JP2001214903A - 油圧式駆動装置 - Google Patents

油圧式駆動装置

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JP2001214903A
JP2001214903A JP2000024964A JP2000024964A JP2001214903A JP 2001214903 A JP2001214903 A JP 2001214903A JP 2000024964 A JP2000024964 A JP 2000024964A JP 2000024964 A JP2000024964 A JP 2000024964A JP 2001214903 A JP2001214903 A JP 2001214903A
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hydraulic
oil chamber
port
displacement
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Tomoo Kubota
友夫 窪田
Kosuke Sato
浩介 佐藤
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧シリンダを用いた油圧式駆動装置におい
て、高効率化と高い制御性能を同時に達成しうるものを
提供する。 【解決手段】 油圧シリンダ10の伸び側油室11と縮
み側油室12のそれぞれに別個の油圧ポンプ21、22
を接続し、これらを別個の電気サーボモータ31、32
で駆動する。制御手段1には、変位検出器14により検
出された油圧シリンダ10の変位と変位目標値に基づい
て、電気サーボモータ31、32に対する指令をそれぞ
れ演算する。これにより、油圧モータ21と22はそれ
ぞれは独立に制御されるので、ロス流量が生じない構成
でありながら、逆止弁等を用いずに油圧シリンダ10に
負圧が生じないようにでき、制御の精度が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧シリンダを用
いた油圧式駆動装置に関し、特に、高効率化と高い制御
性能を同時に達成しうる改良に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダを用いた油圧式駆動装置と
しては、従来からサーボ弁を使用したものが多く用いら
れている。しかしながら、このような油圧式駆動装置で
は油圧ポンプからの油圧がサーボ弁を介して常時油圧シ
リンダへ供給されるため、例えば油圧シリンダを停止さ
せている場合でも油圧ポンプが駆動されており、エネル
ギーロスが大きい。
【0003】そこで、例えば特開昭63−23002号
公報や特開昭62−184206号公報には、両ロッド
式の油圧シリンダと正逆回転可能な油圧ポンプで閉回路
を構成することにより、ロス流量を無くし、高効率化を
図った油圧式駆動装置が提案されている。また、特開平
9−170601号公報には、片ロッド式の液圧シリン
ダと正逆回転可能な液圧ポンプで閉回路を構成した油圧
式駆動装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の油圧式駆動装置では高効率化は図れるが、サーボ弁を
用いたものに比較して、かえって制御性能が悪化してし
まう面がある。
【0005】詳しく説明すると、特開昭63−2300
2号公報等の油圧式駆動装置では、油圧シリンダは油圧
ポンプの吐出側ポートと吸い込み側ポートに接続されて
いるが、吸い込み側ポート側は負圧になることがあり、
この負圧によりキャビテーションが発生すると制御性能
は大幅に悪化してしまう。
【0006】そこで、特開昭62−184206号公報
や特開平9−170601号公報のものには、吸い込み
側ポート側が所定圧以下となったときに、逆止弁を介し
て油圧が補給され、吸い込み側ポート側が負圧になるの
を防止する構成が備えられている。ところが、このよう
に逆止弁を用いたものでは、逆止弁のクラッキング圧力
や、逆止弁が全開となるまでの流量特性と全開となった
ときの流量特性の違い等がポート圧力に影響し、ポート
圧力に乱れが生じてしまう。このため、逆止弁が激しく
ON/OFFするような場合には、制御性能が著しく悪
化してしまう。
【0007】また、吸い込み側ポートが負圧となること
を防止するための他の対策として、油圧タンクを加圧し
て油圧回路全体にバイアスをかけることが考えられる
が、これでは油圧ポンプの耐圧性などの問題が生じ、コ
ストアップが避けられない。さらに、片ロッド型の油圧
シリンダを用いる場合には、シリンダストロークにより
油圧閉回路内の作動油体積がロッド体積分だけ変動する
ので、油圧ポンプには、この変動分を吸収する機構が必
要となり、さらにコストアップしてしまう。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、油圧シリンダを用いた油圧式駆動装置に
おいて、高効率化と高い制御性能を同時に達成しうるも
のを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、油圧シ
リンダの両油室にそれぞれ接続された第1、第2の油圧
ポンプと、これら第1、第2の油圧ポンプをそれぞれ駆
動する第1、第2の駆動手段と、前記油圧シリンダの制
御すべき状態量を検出する検出手段と、この検出手段に
より検出された状態量と制御目標値に基づいて前記第
1、第2の駆動手段をそれぞれ独立に制御する制御手段
とを備えた。
【0010】第2の発明では、前記油圧シリンダの制御
すべき状態量は、油圧シリンダの変位である。
【0011】第3の発明では、前記油圧シリンダの制御
すべき状態量は、油圧シリンダにかかる荷重である。
【0012】第4の発明では、前記制御装置は、前記油
圧シリンダの両油室のポート圧力が目標値に追従するよ
うに制御を行う。
【0013】第5の発明では、前記油圧シリンダの一方
の油室のポートを絞り機構を介して他方の油室のポート
と接続した。
【0014】第6の発明では、前記油圧シリンダの少な
くとも一方の油室のポートを絞り機構を介してタンクと
接続した。
【0015】
【発明の作用および効果】第1〜第3の発明では、油圧
シリンダの両油室へは第1、第2の油圧ポンプが接続さ
れ、これらの油圧ポンプは第1、第2の駆動手段(例え
ば電気サーボモータ)により独立に制御される。これに
より、吸い込み側(油圧シリンダの油室からの作動流体
を吸い込む側)の油圧ポンプは、吐出側の油圧ポンプと
独立に制御されるので、吸い込み側のポートにおいても
負圧が発生しないようにできる。したがって、流量ロス
が生じない構成であるにもかかわらず、高い精度で油圧
シリンダを制御することができる。また、このために逆
止弁等を使用することもないので、逆止弁のON/OF
Fによる圧力の乱れ等も生じる余地がない。
【0016】第4の発明では、特に油圧シリンダの両油
室のポート圧力を目標値に追従するように制御するの
で、ポート圧力に確実に負圧が生じないようにできる。
【0017】第5の発明では、油圧シリンダの両油室の
ポートを絞り機構を介して接続しているので、油圧シリ
ンダの停止中または低速動作中においても、駆動手段お
よび油圧ポンプには絞り機構を介しての流量分の駆動が
確保される。このため、駆動手段の不感帯の影響や油圧
ポンプの圧力脈動の影響による油圧シリンダの停止中の
持続振動や低速動作中に動作が円滑でなくなること等を
防止でき、制御の精度が高められる。
【0018】第6の発明では、油圧シリンダの少なくと
も一方のポートを絞り機構を介してタンクと接続してい
るので、油圧シリンダの停止中または低速動作中におい
ても、駆動手段および油圧ポンプには絞り機構を介して
の流量分の駆動が確保される。このため、駆動手段の不
感帯の影響や油圧ポンプの圧力脈動の影響による油圧シ
リンダの停止中の持続振動や低速動作中に動作が円滑で
なくなること等を防止でき、制御の精度が高められる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0020】図1には、本発明の第1の実施の形態の油
圧式駆動装置を示す。
【0021】図示されるように、片ロッド型の油圧シリ
ンダ10の伸び側油室(反ロッド側油室)11と縮み側
油室(ロッド側油室)12には、それぞれ第1の油圧ポ
ンプ21と第2の油圧ポンプ22の一方のポートが接続
されている。これら第1、第2の油圧ポンプ21、22
の他方のポートは、タンク23に接続されている。
【0022】第1、第2の油圧ポンプ21、22は、い
ずれも正逆回転可能な油圧ポンプであるが、固定容量タ
イプのものでも可変容量タイプのものでも構わない。
【0023】第1の油圧ポンプ21、第2の油圧ポンプ
22は、それぞれ第1の電気サーボモータ31、第2の
電気サーボモータ32により回転駆動される。第1、第
2の電気サーボモータ31、32は、制御装置1からの
指令信号にしたがって駆動を制御される。
【0024】制御装置1には、油圧シリンダ10のロッ
ド13の変位目標値、および変位検出器14により検出
されたロッド13の実際の変位が入力される。制御装置
1の加算器2においては変位目標値と実際の変位の偏差
が演算される。この偏差は増幅器3(ゲインK0)で増
幅された後に分岐して、それぞれ増幅器4(ゲインK
1)、増幅器5(ゲインK2)で増幅されて、第1、第
2の電気サーボモータ31、32への指令信号となる。
【0025】この指令信号により、制御装置1は、油圧
ポンプ21、22の回転方向および回転速度K1×V
1、K2×V2を調整し、油圧シリンダ10の伸び側油
室11の圧力p1と縮み側油室12の圧力p2を制御
し、推力A1×p1−A2×p2によってロッド13を
変位させる。なお、V1、V2はそれぞれ電気サーボモ
ータ31、32の単位指令(偏差×K0)に対する回転
速度、A1、A2はそれぞれ油圧シリンダ10の伸び側
油室11、縮み側油室12の受圧面積である。また、推
力およびロッド13の変位は、ロッド13の伸長方向を
正方向としている。また、上記各ゲインK0、K1、K
2は周波数特性を持つものでもあり得る。
【0026】この場合、制御装置1は、変位検出器14
からの検出信号により、ロッド13が変位目標値の変位
を行うようにフィードバック制御を行う。
【0027】具体的に、変位検出器14により検出され
たロッド13の実際の変位が変位目標値に対してプラス
の偏差を持つ場合には、第1の油圧ポンプ21が油圧シ
リンダ10の伸長側油室11に油を供給するように、ゲ
インK0、K1、第1の電気サーボモータ31(第1の
油圧ポンプ21)の回転方向を決定するとともに、縮み
側油室からの油が油圧ポンプ22を介してタンク23に
逃がされるように、ゲインK0、K2、第2の電気サー
ボモータ32(第2の油圧ポンプ22)の回転方向を決
定する。これにより、油圧シリンダ10の伸び側油室1
1の圧力P1は高く、また縮み側油室12の圧力P2は
低くなり、推力A1×p1−A2×p2によりロッド1
3は伸長し、ロッド13の変位は変位目標値に追従す
る。
【0028】また、ロッド13の実際の変位が変位目標
値に対してマイナスの偏差を持つ場合には、上記プラス
の偏差を持つ場合と反対の動作をするように(第2の油
圧ポンプ22から縮み側油室12に油が送り込まれ、伸
び側油室11から第1の油圧ポンプ21を介してタンク
23に油が逃がされるように)制御を行うことにより、
ロッド13の変位を変位目標値に追従させる。
【0029】このように、油圧シリンダ10の伸び側油
室11と縮み側油室12にはそれぞれ第1の油圧モータ
21と第2の油圧モータ22が接続され、これら第1、
第2の油圧モータ21、22をそれぞれ駆動する電気サ
ーボモータ31、32は制御装置1により独立に制御さ
れる(2入力システム)。
【0030】これにより、この油圧式駆動装置において
は、ロッド13の動作とともに、伸び側油室11、縮み
側油室12の静的な圧力ps1,ps2も制御すること
ができる。すなわち、ps1:ps2=A1:A2の条
件を満たせば、電気サーボモータ31、32のトルクが
許容する範囲内で、伸び側油室11、縮み側油室12の
静的な圧力ps1,ps2を任意に設定することができ
る。このため、伸び側油室11、縮み側油室12の圧力
p1,p2は高く維持することができ、吸い込み側とな
った油室が負圧となることはない。また、負圧防止のた
めの逆止弁等を備える必要もなくなり、逆止弁を備えた
ことによる圧力の乱れも生じない。さらに、この油圧式
駆動装置には、絞り機構が全く用いられないため、ロス
流量が生じることもない。したがって、本実施の形態の
油圧式駆動装置によれば、高いエネルギー効率と高い制
御性能を同時に達成できる。
【0031】また、本実施の形態の油圧式駆動装置のよ
うに2入力システムを採用すれば、片ロッド型の油圧シ
リンダ10であっても、伸び側油室11と縮み側油室1
2の受圧面積差の影響無しに、精密な制御を容易に行い
うる。
【0032】以下、詳しく説明する。片ロッド型の油圧
シリンダの場合、1入力システム(例えば、前記特開昭
63−23002号公報等の油圧式駆動装置のように、
一つの電気サーボモータにより一つの油圧ポンプを駆動
して、この油圧ポンプの両側油室から油圧シリンダの油
室に油圧を供給するシステム)であると、電気サーボモ
ータへの同一の指令に対して伸び方向と縮み方向とで油
圧シリンダの移動速度が異なってしまう。このため、1
入力システムの場合には、伸びと縮みの場合で制御系を
切り換える等の対応が必要となるが、このような対応を
行うためには、シリンダの速度を常にモニターしている
必要があるし、シリンダの動作遅れによる切り換えタイ
ミングが難しい、切り換えによる指令の不連続をどのよ
うに回避するか難しい等の問題があり、難しい制御が必
要となる。また、その制御系の設計や調整には多くの労
力が必要となる。
【0033】これに対して、2入力システムの場合に
は、ゲインK1、K2を適切に調整することにより、容
易に、伸び方向と縮み方向で同様な制御を行うことがで
きる。すなわち、ロッド13の伸び側移動速度、縮み側
移動速度は、第1、第2の油圧ポンプ21、22の1回
転当たりの吐出流量Q1、Q2とすると、 伸び側移動速度=K1×V1×Q1/A1 縮み側移動速度=K2×V2×Q2/A2 と表せる(なお、この伸び側移動速度の式は縮み側油室
12のポートがタンク23に直結されていると仮定し
て、また縮み側移動速度は伸び側油室11のポートがタ
ンク23に直結されていると仮定して、それぞれ計算し
たものである。また、これらの式は、電気サーボモータ
31、32と油圧ポンプ21、22は直結されていると
して計算したもので、ギアが挿入されている場合にはギ
ア比を含める必要がある。)ので、 K1×V1×Q1:K2×V2×Q2=A1:A2 の関係が成立するように、K1、K2、V1、V2、Q
1、Q2を調整すれば、伸び方向と縮み方向とを全く同
様に扱うことができる。例えば、 K1:K2=A1:A2 としておけば、ハードウェアのパラメータであるV1と
V2、Q1とQ2はそれぞれ共通化することもできる。
【0034】このように本実施の形態では、片ロッド型
の油圧シリンダであっても、制御が容易となり、制御系
の設計や調整に多くの労力が必要となることもない。
【0035】なお、上記制御装置1の増幅器4、5分の
ゲインK1、K2は、それぞれ電気サーボモータ31、
32のドライバに含ませてしまうこともでき、これによ
れば制御装置1から増幅器4、5を省略できるので、制
御装置1の構成を簡略化できる。
【0036】図2には、本発明の第2の実施の形態の油
圧式駆動装置を示す。
【0037】この実施の形態では、上記第1の実施の形
態の変位検出器14の代わりに、油圧シリンダ10にか
かる負荷を検出する荷重検出器15が備えられ、制御装
置1は、この荷重検出器10からのフィードバック信号
に基づいて、油圧シリンダ10にかかる荷重が荷重目標
値となるように、油圧シリンダ10の動作を制御する。
他の構成については、上記第1の実施の形態と同様であ
る。このような形態でも上記第1の実施の形態と同様な
効果が得られる。
【0038】なお、図示しないが、油圧シリンダ10に
バネ負荷などが接続されており、油圧シリンダ10の定
位性が確保されているような場合には、バネ負荷の特性
等から、荷重に対する油圧シリンダ10の動作が計算で
きるから、油圧シリンダ10の速度制御、加速度制御等
も行うことができる。
【0039】図3には、本発明の第3の実施の形態の油
圧式駆動装置を示す。
【0040】本実施の形態は、その基本構成において上
記第1の実施の形態(図1)と共通するが、以下の点で
異なっている。
【0041】まず、油圧シリンダ10の伸び側油室11
のポート、縮み側油室12のポートのそれぞれに圧力検
出器16、17が備えられ、これらの圧力検出器16、
17により検出された各ポート(伸び側油室11、縮み
側油室12)の圧力p1、p2が制御装置40に入力さ
れる。
【0042】制御装置40は、上記第1の実施の形態に
おける制御装置1と同様の構成(加算器1、増幅器2、
3、4)に加えて、加算器41、42、増幅器43、4
4、加算器45、46を備えている。
【0043】圧力検出器16、17により検出されたポ
ート圧力p1、p2は、それぞれ、加算器41、42に
おいてp1目標値、p2目標値との偏差が演算される。
これらの偏差は、それぞれ増幅器43(ゲインK3)、
増幅器44(ゲインK4)で増幅される。この増幅器4
3、44からの信号p1input、p2input
が、それぞれ増幅器3、4からの信号に加算器45、4
6において加算され、これらの加算信号が電気サーボモ
ータ31、32への指令信号となる。
【0044】このように油圧シリンダ10の伸び側油室
11、縮み側油室12のポート圧力p1、p2をフィー
ドバックして、電気サーボモータ31、32への指令信
号に加算するので、伸び側油室11、縮み側油室12の
ポート圧力p1、p2を、p1:p2=A2:A1とい
う条件下で任意に制御することができ、負圧とならない
ように確実に高い圧力で維持することができる。
【0045】また、本実施の形態によれば、K1または
K2のどちらかを0とし、伸び側油室11または縮み側
油室12の一方は圧力制御(圧力検出器16または17
からのフィードバック信号を用いた制御)のみで制御
し、他方は変位制御(変位検出器14からのフィードバ
ック制御を用いた制御)と圧力制御の両方で制御するよ
うにもでき、制御方法の選択の自由度が高まる。
【0046】なお、本実施の形態において、p1目標値
とp2目標値が、p1目標値:p2目標値=A1:A2
の関係からずれている場合には、油圧シリンダ10の停
止位置でも、このずれに基づく定常偏差が生じた状態と
なる。しかし、この定常偏差は、増幅器3をPIコント
ローラなどとすれば解消できるし、あらかじめ変位目標
値の静的な位置をずらしておいても対応できるから、問
題となることはない。また、油圧シリンダ10を縦置き
にして常に重力負荷が作用している場合や、外乱によっ
て一定方向に一定の力が作用し続ける場合であれば、こ
の重力負荷や外乱による力等を考慮に入れた新たな関係
式に基づいて、p1目標値、p2目標値を設定すればよ
い。
【0047】図4、図5には、それぞれ本発明の第4、
第5の実施の形態の油圧式駆動装置を示す。これらの実
施の形態は、変位制御と圧力制御を併用している点で共
通するが、以下の点で異なっている。
【0048】まず、第4の実施の形態(図4)では、上
記第3の実施の形態(図3)における圧力検出器16、
加算器41、増幅器43が無くなる代わりに、また制御
装置50に増幅器51(ゲインK5)が備えられる。増
幅器51には増幅器44からの分岐信号(p1inpu
t)が入力され、この増幅器51からの出力信号(p2
input)が加算器46において増幅器4からの信号
に加算される。
【0049】また、第5の実施の形態(図5)では、上
記第3の実施の形態における圧力検出器17、加算器4
2、増幅器44が無くなる代わりに、制御装置60には
増幅器61(ゲインK6)が備えられる。増幅器61に
は増幅器43からの分岐信号(p2input)が入力
され、この増幅器61からの出力信号(p1inpu
t)が加算器47において増幅器4からの信号に加算さ
れる。
【0050】このように第4、第5の実施の形態では、
伸び側油室11または縮み側油室12のいずれか一方の
みに圧力検出器16または17を設け、この圧力検出器
を設けた側のポート圧力に基づいて、他方のポート圧力
p1またはp2、および加算値p1inputまたはp
2inputを算出する。この場合、ゲインK5は、p
1:p2=A1:A2の関係が保たれるように、電気サ
ーボモータ31、32のトルク定数の違い、油圧ポンプ
21、22の押しのけ容積の違い、電気サーボモータ3
1、32と油圧ポンプ21、22の間にギアが挿入され
ている場合にはそのギア比、ゲインK1、K2等から、
解析的に算出することができる。また、実験的にp1i
nputとp1、p2inputとp2の関係を求めて
おけば、この実験値から、p1inputとp2inp
utの比としてK5を求めることができる。
【0051】この図4、図5のような構成によっても、
ポート圧力が油圧シリンダ10の制御性に影響しない程
度に高ければよい場合には十分であり、油圧式駆動装置
の構成を簡略化することができる。
【0052】図6、図7、図8には、本発明の第6、第
7、第8の実施の形態を示す。
【0053】これらの実施形態では、解析的または実験
的にp1inputとp1、p2inputとp2の関
係を求めることにより、上記第3の実施の形態における
圧力検出器16、17を2つとも省略している。
【0054】すなわち、第6の実施の形態(図6)で
は、上記第4の実施の形態(図4)における圧力検出器
16、加算器41が省略される代わりに、p1inpu
tは、p1目標値から、p1とp1inputの関係式
を用いて演算される。また、第7の実施の形態(図7)
では、上記第5の実施の形態(図5)における圧力検出
器17、加算器42が省略される代わりに、p2inp
utは、p2目標値から、p2とp2inputの関係
式を用いて演算される。さらに、第8の実施の形態(図
8)では、p1inputはp1目標値からp1とp1
inputの関係式を用いて演算され、またp2inp
utはp2目標値からp2とp2inputの関係式を
用いて演算される。
【0055】このように圧力検出器16、17を両方と
も省略することにより、さらなるコスト削減を図りつ
つ、ポート圧力を制御することができる。
【0056】図9には、本発明の第9の実施の形態を示
す。
【0057】この実施の形態は、上記第3の実施の形態
(図3)における変位検出器14を荷重検出器15に変
更し、油圧シリンダ10の変位制御をする代わりに荷重
制御を行うものである。したがって、変位制御が荷重制
御となる以外は、上記第3の実施の形態と同様であるの
で、詳しい説明は省略する。
【0058】なお、第4〜第8の実施の形態(図4〜図
8)においても、変位検出器14を荷重検出器15に変
更することにより、変位制御を荷重制御に変更すること
ができるが、これらの説明も省略する。
【0059】図10には、本発明の第10の実施の形態
を示す。
【0060】この実施の形態は、上記第3の実施の形態
(図3)と同様の構成において、伸び側油室11のポー
トと縮み側油室12のポートを可変絞り機構101を介
して接続し、また伸び側油室11のポートとタンク23
を可変絞り機構102を介して接続し、また縮み側油室
12のポートとタンク23を可変絞り機構103を介し
て接続することにより、油圧シリンダ10の停止時や低
速動作時の制御性を高めるものである。すなわち、油圧
シリンダ10を制御しながら停止させたり、非常に低速
で動かそうとする場合には、電気サーボモータ31、3
2の不感帯や油圧ポンプ21、22からの圧力脈動の影
響が相対的に大きくなるため、油圧シリンダ10を停止
させているときに周波数の低い持続振動を生じたり、油
圧シリンダ10を低速で動作させるときに動作が滑らか
でなくなったりする現象が生じてしまうが、上記のよう
な構成をとることにより、このような現象を防止でき
る。
【0061】まず、伸び側油室11のポートと縮み側油
室12のポートを可変絞り機構101を介して接続した
構成の効果について説明するために、この可変絞り機構
101に関連する構成のみが備えられ、可変絞り機構1
02、103に関連する上記構成が備えられないとす
る。
【0062】この場合、油圧シリンダ10を停止させて
いるときには、伸び側油室11のポート圧力p1より縮
み側油室12のポート圧力p2が大きくなっているの
で、作動油は、縮み側油室12のポートから可変絞り機
構101を介して伸び側油室11のポートに流れる。こ
のため、ポート圧力p1は増大し、ポート圧力p2は減
少し、油圧シリンダ10は伸び方向(プラス方向)に動
き、これらの動きによってp1はp1目標値に、p2は
p2目標値に、また油圧シリンダ10のシリンダ変位は
変位目標値に再度追従するように機能する。この動作が
平衡状態に達し、油圧シリンダ10が停止したときに
は、p1、p2、シリンダ変位はそれぞれ目標値に近い
値となってはいるが、この場合でもこれらの値と目標値
の間には、ある程度の偏差が生じている。この偏差分は
可変絞り機構101を通過する流量分に相当するもの
で、電気サーボモータ31、32および油圧ポンプ2
1、22は、油圧シリンダ10の停止時においてもこの
偏差分の回転をしていることになる。なお、この偏差分
が問題となる場合には、PI(比例+積分)制御等で対
応すればよい。
【0063】このように伸び側油室11のポートと縮み
側油室12のポートを可変絞り機構101を介して接続
することにより、油圧シリンダ10の停止中または低速
動作中であっても、電気サーボモータ31、32および
油圧モータ21、22は、常にある程度の回転数を持つ
ようにできる。したがって、電気サーボモータ31、3
2の不感帯の影響が無くなり、また油圧ポンプ21、2
2の圧力脈動の影響も相対的に小さくなる。さらに、油
圧ポンプ21、22の圧力脈動は、可変絞り機構101
によって直接的にも低減される。したがって、油圧シリ
ンダ10の停止中の持続振動を無くすことができ、また
油圧シリンダ10の低速動作を滑らかなものとできる。
【0064】つぎに、伸び側油室11のポートとタンク
23を可変絞り機構102を介して接続した構成の効果
について説明するために、この可変絞り機構102に関
連する構成のみが備えられ、可変絞り機構101、10
3に関連する上記構成が備えられないとする。
【0065】この場合、油圧シリンダ10が停止してい
るときには、作動油は伸び側油室11のポートから可変
絞り機構102を介してタンク23(圧力は略0とす
る)に流出するので、p1目標値とp1に偏差が生じ、
油圧シリンダ10は縮み方向に移動する。このため、こ
れを引き戻そうとする動作がなされ、p1はp1目標値
に近づき、シリンダ変位も変位目標値に近づく。なお、
この変位を戻そうとするときの指令はp2を変化させて
しまうが、それに応じてp2目標値とP2に偏差が生じ
ることで、p2は再度p2目標値に制御されるので問題
ない。このようにして油圧シリンダ10の状態は次第に
平衡状態となるが、この平衡状態においては可変絞り機
構102を流出する作動油を補充する分が偏差となって
現れ、電気サーボモータ31および油圧ポンプ21は、
油圧シリンダ10の停止時にも、この偏差分の回転を行
うことになる。
【0066】このように電気サーボモータ31には、あ
る程度の回転数が常に確保されるので、仮に電気サーボ
モータ32への指令が不感帯の領域に入ったとしても、
電気サーボモータ31により油圧シリンダ10を精度よ
く制御することができる。また、油圧ポンプ21、22
の圧力脈動に関しても、電気サーボモータ32への指令
が不感帯に入っている場合は油圧ポンプ21は動作せず
圧力脈動も生じないし、油圧ポンプ22にはある程度の
回転数が確保されているので、圧力脈動の影響は相対的
に小さくなる。さらに、圧力脈動は、可変絞り機構10
2によって直接的にも低減される。したがって、油圧シ
リンダ10の停止中の持続振動を防止でき、また低速動
作中の動作も滑らかにできる。
【0067】また、縮み側油室12のポートとタンク2
3を可変絞り機構103を介して接続した構成について
も同様に考えれば、油圧シリンダ10の停止時において
も、電気サーボモータ32および油圧ポンプ22は可変
絞り機構103から流出する作動油を補充する分の回転
をするので、電気サーボモータ32の不感帯の影響や、
油圧ポンプ22の圧力脈動の影響が低減され、油圧シリ
ンダ10の停止中の持続振動を防止でき、また低速動作
中の動作も滑らかにできる。
【0068】なお、この実施の形態では、伸び側油室1
1のポートと縮み側油室12のポートを可変絞り機構1
01を介して接続する構成、また伸び側油室11のポー
トとタンク23を可変絞り機構102を介して接続する
構成、また縮み側油室12のポートとタンク23を可変
絞り機構103を介して接続する構成の3つが総て備え
られているが、これらの構成はそれぞれ単独でも効果が
あるもので、3つの構成のいずれか1つまたはいずれか
2つを備えた構成を採ることもできる。
【0069】また、上記第1〜第10の実施の形態は、
いずれも片ロッド型の油圧シリンダ10を用いたもので
あったが、本発明はこのような形態に限られるものでは
なく、両ロッド型の油圧シリンダにも当然に適用できる
ものである。
【0070】また、上記第1〜第10の実施の形態で
は、電気サーボモータ31と32を一つの制御装置1、
50、60、70、80、90で制御したが、本発明は
このような形態に限られず、電気サーボモータ31と3
2を別々の制御装置で制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図8】本発明の第8の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図9】本発明の第9の実施の形態を示す油圧式駆動装
置の構成図である。
【図10】本発明の第10の実施の形態を示す油圧式駆
動装置の構成図である。
【符号の説明】
1 制御装置 10 油圧シリンダ 14 変位検出器 15 荷重検出器 21 油圧ポンプ 22 油圧ポンプ 23 タンク 31 電気サーボモータ 32 電気サーボモータ 50 制御装置 60 制御装置 70 制御装置 80 制御装置 90 制御装置 101 可変絞り機構 102 可変絞り機構 103 可変絞り機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H001 AA01 AE11 3H089 AA32 BB17 CC01 DA02 DA06 DA14 EE31 FF03 FF07 GG02 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧シリンダの両油室にそれぞれ接続され
    た第1、第2の油圧ポンプと、 これら第1、第2の油圧ポンプをそれぞれ駆動する第
    1、第2の駆動手段と、 前記油圧シリンダの制御すべき状態量を検出する検出手
    段と、 この検出手段により検出された状態量と制御目標値に基
    づいて前記第1、第2の駆動手段をそれぞれ独立に制御
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする油圧式駆動装置。
  2. 【請求項2】前記油圧シリンダの制御すべき状態量は、
    油圧シリンダの変位であることを特徴とする請求項1に
    記載の油圧式駆動装置。
  3. 【請求項3】前記油圧シリンダの制御すべき状態量は、
    油圧シリンダにかかる荷重であることを特徴とする請求
    項1に記載の油圧式駆動装置。
  4. 【請求項4】前記制御装置は、前記油圧シリンダの両油
    室のポート圧力が目標値に追従するように制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに
    記載の油圧式駆動装置。
  5. 【請求項5】前記油圧シリンダの一方の油室のポートを
    絞り機構を介して他方の油室のポートと接続したことを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載
    の油圧式駆動装置。
  6. 【請求項6】前記油圧シリンダの少なくとも一方の油室
    のポートを絞り機構を介してタンクと接続したことを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の
    油圧式駆動装置。
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