は、制御装置11、固定記憶メモリ
(ROM)12、揮発性メモリ(DRAM)13、不揮
発性メモリ(EEPROM)14、エラー表示装置15
を備える構成となっている。図中21は固定記憶メモリ
12に蓄積されている判別符号の領域、41は不揮発性
メモリ14に蓄積されている判別符号の領域である。
【0035】上記構成を詳述すると、制御装置11は、
本装置全体を制御するものであり、後述の本発明のプロ
グラムに基づき図2乃至図4のフローチャートに示す処
理を実行する。固定記憶メモリ12は、読み出しのみ可
能なメモリである。揮発性メモリ13は、読み出し及び
書き込みが可能なメモリである。不揮発性メモリ14
は、本装置の外部からの電源供給が遮断された場合のデ
ータを蓄積するメモリであり、固定記憶メモリ(RO
M)12及び揮発性メモリ13との間でデータのやり取
りを行う。エラー表示装置15は、不揮発性メモリ14
に格納されているデータが不正である場合にその旨を表
示する。
【0036】固定記憶メモリ12は、本実施形態ではマ
スクROMが記憶デバイスとして採用されている。マス
クROMは電源或いはアースに線を接続することにより
記憶されるので、蓄積させておきたいデータを予めマス
クとして用意し、ウェハ上にステッパで焼き付けて製造
されるデバイスである。そのため、マスクROMに書き
込まれているデータは消去及び書き込みを行うことは不
可能である。しかし、必要な回路は基本的には番地選択
回路のみであり、大容量化が容易である。本実施形態に
おいては、固定記憶メモリ12はバックアップ記憶装置
の初期状態のデータを蓄積している装置である。
【0037】揮発性メモリ13は、本実施形態ではDR
AMが採用されている。DRAMの記憶原理は、1ビッ
トに相当する情報をコンデンサの電荷で蓄積するもので
ある。即ち、コンデンサに電荷が溜まっていれば
“1”、溜まっていなければ“0”(またはその逆でも
可)とする情報を表現するデバイスである。しかし、コ
ンデンサに電圧を加えていなければ時間が経つにつれコ
ンデンサに蓄積されている電荷量は減少してしまい、情
報を保持できなくなってしまう。従って、DRAMにお
いては一定周期でコンデンサに電荷を蓄えなおす作業
(リフレッシュ)を行う必要がある。逆にいえばリフレ
ッシュ作業以外ではDRAMに電力を供給する必要が無
く、低電力で大量の情報を保持可能なデバイスである。
また、DRAMの特徴として、比較的高速な読み出し動
作、書き込み動作が可能である。そのため、システムの
CPUやASIC等のデータの一時保管に広く利用され
ている。
【0038】一方、上記揮発性メモリとしてはSRAM
も広く利用されている。SRAMは、フリップフロップ
のようにトランジスタを複数個組み合わせて1ビットに
相当する情報を蓄積するデバイスである。トランジスタ
のみで情報を記憶させるため、DRAMよりも更に高速
の読み出し動作、書き込み動作が可能である。しかし、
DRAMに比べ記憶容量が小さく、また消費電力が大き
いというデメリットがある。本実施形態においては、揮
発性メモリ13はバックアップ記憶装置が外部から電力
供給されているときに外部からのデータの読み出し要
求、書き込み要求に応えるための装置である。
【0039】不揮発性メモリ14は、本実施形態ではE
EPROMが用いられている。EEPROMの記憶原理
は、どこにも接続されていないフローティングゲートを
備えており、フローティングゲートに蓄えられた電荷に
より1ビットの情報を記憶するデバイスである。このフ
ローティングゲート型電界効果トランジスタに加える電
圧によりフローティングゲートに電荷を溜めたり、電荷
を逃がしたりすることができる。即ち、電気的にメモリ
内の情報の消去及び書き込みが可能なメモリデバイスで
ある。また、EEPROMは電気的に蓄積された情報を
書き換えることが可能であるが、上述のDRAMやSR
AMと比べデータの書き込み時間が遅いという欠点を持
つ。本実施形態においては、このEEPROMを複数個
持つ構成となっている。また、バックアップ記憶装置の
外部からの電源供給が遮断された場合のデータをこの不
揮発性メモリ14に蓄積する構成となっている。
【0040】制御装置11は、上記の固定記憶メモリ1
2、揮発性メモリ13、不揮発性メモリ14のそれぞれ
を管理し、外部からのデータ転送要求や外部からの指示
によるデータのバックアップ・リカバリを行う装置であ
る。本発明の特徴であるリカバリを行う装置でもある。
【0041】判別符号領域21は、固定記憶メモリ12
に蓄積され、判別符号領域41は、不揮発性メモリ14
に蓄積されている。判別符号は不揮発性メモリ1つに対
し1つ割り当てられており、それぞれ独立したデータに
なっている。判別符号データは、8バイトや16バイト
など任意の適当なデータ長を持ち、また、不揮発性メモ
リ14の判別符号が正しいか否かを判定するための正し
いデータが固定記憶メモリ12の領域にも蓄積されてい
る。判別符号を比較するとき、データ長の内1ビットで
も異なるデータが格納されていた場合、不揮発性メモリ
14に蓄積されているデータが不正であると判断する。
もし不揮発性メモリ14に格納されているデータが不正
であると判断された場合、エラー表示装置15にエラー
情報を表示し、不揮発性メモリ14に格納されているデ
ータが不正である旨をユーザに伝える。
【0042】図8は本発明のプログラム及び関連データ
が記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図で
ある。本発明のプログラム及び関連データは、フロッピ
ディスクやCD−ROM等の記憶媒体81をコンピュー
タ等の装置82に装備された記憶媒体ドライブ挿入口8
3に挿入することで供給される。その後、本発明のプロ
グラム及び関連データを記憶媒体81から一旦ハードデ
ィスクにインストールしハードディスクからRAMにロ
ードするか、或いはハードディスクにインストールせず
に直接RAMにロードすることで、本発明のプログラム
及び関連データを実行することが可能となる。
【0043】この場合、本発明の第1の実施の形態のバ
ックアップ記憶装置、第2の実施の形態の画像形成装置
において本発明のプログラムを実行する場合は、例えば
上記図8に示したような手順でバックアップ記憶装置、
画像形成装置に本発明のプログラム及び関連データを供
給するか、或いはバックアップ記憶装置、画像形成装置
に予め本発明のプログラム及び関連データを格納してお
くことで、プログラム実行が可能となる。
【0044】図7は本発明のプログラム及び関連データ
を記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図で
ある。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報7
1、ディレクトリ情報72、プログラム実行ファイル7
3、プログラム関連データファイル74等の記憶内容で
構成される。本発明のプログラムは、第1の実施の形態
の図2〜図4のフローチャート、後述する第2の実施の
形態における制御手順に基づきプログラムコード化され
たものである。
【0045】尚、本発明の特許請求の範囲における各構
成要件と、本発明の第1の実施の形態並びに後述の第2
の実施の形態における各部との対応関係は下記の通りで
ある。第一記憶手段は固定記憶メモリ12に対応し、第
二記憶手段は揮発性メモリ13に対応し、第三記憶手段
は不揮発性メモリ14に対応し、制御手段は制御装置1
1に対応し、画像読取手段は本体画像入力部511に対
応し、画像形成手段は本体画像出力部510に対応す
る。
【0046】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係るバックアップ記憶装置における動作
を上記図1並びに図2〜図4を参照しながら詳細に説明
する。
【0047】先ず、不揮発性メモリ14にデータをバッ
クアップする手順について図2のフローチャートに基づ
き説明する。本処理のスタート後、ステップS1で、不
揮発性メモリ14の判別符号領域41に不正な判別符号
データを格納する。その後、ステップS2で、バックア
ップするデータを不揮発性メモリ14に順次格納してい
く。そして、バックアップするデータを全て不揮発性メ
モリ14に格納した後、ステップS3で、不揮発性メモ
リ14の判別符号領域41に正しい判別符号データを格
納して、不揮発性メモリ14へのバックアップ手順を終
了する。
【0048】この時、不揮発性メモリ14へのバックア
ップデータ書き込み途中に停電やコンセントの抜けによ
り、データ書き込みに必要な電源供給が断たれた場合、
不揮発性メモリ14の判別符号領域41には不正な判別
符号データが格納されているため、不揮発性メモリ14
へのバックアップが正常に終了しなかったと判断するこ
とが可能になる。また、不揮発性メモリ14の判別符号
領域41に正しい判別符号データが入っていれば、正常
にバックアップ動作が完了したことを判断することが可
能になる。
【0049】次に、不揮発性メモリ14の判別符号領域
41を判定し揮発性メモリ13にデータを展開する手順
について図3のフローチャートに基づき説明する。図中
ErrFlagは各不揮発性メモリの判別符号の状態を
格納する配列変数である。本処理はバックアップ記憶装
置に外部から電源が供給されたとき一番最初に制御装置
11により行われる処理である。本処理のスタート後、
ステップS11へ処理を進める。ステップS11におい
ては、ErrFlagを“0”にする初期化処理を行っ
ている。初期化処理終了後、処理をステップS12へ進
める。
【0050】ステップS12においては、不揮発性メモ
リ14の判別符号領域41に正しいデータが格納されて
いるか否かの判断をする処理を行っている。具体的に
は、不揮発性メモリ14の判別符号の格納されているア
ドレスのデータ領域の値を制御装置11に呼び出す。不
揮発性メモリ14の正しい判別符号データが格納されて
いる固定記憶メモリ12にアクセスし、正しい判別符号
データを制御装置11に呼び出す。制御装置11におい
て、呼び出したそれぞれの判別符号データのマッチング
比較を行う。判別符号の比較処理終了後、処理をステッ
プS13へ進める。
【0051】ステップS13においては、上記ステップ
S12で行われた判別符号判定処理で不揮発性メモリ1
4の判別符号41が正しいか否かの判定に基づき分岐す
る処理を行っている。もし、不揮発性メモリ14の判別
符号領域41に正しい値が入っていれば、不揮発性メモ
リ14に格納されているデータは正確なものと判断し、
処理をステップS14へ進める。またもし、不揮発性メ
モリ14の判別符号領域41に不正な値が入っていれ
ば、不揮発性メモリ14に蓄積されているデータは不正
であると判断し、処理をステップS15へ進める。
【0052】ステップS14は、上記ステップS13で
不揮発性メモリ14のデータは正確であると判断された
場合に行われる処理であり、不揮発性メモリ14に格納
されているデータを対応している揮発性メモリ13のア
ドレス領域に展開する処理を行っている。データの展開
が終了した後、処理をステップS17へ進める。
【0053】ステップS15は、上記ステップS13で
不揮発性メモリ14のデータが不正であると判断された
場合に行われる処理であり、不揮発性メモリ14に格納
されているデータと対応している固定記憶メモリ12に
書き込まれている初期データを、不揮発性メモリ14に
対応している揮発性メモリ13のアドレス領域に展開す
る処理を行っている。データの展開が終了した後、処理
をステップS16へ進める。
【0054】ステップS16においては、不揮発性メモ
リ14に蓄積されたデータが不正であると判断したた
め、ErrFlagに“1”を代入し、不揮発性メモリ
14にエラーが発生した旨を記録している。次に、処理
をステップS17へ進める。ステップS17において
は、エラー処理(後述)を行うルーチンを呼び出してい
る。エラー処理ルーチン終了後、バックアップデータの
リカバリ処理を終了する。
【0055】次に、エラー処理について図4のフローチ
ャートに基づき説明する。上述のようにバックアップデ
ータのリカバリ処理で呼び出され本処理がスタートす
る。本処理のスタート後、ステップS21へ進む。ステ
ップS21においては、ErrFlagに格納されてい
る値を判定し、その値が“0”であれば、不揮発性メモ
リ14に格納されたデータが正常に揮発性メモリ13に
展開されたことを示しているので、エラー表示を行わ
ず、エラー処理を終了する。
【0056】他方、ErrFlagに格納されている値
が“1”であれば、不揮発性メモリ14に格納されたデ
ータが不正であったと判断され、固定記憶メモリ12に
格納されている初期データが揮発性メモリ13に展開さ
れたことを示しているため、エラー表示を行うステップ
S22へ処理を進める。ステップS22においては、不
揮発性メモリ14に格納されたデータが不正であった旨
をユーザに知らせるため、エラー表示装置15にその旨
を表示する処理を行う。エラー表示終了後、処理を進
め、エラー処理を終了する。
【0057】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係るバックアップ記憶装置によれば、データの
読み出しのみ可能で判別符号領域21を有する固定記憶
メモリ12と、データの読み出し及び書き込みが可能な
揮発性メモリ13と、固定記憶メモリ12及び揮発性メ
モリ13との間でデータのやり取りが可能で判別符号領
域41を有する不揮発性メモリ14と、揮発性メモリ1
3からバックアップデータを不揮発性メモリ14に格納
する際に、最初に不揮発性メモリ14の判別符号を破壊
し、その後全てのバックアップデータを不揮発性メモリ
14に格納し、最後に不揮発性メモリ14の判別符号を
正しい判別符号に戻す制御を行う制御装置11とを備え
る構成としているため、下記のような作用及び効果を奏
する。
【0058】EEPROMなどのデータの書き込みに時
間が掛かる不揮発性メモリ14を持つバックアップ記憶
装置においては、バックアップメモリに所望の全てのデ
ータを書き込めているかの判別符号を用意し、判別符号
が正しくなかった場合、その判別符号に対応する不揮発
性メモリ14のデータが不正であると判定し、不揮発性
メモリ14に対応する揮発性メモリ13の記憶領域に
は、固定記憶メモリ12に蓄積されている初期データを
展開させればよい。
【0059】即ち、バックアップ記憶装置においては、
外部電源投入時に、複数個の不揮発性メモリ14の判別
符号が正しいか否かを全て判定し、不揮発性メモリ14
の判別符号が正しくしない場合は当該不揮発性メモリ1
4のデータが破壊されていると判断し、判別符号が正し
くない不揮発性メモリ14のデータを展開すべき揮発性
メモリ13の領域を、固定記憶メモリ12に蓄積されて
いる初期データでリカバリすることが可能であることが
分かる。
【0060】従って、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、バックアップ記憶装置においては、不揮発性メモリ
14へデータをバックアップする際に、最初に判別符号
領域を破壊した後にバックアップデータを格納し、全て
のバックアップデータを格納後、判別符号領域を正常な
値に戻す手法により、例えば停電やコンセント抜け等に
より、バックアップ制御途中で処理が中断した場合は、
判別符号領域に不正な値が入っていることになり、ま
た、正常に全てのバックアップ制御が終了したのなら、
判別符号領域に正しい値が入っていることになり、判別
符号領域のみを確認することで、バックアップデータが
正常であるか否かの判断が可能となる効果を奏する。
【0061】また、バックアップ記憶装置においては、
不揮発性メモリ14のバックアップデータが不正である
と判断した場合、固定記憶メモリ12に蓄えられている
初期データを揮発性メモリ13の領域に展開することに
より、例えばアクチュエータ等を装備したシステムにお
いて不定データが展開されることが無くなり、システム
の暴走や誤動作を防ぐことが可能となる効果を奏する。
【0062】また、バックアップ記憶装置においては、
エラー表示装置15を装備し、不揮発性メモリ14のう
ちの判別符号が正しくなかった場合、即ち、不揮発性メ
モリ14に蓄積されたデータが不正であると判断した場
合、不揮発性メモリ14に蓄積されたデータが不正であ
ることを示すエラー表示をエラー表示装置15により表
示することが可能となる効果を奏する。
【0063】[第2の実施の形態]図5は本発明の第2
の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造を示す構成
図である。本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装
置は、本体画像出力部510と、本体画像入力部511
と、自動原稿送り装置512と、ソータ513とを備え
る構成となっている。また、本発明の第2の実施の形態
に係る画像形成装置は、上記第1の実施の形態で説明し
た、制御装置11、固定記憶メモリ(ROM)12、揮
発性メモリ(DRAM)13、不揮発性メモリ(EEP
ROM)14、エラー表示装置15を備えたバックアッ
プ記憶装置(上記図1参照)を内蔵している。
【0064】上記構成を詳述すると、本体画像出力部5
10は、記録紙に原稿画像を形成し出力する。本体画像
入力部511は、原稿から画像データを読み取る。自動
原稿送り装置512は、本体画像入力部511の上部に
装着されており、読取対象の原稿を自動給送する。ソー
タ513は、本体画像出力部510から搬送されてきた
画像データ形成済みの記録紙(コピー用紙)を複数のビ
ンに仕分けして排出する。本画像形成装置はディジタル
複写機として構成されており、原稿の画像データは本体
画像入力部511のCCD526により画素化された画
像データとして読み込まれ、必要な画像処理が行われた
後、画像メモリに蓄えられる。その画像データは本体画
像出力部510に転送され、画像再生して記録紙にコピ
ーされる。
【0065】本体画像入力部511は、該本体画像入力
部511上面の原稿台に載置された原稿を照射しながら
走査する光源521を備える。光源521は光学系モー
タ(図示略)から駆動力を得て、図5左右方向に往復駆
動される。光源521から発生した光は原稿台上に載置
された原稿により反射され、光学像が得られる。その光
学像をミラー522、523、524及びレンズ525
を介してCCD526に伝送される。また、ミラー52
2、523、524は光源521と一体的に駆動され
る。
【0066】CCD526は光を電気信号に変換する光
電変換素子により構成されており、伝送されてきた光学
像が前記光電変換素子の働きにより電気信号に変換さ
れ、更にディジタル信号(画像データ)に変換される。
本体画像入力部511における各調整値は、本画像形成
装置に内蔵されているバックアップ記憶装置により記憶
される。また、読み込まれた原稿の画像データは、種々
の補正処理とユーザの希望する処理による画像処理が加
えられ、画像メモリ(図示略)に蓄積される。前記画像
処理部における各調整値は、本画像形成装置に内蔵され
ているバックアップ記憶装置により記憶される。
【0067】本体画像出力部510は、画像メモリに蓄
積された画像データを読み出し、ディジタル信号からア
ナログ信号に再変換し、更に露光制御部(図示略)によ
り適正な出力値に増幅され、光学照射部527により光
信号に変換される。その光信号はスキャナ528、レン
ズ529及びミラー530を伝播して、感光ドラム53
1上に照射され静電による潜像が形成される。この潜像
はトナーにより画像を形成し、本体画像出力部510内
を搬送されてくる記録紙上に転写され、更に定着ローラ
532により記録紙上にトナーが定着され、画像データ
が記録され、ソータ513に送られる。上記の本体画像
出力部510における各調整値は、本画像形成装置に内
蔵されているバックアップ記憶装置により記憶される。
【0068】ソータ513は、本体画像出力部510の
側部(図5で左側)に設置されている装置であり、本体
画像出力部510から出力された記録紙を複数の排紙ト
レイ533に仕分けして排紙する処理を行う。複数の排
紙トレイ533は本体制御部(図示略)により制御さ
れ、出力された記録紙は本体制御部の指示した任意の排
紙トレイ533に排出される。
【0069】他方、本体画像出力部510内の下部には
給紙トレイ534、535が配設されており、記録紙を
ある程度蓄積しておくことが可能である。本体制御部に
より、給紙トレイ534、535に蓄積された記録紙を
搬送し画像出力を行う。本体画像出力部510の側部
(図5で右側)には給紙デッキ536が配設されてお
り、記録紙を大量に蓄積しておくことが可能である。上
記給紙トレイ534、535と同様に、本体制御部によ
り、給紙デッキ536に蓄積された記録紙を搬送し画像
出力を行う。上記給紙トレイ534、535は操作者に
より記録紙がセットされるが、その際、記録紙のサイズ
や向きの設定が行われるが、記録紙サイズ/向きの設定
データは、本画像形成装置に内蔵されているバックアッ
プ記憶装置により記憶される。
【0070】更に、本体画像出力部510の側部(図5
で右側)には手差しトレイ537が配設されており、操
作者が少数の任意種類の記録紙(コピー用紙)を比較的
容易に給紙することが可能である。また、この手差しト
レイ537は、OHPシートや厚紙、はがきサイズ紙な
ど特殊な記録紙を使用する場合にも使用される。本体画
像出力部510内に配設されている給紙ローラ538、
539、540、541、542は紙搬送用のローラで
あり、各ローラ538〜542はコピー出力処理の給紙
を行う際、記録紙を実際に搬送する役割を担っている。
その際にも、本画像形成装置に内蔵されているバックア
ップ記憶装置には、コピー枚数のカウント値やプリント
枚数のカウント値が記憶される。
【0071】図6は本発明の第2の実施の形態に係る画
像形成装置の画像形成装置制御部とバックアップ記憶装
置制御部の構成を示すブロック図である。本発明の第2
の実施の形態に係る画像形成装置は、画像形成装置制御
部61と、バックアップ記憶装置制御部62とを備える
構成となっている。
【0072】上記構成を詳述すると、画像形成装置制御
部61により、本画像形成装置に内蔵されているバック
アップ記憶装置に対する上記各データの書き込み/読み
出しが行われる場合、バックアップ記憶装置制御部62
は、高速に読み書き可能である揮発性メモリへの書き込
み/読み出し処理を行う。揮発性メモリから不揮発性メ
モリへのバックアップ処理は、画像形成装置からのバッ
クアップ処理要求によっても行うことが可能な構成とな
っている。
【0073】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る画像形成装置によれば、原稿を自動給送す
る自動原稿送り装置512、原稿から画像を読み取る本
体画像入力部511、記録紙に画像を形成する本体画像
出力部510、画像形成された記録紙を複数のビンに仕
分けして排出するソータ513を備えると共に、上記第
1の実施の形態と同様構成を有するバックアップ記憶装
置を内蔵する構成としているため、下記のような作用及
び効果を奏する。
【0074】画像形成装置に内蔵されたバックアップ記
憶装置においては、不揮発性メモリへデータをバックア
ップする際に、最初に判別符号領域を破壊した後にバッ
クアップデータを格納し、全てのバックアップデータを
格納後、判別符号領域を正常な値に戻す手法により、例
えば停電やコンセント抜け等により、バックアップ制御
途中で処理が中断した場合は、判別符号領域に不正な値
が入っていることになり、また、正常に全てのバックア
ップ制御が終了したのなら、判別符号領域に正しい値が
入っていることになり、判別符号領域のみを確認するこ
とで、バックアップデータが正常であるか否かの判断が
可能となる効果を奏する。
【0075】また、画像形成装置に内蔵されたバックア
ップ記憶装置においては、不揮発性メモリのバックアッ
プデータが不正であると判断した場合、固定記憶メモリ
に蓄えられている初期データを揮発性メモリの領域に展
開することにより、例えばアクチュエータ等を装備した
システムにおいて不定データが展開されることが無くな
り、システムの暴走や誤動作を防ぐことが可能となる効
果を奏する。
【0076】また、画像形成装置に内蔵されたバックア
ップ記憶装置においては、不揮発性メモリのうちの判別
符号が正しくなかった場合、即ち、不揮発性メモリに蓄
積されたデータが不正であると判断した場合、不揮発性
メモリに蓄積されたデータが不正であることを示すエラ
ー表示をエラー表示装置により表示することが可能とな
る効果を奏する。
【0077】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
の実施の形態においては、バックアップ記憶装置単体の
場合を例に上げたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明のバックアップ記憶装置は各種電子機器
に搭載することが可能である。
【0078】また、上述した本発明の第2の実施の形態
においては、バックアップ記憶装置を内蔵した画像形成
装置単体の場合を例に上げたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、本発明のバックアップ記憶装置を内
蔵した画像形成装置は、例えばコンピュータ等の情報処
理装置やプリンタ等の印刷装置と共に画像処理システム
を構成することも可能である。
【0079】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0080】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0081】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0082】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載
のバックアップ記憶装置、請求項8〜14記載の画像形
成装置、請求項15〜21記載のバックアップ制御方
法、請求項22記載の記憶媒体によれば、第三記憶手段
(不揮発性記憶手段)へデータをバックアップする際
に、最初に判別符号領域を破壊した後にバックアップデ
ータを格納し、全てのバックアップデータを格納後、判
別符号領域を正常な値に戻す手法により、例えば停電や
コンセント抜け等により、バックアップ制御途中で処理
が中断した場合は、判別符号領域に不正な値が入ってい
ることになり、また、正常に全てのバックアップ制御が
終了したのなら、判別符号領域に正しい値が入っている
ことになり、判別符号領域のみを確認することで、バッ
クアップデータが正常であるか否かの判断が可能となる
効果を奏する。
【0084】また、請求項4〜5記載のバックアップ記
憶装置、請求項11〜12記載の画像形成装置、請求項
18〜19記載のバックアップ制御方法によれば、第三
記憶手段(不揮発性記憶手段)のバックアップデータが
不正であると判断した場合、第一記憶手段(固定記憶手
段)に蓄えられている初期データを第二記憶手段(揮発
性記憶手段)の領域に展開することにより、例えばアク
チュエータ等を装備したシステムにおいて不定データが
展開されることが無くなり、システムの暴走や誤動作を
防ぐことが可能となる効果を奏する。
【0085】また、請求項5記載のバックアップ記憶装
置、請求項12記載の画像形成装置、請求項19記載の
バックアップ制御方法によれば、第三記憶手段(不揮発
性記憶手段)の判別符号が正しくなかった場合、即ち、
第三記憶手段(不揮発性記憶手段)に蓄積されたデータ
が不正であると判断した場合、第三記憶手段(不揮発性
記憶手段)に蓄積されたデータが不正であることを示す
エラーを表示することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ
記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ
記憶装置の不揮発性メモリにデータをバックアップする
手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ
記憶装置の不揮発性メモリの判別符号を判定し揮発性メ
モリにデータを展開する手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ
記憶装置の不揮発性メモリにエラーが発生した場合のエ
ラー処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の内部構造を示す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の画像形成装置制御部とバックアップ記憶装置制御部の
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明のプログラム及び関連データを記憶した
記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図8】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体
から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 制御装置 12 固定記憶メモリ 13 揮発性メモリ 14 不揮発性メモリ 15 エラー表示装置 510 本体画像出力部 511 本体画像入力部 513 ソータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼川 智康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大川 知志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐々木 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 仁村 光夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 HH01 HJ06 HJ10 HK15 HV01 HV32 5B018 GA04 GA06 KA01 KA03 KA22 MA23 NA02 NA03 QA05 RA11

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの読み出しが可能な第一記憶手段
    と、データの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手
    段と、前記第一及び前記第二記憶手段との間でデータの
    やり取りが可能な第三記憶手段と、前記第一乃至第三記
    憶手段を管理する制御手段とを有し、各種のバックアッ
    プデータを記憶するバックアップ記憶装置であって、 前記第三記憶手段は、判別符号を有し、前記制御手段
    は、前記第二記憶手段から前記バックアップデータを前
    記第三記憶手段に格納する際に、最初に前記第三記憶手
    段の判別符号を破壊し、その後全ての前記バックアップ
    データを前記第三記憶手段に格納し、最後に前記第三記
    憶手段の判別符号を正しい判別符号に戻す制御を行うこ
    とを特徴とするバックアップ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第一記憶手段は固定記憶手段であ
    り、前記第二記憶手段は揮発性記憶手段であり、前記第
    三記憶手段は不揮発性記憶手段であることを特徴とする
    請求項1記載のバックアップ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第一記憶手段は、前記第三記憶手段
    の判別符号の正否を判定するための判別符号を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のバックアップ記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第三記憶手段の判
    別符号の正否を判定し、前記判別符号が不正である場合
    は、前記第三記憶手段に蓄積された前記バックアップデ
    ータが不正であると判断し、前記第二記憶手段の記憶領
    域に前記第一記憶手段のデータを転送する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバック
    アップ記憶装置。
  5. 【請求項5】 更に、エラーを表示する表示手段を有
    し、前記制御手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正
    否を判定し、前記判別符号が不正である場合は、エラー
    が発生したと判断すると共に、前記第三記憶手段に蓄積
    された前記バックアップデータが不正であると判断し、
    前記第二記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手段のデー
    タを転送する制御を行うと共に、前記表示手段にエラー
    を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載のバックアップ記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記判別符号の正否の
    判定処理を行っている時は、外部からのデータ書き込み
    及び読み出し処理要求を禁止する制御を行うことを特徴
    とする請求項4又は5記載のバックアップ記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第三記憶手段は、装置に着脱可能で
    あると共に複数装備が可能であることを特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載のバックアップ記憶装置。
  8. 【請求項8】 データの読み出しが可能な第一記憶手
    段、データの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手
    段、前記第一及び前記第二記憶手段との間でデータのや
    り取りが可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手
    段を管理する制御手段を有するバックアップ記憶装置
    と、画像読取手段と、画像形成手段とを具備し、前記画
    像読取手段により原稿から読取った画像を前記画像形成
    手段により記録紙上に形成すると共に、画像形成枚数デ
    ータや記録紙のサイズ/向きのデータ等を前記バックア
    ップ記憶装置に記憶する画像形成装置であって、 前記バックアップ記憶装置における前記第三記憶手段
    は、判別符号を有し、前記制御手段は、前記第二記憶手
    段から前記バックアップデータを前記第三記憶手段に格
    納する際に、最初に前記第三記憶手段の判別符号を破壊
    し、その後全ての前記バックアップデータを前記第三記
    憶手段に格納し、最後に前記第三記憶手段の判別符号を
    正しい判別符号に戻す制御を行うことを特徴とする画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記バックアップ記憶装置における前記
    第一記憶手段は固定記憶手段であり、前記第二記憶手段
    は揮発性記憶手段であり、前記第三記憶手段は不揮発性
    記憶手段であることを特徴とする請求項8記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記バックアップ記憶装置における前
    記第一記憶手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正否
    を判定するための判別符号を有することを特徴とする請
    求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記バックアップ記憶装置における前
    記制御手段は、前記第三記憶手段の判別符号の正否を判
    定し、前記判別符号が不正である場合は、前記第三記憶
    手段に蓄積された前記バックアップデータが不正である
    と判断し、前記第二記憶手段の記憶領域に前記第一記憶
    手段のデータを転送する制御を行うことを特徴とする請
    求項8乃至10の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記バックアップ記憶装置は、更に、
    エラーを表示する表示手段を有し、前記制御手段は、前
    記第三記憶手段の判別符号の正否を判定し、前記判別符
    号が不正である場合は、エラーが発生したと判断すると
    共に、前記第三記憶手段に蓄積された前記バックアップ
    データが不正であると判断し、前記第二記憶手段の記憶
    領域に前記第一記憶手段のデータを転送する制御を行う
    と共に、前記表示手段にエラーを表示する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 前記バックアップ記憶装置における前
    記制御手段は、前記判別符号の正否の判定処理を行って
    いる時は、外部からのデータ書き込み及び読み出し処理
    要求を禁止する制御を行うことを特徴とする請求項11
    又は12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記バックアップ記憶装置における前
    記第三記憶手段は、装置に着脱可能であると共に複数装
    備が可能であることを特徴とする請求項8乃至12の何
    れかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 データの読み出しが可能な第一記憶手
    段、データの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手
    段、前記第一及び前記第二記憶手段との間でデータのや
    り取りが可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手
    段を管理する制御手段を有するバックアップ記憶装置に
    適用されるバックアップ制御方法であって、 前記第二記憶手段から前記バックアップデータを判別符
    号を有する前記第三記憶手段に格納する際に、最初に前
    記第三記憶手段の判別符号を破壊し、その後全ての前記
    バックアップデータを前記第三記憶手段に格納し、最後
    に前記第三記憶手段の判別符号を正しい判別符号に戻す
    制御を行うことを特徴とするバックアップ制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第一記憶手段は固定記憶手段であ
    り、前記第二記憶手段は揮発性記憶手段であり、前記第
    三記憶手段は不揮発性記憶手段であることを特徴とする
    請求項15記載のバックアップ制御方法。
  17. 【請求項17】 前記第一記憶手段は、前記第三記憶手
    段の判別符号の正否を判定するための判別符号を有する
    ことを特徴とする請求項15又は16記載のバックアッ
    プ制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第三記憶手段の判別符号の正否を
    判定し、前記判別符号が不正である場合は、前記第三記
    憶手段に蓄積された前記バックアップデータが不正であ
    ると判断し、前記第二記憶手段の記憶領域に前記第一記
    憶手段のデータを転送する制御を行うことを特徴とする
    請求項15乃至17の何れかに記載のバックアップ制御
    方法。
  19. 【請求項19】 前記第三記憶手段の判別符号の正否を
    判定し、前記判別符号が不正である場合は、エラーが発
    生したと判断すると共に、前記第三記憶手段に蓄積され
    た前記バックアップデータが不正であると判断し、前記
    第二記憶手段の記憶領域に前記第一記憶手段のデータを
    転送する制御を行うと共に、表示手段にエラーを表示す
    る制御を行うことを特徴とする請求項15乃至17の何
    れかに記載のバックアップ制御方法。
  20. 【請求項20】 前記判別符号の正否の判定処理を行っ
    ている時は、外部からのデータ書き込み及び読み出し処
    理要求を禁止する制御を行うことを特徴とする請求項1
    8又は19記載のバックアップ制御方法。
  21. 【請求項21】 前記第三記憶手段は、装置に着脱可能
    であると共に複数個装備が可能であることを特徴とする
    請求項15乃至19の何れかに記載のバックアップ制御
    方法。
  22. 【請求項22】 データの読み出しが可能な第一記憶手
    段、データの読み出し及び書き込みが可能な第二記憶手
    段、前記第一及び前記第二記憶手段との間でデータのや
    り取りが可能な第三記憶手段、前記第一乃至第三記憶手
    段を管理する制御手段を有するバックアップ記憶装置に
    適用されるバックアップ制御方法を実行するプログラム
    を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
    であって、 前記バックアップ制御方法は、前記第二記憶手段から前
    記バックアップデータを判別符号を有する前記第三記憶
    手段に格納する際に、最初に前記第三記憶手段の判別符
    号を破壊し、その後全ての前記バックアップデータを前
    記第三記憶手段に格納し、最後に前記第三記憶手段の判
    別符号を正しい判別符号に戻す制御を行うステップを有
    することを特徴とする記憶媒体。
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