JP2000172133A - 画像形成装置用寿命管理装置 - Google Patents

画像形成装置用寿命管理装置

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JP2000172133A JP10344199A JP34419998A JP2000172133A JP 2000172133 A JP2000172133 A JP 2000172133A JP 10344199 A JP10344199 A JP 10344199A JP 34419998 A JP34419998 A JP 34419998A JP 2000172133 A JP2000172133 A JP 2000172133A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電等の電源ダウンによりメモリに記憶され
た寿命管理データが破壊あるいは不正確に書き込まれて
も確実に正しいデータに修復させる。 【解決手段】 少なくとも1つの交換ユニットを備えた
画像形成装置において、交換ユニットの使用程度を表す
情報を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ
を備えており、その不揮発性メモリにその交換ユニット
の使用程度を表す情報を記憶する領域が3つ以上設けら
れており、その複数の領域に交換ユニットの使用程度を
表す同じ情報をシリアルに順に書き込む書込み手段と、
その複数の領域に記憶された情報が同一でない場合に同
一に修復する修復処理手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置用寿
命管理装置に関し、特に、電子写真プリンタ、電子写真
装置等の画像形成装置において、交換部品である感光体
ユニット等のユニットの寿命管理のための電子カウンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばカラー電子写真プリンタの交換部
品である、感光体ユニット、Y(イエロー)現像ユニッ
ト、M(マゼンタ)現像ユニット、C(シアン)現像ユ
ニット、K(ブラック)現像ユニット、中間転写ユニッ
ト、定着ユニット等のユニットの残り寿命を表示できる
ようにすることが求められている。
【0003】このようなユニットがどの程度古くなった
か(使用されたか)をカウントする手段として、以前は
機械的カウンタが用いられていたが、最近ではマイクロ
コンピュータによる電子カウンタがよく用いられてい
る。
【0004】電子カウンタは、機械的カウンタに比べて
安価である、カウント値が最初から電子データとなって
いるため他の装置とのデータの授受が容易である、等の
利点がある。
【0005】マイクロコンピュータによる電子カウンタ
では、電源遮断時でもデータが消失しない不揮発性のメ
モリを記憶手段として用いる。不揮発性のメモリには、 (1)バッテリーでバックアップされたSRAM (2)強誘電体メモリ (3)EEPROM(Electrically Erasable PRO
M) 等がある。
【0006】この中、バッテリーでバックアップされた
SRAM(1)と強誘電体メモリ(2)は高価であるの
に対し、EEPROM(3)は安価である上、電子写真
プリンタの本体には各種パラメータの保存のため最初か
ら搭載されているのが一般的であるため、電子カウンタ
として用いることはコストの面では最も優れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電子写真プリンタ等の
画像形成装置において停電が起きたとき等、電源が急に
落ちたとき、各ユニットの寿命管理のために機械的カウ
ンタを用いている場合には、その停電が問題になること
はない。
【0008】しかしながら、各ユニットの寿命管理に電
子カウンタを用いている場合には、停電対策を施さなか
った場合、メモリの書込み中に停電が起きた場合、正し
いデータが消失してしまう可能性がある。上記のバッテ
リーでバックアップされたSRAM(1)と強誘電体メ
モリ(2)では、書込みに要する時間が1μs以下であ
るため、電源電圧の低下を検出して電圧が下がり切る前
に書込みを終了させることはそれほど難しくない。
【0009】これに対し、EEPROM(3)は、書込
みに要する時間が数ms〜数10ms(電源電圧の低下
に伴って書込みに必要な高電圧が低下すると長くな
る。)と大きいため、これだけの期間電源電圧を正常書
込みが可能な電圧に維持しなければならず、電源のコス
トアップになるという問題点がある。
【0010】ここで、EEPROMについて簡単に説明
する。EEPROMのメモリセルは、図17に例示する
ように、MNOS(Metal Nitride Oxide Semic
onductor)タイプのメモリセルを用いていて、その酸化
膜と窒化膜の二重構造になっており、酸化膜と窒化膜の
界面近くに電子を捕獲するトラップ準位が存在する。ト
ンネル現象により基板とこのトラップ準位との間で電子
のやりとりにより、0と1の書込みを行うものである。
その様子を模式的に図18に示す。図18(a)は0を
書き込むときの様子を示しており、図18(a)の上図
に示すように、メモリソースを0Vとし、メモリゲート
にプラスの電圧を加えると、トンネル現象により電子が
基板から酸化膜(SiO2 )と窒化膜(Si3 4 )の
界面に移動し、その界面近くのトラップ準位に捕獲され
る。このときの電子に対するエネルギの障壁と電子の移
動の様子を図18(a)の下図に示す。図18(b)は
1を書き込むときの様子を示しており、図18(b)の
上図に示すように、今度はメモリゲートを0Vとし、メ
モリソースにプラスの電圧を加えると、トンネル現象に
より電子が酸化膜と窒化膜の界面から基板へ移動し、ト
ラップ準位は空になる。このときの電子に対するエネル
ギの障壁と電子の移動の様子を図18(b)の下図に示
す。
【0011】このように、EEPROMの場合は、絶縁
体(酸化膜:SiO2 )中を電子が移動することにより
書込みが行われるので、前記のように書込みに要する時
間が長くかかる(RAMの場合は、導体又は半導体中を
電子が移動するので、相対的に書込み時間が短い。)。
【0012】図5は後記するシリアルEEPROMと呼
ばれるEEPROMの書込みサイクルのタイミングチャ
ートであり、データの書込みは、データ転送時間だけチ
ップセレクト信号CSをHにして、クロック信号CLK
に同期して入力信号DIを入力するもので、入力データ
DIはコマンドC7〜C0,アドレスA7〜A0,デー
タD15〜D0からなり、このようなデータ転送後にE
EPROM内でメモリ書込みが行われる。このメモリ書
込み時間が上記のように数ms〜数10ms必要であ
る。
【0013】このような比較的長いメモリ書込み期間中
に停電が起きた場合、正しいデータが消失してしまう可
能性があり、そのままでは各ユニットの寿命管理のため
の電子カウンタとしては信頼性の低いものとなってしま
う。
【0014】本発明の目的は、電子写真プリンタ、電子
写真装置等の画像形成装置の交換部品である感光体ユニ
ット等のユニットの寿命管理のためにEEPROM等の
電気的に書込み消去可能な不揮発性メモリを用いて電子
カウンタを構成する場合に、停電等の電源ダウンにより
メモリに記憶されたデータが破壊あるいは不正確に書き
込まれても確実に正しいデータに修復させることが可能
な画像形成装置用寿命管理装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置用寿命管理装置は、静電潜像担持体上
に露光して静電潜像を形成し、形成された静電潜像をト
ナー像に現像し、現像されたトナー像をシート体上に転
写し、転写されたトナー像を定着することにより画像を
形成する画像形成装置であって、少なくとも1つの交換
ユニットを備えた画像形成装置において、前記交換ユニ
ットの使用程度を表す情報を記憶する電気的に書き換え
可能な不揮発性メモリを備えており、前記不揮発性メモ
リに前記交換ユニットの使用程度を表す情報を記憶する
領域が3つ以上設けられており、その複数の領域に前記
交換ユニットの使用程度を表す同じ情報をシリアルに順
に書き込む書込み手段と、前記複数の領域に記憶された
情報が同一でない場合に同一に修復する修復処理手段と
を備えてなることを特徴とするとするものである。
【0016】この場合に、装置本体の電源投入時にその
修復処理手段を動作させるように構成することが望まし
い。
【0017】また、交換ユニットの使用程度を表す情報
としては、その交換ユニットが関与した画像形成回数に
比例する値であることが望ましい。
【0018】また、その交換ユニットに、現像ユニッ
ト、感光体ユニット、中間転写ユニット、定着ユニット
の少なくとも何れか1つを含むことが望ましい。
【0019】また、その不揮発性メモリがEEPROM
からなることが望ましい。また、その不揮発性メモリを
画像形成装置本体に設けても、交換ユニットに設けても
よい。
【0020】本発明においては、交換ユニットの使用程
度を表す情報を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発
性メモリを備えており、その不揮発性メモリにその交換
ユニットの使用程度を表す情報を記憶する領域が3つ以
上設けられており、その複数の領域にその交換ユニット
の使用程度を表す同じ情報をシリアルに順に書き込む書
込み手段と、その複数の領域に記憶された情報が同一で
ない場合に同一に修復する修復処理手段とを備えてなる
ので、停電等の電源ダウンにより不揮発性メモリに記憶
されているデータの一部が破壊あるいは不正確に書き込
まれていても、残りのデータを用いて確実に正しいデー
タに修復させることが可能であり、信頼性の高い寿命管
理が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置用寿
命管理装置の実施例について、図面を参照にして説明す
る。まず、本発明の寿命管理装置を適用する画像形成装
置の一例の概略を図1を参照にして説明する。
【0022】この画像形成装置は、イエロー(Y)、シ
アシ(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の
トナーによる現像器を用いてフルカラー画像を形成する
ことのできるカラー電子写真プリンタである。
【0023】図1において、100は像担持体ユニット
が組み込まれた像担持体カートリッジであり、この実施
例では感光体カートリッジとして構成されていて、その
感光体140が、図示しない適宜の駆動手段によっで図
示矢印方向に回転駆動される。感光体140は、薄肉円
筒状の導電性基材とその表面に形成された感光層とを有
している。
【0024】感光体140の周りには、その回転方向に
沿って、帯電手段としての帯電ローラ160、現像手段
としての現像器10(Y,C,M,K)、中間転写装置
30、及び、クリーニング手段170が配置されてい
る。
【0025】帯電ローラ160は、感光体140の外周
面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電し
た感光体140の外周面には、露光ユニット40によっ
て所望の画像情報に応じた選択的な露光L1がなされ、
この露光L1によって感光体140上に静電潜像が形成
される。
【0026】この静電潜像は、現像器10でトナーが付
与されて現像される。現像器として、イエロー用の現像
器10Y、シアン用の現像器10C、マゼンタ用の現像
器10M、及び、ブラック用の現像器10Kが設けられ
ている。これら現像器10Y,10C,10M,10K
はそれぞれ揺動可能に構成されており、選択的に一つの
現像器の現像ローラ11のみが感光体140に当接し得
るようになっている。したがって、これら現像器10
は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの中の何れ
かのトナーを感光体140の表面に付与して感光体14
0上の静電潜像を現像する。現像ローラ11は、硬質の
ローラ、例えば、表面を粗面化した金属ローラ、又は、
硬質の樹脂ローラで構成されている。
【0027】現像されたトナー像は、中間転写装置の中
間転写ベルト36上に転写される。クリーニング手段1
70は、上記転写後に、感光体140の外周面に残留し
付着しているトナーを掻き落とすクリーナブレードと、
このクリーナブレードによって掻き落とされたトナーを
受ける受け部とを備えている。
【0028】中間転写装置30は、駆動ローラ31と、
4本の従動ローラ32、33、34、35と、これら各
ローラの周りに張架された無端状の中間転写ベルト36
とを有している。
【0029】駆動ローラ31は、その端部に固定された
図示しない歯車が感光体140の駆動用歯車と噛み合っ
ていることによって、感光体140と略同一の周速で回
転駆動され、したがって、中間転写ベルト36が感光体
140と略同一の周速で図示矢印方向に循環駆動される
ようになっている。
【0030】従動ローラ35は、駆動ローラ31との間
で中間転写ベルト36がそれ自身の張力によって感光体
140に圧接される位置に配置されており、感光体14
0と中間転写ベルト36との圧接部において一次転写部
T1が形成されている。従動ローラ35は、中間転写ベ
ルト36の循環方向上流側において一次転写部T1の近
くに配置されている。
【0031】駆動ローラ31には、中間転写ベルト36
を介して図示しない電極ローラが配置されており、この
電極ローラを介して、中間転写ベルト36の導電層に一
次転写電圧が印加される。
【0032】従動ローラ32はテンションローラであ
り、図示しない付勢手段によって中間転写ベルト36を
その張り方向に付勢している。従動ローラ33は、二次
転写部T2を形成するバックアップローラである。この
バックアップローラ33には、中間転写ベルト36を介
して二次転写ローラ38が対向配置されている。二次転
写ローラ38は、図示しない接離機構により中間転写ベ
ルト36に対して接離可能である。二次転写ローラ38
には、二次転写電圧が印加される。
【0033】従動ローラ34は、ベルトクリーナ39の
ためのバックアップローラである。ベルトクリーナ39
は、中間転写ベルト36と接触してその外周面に残留し
付着しているトナーを掻き落とすクリーナブレード39
aと、このクリーナブレード39aによって掻き落とさ
れたトナーを受ける受け部39bとを備えている。この
ベルトクリーナ39は、図示しない接離機構によって中
間転写ベルト36に対して接離可能である。
【0034】中間転写ベルト36が循環駆動される過程
で、一次転写部T1において、感光体140上のトナー
像が中間転写ベルト36上に転写され、中間転写ベルト
36上に転写されたトナー像は、二次転写部T2におい
て、二次転写ローラ38との間に供給される用紙等のシ
ート(記録材)Sに転写される。
【0035】シートSは、給紙装置50から給送され、
ゲートローラ対Gによって所定のタイミシグで二次転写
都T2に供給される。51は給紙カセット、52はピッ
クアップローラである。
【0036】二次転写部T2でトナー像が転写されたシ
ートSは、定着装置60を通ることによってそのトナー
像が定着され、排紙経路70を通つて、装置本体のケー
ス80上に形成されたシート受け部81上に排出され
る。なお、この画像形成装置は、排紙経路70として、
互いに独立した2つの排紙経路71、72を有してお
り、定着装置60を通ったシートは何れかの排紙経路
(71又は72)を通って排出される。また、この排紙
経路71、72はスイッチバック経路をも構成してお
り、シートの両面に画像を形成する場合には、排紙経路
71又は72に一旦進入したシートが、返送路73を通
って再び二次転写部T2に向けて給送されるようになっ
ている。
【0037】このような構成により、この画像形成装置
全体は次のような順で動作する。
【0038】図示しないホストコンピュータ等(パーソ
ナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信
号)が画像形成装置の制御部90に入力されると、感光
体140、現像器10の各ローラ11、及び、中間転写
ベルト36が回転駆動される。
【0039】感光体140の外周面が帯電ローラ160
によって一様に帯電される。一様に帯電した感光体14
0の外周面に、露光ユニット40によって第1色目(例
えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光L1が
なされ、イエロー用の静電潜像が形成される。
【0040】感光体140には、第1色目(例えばイエ
ロー)用の現像器10Yの現像ローラのみが接触し、こ
れによって上記静電潜像が現像され、第1色目(例えば
イエロー)のトナー像が感光体140上に形成される。
【0041】中間転写ベルト36には上記トナーの帯電
極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体140
上に形成されたトナー像が、一次転写部T1において中
間転写ベルト36上に転写される。このとき、二次転写
ローラ38及びベルトクリーナ39は、中間転写ベルト
36から離間している。
【0042】感光体140上に残留しているトナーがク
リーニング手段170によって除去された後、除電手段
(不図示)からの除電光によって感光体140が除電さ
れる。
【0043】上記の動作が上記印字指令信号の内容に応
じて、第2色面、第3色面、第4色面と繰り返され、上
記印字指令信号の内容に応じたトナー像が中間転写ベル
ト36上において重ね合わされて中間転写ベルト36上
に形成される。
【0044】所定のタイミングで給紙装置50からシー
トSが供給され、シートSの先端が二次転写部T2に達
する直前にあるいは達した後に(要するに、シートS上
の所望の位置に、中間転写ベルト36上のトナー像が転
写されるタイミングで)、二次転写ローラ38が中間転
写ベルト36に押圧されると共に二次転写電圧が印加さ
れ、中間転写ベルト36上のトーナ像(基本的には4色
のトナー像が重ね合わされたフルカラー画像)がシート
S上に転写される。また、ベルトクリーナ39が中間転
写ベルト36に当接し、二次転写後に中間転写ベルト3
6上に残留しているトナーが除去される。
【0045】シートSが定着装置60を通過することに
よってシートS上にトナー像が定着し、その後、シート
Sが所定の位置に向け(両面印刷でない場合にはシート
受け部81に向け、両面印刷の場合には、スイッチバッ
ク経路71又は72を経て返送路73に向け)搬送され
る。
【0046】このような図1の画像形成装置において、
感光体カートリッジ100が感光体ユニットを、イエロ
ー用現像器10YがY現像ユニットを、マゼンタ用現像
器10MがM現像ユニットを、シアン用現像器10Cが
C現像ユニットを、ブラック用現像器10KがK現像ユ
ニットを、中間転写装置30が中間転写ユニットを、定
着装置60が定着ユニットを、それぞれ構成しており、
所定の画像形成枚数後に寿命がきて新しい交換部品と交
換して使用される。
【0047】これらの各ユニットがどの程度使われたの
かの尺度として、そのユニットが動作している間の中間
転写ベルト36の回転数の累積を用いる。そのために、
中間転写ベルト36の欄外に穴(インデックスホール)
が設けられており、その穴が通る位置に対向して光源1
と受光素子2とからなる透過式フォトセンサ3が中間転
写ユニット30に備えつけられており、中間転写ベルト
36が回転してその穴がフォトセンサ3を通過する毎に
フォトセンサ3はパルスを出力する。フォトセンサ3が
出力する信号は図2に示すようなパルス信号であり、こ
の信号をINDEX信号とする。
【0048】図3に本発明の第1実施例の寿命管理装置
のブロック図を示す。この寿命管理装置200は画像形
成装置の制御部90中に配置されており、CPU201
を備えており、フォトセンサ3の出力信号INDEXは
CPU201に接続されており、CPU201はこのI
NDEX信号を基準として以下に説明する各種の制御を
行う。したがって、中間転写ベルト36の回転数の累積
を尺度として用いるので、各ユニットがどの程度使用さ
れたかを検出するための新たな検出手段を設ける必要は
ない。
【0049】CPU201には、ROM202、RAM
203が接続されており、さらに、シリアルI/F(イ
ンターフェース)205を介して電子カウンタに用いる
シリアルEEPROM204が接続され、さらに、出力
ポート206と各々ドライバ5を介して、前記の感光体
ユニット100、Y現像ユニット10Y、M現像ユニッ
ト10M、C現像ユニット10C、K現像ユニット10
K、中間転写ユニット30、定着ユニット60各々に設
けられたヒューズ4に接続されており、各ユニットのヒ
ューズ4の状態は入力ポート207を経てCPU201
に入力されるようになっている。また、出力ポート20
6からシリアルEEPROM204にチップセレクト信
号CSが入力するようになっており、また、電圧監視回
路208からのリセット信号RESETがCPU20
1、シリアルI/F205、出力ポート206に接続さ
れ、CPU201からの書込みイネーブル信号WRがR
AM203、シリアルI/F205、出力ポート206
に、読出イネーブル信号RDがROM202、RAM2
03、シリアルI/F205、入力ポート207にそれ
ぞれ接続されている。
【0050】電圧監視回路208においては、図4のタ
イミングチャートに示すように、電源電圧Vccが例えば
4.5Vを下回ったら、電圧監視回路208はCPU2
01と周辺機器205、206にリセット信号RESE
Tを出力してリセットをかける。リセットがかかると、
CPU201は現在行っている処理を中断する。このた
め、EEPROM204への新たな書込み動作は行われ
ない。
【0051】また、周辺機器205、206にリセット
がかかると出力ポート206はLレベルとなり、これに
接続されたEEPROM204のCS端子にかかるチッ
プセレクト信号CSはLレベルとなる。CPU201か
らEEPROM204へのデータ転送中にCS=Lとな
れば(図5)、その後EEPROM204内部で書込み
動作は起きない。EEPROM204内部での書込み動
作中にCS=Lとなれば、記憶データが破壊される可能
性がある。
【0052】したがって、EEPROM204のデータ
が破壊されるのは書込み中に停電が起きた場合のみであ
り、その場合でも破壊されるデータは一つだけというこ
とになる。
【0053】そこで、本実施例においては、停電対策と
して、各ユニット100,10Y,10M,10C,1
0K,30,60の使用程度に関するデータを各々EE
PROM204の3か所の異なったアドレスに書き込む
ようにする。
【0054】なお、この実施例で使用するEEPROM
204の書換回数は10万回までなので、中間転写ベル
ト36が1周する毎にEEPROM204のデータを書
き換えると、A4サイズのカラー印字で5万枚が上限と
なってしまう(中間転写ベルト36にA4サイズが2枚
のるとして)。プリンタ本体が寿命に達しても、EEP
ROM204の同一アドレスの書換回数が10万回以下
になるようにするため、中間転写ベルト36が64周す
る毎にEEPROM204のデータを書き換えるように
する。その際、誤差の蓄積を防ぐため、中間転写ベルト
36の回転数をカウントするカウンタの初期値を32と
し、31捨32入を行うようにする。
【0055】さて、上記したように、EEPROM20
4の3か所の異なったアドレスに書き込まれたデータが
破壊されるのは書込み中に停電が起きた場合のみであ
り、その場合でも破壊されるデータは一つだけというこ
とになる。各ユニットに関して3か所に書かれたデータ
に起こり得る記憶内容の組合せは、停電時期によって次
のようになる。ただし、左側のデータが最初に、右側の
データが最後に書き込まれるとする。
【0056】 <起こり得るEEPROMデータの組合せ> 1.データの破壊が起きなかった場合 1.1.3つ目のデータの書込み後停電 n n n ・・・ 1.2.2つ目のデータの書込み後停電 n n n−1 ・・・ 1.3.1つ目のデータの書込み後停電 n n−1 n−1 ・・・ 2.データの破壊が起きた場合 2.1.3つ目のデータの書込み中停電 n n m ・・・ 2.2.2つ目のデータの書込み中停電 n m n−1 ・・・ 2.3.1つ目のデータの書込み中停電 m n−1 n−1 ・・・ ここで、nは書き込むべきデータ、mは破壊されたデー
タを表す。
【0057】このように、3か所に同じデータを書込み
中に停電によりその一部のデータが破壊されるかあるい
は書き換えされていないデータの組に対してその不完全
さを修復するには、次のようなアルゴリズムでデータ修
復処理を行えばよい。
【0058】 <データ修復アルゴリズム> 1つ目のデータをx[0], 2つ目のデータをx[1], 3つ目のデータをx[2], とする。 if(x[1]==x[0]){ if(x[2]!=x[1]){ /*,*/ x[2]=x[1]; /*処理A*/ } } else{ if(x[2]==x[1]){ /*,*/ x[0]=x[1]+1; /*処理B*/ x[1]=x[0]; /*処理C*/ x[2]=x[1]; /*処理D*/ } else{ /* */ x[1]=x[0]; /*処理E*/ x[2]=x[1]; /*処理F*/ } } このアルゴリズはC言語で記載されており、その意味は
後記のフローチャートから明らかになるが、何れにして
も、このアルゴリズに従って各ユニットに関する3か所
のデータを修復すれば、3か所共nに修復される。
【0059】ただし、このデータ修復処理中に停電が起
きることもあり得る。しかし、これら処理A〜F中に停
電が起きても、3か所に記憶されたデータは次の表に示
すように、前記のからの何れかの状態になり、停電
が復旧した次のサイクルのデータ修復処理で修復可能で
あるので、問題にならない。
【0060】<データ修復処理中に停電が起きた場合の
EEPROMデータの組合せ> 処理Aの最中の停電によるデータ破壊→の状態 処理Bの最中の停電によるデータ破壊→の状態 処理Cの最中の停電によるデータ破壊→の状態 処理Dの最中の停電によるデータ破壊→の状態 処理Eの最中の停電によるデータ破壊→の状態 処理Fの最中の停電によるデータ破壊→の状態 となり、修復可能である。
【0061】さて、図3に戻って、寿命管理装置200
にはシリアルEEPROM204が1個搭載されてい
る。そのEEPROM204中には、図6にメモリマッ
プを示すように、領域分けして本体の寿命データが3か
所x[0][0],x[0][1],x[0][2],
Y現像ユニットの寿命データが3か所x[1][0],
x[1][1],x[1][2],M現像ユニットの寿
命データが3か所x[2][0],x[2][1],x
[2][2],C現像ユニットの寿命データが3か所x
[3][0],x[3][1],x[3][2],K現
像ユニットの寿命データが3か所x[4][0],x
[4][1],x[4][2]に書き込まれ、また、感
光体ユニットの寿命データは1か所y[0],中間転写
ユニットの寿命データは1か所y[1],定着ユニット
の寿命データは1か所y[2]に書き込まれるようにな
っている。
【0062】そして、各ユニット100,10Y,10
M,10C,10K,30,60には、図3に示すよう
に、ヒューズ4が設けられており、新品のユニットはヒ
ューズ4が切れておらず、このとき入力ポート207は
Lレベルとなり、新品であることが検出される。後記の
新ユニット検出処理に関するフローチュートで詳しく説
明するように、ユニットが新品であると判断されたなら
ば、現像ユニットの場合、0を3か所に書き込む(x
[k][0],x[k][1],x[k][2];k=
1,2,3,4)。現像ユニット以外では、その時点の
本体寿命データ(x[0][0])をそのユニットの寿
命データ(y[k];k=0,1,2)にコピーする。
このようにした場合、 感光体ユニットの使われた度合いは、 x[0][0]−y[0] 中間転写ユニットの使われた度合いは、 x[0][0]−y[1] 定着ユニットの使われた度合いは、 x[0][0]−y[2] となる。
【0063】そして、新品のユニット検出が終わった
後、新ユニット検出処理過程の最後に、新品と検出され
たユニットのドライバ5へ出力ポート206から信号を
送り、ドライバ5のトランジスタをONにしてそのユニ
ットのヒューズ4に電流を流してカットする。このよう
な手順でヒューズ4をカットすると、新品のユニットの
検出に伴うEEPROM204への書き込みの最中に停
電が起きても、ヒューズ4はまだカットされていないの
で、電源復帰時にやり直しができる。なお、ヒューズ4
がカットされたユニットについては、入力ポート207
がHレベルとなり、すでに新品でないことが検出され
る。
【0064】次に、この実施例の寿命管理のフローチャ
ートを図7に示す。装置本体の電源を投入すると、ステ
ップSTAにおいて、CPU201に接続されたRAM
203に設定された4つのカウンタcount0〜4を
前記のように初期値32にセットする。ここで、カウン
タcount0〜4はフォトセンサ3の出力信号IND
EXをカウントするカウンタであり、その中、coun
t0は本体の寿命データのためのもの、count1は
Y現像ユニットの寿命データのためのもの、count
2はM現像ユニットの寿命データのためのもの、cou
nt3はC現像ユニットの寿命データのためのもの、c
ount4はK現像ユニットの寿命データのためのもの
である。
【0065】カウンタcount0〜4を初期値32に
セットした後、ステップSTBにおいて、後で詳しく説
明する寿命データ修復を行い、前記のように、<データ
修復アルゴリズム>に従って、各ユニットにつき、デー
タを書込み中に3か所のデータ中の一部のデータが停電
により破壊されるかあるいは書き換えされていないデー
タを修復して全て同じ正しいデータにする。
【0066】この寿命データ修復後、ステップSTCに
おいて、後で詳しく説明する前記のような新ユニット検
出を行う。
【0067】その後、ステップSTDにおいて、プリン
タ本体のカバーが閉じられていることを確認する。プリ
ンタ本体のカバーが閉じられていないと判断された場合
には、ステップSTFで再度プリンタ本体のカバーが閉
じられていることを確認し、カバーが閉じられているこ
とが確認されるまでその確認作業を続ける。
【0068】ステップSTDとステップSTFにおい
て、プリンタ本体のカバーが閉じられていることが確認
され、プリンタ本体が印字動作可能になっていると、ス
テップSTEにおいて、後で詳しく説明する寿命データ
更新を行い続ける。
【0069】図7の寿命データ修復処理STBは、図8
のフローチャートに従って行われる。この処理を説明す
ると、ステップST1において、本体の3か所の寿命デ
ータ中の2つ目のデータ(2番目に書き込まれたデー
タ)x[0][1]が1つ目のデータ(最初に書き込ま
れたデータ)x[0][0]に等しいか否かの判別が行
われる。等しい場合は、すなわち、前記のデータの組合
せ中の、、の場合には、ステップST2におい
て、今度は3つ目のデータ(最後に書き込まれたデー
タ)x[0][2]が2つ目のデータx[0][1]に
等しいか否かの判別が行われる。等しいと判断された前
記のデータの組合せ中のの場合には、本体の3か所の
寿命データは全て等しいので何ら修復処理は必要ないの
で、本体の寿命データの修復処理は終わり、次のY現像
ユニット10Yの寿命データの修復処理に進む。ステッ
プST2で等しくないと判断された前記のデータの組合
せ中の、の場合には、ステップST3において、3
つ目のデータx[0][2]中に2つ目のデータx
[0][1]を書き込む処理、すなわち、前記の処理A
を行い、本体の寿命データの修復処理を終わる。ステッ
プST1で等しくないと判断された前記のデータの組合
せ中の、、の場合には、ステップST4におい
て、ステップST2と同様に3つ目のデータx[0]
[2]が2つ目のデータx[0][1]に等しいか否か
の判別が行われる。等しいと判断された前記のデータの
組合せ中の、の場合には、ステップST5におい
て、まず、2つ目のデータx[0][1]に1を加えた
データを1つ目のデータx[0][0]に書き込む処理
(前記の処理B)と、その書き換えられた1つ目のデー
タx[0][0]を2つ目のx[0][1]に書き込む
処理(処理C)と、さらにその書き換えられた2つ目の
データx[0][1]を3つ目のx[0][2]に書き
込む処理(処理D)とを行い、本体の寿命データの修復
処理を終わる。ステップST4で等しくないと判断され
た前記のデータの組合せ中のの場合には、ステップS
T6において、1つ目のデータx[0][0]を2つ目
のx[0][1]に書き込む処理(処理E)と、さらに
その書き換えられた2つ目のデータx[0][1]を3
つ目のx[0][2]に書き込む処理(処理F)とを行
い、本体の寿命データの修復処理を終わる。
【0070】本体の3か所の寿命データx[0]
[0],x[0][1],x[0][2]修復処理が終
わると、次のステップST7〜ST12において、Y現
像ユニット10Yの3か所の寿命データx[1]
[0],x[1][1],x[1][2]の修復処理に
進む。処理は、本体の寿命データの修復処理と全く同じ
で、ステップST7〜ST12はそれぞれステップST
1〜ST6に対応する。
【0071】以下、同様に、ステップST13〜ST1
8において、M現像ユニット10Mの3か所の寿命デー
タx[2][0],x[2][1],x[2][2]の
修復処理、次に、ステップST19〜ST24におい
て、C現像ユニット10Cの3か所の寿命データx
[3][0],x[3][1],x[3][2]の修復
処理、最後に、ステップST25〜ST30において、
K現像ユニット10Kの3か所の寿命データx[4]
[0],x[4][1],x[4][2]の修復処理、
が順に行われ、ステップSTB(図7)の寿命データ修
復処理が終了する。
【0072】次に、図7の寿命データ修復処理STBの
次の新ユニット検出処理STCの詳細を図9のフローチ
ャートに従って説明する。前記のように、ステップST
1において、Y現像ユニット10Yが新品であるか否か
をそのユニット10Yに設けられたヒューズ4が切れて
いないかどうかを検出することにより判定する。新品と
判定されると、ステップST2において、Y現像ユニッ
ト10Yの3か所の寿命データx[1][0],x
[1][1],x[1][2]に全て0を書き込む。次
に、ステップST3において、今度はM現像ユニット1
0Mが新品であるか否かを同様に判定する。新品と判定
されると、ステップST4において、M現像ユニット1
0Mの3か所の寿命データx[2][0],x[2]
[1],x[2][2]に全て0を書き込む。次に、ス
テップST5において、今度はC現像ユニット10Cが
新品であるか否かを同様に判定する。新品と判定される
と、ステップST6において、C現像ユニット10Cの
3か所の寿命データx[3][0],x[3][1],
x[3][2]に全て0を書き込む。次に、ステップS
T7において、今度はK現像ユニット10Kが新品であ
るか否かを同様に判定する。新品と判定されると、ステ
ップST8において、K現像ユニット10Kの3か所の
寿命データx[4][0],x[4][1],x[4]
[2]に全て0を書き込む。なお、以上のステップST
1、ステップST3、ステップST5、ステップST7
において各ユニット10Y,10M,10C,10Kが
新品でないと判定された場合は、それぞれの寿命データ
への0の書き込みは行わない。
【0073】以上のステップST1〜8の後に、ステッ
プST9において、今度は感光体ユニット100が新品
であるか否かを同様に判定する。新品と判定されると、
ステップST10において、感光体ユニット100の寿
命データy[0]にその時点の本体の1つ目のデータx
[0][0]をコピーする。次に、ステップST11に
おいて、今度は中間転写ユニット30が新品であるか否
かを同様に判定する。新品と判定されると、ステップS
T12において、中間転写ユニット30の寿命データy
[1]にその時点の本体の1つ目のデータx[0]
[0]をコピーする。次に、ステップST13におい
て、今度は定着ユニット60が新品であるか否かを同様
に判定する。新品と判定されると、ステップST14に
おいて、定着ユニット60の寿命データy[2]にその
時点の本体の1つ目のデータx[0][0]をコピーす
る。以上のステップST9、ステップST11、ステッ
プST13において各ユニット100,30,60が新
品でないと判定された場合は、それぞれの寿命データへ
のその時点の本体の1つ目のデータx[0][0]のコ
ピーは行わない。
【0074】以上のステップST1〜14の後に、ステ
ップST15において、全てのドライバ5へ出力ポート
206から信号を送り、トランジスタをONにしてヒュ
ーズ4に電流を流してまだ切れていないヒューズ4カッ
トする。
【0075】次に、図7の新ユニット検出処理STCに
後に行われる寿命データ更新処理STEの詳細を図10
のフローチャートに従って説明する。ステップST1に
おいて、中間転写ベルト36の1回転毎にフォトセンサ
3から出力される信号INDEX(図2)のパルスの立
ち上がりエッジを検出するまで待ち、そのパルスの立ち
上がりエッジが検出されると、ステップST2におい
て、本体の寿命データのためのカウンタcount0の
カウント値に1を加える。そして、ステップST3にお
いて、カウンタcount0の値が64になったか否か
を判定し、64になったと判定されると、ステップST
4において、まずカウンタcount0の値を0に戻
し、その後、本体の寿命データの1つ目x[0][0]
のカウント値に1を加え、次にその2つ目x[0]
[1]のカウント値に1を加え、最後にその3つ目x
[0][2]のカウント値に1を加える。ステップST
3において64になったと判定されない場合は、ステッ
プST4の処理は行われない。
【0076】次に、ステップST5において、Y現像ユ
ニット10Yにおいてイエローの像のトナー現像中か否
かを判定する。Y現像中と判定されると、ステップST
6において、Y現像ユニット10Yの寿命データのため
のカウンタcount1のカウント値に1を加える。そ
して、ステップST7において、カウンタcount1
の値が64になったか否かを判定し、64になったと判
定されると、ステップST8において、まずカウンタc
ount1の値を0に戻し、その後、Y現像ユニット1
0Yの寿命データの1つ目x[1][0]のカウント値
に1を加え、次にその2つ目x[1][1]のカウント
値に1を加え、最後にその3つ目x[1][2]のカウ
ント値に1を加える。ステップST5においてY現像中
と判定されない場合と、ステップST7において64に
なったと判定されない場合は、ステップST8の処理は
行われない。
【0077】次に、上記と同様にして、ステップST9
において、M現像ユニット10Mにおいてマゼンタの像
のトナー現像中か否かを判定する。M現像中と判定され
ると、ステップST10において、M現像ユニット10
Mの寿命データのためのカウンタcount2のカウン
ト値に1を加える。そして、ステップST11におい
て、カウンタcount2の値が64になったか否かを
判定し、64になったと判定されると、ステップST1
2において、まずカウンタcount2の値を0に戻
し、その後、M現像ユニット10Mの寿命データの1つ
目x[2][0]のカウント値に1を加え、次にその2
つ目x[2][1]のカウント値に1を加え、最後にそ
の3つ目x[2][2]のカウント値に1を加える。ス
テップST9においてM現像中と判定されない場合と、
ステップST11において64になったと判定されない
場合は、ステップST12の処理は行われない。
【0078】次に、同様にして、ステップST13にお
いて、C現像ユニット10Cにおいてシアンの像のトナ
ー現像中か否かを判定する。C現像中と判定されると、
ステップST14において、C現像ユニット10Cの寿
命データのためのカウンタcount3のカウント値に
1を加える。そして、ステップST15において、カウ
ンタcount3の値が64になったか否かを判定し、
64になったと判定されると、ステップST16におい
て、まずカウンタcount3の値を0に戻し、その
後、C現像ユニット10Cの寿命データの1つ目x
[3][0]のカウント値に1を加え、次にその2つ目
x[3][1]のカウント値に1を加え、最後にその3
つ目x[3][2]のカウント値に1を加える。ステッ
プST13においてC現像中と判定されない場合と、ス
テップST15において64になったと判定されない場
合は、ステップST16の処理は行われない。
【0079】次に、同様にして、ステップST17にお
いて、K現像ユニット10Kにおいてブラックの像のト
ナー現像中か否かを判定する。K現像中と判定される
と、ステップST18において、K現像ユニット10K
の寿命データのためのカウンタcount4のカウント
値に1を加える。そして、ステップST19において、
カウンタcount4の値が64になったか否かを判定
し、64になったと判定されると、ステップST20に
おいて、まずカウンタcount4の値を0に戻し、そ
の後、K現像ユニット10Kの寿命データの1つ目x
[4][0]のカウント値に1を加え、次にその2つ目
x[4][1]のカウント値に1を加え、最後にその3
つ目x[4][2]のカウント値に1を加える。ステッ
プST17においてK現像中と判定されない場合と、ス
テップST19において64になったと判定されない場
合は、ステップST20の処理は行われない。フォトセ
ンサ3からの出力信号INDEXがある限り上記の寿命
データ更新処理が継続される。
【0080】図11に本発明の別の実施例の寿命管理装
置のブロック図を示す。この実施例と図3の実施例の違
いは、図3の実施例の場合にはシリアルEEPROM2
04が1個のみプリンタ本体に配置されていたのに対
し、図11の実施例の場合は、プリンタ本体に1個のシ
リアルEEPROM2040 が、各ユニット10Y,1
0M,10C,10K,100,30,60に各々1個
のシリアルEEPROM2041 〜2047 が設けら
れ、その代わりに、図3の場合に各ユニットに設けられ
ていたヒューズが省かれている点にある。
【0081】この実施例の寿命管理装置200も画像形
成装置の制御部90中に配置されており、CPU201
を備えており、フォトセンサ3の出力信号INDEXは
CPU201に接続されており、CPU201はこのI
NDEX信号を基準として以下に説明する各種の制御を
行う。したがって、中間転写ベルト36の回転数の累積
を尺度として用いるので、各ユニットがどの程度使用さ
れたかを検出するための新たな検出手段を設ける必要は
ない。
【0082】CPU201には、ROM202、RAM
203が接続されており、さらに、シリアルI/F(イ
ンターフェース)205を介して本体及び各ユニット1
0Y,10M,10C,10K,100,30,60に
設けられたシリアルEEPROM2040 〜2047
接続されており、各ユニットのEEPROM2040
2047 への書込み・読出が行われる。また、出力ポー
ト206から各EEPROM2040 〜2047 にチッ
プセレクト信号CSが入力するようになっており、ま
た、電圧監視回路208からのリセット信号RESET
がCPU201、シリアルI/F205、出力ポート2
06に接続され、CPU201からの書込みイネーブル
信号WRがRAM203、シリアルI/F205、出力
ポート206に、読出イネーブル信号RDがROM20
2、RAM203、シリアルI/F205にそれぞれ接
続されている。
【0083】本実施例においては、停電対策として、各
ユニット10Y,10M,10C,10K,100,3
0,60の使用程度に関するデータを各々のEEPRO
M2041 〜2047 と本体のEEPROM2040
それぞれ3か所の異なったアドレスに書き込むようにす
るものである。この実施例においては、各ユニットにそ
れぞれの使用程度に関するデータを書き込んであるの
で、図3の実施例では不可能であったユニットの使い回
しができる点にメリットがある。
【0084】この実施例の本体及び各ユニットのEEP
ROM2040 〜2047 のメモリマップを図12に示
す。各EEPROMには3か所領域分けして寿命データ
が書き込まれるようになっている。本体の3か所の寿命
データをx0[0],x0[1],x0[2]、Y現像
ユニットの3か所の寿命データをx1[0],x1
[1],x1[2]、M現像ユニットの3か所の寿命デ
ータをx2[0],x2[1],x2[2]、C現像ユ
ニットの3か所の寿命データをx3[0],x3
[1],x3[2]、K現像ユニットの3か所の寿命デ
ータをx4[0],x4[1],x4[2]とし、ま
た、この実施例においては、感光体ユニット、中間転写
ユニット、定着ユニットそれぞれに対しても3か所寿命
データが書き込まれるようになっており(図3の実施例
では、これらのユニットに関しては直接は寿命データは
書き込まれない。)、感光体ユニットの3か所の寿命デ
ータをx5[0],x5[1],x5[2]、中間転写
ユニットの3か所の寿命データをx6[0],x6
[1],x6[2]、定着ユニットの3か所の寿命デー
タをx7[0],x7[1],x7[2]とする。
【0085】図13にこの実施例の寿命管理のフローチ
ャートを示す。電源を投入すると、ステップSTAにお
いて、CPU201に接続されたRAM203に設定さ
れた4つのカウンタcount0〜4を初期値32にセ
ットする。これは第1の実施例と同じであり、その中、
count0は本体、感光体ユニット、中間転写ユニッ
ト、定着ユニットの寿命データのためのもの、coun
t1はY現像ユニットの寿命データのためのもの、co
unt2はM現像ユニットの寿命データのためのもの、
count3はC現像ユニットの寿命データのためのも
の、count4はK現像ユニットの寿命データのため
のものである。
【0086】カウンタcount0〜4を初期値32に
セットした後、ステップSTBにおいて、後で詳しく説
明する寿命データ修復を行い、本体及び各ユニットにつ
き、データを書込み中に3か所のデータ中の一部のデー
タが停電により破壊されるかあるいは書き換えされてい
ないデータを修復して全て同じ正しいデータにする。
【0087】この寿命データ修復後、ステップSTCに
おいて、プリンタ本体のカバーが閉じられていることを
確認する。プリンタ本体のカバーが閉じられていないと
判断された場合には、ステップSTEで再度プリンタ本
体のカバーが閉じられていることを確認し、カバーが閉
じられていることが確認されるまでその確認作業を続け
る。
【0088】ステップSTCとステップSTEにおい
て、プリンタ本体のカバーが閉じられていることが確認
され、プリンタ本体が印字動作可能になっていると、ス
テップSTDにおいて、後で詳しく説明する寿命データ
更新を行い続ける。
【0089】図14と図15に図13の寿命データ修復
処理STBのフローチャートを示す。この処理の基本は
前実施例の図8の場合と同じであるが、この実施例で
は、本体と各現像ユニット10Y,10M,10C,1
0Kに加えて、感光体ユニット100、中間転写ユニッ
ト30、定着ユニット60に関してもそれぞれ3か所寿
命データが書き込まれため、図8のステップST1〜S
T30に対応する処理である図14の処理に続いて、図
15の処理が行われる。
【0090】すなわち、ステップST25〜ST30の
K現像ユニット10Kの3か所の寿命データx4
[0],x4[1],x4[2]の次に、ステップST
31〜ST36において、感光体ユニット100の3か
所の寿命データx5[0],x5[1],x5[2]の
修復処理に進む。処理は、本体、各現像ユニットの寿命
データの修復処理と全く同じで、ステップST31〜S
T36はそれぞれステップST1〜ST6等に対応す
る。
【0091】以下、同様に、ステップST37〜ST4
2において、中間転写ユニット30の3か所の寿命デー
タx6[0],x6[1],x6[2]の修復処理、最
後に、ステップST43〜ST48において、定着ユニ
ット60の3か所の寿命データx7[0],x7
[1],x7[2]の修復処理、が順に行われ、ステッ
プSTB(図13)の寿命データ修復処理が終了する。
【0092】また、図13の寿命データ更新処理STD
のフローチャートを図16に示す。この処理の基本は前
実施例の図10の場合と同じであるが、ステップST1
〜ST4の処理が若干異なる。ステップST5〜ST2
0は図10と全く同じである。まず、ステップST1に
おいて、中間転写ベルト36の1回転毎にフォトセンサ
3から出力される信号INDEX(図2)のパルスの立
ち上がりエッジを検出するまで待ち、そのパルスの立ち
上がりエッジが検出されると、ステップST2におい
て、本体、感光体ユニット、中間転写ユニット、定着ユ
ニットの寿命データのためのカウンタcount0のカ
ウント値に1を加える。そして、ステップST3におい
て、カウンタcount0の値が64になったか否かを
判定し、64になったと判定されると、ステップST4
において、まずカウンタcount0の値を0に戻し、
その後、本体の寿命データの1つ目x0[0]のカウン
ト値に1を加え、次にその2つ目x0[1]のカウント
値に1を加え、次にその3つ目x0[2]のカウント値
に1を加え、次いで、感光体ユニットの寿命データの1
つ目x5[0]のカウント値に1を加え、次にその2つ
目x5[1]のカウント値に1を加え、次にその3つ目
x5[2]のカウント値に1を加え、次いで、順に、中
間転写ユニットの寿命データx6[0],x6[1],
x6[2]について同様に、定着ユニットの寿命データ
x7[0],x7[1],x7[2]について同様にカ
ウント値に1を加える。ステップST3において64に
なったと判定されない場合は、ステップST4の処理は
行われない。
【0093】以後のステップST5〜ST20での、Y
現像ユニット10Yに関する処理、M現像ユニット10
Mに関する処理、C現像ユニット10Cに関する処理、
K現像ユニット10Kに関する処理は図10の場合と全
く同じであり、フォトセンサ3からの出力信号INDE
Xがある限りST1〜ST20の寿命データ更新処理が
継続される。
【0094】以上、本発明の画像形成装置用寿命管理装
置をいくつかの実施例に基づいて説明してきたが、本発
明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能であ
る。なお、メモリに記憶されている寿命データは、例え
ば本体の電源投入時にそのデータを読み出し、そのデー
タが所定の値以上になった場合に、対応するユニットが
交換時期に達したことを操作パネル等に表示したり警告
するのに用いることができる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置用寿命管理装置によると、交換ユニット
の使用程度を表す情報を記憶する電気的に書き換え可能
な不揮発性メモリを備えており、その不揮発性メモリに
その交換ユニットの使用程度を表す情報を記憶する領域
が3つ以上設けられており、その複数の領域にその交換
ユニットの使用程度を表す同じ情報をシリアルに順に書
き込む書込み手段と、その複数の領域に記憶された情報
が同一でない場合に同一に修復する修復処理手段とを備
えてなるので、停電等の電源ダウンにより不揮発性メモ
リに記憶されているデータの一部が破壊あるいは不正確
に書き込まれていても、残りのデータを用いて確実に正
しいデータに修復させることが可能であり、信頼性の高
い寿命管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の寿命管理装置を適用する画像形成装置
の一例の概略の構成図である。
【図2】中間転写ベルトの回転数を表すINDEX信号
の波形図である。
【図3】本発明の第1実施例の寿命管理装置のブロック
図である。
【図4】電圧監視回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図5】シリアルEEPROMの書込みサイクルのタイ
ミングチャートである。
【図6】第1実施例のEEPROM中のメモリマップで
ある。
【図7】第1実施例の寿命管理のフローチャートであ
る。
【図8】図7の寿命データ修復処理のフローチャートで
ある。
【図9】図7の新ユニット検出処理のフローチャートで
ある。
【図10】図7の寿命データ更新処理のフローチャート
である。
【図11】本発明の第2実施例の寿命管理装置のブロッ
ク図である。
【図12】第2実施例のEEPROM中のメモリマップ
である。
【図13】第2実施例の寿命管理のフローチャートであ
る。
【図14】図13の寿命データ修復処理のフローチャー
トの前半部分である。
【図15】図13の寿命データ修復処理のフローチャー
トの後半部分である。
【図16】図13の寿命データ更新処理のフローチャー
トである。
【図17】EEPROMのメモリセルの構成を説明する
ための断面図である。
【図18】EEPROMのメモリセルの書込みの様子を
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1…光源 2…受光素子 3…透過式フォトセンサ 4…ヒューズ 5…ドライバ 10…現像器 10Y…イエロー用現像器(Y現像ユニット) 10M…マゼンタ用現像器(M現像ユニット) 10C…シアン用現像器(C現像ユニット) 10K…ブラック用現像器(K現像ユニット) 11…現像ローラ 30…中間転写装置(中間転写ユニット) 31…駆動ローラ 32、33、34、35…従動ローラ 36…中間転写ベルト 38…二次転写ローラ 39…ベルトクリーナ 39a…クリーナブレード 40…露光ユニット 50…給紙装置 51…給紙カセット 52…ピックアップローラ 60…定着装置(定着ユニット) 70、71、72…排紙経路 73…返送路 80…ケース 81…シート受け部 90…制御部 100…像担持体カートリッジ(感光体ユニット) 140…感光体 160…帯電ローラ 170…クリーニング手段 200…寿命管理装置 201…CPU 202…ROM 203…RAM 204…シリアルEEPROM 2040 〜2047 …シリアルEEPROM 205…シリアルI/F(インターフェース) 206…出力ポート 207…入力ポート L1…露光 T1…一次転写部 T2…二次転写部 S …シート(記録材) G …ゲートローラ対

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体上に露光して静電潜像を
    形成し、形成された静電潜像をトナー像に現像し、現像
    されたトナー像をシート体上に転写し、転写されたトナ
    ー像を定着することにより画像を形成する画像形成装置
    であって、少なくとも1つの交換ユニットを備えた画像
    形成装置において、 前記交換ユニットの使用程度を表す情報を記憶する電気
    的に書き換え可能な不揮発性メモリを備えており、前記
    不揮発性メモリに前記交換ユニットの使用程度を表す情
    報を記憶する領域が3つ以上設けられており、 その複数の領域に前記交換ユニットの使用程度を表す同
    じ情報をシリアルに順に書き込む書込み手段と、前記複
    数の領域に記憶された情報が同一でない場合に同一に修
    復する修復処理手段とを備えてなることを特徴とする画
    像形成装置用寿命管理装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の電源投入時に前記修復処理手
    段を動作させるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置用寿命管理装置。
  3. 【請求項3】 前記交換ユニットの使用程度を表す情報
    が前記交換ユニットが関与した画像形成回数に比例する
    値であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形
    成装置用寿命管理装置。
  4. 【請求項4】 前記交換ユニットに、現像ユニット、感
    光体ユニット、中間転写ユニット、定着ユニットの少な
    くとも何れか1つを含むことを特徴とする請求項1から
    3の何れか1項記載の画像形成装置用寿命管理装置。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性メモリがEEPROMから
    なることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
    の画像形成装置用寿命管理装置。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性メモリが画像形成装置本体
    に設けられていることを特徴とする請求項1から5の何
    れか1項記載の画像形成装置用寿命管理装置。
  7. 【請求項7】 前記不揮発性メモリが前記交換ユニット
    に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何
    れか1項記載の画像形成装置用寿命管理装置。
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