JP2001211992A - カーテンボックスおよびカーテンボックスの施工方法 - Google Patents

カーテンボックスおよびカーテンボックスの施工方法

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JP2001211992A
JP2001211992A JP2000028081A JP2000028081A JP2001211992A JP 2001211992 A JP2001211992 A JP 2001211992A JP 2000028081 A JP2000028081 A JP 2000028081A JP 2000028081 A JP2000028081 A JP 2000028081A JP 2001211992 A JP2001211992 A JP 2001211992A
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JP
Japan
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curtain box
edge
wall
curtain
ceiling material
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JP2000028081A
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English (en)
Inventor
Kenji Ogawa
健治 小川
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量が大きいカーテンボックスを壁に確実に
取付けて支持し、カーテンボックス縁部により天井材の
縁部を確実に支持することのできるカーテンボックス及
びカーテンボックスの施工方法を提供すること。 【解決手段】 カーテンボックス本体と、このカーテン
ボックス本体を壁に支持固定する支持部とを備え、前記
支持部は、前記カーテンボックス本体の上壁部および前
壁部に固定されることで、該カーテンボックス本体を保
持する保持部と、この保持部に一体的に形成されて、該
保持部を壁に固定する固定部とを備えていることで、カ
ーテンボックス本体の重量が大きくなってもカーテンボ
ックス本体を確実に保持することができ、保持部に一体
的に形成された固定部によって確実に壁に取付けて支持
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンボックス
およびカーテンボックスの施工方法に関するものであ
る。
【0002】
【背景の技術】カーテンボックスの技術の一例として、
例えば特開平11-137414号公報に記載のものが
知られている。この公報に記載の技術では図7に示すよ
うに、カーテンボックスaが、断面L字状をなしてお
り、その上面dにL型ブラケットb…を複数取り付け、
これらブラケットb…の立上り片cを、壁に固定するこ
とで、カーテンボックスaを壁に取付け固定するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なカーテンボックスaは、比較的薄肉のものであり重量
が比較的小さいので、上記のようなブラケットb…によ
って壁に取付け固定することができるが、カーテンボッ
クスが大型のものであったり、厚肉のものであったりす
ると、該カーテンボックスの重量が大きくなって、上記
のようなブラケットではカーテンボックスを支持しきれ
ない場合がある。また、カーテンボックスを天井に埋め
込むような場合には、カーテンボックスの開口縁部を囲
むようにして、天井材を施工するが、この場合、前記カ
ーテンボックスaでは、その開口縁部に位置する天井材
の縁部を支持することはできなかった。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、カーテンボックスの重量が
大きい場合でも、該カーテンボックスを壁に確実に取付
けて支持することができ、また、カーテンボックスの開
口縁部に位置する天井材の縁部を確実に支持することが
できるカーテンボックスおよびカーテンボックスの施工
方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のカーテンボックスは、例
えば、図1に示すように、カーテンボックス本体2と、
このカーテンボックス本体2を壁に支持固定する支持部
6とを備え、前記支持部6は、前記カーテンボックス本
体2の上壁部3および前壁部4に固定されることで、該
カーテンボックス本体2を保持する保持部8と、この保
持部8に一体的に形成されて、該支持部6を壁に固定す
る固定部7とを備えていることを特徴としている。
【0005】前記カーテンボックス本体2は、例えば、
上壁部3と、この上壁部3の前縁部に、垂下するように
して設けられた前壁部4と、上壁部3および前壁部4の
側面側に設けられた側壁部12とを備えており、下面側
は開口して、この開口部からカーテンの上端部を、前記
上壁部3の下面に固定されたカーテンレール11に取付
けるようになっている。また、前記カーテンボックス本
体2が、片入納まりの場合には、前記側壁部12は入隅
側に設けることなく、一方の側面側にのみ設ければよ
い。さらに、前記カーテンボックス本体2は、平面視に
おいて直線状に構成されてもよいし、弧状に構成されて
いてもよい。
【0006】前記保持部8としては、例えば図2に示す
ように、略L字型の金具を使用すればよく、該金具の一
片部を上壁部3に固定し、他片部を前壁部4に固定すれ
ばよい。また、該金具はカーテンボックス本体2の長さ
に応じて適宜の個数を、所定間隔で配置して該カーテン
ボックス本体2に固定すればよい。金具の固定は、建物
の施工現場で行ってもよいし、工場等において予めカー
テンボックス本体2に固定しておいてもよい。さらに、
前記保持部8が略L字型の金具である場合、前記カーテ
ンボックス本体2の上壁部3に固定する一片部に、補強
板9を立接してもよい。前記保持部8の補強板9は、台
形状を成しており、前壁部3側を短辺とし、荷重がより
かかる壁側を長辺として、カーテンボックスの自重、天
井材13を固定することによりかかる荷重に耐えられる
構造となっている。前記固定部7は、例えば、図1に示
すように、前記保持部8の基端部にほぼ直角に形成され
るとともに、前記補強板9の基端部にも接合するのが望
ましい。
【0007】請求項1記載のカーテンボックスにおいて
は、カーテンボックス本体2を壁に支持固定する支持部
6が、カーテンボックス本体2の上壁部3および前壁部
4に固定されることで、該カーテンボックス本体2を保
持する保持部8と、この保持部8に一体的に形成され
て、該保持部8を壁に固定する固定部7とを備えている
ので、カーテンボックス本体2の上壁部3や前壁部4が
大型になったり、肉厚になったりして、カーテンボック
ス本体2の重量が大きくなっても、保持部8によって、
該カーテンボックス本体2を確実に保持することがで
き、よって、この保持部8に一体的に形成された固定部
7を壁に固定することによって、カーテンボックス本体
2を壁に確実に取付けて支持することができる。
【0008】請求項2に記載のカーテンボックスは、例
えば図1、2に示すように、請求項1記載のカーテンボ
ックスにおいて、前記カーテンボックス本体2の開口縁
部には、天井材13の縁部を固定するための野縁材5が
設けられていることを特徴としている。
【0009】前記野縁材5は、例えば、カーテンボック
ス本体2が、上壁部3と、この上壁部3の前縁部に、垂
下するようにして設けられた前壁部4と、上壁部3およ
び前壁部4および前壁部4の側面側に設けられた側壁部
とを備えた構成のものである場合には、該カーテンボッ
クス本体の下縁部に沿って、連続した平面視コ字型のフ
レーム状に形成される。
【0010】また、野縁材5は、カーテンボックス本体
2の下面より、天井材13の厚み分上方の位置に設けら
れ、カーテンボックス本体2の内壁面からビスDによっ
て固定される。このようにすれば、野縁材5の下面に天
井材13を固定することによって、カーテンボックス本
体2の下面と、天井材13の下面との間に段差が生じる
ことがない。
【0011】さらに、前記野縁材5と、前記保持部8と
を結合すれば、これらが一体的となってカーテンボック
ス本体2を立体的に補強することとなる。なお、前記野
縁材5は、上階の床や梁から、吊り木等によって吊り下
げるようにしてもよい。
【0012】請求項2のカーテンボックスにおいては、
請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、カーテンボックス本体2の開口縁部に、天井材13
の縁部を固定するための野縁材5が設けられているの
で、カーテンボックス本体2を天井に埋め込む場合にお
いて、該カーテンボックス本体2周囲の天井材13の縁
部を、容易かつ確実に野縁材5に固定して支持すること
ができ、また、カーテンボックス本体2の開口縁部が野
縁材5を介して天井材13によっても支持されることに
なって、カーテンボックス本体2をより確実に支持する
ことができる。
【0013】請求項3記載のカーテンボックスは、例え
ば、図6に示すように、請求項1記載のカーテンボック
スにおいて、前記カーテンボックス本体2の開口縁部に
は、天井材13の縁部が挿入されることで、該縁部を見
切って支持する見切縁10が設けられていることを特徴
としている。
【0014】前記見切縁10は、例えば、カーテンボッ
クス本体2が、上壁部3と、この上壁部3の前縁部に、
垂下するようにして設けられた前壁部4と、上壁部3お
よび前壁部4および前壁部4の側面側に設けられた側壁
部12とを備えた構成のものである場合には、該カーテ
ンボックス本体の下縁部に沿って、連続した平面視コ字
型のフレーム状に形成される。前記見切縁10は、その
断面がコ字型の受け金物であり、天井材13の厚み分の
開口部幅を有している。前記見切縁10は、その背面を
前記カーテンボックス本体2前面に向けるとともに下面
を前記カーテンボックス本体2の下面に合わせてカーテ
ンボックス本体2に固定し、前記見切縁10のコ字状の
開口部に天井材13を挿入することにより天井材13を
支持するようになっている。
【0015】請求項3のカーテンボックスにおいては、
請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記カーテンボックス本体2の開口縁部に、天井材
13の縁部が挿入されることで、該縁部を見切って支持
する見切縁10が設けられているので、カーテンボック
ス本体2を天井に埋め込む場合において、該カーテンボ
ックス本体2周囲の天井材13の縁部を確実に支持する
ことができるとともに該天井材13の縁部が見切縁10
によって見切られるので、見切縁10と天井材13の縁
の接続部の仕上がりが奇麗なものとなる。
【0016】請求項4のカーテンボックスの施工方法
は、例えば図2に示すように、請求項1記載のカーテン
ボックスを施工するカーテンボックスの施工方法であっ
て、前記カーテンボックス本体2の開口部を下方に向け
るようにして前記固定部7を壁に固定することで、カー
テンボックス本体2を壁に取り付け固定し、次いで、天
井材13を前記カーテンボックスの開口部を囲むように
して施工することを特徴としている。
【0017】請求項4のカーテンボックスの施工方法に
おいては、前記カーテンボックス本体2の開口部を下方
に向けるようにして前記固定部7を壁に固定すること
で、前記カーテンボックスの重量が大きくなっても、カ
ーテンボックス本体2を壁に確実に取り付け支持するこ
とができる。次いで、天井材13を前記カーテンボック
ス本体2の開口部を囲むようにして施工することによ
り、カーテンボックス本体2の開口部より上部を天井材
13によって隠すことができるとともに天井材13がカ
ーテンボックスと一体化するのでカーテンボックス本体
2周辺の外観意匠性が向上する。
【0018】請求項5のカーテンボックスの施工方法
は、例えば図2に示すように、請求項2記載のカーテン
ボックスを施工するカーテンボックスの施工方法であっ
て、前記カーテンボックス本体2の開口部を下方に向け
るようにして前記固定部7を壁に固定することで、カー
テンボックス本体2を壁に取付け固定し、次いで、天井
材13を前記カーテンボックス1の開口部を囲むように
施工するとともに、前記天井材13の縁部を前記野縁材
5に固定することを特徴としている。
【0019】請求項5におけるカーテンボックスの施工
方法においては、前記カーテンボックス本体2の開口部
を下方に向けるようにして前記固定部7を壁に固定する
ことで、カーテンボックスの重量が大きくなっても支持
することができる。次いで、天井材13を前記カーテン
ボックスの開口部を囲むように施工するとともに、前記
天井材13の縁部を前記野縁材5に固定することによ
り、天井材13とカーテンボックスが一体化し、天井材
13の縁部を確実に支持することができるとともに、カ
ーテンボックスも天井材13によって確実に支持される
ことになる。
【0020】請求項6のカーテンボックスの施工方法
は、例えば図6に示すように、請求項3記載のカーテン
ボックスを施工するカーテンボックスの施工方法であっ
て、前記カーテンボックス本体2の開口部を下方に向け
るようにして前記固定部7を壁に固定することで、カー
テンボックス本体2を壁に取付け固定し、次いで、天井
材13を前記カーテンボックスの開口部を囲むように施
工するとともに、前記天井材13の縁部を前記見切縁1
0に挿入することを特徴としている。
【0021】請求項6におけるカーテンボックスの施工
方法においては、前記カーテンボックス本体の開口部を
下方に向けるようにして前記固定部7を壁に固定するこ
とで、カーテンボックス1を壁に取付け固定することが
できる。次いで、天井材13を前記カーテンボックスの
開口部を囲むように施工するとともに、前記天井材13
の縁部を前記見切縁10に挿入することにより、該カー
テンボックス本体2周囲の天井材13の縁部を確実に支
持することができるとともに該天井材13の縁部が見切
縁10によって見切られるので、見切縁10と天井材1
3の縁との接続部の仕上がりが奇麗なものとなる。な
お、請求項5および6のカーテンボックスの施工方法で
は、カーテンボックス本体2の開口部より上部を天井材
13によって隠すことができるとともに天井材13がカ
ーテンボックスと一体化するのでカーテンボックス本体
2周辺の外観意匠性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態について説明する。 <第1実施形態例>図1、2、3は、本発明に係わるカー
テンボックス1を施工した状態を示すもので、図1は斜
視図、図2は縦断面図、図3は正断面図である。図1,
2,3に示すようにこのカーテンボックス1は、カーテ
ンボックス本体2とカーテンボックス本体2上部に設置
されるカーテンボックス吊金物である支持部6とから構
成されている。前記カーテンボックス本体2は、上壁部
3とこの上壁部3の前縁部に、垂下するようにして設け
られた前壁部4と、上壁部3および前壁部4の側面側に
設けられた側壁部12とを備えており、下面側は開口し
て、この開口部からカーテンの上端部を、図5に示すよ
うに前記上壁部3の下面に固定されたカーテンレール1
1に取付けるようになっている。
【0023】前記支持部6は、保持部8と補強板9と固
定部7とから構成されている。前記保持部8は、略L字
型を呈しており、その一片部がカーテンボックス本体2
の上壁部3に、他片部が前壁部4にビスBによって固定
されることで、カーテンボックス本体2に取付けられて
いる。また、前記一片部は上壁部3の基端部から先端部
まで延在するようにして形成されており、他片部は上壁
部3の前縁部から前壁部4の下端部より、後述する野縁
材5の上端位置まで延在するようにして形成されてい
る。
【0024】前記補強板9は、保持部8の縁部に該保持
部8と一体的に形成された台形板状のもので、その短辺
側を前壁部4側に向け、長辺側を壁側に向けて配置され
ている。
【0025】前記固定部7は、保持部8の基端部に該保
持部8と一体的に形成された長方形板状のもので、その
長辺部は前記補強板9の基端部の長辺部に接合されてい
る。そして、このような構成の支持部6は、カーテンボ
ックス本体2の長手方向に所定間隔で3つ取付けられて
おり、該カーテンボックス本体2は、各支持部6の固定
部7を壁に当接し、該固定部7から壁に木ねじCをねじ
込むことによって、壁に取付け固定されている。
【0026】前記カーテンボックス本体2の開口縁部に
は、天井材13の縁部を固定するための野縁材5が設け
られている。この野縁材5は、木製の角材で形成された
ものであり、前記カーテンボックス本体2の下縁部に沿
って、連続した平面視コ字型になるようにしてカーテン
ボックス本体2に取付けられている。
【0027】また、前記野縁材5は、カーテンボックス
本体2の下面より、天井材13の厚み分上方の位置に設
けられ、カーテンボックス本体2の内壁面からビスDに
よって固定されている。なお、カーテンボックス本体2
の上壁部3の下面には、図4に示すように、カーテンレ
ール11,11が平行に取付けられている。
【0028】次に上記構成のカーテンボックス1の施工
方法について説明する。まず、図1に示すようにカーテ
ンボックス1は、その開口部を下方に向けた状態で天井
仕上げ位置に合わせて、該カーテンボックス1の固定部
7…を壁に当接したうえで、該固定部7…上から木ネジ
Cを壁にねじ込むことで、カーテンボックス1を壁に取
付け固定する。カーテンボックス1を天井仕上げ位置に
合わせるには、該カーテンボックス1の下面つまり前壁
部4及び側壁部12の下面と、施工すべき天井材13の
下面位置とを合わせることにより行う。
【0029】また、カーテンボックス1の横方向の位置
決めは、壁に形成された開口部の枠材E,Eの外側位置
にカーテンボックス1が位置するように配置し、該枠材
E,Eに、カーテンボックス1の側壁部12,12を当
接することにより行う。
【0030】次に、天井材13を天井仕上げ位置に合わ
せて施工する。この場合、カーテンボックス1の周囲に
位置する天井材13によって、カーテンボックス1の開
口部を囲むようにして施工する。そして、この天井材1
3の縁部をカーテンボックス1の野縁材5に固定する。
この固定は、図2に示すように、前記天井材13の縁部
を野縁材5の下面に当接接着したうえで、天井材13の
下面から図示しない釘を野縁材5に打ち込むことによっ
て行う。
【0031】このようにして、図5に示すように、カー
テンボックス1を施工することによって、カーテンボッ
クス1の下面と天井材13の下面とが面一となって、カ
ーテンボックス1と天井材13とが一体化される。
【0032】以上述べてきたように、本実施形態例によ
ればカーテンボックス本体2の重量が大きくなっても、
保持部8によって、該カーテンボックス本体2を確実に
保持することができ、よって、この保持部8に一体的に
形成された固定部7を壁に固定することによって、カー
テンボックス本体2を壁に確実に取付けて支持すること
ができる。また、天井材13を前記カーテンボックス1
の開口部を囲むように施工するとともに、前記天井材1
3の縁部を前記野縁材5に固定することにより、天井材
13とカーテンボックス1が一体化し、天井材13の縁
部を確実に支持することができるとともに、カーテンボ
ックス1も天井材13によって確実に支持されることに
なる。
【0033】<第2の実施形態例>図6は本発明のカーテ
ンボックスについての第2実施形態例を示すものであ
る。この図に示すカーテンボックスが、前記第1実施形
態例で示したカーテンボックスと異なる点は、カーテン
ボックス本体2の開口部に、野縁材5の代わりに見切縁
10を設けている点であるので、以下ではこの見切縁1
0について詳細に説明し、他の共通構成部分には同一符
号を付してその説明を省略または簡略化する。
【0034】図6に示すように、前記カーテンボックス
本体2の開口縁部には、天井材13の縁部を固定するた
めの前記見切縁10が設けられている。前記見切縁10
は、断面視コ字型なる金物にて形成されたものであり、
前記カーテンボックス本体2の下縁部に沿って、連続し
た平面視コ字型になるようにしてカーテンボックス本体
2に取付けられている。
【0035】断面視コ字型なる前記見切縁10は、開口
部を外側に向けるように、前記見切縁10の背面を前壁
部4および側壁部12の前面に当接し、前記見切縁10
の下面を前壁部4および側壁部12の下面にあわせたの
ちに、カーテンボックス本体2の内壁側よりビスDにて
固定される。
【0036】前記見切縁10の開口部断面は、天井材1
3の厚みを考慮されたもので、該開口部に天井材13の
先端が該開口部内側に当接するように挿入することで、
天井材13を支持することができる。次に上記構成のカ
ーテンボックス1の施工方法について説明する。まず、
図3に示すようにカーテンボックス1は、その開口部を
下方に向けた状態で天井仕上げ位置に合わせて、該カー
テンボックス1の固定部7…を壁に当接したうえで、該
固定部7…上から木ネジCを壁にねじ込むことで、カー
テンボックス1を壁に取付け固定される。カーテンボッ
クス1を天井仕上げ位置に合わせるには、施工すべき天
井材13の下面位置より、見切縁10の挟持箇所の肉厚
分下に該カーテンボックス1の下面つまり前壁部4及び
側壁部12の下面を位置させることにより行う。
【0037】また、カーテンボックス1の横方向の位置
決めは、壁に形成された開口部の枠材E,Eの外側位置
にカーテンボックス1が位置するように配置し、該枠材
E,Eに、カーテンボックス1の側壁部12,12を当
接することにより行う。
【0038】次に、天井材13を天井仕上げ位置に合わ
せて施工する。この場合、カーテンボックス1の周囲に
位置する天井材13によって、カーテンボックス1の開
口部を囲むようにして施工する。そして、この天井材1
3の縁部をカーテンボックス1の見切縁10に挿入す
る。
【0039】以上述べてきたように、本実施形態例によ
ればカーテンボックス本体2の重量が大きくなっても、
保持部8に一体的に形成された固定部7を壁に固定する
ことによって、カーテンボックス本体2を壁に確実に取
付けて支持することができる。また、天井材13を前記
カーテンボックスの開口部を囲むように施工するととも
に、前記天井材13の縁部を前記見切縁10に挿入する
ことにより、天井材13とカーテンボックスが一体化
し、天井材13の縁部を確実に支持することができると
ともに、カーテンボックスも天井材13によって確実に
支持されることになる。さらに天井材13の縁部が見切
縁10によって見切られるので、見切縁10と天井材1
3の縁との接続部の仕上がりが奇麗なものとなる。な
お、上記の二つの例では、カーテンボックス本体2を保
持する保持部8の他片部と、野縁材5、または見切縁1
0とは結合していないが、該他片部と野縁材5または見
切縁10とを結合してしてもよい。このようにすれば、
保持部8と野縁材5または見切縁10とが一体的となっ
て、カーテンボックス本体2を立体的に補強することが
でき、補強効果をより向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のカーテンボックスによれば、カーテンボックス本体の
上壁部や前壁部が大型になったり、肉厚になったりし
て、カーテンボックス本体の重量が大きくなっても、保
持部によって、該カーテンボックス本体を確実に保持す
ることができ、よって、この保持部に一体的に形成され
た固定部を壁に固定することによって、カーテンボック
ス本体を壁に確実に取付けて支持することができる。
【0041】請求項2のカーテンボックスによれば請求
項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
カーテンボックス本体の開口縁部に、天井材の縁部を固
定するための野縁材が設けられているので、該カーテン
ボックス本体周囲の天井材の縁部を、容易かつ確実に野
縁材に固定して支持することができ、また、カーテンボ
ックス本体の開口縁部が野縁材を介して天井材によって
も支持されることになって、カーテンボックス本体をよ
り確実に支持することができる。
【0042】請求項3のカーテンボックスによれば、請
求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと
前記カーテンボックス本体の開口縁部は、天井材の縁部
が挿入されることで、該縁部を見切って支持する見切縁
が設けられているので、該カーテンボックス本体周囲の
天井材の縁部を確実に支持することができるとともに該
天井材の縁部が見切縁によって見切られるので、見切縁
と天井材の縁の接続部の仕上がりが奇麗なものとなる。
【0043】請求項4のカーテンボックスの施工方法に
よれば、前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向
けるようにして前記固定部を壁に固定することで、カー
テンボックスを壁に容易かつ確実に取り付け固定するこ
とができる。次いで、天井材を前記カーテンボックスの
開口部を囲むようにして施工しているので、カーテンボ
ックス本体の開口部より上部を天井材によって隠すこと
ができるとともに天井材がカーテンボックスと一体化す
るのでカーテンボック周辺の外観意匠性を向上させるこ
とができる。
【0044】請求項5におけるカーテンボックスによれ
ば、前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向ける
ようにして前記固定部を壁に固定することで、カーテン
ボックスを壁に容易かつ確実に取付け固定することがで
きる。次いで、天井材を前記カーテンボックスの開口部
を囲むように施工するとともに、前記天井材の縁部を前
記野縁材に固定するため、天井材とカーテンボックスが
一体化し、天井材の縁部を確実に支持することができる
とともに、カーテンボックスも天井材によって確実に支
持することができる。
【0045】請求項6におけるカーテンボックスによれ
ば、前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向ける
ようにして前記固定部を壁に固定することで、カーテン
ボックスを壁に容易かつ確実に取付け固定することがで
きる。次いで、天井材を前記カーテンボックスの開口部
を囲むように施工するとともに、前記天井材の縁部を前
記見切縁に挿入することで、該カーテンボックス本体周
囲の天井材の縁部を確実に支持することができるととも
に該天井材の縁部が見切縁によって見切られるので、見
切縁と天井材の縁との接続部の仕上がりが奇麗なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカーテンボックスの一例を示すも
ので、該カーテンボックスを壁に固定した状態を示す斜
視図である。
【図2】同、カーテンボックスを壁に固定した状態を示
す縦断面図である。
【図3】同、カーテンボックスを壁に固定した状態を示
す正断面図である。
【図4】同、カーテンボックスを壁に固定した状態を示
す平面図である。
【図5】同、天井を施工した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るカーテンボックスの他の例を示す
もので、該カーテンボックスを壁に固定した状態を示す
縦断面図である。
【図7】従来カーテンボックスの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カーテンボックス 2 カーテンボックス本体 3 上壁部 4 前壁部 5 野縁材 6 支持部 7 固定部 8 保持部 10 見切縁 13 天井材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンボックス本体と、このカーテン
    ボックス本体を壁に支持固定する支持部とを備え、前記
    支持部は、前記カーテンボックス本体の上壁部および前
    壁部に固定されることで、該カーテンボックス本体を保
    持する保持部と、この保持部に一体的に形成されて、該
    保持部を壁に固定する固定部とを備えていることを特徴
    とするカーテンボックス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカーテンボックスにおい
    て、 前記カーテンボックス本体の開口縁部には、天井材の縁
    部を固定するための野縁材が設けられていることを特徴
    とするカーテンボックス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカーテンボックスにおい
    て、 前記カーテンボックス本体の開口縁部には、天井材の縁
    部が挿入されることで、該縁部を見切って支持する見切
    縁が設けられていることを特徴とするカーテンボック
    ス。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカーテンボックスを施工
    するカーテンボックスの施工方法であって、 前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向けるよう
    にして前記固定部を壁に固定することで、カーテンボッ
    クスを壁に取り付け固定し、 次いで、天井材を前記カーテンボックスの開口部を囲む
    ようにして施工することを特徴とするカーテンボックス
    の施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項2の記載のカーテンボックスを施
    工するカーテンボックスの施工方法であって、 前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向けるよう
    にして前記固定部を壁に固定することで、カーテンボッ
    クスを壁に取付け固定し、 次いで、天井材を前記カーテンボックスの開口部を囲む
    ように施工するとともに、前記天井材の縁部を前記野縁
    材に固定することを特徴とするカーテンボックスの施工
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のカーテンボックスを施工
    するカーテンボックスの施工方法であって、 前記カーテンボックス本体の開口部を下方に向けるよう
    にして前記固定部を壁に固定することで、カーテンボッ
    クスを壁に取付け固定し、 次いで、天井材を前記カーテンボックスの開口部を囲む
    ように施工するとともに、前記天井材の縁部を前記見切
    縁に挿入することを特徴とするカーテンボックスの施工
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104887033A (zh) * 2015-05-26 2015-09-09 中建五局蚌埠建筑工程有限公司 吊顶施工中窗帘盒组装方法

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