JP2013170922A - 放射線検出装置および放射線撮影装置 - Google Patents

放射線検出装置および放射線撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放射線検出器を低コストで正確に温度制御することを可能にする。
【解決手段】複数の検出器モジュール24mにより構成される放射線検出器であって、それぞれの検出器モジュールが、複数の放射線検出素子242と、複数の放射線検出素子242からの検出信号を処理する信号処理回路243と、信号処理回路243に所定の出力電圧で電力を供給する電源244と、温度センサ245とを有する放射線検出器24と、温度センサ245で検知された温度に基づいて、電源244の入力電圧を制御することにより電源244の発熱を制御して、放射線検出素子242の温度を制御する制御手段252,253と、を備える構成とする。電源244は、例えばリニア電源である。
【選択図】図2

Description

本発明は、放射線検出器の温度制御が行われる放射線検出装置および放射線撮影装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置や一般撮影装置等に代表される放射線撮影装置は、撮影対象を透過した放射線を検出するための放射線検出器を備えている。そして、この放射線検出器は、その特性が温度に敏感であることから、安定した特性を得るために、温度を一定に保つよう温度制御が行われることが多い。一般的には、放射線検出器やその近傍にヒータ(heater)や冷却ファン(fan)を設置し、これらを駆動することで放射線検出器全体の温度を制御する(例えば、特許文献1の要約参照)。
特開2004−57834号公報
しかし、このようにヒータ等で放射線検出器全体の温度制御を行う方法では、放射線検出器を構成する放射線検出素子とヒータ等との距離が場所によって大きく違うこともあり、制御のきめ細やかさや正確性に自ずと限界が生じる。理想的には、放射線検出素子や区分けしたグループ(group)ごとに個別に温度制御することが望ましいが、この場合、ヒータや制御回路等も個別に設置する必要があり、コスト(cost)が増大する。
このような事情により、放射線検出器を低コストで正確に温度制御することが可能な技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
複数の検出器モジュール(module)により構成される放射線検出器であって、それぞれの検出器モジュールが、複数の放射線検出素子と、前記複数の放射線検出素子からの検出信号を処理する信号処理回路と、前記信号処理回路に所定の出力電圧で電力を供給する電源と、温度センサ(sensor)とを有する放射線検出器と、
前記温度センサで検知された温度に基づいて、前記電源の入力電圧を制御することにより前記電源の発熱を制御して、前記放射線検出素子の温度を制御する制御手段と、を備えた放射線検出装置を提供する。
第2の観点の発明は、前記電源が、リニア(linear)電源である上記第1の観点の放射線検出装置を提供する。
第3の観点の発明は、
前記制御手段が、前記放射線検出素子の温度を前記検出器モジュールごとに独立して制御する上記第1の観点または第2の観点の放射線検出装置を提供する。
第4の観点の発明は、
前記検出器モジュールが、基板を有しており、前記基板の一方の面に前記複数の放射線検出素子が配列されており、前記基板の他方の面に前記電源、前記信号処理回路および前記温度センサが配置されている上記第1の観点から第3の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第5の観点の発明は、
前記複数の放射線検出素子が、放射線を受けて蛍光を発する発光素子アレイ(array)と、前記蛍光を電気信号に変換する受光素子アレイとが、前記基板の一方の面に積層されて成る上記第4の観点の放射線検出装置を提供する。
第6の観点の発明は、
前記電源の熱源部が、前記基板の一方の面の一部に固着されている上記第4の観点または第5の観点の放射線検出装置を提供する。
第7の観点の発明は、
前記基板の一方の面の一部が、前記信号処理回路のグラウンド(ground)に接続されたパターンである上記第6の観点の放射線検出装置を提供する。
第8の観点の発明は、
前記信号処理回路が、前記放射線検出素子からの検出信号であるアナログ(analog)信号をデジタル(digital)信号に変換する回路を含む上記第1の観点から第7の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第9の観点の発明は、
前記制御手段が、プログラマブル(programmable)集積回路により構成されている上記第1の観点から第8の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を提供する。
第10の観点の発明は、
上記第1の観点から第9の観点のいずれか一つの観点の放射線検出装置を備えた放射線撮影装置を提供する。
第11の観点の発明は、
対象の断層撮影を行う上記第10の観点の放射線撮影装置を提供する。
上記観点の発明によれば、放射線検出器を構成するそれぞれの検出器モジュールについて、温度センサで検知された温度を基に電源の入力電圧を変化させることにより、電源の消費電力を変化させて、電源の発熱量を制御することができる。すなわち、信号処理回路の電源として設けられた電源自身を発熱量可変の熱源として利用し、その発熱量を検知された温度に応じて制御することができる。これにより、検出器モジュールにおける放射線検出素子の温度を制御することができ、放射線検出器を低コストで正確に温度制御することが可能となる。
本実施形態に係るX線CT装置の構成を概略的に示す図である。 検出器モジュールおよび検出器コントローラの構成を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るX線CT装置の構成を概略的に示す図である。
X線CT装置100は、操作コンソール(console)1と、撮影テーブル(table)10と、走査ガントリ(gantry)20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者からの入力を受け付ける入力装置2と、被検体の撮影を行うための各部の制御や画像を生成するためのデータ処理などを行う中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得したデータを収集するデータ収集バッファ(buffer)5と、画像を表示するモニタ(monitor)6と、プログラム(program)やデータなどを記憶する記憶装置7とを具備している。
撮影テーブル10は、被検体40を載せて走査ガントリ20の空洞部Bに搬送するクレードル(cradle)12を具備している。クレードル12は、撮影テーブル10に内蔵するモータ(motor)で昇降および水平直線移動される。なお、ここでは、被検体40の体軸方向すなわちクレードル12の水平直線移動方向をz方向、鉛直方向をy方向、z方向およびy方向に垂直な水平方向をx方向とする。
走査ガントリ20は、回転部15と、回転部15を回転可能に支持する本体部20aとを有する。回転部15には、X線管21と、X線管21を制御するX線コントローラ(controller)22と、X線管21から発生したX線81をファンビーム(fan
beam)或いはコーンビーム(cone beam)に整形するアパーチャ(aperture)23と、被検体40を透過したX線81を検出するX線検出装置28と、X線コントローラ22,アパーチャ23の制御を行う回転部コントローラ26とが搭載されている。本体部20aは、制御信号などを操作コンソール1や撮影テーブル10と通信する制御コントローラ29を具備する。回転部15と本体部20aとは、スリップリング(slip ring)30を介して電気的に接続されている。
X線管21およびX線検出装置28は、被検体40が載置される撮影空間、すなわち走査ガントリ20の空洞部Bを挟んで互いに対向して配置されている。回転部15が回転すると、X線管21およびX線検出装置28は、その位置関係を維持したまま、被検体40の周りを回転する。X線管21から放射されアパーチャ23で整形されたファンビーム或いはコーンビームのX線81は、被検体40を透過し、X線検出装置28の検出面に照射される。
なおここでは、このファンビーム或いはコーンビームのX線81のxy平面における広がり方向をチャネル(channel)方向CH、z方向における広がり方向もしくはz方向そのものをスライス(slice)方向SL、xy平面において回転部15の回転中心に向かう方向をアイソセンタ(iso-center)方向Iで表すことにする。
X線検出装置28は、X線検出器24と、検出器コントローラ25とから構成されている。X線検出器24は、被検体40の透過X線を検出してX線投影データを生成し、検出器コントローラ25を介してデータ収集バッファ5に出力する。
X線検出器24は、チャネル方向に配設された複数の検出器モジュール24mにより構成されている。なお、実際のX線CT装置用のX線検出器は、例えば50〜60個程度の検出器モジュールにより構成されるが、図1では、便宜上、検出器モジュールの数を実際より少なくして描いてある。
図2に、検出器モジュールおよび検出器コントローラの構成を概略的に示す。図2(a),(b)は、それぞれ、検出器モジュール24mをX線入射側から見たときの図(正面図)と、チャネル方向に見たときの図(側面図)である。また、図2(c)は、検出器モジュール24mをX線出射側から見たときの図(背面図)および検出器コントローラ25の機能ブロック(block)図である。
図2に示すように、検出器モジュール24mは、基板241と、X線検出素子アレイ242と、信号処理回路243と、リニア電源244と、温度センサ245とを有している。また、検出器コントローラ25は、データ転送回路251と、可変電圧電源252と、温度コントローラ253とを有している。なお、可変電圧電源252および温度コントローラ253は、検出モジュール24mごとに1組ずつ用意されている。
基板241は、例えば、矩形状に形成されたセラミック基板である。
X線検出素子アレイ242は、基板241のX線入射面側に配置されている。X線検出素子アレイ242は、シンチレータ(scintillator)素子アレイ242cとフォトダイオード(photodiode)素子アレイ242pとが積層されて形成されている。
シンチレータ素子アレイ242cは、シンチレータ素子がマトリクス(matrix)状に配列されて形成されている。それぞれのシンチレータ素子は、被検体40の透過X線を受けて蛍光を発する。
フォトダイオード素子アレイ242pは、フォトダイオード素子がマトリクス状に配列されて形成されている。それぞれのフォトダイオード素子は、位置的に対応するシンチレータ素子からの蛍光を受光して電気信号に変換する。
信号処理回路243、リニア電源244、および温度センサ245は、基板241のX線出斜面側に配置されている。
信号処理回路243は、アナログフロントエンド(analog front end)ICおよびADコンバータ(analog-digital convertor)ICを含んでおり、フォトダイオード素子アレイ242pで出力されるアナログの検出信号をデジタル信号に変換して、データ転送回路251に出力する。信号処理回路243は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成されている。
リニア電源244は、この信号処理回路243に電力を供給する電源であり、出力電圧は、所定の電圧、例えば2.5Vで一定である。リニア電源244は、例えばリニア電源IC(集積回路)で構成されている。
一般的に、この信号処理回路243のように小さいレベル(level)のアナログ信号を扱う回路は、電圧ノイズ(noise)や輻射ノイズなどの電気ノイズに敏感であり、電気ノイズは誤動作や精度劣化の要因となる。そこで、このような信号処理回路243の近傍に配置する電源には、電気ノイズの多いスイッチング(switching)電源ではなく、電気ノイズの少ないリニア電源を使用する。
なお、リニア電源244は、後述するように、X線検出素子アレイ242へ熱を伝達するための熱源として用いる。そのため、ここでは、リニア電源244の熱源部、例えばモールド(mold)底面や放熱フィン(fin)等は、その熱が基板241を介してX線検出素子アレイ242に伝達されるよう、基板241の表面に密着して固定される。また、この熱を広範囲かつ均一に分散させるため、リニア電源28の熱源部は、基板241上のパターン(pattern)のうち面積が最も広いものに接続するのがよい。一般的には、基板上のグラウンドのパターンは、電気ノイズ対策等のために最も面積が大きく広範囲にわたることが多い。そのため、リニア電源28の熱源部を、例えば、信号処理回路243のグラウンドのパターンに接続するようにしてもよい。
温度センサ245は、検出器モジュール24mにおけるX線検出素子アレイ242の温度を検知するためのものであり、例えばサーミスタ(thermistor)や温度検出用IC等で構成されている。
なお、リニア電源244および温度センサ245は、検出器モジュール24m全体におけるX線検出素子の平均的な温度を測定し、また熱伝達のむらを抑えるため、できるだけ基板241の板面中央寄りに配置されることが望ましい。
データ転送回路251は、受け取ったデータをデータ収集バッファ5に送る。
可変電圧電源252は、出力電圧可変の電源であり、リニア電源244に電力を供給する。可変電圧電源252の出力電圧は、温度コントローラ253によって制御され、例えば3V〜5Vの間で変化する。可変電圧電源252は、例えばスイッチング電源ICにより構成されている。
温度コントローラ253は、温度センサ245の出力、すなわち検知された温度に基づいて、その温度が所定の設定温度、例えば42℃〜45℃程度の温度で維持されるよう、可変電圧電源252の出力電圧すなわちリニア電源244の入力電圧を制御する。
リニア電源244の消費電力は、リニア電源244の入力−出力電圧差と出力電流との積で決まる。リニア電源244の出力電圧は一定であるが、入力電圧を変化させることで、リニア電源244の消費電力を変化させることができる。この消費電力はほぼ熱に変換され、その熱は基板241を介してX線検出素子アレイ242に伝達される。温度センサ245とX線検出素子アレイ242とは、基板241を介して近距離で配置されるので、温度センサ245で検知される温度は、X線検出素子アレイ242の温度と極めて近くなる。ここで、温度コントローラ253は、具体的には、温度センサ245で検知された温度が設定温度より高い場合には、可変電圧電源252の出力電圧を下げる制御を行い、逆に検知された温度が設定温度より低い場合には、可変電圧電源252の出力電圧を上げる制御を行う。このような構成および制御により、リニア電源244を熱源として、X線検出素子アレイ242の温度を所定の温度で一定に保つことができる。ただし、リニア電源244から基板241、X線検出素子アレイ242への熱伝達のレスポンス(response)は速くないので、温度センサ245の出力の一定時間平均を用いて温度を求めるなど、当該制御は緩やかに行われるようにするのが良い。
なお、データ転送回路251、可変電圧電源252、および温度コントローラ253は、それぞれ別個のICで構成してもよいが、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプログラマブルICによって一体的に構成することもできる。この場合、設計や実装が容易になり、省スペース化も可能になる。
このように、本実施形態によれば、X線検出器24を構成するそれぞれの検出器モジュール24mについて、温度センサ245で検知された温度を基にリニア電源244の入力電圧を変化させることにより、リニア電源244の消費電力を変化させて、リニア電源244の発熱量を制御することができる。すなわち、信号処理回路243の電源として設けられたリニア電源244自身を発熱量可変の熱源として利用し、その発熱量を検知された温度に応じて制御することができる。これにより、検出器モジュール24mにおけるX線検出素子アレイ242の温度を制御することができ、X線検出器24を低コストで正確に温度制御することが可能となる。
また、本実施形態では、ヒータを用いる必要がないので、ヒータから発せられる電気ノイズを心配する必要もない。
さらに、本実施形態では、特殊な部品を別途必要としないので、省スペース(space)化が可能であり、X線検出装置の小型化が実現できる。
なお、本実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更・追加等が可能である。
例えば、温度制御は、検出器モジュール24mごとに独立して行うことを想定しているが、複数の検出器モジュールごと、あるいは全ての検出器モジュール24mについて、一括して行うようにしてもよい。
また例えば、温度センサ245およびリニア電源244は、検出器モジュール24mごとに、いずれか一方または両方を複数設けるようにしてもよい。温度センサ245が複数あり、リニア電源244が1つの場合には、例えば、複数の温度センサ245の出力から平均的な温度を求め、この温度に基づいてリニア電源244の入力電圧を制御することができる。温度センサ245が1つで、リニア電源244が複数の場合には、例えば、温度センサ245の出力から求めた温度に基づいて、その温度センサ245の位置と、複数のリニア電源244のそれぞれの位置とを考慮して、それぞれのリニア電源244の入力電圧を一括してまたは個別に制御することができる。温度センサ245およびリニア電源244が共に複数ある場合には、例えば、それぞれの温度センサ245の出力に基づいて、それぞれの温度センサ245の位置と、それぞれのリニア電源244の位置とを考慮して、それぞれのリニア電源244の入力電圧を一括してまたは個別に制御することができる。
また例えば、信号処理回路243に電力を供給する電源としては、リニア電源244は一例であり、入出力電圧差によって発熱量が変化するタイプの電源であれば、いかなるものであってもよく、発生する電気ノイズが少なければ、なおよい。
また例えば、本実施形態は、X線CT装置であるが、発明は、X線CT装置とPETまたはSPECTとを組み合わせたPET−CT装置やSPECT−CT装置、一般撮影装置などにも適用可能である。
1 操作コンソール
2 入力装置
3 中央処理装置
5 データ収集バッファ
6 モニタ
7 記憶装置
10 撮影テーブル
12 クレードル
15 回転部
20 走査ガントリ
21 X線管
22 X線コントローラ
23 アパーチャ
24 X線検出器
24m 検出器モジュール
25 検出器コントローラ
251 データ転送回路
252 可変電圧電源
253 温度コントローラ
26 回転部コントローラ
28 X線検出装置
241 基板
242 X線検出素子アレイ
242c シンチレータ素子アレイ
242p フォトダイオード素子アレイ
243 信号処理回路
244 リニア電源
245 温度センサ
29 制御コントローラ
30 スリップリング
40 被検体
81 X線
100 X線CT装置

Claims (11)

  1. 複数の検出器モジュールにより構成される放射線検出器であって、それぞれの検出器モジュールが、複数の放射線検出素子と、前記複数の放射線検出素子からの検出信号を処理する信号処理回路と、前記信号処理回路に所定の出力電圧で電力を供給する電源と、温度センサとを有する放射線検出器と、
    前記温度センサで検知された温度に基づいて、前記電源の入力電圧を制御することにより前記電源の発熱を制御して、前記放射線検出素子の温度を制御する制御手段と、を備えた放射線検出装置。
  2. 前記電源は、リニア電源である請求項1に記載の放射線検出装置。
  3. 前記制御手段は、前記放射線検出素子の温度を前記検出器モジュールごとに独立して制御する請求項1または請求項2に記載の放射線検出装置。
  4. 前記検出器モジュールは、基板を有しており、前記基板の一方の面に前記複数の放射線検出素子が配列されており、前記基板の他方の面に前記電源、前記信号処理回路および前記温度センサが配置されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  5. 前記複数の放射線検出素子は、放射線を受けて蛍光を発する発光素子アレイと、前記蛍光を電気信号に変換する受光素子アレイとが、前記基板の一方の面に積層されて成る請求項4に記載の放射線検出装置。
  6. 前記電源の熱源部は、前記基板の一方の面の一部に固着されている請求項4または請求項5に記載の放射線検出装置。
  7. 前記基板の一方の面の一部は、前記信号処理回路のグラウンドに接続されたパターンである請求項6に記載の放射線検出装置。
  8. 前記信号処理回路は、前記放射線検出素子からの検出信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換する回路を含む請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  9. 前記制御手段は、プログラマブル集積回路により構成されている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の放射線検出装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の放射線検出装置を備えた放射線撮影装置。
  11. 対象の断層撮影を行う請求項10に記載の放射線撮影装置。
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