JP2003121551A - 放射線検出器とその製造方法、ならびにx線ct装置 - Google Patents

放射線検出器とその製造方法、ならびにx線ct装置

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JP2003121551A
JP2003121551A JP2001311203A JP2001311203A JP2003121551A JP 2003121551 A JP2003121551 A JP 2003121551A JP 2001311203 A JP2001311203 A JP 2001311203A JP 2001311203 A JP2001311203 A JP 2001311203A JP 2003121551 A JP2003121551 A JP 2003121551A
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ray
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das
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Takeshi Miyagi
武史 宮城
Yoshikazu Okumura
美和 奥村
Machiko Iso
真知子 磯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチスライス方式のX線CT装置で、検出
したアナログ信号を伝送する際にアナログ信号に誘起さ
れるノイズを減少させることで高品質なCT画像を得る
ことができる放射線検出器と、それを用いたX線CT装
置を提供すること。 【解決手段】 放射線検出のデータ収集装置11の第2
の基板30aは、第1の基板23にシンチレータアレイ
26のスライス方向と交差する方向に立設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ断層
像撮影に用いる放射線検出器と、それを用いたX線CT
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置は、ヘリカルスキャン方式
やマルチスライス方式の出現と、X線発生器と放射線検
出器の高速回転化により、撮影時問の短縮、高精細な断
層画像を実現している。特に、撮影時間の短縮は検査時
における患片(被検体)の苦痛を少なくできるため、今
後さらなる高速化が期待されている。また、上記した方
式により撮影画像の高精細化が進み、これまでのX線C
Tでは見えなかった腫傷の発見や、静止状態と同等の臓
器画像を撮影することが可能となっている。
【0003】マルチスライス方式は、例えば、特開平1
0−127617号公報に示されるように、配線基板に
形成されたシンチレータとフォトダイオードからなる検
出素子が患者(被検体)の体軸方向(スライス方向)に
沿って複数列形成された構造を基本としている。通常、
被検体の体軸方向に直交する方向(チャンネル方向)に
沿っても複数列の検出素子を持ち、チャンネル方向とス
ライス方向に素子を2次元的に有するシンチレータアレ
イとそれに対応したフォトダイオードアレイによる放射
線検出器を形成し、所望のチャンネル数、例えば1,0
00チャンネルが得られる数の放射線検出器を円弧状に
ならべて、X線の検出を行なっている。
【0004】フォトダイオードアレイからの信号出力
は、スイッチ装置で素子選択され、ケーブルやフレキシ
ブル基板等により増幅機能やA/D変換機能を有するデ
ータ収集装置(以下、DASと言う)に送られる。これ
らの素子や装置は、例えば、特開平11−22l207
号公報に示されている。図6 に構成斜視図を示すように、配線基板51にシンチレー
タアレイ52とそれに対応したフォトダイオードアレイ
53を実装して放射線検出器54を形成し、接続したフ
レキシブル基板55やケーブルによりDAS(不図示)
に信号を伝送している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、マル
チスライス方式のX線CT装置で、さらなる高速化と高
精細化が進むと、より鮮明で高品質な画像が要求され
る。ところが、フォトダイオードからA/D変換素子の
間に伝搬するアナログ信号はノイズの影響を受けやす
く、画像の品質に大きな影響を与える。上述のように、
フォトダイオードアレイが搭載された配線基板からA/
D変換素子が内蔵されたDASまでの間を、フレキシブ
ル基板やケーブル等で接続されている。このため、配線
長が長くなり、また微少な振動や電源系の電磁界の影響
を受けノイズが増大するという問題が発生していた。
【0006】本発明はこれらの事情に基づいてなされた
もので、マルチスライス方式のX線CT装置で、検出し
たアナログ信号を伝送する際にアナログ信号に誘起され
るノイズを減少させることで高品質なCT画像を得るこ
とができる放射線検出器とそれを用いたX線CT装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、放射線が入射することにより可視光を発生
するシンチレータと、この可視光の強度に基づき電気信
号を発生させるフォトダイオードと、前記シンチレータ
と前記フオトダイオードとが固着された一主面を有する
第1の配線基板とを有する放射線検出器において、前記
フォトダイオードからの電気信号を前記配線基板を通し
て、前記配線基板の他の主面において受信し電気信号を
送出するデータ収集装置が実装された第2の配線基板を
有し、この第2の配線基板は、前記第1の配線基板の主
面に対して立設されていることを特徴とする放射線検出
器である。
【0008】また請求項2の発明による手段によれば、
前記第2の基板は、前記第1の基板にコネクタまたは電
極ピンによるはんだ接合により接続されていることを特
徴とする放射線検出器である。
【0009】また請求項3の発明による手段によれば、
放射線が入射することにより可視光を発生するシンチレ
ータとこの可視光の強度に基づき電気信号を発生させる
フォトダイオードとを、第1の配線基板の一主面に固着
する工程と、前記フォトダイオードからの電気信号を受
信し電気信号を送出するデータ収集装置を第2の配線基
板の主面に実装する工程と、前記第2の配線基板を、前
記第1の配線基板の主面に対して立設し前記フォトダイ
オードと電気的に接続する工程とを具備することを特徴
とする放射線検出器の製造方法である。
【0010】また請求項4の発明による手段によれば、
X線源からの被検体に曝射されたX線を放射線検出器で
取込んで前記被検体のX線画像を撮影するX線CT装置
において、前記放射線検出器は、上記に記載したいずれ
かの放射線検出器が、前記放射線検出器の回転方向に対
して開口が形成されるように設けられていることを特徴
とするX線CT装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、X線CT装置の構成を示す構成図
である。検査時に患者(被検体)1が移動して挿入され
るガントリ2はX線源3を備え、このX線源3からガン
トリ2の相対する側にあるコリメータ4を介して設けら
れている放射線検出器に向かってX線ビームが投射され
る。
【0013】放射線検出器は、コリメータ4と検出器ア
レイ5とが組合わさって構成される。検出器アレイ5は
いくつかの検出器モジュール6によって形成されてい
る。被検体1を透過する投射X線を各検出器モジュール
6が感知する。各検出器モジュール6は入射するX線ビ
ームの強さ、および被検体1を透過したX線ビームの減
衰を表す電気信号を出力する。X線投射データを収集す
る走査の間、ガントリ2とそれに搭載された構成部品は
回転中心7を中心にして回転する。
【0014】ガントリ2の回転およびX線源3の作動は
CTシステムの制御装置8により制御される。制御装置
8はX線源3に電力とタイミング信号を供給するX線コ
ントローラ9およびガントリ2の回転速度と位置を制御
するガントリ・モータ・コントローラ10と、データ収
集装置(DAS)11を有している。DAS11は送ら
れてきたX線透過データに対して増幅処理やA/D変換
処理等を施して、被検体1の各スライス分の投影デ−タ
を収集するように形成されている。画像再構成器12は
サンプリングおよびディジタル化されたX線データをD
AS11から受けて高速画像再構成を行う。再構成され
た画像は画像を大容量記憶装置13に記憶するコンピュ
ータ14に入力される。
【0015】コンピュータ14は、また、オぺレータか
らのコマンドと走査パラメータをキーボード付きのコン
ソール15を介して受け取る。接続されたCRTデイス
プレイ16によりオぺレータはコンピュータ14からの
再構成された画像や他のデータを見ることができる。オ
ぺレータが供給するコマンドおよびパラメータは、コン
ピュータ14が制御信号と情報をDAS11、X線コン
トローラ9およびガントリ・モータ・コントローラ10
に供給するために使用される。さらに、コンピュータ1
4は、モータ駆動テーブル17等を制御して被検体1を
ガントリ2内の所定の位置に置くテーブルモータコント
ローラ18を操作する。それにより、テーブル17はガ
ントリ2の開口部を通して被検体1を部分的に移動す
る。
【0016】図2に、本実施形態の放射線検出器の模式
図を示す。放射線検出器はコリメータ4と検出器アレイ
5とが一体化されて構成されている。
【0017】コリメータ4は、放射線の遮蔽性能が高い
物質であるモリブデンを板状に成形した複数枚のコリメ
ータ板4aについて、隣り合うコリメータ板4aの主面
が互いに対向するように、かつ、放射線源からの距離が
互いにほぼ等しい位置となるように弧状に複数枚配列さ
れている。すなわち、各コリメータ板4aの一端面は放
射線源であるX線源3の方向に向くよう配置されてい
る。このコリメータ板4aの配列状態が維持されるよ
う、ガラスエボキシ樹脂によって形成された一対のサポ
ート板4bによって、配列された個々のコリメータ板を
挟持し一体化した構造となっている。
【0018】検出器アレイ5は、個々の検出器モジュー
ル6の感光面が、コリメータ4を介して放射線源側を向
くように隙間なく配列されている。個々の検出器モジュ
ール6はコリメータ4に対してねじ止めされて固定され
ている。
【0019】検出器アレイ5の感光面以外の部分は、コ
リメ−タ4と一体化された金属製の検出器カバー22に
よって覆われている。これにより、検出器モジュール6
から放出される電磁波を効率よく遮蔽することができる
とともに、検出器モジュール6から放出される熱を効率
的に逃がすことができる。検出器カバー22は、放射線
検出器が回転する方向について開口している。これによ
り、検出器かベー22内に相対的に空気の流れを形成す
ることが出来るから、さらに放熱が効率よく行えるよう
になっている。
【0020】図3に、本実施形態の検出器モジュールの
模式図を示す。多層配線が施されたセラミック基板23
の中央部は、シンチレータ部材26aにより形成された
シンチレータアレイ26と、それに対応したフォトダイ
オードアレイ28が実装されており、これにより感光面
が形成されている。フォトダイオードアレイ28の各フ
ォトダイオード27の端子とセラミック基板23とは、
ボンディングワイヤで電気的に接続されている。
【0021】検出器モジュール6の構成について、図4
に示した分解斜視図を用いてさらに説明すると、検出器
モジュール6は、シンチレータアレイ26を構成するシ
ンチレーシンチレータ部材26aがスライス方向とチャ
ンネル方向にアレイ状に配列されており、それに対応し
たフォトダイオード27がスライス方向とチャンネル方
向にアレイ状に配列されて構成されている。検出器モジ
ュール6は、X線源3から放射されるX線ビームをコリ
メートするためのコリメータ4を経由して受光し、X線
減衰測定値である投影データを形成するために電気信号
を出力している。検出器モジュール6は、被検体1を透
過したX線の線量を忠実に電荷量(電流)に変換するも
ので、それに用いられている各シンチレータアレイ26
を構成している各シンチレータ部材26aがX線を受け
て蛍光を発し、フォトダイオード27から構成されたフ
ォトダイオードアレイ28によって電荷量に変換してい
る。X線CT装置に用いられるシンチレータ部材26a
の材料としては、最近はGOS(GdSiPr)
が搭載されている。
【0022】フォトダイオード27から出力された信号
電流は、後述するスイッチング素子からなるスイッチ群
と多層配線が施されたセラミック基板23を介してセラ
ミック基板23の裏面に導かれる。
【0023】スイッチ群は、例えばスイッチ基板32上
にFET等のスイッチング素子33が複数実装されて構
成されている。セラミック基板23のスイッチング素子
33を通過した信号電波は、 裏面の電極も
しくはコネクタ29に接続されたDASモジュール30
を介して、DASモジュール30に実装されているDA
S11を半導体チップにより実現したDASチップ11
aに送られる。信号電流を受け取ったDASチップ11
aは信号処理を行い、信号は最終的にコンピュータ14
で演算処理ができるディジタル信号に変換されて送出さ
れる。
【0024】セラミック基板23のフォトダイオードア
レイ28が実装されていない主面には、DASチップ1
1aを基板(第2の基板)30aに表面実装した複数枚
のDASモジュール(データ収集装置モジュール)30
が立設されている。
【0025】セラミツク基板23の背面に立設された複
数のDASモジュール30は、隣り合うDASモジユー
ル30の互いの主面が対向するように配列され立設され
ている。したがって、隣り合うDASモジュールとの間
には、間隙が形成される。
【0026】検出器モジユール6は、並置されたDAS
モジュール30によって形成される間隙が、放射線検出
器の回転方向に開口するよう、コリメータ4に対して取
り付けられる。これにより、DASモジユール30の表
面に実装されたDASチップ11aの表面に空気が流通
しやすくなるとともに、放射線検出器の回転によって、
気流が生じる。
【0027】つまり、DASモジュール30は、ガント
リ2が回転した際には、回転により生じた風が必ず開口
から流入して各DASモジュール30の基板30aの間
や表面を流れる。その風により、基板30aに実装され
ているDASチップ11aにも風が当たりDASチップ
11aを冷却することができる。
【0028】また、DASモジュール30が、基板30
aをセラミック基板23に設けられたコネクタ29によ
り電気的・機械的に接続されて立設されていることは、
基板30aがセラミック基板23に対して立位状態なの
で、基板30aには多くのDASチップ11aを搭載す
ることができ、複雑な画像解析に寄与することが可能に
なっている。 なお、セラミック基板23へのDASモジ
ュール30の実装は、図3では一方の面のみに実装して
いるが、必要に応じて両面に実装することもできる。
【0029】図5にDAS11における信号処理の流れ
のブロック図を示す。検出器アレイ5で検出された信号
は順次アンプ34、サンプルフォルド35、マルチプレ
クサ36、A/D変換37、インターフェース38の各
処理が行なわれ、コンピュータl4に対して信号を出力
する。
【0030】なお、セラミック基板23に実装するDA
Sモジュール30の枚数はマルチスライスの数やDAS
チップ11aの実装密度によって、適宜、変更すること
が可能である。
【0031】また、DASモジュール30のセラミック
基板23への実装方法は、コネクク29が適当である
が、セラミック基板23に電極ピンを設けて、電極ピン
にDASモジュール30を直接はんだ接続して接合する
こともできる。
【0032】上述したように、従来の構造では検出器モ
ジュール6からDASモジュール30へのアナログ信号
の伝達は、フォトダイオード27で検出したアナログ信
号はスイッチ群31を経由して、長いフレキシブル基板
を介してアナログ信号としてDAS11に送られてい
た。そのため、DAS11でディジタル信号に変換され
際には、ノイズの影響を受けていた。ノイズ対策とし
て、例えば信号配線の上下層にグランドパターンを配置
したシールド構造を用いていたが、それによってもフレ
キシブル基板による配線長が長いために、配線容量が大
きくなることや、磁界には効果が小さいこと等の問題が
残り完全な解決には至っていない。
【0033】これに対して、上述の実施の形態では、フォ
トダイオードアレイ28が実装されているセラミック基
板に、コネクタを介してDASチップ11aが実装され
たDASモジュール30を、DASモジュール30主面
とフォトダイオードアレイ28の主面が交差するように
実装しているので、フォトダイオードアレイ28とDA
S11との物理的な距離が極めて近くなり、フォトダイ
オードアレイ28とDAS11に伝送するアナログ信号
がノイズにより悪影響を受けることがなく、それにより
良好な信号処理を行うことができる。
【0034】また、多層配線が施されたセラミック基板
23の少なくとも一方の面には、DASモジュール30
をガントリ2が回転した際に開口を形成する方向に立設
している。したがって、DASモジュール30が複数枚
が実装された状態でも、放射線検出器が回転した際に生
じた風が各DASモジュール30に対して略均等に当た
って冷却することができ、良好な冷却効果が得られる。
【0035】また、セラミック基板23にDASモジュ
ール30をコネクタ29等により接続して立設している
ので、DASチップを沢山搭載することが可能になり、複
雑な画像解析が可能になるとともに、回転部分の小型化
が達成できて高速回転が可能になり、高速処理を行うこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、放射線を検出する検出
器が取込んだアナログ信号の伝送の際に、ノイズを最小
限に留めることができ、かつ、作動時にデータ収集装置
の冷却も十分におこなえるため、鮮明で高品質なCT画
像を得ることができる。
【0037】また、検出器を大幅に小型化できるため、
X線CT装置の可動部の高速回転が可能になり撮影時間
の短縮もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線CT装置の構成図。
【図2】検出器アレイの周辺部の斜視図。
【図3】本発明の検出器モジュールの斜視図。
【図4】本発明の検出器アレイの分解構成斜視図。
【図5】DASの信号処理の流れのブロック図。
【図6】従来の検出器モジュールの斜視図。
【符号の説明】
1…被検体、2…ガントリ、5…検出器アレイ、6…検
出器モジュール、11…DAS(データ収集装置)、2
3…セラミック基板(第1の基板)、26…シンチレー
タアレイ、26a…シンチレータ部材、27…フォトダ
イオード、28…フォトダイオードアレイ、29…コネ
クタ、30…DASモジュール、30a…基板(第2の
基板)、31…スイッチ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯 真知子 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須工場内 Fターム(参考) 2G088 EE02 FF02 GG19 GG20 JJ05 JJ09 JJ23 JJ33 JJ37 KK20 KK33 LL11 LL12 4C093 AA22 BA07 CA06 EB12 EB13 EB18 EB20 EB21 5F088 AA01 BA03 BB03 BB07 EA02 JA17 JA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線が入射することにより可視光を発
    生するシンチレータと、この可視光の強度に基づき電気
    信号を発生させるフォトダイオードと、前記シンチレー
    タと前記フオトダイオードとが固着された一主面を有す
    る第1の配線基板とを有する放射線検出器において、 前記フォトダイオードからの電気信号を前記配線基板を
    通して、前記配線基板の他の主面において受信し電気信
    号を送出するデータ収集装置が実装された第2の配線基
    板を有し、この第2の配線基板は、前記第1の配線基板
    の主面に対して立設されていることを特徴とする放射線
    検出器。
  2. 【請求項2】 前記第2の基板は、前記第1の基板にコ
    ネクタまたは電極ピンによるはんだ接合により接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載の放射線検出器。
  3. 【請求項3】 放射線が入射することにより可視光を発
    生するシンチレータとこの可視光の強度に基づき電気信
    号を発生させるフォトダイオードとを、第1の配線基板
    の一主面に固着する工程と、 前記フォトダイオードからの電気信号を受信し電気信号
    を送出するデータ収集装置を第2の配線基板の主面に実
    装する工程と、 前記第2の配線基板を、前記第1の配線基板の主面に対
    して立設し前記フォトダイオードと電気的に接続する工
    程とを具備することを特徴とする放射線検出器の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 X線源からの被検体に曝射されたX線を
    放射線検出器で取込んで前記被検体のX線画像を撮影す
    るX線CT装置において、前記放射線検出器は、請求項
    1項または請求項2に記載したいずれかの放射線検出器
    が、前記放射線検出器の回転方向に対して開口が形成さ
    れるように設けられていることを特徴とするX線CT装
    置。
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