JP2001215281A - X線ct用二次元検出器 - Google Patents

X線ct用二次元検出器

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JP2001215281A
JP2001215281A JP2000024579A JP2000024579A JP2001215281A JP 2001215281 A JP2001215281 A JP 2001215281A JP 2000024579 A JP2000024579 A JP 2000024579A JP 2000024579 A JP2000024579 A JP 2000024579A JP 2001215281 A JP2001215281 A JP 2001215281A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位時間に高精細かつ広範囲に画像撮影を行
う事の可能なX線CT用二次元検出器を提供する。 【解決手段】 入射したX線に基づいて光信号を生成し
アレイ状に配置されるシンチレータ407と、アレイ状
に配置されたシンチレータ407に各々接続し光信号を
電気信号に変換するフォトダイオード群406と、フォ
トダイオード群406が第1主面上に形成される基板4
01と、基板401上のフォトダイオード群406の側
部に設けられ電気信号を束ねるスイッチング素子404
と、基板401の第2主面上に配置されスイッチング素
子404と接続されるデータ収集素子405とを具備す
る事を特徴とするX線CT用二次元検出器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線CT用二次元
検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CTスキャナについて説明す
る。
【0003】X線CTスキャナは、被検体を挟んで対向
配置されたX線源及び検出器を有しており、被検体を人
間とすると、人間の中心線を通る体軸方向に直交する方
向(チャンネル方向)に沿って検出器が、扇状に例えば
約1000チャンネル並べられている。
【0004】検出器には種々のタイプが使用可能である
が、小型化が可能なシンチレーション検出器が良く用い
られている。このシンチレーション検出器は検出素子と
してシンチレータと、フォトダイオード等の光センサを
有し、被検体を透過したX線をシンチレータにより吸収
し、その吸収により当該シンチレータで発生した蛍光を
光センサによって電気信号に変換して検出素子毎に出力
するようになっている。
【0005】すなわち、上述したX線CTスキャナによ
れば、X線源から被検体のある断面(以下スライス面と
称す)に対して扇状にX線ビームを照射し、被検体のあ
るスライス面を透過したX線ビームを検出器の各検出素
子毎に電気信号に変換してX線透過データを収集する。
【0006】マルチスライスX線CTスキャナは、シン
グルX線CTスキャナにおける検出器の検出素子を被検
体の体軸方向に沿って複数列(複数(N)セグメント)
有しており、当該検出器は、全体でMチャンネル×Nセ
グメントの検出素子を有するX線CT用二次元検出器と
して構成されている。
【0007】図5に示すように、検出素子501はX線
をコリメートするコリメータブロック502とシンチレ
ータブロック503、フォトダイオードブロック504
が一体になっている。これらよりなる検出素子501か
らの信号は、任意の撮影スライス厚に束ねる為の切換え
用のスイッチング素子505を通り、撮影スライス厚に
応じた信号に束ねられてから、フレキシブルPC板50
6(以下フレキと称する)を介し、データ収集素子50
7(以下DASと称する)に送られる。その際、信号は
アナログ信号のまま取り出されている。
【0008】ところで、これまでのX線CT用二次元検
出器では、上述したように、X線をコリメートするコリ
メータブロック502とシンチレータブロック503、
フォトダイオードブロック504が、検出素子501と
して一体になっており、温度を一定に保つ事、また光を
遮蔽する事を目的としたケース508の中に入ってい
る。検出器は例えば約40℃±1℃の範囲でヒータ50
9により暖められ、温度コントロールがされている。
【0009】しかしながら、マルチスライスCTスキャ
ナにおいては、被検体を挟んで対向配置されたX線源及
び検出器が、動作時に回転する。検出素子501とDA
S507は、フレキ506を介して接続されている為
に、回転時にこれらを接続するコネクタ(図示せず)が
フレキ506に引っ張られて取れたり、また、フレキ5
06を通る際の信号がアナログ信号であることから、回
転時の振動でノイズを受ける事も多かった。
【0010】一方、DAS507は、発熱により基板温
度が約60℃〜約90℃となっており、誤動作を防ぐ為
に、ファン510をDAS基板にとりつけており、温度
が過剰に上昇しないような機構を設けている。
【0011】従って、上述したように、検出器素子を室
温より高い一定温度に保つ為に、約100W〜約150
Wのヒータ509を取り付けていたにもかかわらず、一
方DASユニットではDAS507が発熱し、冷却する
為にファン510を取り付けていた。
【0012】また、かねてより医師からは、単位時間に
より高精細かつ広範囲に画像を撮影したいという強い要
望が出されていた。
【0013】しかしながら、従来のマルチスライスCT
では、検出素子からフレキやコネクタを介してデータを
DASに取り出しており、検出素子から取り出す配線の
密度、つまりフレキの本数には上限があった。その為、
ヘリカルスキャンを用いずに同時収集できるデータは8
スライスまでであった。その為、一度に撮影出来る範囲
は狭く、高精細画像を撮影する際は、例えば0.5mm
スライスを8スライス同時撮影する事により、約4mm
の体軸方向範囲のみしか撮影できなかった。また、広範
囲な画像を得る為に、一度に約32mmの体軸方向の範
囲を撮影すると、解像度は約4mmとなり良くない。し
たがって、高精細かつ広範囲を両立した画像撮影は行な
えなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、これ
までのマルチスライスCTの二次元検出器には、いくつ
か問題がある。
【0015】まず、検出素子とDASは、フレキを介し
て接続されている為に、回転時にこれらを接続するコネ
クタがフレキに引っ張られて取れたり、また、フレキを
通る際の信号はアナログ信号であることから、回転時の
振動でノイズを受ける事も多かった。
【0016】また、検出器素子を室温より高い一定温度
に保つ為に、約100W〜約150Wのヒータを取り付
けていたにもかかわらず、一方DASユニットではDA
Sが発熱し、冷却する為にファンを取り付けていた。従
って、検出器中で、一部を熱し、一部を冷却する為に、
電力の無駄が生じていた。
【0017】さらに、高精細かつ広範囲の画像を撮影す
る事は困難であった。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の第1は、
入射したX線に基づいて光信号を生成しアレイ状に配置
されるシンチレータと、アレイ状に配置された前記シン
チレータに各々接続し前記光信号を電気信号に変換する
フォトダイオード群と、前記フォトダイオード群が第1
主面上に形成される基板と、前記基板上の前記フォトダ
イオード群の側部に設けられ前記電気信号を束ねるスイ
ッチング素子と、前記基板の第2主面上に配置され前記
スイッチング素子と接続されるデータ収集素子とを具備
する事を特徴とするX線CT用二次元検出器を提供す
る。
【0019】本発明の第1は、前記データ収集素子に隣
接し、前記データ収集素子を冷却する冷却手段を具備し
ても良い。
【0020】また本発明の第1においては、1または複
数のセグメント内の前記シンチレータを1スライスとし
て束ね、9スライス以上同時にデータ収集しても良い。
【0021】本発明の第2は、基板上にデータ収集素子
をリフロー接続するデータ収集素子接続工程と、前記デ
ータ収集素子接続工程の後、前記データ収集素子をリフ
ロー接続する温度より低い温度で、前記基板の前記デー
タ収集素子の形成されない面にアレイ状にフォトダイオ
ードを形成する工程とを具備する事を特徴とするX線C
T用二次元検出器の製造方法を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を詳細に
説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるもので
はない。
【0023】図1は、本実施形態のX線CTスキャナ1
の概略構成を示すブロック図である。
【0024】図1によれば、X線CTスキャナ1は、ガ
ントリー3とシステム部4を備えている。ガントリー3
は、被検体P(患者)載置用の寝台2と、被検体Pを挿
入して診断を行なうための診断用開口部(図示せず)を
有し、被検体Pの投影データの収集を行なう。また、シ
ステム部4は、スキャナ全体の制御を行なうとともに、
収集された投影データに基づいて画像再構成処理や再構
成画像表示等を行なう。
【0025】寝台2は、図示しない寝台駆動部の駆動に
より被検体Pの体軸方向に沿ってスライド可能になって
いる。
【0026】ガントリー3は、その診断用開口部に挿入
された被検体Pを挟んで対向配置されたX線管球10及
び主検出器11と、ガントリー駆動部12とを備える。
X線管球10及び主検出器11は、ガントリー駆動部1
2の駆動により、ガントリー3の診断用開口内に挿入さ
れた被検体Pの体軸方向の中心軸の廻りに一体で回転可
能になっている。ガントリー3内のX線管球10と被検
体Pとの間には、X線管球10のX線焦点から曝射され
たコーン状のX線ビームを整形し、所要の大きさのX線
ビームを形成するためのスリット13が設けられてい
る。
【0027】さらに、X線CTスキャナ1は、X線管球
10に高電圧を供給する高電圧発生装置15を備えてい
る。この高電圧発生装置15によるX線管球10への高
電圧供給は、例えば接触式のスリップリング機構により
行なわれる。
【0028】主検出器11には、シンチレータ及びフォ
トダイオード等の光センサを有するシンチレーション検
出器が用いられている。すなわち、X線管球10から曝
射され被検体を透過したX線をシンチレータにより吸収
し、その吸収により発生した蛍光を光センサによって電
気信号に変換して出力するようになっている。
【0029】図2に、このシンチレーション型主検出器
11の検出素子列の構成を示す。図2では、1チャンネ
ルあたり複数セグメント(本実施形態では48seg)
が体軸方向に沿って並べられた検出素子列をチャンネル
方向に沿って複数チャンネル(本実施形態では24c
h)アレイ状に配列した二次元検出器(図2では、24
ch×48segの二次元検出器を示している)として
構成されている。
【0030】なお、シンチレータブロックのシンチレー
タ素子は、フォトダイオード素子と光学的に接続されて
いる。また、シンチレータ素子の各セグメント間及び各
チャンネル間には、例えば金属等の反射板からなるセパ
レータ(図示せず)が設けられ、隣接するチャンネル間
及びセグメント間のクロストークをなくすように構成さ
れている。そして、主検出器は、中心付近では1セグメ
ントが0.5mmであり、これが24チャンネル並ぶ
0.5mmスライスで形成されており、周辺では1セグ
メントが1mmであり、これが24チャンネル並ぶ1m
mスライスで形成されている。本実施形態では、0.5
mmスライス素子が32個、1mmスライス素子がその
両側に8個ずつ配置されている。なお、ここに示した寸
法は、ガントリーの回転軸中心での値であり、主検出器
における実寸法ではない。
【0031】図3に検出器の1チャンネルの半分の断面
模式図を示す。図3に示すように、各シンチレータ素子
は箱型であり、そのX線入射面、チャンネル方向端面及
び体軸方向端面には図示しない光反射材が層状に設けら
れている。そして、シンチレータ素子の蛍光出力面側に
は、例えば接着剤等の接合部材を介して光センサ(例え
ばフォトダイオード)が当該蛍光を受光可能に接合され
ている。各フォトダイオード素子は、図示しないアクテ
ィブエリア(pn接合部分であり、受光可能領域)を有
し、シンチレータ素子から発生した蛍光を当該アクティ
ブエリアで受光して電気信号に変換し、その電気信号を
それぞれ出力するようになっている。
【0032】図3に示した構成において、各基本セグメ
ント(0.5mmスライスセグメント、1mmスライス
セグメント)は、1個のフォトダイオード素子及びそれ
に対応する1個のシンチレータ素子で構成されている。
【0033】そして、上述した構造の主検出器(二次元
検出器)11の各フォトダイオード素子は、それぞれ配
線を介してスイッチング素子20に接続され、スイッチ
ング素子20は、DAS(データ収集素子)21に接続
されている。シンチレータ素子、フォトダイオード素子
からなる検出素子により検出されたX線透過データは、
このスイッチング素子20を介して、例えば32スライ
ス分のデータがDAS21に送られる。
【0034】DAS21は、送られたX線透過データに
対して増幅処理やA/D変換処理等を施して当該被検体
Pの32スライス分の投影データを収集するようになっ
ている。
【0035】一方、図1に示すように、X線CTスキャ
ナ1のシステム部4は、例えばCPU等を有するコンピ
ュータ回路を搭載したデータ処理装置26を有してい
る。このデータ処理装置26は、DAS21の各データ
収集素子により収集された32スライス分の投影データ
を保持し、上述したガントリー3の回転による多方向か
ら得られた同一スライスの全ての投影データを加算する
処理や、その加算処理により得られた多方向投影データ
に対して必要に応じて補間処理、補正処理等を施すよう
になっている。
【0036】また、システム部4は、データ処理装置2
6におけるデータ処理に必要なデータ等を記憶する記憶
装置27と、データ処理装置26によりデータ処理され
て得られた投影データを再構成処理して、32スライス
分の再構成画像データを生成する再構成装置28と、こ
の再構成装置28により生成された再構成画像データを
表示する表示装置29と、キーボードや各種スイッチ、
マウス等を備え、オペレータを介してスライス厚やスラ
イス数等の各種スキャン条件を入力可能な入力装置30
と、再構成装置28により生成された再構成画像データ
を記憶可能な大容量の記憶領域を有する補助記憶装置3
1とを備えている。
【0037】そして、X線CTスキャナ1のシステム部
4は、CPUを有するコンピュータ回路を搭載したホス
トコントローラ25を有している。このホストコントロ
ーラ25は、高電圧発生装置15に接続されるととも
に、バスを介してガントリー3内の図示しない寝台駆動
部、ガントリー駆動部12、スイッチング素子20、及
びDAS21にそれぞれ接続されている。
【0038】また、ホストコントローラ25、データ処
理装置26、記憶装置27、再構成装置28、表示装置
29、入力装置30、及び補助記憶装置31は、それぞ
れバスを介して相互接続され、当該バスを通じて互いに
高速に画像データや制御データ等の受け渡しを行なうこ
とができるように構成されている。
【0039】すなわち、ホストコントローラ25は、オ
ペレータから入力装置30を介して入力されたスライス
厚等のスキャン条件を内部メモリに記憶し、この記憶さ
れたスキャン条件(あるいは、マニュアルモードにおい
てオペレータから直接設定されたスキャン条件)に基づ
いて高電圧発生装置15、図示しない寝台駆動部及びガ
ントリー駆動部12を介して寝台2の体軸方向への送り
量、送り速度、ガントリー3の回転速度、回転ピッチ、
及びX線の曝射タイミング等を制御しながら当該高電圧
発生装置15、寝台駆動部、及びガントリー駆動部12
を駆動させることにより、被検体Pの所望の撮影領域に
対して多方向からコーン状のX線ビームが照射される。
そして、被検体Pの撮影領域を透過した透過X線は、主
検出器11の各検出素子を介してX線透過データとして
検出される。
【0040】同時に、ホストコントローラ25は、内部
メモリに記憶されたスキャン条件(あるいは、マニュア
ルモードのスキャン条件)に基づいてスイッチング素子
20の各スイッチの切り換え制御を行なって主検出器1
1の各検出素子とDAS21との接続状態を切り換える
ことにより、当該各検出素子で検出されたX線透過デー
タを束ねて、スキャン条件に対応した複数スライスのX
線透過データとしてDAS21に送ることができるよう
に構成されている。
【0041】次に、本実施形態において、32スライス
分を同時にデータ収集する検出器部分の実装例につい
て、図4を用いて説明する。
【0042】図4の主検出器11の断面図に示すよう
に、セラミック基板401上には、検出素子402が、
検出素子402の両側には、検出素子402とTAB4
03で接続されたスイッチング素子404が形成されて
いる。なお、検出素子402とスイッチング素子404
の接続は、TAB接続だけでなく、ワイヤボンディング
により接続しても良い。
【0043】セラミック基板401の検出素子402が
設けられない側の面にはDAS405が形成され、スイ
ッチング素子404とDAS405は、セラミック基板
401内で多層配線により、相互に接続されている。こ
の配線は、多層配線に限定されず、スイッチング素子4
04とDAS405の接続は、基板にスルーホールを設
け、このスルーホールを用いて両面の素子を接続しても
良い。この場合、各素子はTAB接続を用いて配線され
る。
【0044】検出素子402は、フォトダイオード40
6とその上のシンチレータ407、シンチレータ407
上のコリメータ408、検出素子402の温度をモニタ
ーする為の熱電対409から成る。
【0045】これらを実装する際には、まず、DAS4
05をセラミック基板401に約250℃ではんだリフ
ロー等のはんだ工程により取り付ける。次に、セラミッ
ク基板401上の、DAS405を形成した側と逆の面
に、フォトダイオードブロック406を約120℃で、
はんだリフロー等のはんだ工程により取り付ける。その
後、シンチレータブロック407をフォトダイオードブ
ロック406上に接着し、コリメータブロック408を
接続する。スイッチング素子404とフォトダイオード
ブロック406の接続はTAB403により行われ、D
AS405をつける前後のどちらで行なっても良い。ま
た、スイッチング素子404とフォトダイオードブロッ
ク406は、ワイヤボンディングにより接続しても良
い。
【0046】検出素子402の温度を、例えば約40℃
±1℃に保つ為には、DAS405を動作させる電源電
圧にはhighとlowの2種類がある事から、熱電対
409からの出力を元に、この電源電圧をコントロール
しても良い。
【0047】また、検出素子402を冷却する為のファ
ン410を、DAS405に隣接して設けても良い。従
来は、DASと検出素子がフレキを介して接続していた
為、検出素子を約40℃±1℃とする為に暖め、またD
ASは誤動作を防ぐ事を目的とし、約60℃〜約80℃
となるように冷却していた。しかし本実施形態では、検
出素子402とDAS405が同一基板に形成されてい
る為にこれらの温度制御を同時に行なう事が出来る。そ
して、DAS405は検出素子402と同程度の温度、
つまり約40℃±1℃とする為に、強力に冷却する必要
があり、図4のようにDAS405に隣接してファン4
10などの冷却手段を設ける事が好ましい。
【0048】従って、本実施形態によれば、ヒーター等
を必要とせずに、DAS405の発熱のみで、検出器全
体の温度制御を行なう事が可能となる。
【0049】さらに、強力に冷却を行なうには、ペルチ
エ素子をDAS405上にのせ、ペルチエ素子の動作に
より冷却しても良く、その際は、DAS405にペルチ
エ素子を隣接して設ける事が好ましい。また、熱交換器
を用いて冷却を行なっても良い。
【0050】本実施形態では、DAS405はフレキを
介さずに、直接フォトダイオードブロック406を形成
するセラミック基板401に形成する。この事により、
信号がDAS405に到達するまでの配線距離が短い。
DAS405以降では信号はデジタルとなる為に、信号
がアナログのまま伝達する配線距離が短い事になる。つ
まり、アナログ信号はノイズを受け易いが、本実施形態
ではアナログ信号として伝達する距離が短い為に、ノイ
ズを受ける可能性が低下する。また、フレキを有さない
為に、回転時に振動によりノイズを受ける事もない。
【0051】その際、DAS405と、フォトダイオー
ドブロック406を形成する順番としては、まず、DA
S405をはんだリフローによって形成してからフォト
ダイオードブロック406を形成する。これは、シンチ
レータブロック407とフォトダイオードブロック40
6は、素子が均一でないと、被検体を通ったX線に対す
る感度にばらつきが出て、アーチファクトを生じてしま
う事から、フォトダイオードブロック406に不純物を
含ませず、均一な素子を形成する為である。
【0052】DAS405を接続してからフォトダイオ
ードブロック406を接続する事により、フォトダイオ
ードブロック406を酸化雰囲気や、不純物雰囲気にさ
らさず、さらに機械的に傷をつける可能性も低下でき
る。また、DAS405の接続温度よりもフォトダイオ
ードブロック406の接続温度を低く設定する事によ
り、DAS405とフォトダイオードブロック406の
双方を精度良く接続可能となる。
【0053】また、従来は、検出素子からフレキやコネ
クタを介してデータを取り出しており、検出素子から取
り出すフレキの本数の上限から、データの同時収集を8
スライスより多く行う事が出来なかった。しかしなが
ら、本実施形態では上述したように、DAS405が、
フォトダイオードブロック406の形成されるセラミッ
ク基板401上に配置されている事から、スイッチング
素子404とDAS405の配線を、セラミック基板4
01中の多層配線等により行う事が出来る。従って、本
実施形態では、撮影スライス厚を0.5mmスライスと
した時のデータの同時収集を8スライスより多くし、か
つ、撮影スライス厚を1mmスライスとした時のデータ
の同時収集を8スライスより多くすることが可能とな
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
DASが検出素子と同一基板に形成される為に、ノイズ
が少なく、単位時間に高精細かつ広範囲に画像撮影を行
う事の可能なX線二次元検出器を提供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態におけるX線CTスキャナ
の概略構成を示すブロック図。
【図2】 最小スライス厚0.5mm、全体のセグメン
ト数が48個の場合の検出器列の構成を示す図。
【図3】 主検出器の第1chの素子列の内部構造を示
す図。
【図4】 本発明の実施形態におけるX線CT用二次元
検出器の構成を示す断面図。
【図5】 従来例におけるX線CT用二次元検出器の構
成を示す断面図。
【符号の説明】
1…X線CTスキャナ 2…寝台 3…ガントリー 4…システム部 10…X線管球 11…主検出器 12…ガントリー駆動部 13…スリット 15…高電圧発生装置 20…スイッチング素子 21…データ収集装置(DAS) 25…ホストコントローラ 26…データ処理装置 27…記憶装置 28…再構成装置 29…表示装置 30…入力装置 31…補助記憶装置 401…セラミック基板 402,501…検出素子 403…TAB 404,505…スイッチング素子 405,507…データ収集素子(DAS) 406,504…フォトダイオードブロック 407,503…シンチレータブロック 408,502…コリメータブロック 409…熱電対 410,510…ファン 506…フレキシブルPC板(フレキ) 508…ケース 509…ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 27/14 K (72)発明者 小野 真知子 栃木県大田原市下石上1385番地 株式会社 東芝那須工場内 Fターム(参考) 2G088 EE02 FF02 GG19 GG20 JJ05 JJ09 JJ33 JJ37 4C093 AA22 BA03 BA08 CA02 CA18 EB12 EB17 4M118 AB10 BA03 CA02 DB20 GA10 GD20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射したX線に基づいて光信号を生成し
    アレイ状に配置されるシンチレータと、アレイ状に配置
    された前記シンチレータに各々接続し前記光信号を電気
    信号に変換するフォトダイオード群と、前記フォトダイ
    オード群が第1主面上に形成される基板と、前記基板上
    の前記フォトダイオード群の側部に設けられ前記電気信
    号を束ねるスイッチング素子と、前記基板の第2主面上
    に配置され前記スイッチング素子と接続されるデータ収
    集素子とを具備する事を特徴とするX線CT用二次元検
    出器。
  2. 【請求項2】 前記データ収集素子に隣接し、前記デー
    タ収集素子を冷却する冷却手段を具備する事を特徴とす
    る請求項1記載のX線CT用二次元検出器。
  3. 【請求項3】 1または複数のセグメント内の前記シン
    チレータを1スライスとして束ね、9スライス以上同時
    にデータ収集する事を特徴とする請求項1記載のX線C
    T用二次元検出器。
  4. 【請求項4】 基板上にデータ収集素子をリフロー接続
    するデータ収集素子接続工程と、前記データ収集素子接
    続工程の後、前記データ収集素子をリフロー接続する温
    度より低い温度で、前記基板の前記データ収集素子の形
    成されない面にアレイ状にフォトダイオードを形成する
    工程とを具備する事を特徴とするX線CT用二次元検出
    器の製造方法。
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