JP2006283975A - 可変背圧制御を有する油圧システム - Google Patents

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Abstract

【課題】可変背圧制御を有する油圧システムを提供する。
【解決手段】油圧システムは、タンクと、リンケージシステムと関連付けられた少なくとも1つの油圧アクチュエータとを有する。少なくとも1つの油圧アクチュエータは、第1の圧力チャンバと第2の圧力チャンバとを有する。油圧システムはまた、第1の圧力チャンバと関連付けられた独立計量弁を有する。独立計量弁は、第1の圧力チャンバとタンクとの間の流体連通が遮断される第1の位置と、第1の圧力チャンバからタンクへの流体排出が可能にされる第2の位置との間で移動可能な弁要素を有する。さらに、油圧システムは、第2の圧力チャンバの圧力を示すパラメータを感知するように構成された少なくとも1つのセンサと、独立計量弁とセンサとに連通する制御装置とを有する。制御装置は、圧力に応答して独立計量弁の弁要素を移動させるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明の開示は、一般に、油圧システム、より詳しくは、可変背圧制御を有する油圧システムに関する。
例えば、掘削機、ローダ、ブルドーザのような作業機械及び他の種類の重機は、様々な仕事を達成するためにリンケージシステムと関連して多数の油圧アクチュエータを使用する。油圧アクチュエータは、ピストン組立体によって分離されたヘッド端部圧力チャンバとロッド端部圧力チャンバとを有する管を含むことが可能である。管は、リンク機構組立体の1つの部分に連結可能であり、他方、ピストン組立体は異なる部分に連結可能である。ヘッド端部及びロッド端部圧力チャンバは、選択的に加圧流体で満たすか又は加圧流体を排出して、管に対してピストン組立体を移動させることが可能であり、これによって、リンケージシステムの移動に影響が及ぼされる。リンケージシステムの移動中、リンケージシステムに対して作用する重力により、ピストン組立体が、流体がロッド端部チャンバ又はヘッド端部チャンバを充填できるよりも速く、ロッド端部チャンバ又はヘッド端部チャンバの一方からの流体排出を強制するようにさせる可能性がある。この状態において、充填チャンバの膨張(空隙化)によって、空隙又は負圧が形成される可能性がある。空隙化は、作業機械の望ましくない及び/又は予想できない移動をもたらすことがあり、油圧アクチュエータを損傷する場合がある。
油圧アクチュエータ内の空隙化を最小にする1つの方法が、1999年2月9日にスミスに交付された(特許文献1)に記載されている。(特許文献1)は、作業器具ポンプ、タンク、及びロッド端部チャンバとヘッド端部チャンバとを有する油圧シリンダと組み合わせた電気油圧式バルブ装置を記載している。弁装置は、複数の電気油圧式移動制御の独立計量弁モジュールと、弁装置用の背圧を発生するために弁装置とタンクとの間の出口に配置された逆止弁とを含む。発生されるこの背圧は、ヘッド端部チャンバ又はロッド端部チャンバからの流体の排出速度を制限することが可能である。排出速度が、ヘッド端部チャンバ又はロッド端部チャンバの他方の充填速度以下に限定されるならば、空隙化を最小にすることが可能である。背圧のレベルは、ばねによって確立される。
(特許文献1)の電気油圧式バルブ装置は、空隙化を最小にし得るが、非効率に行われる可能性がある。特に、空隙化の可能性に関わらず、背圧制限が常に作用しているので、電気油圧式バルブ装置に加圧流体を供給するポンプは、連続的な背圧制限を克服するために、高い電力使用レベルで連続的に作動されなければならない。さらに背圧制限は一定であるので、油圧アクチュエータの速度制御が制限される可能性がある。背圧制限を低減するか又は増大して、関連のリンケージシステムの速度を上げる又は下げることを可能にすることが望ましい状態があり得る。
米国特許第5,868,059号明細書
開示する油圧システムは、上述の問題の1つ以上を克服することに関する。
一形態では、本発明の開示は、リンケージシステムを有する作業機械用の油圧システムに関する。油圧システムは、流体供給を保持するように構成されたタンクと、リンケージシステムの移動に影響を及ぼすためにリンケージシステムと関連付けられた少なくとも1つの油圧アクチュエータとを含む。少なくとも1つの油圧アクチュエータは、第1の圧力チャンバと第2の圧力チャンバとを有する。油圧システムはまた、第1の圧力チャンバと関連付けられた独立計量弁を有する。独立計量弁は、第1の圧力チャンバとタンクとの間の流体連通が遮断される第1の位置と、第1の圧力チャンバからタンクへの流体排出が可能にされる第2の位置との間で移動可能な弁要素を有する。さらに、油圧システムは、第2の圧力チャンバの圧力を示すパラメータを感知するように構成された少なくとも1つのセンサと、独立計量弁とセンサとに連通する制御装置とを有する。制御装置は、圧力に応答して独立計量弁の弁要素を移動させるように構成される。
他の形態では、本発明の開示は、リンケージシステムと関連付けられた油圧システムを作動する方法に関する。本方法は、第1の位置と第2の位置との間に独立計量弁要素を移動させて、油圧アクチュエータの第1のチャンバからの流体を選択的に遮断するか、あるいは油圧アクチュエータの第1のチャンバからタンクに流体を排出するステップを含む。本方法はまた、油圧アクチュエータの第2の圧力チャンバ内の圧力を示すパラメータを感知するステップを含む。さらに、本方法は、圧力に応答して第1の位置と第2の位置との間に独立計量弁要素を移動させるステップを含む。
図1は、模範的な作業機械10を例示している。作業機械10は、採鉱、建設、農業、輸送のような産業、又は公知の他の任意の産業と関連するある種類の作業を実行する固定又は移動機械であり得る。例えば、作業機械10は、掘削機、ブルドーザ、ローダ、バックホー、モータグレーダのような土工機械、又は他の任意の土工機械であり得る。作業機械10は、リンケージシステム12、リンケージシステム12に取付け可能な作業工具14、1つ以上の油圧アクチュエータ30a−cを相互連結するリンケージシステム12、オペレータインタフェース16、動力源18、及び少なくとも1つの牽引装置20を含んでもよい。
リンケージシステム12は、作業機械10及び/又は作業工具14の移動を補助する任意の構造ユニットを含んでもよい。リンケージシステム12は、例えば、固定ベースフレーム(図示せず)、ブーム13、及びスティック15を含んでもよい。ブーム13はフレームに旋回可能に連結可能であり、他方、スティック15はジョイント17においてブーム13に旋回可能に連結可能である。作業工具14は、ジョイント19においてスティック15に旋回可能に連結可能である。リンケージシステム12は、代わりに、図1に示すものとは異なる構造及び/又は数のリンク部材を含んでもよいことが考えられる。
多数の異なる作業工具14は、スティック15に取付け可能であり、またオペレータインタフェース16を介して制御可能であり得る。作業工具14は、例えば、バケット、フォーク装置、ブレード、シャベル、リッパ、ダンプ台、掃除具、除雪機、推進装置、切断装置、把持装置のような特定の仕事を実行するために使用される任意の装置、又は当該技術分野で公知の他の任意の仕事実行装置を含んでもよい。作業工具14は、公知の任意の方法で、作業機械10に対し旋回、回転、摺動、スイング、上昇、又は移動するように構成可能である。
オペレータインタフェース16は、所望の作業工具の移動を示す作業機械オペレータからの入力を受け取るように構成可能である。具体的に、オペレータインタフェース16は、例えば、オペレータステーションの一方の側面に配置された多軸制御装置のようなオペレータインタフェース装置22を含んでもよい。オペレータインタフェース装置22は、作業工具14を位置付けるか及び/又は方向付けるように、また作業工具14の所望の移動を示すインタフェース装置の位置信号を生成するように構成された比例型制御装置でもよい。オペレータインタフェース16内に、例えば、ホイール、ノブ、プッシュプル装置、スイッチ、ペダル、及び当該技術分野で公知の他のオペレータインタフェース装置のような追加の及び/又は異なるオペレータインタフェース装置を含めてもよいことが考えられる。
動力源18は、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、天然ガスエンジンのようなガス燃料動力エンジン、又は公知の他の任意のエンジンでもよい。代わりに、動力源18は、燃料電池、電力貯蔵装置、電気又は油圧モータのような他の動力源、あるいは公知の他の動力源を具現し得ることが考えられる。
牽引装置20は、作業機械10のそれぞれの側面(1つのみの側面を図示)に配置された履帯を含んでもよい。代わりに、牽引装置20は、車輪、ベルト、又は他の牽引装置を含んでもよい。牽引装置20は、操舵可能でも、そうでなくてもよい。作業機械10が固定機械を具現する場合、牽引装置20を省略してもよいことが考えられる。
図2に示したように、作業機械10は、共に協働して作業工具14を移動させる複数の流体構成要素を有する油圧システム24を含むことが可能である。具体的に、油圧システム24は、流体供給を保持するタンク26と、流体を加圧して、加圧流体を油圧アクチュエータ30a−cに向けるように構成された供給源28とを含んでもよい。図1は、30a、30b、30cとして示した3つのアクチュエータを示しているが、単純さのため、図2の概略油圧図は、1つのみの油圧アクチュエータを示している。油圧システム24は、ヘッド端部供給弁32、ヘッド端部排出弁34、ロッド端部供給弁36、ロッド端部排出弁38、ヘッド端部圧力センサ40、及びそれぞれの油圧アクチュエータ30a−cに関連付けられたロッド端部圧力センサ42を含む。さらに、油圧システム24は、リンク機構センサ46と、油圧システム24の流体構成要素とオペレータインタフェース装置22と連通した制御装置48とを含んでもよい。油圧システム24は、例えば、アキュムレータ、制限オリフィス、逆止弁、圧力逃し弁、メーキャップ弁、圧力等化通路、温度センサ、工具認識装置のような追加の及び/又は異なる構成要素、及び当該技術分野で公知の他の構成要素を含んでもよいことが考えられる。
タンク26は、流体供給を保持するように構成されたリザーバを構成し得る。流体は、例えば、専用の油圧オイル、エンジン潤滑油、変速機潤滑油、又は当該技術分野で公知の他の流体を含むことが可能である。作業機械10内の1つ以上の油圧システムは、タンク26から流体を引き、またタンク26に流体を戻すことが可能である。油圧システム24を多数の別個の流体タンクに連結してもよいことも考えられる。
供給源28は、加圧流体の流れを生成するように構成可能であり、例えば、可変容量形ポンプ、固定容量型ポンプのようなポンプ、又は当該技術分野で公知の他の任意の加圧流体源を含むことが可能である。供給源28は、例えば、カウンタシャフト50、ベルト(図示せず)、電気回路(図示せず)によって、又は他の適切な方法で、作業機械10の動力源18に駆動可能に連結可能である。代わりに、供給源28は、トルクコンバータ(図示せず)、ギアボックス(図示せず)を介して、又は当該技術分野で公知の他の任意の方法で、動力源18に間接的に連結可能である。油圧システム24に加圧流体を供給するために、多数の加圧流体源を相互連結してもよいことが考えられる。
油圧アクチュエータ30a−cは、作業工具14とリンケージシステム12とを相互連結する流体シリンダを含んでもよい。代わりに、例えば、油圧モータ又は当該技術分野で公知の他の任意の種類の油圧アクチュエータのような流体シリンダ以外の油圧アクチュエータを油圧システム24内に実装してもよいことが考えられる。図2に示したように、油圧アクチュエータ30a−cのそれぞれは、管52及び管52内に配置されたピストン組立体54を含んでもよい。管52及びピストン組立体54の一方は、リンケージシステム12及び/又は作業工具14の部材の間に旋回可能に連結可能である。油圧アクチュエータ30a−cのそれぞれは、ピストン60によって分離された第1のチャンバ56と第2のチャンバ58とを含んでもよい。第1及び第2のチャンバ56、58は、供給源28から加圧流体を選択的に供給し、また選択的に流体を排出して、管52内でピストン組立体54を変位させ、これによって、油圧アクチュエータ30a−cの有効長さを変更することが可能である。油圧アクチュエータ30a−cの拡張及び収縮は、作業工具14及びリンケージシステム12の移動を補助するように機能することが可能である。
ピストン組立体54は、管52と軸方向に位置合わせされ、その中に配置されたピストン60と、作業機械10のフレーム、ブーム13、スティック15、又は作業工具14に連結可能なピストンロッド62とを含むことが可能である(図1参照)。ピストン60は、第1の液圧面64と、第1の液圧面64と反対側の第2の液圧面66とを含むことが可能である。第1及び第2の液圧面64、66の流体圧力によって引き起こされる力のアンバランスは、管52内のピストン組立体54の移動をもたらす可能性がある。例えば、第2の液圧面66に対する力よりも大きい第1の液圧面64に対する力は、ピストン組立体54を変位させて、油圧アクチュエータ30a−cの有効長さを増す可能性がある。同様に、第2の液圧面66に対する力が第1の液圧面64に対する力よりも大きい場合、ピストン組立体54は、管52内で収縮して、油圧アクチュエータ30a−cの有効長さを小さくする。第1及び第2のチャンバ56と58内への及びそれからの流体流量は、油圧アクチュエータ30a−cの速度を決定することが可能であり、第1及び第2の液圧面64と66と接触する流体の圧力は、油圧アクチュエータ30a−cの作動力を決定することが可能である。Oリングのような封止部材(図示せず)をピストン60に連結して、管52の内壁とピストン60の外筒面との間の流体の流れを制限することが可能である。
ヘッド端部供給弁32は、供給源28と第1のチャンバ56との間に配置して、制御装置48からの命令速度に応答して第1のチャンバ56への加圧流体の流れを調整するように構成し得る。具体的に、ヘッド端部供給弁32は、ソレノイドで作動されるばね付勢の比例弁機構を含んでもよく、この比例弁機構は、第1のチャンバ56内への流体の流れが可能にされる第1の位置と、第1のチャンバ56からの流体の流れが遮断される第2の位置との間で移動するように構成される。ヘッド端部供給弁32は、第1の位置と第2の位置との間の任意の位置に移動して、第1のチャンバ56内への流量を変更し、これによって、油圧アクチュエータ30a−cの速度に影響を及ぼすことが可能である。代わりに、ヘッド端部供給弁32は、油圧式に作動し、機械式に作動し、空圧式に作動し、又は他の任意の適切な方法で作動してもよいことが考えられる。ヘッド端部供給弁32は、第1のチャンバ56内の圧力が、供給源28からヘッド端部供給弁32に向けられた圧力を超えたときに、第1のチャンバ56からの流体が再生事象の間にヘッド端部供給弁32を通して流れることを可能にするように構成し得ることがさらに考えられる。
ヘッド端部排出弁34は、第1のチャンバ56とタンク26との間に配置して、制御装置48からの命令速度に応答して第1のチャンバ56からタンク26への流体の流れを調整するように構成し得る。具体的に、ヘッド端部排出弁34は、ソレノイドで作動されるばね付勢の比例弁機構を含んでもよく、この比例弁機構は、第1のチャンバ56からの流体の流れが可能にされる第1の位置と、第1のチャンバ56からの流体が遮断される第2の位置との間で移動するように構成される。ヘッド端部排出弁34は、第1の位置と第2の位置との間の任意の位置に移動して、第1のチャンバ56からの流量を変更し、これによって、油圧アクチュエータ30a−cの速度に影響を及ぼすことが可能である。代わりに、ヘッド端部排出弁34は、機械式に作動し、空圧式に作動し、油圧式に作動し、又は他の任意の適切な方法で作動してもよいことが考えられる。
ロッド端部供給弁36は、供給源28と第2のチャンバ58との間に配置して、制御装置48からの命令速度に応答して第2のチャンバ58への加圧流体の流れを調整するように構成し得る。具体的に、ロッド端部供給弁36は、ソレノイドで作動されるばね付勢の比例弁機構を含んでもよく、この比例弁機構は、第2のチャンバ58内への流体の流れが可能にされる第1の位置と、第2のチャンバ58からの流体が遮断される第2の位置との間で移動するように構成される。ロッド端部供給弁36は、第1の位置と第2の位置との間の任意の位置に移動して、第2のチャンバ58内への流量を変更し、これによって、油圧アクチュエータ30a−cの速度に影響を及ぼすことが可能である。代わりに、ロッド端部供給弁36は、油圧式に作動し、機械式に作動し、空圧式に作動し、又は他の任意の適切な方法で作動してもよいことが考えられる。ロッド端部供給弁36は、第2のチャンバ58内の圧力が、供給源28からロッド端部供給弁36に向けられた圧力を超えたときに、第2のチャンバ58からの流体が再生事象の間にロッド端部供給弁36を通して流れることを可能にするように構成し得ることがさらに考えられる。
ロッド端部排出弁38は、第2のチャンバ58とタンク26との間に配置して、制御装置48からの命令速度に応答して第2のチャンバ58からタンク26への流体の流れを調整するように構成し得る。具体的に、ロッド端部排出弁38は、ソレノイドで作動されるばね付勢の比例弁機構を含んでもよく、この比例弁機構は、第2のチャンバ58からの流体の流れが可能にされる第1の位置と、第2のチャンバ58からの流体が遮断される第2の位置との間で移動するように構成される。ロッド端部排出弁38は、第1の位置と第2の位置との間の任意の位置に移動して、第2のチャンバ58からの流量を変更し、これによって、油圧アクチュエータ30a−cの速度に影響を及ぼすことが可能である。代わりに、ロッド端部排出弁38は、油圧式に作動し、機械式に作動し、空圧式に作動し、又は他の任意の適切な方法で作動してもよいことが考えられる。
ヘッド端部及びロッド端部供給弁及びヘッド端部及びロッド端部排出弁32−38は、流体的に相互連結可能である。特に、ヘッド端部及びロッド端部供給弁32、36は、供給源28から延在する共通の供給通路68に対し並列に連結可能である。ヘッド端部及びロッド端部排出弁34、38は、タンク26に至る共通の排出通路70に対し平行に連結可能である。ヘッド端部供給弁及び排出弁32、34は、制御装置48からの命令速度に応答して選択的に第1のチャンバ56に供給しまたチャンバ56から排出するために、第1のチャンバ通路72に対し並列に連結可能である。ロッド端部供給弁及び排出弁36、38は、制御装置48からの命令速度に応答して選択的に第2のチャンバ58に供給しまたチャンバ58から排出するために、共通の第2のチャンバ通路74に対し並列に連結可能である。本開示のために、関連の第1又は第2のチャンバの排出中の第1及び第2のチャンバ通路72と74内の流体の圧力は、ピストン60が関連の排出弁内のオリフィス(図示せず)を通して流体を押圧することから得られる背圧として規定される。この背圧は、ピストン60の移動に対抗することがある。
ヘッド端部及びロッド端部圧力センサ40、42は、第1及び第2のチャンバ56、58それぞれと流体連通して、第1及び第2のチャンバ56、58内の流体の圧力を感知するように構成可能である。さらに、ヘッド端部及びロッド端部圧力センサ40、42は、第1及び第2のチャンバ56、58内の圧力を示す油圧アクチュエータ負荷信号を発生するように構成可能である。
リンク機構センサ46は、リンケージシステム12に動作可能に連結して、リンケージシステム12の動作パラメータを監視するように構成可能である。一例において、リンク機構センサ46は、ブーム13又はスティック15の側面に取り付けられた重力位置センサを含んでもよい。この例では、リンク機構センサ46は、それが取り付けられるリンク部材の位置及び/又は姿勢を決定するように構成可能である。代わりに、リンク機構センサ46は、リンケージシステム12のリンク部材の姿勢を決定するために、作業機械10の旋回ジョイントに取り付けられた角度センサを具現し得ることも考えられる。リンク機構センサ46は、個々のシリンダの伸長/収縮位置を決定するために、1つ以上の油圧アクチュエータ30a−cに関連付けられた内部又は外部位置センサを具現し得ることがさらに考えられる。この伸長/収縮情報を利用して、関連のリンク部材の位置及び/又は姿勢を計算することが可能である。リンク機構センサ46によって監視及び/又は決定された位置及び姿勢情報を使用して、例えば、速度、加速度、ジャーク、及び当該技術分野で公知の他のパラメータのようなリンケージシステム12用の追加の動作パラメータを導くことが可能である。なおさらに、リンク機構センサ46は、リンケージシステム12の位置、姿勢、速度、及び他の同様の動作パラメータを監視又は決定するために使用できる当該技術分野で公知のような追加の又は異なる種類のセンサを具現し得ることが考えられる。
制御装置48は、油圧システム24の操作を制御するための手段を含む単一のマイクロプロセッサ又は多数のマイクロプロセッサを具現し得る。商業的に入手可能な多数のマイクロプロセッサは、制御装置48の機能を実行するように構成できる。制御装置48は、多数の作業機械の機能を制御できる一般的な作業機械のマイクロプロセッサに容易に具現化され得ることができることを認識すべきである。制御装置48は、メモリ、二次記憶装置、プロセッサ、及びアプリケーションを実行するための他の任意の構成要素を含んでもよい。電源回路、信号調整回路、ソレノイド駆動回路、及び他の種類の回路のような様々な他の回路を制御装置48に関連付けてもよい。
リンケージシステム12の動作パラメータを油圧アクチュエータ30a−c用の圧力情報に関係付ける1つ以上のマップを制御装置48のメモリに記憶することが可能である。これらのマップのそれぞれは、2次元又は3次元のテーブルの形態でもよい。制御装置48は、ヘッド端部及びロッド端部供給弁及びヘッド端部及びロッド端部排出弁の作動中にこれらのテーブルを参照して、加圧流体で現在充填される第1及び第2のチャンバの一方について適切な最小及び/又は所望の圧力値を決定するように構成可能である。ヘッド端部及びロッド端部排出弁34と38に関する圧力情報にリンケージシステム12の動作パラメータを直接関係付ける代わりに、マップは、最小又は所望の圧力値をもたらす弁要素位置に動作パラメータを関係付けてもよいことも考えられる。弁要素位置と最小又は所望の圧力値との間の関係は、作業機械10の実験室及び/又はフィールド試験中に決定してもよく、また周期的に再較正して、更新してもよい。
制御装置48は、オペレータインタフェース装置22、ヘッド端部及びロッド端部圧力センサ40、42、及びリンク機構センサ46から入力を受け取って、入力と関係マップとに応答して油圧アクチュエータ30a−cを作動するように構成可能である。具体的に、制御装置48は、通信ライン80−86それぞれを介して、油圧アクチュエータ30a−cのヘッド端部及びロッド端部供給弁及びヘッド端部及びロッド端部排出弁32−38と、通信ライン88を介してオペレータインタフェース装置22と、通信ライン90と92を介してヘッド端部及びロッド端部圧力センサ40、42と、通信ライン93を介してリンク機構センサ46とそれぞれ連通可能である。制御装置48は、オペレータインタフェース装置22からインタフェース装置位置信号を、リンク機構センサ46からリンクパラメータ信号を、ヘッド端部及びロッド端部圧力センサ40、42から圧力信号を受信して、制御装置48のメモリに記憶された関係マップを参照し、制御装置48が現在充填している第1及び第2のチャンバの一方について、適切な圧力値あるいは弁要素設定を決定することが可能である。次に、制御装置48は、最小又は所望の圧力値をもたらす弁要素の移動を命令することが可能である。
開示した油圧システムは、作業機械の効率を高めつつ油圧アクチュエータ内の空隙化を最小にすることが望ましい場合、油圧アクチュエータを含む任意の作業機械に適用可能である。開示した油圧システムは、作業機械の現在の動作条件に適切なレベル及び時間に、油圧アクチュエータ内に背圧を提供することによって、空隙化を最小にすることが可能である。次に、油圧システム24の操作について説明する。
図2に示したように、油圧シリンダ30a−cは、オペレータ入力に応答して流体圧力によって移動可能であり得る。流体は供給源28によって加圧して、ヘッド端部及びロッド端部供給弁32と36に選択的に向けることが可能である。管52に対してピストン組立体54を伸長するか又は収縮させるためのオペレータ入力に応答して、制御装置48は、ヘッド端部及びロッド端部供給弁32と36の一方を流れ通過位置に移動させることによって、加圧流体を第1及び第2のチャンバ56、58の適切なチャンバに向けることが可能である。実質的に同時に、制御装置48は、ヘッド端部及びロッド端部排出弁34、38の適切な弁を作動して、第1及び第2のチャンバ56、58の適切なチャンバからタンク26に流体を排出し、これによって、ピストン組立体54の移動を引き起こすピストン60に対する力のアンバランスを創出することが可能である。例えば、油圧シリンダ30a−cの伸長が要求される場合、ヘッド端部供給弁32を開口位置に移動させて、供給源28から第1のチャンバ56に加圧流体を向けることが可能である。加圧流体を第1のチャンバ56に向けるのと実質的に同時に、ロッド端部排出弁38を開口位置に移動させて、第2のチャンバ58からタンク26への流体の排出を可能にし得る。油圧シリンダ30a−cの収縮が要求される場合、ロッド端部供給弁36を開口位置に移動させて、供給源28から第2のチャンバ58に加圧流体を向けることが可能である。加圧流体を第2のチャンバ58に向けるのと実質的に同時に、ヘッド端部排出弁34を開口位置に移動させて、第1のチャンバ56からタンク26への流体の排出を可能にし得る。
リンケージシステム12の移動中、リンケージシステム12の1つ以上の部材に対し作用する重力により、加圧流体をチャンバに導入できるよりも速く第1及び第2のチャンバ56、58の一方の拡張を引き起こす方向にピストン60を移動させる可能性がある。例えば、スティック15の下向き及び/又は内側方向の移動中、作業工具14内の重荷重は、流体が第1のチャンバ56を充填できるよりも速く、流体が油圧アクチュエータ30bの第2のチャンバ58から押圧されるようにスティック15を駆動するかもしれない。介入なしに、第1のチャンバ56内の圧力は、リンケージシステムの移動を予想できないか又は望ましくないかもしれない点に下がる場合がある(空隙化)。この空隙化状態を防止するために、第2のチャンバ通路74の背圧を高めて、ピストン組立体54の移動に対抗することが必要であり得る。
閉方向に向かって排出弁の弁要素を移動させることによって、背圧を高めることが可能である。上述の例では、ロッド端部排出弁38の弁要素を移動させて、第2のチャンバ58からの流れ制限を大きくすることによって、第2のチャンバ通路74内の背圧を高めることが可能である。この流れ制限の増大により、背圧の増大がもたらされる。
制御装置48は、様々な入力に応答して排出弁の背圧を高めるように構成可能である。上の例では、制御装置48は、充填している第1のチャンバ56内の低圧レベルを示し、空隙化がすでに生じているか、あるいは生じようとしている可能性があることを意味するヘッド端部圧力センサ40からの信号を受信することが可能である。次に、制御装置48は、リンク機構センサ46を介してリンケージシステム12の動作条件(位置、姿勢、速度、荷重等)を決定して、当該の動作条件に対応する制御装置のメモリに記憶された関係マップから、所望の圧力値又は最小圧力値を決定することが可能である。次に、制御装置48は、ヘッド端部圧力センサ40からの圧力信号を所望の又は最小の圧力値と比較して、ロッド端部排出弁38の弁要素を移動させ、当該の弁を通した流れ制限を大きくすることが可能である。代わりに、制御装置48は、リンケージシステム12の動作条件のみを制御装置48のメモリに記憶された関係マップと参照して、所望の又は最小の背圧値をもたらす排出弁の弁要素の適切な位置を決定してもよい。
上述の例は、第1のチャンバ56内の低圧状態を参照しているが、制御装置48は、第2のチャンバ58内の低圧状態と同じように応答するであろう。同様に、制御装置48は、適切な弁要素を移動させて流れ制限を小さくすることによって、第1又は第2のチャンバ56と58のいずれかの高圧状態に反応し、これによって、関連のチャンバ内の圧力を下げることが可能である。
制御装置48は、選択的に背圧を高めてピストン移動に対抗するので、油圧システム24が効率的である。具体的に、空隙化の可能性が存在する場合、制御装置48は、流れ制限のみを大きくするに過ぎないので、それらの状態の間、より高いエネルギ消費速度で作動するよりもむしろ、供給源28の出力が増大されるに過ぎない。さらに、制限量は空隙化の可能性に比例するので、供給源28は、最大制限における常時作動と比較して、より低い平均エネルギ消費速度で作動可能である。
さらに、制御装置48は、リンケージシステム12の動作条件に応答して背圧を制御できるので、リンケージシステム12の速度制御を改良することが可能である。具体的に、空隙化の可能性が最小である場合、第1又は第2のチャンバ56、58のいずれからの流れ制限を低減して、関連のリンク部材の速度を増すことが可能である。対照的にリンケージシステム12のリンク部材の位置付けに対しより正確な制御が望まれる場合、制御装置48により、流れ制限を大きくすることが可能である。流れ制限のこれらの増加又は減少は、リンケージシステム12のリンク部材の角度姿勢及び/又は位置と関係し得る。例えば、十分な地面との間隔が利用可能である場合に、作業工具14が上方角度又は位置に伸長される場合、サイクル時間の向上のため、速度の増大が望ましいかもしれない。作業工具14が、積み込み又は積み降ろしのために、より低い角度又は位置にあるとき、作業工具14の配置の精度向上のために、より遅い速度が望ましいかもしれない。
開示した油圧システムに対し様々な修正と変更をなし得ることが、当業者には明白であろう。開示した油圧システムの説明と実施を考慮することにより、他の実施形態が当業者には明白であろう。説明及び例は、模範的なものに過ぎないと考えられ、真の範囲は、次の特許請求の範囲及びそれらの等価物によって示されることが意図される。
模範的な開示された作業機械の概略側面図である。 図1の作業機械用の模範的な開示された油圧システムの概略図である。
符号の説明
10 作業機械
12 リンケージシステム
13 ブーム
14 作業工具
15 スティック
16 オペレータインタフェース
17 ジョイント
18 動力源
19 ジョイント
20 牽引装置
22 オペレータインタフェース装置
24 油圧システム
26 タンク
28 供給源
30a 油圧アクチュエータ
30b 油圧アクチュエータ
30c 油圧アクチュエータ
32 ヘッド端部供給弁
34 ヘッド端部排出弁
36 ロッド端部供給弁
38 ロッド端部排出弁
40 ヘッド端部圧力センサ
42 ロッド端部圧力センサ
46 リンケージセンサ
48 制御装置
50 カウンタシャフト
52 管
54 ピストン組立体
56 第1のチャンバ
58 第2のチャンバ
60 ピストン
62 ピストンロッド
64 第1の液圧面
66 第2の液圧面
68 共通の供給通路
70 共通の排出通路
72 第1のチャンバ通路
74 第2のチャンバ通路
80 通信ライン
82 通信ライン
84 通信ライン
86 通信ライン
88 通信ライン
90 通信ライン
92 通信ライン
93 通信ライン

Claims (5)

  1. リンケージシステムを有する作業機械用の油圧システムであって、
    流体供給を保持するように構成されたタンクと、
    リンケージシステムの移動に影響を及ぼすためにリンケージシステムと関連付けられた少なくとも1つの油圧アクチュエータであって、第1の圧力チャンバと第2の圧力チャンバとを有する少なくとも1つの油圧アクチュエータと、
    第1の圧力チャンバと関連付けられ、かつ、第1の圧力チャンバとタンクとの間の流体連通が遮断される第1の位置と、第1の圧力チャンバからタンクへの流体排出が可能にされる第2の位置との間で移動可能な弁要素を有する独立計量弁と、
    第2の圧力チャンバの圧力を示すパラメータを感知するように構成された少なくとも1つのセンサと、
    独立計量弁とセンサとに連通する制御装置であって、圧力に応答して独立計量弁の弁要素を移動させるように構成された制御装置と
    を備える油圧システム。
  2. リンケージシステムを有する作業機械用の油圧システムであって、
    流体供給を保持するように構成されたタンクと、
    リンケージシステムの移動に影響を及ぼすためにリンケージシステムと関連付けられた少なくとも1つの油圧アクチュエータであって、少なくとも1つの圧力チャンバを有する少なくとも1つの油圧アクチュエータと、
    少なくとも1つの圧力チャンバと関連付けられ、かつ、少なくとも1つの圧力チャンバとタンクとの間の流体連通が遮断される第1の位置と、少なくとも1つの圧力チャンバからタンクへの流体排出が可能にされる第2の位置との間で移動可能な弁要素を有する独立計量弁と、
    リンケージシステムの少なくとも1つの動作パラメータを感知して、少なくとも1つの動作パラメータを示す信号を発生するように構成されたセンサと、
    独立計量弁とセンサとに連通する制御装置であって、信号に応答して独立計量弁の弁要素を移動させるように構成された制御装置と
    を備える油圧システム。
  3. リンケージシステムと関連付けられた油圧システムを作動する方法であって、
    第1の位置と第2の位置との間に弁要素を移動させて、油圧アクチュエータの第1のチャンバからの流体を選択的に遮断するか、あるいは油圧アクチュエータの第1のチャンバからタンクに流体を排出するステップと、
    油圧アクチュエータの第2の圧力チャンバ内の圧力を示すパラメータを感知するステップと、
    圧力に応答して第1の位置と第2の位置との間に弁要素を移動させるステップと
    を含む方法。
  4. リンケージシステムと関連付けられた油圧システムを作動する方法であって、
    第1の位置と第2の位置との間に弁要素を移動させて、油圧アクチュエータの少なくとも1つのチャンバからの流体を選択的に遮断するか、あるいは油圧アクチュエータの少なくとも1つのチャンバからタンクに流体を排出するステップと、
    リンケージシステムの少なくとも1つの動作パラメータを感知するステップと、
    少なくとも1つの動作パラメータを示す信号を発生するステップと、
    信号に応答して第1の位置と第2の位置との間に弁要素を移動させるステップと
    を含む方法。
  5. 作業機械であって、
    作業工具と、
    作業工具に動作可能に連結されるリンケージシステムと、
    リンケージシステムの移動に影響を及ぼすように構成された油圧システムであって、
    流体供給を保持するように構成されたタンクと、
    リンケージシステムの移動に影響を及ぼすためにリンケージシステムと関連付けられた少なくとも1つの油圧アクチュエータであって、第1の圧力チャンバと第2の圧力チャンバとを有する少なくとも1つの油圧アクチュエータと、
    第1の圧力チャンバと関連付けられ、かつ、第1の圧力チャンバとタンクとの間の流体連通が遮断される第1の位置と、第1の圧力チャンバからタンクへの流体排出が可能にされる第2の位置との間で移動可能な弁要素を有する独立計量弁と、
    第2の圧力チャンバの圧力を示すパラメータを感知するように構成された少なくとも1つのセンサと、
    独立計量弁とセンサとに連通する制御装置であって、圧力に応答して独立計量弁の弁要素を移動させるように構成された制御装置と
    を備える油圧システムと
    を備える作業機械。
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