JP2001213358A - 自動車のドア下側車体部分の汚損防止装置 - Google Patents
自動車のドア下側車体部分の汚損防止装置Info
- Publication number
- JP2001213358A JP2001213358A JP2000028540A JP2000028540A JP2001213358A JP 2001213358 A JP2001213358 A JP 2001213358A JP 2000028540 A JP2000028540 A JP 2000028540A JP 2000028540 A JP2000028540 A JP 2000028540A JP 2001213358 A JP2001213358 A JP 2001213358A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 付着した泥、飛沫などによる乗降時の衣服の
汚損を未然に防ぐ。 【解決手段】 ドアｄの下端部に、閉塞時に該ドアｄの
下側車体部分１の前面１ａを被装するカバー材Ａを取り
付ける。
汚損を未然に防ぐ。 【解決手段】 ドアｄの下端部に、閉塞時に該ドアｄの
下側車体部分１の前面１ａを被装するカバー材Ａを取り
付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドア下側車体
部分の汚損防止装置に関するものである。
部分の汚損防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ぬかるんだ道路のみならず雨や雪の中を
走行する自動車の車体には泥や飛沫が付着し、乗降時に
該泥等で衣服殊にスカートを汚損する。
走行する自動車の車体には泥や飛沫が付着し、乗降時に
該泥等で衣服殊にスカートを汚損する。
【０００３】この汚損は、ドアの下側の車体部分に付着
した泥からが多いのであるが、従来は、乗降に際し、前
記車体部分の前面（表面）に付着した泥や飛沫を予め拭
き取るようにしており、ドア下側車体部分の前面に泥等
が付着することを防ぐ手段は提案されていない。
した泥からが多いのであるが、従来は、乗降に際し、前
記車体部分の前面（表面）に付着した泥や飛沫を予め拭
き取るようにしており、ドア下側車体部分の前面に泥等
が付着することを防ぐ手段は提案されていない。
【０００４】従って、前記の通り、雨や雪の中の走行に
よって泥等が付着すると、それを拭き取って乗降するよ
うにして衣服の汚損に対処している。
よって泥等が付着すると、それを拭き取って乗降するよ
うにして衣服の汚損に対処している。
【０００５】本発明は、斯様な従来の自動車の構造上の
欠陥を補って、雨中等の走行後の乗降に不都合を来たす
ことのない装置を提供すべく創案したものである。
欠陥を補って、雨中等の走行後の乗降に不都合を来たす
ことのない装置を提供すべく創案したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】ドアの下端部に、閉塞時
に該ドアの下側車体部分の前面を被装するカバー材を取
り付けたことを基本的手段とし、カバー材を、その弾性
変形を利用して下側車体部分の前面に圧接させた構成に
することにより泥汚等の付着をより確実に防ぎ、また、
カバー材を透明な合成樹脂材で構成することにより、当
該自動車にカバー材を取付けていても、外観上の違和感
を与えなくてすむのである。
に該ドアの下側車体部分の前面を被装するカバー材を取
り付けたことを基本的手段とし、カバー材を、その弾性
変形を利用して下側車体部分の前面に圧接させた構成に
することにより泥汚等の付着をより確実に防ぎ、また、
カバー材を透明な合成樹脂材で構成することにより、当
該自動車にカバー材を取付けていても、外観上の違和感
を与えなくてすむのである。
【０００７】
【実施例】図面は本発明に係る自動車のドア下側車体部
分の汚損防止装置の一実施例を示し、図１は要部の断面
図、図２は本装置を適用した自動車の正面図、図３はカ
バー材の斜視図である。
分の汚損防止装置の一実施例を示し、図１は要部の断面
図、図２は本装置を適用した自動車の正面図、図３はカ
バー材の斜視図である。
【０００８】本発明は、既存の自動車Ｃのドアｄに、カ
バー材Ａを取り付けて構成する。
バー材Ａを取り付けて構成する。
【０００９】カバー材Ａは押出し成形した透明な合成樹
脂形材を所要の長さに切断して構成したもので、自動車
Ｃの前記ドアｄの下側車体部分１の前面１ａの断面形
（概し、平面形や緩かな円弧面を成すが）に沿うことが
できるような弾性を施したカバー主体２の上端に、カバ
ー主体２と同様に弾性変形可能な取付部３を設けたもの
である。
脂形材を所要の長さに切断して構成したもので、自動車
Ｃの前記ドアｄの下側車体部分１の前面１ａの断面形
（概し、平面形や緩かな円弧面を成すが）に沿うことが
できるような弾性を施したカバー主体２の上端に、カバ
ー主体２と同様に弾性変形可能な取付部３を設けたもの
である。
【００１０】カバー材Ａを透明な素材で構成したのは、
前記下側車体部分１を含んだ車体全体との色彩にカバー
材Ａを同調させて目立たなくさせるためで、この点を無
視すれば有色の素材を用いても良く、ゴムを素材として
も良い。
前記下側車体部分１を含んだ車体全体との色彩にカバー
材Ａを同調させて目立たなくさせるためで、この点を無
視すれば有色の素材を用いても良く、ゴムを素材として
も良い。
【００１１】カバー主体２および取付部３が備えた弾性
は、カバー主体２にあっては前記下側車体部分１に可能
な限り密接させて（図１において２点鎖線で示すカバー
主体２はドアｄの開放時の状態を示す）該下側車体部分
１に対する泥、飛沫などの付着を防ぐためで、また、取
付部３にあってはドアｄの縁部４をその弾性を利用して
より確実に挟持して取付状態を保持するためである。
は、カバー主体２にあっては前記下側車体部分１に可能
な限り密接させて（図１において２点鎖線で示すカバー
主体２はドアｄの開放時の状態を示す）該下側車体部分
１に対する泥、飛沫などの付着を防ぐためで、また、取
付部３にあってはドアｄの縁部４をその弾性を利用して
より確実に挟持して取付状態を保持するためである。
【００１２】カバー材Ａの前記取付部３は、カバー主体
２の上端に連設した断面Ｕ字形体で成り、実施例のカバ
ー材Ａは、この取付部３の内面（溝内）に両面接着テー
プ５の片面を付着させ、他の片面を前記縁部４に接着し
てドアｄに取付け、カバー主体２が当該ドアｄの下側車
体部分１の前面１ａのほぼ全域と重なり合って被装して
実施例装置を構成するのである。
２の上端に連設した断面Ｕ字形体で成り、実施例のカバ
ー材Ａは、この取付部３の内面（溝内）に両面接着テー
プ５の片面を付着させ、他の片面を前記縁部４に接着し
てドアｄに取付け、カバー主体２が当該ドアｄの下側車
体部分１の前面１ａのほぼ全域と重なり合って被装して
実施例装置を構成するのである。
【００１３】なお、下側車体部分１はカバー材Ａ（カバ
ー主体２）によってその前面全域を被装する必要は必ず
しもないが、少くとも、当該部分に付着した泥などによ
り乗降時の支障がない（衣服に付着することによる）程
度には被装すべきで、また、この意味からも、カバー主
体２は当該部分１前面に密接している必要はない。
ー主体２）によってその前面全域を被装する必要は必ず
しもないが、少くとも、当該部分に付着した泥などによ
り乗降時の支障がない（衣服に付着することによる）程
度には被装すべきで、また、この意味からも、カバー主
体２は当該部分１前面に密接している必要はない。
【００１４】走行中に、対向車線或いは並行車線の自動
車により、又は、車輪による泥や飛沫が上がってもカバ
ー材Ａの存在により下側車体部分１に泥などが付着する
ことがなく、ドアｄの表面に付着した雨水、泥、飛沫等
々はカバー材Ａを経て落下することになる。
車により、又は、車輪による泥や飛沫が上がってもカバ
ー材Ａの存在により下側車体部分１に泥などが付着する
ことがなく、ドアｄの表面に付着した雨水、泥、飛沫等
々はカバー材Ａを経て落下することになる。
【００１５】実施例はカバー材Ａを着脱自在にしてドア
ｄに取り付けてあるが、固定的でも不都合はない。
ｄに取り付けてあるが、固定的でも不都合はない。
【００１６】又、カバー材Ａは既存の自動車のドアに適
用できる形状にしてあることは勿論で、このことにより
既存の自動車に対しても本装置を簡単に適用できる。
用できる形状にしてあることは勿論で、このことにより
既存の自動車に対しても本装置を簡単に適用できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
ドア下側車体部分が、泥、飛沫などが付着して、乗降時
における衣服の汚損することを未然に防ぐことができ
る。
ドア下側車体部分が、泥、飛沫などが付着して、乗降時
における衣服の汚損することを未然に防ぐことができ
る。
【図１】要部の断面図。
【図２】本装置を適用した自動車の正面図。
【図３】カバー材の斜視図。
Ａ カバー材 １ 下側車体部分 １ａ 前面 ｄ ドア
Claims (3)
- 【請求項１】 ドアの下端部に、閉塞時に該ドアの下側
車体部分の前面を被装するカバー材を取り付けた、自動
車のドア下側車体部分の汚損防止装置。 - 【請求項２】 カバー材を、その弾性変形を利用して下
側車体部分の前面に圧接させた、請求項１記載の自動車
のドア下側車体部分の汚損防止装置。 - 【請求項３】 カバー材を透明な合成樹脂材で構成し
た、請求項１又は２記載の自動車のドア下側車体部分の
汚損防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000028540A JP2001213358A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車のドア下側車体部分の汚損防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000028540A JP2001213358A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車のドア下側車体部分の汚損防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001213358A true JP2001213358A (ja) | 2001-08-07 |
Family
ID=18553928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000028540A Pending JP2001213358A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車のドア下側車体部分の汚損防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001213358A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457914B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2004-11-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 사이드 실 은폐구조 |
| EP3483044A1 (de) * | 2017-11-08 | 2019-05-15 | Franz Sauermann | Kotflügel mit spritzlappen zur montage an fahrzeugen, bevorzugt lastkraftwagen |
| EP3483043A1 (de) * | 2017-11-08 | 2019-05-15 | Franz Sauermann GmbH & Co. KG | Kotflügel mit spritzlappen zur montage an fahrzeugen, bevorzugt lastkraftwagen |
-
2000
- 2000-02-07 JP JP2000028540A patent/JP2001213358A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457914B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2004-11-18 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 사이드 실 은폐구조 |
| EP3483044A1 (de) * | 2017-11-08 | 2019-05-15 | Franz Sauermann | Kotflügel mit spritzlappen zur montage an fahrzeugen, bevorzugt lastkraftwagen |
| EP3483043A1 (de) * | 2017-11-08 | 2019-05-15 | Franz Sauermann GmbH & Co. KG | Kotflügel mit spritzlappen zur montage an fahrzeugen, bevorzugt lastkraftwagen |
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