JP2010284221A - X線ct装置および基板接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】並んで配置され固定された第1のコネクタおよび第2のコネクタに対し、入力コネクタおよび出力コネクタを有する基板を挿入して接続するにあたり、コネクタ間の位置あわせに誤差が生じても、当該誤差を吸収することを可能とし、結果としてコネクタ間の接触不良を防止する接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】支持部に支持されたリジッドフレキシブル基板の第1コネクタとバックプレーン基板の第2コネクタとが、DAS基板の入力コネクタおよび出力コネクタの配列に対応するように並設され、スライス方向にDAS基板が挿入されることによってDAS基板の入力コネクタ第1コネクタに、出力コネクタが第2コネクタに接続されるとともに、当該DAS基板が装着される収容体を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板間の接続構造、特にX線CT装置におけるDAS基板の接続構造に関する。
X線CT(Computed Tomography:X線コンピュータトモグラフィ)装置は、X線を被検体に曝射し、被検体を透過し減衰したX線を検出し、当該検出したX線の減衰率を求めて収集し、再構成することにより断層画像等の画像を生成するものである。
このX線の検出から投影データの生成を行うのがX線検出器およびDAS(Data Acquisition System:データ収集装置)である。すなわちX線CT装置では、X線源から放射され、被検体を透過したX線(以下、「透過X線」という)がX線検出器に入射されると、シンチレータにより光に変換される。さらにこの光はシンチレータに隣接したフォトダイオードにより電気信号に変換される。近年、X線CT装置のガントリに対する被検体の搬送方向(または被検体の体軸方向/以下、「スライス方向」という)や、スライス方向と直交する方向(以下、「チャンネル方向」という)に検出器の配列数が増加しているため、フォトダイオードが変換した電気信号は、スイッチング回路によって、選択または束ねられてDASへ送られる。
また従来、このDASは、増幅器(以下、「アンプ」という)を有するアンプ基板と、アナログデジタル変換器(以下、「A/Dコンバータ」という)を有するA/D基板とを
備えている。アンプは、スイッチング回路からの電気信号を増幅し、A/Dコンバータは増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
さらにDASはバックプレーン基板に接続され、バックプレーン基板から電気信号が非接触データ伝送手段へ送られ、X線CT装置の表示・処理系へ伝送される。さらにX線CT装置はこの電気信号を投影データとして、前処理、再構成処理を行う。これらの処理を経過して、被検体のX線断層画像が生成される。
上記したX線CT装置として特許文献1や特許文献2がある。例えば特許文献2は、フォトダイオード、スイッチング回路、DASをリジッドプリント配線板に実装している。このように構成することにより、従来必要だったフォトダイオード、スイッチング回路、およびDASの間に配置された信号引き出し線や中継基板を省略することができる。これによって、信号引き出し線等の配置のために必要だった、隣り合うフォトダイオード間のギャップを減少させて、フォトダイオードの有感域の面積を確保できるため、フォトダイオードの感度を低下させないことが可能となる。
特開2006−116342号公報 特開2008−286800号公報
DASはデジタル変換された電気信号を非接触データ伝送装置に送る。しかしながら、特許文献1および特許文献2には、DASのA/Dコンバータが変換したデジタル信号をどのように処理するかについて記載されていない。この点、本願発明者は、次のようなX線CT装置を発案した。以下、図4〜図6に基づいて当該X線CT装置について説明する。図4は、X線CT装置における寝台、ガントリおよびX線検出器を示す概略斜視図である。図5は、X線検出器、スイッチング回路、DAS基板を一体として収容する収容部を示す概略図である。図6は、図5におけるDAS基板の装着方向から見たときの、リジッドフレキシブル基板のコネクタと、バックプレーン基板のコネクタと、DAS基板のコネクタの位置関係を示す概略図である。
図4に示すように当該X線CT装置200では、X線検出器301において、検出素子(検出モジュール)がチャンネル方向に複数列配列されるとともに、スライス方向においても複数列配列されている。また、図5に示すように当該X線CT装置では、X線検出器301、スイッチング回路302、DAS基板303および不図示の非接触データ伝送装置に接続されたバックプレーン基板304が一体として収容部300に収容される。さらにこの収容部300は、X線検出器301、スイッチング回路302およびバックプレーン基板304を固定支持している。
収容部300におけるDAS基板303は、スイッチング回路302からの信号数に応じて、処理可能な信号の分だけ設けられるものであり、かつリジッドな基板によって構成される。さらにDAS基板303は、収容部300に対しそれぞれスライス方向(図5におけるX方向)に挿抜可能にされている。また、図5に示すX線CT装置200においては、複数のDAS基板303それぞれに、アンプおよびA/Dコンバータの双方が実装される。またDAS基板303には、挿入方向側の端縁に、リジッドフレキシブル基板305bと電気的接続をするためのコネクタ303bが設けられるとともに、バックプレーン基板304と電気的接続をするためのコネクタ311が、コネクタ310に対応する位置においてコネクタ303bと並んで設けられている。
なお、DAS基板303におけるコネクタ303b、311、後述するリジッドフレキシブル基板305bにおけるDAS基板303側のコネクタ、およびバックプレーン基板304のコネクタ310としては、基板対基板接続用のコネクタが用いられる。
また図5に示すように、バックプレーン基板304は、収容部300に対し、挿入されたDAS基板303と略直交する向きであって、当該DAS基板303の挿入方向(図5のX方向)における奥側において収容部300に支持されている。図6は、バックプレーン基板304を、DAS基板303の挿入方向側から見たときにおいて、リジッドフレキシブル基板305bのコネクタおよびコネクタ310と、DAS基板303のコネクタ303bおよびコネクタ311との位置関係を示すものであるが、この図6に示すように、この1枚のバックプレーン基板304に対し、X線検出器301におけるチャンネル方向に当該DAS基板303と電気的接続をなす複数のコネクタ310が配置されている。
またこのコネクタ310は、バックプレーン基板304におけるDAS基板303側の面において、当該DAS基板303のコネクタ311と対応する位置に配置される。したがって、DAS基板303が収容部300に挿し込まれて装着されることにより、コネクタ310とコネクタ311が接続され、DAS基板303からバックプレーン基板304に変換されたデジタル信号が伝送可能となる。
また図5に示すように、本願発明者が発案した当該X線CT装置では、フォトダイオードからの信号を束ね、または選択するスイッチング回路302とDAS基板303とをリジッドフレキシブル基板305a、305bとによって接続している。このスイッチング回路302とリジッドフレキシブル基板305a、305bとは、コネクタ302a、302bと、リジッドフレキシブル基板305a、305bにおけるスイッチング回路302側の各コネクタとにより接続される。また、リジッドフレキシブル基板305a、305bには、スイッチング回路302側と反対側の端部にもコネクタがそれぞれ設けられている。
つまり、当該リジッドフレキシブル基板305a、305bにおける各コネクタの一端は、スイッチング回路302のコネクタ302a、302bにそれぞれ接続されている。これに対しリジッドフレキシブル基板305a、305bのコネクタの他端は、DAS基板303のコネクタ303a、303bにそれぞれ接続される。またリジッドフレキシブル基板305a、305bでは、当該両端のコネクタ近傍のみリジッドに、その他の部分がフレキシブルとなるように構成されている。
ここで、DAS基板303の装着方向(図5のX方向)における手前側のコネクタ303aとリジッドフレキシブル基板305aとは、1つ1つ手作業によって接続することが可能である。これに対し製造工程において、装着方向における奥側のコネクタ303bとリジッドフレキシブル基板305bとを接続する際、DAS基板303を収容する収容部300の大きさや、DAS基板303の配列ピッチが狭い等の理由から、手作業によってこれらを接続することが困難である。
したがって、本願発明者が発案したリジッドフレキシブル基板305bのコネクタは、収容部300の、バックプレーン基板304側かつDAS基板303のコネクタ303bに対応する位置において支持部306に支持固定されている。この構成によれば、図5に示すように、作業者がDAS基板303を挿入し装着すると、DAS基板303におけるコネクタ311とバックプレーン基板304におけるコネクタ310とが接続されるとともに、DAS基板303の装着方向における奥側のコネクタ303bとリジッドフレキシブル基板305bのコネクタとが接続される。
このように、本願発明者が発案したX線CT装置では、DAS基板303とリジッドフレキシブル基板305bおよびバックプレーン基板304とが、収容部300に対しDAS基板303をX線検出器におけるスライス方向(図5のX方向)に挿しこまれることによって接続される。したがって、DAS基板303の装着方向における奥側のコネクタ303bとリジッドフレキシブル基板305bのコネクタとを、作業者が直接装着することなく接続することができる。
ただし、このX線CT装置において、収容部300に対しDAS基板303を挿しこむことで、DAS基板303と、リジッドフレキシブル基板305bおよびバックプレーン基板304とを接続するためには、図6に示すように、バックプレーン基板304のコネクタ310と、リジッドフレキシブル基板305bのコネクタのとの位置が、正確に合っていなければならない。これらコネクタ同士の接続において接触不良が生じると、X線CT画像の生成に支障をきたすおそれがあるからである。このため、当該X線CT装置においては、支持部306とバックプレーン基板304のコネクタ310との位置調整の正確性が要求される。
しかしながら、支持部306とバックプレーン基板304のコネクタ310との位置調整においては、誤差が生じるおそれがある。また、DAS基板303においてもコネクタ303bとコネクタ311の実装上の位置ずれが生じるおそれがある。この問題を解消するためにコネクタの位置ずれ、誤差を吸収するフローティング型のコネクタを用いることが考えられる。ところがX線検出器の配列ピッチやサイズに応じたDAS基板303のサイズや配列ピッチに適合するフローティング型のコネクタを採用するには、その種類、極数、ピッチ、サイズの点で制限がある。また場合によっては採用できるコネクタが存在しないことがある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、並んで配置され固定された第1のコネクタおよび第2のコネクタに対し、入力コネクタおよび出力コネクタを有する基板を挿入して接続するにあたり、コネクタ間の位置合わせに誤差が生じても、当該誤差を吸収することを可能とし、結果としてコネクタ間の接触不良を防止する接続構造を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、基板側コネクタが一端側に設けられ、該基板側コネクタの周囲にスリットが設けられた複数の挿入側基板と、前記挿入側基板が前記一端側の方向に挿入されることによって前記基板側コネクタと係合して接続される固定側コネクタが複数並設され、かつ該固定側コネクタの並設方向に該挿入側基板が並んで装着される収容体と、を備えたこと、を特徴とするX線CT装置である。
また、上記の課題を解決するために請求項8に記載の発明は、複数のX線検出素子がチャンネル方向およびスライス方向に沿って複数配列され、かつ検出したX線をアナログ信号に変換するX線検出器と、該アナログ信号を増幅し、デジタル信号に変換しかつ該チャンネル方向に並列配置される複数のDAS基板と、該DAS基板からのデジタル信号を受けるバックプレーン基板と、を有するX線CT装置であって、前記スライス方向に前記DAS基板が挿抜されることによって該DAS基板が着脱可能となるように構成され、かつ前記X線検出器を支持するとともに、該DAS基板の挿入方向の奥側において前記バックプレーン基板を支持する収容体と、前記X線検出器と前記バックプレーン基板との間に配置され、かつ前記DAS基板側に第1コネクタが設けられており、かつ前記アナログ信号を前記DAS基板へ送る伝送手段と、前記収容体における前記X線検出器と前記バックプレーン基板との間、かつ前記DAS基板の挿入方向の奥側において前記伝送手段の前記第1コネクタを支持する支持手段と、前記バックプレーン基板における、前記DAS基板側に設けられた第2コネクタと、前記DAS基板の前記収容体に対する挿入方向側かつ前記支持手段に支持された第1コネクタに対応する位置に設けられ、該DAS基板が挿入されることによって該第1コネクタに接続される該DAS基板の入力コネクタと、前記DAS基板の前記収容体に対する挿入方向側、かつ前記第2コネクタに対応する位置に設けられ、該DAS基板が挿入されることによって該第2コネクタに接続される該DAS基板の出力コネクタと、を備え、前記DAS基板における前記入力コネクタ側および前記出力コネクタ側のいずれか一方にスリットが設けられていること、を特徴とするX線CT装置である。
また、上記の課題を解決するために請求項9に記載の発明は、基板側コネクタが一端側に設けられ、該基板側コネクタの周囲にスリットが設けられた複数の挿入側基板と、前記挿入側基板が前記一端側の方向に挿入されることによって前記基板側コネクタと係合して接続される固定側コネクタが複数並設され、かつ該固定側コネクタの並設方向に該挿入側基板が並んで装着される収容体と、を備えたこと、を特徴とする基板接続構造である。
上記請求項1および9にかかる本発明によれば、固定側コネクタおよび基板側コネクタの位置合わせまたは、固定された出力側基板および入力側基板と、挿入側基板との接続をなすコネクタ間の位置合わせを行うにあたり、誤差が生じても挿入側基板のスリットによって吸収することができる。したがって、コネクタ間の接触不良を防止することが可能となる。また、挿入側基板にスリットを形成しているので、位置あわせの誤差を吸収するためにフローティング型のコネクタを採用する必要がない。結果として、コネクタの種類が制限される問題が解消される。
また上記請求項8にかかる本発明によれば、バックプレーン基板および伝送手段とDAS基板との接続をなすコネクタ間の位置合わせを行うにあたり、誤差が生じてもDAS基板のスリットによって吸収することができる。したがって、コネクタ間の接触不良を防止することが可能となる。また、DAS基板に切欠きまたはスリットを形成しているので、位置あわせの誤差を吸収するためにフローティング型のコネクタを採用する必要がない。結果として、コネクタの種類が制限される問題が解消される。
この発明の実施形態にかかるX線CT装置のブロック構成図である。 この発明の実施形態にかかるリジッドフレキシブル基板、バックプレーン基板、DAS基板等を示す概略外観図である。 この発明の実施形態にかかるDAS基板における挿入方向奥側の入力コネクタとリジッドフレキシブル基板におけるコネクタとの接続構造、および出力コネクタとバックプレーン基板のコネクタの構成を示す、図2の概略部分拡大図である。 X線CT装置における寝台、ガントリおよびX線検出器を示す概略斜視図である。 X線検出器、スイッチング回路、DAS基板を一体として収容する収容部を示す概略図である。 図5におけるDAS基板の装着方向から見たときの、リジッドフレキシブル基板のコネクタと、バックプレーン基板のコネクタと、DAS基板のコネクタの位置関係を示す概略図である。
以下、図1〜図6を参照し、本発明の実施形態の一例について説明する。
この発明の実施形態にかかるX線CT装置の構成について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態にかかるX線CT装置のブロック構成図である。
(X線CT装置全体の概要)
図1に示すように、当該X線CT装置10は、撮影系Aと処理・表示系Bとから構成されている。以下、それぞれが具備する構成要素について説明する。
撮影系Aは、被検体にX線を曝射し当該被検体を透過したX線を検出して投影データ(又は生データ)を取得する。なお、X線CTシステムの撮影系には、X線管球とX線検出器とが一体として被検体の周囲を回転する回転/ 回転(ROTATE/ROTATE)タイプ、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管球のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ、電子ビームを偏向させることで電子的にX線源の位置をターゲット上で移動させるタイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプのX線CT装置を例として説明する。
図1に示す撮影系Aは、いわゆるガントリ(架台)であり、X線管球101、回転リング102、X線検出器103、DAS(データ収集回路)104、非接触データ伝送装置105、架台駆動部107、スリップリング108、検出器側コリメータ103a、およびX線管球側コリメータ(図1には図示せず)を有している。回転リング102には、対向してX線管球101とX線検出器103とが設けられている。さらに回転リング102は、この回転リング102は、架台駆動部107により駆動され、1回転あたり1秒以下という高速で被検体の回りを回転する。
X線管球101は、X線を発生する真空管である。当該X線管球101には、X線の曝射に必要な電力(管電流、管電圧)が高電圧発生装置109からスリップリング108を介して供給される。X線管球101は、供給された高電圧により電子を加速させターゲットに衝突させることで、有効視野領域(FOV)内に載置された被検体に対してX線を曝射する。
なお、X線管球101と被検体との間には、当該X線管球101から曝射されるX線ビームの形状をコーン状(四角錐状)又はファンビーム状に整形するX線管球側コリメータ(図示せず)が設けられている。
X線検出器103は、被検体を透過したX線を検出する検出器システムである。当該X線検出器103には、シンチレータとフォトダイオードとの組み合わせで構成される複数の検出素子が検出面を形成する(図4参照)。検出素子は寝台の天板(不図示)により搬送される被検体の体軸方向(スライス方向)と、当該スライス方向に直交するチャンネル方向とに、マトリクス状に配列されている。また本実施形態におけるX線検出器103は、スライス方向に少なくとも2列配列されている。この点については図4に示すX線検出器301と同様である。
なお、検出素子において入射X線を電荷に変換する方式として、直接変換方式と間接変換方式とがある。本実施形態は、いずれの方式にも拘泥されない。
検出器側コリメータ103aは、X線検出器103の各検出素子に入射するX線を整形するものであり、X線検出器103のX線入射側に設けられる。
DAS104は、DASチップが配列された複数のデータ収集素子列を有し、X線検出器103で検出されたM×Nの全チャンネルに関する膨大なデータ(1ビューあたりのM×Nチャンネル分のデータを以下「生データ」という)を入力し、増幅処理、A/D変換処理等の後、一括して光通信を応用した非接触データ伝送装置105を介して固定側のデータ処理ユニットに伝送する。
本実施形態においては上述したX線検出器103、DAS104および当該DAS104と非接触データ伝送装置105との間でデータの伝送を行うバックプレーン基板130(図2・3参照)等が、収容部に収容されている(図5参照)。この収容部については、上述した図5の収容部300と大部分が共通する。本実施形態におけるX線CT装置10では、DAS104すなわち図2および図3に示すDAS基板140の構成が異なる。このDAS基板140および収容部の詳細な構成については後述する。
次に、図1を参照して本実施形態におけるX線CT装置10の処理・表示系Bの概略について説明する。処理・表示系Bは、前処理装置106、高電圧発生装置109、ホストコントローラ110、記憶装置111、再構成装置114、入力装置115、表示装置116、画像処理部118、ネットワーク通信装置119、データ/制御バス400を具備している。
前処理装置106は、非接触データ伝送装置105を介して、DAS104から生データを受け取り、感度補正やX線強度補正を実行する。なお、当該前処理装置106によって前処理が施された生データは、「投影データ」と呼ばれる。
架台駆動部107は、診断用開口内に挿入された被検体の体軸方向に平行な中心軸のまわりに、X線管球101とX線検出器103とを一体で回転させる等の駆動制御を行う。
高電圧発生装置109は、スリップリング108を介して、X線の曝射に必要な電力を
X線管球101に供給する装置であり、高電圧変圧器、フィラメント加熱変換器、整流器、高電圧切替器等から成る。この高電圧発生装置109によるX線管球101への高電圧供給は、スリップリング108により行われる。
ホストコントローラ110は、撮影処理、データ処理、画像処理等の各種処理等の各処理に関する統括的な制御を行う。
記憶装置111は、収集した生データ、投影データ、CT画像データ等の画像データを記憶する。
再構成装置114は、所定の再構成パラメータ(再構成領域サイズ、再構成マトリクスサイズ、関心部位を抽出するための閾値等)に基づいて投影データを再構成処理することで、所定のスライス分の再構成画像データを生成する。一般に、再構成処理には、コーンビーム再構成(Feldkamp法、ASSR法など)とファンビーム再構成とがあるが、いずれの手法も実行可能である。
入力装置115は、キーボードや各種スイッチ、マウス等を備え、オペレータを介して
スライス厚やスライス数等の各種スキャン条件を入力可能な装置である。
画像処理部118は、再構成装置114により生成された再構成画像データに対して、ウィンドウ変換、RGB処理等の表示のための画像処理を行い、表示装置116に出力する。また、画像処理部118は、オペレータの指示に基づき、任意断面の断層像、任意方向からの投影像、3次元表面画像等のいわゆる疑似3次元画像の生成を行い、表示装置116に出力する。出力された画像データは、表示装置116においてX線CT画像として表示される。
ネットワーク通信装置119は、ネットワークを介して、他の装置やRIS(Radiology Information System)、PACS(Picture Archiving and Communication System)等のネットワークシステムと種々のデータの送受信を行う。
データ/制御バス400は、各ユニット間を接続し、各種データ、制御信号、アドレス情報等を送受信するための信号線である。
(収容部)
次に、本実施形態にかかる収容部の構成について図2〜図6を参照して説明する。図2は、この発明の実施形態にかかるリジッドフレキシブル基板120a、120b、バックプレーン基板130およびDAS基板140を示す概略外観図である。また図3は、この発明の実施形態にかかるDAS基板140における挿入方向奥側の入力コネクタ140bとリジッドフレキシブル基板120bにおけるコネクタ121bとの接続構造、および出力コネクタ161とバックプレーン基板130のコネクタ160の構成を示す、図2の概略部分拡大図である。なお、図2および図3においては説明の便宜上、説明に必要な部分のみ示しているが、実際の収容部では、図5および6に示すような構造を有しているものとする。
本実施形態における収容部は、検出器側コリメータ103aに対し、X線(散乱X線を除く)の放射方向側に設けられる。当該収容部では、当該放射方向から見て順にX線検出器103、スイッチング回路を備えたスイッチング回路基板(図5の符号302参照)が固定支持されており、スイッチング回路には、図2に示すようなリジッドフレキシブル基板120a、120bが接続されている。X線検出器103では、シンチレータが入射したX線を可視光に変換し、当該可視光はフォトダイオードによってアナログ電気信号に変換される。スイッチング回路では、フォトダイオードからのアナログ信号が束ねられ、または選択されてリジッドフレキシブル基板120a、120bにそれぞれ伝送される。当該スイッチング回路には、リジッドフレキシブル基板120a、120bにおけるコネクタと接続されるコネクタが設けられている。図5に示すスイッチング回路302と同様に、当該スイッチング回路には、少なくともスライス方向に2つコネクタが並んで設けられており、同様にリジッドフレキシブル基板120a、120bも、スライス方向に2つ並んで設けられる。
(リジッドフレキシブル基板)
図2に示すようにリジッドフレキシブル基板120a、120bは、両端に設けられたコネクタを介し、それぞれスイッチング回路のコネクタと、DAS基板140の入力コネクタ140a、140bとそれぞれ接続される。このようにしてスイッチング回路とDAS基板140との間において信号の伝送が可能となる。
このうち、リジッドフレキシブル基板120aのDAS基板140側のコネクタ121aは、DAS基板140の挿入方向手前側にある入力コネクタ140aに接続されるものであるため、収容部には固定支持されていない。これに対してコネクタ121bは、DAS基板140の挿入方向奥側にある入力コネクタ140bに接続されるものである。ここで、当該DAS基板140の挿入方向奥側においては、手作業によるコネクタ接続が困難である。このため、コネクタ121bは収容部におけるコネクタ121bは、DAS基板140の挿入方向奥側において支持部150に固定支持されている。この支持部150は収容部側面に固定支持されているとともに、リジッドフレキシブル基板120bのコネクタ121bが、収容部に挿入されるDAS基板140の入力コネクタ140bと対向する向きに配置される。このように構成されることにより、DAS基板140を押し込むことによって、コネクタ121bと入力コネクタ140bとが接続可能となる。
また、本実施形態におけるX線CT装置においては、収容部にDAS基板140を差し込むことによって、入力コネクタ140bとコネクタ121bとが接続され、出力コネクタ161とコネクタ160とが接続されるものであるため、支持部150は、バックプレーン基板130におけるコネクタ160とコネクタ121bの間隔が、DAS基板140の入力コネクタ140bと出力コネクタ161との間隔と、同間隔となる位置にコネクタ121bを支持している。
なお、リジッドフレキシブル基板120a、120bとしては、例えば両面または片面のフレキシブル基板の両端にガラスエポキシ基板を貼り付け、スルーホールによりフレキシブル層とリジッド層の電気的導通を取った構造を用いることが可能である。
また、本実施形態におけるリジッドフレキシブル基板120a、120bのうち、収容部に対するDAS基板140の挿入方向奥側のリジッドフレキシブル基板120bは、本発明にかかる「伝送手段」の一例に該当する。また、収容部に対するDAS基板140の挿入方向手前側のリジッドフレキシブル基板120aは、本発明にかかる「他の伝送手段」の一例に該当する。
(バックプレーン基板)
図2に示すようにバックプレーン基板130は、X線検出器103の形状(図4参照)に合わせて湾曲した形状を有している。このように構成されていることにより、図4に示すようなX線検出素子の配列に対応してDAS基板140を配置することが可能となり、X線検出素子とDAS基板140との接続構造が効率的となる。また、バックプレーン基板130は、収容部におけるDAS基板140の挿入方向奥の内面であって、かつ支持部150より、非接触データ伝送装置105側に固定されている。
また、バックプレーン基板130は、DAS基板140側の面に当該バックプレーン基板130の湾曲とほぼ同じ曲率でコネクタ160を支持するコネクタ支持部160aを備えている。バックプレーン基板130は、非接触データ伝送装置105に、DAS基板140からのデジタル信号を伝送する。
なお、本実施形態におけるコネクタ121bは、本発明の「固定側コネクタ」、「第1コネクタ」の一例に該当する。また本実施形態におけるコネクタ160は、本発明の「固定側コネクタ」、「第2コネクタ」の一例に該当する。
(DAS基板)
DAS基板140は、差し込むことによってコネクタ同士を接続可能とするため、ほぼ全面がリジッドに構成されている。またDAS基板140は、収容部に対する挿入方向側の端縁(本発明の「一端側」の一例に該当する)において、間隔を置いて入力コネクタ140bおよび出力コネクタ161が設けられている。さらに複数のDAS基板140それぞれには、スイッチング回路からの信号を増幅するアンプおよびA/D変換を行うA/Dコンバータが実装されている。つまり、DAS基板140は、1枚の基板に入力コネクタ140bと接続された増幅回路、および出力コネクタ161と接続されたA/D変換回路が実装されている。また、このDAS基板140には、当該DAS基板140の挿入方向および入力コネクタ140b・出力コネクタ161の配列方向と直交する方向(図6におけるチャンネル方向)に、DAS基板140を屈曲可能とするスリット142、143が設けられている。このスリット142、143は、DAS基板140の一面から反対側の面に貫通するように形成される。なお、入力コネクタ140b、出力コネクタ161は、本発明にかかる「基板側コネクタ」の一例に該当する。
図3に示すようにこのうちスリット142は、入力コネクタ140bと所定の間隔を置いて入力コネクタ140bの周囲を囲うように略コの字状またはC字状に形成される。さらにスリット142の両端は、入力コネクタ140b・出力コネクタ161が設けられている端縁までいたらないように形成される。なお、所定の間隔とは、入力コネクタ140bから出力コネクタ161に至る配線リードを確保するための間隔である。
また、図3に示すようにスリット143は、入力コネクタ140b、出力コネクタ161が設けられている端縁における入力コネクタ140b・出力コネクタ161の間の部分から反対側の端縁に向かって略直線状に形成され、その長さはスリット142の近傍まで届くように形成される。
このように本実施形態におけるDAS基板140は、入力コネクタ140bの周囲を囲うスリット142と、端縁から略直線状のスリット143を備えていることから、DAS基板140における、スリット142と入力コネクタ140bとの間およびその周囲の部分が、他の部分と比較して可撓性を有する。これによってDAS基板140の挿入方向および入力コネクタ140b・出力コネクタ161の配列方向と直交する方向(図6におけるY方向)に、DAS基板140を屈曲可能となっている。
したがって、バックプレーン基板130およびDAS基板140の挿入方向奥側におけるリジッドフレキシブル基板120bと、DAS基板140との接続をなすコネクタ121b、160と入力コネクタ140b、出力コネクタ161との間の位置合わせを行うにあたり、誤差が生じてもスリット142、143によるDAS基板140の屈曲によって吸収することができる。したがって、コネクタ間の接触不良を防止することが可能となるとともに、位置あわせの誤差を吸収するためにフローティング型のコネクタを採用する必要がない。結果として、コネクタの種類が制限される問題が解消される。
(変形例)
次に、本実施形態の変形例について説明する。本実施形態にかかるDAS基板140は、入力コネクタ140bの周囲を囲うスリット142と、端縁から略直線状のスリット143を備えているが、本発明にかかるX線CT装置においてはこの構成に限られず、スリット142やスリット143の位置を変更してもよい。例えば、出力コネクタ161の周囲を囲うようにスリット142を設けることも可能である。また、スリット142は、必ずしも入力コネクタ140bまたは出力コネクタ161の周囲を囲うように形成する必要はなく、略直線状のスリット142とスリット143とで、入力コネクタ140bまたは出力コネクタ161を挟むように構成することも可能である。
以上述べた変形例にかかるDAS基板140の構成によっても、上記実施形態と同様の効果を実現することができる。
10 X線CT装置
101 X線管球
102 回転リング
103 X線検出器
103a 検出器側コリメータ
104 DAS
105 非接触データ伝送装置
106 前処理装置
107 架台駆動部
108 スリップリング
109 高電圧発生装置
110 ホストコントローラ
111 記憶装置
114 再構成装置
115 入力装置
116 表示装置
118 画像処理部
119 ネットワーク通信装置
120a、120b リジッドフレキシブル基板
121a、121b、160 コネクタ
130 バックプレーン基板
140 DAS基板
140a、140b 入力コネクタ
142、143 スリット
150 支持部
160a コネクタ支持部
161 出力コネクタ
200 X線CT装置
300 収容部
301 X線検出器
302 スイッチング回路
303 DAS基板
304 バックプレーン基板
305a、305b リジッドフレキシブル基板
306 支持部
310、311 コネクタ

Claims (10)

  1. 基板側コネクタが一端側に設けられ、該基板側コネクタの周囲にスリットが設けられた複数の挿入側基板と、
    前記挿入側基板が前記一端側の方向に挿入されることによって前記基板側コネクタと係合して接続される固定側コネクタが複数並設され、かつ該固定側コネクタの並設方向に該挿入側基板が並んで装着される収容体と、を備えたこと、
    を特徴とするX線CT装置。
  2. 複数のX線検出素子がチャンネル方向およびスライス方向に沿って複数配列されたX線検出器を有し、
    前記挿入側基板はDAS基板であって、前記一端側には、前記基板側コネクタとして入力コネクタおよび出力コネクタが並設されており、
    前記DAS基板の前記スリットは、前記入力コネクタまたは前記出力コネクタのいずれか一方の周囲に設けられ、
    前記収容体は、
    前記固定側コネクタの一部であって前記DAS基板の前記入力コネクタに接続される第1コネクタが設けられるとともに、前記X線検出器からの信号を該DAS基板へ送る複数の伝送手段を有するとともに、
    前記伝送手段の第1コネクタに応じて複数設けられ、該第1コネクタを支持する支持手段と、
    前記固定側コネクタの一部であって前記DAS基板の前記出力コネクタに接続される第2コネクタが前記第1コネクタと並んで複数設けられるとともに、該DAS基板から信号を受けるバックプレーン基板と、を固定支持しており、
    前記DAS基板の前記一端側が前記スライス方向に挿入されて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが前記入力コネクタおよび出力コネクタの配列に対応するような位置において、該入力コネクタが該第1コネクタに接続され、かつ該出力コネクタが該第2コネクタに接続されることによって、該DAS基板が前記収容体の前記伝送手段と前記バックプレーン基板とに装着されること、
    を特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記DAS基板には、前記一端側の反対側にも他の入力コネクタが設けられており、
    前記他の入力コネクタに接続される第3コネクタが設けられ、前記X線検出器からの信号を前記DAS基板へ送る他の伝送手段をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 複数の前記DAS基板それぞれには、入力された前記信号を増幅する増幅手段およびA/D変換手段が設けられていること、
    を特徴とする請求項2または3に記載のX線CT装置。
  5. 前記DAS基板の前記スリットは、少なくとも一部が前記入力コネクタの周囲において略コ字状に形成され、加えて該DAS基板における該入力コネクタ側の端縁から反対側の端縁に向かって形成されること、
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  6. 前記DAS基板の前記スリットによって、該DAS基板における、少なくとも前記入力コネクタおよび前記出力コネクタのいずれか一方の周囲の部分が、該DAS基板の挿入方向に直交する方向、かつ該入力コネクタと出力コネクタとが並ぶ方向に直交する方向に可撓性を有し屈曲可能であること、
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  7. 前記伝送手段は、前記第1コネクタと反対側の端部に前記X線検出器からの信号を束ねるスイッチング回路に接続された第4コネクタを有しており、かつ両端のコネクタ部分における曲げ剛性が大きく、その他の部分は可撓性を有するリジッドフレキシブル基板によって構成されていること、
    を特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  8. 複数のX線検出素子がチャンネル方向およびスライス方向に沿って複数配列され、かつ検出したX線をアナログ信号に変換するX線検出器と、該アナログ信号を増幅し、デジタル信号に変換しかつ該チャンネル方向に並列配置される複数のDAS基板と、該DAS基板からのデジタル信号を受けるバックプレーン基板と、を有するX線CT装置であって、
    前記スライス方向に前記DAS基板が挿抜されることによって該DAS基板が着脱可能となるように構成され、かつ前記X線検出器を支持するとともに、該DAS基板の挿入方向の奥側において前記バックプレーン基板を支持する収容体と、
    前記X線検出器と前記バックプレーン基板との間に配置され、かつ前記DAS基板側に第1コネクタが設けられており、かつ前記アナログ信号を前記DAS基板へ送る伝送手段と、
    前記収容体における前記X線検出器と前記バックプレーン基板との間、かつ前記DAS基板の挿入方向の奥側において前記伝送手段の前記第1コネクタを支持する支持手段と、
    前記バックプレーン基板における、前記DAS基板側に設けられた第2コネクタと、
    前記DAS基板の前記収容体に対する挿入方向側かつ前記支持手段に支持された第1コネクタに対応する位置に設けられ、該DAS基板が挿入されることによって該第1コネクタに接続される該DAS基板の入力コネクタと、
    前記DAS基板の前記収容体に対する挿入方向側、かつ前記第2コネクタに対応する位置に設けられ、該DAS基板が挿入されることによって該第2コネクタに接続される該DAS基板の出力コネクタと、を備え、
    前記DAS基板における前記入力コネクタ側および前記出力コネクタ側のいずれか一方にスリットが設けられていること、
    を特徴とするX線CT装置。
  9. 基板側コネクタが一端側に設けられ、該基板側コネクタの周囲にスリットが設けられた複数の挿入側基板と、
    前記挿入側基板が前記一端側の方向に挿入されることによって前記基板側コネクタと係合して接続される固定側コネクタが複数並設され、かつ該固定側コネクタの並設方向に該挿入側基板が並んで装着される収容体と、を備えたこと、
    を特徴とする基板接続構造。
  10. 前記挿入側基板の前記一端側には、前記基板側コネクタとして入力コネクタおよび出力コネクタが並設されており、
    前記挿入側基板の前記スリットは、前記入力コネクタまたは前記出力コネクタのいずれか一方の周囲に設けられ、
    前記収容体は、
    前記固定側コネクタの一部であって前記挿入側基板の前記入力コネクタに接続される第1コネクタが設けられるとともに、信号を該挿入側基板へ送る複数の入力側基板を有するとともに、
    前記入力側基板の第1コネクタに応じて複数設けられ、該第1コネクタを支持する支持手段と、
    前記固定側コネクタの一部であって前記挿入側基板の前記出力コネクタに接続される第2コネクタが前記第1コネクタと並んで複数設けられるとともに、該挿入側基板から信号を受ける出力側基板と、を固定支持しており、
    前記挿入側基板の前記一端側が前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの方向へ向くように挿入されて、該第1コネクタと該第2コネクタとが前記入力コネクタと前記出力コネクタとの配列に対応する位置で、該入力コネクタが該第1コネクタに接続され、かつ該出力コネクタが該第2コネクタに接続されることによって、該挿入側基板が前記収容体の前記入力側基板および前記出力側基板に装着されること、
    を特徴とする請求項9に記載の基板接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011141193A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Hitachi Medical Corp 放射線検出システム及びx線ct装置
JP2014045816A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp X線ct装置

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