JPH1193287A - 断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具 - Google Patents
断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具Info
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- JPH1193287A JPH1193287A JP25054497A JP25054497A JPH1193287A JP H1193287 A JPH1193287 A JP H1193287A JP 25054497 A JP25054497 A JP 25054497A JP 25054497 A JP25054497 A JP 25054497A JP H1193287 A JPH1193287 A JP H1193287A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】断熱内壁パネルの出入り調整に対応でき、この
断熱内壁パネルの施工後に固定することができる断熱内
壁パネルのラーメン柱固定用金具を提供する。 【解決手段】ラーメン柱3と、ラーメン柱3のフランジ
部31から間隙Dを存した状態で位置決め固定された断
熱内壁パネル2とを固定する固定用金具1であって、挟
持片15と支持片16との基端部をつないで断面コ字状
となされた金具本体11と、この金具本体11の支持片
16に螺合して挟持片15に向かって進退する固定ボル
ト12と、金具本体11と一体となされ、断熱内壁パネ
ル2の一側端面にビス固定するビス固定部13と、この
ビス固定部13から挿通されるビス14とを具備し、固
定ボルト12と挟持片15との間にラーメン柱3のフラ
ンジ部31を挟持固定した状態で、断熱内壁パネル2の
一側端面に、ビス固定部13からビス14を螺合固定す
るようになされたものである。
断熱内壁パネルの施工後に固定することができる断熱内
壁パネルのラーメン柱固定用金具を提供する。 【解決手段】ラーメン柱3と、ラーメン柱3のフランジ
部31から間隙Dを存した状態で位置決め固定された断
熱内壁パネル2とを固定する固定用金具1であって、挟
持片15と支持片16との基端部をつないで断面コ字状
となされた金具本体11と、この金具本体11の支持片
16に螺合して挟持片15に向かって進退する固定ボル
ト12と、金具本体11と一体となされ、断熱内壁パネ
ル2の一側端面にビス固定するビス固定部13と、この
ビス固定部13から挿通されるビス14とを具備し、固
定ボルト12と挟持片15との間にラーメン柱3のフラ
ンジ部31を挟持固定した状態で、断熱内壁パネル2の
一側端面に、ビス固定部13からビス14を螺合固定す
るようになされたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱内壁パネルを
ラーメン柱に固定するための金具に関するものである。
ラーメン柱に固定するための金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄骨構造の建物において、外壁
がカーテンウォール構造をとっているような場合、内壁
の施工に当たって、自立した下地材と内壁裏面に密着す
る断熱材の施工が必要となる。
がカーテンウォール構造をとっているような場合、内壁
の施工に当たって、自立した下地材と内壁裏面に密着す
る断熱材の施工が必要となる。
【0003】そこで、図3に示すように、矩形に枠組み
した木製下地枠bの枠内に断熱材cを設けるとともに、
この木製下地枠bの内面側に防湿シートdを貼設して断
熱内壁パネルaを構成し、この断熱内壁パネルaを、梁
下に横並びに施工して固定金具eによってラーメン柱f
のフランジ部gに固定することが行われている。
した木製下地枠bの枠内に断熱材cを設けるとともに、
この木製下地枠bの内面側に防湿シートdを貼設して断
熱内壁パネルaを構成し、この断熱内壁パネルaを、梁
下に横並びに施工して固定金具eによってラーメン柱f
のフランジ部gに固定することが行われている。
【0004】この場合、断熱内壁パネルaは、木製下地
枠b同士を横並びに固定するので、この木製下地枠bの
幅の倍数の長さで施工されることとなり、ぴったりとラ
ーメン柱fのフランジ部gの間に収まらないことが多
い。
枠b同士を横並びに固定するので、この木製下地枠bの
幅の倍数の長さで施工されることとなり、ぴったりとラ
ーメン柱fのフランジ部gの間に収まらないことが多
い。
【0005】そのため、従来より、固定金具eとして
は、図4に示すように、ラーメン柱fのフランジ部gを
挟持するようにコ字状に折り曲げられた挟持部hと、こ
の挟持部hの一端側から延設され、木製下地枠bの背面
iに当接される当接部jとを具備したものを使用してい
た。そして、木製下地枠bの背面iに当接部jを固定す
ることで、ラーメン柱fのフランジ部gと木製下地枠b
との間に隙間が出来ても出来なくても固定できるように
なされていた。
は、図4に示すように、ラーメン柱fのフランジ部gを
挟持するようにコ字状に折り曲げられた挟持部hと、こ
の挟持部hの一端側から延設され、木製下地枠bの背面
iに当接される当接部jとを具備したものを使用してい
た。そして、木製下地枠bの背面iに当接部jを固定す
ることで、ラーメン柱fのフランジ部gと木製下地枠b
との間に隙間が出来ても出来なくても固定できるように
なされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の固
定金具eの場合、断熱内壁パネルaの背面iを固定金具
eの当接部jに当接させて固定してしまうので、断熱内
壁パネルaは、図4に示すように、矢符A方向および矢
符B方向に微妙な出入り調整をすることができず、固定
金具eによって必然と固定位置が決まってしまうといっ
た不都合を生じることとなる。
定金具eの場合、断熱内壁パネルaの背面iを固定金具
eの当接部jに当接させて固定してしまうので、断熱内
壁パネルaは、図4に示すように、矢符A方向および矢
符B方向に微妙な出入り調整をすることができず、固定
金具eによって必然と固定位置が決まってしまうといっ
た不都合を生じることとなる。
【0007】また、固定金具eの当接部jを木製下地枠
bの背面iに固定するため、断熱内壁パネルaの施工後
では、この固定金具eを固定することができない。その
ため、あらかじめ断熱内壁パネルaを施工する前に固定
金具eを固定しておかなければならないので、ラーメン
柱fのフランジ部gと木製下地枠bとの間に隙間ができ
るような場合には、この隙間を見越して固定金具eを固
定しておかなければならないといった不都合を生じるこ
ととなる。
bの背面iに固定するため、断熱内壁パネルaの施工後
では、この固定金具eを固定することができない。その
ため、あらかじめ断熱内壁パネルaを施工する前に固定
金具eを固定しておかなければならないので、ラーメン
柱fのフランジ部gと木製下地枠bとの間に隙間ができ
るような場合には、この隙間を見越して固定金具eを固
定しておかなければならないといった不都合を生じるこ
ととなる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、断熱内壁パネルの出入り調整に対応でき、こ
の断熱内壁パネルの施工後に固定することができる断熱
内壁パネルのラーメン柱固定用金具を提供することを目
的としている。
であって、断熱内壁パネルの出入り調整に対応でき、こ
の断熱内壁パネルの施工後に固定することができる断熱
内壁パネルのラーメン柱固定用金具を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具は、
ラーメン柱と、このラーメン柱のフランジ部から間隙を
存した状態で位置決め固定された断熱内壁パネルとを固
定するための金具であって、二つの立上り片の基端部を
つないで断面コ字状となされた金具本体と、この金具本
体の一方の立上り片に螺合して他方の立上り片に向かっ
て進退する固定片と、金具本体と一体となされ、断熱内
壁パネルの一側端面にビス固定するためのビス固定部
と、このビス固定部から挿通されるビスとを具備し、固
定片を螺合することによって、この固定片と他方の立上
り片との間にラーメン柱のフランジ部を挟持固定した状
態で、断熱内壁パネルの一側端面に、ビス固定部からビ
スを螺合固定するようになされたものである。
の本発明の断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具は、
ラーメン柱と、このラーメン柱のフランジ部から間隙を
存した状態で位置決め固定された断熱内壁パネルとを固
定するための金具であって、二つの立上り片の基端部を
つないで断面コ字状となされた金具本体と、この金具本
体の一方の立上り片に螺合して他方の立上り片に向かっ
て進退する固定片と、金具本体と一体となされ、断熱内
壁パネルの一側端面にビス固定するためのビス固定部
と、このビス固定部から挿通されるビスとを具備し、固
定片を螺合することによって、この固定片と他方の立上
り片との間にラーメン柱のフランジ部を挟持固定した状
態で、断熱内壁パネルの一側端面に、ビス固定部からビ
スを螺合固定するようになされたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0011】図1は固定用金具1の全体構成の概略を示
し、図2は同固定用金具1による断熱内壁パネル2とラ
ーメン柱3との固定状態を示している。
し、図2は同固定用金具1による断熱内壁パネル2とラ
ーメン柱3との固定状態を示している。
【0012】すなわち、この固定用金具1は、金具本体
11と、固定ボルト12と、ビス固定部13と、ビス1
4とを具備し、ラーメン柱3と、このラーメン柱3のフ
ランジ部31から間隙Dを存した状態で位置決固定され
た断熱内壁パネル2とを固定できるようになされてい
る。
11と、固定ボルト12と、ビス固定部13と、ビス1
4とを具備し、ラーメン柱3と、このラーメン柱3のフ
ランジ部31から間隙Dを存した状態で位置決固定され
た断熱内壁パネル2とを固定できるようになされてい
る。
【0013】金具本体11は、金属製の鋼板を折り曲げ
て形成されている。この金具本体11は、ラーメン柱3
のフランジ部31の厚みよりも若干幅の広い間隔の略コ
字状となるように折り曲げられている。そして、このコ
字状となった状態で対向する挟持片15と支持片16と
の間に、ラーメン柱3のフランジ部31を介在させるよ
うになされている。
て形成されている。この金具本体11は、ラーメン柱3
のフランジ部31の厚みよりも若干幅の広い間隔の略コ
字状となるように折り曲げられている。そして、このコ
字状となった状態で対向する挟持片15と支持片16と
の間に、ラーメン柱3のフランジ部31を介在させるよ
うになされている。
【0014】固定ボルト12は、金具本体11の支持片
16の外側から螺合し、その先端部が挟持片15側に進
退できるようになされている。そして、この固定ボルト
12を支持片16側から螺合することによって、挟持片
15と固定ボルト12との間でラーメン柱3のフランジ
部31を挟持固定するようになされている。
16の外側から螺合し、その先端部が挟持片15側に進
退できるようになされている。そして、この固定ボルト
12を支持片16側から螺合することによって、挟持片
15と固定ボルト12との間でラーメン柱3のフランジ
部31を挟持固定するようになされている。
【0015】ビス固定部13は、金具本体11の挟持片
15と面一で、かつ、この挟持片15とは反対の方向に
向くように、この挟持片15の基端部から延設されてい
る。このビス固定部13には、ビス14を挿通するため
の小孔17が設けられている。
15と面一で、かつ、この挟持片15とは反対の方向に
向くように、この挟持片15の基端部から延設されてい
る。このビス固定部13には、ビス14を挿通するため
の小孔17が設けられている。
【0016】ビス14は、断熱内壁パネル2とラーメン
柱3との間隙Dよりも長く形成されたものを使用する。
柱3との間隙Dよりも長く形成されたものを使用する。
【0017】断熱内壁パネル2は、木製下地枠21の外
面側に防湿シート22が貼設されるとともに、この防湿
シート22の外面側に断熱材23が貼設されて構成され
ている。この断熱内壁パネル2は、木製下地枠21の枠
外の外面側に防湿シート22および断熱材23を貼設し
ているので、木製下地枠21の枠内が空隙となる。その
ため、この断熱内壁パネル2は、木製下地枠21の枠内
から釘(図示省略)を打ち付けることによって簡単に床
下地材(図示省略)の上に固定したり、隣接する断熱内
壁パネル2と固定することができる。
面側に防湿シート22が貼設されるとともに、この防湿
シート22の外面側に断熱材23が貼設されて構成され
ている。この断熱内壁パネル2は、木製下地枠21の枠
外の外面側に防湿シート22および断熱材23を貼設し
ているので、木製下地枠21の枠内が空隙となる。その
ため、この断熱内壁パネル2は、木製下地枠21の枠内
から釘(図示省略)を打ち付けることによって簡単に床
下地材(図示省略)の上に固定したり、隣接する断熱内
壁パネル2と固定することができる。
【0018】このようにして構成された断熱内壁パネル
2は、上述したように床下地材(図示省略)の上に固定
したり、隣接する断熱内壁パネル2と固定したりするこ
とによって、ラーメン柱3のフランジ部31の間に横並
びに位置決め固定される。
2は、上述したように床下地材(図示省略)の上に固定
したり、隣接する断熱内壁パネル2と固定したりするこ
とによって、ラーメン柱3のフランジ部31の間に横並
びに位置決め固定される。
【0019】ただし、このように横並びに位置決め固定
した断熱内壁パネル2が、ラーメン柱3のフランジ部3
1間にぴったりと収まるといったことは、ほとんど無
く、通常は、施工性などを考慮して遊びを持たせてある
ので、図2に示すように、ラーメン柱3のフランジ部3
1と、このフランジ部31に隣接する断熱内壁パネル2
との間には、間隙Dが形成された状態で位置決め固定さ
れてしまう。
した断熱内壁パネル2が、ラーメン柱3のフランジ部3
1間にぴったりと収まるといったことは、ほとんど無
く、通常は、施工性などを考慮して遊びを持たせてある
ので、図2に示すように、ラーメン柱3のフランジ部3
1と、このフランジ部31に隣接する断熱内壁パネル2
との間には、間隙Dが形成された状態で位置決め固定さ
れてしまう。
【0020】固定用金具1は、このようにラーメン柱3
と、このラーメン柱3のフランジ部31から間隙Dを存
した状態で位置決め固定された断熱内壁パネル2とを固
定するのに使用される。この固定には、まず、固定用金
具1の金具本体11の挟持片15と支持片16との間に
ラーメン柱3のフランジ部31を位置させた状態で、固
定ボルト12を螺合し、この固定ボルト12と挟持片1
5との間でラーメン柱3のフランジ部31を挟持固定
し、これによってラーメン柱3に固定用金具1を固定し
た状態としておく。そして、ビス固定部13の小孔17
からビス14を挿通し、このビス14を、断熱内壁パネ
ル2の木製下地枠21の縦桟材21aに螺合することで
固定を完了させる。これにより、ラーメン柱3のフラン
ジ部31に固定した固定用金具1と、断熱内壁パネル2
の木製下地枠21の縦桟材21aとの間を、ビス14が
引っ張る形で固定することとなる。
と、このラーメン柱3のフランジ部31から間隙Dを存
した状態で位置決め固定された断熱内壁パネル2とを固
定するのに使用される。この固定には、まず、固定用金
具1の金具本体11の挟持片15と支持片16との間に
ラーメン柱3のフランジ部31を位置させた状態で、固
定ボルト12を螺合し、この固定ボルト12と挟持片1
5との間でラーメン柱3のフランジ部31を挟持固定
し、これによってラーメン柱3に固定用金具1を固定し
た状態としておく。そして、ビス固定部13の小孔17
からビス14を挿通し、このビス14を、断熱内壁パネ
ル2の木製下地枠21の縦桟材21aに螺合することで
固定を完了させる。これにより、ラーメン柱3のフラン
ジ部31に固定した固定用金具1と、断熱内壁パネル2
の木製下地枠21の縦桟材21aとの間を、ビス14が
引っ張る形で固定することとなる。
【0021】このように、この固定用金具1は、固定ボ
ルト12と挟持片15との間でラーメン柱3のフランジ
部31を挟持固定するとともに、ビス固定部13の小孔
17から挿通したビス14を断熱内壁パネル2に螺合固
定するといったきわめて簡単な作業で固定することがで
きる。しかも、断熱内壁パネル2を位置決め固定した後
に、ビス14を螺合することで固定するので、断熱内壁
パネル2の出入り調整などの施工に支障を来すことが無
い。
ルト12と挟持片15との間でラーメン柱3のフランジ
部31を挟持固定するとともに、ビス固定部13の小孔
17から挿通したビス14を断熱内壁パネル2に螺合固
定するといったきわめて簡単な作業で固定することがで
きる。しかも、断熱内壁パネル2を位置決め固定した後
に、ビス14を螺合することで固定するので、断熱内壁
パネル2の出入り調整などの施工に支障を来すことが無
い。
【0022】なお、本実施の形態では、木製下地枠21
の枠外の外面側に防湿シート22および断熱材23を貼
設した断熱内壁パネル2を使用しているが、この断熱内
壁パネル2としては、特にこのような構成のものに限定
されるものではなく、木製下地枠21の枠内に断熱材2
3が設けられた断熱内壁パネル2であっても良い。ま
た、木製下地枠21の部分が金属製となされた金属製下
地枠(図示省略)を使用した断熱内壁パネル2であって
も良い。
の枠外の外面側に防湿シート22および断熱材23を貼
設した断熱内壁パネル2を使用しているが、この断熱内
壁パネル2としては、特にこのような構成のものに限定
されるものではなく、木製下地枠21の枠内に断熱材2
3が設けられた断熱内壁パネル2であっても良い。ま
た、木製下地枠21の部分が金属製となされた金属製下
地枠(図示省略)を使用した断熱内壁パネル2であって
も良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、固
定片を螺合することによって、この固定片と他方の立上
り片との間にラーメン柱のフランジ部を挟持固定した状
態で、ビス固定部から断熱内壁パネルにビスを固定する
ようになされているので、このビスを固定するまでは、
ラーメン柱と断熱内壁パネルとをフリーの状態としてお
くことができる。したがって、断熱内壁パネルを床下地
材や梁に位置決めして固定した後に、この断熱内壁パネ
ルとラーメン柱との固定を行うことができ、断熱内壁パ
ネルの出入り調整などの施工に何ら支障を来すことが無
い。
定片を螺合することによって、この固定片と他方の立上
り片との間にラーメン柱のフランジ部を挟持固定した状
態で、ビス固定部から断熱内壁パネルにビスを固定する
ようになされているので、このビスを固定するまでは、
ラーメン柱と断熱内壁パネルとをフリーの状態としてお
くことができる。したがって、断熱内壁パネルを床下地
材や梁に位置決めして固定した後に、この断熱内壁パネ
ルとラーメン柱との固定を行うことができ、断熱内壁パ
ネルの出入り調整などの施工に何ら支障を来すことが無
い。
【0024】また、固定用金具は、断熱内壁パネルの一
側端面にビスを固定して使用するものであるため、あら
かじめ断熱内壁パネルを施工する前に、この断熱内壁パ
ネルに固定しておく必要がなく、簡単に固定することが
できる。
側端面にビスを固定して使用するものであるため、あら
かじめ断熱内壁パネルを施工する前に、この断熱内壁パ
ネルに固定しておく必要がなく、簡単に固定することが
できる。
【図1】(a)ないし(c)は、固定用金具の全体構成
の概略を示す平面図、正面図、側面図である。
の概略を示す平面図、正面図、側面図である。
【図2】固定用金具による断熱内壁パネルとラーメン柱
のフランジ部との固定状態を示す部分断面図である。
のフランジ部との固定状態を示す部分断面図である。
【図3】従来の断熱内壁パネルをラーメン柱間に施工し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図4】従来の固定用金具による断熱内壁パネルとラー
メン柱との固定状態を示す部分拡大図である。
メン柱との固定状態を示す部分拡大図である。
1 固定用金具 11 金具本体 12 固定ボルト(固定片) 13 ビス固定部 14 ビス 15 挟持片(立上り片) 16 支持片(立上り片) 2 断熱内壁パネル 3 ラーメン柱 31 フランジ部 D 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 632 E04B 2/56 632C 632J 645 645A
Claims (1)
- 【請求項1】 ラーメン柱と、このラーメン柱のフラン
ジ部から間隙を存した状態で位置決め固定された断熱内
壁パネルとを固定するための金具であって、 二つの立上り片の基端部をつないで断面コ字状となされ
た金具本体と、この金具本体の一方の立上り片に螺合し
て他方の立上り片に向かって進退する固定片と、金具本
体と一体となされ、断熱内壁パネルの一側端面にビス固
定するためのビス固定部と、このビス固定部から挿通さ
れるビスとを具備し、 固定片を螺合することによって、この固定片と他方の立
上り片との間にラーメン柱のフランジ部を挟持固定した
状態で、断熱内壁パネルの一側端面に、ビス固定部から
ビスを螺合固定するようになされたことを特徴とする断
熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25054497A JPH1193287A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25054497A JPH1193287A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1193287A true JPH1193287A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17209496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25054497A Pending JPH1193287A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 断熱内壁パネルのラーメン柱固定用金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1193287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297848A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Komatsu House Ltd | 外壁パネルの取付構造 |
JP2019007247A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 大和ハウス工業株式会社 | 壁パネル、耐力要素の交換方法および建物 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25054497A patent/JPH1193287A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297848A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Komatsu House Ltd | 外壁パネルの取付構造 |
JP2019007247A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 大和ハウス工業株式会社 | 壁パネル、耐力要素の交換方法および建物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |