JP2011141193A - 放射線検出システム及びx線ct装置 - Google Patents

放射線検出システム及びx線ct装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 異なるスライス数の検出器モジュールに対して共通のDAS基板を用いることを可能とし、これにより開発及び製造コストを抑えることが可能な放射線検出システム及びX線CT装置を提供する。
【解決手段】 放射線検出システムは、検出器モジュール110の出力信号を伝送するフレキシブルケーブル114を接続するコネクタ122をDAS基板120に複数備えることにより、同一のDAS基板120に対してスライス数の異なる検出器モジュール110A,110B,110C(110D)を共通に使用する。例えば64チャネル入力のDAS基板120に対してコネクタ122を4つ備えた場合、1つのDAS基板120に対して64スライス検出器モジュール110Aは1つ、32スライス検出器モジュール110Bは2つ、16スライス検出器モジュール110Cは4つ接続可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線、γ線等の放射線を検出する放射線検出器及びDAS基板の配置及び接続構造に関する。
X線CT装置は、被検体の周囲からX線を照射し、被検体を透過したX線の強度に関するデータをX線検出器にて収集し、収集したデータに基づいて被検体内部のX線吸収係数の分布情報を画像化する装置である。
上述のX線検出器としては、セラミックシンチレータ等の蛍光体素子(以下、シンチレータ素子という)とフォトダイオード素子とを組み合わせた間接変換型検出器が主流となっている。また、X線検出器は、複数のシンチレータ素子とフォトダイオード素子とをアレイ状に備えた検出器モジュールを複数、X線管焦点を中心とした円弧状に並べた構造が多く採用されている。
また近年では、CT断層像の面内に沿ったチャネル方向と、これに直交し、被検体の体軸方向に沿ったスライス方向とに、上述のシンチレータ素子及びフォトダイオード素子を配列したマルチスライス検出器が開発されている。マルチスライス検出器のスライス方向の素子数は、16、32、64、・・・のように増加してきており、その結果、病院や検査施設等には様々なスライス数のX線CT装置が混在するようになってきている。
ところで、上述の検出器モジュールは、入射したX線の強度に応じてX線計測信号を発生する。このアナログ信号であるX線計測信号は、データ収集システム(Data Acquisition System;以下、DASという)にて収集され、ディジタル信号に変換され、画像処理される。
近年、X線CT装置におけるDASは、複数のフォトダイオード素子に対応した数の積分器、電流電圧変換器、及びA/D変換器等を1個のASICチップ(以下、DASチップ)としたものが開発されており、このDASチップと、制御用の信号を入力するための回路及び電源回路等とを備えることによりDAS基板が構成される。DAS基板は小型化が図られ、これにより上述の検出器モジュールと、DAS基板とを連結した一体構造をとることが可能となり、これをチャネル方向に複数配列することにより、放射線検出システムが構成されている。このような一体構造の放射線検出システムについては、特許文献1に記載されている。
特開2003−66149号公報
しかしながら、上述したような、スライス数に応じた各々専用の検出器モジュールと、そのスライス数に対応した専用のDAS基板とを一体的に構成した放射線検出システムでは、スライス数の異なる機種で、それぞれ専用の検出器モジュールとDAS基板とを開発していた。そのため、相応の開発期間や開発費用が必要であった。また、個々の検出器モジュールとDAS基板には専用の生産ラインが必要であった。更に、各検出器モジュール1つに対してDAS基板が1つ必要であるため、システム全体としては多数の部品が必要となり、製造原価増大の要因となっていた。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、1つのDAS基板に対して異なるスライス数の検出器モジュールを共通に用いることを可能とし、これにより開発及び製造コストを抑えることが可能な放射線検出システム及びX線CT装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するために第1の発明は、放射線を検出し、放射線強度に応じた電気信号を出力する検出素子を、スライス方向及びチャネル方向にそれぞれ複数配列した検出器モジュールと、前記検出器モジュールの各検出素子から出力される電気信号を伝送するフレキシブルケーブルと、前記フレキシブルケーブルによって伝送された電気信号をディジタル信号に変換するDAS基板と、を備えた放射線検出システムであって、前記DAS基板は、1つまたは複数の前記検出器モジュールから引き出される前記フレキシブルケーブルを接続するためのコネクタを複数有することを特徴とする放射線検出システムである。
第2の発明は、X線源と、前記X線源に対して対向配置されたX線検出システムと、前記X線源及び前記X線検出システムとを保持し被検体周囲に回転駆動される回転板と、前記放射線検出システムにて検出されたX線の強度に基づき、前記被検体の断層像を再構成する画像再構成手段と、を備えたX線CT装置において、前記X線検出システムは、X線を検出しX線強度に応じた電気信号を出力する検出素子をスライス方向及びチャネル方向にそれぞれ複数配列した検出器モジュールと、前記検出器モジュールの各検出素子から出力される電気信号を伝送するフレキシブルケーブルと、前記フレキシブルケーブルによって伝送された電気信号をディジタル信号に変換するDAS基板と、を備え、前記DAS基板は、1つまたは複数の前記検出器モジュールから引き出される前記フレキシブルケーブルを接続するためのコネクタを複数有することを特徴とするX線CT装置である。
本発明により、1つのDAS基板に対して異なるスライス数の検出器モジュールを共通に用いることができ、これにより開発及び製造コストを抑えることが可能な放射線検出システム及びX線CT装置を提供できる。
64スライス検出器モジュール110AとDAS基板120との配置及び接続構造を示す図であって、(a)チャネル方向を正面とした図(b)スライス方向を正面とした図 32スライス検出器モジュール110BとDAS基板120との配置及び接続構造を示す図であって、(a)チャネル方向を正面とした図(b)スライス方向を正面とした図 16スライス検出器モジュール110C,110DとDAS基板120との配置及び接続構造を示す図であって、(a)チャネル方向を正面とした図(b)スライス方向を正面とした図 本発明のDAS基板120の一例であって、(a)側面を正面とした図(b)表面(または裏面)を正面とした図 64スライス検出器モジュール110Aのフレキシブルケーブル114の折り畳み例 32スライス検出器モジュール110Bのフレキシブルケーブル114の折り畳み例 16スライス検出器モジュール110C,110Dのフレキシブルケーブル114の折り畳み例 X線CT装置10全体のハードウエアブロック図
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図7を参照して、本発明に係る放射線検出システムについて説明する。
本発明の放射線検出システムは、例えば、図1の放射線検出システム1、図2の放射線検出システム2、図3の放射線検出システム3の配置・接続形態を含む。
図1は、64スライス検出器モジュール110AをDAS基板120に接続した放射線検出システム1、図2は、32スライス検出器モジュール110Bを1つのDAS基板120に対して2つ接続した放射線検出システム2、図3は、16スライス検出器モジュール110C,110Dを1つのDAS基板120に対してそれぞれ2つずつ、計4つ接続した放射線検出システム3を示している。
図1〜図3において、(a)はチャネル方向を正面とした図であり、(b)はスライス方向を正面とした図である。
以下の説明において、検出器モジュール110A,110B,110C,110Dについて、スライス数毎に分けて表現する必要がない場合は、検出器モジュール110として表すこととする。
図1〜図3に示すように、放射線検出システム1,2,3は、検出器モジュール110、DAS基板120、検出器モジュール110とDAS基板120とを電気的に接続するためのフレキシブルケーブル114、検出器モジュール110とDAS基板120とを連結するための基板保持部材115と、必要に応じモジュール連結部材116と、を備えて構成される。
各検出器モジュール110は、図1〜図3に示すように、フォトダイオード保持基板111と、フォトダイオード保持基板111上に設置され、フォトダイオード素子がチャネル方向及びスライス方向の2次元に配列されたフォトダイオード素子アレイ112と、フォトダイオード素子アレイ112上に設置され、シンチレータ素子がチャネル方向及びスライス方向の2次元に配列されたシンチレータ素子アレイ113とを備える。以下の説明では、シンチレータ素子アレイ113側を検出器モジュール110の表面または上面とし、その反対面となるフォトダイオード保持基板111の裏側の面を、検出器モジュール110の裏面または下面と呼ぶ。
本発明の放射線検出システム1,2,3は、図1〜図3に示すように、同一のDAS基板120に対して、スライス数の異なる検出器モジュール110A,110B,110C(110D)を共通に使用する。このため、DAS基板120には、検出器モジュール110から引き出されたフレキシブルケーブル114を接続するためのコネクタ122が複数備えられる。
DAS基板120と、検出器モジュール110との好適な配置例及び接続例を説明する。
図1〜図3の例では、いずれも、1つの検出器モジュール110A、または複数並設された検出器モジュール110B(110C,110D)のチャネル方向中央部であって、検出器モジュール110の裏面側に、DAS基板120が立設されている。
また、DAS基板120の表面及び裏面にそれぞれ同数設けられた複数のコネクタ122に対して、フレキシブルケーブル114が接続されている。
なお、図1〜図3では、各検出器モジュール110はチャネル方向に直線状に並べられているが、これらの放射線検出システム1,2,3をX線CT装置10の回転板等に搭載する場合には、各検出器モジュール110は円弧状に並べられることとなる。
図1の放射線検出システム1では、図1(a)に示すように、検出器モジュール110のチャネル方向を正面にみると、チャネル方向をDAS基板120の表裏の方向として、各検出器モジュール110Aのチャネル中央位置に、DAS基板120が基板保持部材115によって立設されている。基板保持部材115は、DAS基板115の一端面に着脱可能に取り付けられている例を示しているが、この例に限定されない。また、検出器モジュール110Aは、DAS基板120を軸としてチャネル方向に対称となるように配置される。図中、一点鎖線は対称軸を示している。
フレキシブルケーブル114は、後述するように、検出器モジュール110Aの下面に設けられ、チャネル方向両端から引き出され、DAS基板120の表裏に設けられたコネクタ122にそれぞれ接続される。
フレキシブルケーブル114の先端部にも、コネクタ122に対応した数のコネクタが設けられる。図1の例では、DAS基板120の片面2個のコネクタ122に、一方のフレキシブルケーブル114が接続されるため、各フレキシブルケーブル114の先端に2つずつ、計4つのコネクタが設けられることとなる。
また、図1(b)に示すように、スライス方向を正面としてみると、検出器モジュール110Aのスライス方向の中央位置で対称となるように、DAS基板120が配置されている。
コネクタ122の形状は、スライス方向で対称であることが好適である。コネクタ122のスライス方向の配置箇所は、DAS基板120上のどの位置であってもよい。ただし、上述したように、チャネル方向(すなわち、ここではDAS基板120の表裏方向)にはコネクタ122が対称に配置されていることが望ましい。また、後述するが、上下方向でもコネクタ122が対称に配置されていることが好ましい。
なお、図1(b)では、フレキシブルケーブル114は省略されている。
ここで、各検出器モジュール110Aのチャネル数を24チャネルとすると、素子数は、64スライス×24チャネル=1536個である。従って、フレキシブルケーブル114には計1536本の信号線と、例えば64本のグランド線とが通っている。これをチャネル方向に等分し、フレキシブルケーブル114によって伝送し、DAS基板120の4個の400ピンコネクタ122に接続する。
また、図2の放射線検出システム2では、図2(a)に示すように、2つの検出器モジュール110B,110Bが、モジュール連結部材116によってチャネル方向に連結して並べられ、これらの検出器モジュール110Bの中央位置にDAS基板120が基板保持部材115によって支持されている。図1と同様に、基板保持部材115は、DAS基板120の一端面に着脱可能に取り付けられるが、この例に限定されない。DAS基板120は、その表裏の方向がチャネル方向となるように配置される。また2つの検出器モジュール110B,110Bは、DAS基板120を軸としてチャネル方向に対称となるように配置される。
図2において、フレキシブルケーブル114は、各検出器モジュール110Bの下面に設けられ、チャネル方向両端から引き出され、DAS基板120の表裏のコネクタ122にそれぞれ接続される。なお、後述するが、フレキシブルケーブル114が、各検出器モジュール110Bの左右端からそれぞれ引き出されていてもよい。
フレキシブルケーブル114の先端部にも、コネクタ122に対応した数のコネクタが設けられる。図2の例では、DAS基板120の片面2個のコネクタ122に、1つの検出器モジュール110Bから引き出された2本のフレキシブルケーブル114が接続されるため、各フレキシブルケーブル114の先端には1つずつコネクタが設けられることとなる。
また、図2(b)に示すようにスライス方向を正面としてみると、図1(b)と同様に、検出器モジュール110Bのスライス方向の中央位置で対称となるようにDAS基板120が配置されている。コネクタ122の形状は、スライス方向で対称とすることが好適である。コネクタ122のスライス方向の配置箇所は、基板上のどの位置であってもよい。ただし、チャネル方向にはコネクタ122が対称に配置されていることが望ましく、上下方向でもコネクタ122が対称に配置されていることが望ましい。
なお、図2(b)において、フレキシブルケーブル114は省略されている。
ここで、各検出器モジュール110Bのチャネル数を24チャネルとすると、素子数は、1つのモジュールで、32スライス×24チャネル=768個である。従って、フレキシブルケーブル114には768本の信号線と、例えば32本のグランド線とが通っている。これをチャネル方向両端側から等分に伝送し、DAS基板120の片面の2個の400ピンコネクタ122に接続する。
一方、DAS基板120は、図1と同一のものであり、1536本のアナログ信号入力ラインを有している。このため、図2(a)に示すように、1つのDAS基板120に対して、2つの32スライス検出器モジュール110Bを接続できる。
また、図3の放射線検出システム3では、図3(a)に示すように、4つの検出器モジュール110C,110C,110D,110Dが、モジュール連結部材116によってチャネル方向に連結して並べられ、その中央位置にDAS基板120が基板保持部材115によって支持されている。基板保持部材115は、DAS基板120の一端面に取り付けられている例を示しているが、これに限定されない。
DAS基板120は、その表裏の方向がチャネル方向となるように配置される。また4つの検出器モジュール110C,110Dは、DAS基板120を軸としてチャネル方向に対称に配置される。すなわち、DAS基板120の表面(または裏面)側に検出器モジュール110Cが2つ、DAS基板120の裏面(または表面)側に検出器モジュール110Dが2つ並べられる。
フレキシブルケーブル114は、後述するように、各検出器モジュール110C,110Dの下面に設けられ、検出器モジュール110Cのフレキシブルケーブル114については、チャネル方向右端からDAS基板120の表面(または裏面)のコネクタ122に接続され、検出器モジュール110Dのフレキシブルケーブル114については、チャネル方向左端から引き出されDAS基板120の裏面(または裏面)のコネクタ122に接続される。
各フレキシブルケーブル114の先端部にも、コネクタ122に対応した数のコネクタが設けられる。図3の例では、DAS基板120の片面2個のコネクタ122に、2つの検出器モジュール110C,110C(または110D,110D)から引き出された2本のフレキシブルケーブル114が接続されるため、各フレキシブルケーブル114の先端には1つずつコネクタが設けられることとなる。
また、図3(b)に示すようにスライス方向を正面としてみると、検出器モジュール110C(または110D)のスライス方向の中央位置で対称となるように、DAS基板120が配置されている。コネクタ122の形状は、スライス方向で対称とすることが好適である。また、コネクタ122のスライス方向の配置箇所は、基板上のどの位置であってもよい。ただし、チャネル方向にはコネクタ122が対称に配置されていることが望ましく、また、上下方向でもコネクタ122が対称に配置されていることが望ましい。
なお、図3(b)では、フレキシブルケーブル114は省略されている。
ここで、各検出器モジュール110C,110Dのチャネル数を24チャネルとすると、素子数は1つのモジュールで、16スライス×24チャネル=384個である。従って、フレキシブルケーブル114には384本の信号線と、例えば16本のグランド線とが通っている。これをチャネル方向一端側から伝送し、DAS基板120の片面の1個の400ピンコネクタ122に接続する。
一方、DAS基板120は、図1と同一のものであり、1536本のアナログ信号入力ラインを有している。このため、図3(a)に示すように、1つのDAS基板120に対して、4つの16スライス検出器モジュール110C,110Dを接続可能となる。
図4(a)はDAS基板120の側面を正面とした図、図4(b)はDAS基板120の表面(または裏面)を正面とした図である。
図4に示すように、DAS基板120は、リジット基板121と、リジット基板121上に設けられた複数のコネクタ122とから構成される。リジット基板121には、積分器、電流電圧変換器、及びA/D変換器等を備えたDASチップと、制御用信号を入力するための回路と、電源回路等とが設けられる。
DAS基板120に複数のコネクタ122を設けることにより、1つのDAS基板120に対して1つまたは複数の検出器モジュール110が電気的に接続可能となるとともに、これらの検出器モジュール110を自在に着脱できるようになる。
また、図4に示す例では、コネクタ122はDAS基板120の表面と裏面とに2つずつ、計4つ配置される。これは、本実施の形態では放射線検出システム1,2,3が、1つのDAS基板120に対して最大4つの検出器モジュール110を接続するように構成したからである。よって、本発明において、コネクタの数は4つに限定されず、DAS基板120に対する検出器モジュール110の接続数、または検出器モジュール110から引き出されるフレキシブルケーブル114の合計数に応じて変更してもよい。コネクタ122の合計数を変更した場合であっても、コネクタ122は、DAS基板120の表面及び裏面にそれぞれ同数、より好ましくは偶数個ずつ設けられることが好ましい。
ただし、DAS基板120は小型化されることが好ましく、広い面積を占有することとなるコネクタ122の数は必要最小限の数とすることが望ましい。
例えば、DAS基板120に設けられるコネクタの合計数を、このDAS基板120への交換対象とする検出器モジュール110の最大スライス数から最小スライス数を除した数とすれば、最適なコネクタ数を得ることができる。
本実施の形態のように、現状では入力数が64チャネル程度の1536本のアナログ信号入力ラインを有するDAS基板120に対して、400ピンコネクタを表裏面にそれぞれ2つずつ、計4つ程度配置することが好適である。
また、各コネクタ122の配置は、あるコネクタ122に並設された他のコネクタ122に対して、並設した方向で対称とすることが好ましい。例えば、図4(b)に示すように、DAS基板120の片面に上下にコネクタ122を並設する場合は、上下方向で対称となるように配置することが好ましい。ここでいう対称とは線対称であり、その対称軸は、並設された各コネクタの中心間を結ぶ直線に垂直な直線とする。
また、コネクタ122の形状もスライス方向に対称性を有することが望ましい。ここでいう対称とは線対称であり、その対称軸は、コネクタの中心を通る直線とする。
対称な形状のコネクタ122を、対称に配置することにより、DAS基板120に対して対称に配置された検出器モジュール110との接続が容易となる。
検出器モジュール110をDAS基板120に対して対称に配置するのは、検出器モジュール110から出力される信号の伝送損失を考慮し、フレキシブルケーブル114の長さをそれぞれ同じ長さとすることが好ましいからである。フレキシブルケーブル114の長さを同一とすることにより、検出器モジュール110についても同一スライス数であれば共通化できる。
フレキシブルケーブル114は、検出器モジュール110のフォトダイオード保持基板111の下面に設けられた面状のケーブルである。上述のように、引き出されたケーブルの長さは同一スライス数の検出器モジュール110では同一とすることが望ましい。
図5〜図7では、それぞれフレキシブルケーブル114の引き出し方と、DAS基板120との接続形態に応じた各種折り畳み方が例示されている。
第1のパターン(第1検出器モジュール)は、図5の検出器モジュール110A及び図6(a),(b)の検出器モジュール110Bに示すように、検出器モジュール110の下面(検出素子を配設した面の裏面)に設けられたフレキシブルケーブル114を、検出器モジュール110の両端側からそれぞれ引き出したものである。
第2のパターン(第2検出器モジュール)は、図6(d)の検出器モジュール110B3、及び図7(a)、(c)の検出器モジュール110Cのように、検出器モジュール110の下面(検出素子を配設した面の裏面)に設けられたフレキシブルケーブル114を、検出器モジュール110の一端側(図中右側)から引き出したものである。
第3のパターン(第3検出器モジュール)は、図6(c)の検出器モジュール110B2、図7(b)、(d)の検出器モジュール110Dのように、検出器モジュール110の下面(検出素子を配設した面の裏面)に設けられた面状のフレキシブルケーブル114を、検出器モジュール110の逆の一端側(他端側;(図中左側))から引き出したものである。
フレキシブルケーブル114は、DAS基板120の面を軸として対称な形状となるように折り畳まれる。図5の64スライス検出器モジュール110Aの場合は、DAS基板120が64スライス検出器モジュール110Aのチャネル方向中央部に立設されるので(図1参照)、検出器モジュール110Aの両端から引き出された各フレキシブルケーブル114がチャネル方向に左右対称となるように折り畳まれる。
また、図6の32スライス検出器モジュール110Bの場合は、2つの並設された32スライス検出器モジュール110Bの連結位置がチャネル方向中央部となり、その位置にDAS基板120が立設されるので(図2参照)、図6(a)、(b)に示すように、各検出器モジュール110Bのフレキシブルケーブル114は、それぞれチャネル方向に左右対称に折り畳まれる。
また、図6(c)、(d)に示すように、フレキシブルケーブル114が左右で異なる一端から引き出された検出器モジュール110B2、110B3を使用する場合も、これらのフレキシブルケーブル114はチャネル方向に左右対称に折り畳まれる。
また、図7の16スライス検出器モジュール110C,110Dの場合は、左側から110C、110C、110D,110Dの順に4つの検出器モジュールが並設され、各検出器モジュールの連結位置のうち、中央の連結位置がチャネル方向中央部となり、その位置にDAS基板120が立設される(図3参照)。図7(a)、(b)に示すように、中央よりの各検出器モジュール110C,110Dのフレキシブルケーブル114は、それぞれチャネル方向に左右対称に折り畳まれ、また、図7(c)、(d)に示すように、両端側の各検出器モジュール110C,110Dのフレキシブルケーブル114についても、それぞれチャネル方向に左右対称に折り畳まれる。
検出器モジュール110の端部からフレキシブルケーブル114を引き出すことにより、検出器モジュール下面を凹凸のない安定した状態に保つことができ、検出器モジュール110の取り扱いが容易となる。
また、フレキシブルケーブル114の長さを同一とすることにより、ケーブル長にしたがったアナログ電気信号の伝送損失を同程度とすることができる。
以上のように構成される放射線検出器システム1,2,3の動作について説明する。
図1〜図3の上方(シンチレータ素子アレイ113側)から入射したX線(放射線)は、シンチレータ素子アレイ113に吸収され、可視光に変換される。この可視光の発光により、フォトダイオード素子アレイ112は発光強度に応じたアナログ電気信号を発生する。フォトダイオード素子アレイ112が発生したアナログ電気信号はフォトダイオード保持基板111、フレキシブルケーブル114を介してDAS基板120へ伝送される。DAS基板120へ伝送されたアナログ電気信号はコネクタ122を介してリジット基板121で読み込まれ、ディジタル信号に変換される。このディジタル信号は、例えば、X線CT装置の画像再構成装置へ出力され、ディジタル信号に基づいてCT画像を再構成する。
以上説明したように、第1の実施の形態の放射線検出システム1,2,3は、放射線を検出し、放射線強度に応じた電気信号を出力するシンチレータ素子113及びフォトダイオード素子112とを組み合わせた検出素子を、スライス方向及びチャネル方向にそれぞれ複数配列した検出器モジュール110と、検出器モジュール110の各検出素子から出力される電気信号を伝送するフレキシブルケーブル114と、フレキシブルケーブル114によって伝送された電気信号をディジタル信号に変換するDAS基板120と、を備えている。そして、DAS基板120に複数のコネクタ122が設けられている。このコネクタ122に対して、1つまたは複数の検出器モジュール110を、フレキシブルケーブル114を介して接続することによりDAS基板120と1つまたは複数の検出器モジュール110とを電気的に接続する。
従って、DAS基板120と検出器モジュール110との着脱が可能となり、また、共通のDAS基板120で、スライス数の異なる検出器モジュールを使用できるようになる。そのため、スライス数毎に専用にDAS基板を開発する必要がなくなり、放射線検出システムの開発及び製造コストを抑えることが可能となる。
また、DAS基板120は、1つの検出器モジュールまたは複数並設された検出器モジュールのチャネル方向中央部であって、前記検出素子の配設された面の裏面側に立設させ、DAS基板120のコネクタ122を、DAS基板120の表面及び裏面にそれぞれ同数設けることが望ましい。
また、DAS基板120の各コネクタ122は、並設されたコネクタ122に対して、その並設した方向で対称となるように配置されることが望ましい。
これにより、DAS基板120に対して検出器モジュール110を対称に配置させ、フレキシブルケーブル114の長さを同一とすることが可能となるので、検出器モジュール110から出力される信号の伝送損失が各フレキシブルケーブル110で同程度となる。
また、DAS基板120に設けられるコネクタ122の合計数は、交換対象とする検出器モジュール110の最大スライス数から最小スライス数を除した数とすれば、必要最小限のコネクタ数とすることができ、DAS基板120の小型化に寄与できるとともに、コストを抑えることが可能となる。
また、検出器モジュール110のフレキシブルケーブル114を、検出器モジュール110の両端側からそれぞれ引き出すことにより、両端でフレキシブルケーブル114の長さを同一としつつ、検出器モジュール下面を凹凸のない安定した状態に保つことができ、検出器モジュール110の取り扱いが容易となる。
同様に、フレキシブルケーブル114が一端側から引き出された検出器モジュール110と、他端側から引き出された検出器モジュール110とを組み合わせて並設してもよく、この場合も両端でフレキシブルケーブル114の長さを同一としつつ、検出器モジュール下面を凹凸のない安定した状態に保つことができ、検出器モジュール110の取り扱いが容易となる。
なお、第1の実施の形態において、DAS基板120のコネクタ122は、DAS基板120の表面及び裏面の同位置に設けられる例について説明したが、DAS基板120と検出器モジュール110との配置に応じて、コネクタの配置箇所を変更してもよい。
例えば、DAS基板面と検出器モジュール面とを平行に配置した場合には、コネクタ122をDAS基板120の検出器モジュール110と対向する面に複数設ける。そして各コネクタ122を、並設されたコネクタ122とその並設方向で対称となるように配置させる。これにより、上述の実施の形態の効果と同様の効果を得ることが可能となる。
また、上述の実施の形態では、DAS基板120に対して接続する検出器モジュールを、64スライスの場合は1対1、32スライスの場合は1対2、16スライスの場合は1対4としたが、これに限定されるものではなく、例えば、検出器モジュールの最大スライス数を、128スライスまたは256スライスのように、増大させてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態のX線CT装置10の構成について説明する。
図8に示すように、X線CT装置10は、スキャナ12、寝台13、及び操作卓14を備えて構成され、スキャナ12のX線検出器205及びDAS206として、第1の実施の形態の放射線検出システム1乃至3を適用する。
スキャナ12は、X線管201、X線制御装置202、コリメータ203、コリメータ制御装置204、X線検出器205、DAS206、回転板207、回転板駆動装置208、駆動伝達系210、駆動制御装置209等を備える。
X線制御装置202は、X線管201を制御し、回転板207の開口部内に搬送された被検体6に対してX線を照射させる。コリメータ203はX線管201から照射されるX線を、扇状のファンビームまたは角錐状のコーンビームに成形するものであり、コリメータ制御装置204により制御される。被検体6を透過したX線はX線検出器205に入射する。
X線検出器205及びDAS206は、第1の実施の形態の放射線検出システムの検出器モジュール110及びDAS基板120であり、シンチレータ素子アレイ113側が、被検体6を介してX線管201と対向するように配置される。
X線検出器205はX線管201から放射されて被検体を透過したX線を検出し、検出した信号(アナログ信号)をDAS206に出力する。
X線検出器205及びDAS206の構成及び動作は、第1の実施の形態と同様である。DAS206により、収集され、A/D変換されたX線計測データは、操作卓14の画像処理装置402へ入力される。
回転板207には、X線管201、コリメータ203、X線検出器205、DAS206等が搭載される。回転板207は、回転板駆動装置208から駆動伝達系210を通じて伝達される駆動力によって回転される。
寝台13は、天板15、寝台制御装置301、上下動装置302、及び天板駆動装置303を備えて構成される。寝台制御装置301は、上下動装置302を駆動することにより、寝台13を高さ方向に上下動させるとともに、天板駆動装置303を駆動することにより天板15を体軸方向及び体幅方向に移動させる。これにより被検体6をX線照射範囲内の適切な位置に搬送する。
操作卓14は、システム制御装置401、画像再構成装置402、記憶装置404、表示装置405、及び操作装置406から構成される。操作卓14はデータ伝送路を介してスキャナ12に接続される。
表示装置405は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路で構成され、システム制御装置401に接続される。表示装置405は画像再構成装置402から出力される画像、並びにシステム制御装置401が取り扱う種々の情報を表示する。操作装置406は、例えば、キーボード、マウス、テンキー等の入力装置、及び各種スイッチボタン等により構成され、操作者によって入力される各種の指示や情報をシステム制御装置401に出力する。操作者は、表示装置405及び操作装置406を使用して対話的にX線CT装置10を操作する。
システム制御装置401は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。システム制御装置401は、スキャナ12内のX線制御装置202、コリメータ制御装置204、駆動制御装置209に対して所定の制御信号を送信することにより、X線管201、コリメータ203、及び回転板207を制御する。
画像再構成装置402は、スキャナ12から送信されたX線計測データに基づいて、被検体6の断層像を生成する。
記憶装置404は、ハードディスク等により構成されるものであり、システム制御装置401に接続される。記憶装置404には、画像再構成装置402が生成する断層像やX線CT装置10の機能を実現するためのプログラム、データ等を記憶する。
以上のように構成されるX線CT装置10において、システム制御装置401は、X線制御装置202を制御して、被検体6の周囲の複数角度方向からX線を照射し、被検体6を透過したX線の強度に関するデータをX線検出器205にて収集し、DAS206によってディジタル信号に変換し、計測データとして操作卓14の画像再構成装置402へ送出する。画像再構成装置402は、収集した計測データに基づいて被検体内部のX線吸収係数の分布情報を画像化する。
以上説明したように、第2の実施の形態のX線CT装置10は、X線検出器205及びDAS206に、第1の実施の形態の放射線検出システムを用いている。このため、X線検出器205の検出器モジュール110を取り替えるだけでスライス数の異なるX線CT装置10を提供できるようになり、様々なスライス数でシリーズ展開しやすくなる。そのため、スライス数毎に個別にX線CT装置を開発する必要がなくなり、コストを抑えることが可能となり、安価に提供できるようになる。
以上、本発明に係るX線CT装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
第2の実施の形態では、X線管が1つの場合について説明したが、本発明は多線源型のX線CT装置にも適用可能である。また、X線CT装置は、被検体全体をカバーするワイドファンビームを照射しつつX線管とX線検出器とが一体となり回転する回転−回転方式(Rotate−Rotate方式)、電子ビームを電気的に偏向させながらターゲット電極に当てる電子ビーム走査方式(Scanning Electron Beam方式)、その他の方式のものがあるが、本発明はいずれの方式のX線CT装置にも適用可能である。また、上述の実施の形態では、ガントリータイプのX線CT装置について説明したがCアーム型のX線CT装置でもよい。また、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・・64スライス放射線検出システム
2・・・・・32スライス放射線検出システム
3・・・・・16スライス放射線検出システム
120・・・・・DAS基板
121・・・・・リジット基板
122・・・・・コネクタ
110A・・・・64スライス検出器モジュール
110B・・・・32スライス検出器モジュール
110C・・・・16スライス検出器モジュール
110D・・・・16スライス検出器モジュール
111・・・・・フォトダイオード保持基板
112・・・・・フォトダイオード素子アレイ
113・・・・・シンチレータ素子アレイ
114・・・・・フレキシブルケーブル
115・・・・・基板保持部材
116・・・・・モジュール連結部材
10・・・・・X線CT装置
12・・・・・スキャナ
13・・・・・寝台
14・・・・・操作卓
6・・・・・被検体
201・・・X線管(X線源)
205・・・X線検出器
206・・・DAS
401・・・システム制御装置
402・・・画像再構成装置
404・・・記憶装置
405・・・表示装置
406・・・操作装置

Claims (7)

  1. 放射線を検出し、放射線強度に応じた電気信号を出力する検出素子を、スライス方向及びチャネル方向にそれぞれ複数配列した検出器モジュールと、
    前記検出器モジュールの各検出素子から出力される電気信号を伝送するフレキシブルケーブルと、
    前記フレキシブルケーブルによって伝送された電気信号をディジタル信号に変換するDAS基板と、を備えた放射線検出システムであって、
    前記DAS基板は、1つまたは複数の前記検出器モジュールから引き出される前記フレキシブルケーブルを接続するためのコネクタを複数有することを特徴とする放射線検出システム。
  2. 1つの検出器モジュール、または複数並設された検出器モジュールのチャネル方向中央部であって、前記検出素子の配設された面の裏面側に、前記DAS基板を立設させ、
    前記DAS基板のコネクタを、該DAS基板の表面及び裏面にそれぞれ同数設けることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出システム。
  3. 前記DAS基板の各コネクタが該コネクタに並設されたコネクタに対して、その並設した方向で対称となるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の放射線検出システム。
  4. 前記DAS基板に設けられるコネクタの合計数は、交換対象とする前記検出器モジュールの最大スライス数から最小スライス数を除した数とすることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出システム。
  5. 前記検出器モジュールは、前記フレキシブルケーブルが該検出器モジュールの両端側からそれぞれ引き出された第1検出器モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出システム。
  6. 前記検出器モジュールは、
    前記フレキシブルケーブルが該検出器モジュールの一端側から引き出された第2検出器モジュールと、
    前記フレキシブルケーブルが該検出器モジュールの他端側から引き出される第3検出器モジュールとであり、
    前記第2及び第3の検出器モジュールを前記DAS基板を中心に対称に並設したことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出システム。
  7. X線源と、前記X線源に対して対向配置されたX線検出システムと、前記X線源及び前記X線検出システムとを保持し被検体周囲に回転駆動される回転板と、前記放射線検出システムにて検出されたX線の強度に基づき、前記被検体の断層像を再構成する画像再構成手段と、を備えたX線CT装置において、
    前記X線検出システムは、X線を検出しX線強度に応じた電気信号を出力する検出素子をスライス方向及びチャネル方向にそれぞれ複数配列した検出器モジュールと、前記検出器モジュールの各検出素子から出力される電気信号を伝送するフレキシブルケーブルと、前記フレキシブルケーブルによって伝送された電気信号をディジタル信号に変換するDAS基板と、を備え、
    前記DAS基板は、1つまたは複数の前記検出器モジュールから引き出される前記フレキシブルケーブルを接続するためのコネクタを複数有することを特徴とするX線CT装置。
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