JP2001212995A - プリンタ及びプリンタ用ヘッド - Google Patents
プリンタ及びプリンタ用ヘッドInfo
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Abstract
関し、例えばサーマルヘッドを用いたプリンタに適用し
て、発熱抵抗体材料を集積回路の配線用電極に適用する
場合の各種問題を解決して、簡易な工程により同一シリ
コン基板上に発熱素子と駆動集積回路とを形成すること
ができるようにする。 【解決手段】 本発明は、トランジスタ24等を形成し
た半導体基板22上に、IVA族の金属層、IVA族の金属
窒化物層、発熱抵抗体材料層を順次積層して発熱素子2
5、配線用電極26を形成する。
Description
ンタ用ヘッドに関し、例えばサーマルヘッドを用いたプ
リンタに適用することができる。本発明は、トランジス
タ等を形成した半導体基板上に、IVA族の金属層、IVA
族の金属窒化物層、発熱抵抗体材料層を順次積層して発
熱素子、配線電極を形成することにより、発熱抵抗体材
料を集積回路の配線電極に適用する場合の各種問題を解
決して、簡易な工程により同一シリコン基板上に発熱素
子と駆動集積回路とを形成することができるようにす
る。
ードコピーのカラー化に対するニーズが高まっている。
このようなニーズに対して、従来、昇華型熱転写方式、
溶融熱転写方式、インクジェット方式、電子写真方式、
熱現像銀塩方式等のカラーハードコピー方式が提案され
ている。
は、記録ヘッドに設けられたノズルから記録液(イン
ク)の小滴を飛翔させ、記録対象に付着してドットを形
成するものであり、簡単な構成により高画質の画像を出
力することができる。このインクジェット方式は、イン
クを飛翔させる方式の相違により、静電引力方式、連続
振動発生方式(ピエゾ方式)、サーマル方式(バブルジ
ェット方式)等に分類される。
クの局所的な加熱により気泡を発生し、この気泡により
吐出口からインクを押し出して印刷対象に飛翔させる方
式であり、簡易な構成によりカラー画像を印刷すること
ができる。
ゆるサーマルヘッドを用いて構成され、このサーマルヘ
ッドには、インクを加熱する発熱素子と、発熱素子を駆
動する駆動回路とが搭載されるようになされている。
よりHfB2 、TaAl等の発熱素子材料を堆積した
後、又はCVD(Chemical Vapor Deposition )法によ
りポリシリコン等の発熱素子材料を堆積した後、この発
熱素子材料にAl電極、SiO2 、SiN等の絶縁物に
よる保護層を順次形成して作成される。これに対して駆
動回路は、発熱素子の電流をオンオフ制御するための例
えばMOS(Metal-Oxide-Semiconductor )型トランジ
スタによるスイッチングトランジスタと、このスイッチ
ングトランジスタを制御する論理回路とによる集積回路
により構成される。
子と駆動回路とをそれぞれ別工程により作成してプリン
ト基板上で一体化するものと、同一シリコン基板上に発
熱素子と駆動集積回路とを一体に形成する方法が採用さ
れている。この後者の方法は、ヒューレットパカードジ
ャーナル(Hewlett-Pagkard Journal February 1994頁
41〜45)に記載の方法であり、前者の方法では不可
欠な発熱素子と駆動回路とをプリント基板上で一体化す
る工程を省略できることにより、その分簡易な工程によ
りサーマルヘッドを作成することができる。
駆動集積回路とを一体に形成する方法においては、Ta
Al層とAl層との積層構造により配線電極を構成する
と共に、この配線電極からAl層を取り除いた構成によ
り発熱抵抗素子を形成することにより、作成工程を簡略
化するようになされている。
な発熱抵抗体材料においては、発熱素子を構成する上で
は適しているものの、集積回路の配線電極に適用する場
合には、実用上未だ不十分な問題があった。
チングトランジスタにおいては、SiによるP型半導体
基板1の所定位置にn+ によるドレイン、ソースの領域
が形成され、これらドレイン、ソースの領域間にゲート
構造が形成される。TaAl層とAl層との積層構造に
より配線電極を構成する場合、図6(B)に示すよう
に、これらゲート、ドレイン、ソースの領域にTaAl
層が形成されることになる。
l層を形成する場合、TaAl中のAlがシリコンと容
易に反応することにより、TaAl層中のAlがスパイ
ク状にシリコン半導体中に進入し、シリコン半導体の拡
散層接合をつき抜ける恐れがある。このようにしてAl
のスパイクが拡散層接合をつき抜けると、スイッチング
トランジスタにおいては、リーク電流が著しく増大する
問題がある。
6(C)に示しように、HfB2 を発熱抵抗体材料に適
用して、配線電極をHfB2 層とAl層等の積層構造に
より構成することが考えられる。しかしながらシリコン
半導体上にHfB2 層を形成すると、3価の不純物であ
るBが5価の不純物がドープされているn+ の領域に拡
散するようになり、結局この領域でn型不純物濃度が低
下し、接触抵抗が上昇する問題がある。
面に形成される自然シリコン酸化膜に対して、これらT
aAl、HfB2 の何れもが還元する能力に欠けること
により、図6(D)に示すように、シリコン半導体上に
TaAl又はHfB2 層を形成すると、自然シリコン酸
化膜が界面に取り残されることになり、これにより接触
抵抗が増大する問題がある。
で、発熱抵抗体材料を集積回路の配線電極に適用して発
生する各種問題を解決して、簡易な工程により同一シリ
コン基板上に発熱素子と駆動集積回路とを形成すること
ができるプリンタ及びプリンタ用ヘッドを提案しようと
するものである。
め請求項1又は請求項3の発明においては、プリンタ又
はプリンタ用ヘッドに適用して、トランジスタを形成し
た半導体基板に、IVA族の金属層、IVA族の金属窒化物
層、発熱抵抗体材料層を順次積層して発熱素子を形成
し、またIVA族の金属層、IVA族の金属窒化物層、発熱
抵抗体材料層の上層に導電層を形成して発熱素子及びト
ランジスタを接続する配線電極を形成する。
の金属においては、生成熱がシリコン酸化物より小さい
ことにより、半導体基板上にIVA族の金属層を生成すれ
ば、基板表面に生成される自然シリコン酸化膜を還元す
ることができ、自然シリコン酸化膜が界面に取り残され
ることによる接触抵抗の増大を防止することができる。
またIVA族の金属窒化物層により発熱抵抗体材料層を構
成する発熱抵抗体材料の半導体基板側への進入等を防止
することができ、これにより例えば発熱抵抗体材料層を
TaAlにより構成した場合のAlのスパイクを防止で
き、また発熱抵抗体材料層をHfB2 により構成した場
合の不純物の拡散を防止することができる。
発明の実施の形態を詳述する。
る。この第1の実施の形態に係るプリンタにおいては、
このサーマルヘッド21を用いて構成される。
たP型シリコン基板22にトランジスターを分離する素
子分離領域(LOCOS:Local oxidation of silico
n)23が形成される。ここでこの素子分離領域23
は、P型シリコン基板22上にシリコン窒化膜を椎積し
た後、リソグラフィー工程、リアクティブイオンエッチ
ング工程によりシリコン窒化膜を部分的に取り除いてパ
ターニングし、このパターンニングによるパターンを用
いて熱酸化処理することにより作成される。
域23間に残されたトランジスターの形成領域にゲート
酸化膜等が作成されてMOS型のスイッチングトランジ
スタ24が形成される。このスイッチングトランジスタ
24の作成工程では、CVD法によりシリコン酸化膜を
所望の厚さまで堆積した後、エッチング法にてシリコン
酸化膜を部分的に除去してパターニングする。さらに洗
浄工程の後、このパターンニングによるパターンを用い
てゲート酸化膜を形成し、ソースドレイン領域を形成す
るためのイオン注入工程、熱処理工程を経てスイッチン
グトランジスタ24が形成される。なおサーマルヘッド
21は、このスイッチングトランジスタ24に加えて、
スイッチングトランジスタ24を駆動する集積回路も併
せてこの工程でP型シリコン基板22上に作成される
(図1(A))。
5及び配線電極26が作成される(図1(B))。ここ
で素子分離領域23をその近傍領域と共に拡大して図2
に示すように(図1(B)において符号Aによる示す範
囲)、この工程では、P型シリコン基板22を希フッ酸
により洗浄した後、スパッタリング法によりIVA族の金
属であるTi膜を膜厚10〜20〔nm〕により形成し、
続いてIVA族金属の窒化物であるTiN膜を膜厚50〜
100〔nm〕により形成する。さらに続いてCVD法に
よりポリシリコンを膜厚150〔nm〕により堆積す
る。さらにイオン注入法により、P又はAsをポリシリ
コン中に導入した後、800〜1000度により熱処理
してポリシリコン中のP又はAsを活性化させ、ポリシ
リコン層のシート抵抗値を0.2〜5kΩ/□に設定す
る。なおこの熱処理により下層のTiは、下地であるP
型シリコン基板22の表面に形成された自然シリコン酸
化膜を還元し、その結果、界面に接触抵抗を安定化する
Tiシリサイドが形成される。この工程では、さらにス
パッタリング法により、順次、膜厚5〔nm〕によるTi
膜、膜厚50〔nm〕によるTiN膜、膜厚400〔nm〕
によるAl−0.5%Cu膜を形成する。
ー工程によりインク吐出部をパターニングし、このパタ
ーンニングによるBCl3 /Cl2 /Ar系ガスを用い
たリアクティブイオンエッチング法により、順次、Al
−0.5%Cu膜、TiN膜、Ti膜を部分的に除去す
る。これによりこの工程では、部分的にポリシリコンを
露出させ、インク吐出部を形成する。
ー工程によりパターニングし、このパターンによるC1
2 系ガスを用いたリアクティブイオンエッチング法によ
り、ポリシリコン、TiN膜、Ti膜を部分的に除去す
る。これらによりこの工程では、図2に示すように、P
型シリコン基板22側より、TiによるIVA族金属層、
TiNによるIVA族金属窒化物層、ポリシリコンによる
発熱抵抗体材料層、TiによるIVA族金属層、TiNに
よるIVA族金属窒化物層、Al−0.5%Cuによる導
電層を順次積層してなる積層構造により配線電極26を
形成する。また図3に示すように、P型シリコン基板2
2側より、TiによるIVA族金属層、TiNによるIVA
族金属窒化物層、ポリシリコンによる発熱抵抗体材料層
を順次積層してなる積層構造により発熱素子25を形成
する。
O2 、SiN等の絶縁物が堆積されて絶縁層27が作成
され、続いて発熱素子25の上にTa膜が設けられて耐
キャビテーション層32が作成される。さらに続いて例
えば炭素系樹脂によるドライフィルム28、オリフィス
プレート29が順次積層され、これらドライフィルム2
8、オリフィスプレート29により、発熱素子25の上
に、オリフィスプレート29側に微小な吐出口であるオ
リフィス30を有してなるインク液室31、このインク
液室31にインクを導く流路等が作成される。
1にインクが導かれ、スイッチングトランジスタ24の
スイッチング動作により発熱素子25が発熱し、インク
を局所的に加熱する。サーマルヘッド21は、この加熱
により、このインク液室31の発熱素子25側面に核気
泡が発生し、核気泡が合体して膜気泡となって成長す
る。サーマルヘッド21は、この気泡による圧力の増大
により、オリフィス30よりインクを押し出して印刷対
象に飛翔させる。これによりこの実施の形態に係るプリ
ンタにおいては、発熱素子25の間欠的な加熱により、
順次インクを印刷対象に付着して所望の画像を作成する
ようになされている。
コン基板22にスイッチングトランジスタ24が作成さ
れた後(図1(A))、発熱素子25、配線電極26が
同一工程により形成され(図1(B))、その後、絶縁
層27、インク液室31、流路等が作成される(図1
(C)。
6が、P型シリコン基板22側より、TiによるIVA族
金属層、TiNによるIVA族金属窒化物層、ポリシリコ
ンによる発熱抵抗体材料層、TiによるIVA族金属層、
TiNによるIVA族金属窒化物層、Al−0.5%Cu
による導電層を順次積層してなる積層構造により形成さ
れる。また発熱素子25が、配線電極26の積層構造か
ら上層側の金属層、金属窒化物層、導電層を取り除いて
なる、P型シリコン基板22側からTiによるIVA族金
属層、TiNによるIVA族金属窒化物層、ポリシリコン
による発熱抵抗体材料層を順次積層してなる積層構造に
より作成される。
ように、SiO2 に比して生成熱が小さい特徴がある。
これによりこのようにP型シリコン基板22側にTiに
よるIVA族金属層を形成した積層構造により配線電極2
6、発熱素子25を作成した場合、P型シリコン基板2
2上に発生するシリコン酸化膜を作成過程における熱処
理により還元することができる。これによりこの実施の
形態では、自然シリコン酸化膜が界面に取り残されるこ
とによる接触抵抗の増大を防止することができる。
にポリシリコンを適用したことにより、発熱抵抗体材料
の半導体基板側への進入を防止することができ、これに
より例えば発熱抵抗体材料層をTaAlにより構成した
場合のAlのスパイクを防止でき、また発熱抵抗体材料
層をHfB2 により構成した場合の不純物の拡散を防止
することができる。
ルヘッド21においては、発熱抵抗体材料を集積回路の
配線電極に適用する場合の、スイッチングトランジスタ
におけるリーク電流の増大、接触抵抗の上昇等の問題を
解決することができる。
料層とIVA族金属層との間にTiNによるIVA族金属窒
化物層が形成されていることにより、発熱抵抗体材料層
を構成するポリシリコンとIVA族金属層を構成するTi
との反応が抑制され、発熱抵抗体材料層の抵抗値の変化
を防止することができる。
も、金属層、金属窒化物層を介して導電層が配置されて
いることにより、導電層を構成するAlのポリシリコン
への進入を防止することができ、これにより配線電極の
劣化を防止することができる。
基板上に、IVA族の金属層、IVA族の金属窒化物層、発
熱抵抗体材料層を順次積層して発熱素子、配線電極を形
成することにより、発熱抵抗体材料を集積回路の配線電
極に適用する場合の各種問題を解決して、簡易な工程に
より同一シリコン基板上に発熱素子と駆動集積回路とを
形成することができる。
A族の金属層、IVA族の金属窒化物層を順次積層した
後、導電層を形成して配線電極を形成することにより、
この導電層と発熱抵抗体材料層との反応を防止すること
ができ、配線電極の劣化を防止することができる。
2の実施の形態に係るプリンタに適用されるサーマルヘ
ッドを示す断面図である。この実施の形態では、ポリシ
リコンに代えてTaAlが発熱抵抗体材料層に適用され
る。
の実施の形態について上述したと同様にして素子分離領
域23が形成され、さらにMOS型トランジスタ24が
形成される。
酸により洗浄された後、スパッタリング法によりIVA族
の金属であるTi膜が膜厚10〜20〔nm〕により形成
され、続いてIVA族金属の窒化物であるTiN膜が膜厚
50〔nm〕により形成される。さらに続いてスパッタリ
ングによりTaAlを膜厚100〜150〔nm〕によ
り堆積した後、600〜700度により熱処理により、
下地シリコン半導体拡散層(ソース、ドレイン)の表面
に形成された自然シリコン酸化膜をTi膜により還元し
て取り除く。なおこれによりこの下地シリコン半導体拡
散層との界面にはTiシリサイドが形成される。
グ法により、順次、膜厚5〔nm〕によるTi膜、膜厚5
0〔nm〕によるTiN膜、膜厚400〔nm〕によるAl
−0.5%Cu膜を形成する。
ー工程によりインク吐出部をパターニングし、このパタ
ーンニングによるBCl3 /Cl2 /Ar系ガスを用い
たリアクティブイオンエッチング法により、順次、Al
−0.5%Cu膜、TiN膜、Ti膜を部分的に除去す
る。これによりこの工程では、局所的にTaAl膜を露
出させ、インク吐出部を形成する。
ー工程によりパターニングし、このパターンによるBC
l3 /Cl2 /Ar系ガスを用いたエッチングにより、
TaAl膜、TiN膜、Ti膜を部分的に除去する。こ
れらによりこの工程では、P型シリコン基板22側よ
り、TiによるIVA族金属層、TiNによるIVA族金属
窒化物層、TaAlによる発熱抵抗体材料層、Tiによ
るIVA族金属層、TiNによるIVA族金属窒化物層、A
l−0.5%Cuによる導電層を順次積層してなる積層
構造により配線電極46を形成する。またP型シリコン
基板22側より、TiによるIVA族金属層、TiNによ
るIVA族金属窒化物層、TaAlによる発熱抵抗体材料
層を順次積層してなる積層構造により発熱素子45を形
成する。
P型シリコン基板22上に発生するシリコン酸化膜をT
i膜により還元して、自然シリコン酸化膜が界面に取り
残されることによる接触抵抗の増大を防止することがで
きる。
半導体基板側へのAlの進入をTiN層により防止する
ことができ、このAlの進入によるスパイクを防止する
ことができる。
ルヘッド21においては、発熱抵抗体材料を集積回路の
配線電極に適用する場合の、スイッチングトランジスタ
におけるリーク電流の増大、接触抵抗の上昇等の問題を
解決することができる。
も、金属層、金属窒化物層を介して導電層が配置されて
いることにより、導電層を構成するAlと発熱抵抗体材
料との反応を防止することができ、これにより配線電
極、発熱抵抗体材料層の劣化を防止することができる。
の絶縁物による絶縁層27、Ta膜による耐キャビテー
ション層32、インク液室31、このインク液室31に
インクを導く流路等が作成される。
層をTaAlにより構成しても、半導体基板上に、IVA
族の金属層、IVA族の金属窒化物層、発熱抵抗体材料層
を順次積層して発熱素子、配線電極を形成することによ
り、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
層、金属窒化物層を作成する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他のIVA族元素であるZr、Hf
を用いて金属層、金属窒化物層を作成しても、上述の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
極において、発熱抵抗体材料層の上層側にも金属層、金
属窒化物層を作成する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば金等の安定な材料により導電層を
形成する場合には、これら上層側の金属層、金属窒化物
層を省略してもよい。
抗体材料としてポリシリコン、TaAlを、導電層材料
としてAl−0.5%Cuを適用する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、これら発熱抵抗体材料、
導電層材料は必要に応じて種々の材料を広く適用するこ
とができる。
を局所的に加熱して印刷する構成のサーマルヘッドに本
発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば感熱型のサーマルヘッド等、発熱素子の
駆動により印刷する種々のプリンタ用ヘッド、さらには
これらのプリンタ用ヘッドを使用したプリンタに広く適
用することができる。
スタ等を形成した半導体基板上に、IVA族の金属層、IV
A族の金属窒化物層、発熱抵抗体材料層を順次積層して
発熱素子、配線電極を形成することにより、発熱抵抗体
材料を集積回路の配線電極に適用する場合の各種問題を
解決して、簡易な工程により同一シリコン基板上に発熱
素子と駆動集積回路とを形成することができる。
ドを示す断面図である。
に拡大して示す断面図である。
的に拡大して示す断面図である。
ドを示す断面図である。
に拡大して示す断面図である。
基板、23……素子分離領域、24……スイッチングト
ランジスタ、25、45……発熱素子、26、46……
配線電極
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板上に発熱素子と前記発熱素子を
駆動するトランジスタとを形成し、前記発熱素子の発熱
により印刷対象を印刷するプリンタにおいて、 前記トランジスタを形成した半導体基板に、IVA族の金
属層、IVA族の金属窒化物層、発熱抵抗体材料層を順次
積層して前記発熱素子を形成し、 前記IVA族の金属層、前記IVA族の金属窒化物層、前記
発熱抵抗体材料層の上層に、導電層を形成して前記発熱
素子及び前記トランジスタを接続する配線電極を形成す
ることを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】前記発熱抵抗体材料層の上層に、さらにIV
A族の金属層、IVA族の金属窒化物層を順次積層した
後、前記導電層を形成して前記配線電極を形成すること
を特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項3】半導体基板上に発熱素子と前記発熱素子を
駆動するトランジスタとを形成し、前記発熱素子の発熱
により印刷対象を印刷するプリンタ用ヘッドにおいて、 前記トランジスタを形成した半導体基板に、IVA族の金
属層、IVA族の金属窒化物層、発熱抵抗体材料層を順次
積層して前記発熱素子を形成し、 前記IVA族の金属層、前記IVA族の金属窒化物層、前記
発熱抵抗体材料層の上層に、導電層を形成して前記発熱
素子及び前記トランジスタを接続する配線電極を形成す
ることを特徴とするプリンタ用ヘッド。 - 【請求項4】前記発熱抵抗体材料層の上層に、さらにIV
A族の金属層、IVA族の金属窒化物層を順次積層した
後、前記導電層を形成して前記配線電極を形成すること
を特徴とする請求項3に記載のプリンタ用ヘッド。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000027240A JP2001212995A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | プリンタ及びプリンタ用ヘッド |
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