JP2001216500A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2001216500A
JP2001216500A JP2000026452A JP2000026452A JP2001216500A JP 2001216500 A JP2001216500 A JP 2001216500A JP 2000026452 A JP2000026452 A JP 2000026452A JP 2000026452 A JP2000026452 A JP 2000026452A JP 2001216500 A JP2001216500 A JP 2001216500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interpolation
input
image data
interpolation coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000026452A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2000026452A priority Critical patent/JP2001216500A/ja
Publication of JP2001216500A publication Critical patent/JP2001216500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成で入力画像データの正負に関
わらず適切な色変換処理を行なうことのできる画像処理
装置を低コストで提供する。 【解決手段】 ダイレクトマッピング部は、3次元LU
T部221と、補間係数算出部225と、8点補間部2
23とを含んでいる。補間係数算出部225には、VC
rCb色空間で表わされた8ビットのデータ全てが入力
される。その際、負の値を扱うCr、Cbデータについ
ては、符号ビット(S入力)が”0”、即ち正のデータ
である場合は、セレクタ304、305において、C
r、Cbデータそのもの(A入力)が選択され、最上位
ビットが”1”、即ち負のデータである場合は、絶対値
化部306で絶対値化されたデータ(入力B)が選択さ
れる。選択されたデータを基に補間係数が算出され、こ
の補間係数を用いて、8点補間部223で補間演算が行
なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、特に、三次元ルックアップテーブルを用いたダイレ
クトマッピング方式により色変換処理を行なう画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ある色空間で表わされた入力
画像データを異なる色空間の出力画像データに変換する
方式として、ダイレクトマッピング方式やマスキング方
式等が知られている。そのうち、ダイレクトマッピング
方式とは、入力画像データの色空間のデータと出力画像
データの色空間のデータとを対応づけて記憶した3次元
ルックアップテーブル(以下「LUT」と略す)を用い
て、直接データ変換を行なうというものである。
【0003】但し、入力画像データに対する出力画像デ
ータをすべて3次元LUTに格納すると、必要なメモリ
容量が膨大となるため、通常はLUTを用いると共に補
間演算を行なうことにより色変換処理が行なわれる。即
ち、最小限のデータ数(格子点数)でLUTを形成し、
格子点と格子点の間に位置するデータは補間演算により
求めるという方法が採られる。
【0004】図7はこのようなダイレクトマッピング方
式による色変換処理を説明するための概略ブロック図で
ある。ここでは、入力画像データはRGB色空間で表わ
されるRGB各8ビットのデータであり、出力画像デー
タはCMY色空間で表わされるCMYK各8ビットのデ
ータである。
【0005】なお、出力画像データの各4成分(CMY
K)における色変換処理はすべて同様であるため、4成
分(CMYK)のうち1成分(C成分)についての色変
換処理について代表して説明する。
【0006】図7を参照して、ダイレクトマッピング方
式による色変換処理には、3次元LUT部701により
8点の格子点を抽出し、その抽出された格子点に対応す
るデータを出力するという処理と、8点補間部703に
より格子点間の所望の補間データを算出するという処理
とが含まれる。そして、RGB各8ビットの入力画像デ
ータのうち、上位各3ビットが3次元LUT部701に
入力され、下位各5ビットが8点補間部703に入力さ
れる。
【0007】3次元LUT部701には、RGB色空間
のデータとCMY色空間のデータとが対応づけて記録さ
れた3次元LUTが含まれている。図8は、この3次元
LUTの概念を説明するための図である。図8を参照し
て、3次元LUTは、RGBの各軸が、ここでは8分割
されており、それによってできる格子点に該当する入力
画像データに対応して出力画像データ(格子点データ)
が格納されている。
【0008】3次元LUT部701にRGBデータの上
位各3ビットのデータが入力されると、3次元LUTの
中の8点の格子点が抽出される。この8点の格子点は、
上位各3ビットのデータで決定されるRGB空間の1格
子点を含む最小の立方体を構成する格子点である。そし
て、3次元LUTが参照されて、各格子点に対応する出
力データが抽出される。
【0009】一方、RGBデータの下位各5ビットが入
力された8点補間部703においては、この下位各5ビ
ットデータから重み係数が算出され、算出された重み係
数と、3次元LUT部701で抽出された8点の格子点
に対応する出力データ(格子点データ)とから最終の出
力データCoutが次式で求められる。
【0010】
【数1】
【0011】ここで、Wiは下位各5ビットデータから
算出される重み係数であり、Ciは格子点データであ
る。図9に示すように、重み係数Wiは、8点それぞれ
の格子点データ(C1〜C8)が、下位各5ビットデー
タで決定される1点(立方体の中程に位置する黒点)の
出力データに対して、寄与する比率を示す係数である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術におけるダイレクトマッピング方式では、入力画
像データがRGB色空間のように、データ全てが正の値
として扱われる場合には問題なく色変換処理を行なうこ
とができるが、Lab空間のようにデータの中に負の値
を扱う場合があると、単純に変換処理を行なうことがで
きないという不都合が生じていた。
【0013】即ち、入力画像データが負の値である場
合、図7に示した8点補間部703において、単純に下
位ビットから重み係数を算出すると、その下位ビットで
表わされる正の値から重み係数を算出してしまうことに
なる。したがって、正しい重み係数、ひいては出力画像
データが得られないことになる。
【0014】このような不都合を回避するため、入力画
像データに対する補間係数を予めデータテーブルとして
記録しておき、この記録された補間係数に基づいて重み
係数を算出するという方法が提案されている。図10
は、そのようなダイレクトマッピング方式を説明するた
めのブロック図である。
【0015】図10を参照して、ここでは、図7に示し
た方法と異なり、補間係数抽出部1005による補間係
数の抽出処理が新たに加わっている。即ち、V(明
度)、Cr、Cb(色差成分)の各8ビットの入力画像
データのうち、上位3ビットは、従来通り3次元LUT
部701に入力され、8点の格子点のデータが出力され
るが、8点補間部703には、入力画像データの下位5
ビットが直接入力されるのではなく、補間係数抽出部1
005から出力される適切な補間係数(ΔV、ΔCr、
ΔCb)が入力されることになる。
【0016】補間係数抽出部1005には、Crおよび
Cb各成分の8ビットデータに対する5ビットの補間係
数(ΔCr、ΔCb)を記録したデータテーブルが含ま
れている。そして、このデータテーブルを参照して補間
係数が抽出される。
【0017】ここで、データテーブルに記録される入力
画像データと出力補間係数との関係を図11に示す。図
11(a)は、入力画像データのCr成分と補間係数Δ
Crとの関係を示しており、図11(b)は、Cb成分
と補間係数ΔCbとの関係を示している。
【0018】なお、V成分の8ビットデータに関して
は、正の値のみなので、下位5ビットが直接補間係数
(ΔV)として出力されることになり、データテーブル
は参照されない。
【0019】このように、8点補間部703に入力され
る前に、補間係数抽出部1005により適切な補間係数
が抽出されるため、これを用いて正確な重み係数が算出
され、結果として正確な出力画像データが得られること
になる。
【0020】しかしながら、図10に示すようなダイレ
クトマッピング方式を用いると、入力画像データに対す
る出力画像データを記録した3次元LUTの他に、入力
画像データに対する補間係数を記録したデータテーブル
をさらに備える必要がある。したがって、必要なメモリ
容量が増加し、大幅なコストアップに繋がるという問題
が生じていた。
【0021】本発明はかかる実状に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、簡単な回路構成で入力画像デー
タの正負に関わらず適切な色変換処理を行なうことので
きる画像処理装置を低コストで提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のある局面に従うと、画像処理装置は、第1
の色空間のデータと第2の色空間のデータとを対応づけ
て記録した3次元ルックアップテーブルと、3次元ルッ
クアップテーブルを補間する補間処理部とを用いて、第
1の色空間で表わされる入力画像データを第2の色空間
で表わされる出力画像データに変換し、補間処理部は、
3次元ルックアップテーブルを参照して、入力画像デー
タに対応して記録された第2の色空間のデータを所定数
取得する取得部と、補間係数を算出する補間係数算出部
と、取得された所定数のデータと算出された補間係数と
に基づいて、補間演算を行なう補間演算部とを含み、補
間係数算出部は、入力画像データの正負に応じて補間係
数を算出することを特徴とする。
【0023】この発明に従うと、第1の色空間で表わさ
れる入力画像データの正負に応じて補間係数が適切に算
出され、この算出された補間係数を用いて3次元ルック
アップテーブルの補間演算が行なわれる。このため、第
1の色空間が負データを扱う色空間であっても、正しい
補間演算が行なわれ、結果として適切に第2の色空間へ
データ変換を行なうことが可能となる。
【0024】しかも、補間係数は入力画像データの正負
に応じて算出されるため、入力画像データと補間係数と
を関連付けて記録したデータテーブル等を別途設ける必
要もなく、コストアップが抑えられる。
【0025】したがって、入力画像データの正負に関わ
らず、簡単な回路構成で適切な色変換処理を行なうこと
のできる画像処理装置を低コストで提供することが可能
となる。
【0026】好ましくは、前記画像処理装置において、
補間係数算出部は、入力画像データの絶対値を算出する
絶対値算出部を備え、入力画像データが負である場合、
算出された絶対値に基づいて補間係数を算出することを
特徴とする。
【0027】この発明によると、入力画像データが負で
ある場合、補間係数算出部により、入力画像データの絶
対値に基づいて補間係数が算出される。このため、入力
画像データの正負に依らず、適切な補間係数を算出する
ことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に
おける画像処理装置の全体構成を示す図である。図1を
参照して、画像処理装置は、対象となる画像をカラーで
読取るCCD101と、CCD101で読取られた偶数
の画像データと奇数の画像データとを合成する画像合成
部102と、画像合成部102で合成されたRGBのア
ナログ画像データをデジタルデータに変換するA/D変
換部103と、シェーディング補正部104、ライン間
補正部105および色収差補正部106の各種補正部
と、画像の変倍や移動処理を行なう変倍・移動処理部1
07と、色変換部108とを備えている。
【0029】色変換部108では、RGB色空間で表わ
される入力画像データを、まず一旦、VCrCb色空間
で表わされる画像データに変換するという色変換処理が
行なわれる。
【0030】画像処理装置は、さらに、画像の写真・文
字等の領域を判別するための領域判別部109と、VC
rCb色空間で表わされた画像データをCMY色空間で
表わされる出力画像データ(CMYKデータ)に変換・
補正する色補正部110と、色補正部110で得られた
出力画像データに対して、領域判別部109による領域
判別結果に応じてMTF補正を行なうMTF補正部11
1と、MTF補正が行なわれた後のCMYKデータをプ
リンタに出力するためのプリンタI/F部112とを備
えている。
【0031】データの流れを説明すると、次のようにな
る。まず、RGBのカラー画像データとしてCCD10
1により読取られたデータは、デジタルデータに変換さ
れ、必要な補正処理等が行なわれた後、色変換部108
において、VCrCb色空間で表わされるデータに一旦
変換される。そして、色補正部110によりダイレクト
マッピング法を用いてプリンタに必要なCMY色空間で
表わされるデータ(CMYKデータ)に変換される。最
後に、このCMYKデータにMTF補正が行なわれ、プ
リンタへと送信される。
【0032】図2は、図1の色補正部110の概略構成
を示した機能ブロック図である。図2を参照して、色補
正部110は、4つのダイレクトマッピング部201,
203,205,207を含んでおり、これらを用い
て、色変換部108で作成されたV,Cr,Cbの入力
データから、C,M,Y,Kの各出力データを作成す
る。なお、4つのダイレクトマッピング部の構成は同じ
であるため、ここでは、C成分についての構成のみを示
している。
【0033】ダイレクトマッピング部201は、8点の
格子点を抽出しその抽出された格子点に対応するデータ
を出力する3次元LUT部221と、補間係数を算出す
る補間係数算出部225と、3次元LUT部221から
得られた8つの格子点データおよび補間係数算出部22
5で算出された補間係数を用いて、格子点間の補間演算
を行なう8点補間部223とを含んでいる。
【0034】図3は、図2に示すダイレクトマッピング
部201の詳細な構成を示す図である。図3を参照し
て、3次元LUT部221には、VCrCb色空間のデ
ータとCMY色空間のC成分のデータとが対応づけて記
録された8つの3次元LUT301が含まれている。
【0035】図4は、3次元LUT部221の概念を説
明するための図である。図4を参照して、入力色空間で
あるVCrCb色空間の各軸は8分割され、色空間全体
が512個の立方体に分割されている。3次元LUT部
221には、8ビットのVデータ(0〜255),Cr
データ(−128〜127),Cbデータ(−128〜
127)で構成される入力画像データのうち、上位各3
ビットが入力されるため、この入力された上位各3ビッ
トのデータに基づいて、対象となる1つの立方体が選択
される。
【0036】各立方体には、それぞれ8点の格子点が定
義されており、各格子点毎に、対応する3次元LUT3
01が参照される。そして、3次元LUT301から、
上記の上位各3ビットのデータに対応して格納されてい
る格子点データ(C1〜C8)がそれぞれ出力される。
【0037】補間係数算出部225には、Crデータお
よびCbデータを絶対値化するための絶対値化部306
と、データの正負に応じて出力データをセレクトするた
めのセレクタ304,305とが含まれている。なお、
セレクタ304,305は、セレクト信号(S入力)
が”0”である場合、Y出力として、A入力のデータを
選択し、セレクト信号が”1”である場合、B入力のデ
ータを選択する。
【0038】補間係数算出部225には、まず、8ビッ
トのVデータ(0〜255),Crデータ(−128〜
127),Cbデータ(−128〜127)が直接入力
される。そして、正の値のみを扱うVデータに対して
は、入力された8ビットデータのうち単純に下位5ビッ
トがとられ、これが補間係数ΔVとして出力される。一
方、正負両方の値を扱うCrデータおよびCbデータに
対しては、絶対値化部306と、セレクタ304および
305とを用いて補間係数ΔCrおよびΔCbが算出さ
れる。
【0039】即ち、入力されてきた8ビットのCrデー
タおよびCbデータのうち、符号を表わす最上位ビット
がそれぞれセレクタ304および305のS入力にセレ
クタ信号として入力される。また、各セレクタ304,
305のA入力には、8ビットデータが直接入力され、
B入力には8ビットデータを絶対値化部306で絶対値
化したデータが入力される。
【0040】このため、最上位ビットが”0”の場合、
即ち、入力データが正の値である場合は、そのままの8
ビットの入力データがセレクトされて、単純に下位5ビ
ットが補間係数ΔCr,ΔCbとして算出される。反対
に、最上位ビットが”1”の場合、即ち、入力データが
負の値である場合は、8ビットの入力データの絶対値化
されたデータがセレクトされて、この絶対値化されたデ
ータの下位5ビットが補間係数ΔCr,ΔCbとして算
出される。
【0041】したがって、入力データが負の値であって
も、絶対値化されたデータから補間係数ΔCrおよびΔ
Cbが算出されることになり、正負両方の値を扱うCr
データおよびCbデータに対しても、適切な補間係数を
出力することができる。
【0042】8点補間部223は、8点の格子点データ
(C1〜C8)と対応する係数との積を算出する算出部
302と、算出部302からの出力データ(Y1〜Y
8)に基づいて加重平均を求める平均化部303とを含
んでいる。
【0043】3次元LUT部221から出力された8点
の格子点に対する出力データ(C1〜C8)、および、
補間係数算出部225から出力された補間係数(ΔV,
ΔCr,ΔCb)は、算出部302に入力される。そし
て、算出部302において、各格子点データと、補間係
数を用いて表わされる各格子点データに対応する係数と
の積がそれぞれ算出される(Y1〜Y8)。
【0044】算出部302から出力されたデータ(Y1
〜Y8)は、平均化部303に入力される。そして、こ
れらの和がとられ、最終的には8つの格子点データ(C
1〜C8)の加重平均された値が、最終の出力データ
(Cout)として求められる。
【0045】図5は、8点補間部223における補間演
算の概念を説明するための図である。図5を参照して、
8点の格子点(格子点データ)で構成される立方体中に
存在する黒点は、出力されるべき変換データ(Cout)
を表わしている。
【0046】変換データ(Cout)は、この黒点を含む
立方体の表面に平行な2面で分割される8つの直方体の
体積比を用いて8点の格子点データ(C1〜C8)を加
重平均化し、求められるものである。
【0047】したがって、変換データ(Cout)を具体
的に示すと、立方体の一辺をa(a=32)とした場
合、次式のようになる。
【0048】
【数2】
【0049】以上説明したように、本発明の実施の形態
における画像処理装置によれば、色補正部110に入力
データの正負に応じて適切な補間係数を算出する補間係
数算出部225を設けることにより、8点補間部223
における補間演算が正しく行なわれ、最終的に適切な出
力データを求めることが可能となる。
【0050】このため、入力データの値に対応づけて補
間係数を記録したデータテーブル等を新たにを備える必
要がなく、メモリに対する負担が軽減される。
【0051】また、補間係数算出部225は、絶対値化
部306とセレクタ304,305とを用いるという非
常に簡易な回路構成でもって、適切な補間係数の算出を
可能としている。
【0052】<変形例>次に、本発明の実施の形態にお
ける画像処理装置の変形例について説明する。変形例に
おける画像処理装置も、図1に示す画像処理装置と同様
の全体構成をしている。ただし、両者は、色補正部11
0の構成が少し異なる。図6は、変形例における画像処
理装置の色補正部110の構成を示したブロック図であ
る。
【0053】図6を参照して、変形例における画像処理
装置の色補正部110は、1つの補間係数算出部225
が、4つのダイレクトマッピング部201,203,2
05,207に対して共通して存在する構成となってい
る。
【0054】このため、補間係数算出部225を各ダイ
レクトマッピング部毎に設ける必要がなくなり、一層簡
易な構成で適切な補関係数の算出を行なうことが可能と
なる。
【0055】なお、図2、図3および図6等で示した色
補正部110では、補間演算に8点補間法を用いている
が、この演算方法には限られない。したがって、三角柱
を用いた6点補間法等の他の補間方法を用いる場合に
も、本発明を適用することができる。
【0056】また、図2、図3等で示した3次元LUT
部221では、格子点の数と同じ数の3次元LUT30
1を用いているが、格子点の数より少ない数の3次元L
UTを用いるようにしてもよい。この場合、メモリのア
ドレス操作等により全格子点に対するデータを得ること
ができる。このような構成にすると、必要とされるメモ
リ容量を一層小さくすることが可能となる。
【0057】また、入力画像データとして、ここではV
CrCb色空間で表わされる場合を示しているが、どの
ような色空間についても適用することが可能である。
【0058】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における画像処理装置の
全体構成を示す図である。
【図2】 図1の色補正部110の概略構成を示した機
能ブロック図である。
【図3】 図2に示すダイレクトマッピング部201の
詳細な構成を示す図である。
【図4】 3次元LUT部221の概念を説明するため
の図である。
【図5】 8点補間部223における補間演算の概念を
説明するための図である。
【図6】 変形例における画像処理装置の色補正部11
0の構成を示したブロック図である。
【図7】 従来技術におけるダイレクトマッピング方式
による色変換処理を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図8】 3次元LUTの概念を説明するための図であ
る。
【図9】 8点補間演算を行なう場合の重み係数の概念
を示すための図である。
【図10】 入力画像データに対する補間係数を予めデ
ータテーブルとして記録しておき、この記録された補間
係数に基づいて重み係数を算出するというダイレクトマ
ッピング方式を説明するためのブロック図である。
【図11】 データテーブルに記録される、入力画像デ
ータと出力補間係数との関係を示した図である。
【符号の説明】
101 CCD、103 A/D変換部、108 色変
換部、109 領域判別部、110 色補正部、111
MTF補正部、201,203,205,207 ダ
イレクトマッピング部、221 3次元LUT部、22
3 8点補間部、225 補間係数算出部、301 3
次元LUT、302 算出部、303平均化部、30
4,305 セレクタ、306 絶対値化部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の色空間のデータと第2の色空間の
    データとを対応づけて記録した3次元ルックアップテー
    ブルと、前記3次元ルックアップテーブルを補間する補
    間処理手段とを用いて、前記第1の色空間で表わされる
    入力画像データを前記第2の色空間で表わされる出力画
    像データに変換する画像処理装置であって、 前記補間処理手段は、 前記3次元ルックアップテーブルを参照して、前記入力
    画像データに対応して記録された前記第2の色空間のデ
    ータを所定数取得する取得手段と、 補間係数を算出する補間係数算出手段と、 前記取得された所定数のデータと前記算出された補間係
    数とに基づいて、補間演算を行なう補間演算手段とを含
    み、 前記補間係数算出手段は、前記入力画像データの正負に
    応じて前記補間係数を算出することを特徴とする、画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記補間係数算出手段は、 前記入力画像データの絶対値を算出する絶対値算出手段
    を備え、 前記入力画像データが負である場合、前記算出された絶
    対値に基づいて前記補間係数を算出することを特徴とす
    る、請求項1に記載の画像処理装置。
JP2000026452A 2000-02-03 2000-02-03 画像処理装置 Pending JP2001216500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026452A JP2001216500A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026452A JP2001216500A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001216500A true JP2001216500A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18552182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000026452A Pending JP2001216500A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001216500A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487308B1 (ko) * 2002-05-08 2005-05-03 엘지전자 주식회사 영상 보정 장치
JP2010056902A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Brother Ind Ltd 色変換テーブルの作成方法、色変換テーブル、色変換テーブル作成プログラム及び色変換テーブル作成装置
KR101229376B1 (ko) 2012-04-25 2013-02-05 대한민국 렌즈 왜곡 보정에 사용된 보간 패턴 검출을 통한 촬영 카메라 식별 방법 및 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487308B1 (ko) * 2002-05-08 2005-05-03 엘지전자 주식회사 영상 보정 장치
JP2010056902A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Brother Ind Ltd 色変換テーブルの作成方法、色変換テーブル、色変換テーブル作成プログラム及び色変換テーブル作成装置
KR101229376B1 (ko) 2012-04-25 2013-02-05 대한민국 렌즈 왜곡 보정에 사용된 보간 패턴 검출을 통한 촬영 카메라 식별 방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4196845B2 (ja) 画像処理装置
JP3664364B2 (ja) 色変換方法
US8115833B2 (en) Image-acquisition apparatus
US20090034838A1 (en) Device adaptively switching color emphasis processing for image
JP4221912B2 (ja) 色変換装置およびプログラム
JPH06233131A (ja) ディジタル画像のガンマ補正
JP2004054880A (ja) 色域圧縮の実施方法
JP3548589B2 (ja) 出力装置の色再現方法及びその装置
JP2001216500A (ja) 画像処理装置
JPH10155089A (ja) 画像処理装置
JP4443838B2 (ja) 色相別色調整処理回路及びその方法
JP4483604B2 (ja) 色空間変換装置および色空間変換プログラム
JP3576612B2 (ja) 色変換処理装置
JP2001339617A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH10257334A (ja) 色補正処理装置
JP2001320593A (ja) 画像処理装置およびそれを備えた画像形成装置ならびに画像処理方法
JP5181722B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP4970419B2 (ja) 画像処理装置
JP2004215222A (ja) 色変換処理装置
JP2001298629A (ja) 画像処理装置
Li Anisotropic Mesh Representation for Color Images
JP2024044200A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JPH11185015A (ja) 画像処理装置および画像変換プログラムを格納した記憶媒体
JP4458757B2 (ja) 画像処理装置
JP3780587B2 (ja) 色彩データ変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614