JP2000336812A - 空間ユニット - Google Patents

空間ユニット

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JP2000336812A
JP2000336812A JP11146571A JP14657199A JP2000336812A JP 2000336812 A JP2000336812 A JP 2000336812A JP 11146571 A JP11146571 A JP 11146571A JP 14657199 A JP14657199 A JP 14657199A JP 2000336812 A JP2000336812 A JP 2000336812A
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JP
Japan
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panel
partition panel
joint
support bar
rail
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Pending
Application number
JP11146571A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Hanai
孝文 花井
Akiko Tachibana
亜紀子 橘
Shigeru Sayama
茂 佐山
Masanobu Seki
正信 関
Hidenori Shishido
秀則 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Naka Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Naka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仕切パネルの取り付けおよび高さ調整作業が容
易で作業効率の向上を図れると共に、仕切パネルを強固
に固定し得、しかも隙間目地の美観にも優れたトイレや
給湯室等の空間を形成する空間ユニットを提供するもの
である。 【解決手段】空間を画成する壁部材12と、該壁部材1
2を保持する枠部材14と、該枠部材14を補強する継
ぎ材18と、該継ぎ材18の下面に取り付けられ天井パ
ネル22が係止されるパネル支持バー20とを備え、該
パネル支持バー20にその下部に形成された係合溝20
fに仕切パネル30上端から突出したジョイントバー3
2の上端部を挿入してネジ止め固定して仕切パネル30
を吊り下げ、仕切パネル30の下端部は、その下端部か
ら突出する係止レール36と、該空間の床部材52上に
固定される振れ止めレール40とをジョイントピース4
4を介して係合して該仕切パネル30の振れを抑える構
造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の躯体の所定
の位置に設置されてトイレや給湯室等の空間を画成する
空間ユニットに係わり、特にその内部を仕切る仕切パネ
ルの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にトイレや給湯室等の空間を形成す
る空間ユニットは、一部に出入口用の開口を設けた壁パ
ネルと、天井部材および床部材とで空間が画成される。
例えばトイレユニットでは、その内方に内部を仕切る仕
切パネルと、便器、洗面シンク等のトイレ設備が予備配
管等と共に一体に設けられている。
【0003】図9は従来のトイレユニットにおける仕切
パネルの取付構造を示す断面図であり、同図(a)は仕
切パネルの上端取付部を示し、同図(b)は下端取付部
を示す。
【0004】図示するようにトイレ空間を画成するトイ
レユニットの仕切パネル30は、その下端部が床部材5
2に設けられた巾木レール70に固定係止されて床面に
てその荷重が支えられ、上端部は天井部材22に設けら
れた天井レール76によって係止されて側方への倒れが
規制されている。
【0005】即ち、床部材52の仕切パネル30が取り
付けられる位置には、上方が開放された溝部70aを有
する断面コ字状の巾木レール70がアンカにより固定さ
れている。一方、天井部材22の前記巾木レール70と
対向する位置には、下方が開放された溝部76aを有す
る断面コ字状の天井レール76が取り付けられている。
【0006】仕切パネル30は、パネル面をなす2枚の
化粧板30bと、これらの化粧板30b間の上端および
下端部近傍にそれぞれ設けられて前記化粧板30bを離
間して固定する上・下補強部材33,34とを有し、化
粧板30bと上・下補強部材33,34とで形成される
内部空間には芯材30aが内包されてパネル状をなして
いる。
【0007】仕切パネル30の下端部に設けられる下補
強部材34は断面コ字状をなしその開口側が下方に指向
されて化粧板30bの内面に固定されており、この下補
強部材34により前記巾木レール70が入り込む下向き
の溝部30iが形成されている。この溝部30iの底面
には、ナット72が溶着され、このナット72には仕切
パネル30の高さ調整用ボルト74が螺合され、この高
さ調整用ボルト74の下端には、下側が開放されたコ字
状の脚部材78がその上端を固定されて設けられてい
る。
【0008】この脚部材78は、仕切パネル30を取り
付けた状態で、前記巾木レール70の溝部70a内に収
納され、その側面が溝部70aの内面と接するととも
に、開放端部が溝部70aの底面に当接して仕切りパネ
ル30の重量を支えている。
【0009】即ち、仕切パネル30は、取り付け前に、
予めこの脚部材78を回転させることにより、その上部
に一体に取り付けられた高さ調整ネジ74を上下に進退
させ、その高さを調節する。
【0010】また、仕切パネル30の上端部に設けられ
る上補強部材33も同じく断面コ字状をなし、その開口
側が上方に指向されて化粧板30b内面に固定されてお
り、この上補強部材33により前記天井レール76が入
り込む上向きの溝部30hが形成されている。前記化粧
板30bの上端部は、上補強部材33の上方でそれぞれ
内方に折り曲げられて、仕切パネル30上端には天井レ
ール76より僅かに広い幅のスリット30dが形成され
ている。そして、仕切パネル30を取り付けた状態で
は、天井レール76がそのスリット30dを通して溝部
30hに入り込み、天井レール76とスリット縁部とが
係合して仕切パネル30の倒れを規制している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の仕切パネル30の取り付け構造では、床部材52に
取り付ける巾木レール70と、天井部材22に取り付け
る天井レール76とは、当然のことながら離れた位置に
あり、これらを対向する位置に設置しなければならず、
この位置合わせ作業は甚だ面倒であり、多大な手間と時
間とを要していた。
【0012】また、天井レール76を取り付ける天井部
材22は、基本的にはトイレ空間の上部を覆うためのも
のであるため、一般的に化粧吸音板のような低強度の材
質のものが使用されている。従って、天井部材22には
その強度や剛性の弱さから天井レール76を直接取り付
けられず、このため天井部材22の裏面には天井レール
76の配設位置に合わせて補強用の下地材80を別途設
けて天井レール76は下地材80とで天井部材22を挟
み込むようにして取り付けており、下地材80を設ける
分だけその取付作業とコストが増加すると共に、天井レ
ール76の取付作業も手間のかかるものであった。
【0013】さらに、仕切パネル30は、トイレユニッ
ト10を設置する現場の不陸に合わせたり、複数枚の仕
切パネル30を連続させて並設するにあたって、それら
の高さ調整を行う必要があるが、上述のように仕切パネ
ル30の取り付け状態では、その高さ調整機構をなす高
さ調整ボルト74は仕切パネル30下端部の溝部30i
内の底面に螺合され、かつその下端の脚部材78は巾木
レールの溝内に差し込まれているから、外部からその高
さも調整することはできない。従って、仕切パネル30
を一旦仮に取り付けて高さを確認し、その高さが現場の
高さに合わなかったり、隣り合う仕切パネル30と高さ
が合わなかったりした場合には、再度仕切パネル30を
外して高さ調整をし直さなければならず、この高さ調整
にも多大な時間と手間を費やしていた。
【0014】また、仕切パネル30の上端部は、溝部3
0hが天井レール76に係止されているだけであるた
め、仕切パネル30の上部側に僅かながたつきが生じる
ことがあった。
【0015】さらに、仕切パネル30の上縁と、天井部
材22との間には隙間が目地のごとく形成されるが、こ
の隙間寸法は、パネル下端部側での高さ調整に依存する
ため、当該隙間寸法を略均一に調節することは難しく、
周囲の壁面に形成されている目地とも調和し難く美観が
損なわれ易かった。
【0016】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、仕切パネルの取り付
けおよび高さ調整作業が容易で作業効率の向上を図れる
と共に、仕切パネルを強固に固定し得、しかも隙間目地
の美観にも優れた仕切パネルを有する空間ユニットを提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に示す空間ユニットは、建物に設
けられるトイレや給湯室等の空間の外周を画成する壁部
材と、該壁部材の上縁に沿って設けられ、該壁部材の平
面形状を保持する枠部材と、該枠部材間に掛け渡されて
設けられ、該枠部材を補強する継ぎ材と、該空間の天井
部に縦横に配されて該継ぎ材の下面に取り付け固定され
るパネル支持バーと、該パネル支持バーに係止される天
井パネルと、該パネル支持バーにジョイントバーを介し
て吊り下げ固定されて該空間内部を仕切る仕切パネルと
を備えた構成とする。
【0018】即ち、壁部材の平面形状を保持すべくその
上縁に沿って設けられた枠部材を補強する継ぎ材にパネ
ル支持バーを設けるので、このパネル支持バーをその支
持強度や剛性を高めて強固に取り付け固定することがで
きる。このため、このパネル支持バーで天井パネルを係
止できるだけでなく、仕切パネルをも吊り下げ支持する
ことが可能となる。
【0019】また、パネル支持バーを工場等の充実した
設備を使って継ぎ材等の任意の位置に設けることができ
るため、仕切パネルの所望の取付位置に合わせて容易に
精度良くパネル支持バーを設けることができる。
【0020】そして、正確に位置出しされたパネル支持
バーに吊り下げて仕切パネルを取り付ける構造としたの
で、仕切パネルの下端部を床部材側に係止するにあたっ
て、そのパネル支持バーから糸に吊した錘を垂らすだけ
で、その床部材側の取り付け位置を容易にかつ正確に確
認することでき、床部材側に仕切りパネルの下端部を係
止する部材を取り付ける作業が容易に行えるようにな
る。
【0021】また、仕切パネルを予め工場等で空間ユニ
ットに一体に設けておくことができ、現場での取付作業
を少なくして簡易化するとともに施工時間を短縮するこ
とができる。
【0022】さらに、仕切パネルはその下端を固定せず
とも、パネル支持バーに吊り下げて固定支持できるの
で、床部材が一体化されて設けられていない空間ユニッ
トの場合でも、仕切パネルを予め工場等で空間ユニット
に一体に仮固定して搬出でき、仕切パネルの梱包等の輸
送作業の省力化が図れる。
【0023】また、本発明の請求項2に示す空間ユニッ
トは、前記パネル支持バーには、その両側面の下部に前
記天井パネルを係止する係合片が突出形成されていると
ともに、その下面には前記ジョイントバーの上端部を挿
入してネジ止め固定する係合溝が形成されていることを
特徴とする。
【0024】即ち、仕切パネルは、パネル支持バーに設
けられた係合溝にジョイントバーを挿入してネジ止め固
定するので、仕切パネルの固定強度が高く得られ、パネ
ル支持バーとジョイントバーとの係合量を多くすること
で、より強固に仕切パネルを固定することができる。
【0025】さらに、仕切パネルと天井パネルとをパネ
ル支持バーに固定するため、仕切パネルの上端と天井パ
ネルとの相対的な位置合わせが容易で、両者のなす目地
巾を周囲の目地巾と合わせて、外観を美しく仕上げるこ
とができる。
【0026】また、本発明の請求項3に示す空間ユニッ
トは、前記仕切パネルの下端部には該仕切パネルの振れ
を抑えるための係止レールが一体的に突出し、該係止レ
ールは、該トイレ空間の床面を形成する床部材上に固定
されて設けられる振れ止めレールに、ジョイントピース
を介して結合される構成とする。
【0027】即ち、仕切パネルの係止レールと、床部材
に固定された振れ止めレールとをジョイントピースで結
合させ、仕切パネルの下端部の振れを床部材に固定され
た振れ止めレールで規制するので、前記上端の固定とと
もに仕切パネルが強固に組み付け固定され、がたつくこ
とのない仕切パネルが形成される。
【0028】また、本発明の請求項4に示す空間ユニッ
トは、前記係止レールと振れ止めレールとはそれぞれ溝
幅が同寸の断面コ字状を呈して互いに開放側が対向配置
され、前記ジョイントピースは該両レールの溝内に上・
下部がそれぞれ挿入係合されるとともに、該両溝の各内
側面に当接する平行な当接片を有して該両溝の長手方向
に沿ってクランク状に折り曲げ形成されており、少なく
とも該当接片部の一方が該両レールの一方にネジ止め固
定される構成とする。
【0029】即ち、上記仕切パネルの振れ止めに用いら
れ、係止レールと振れ止めレールとの上下に対向する溝
内に挿入係合されるジョイントピースは、両溝の長手方
向に沿ってクランク状に折り曲げ形成されているので、
ジョイントピースの当接片を両溝の内側壁と平行に配置
すると当接片が両溝の内側面に当接して仕切パネルの振
れを抑えることができる。
【0030】また、ジョイントピースを鉛直方向の軸廻
りに回転させて、当接片と両溝の内側面とに傾きを設け
て配置すると、ジョイントピースのパネル厚方向の最大
幅が両溝の内巾より小さくなり、両溝内へのジョイント
ピースの挿入が容易になり組み付け作業性が良い。
【0031】また、本発明の請求項5に示す空間ユニッ
トは、前記係止レールと前記振れ止めレールとに掛け渡
してそれらの外面に化粧用巾木を両面テープで固定する
構成とする。
【0032】即ち、化粧用巾木によって係止レールと振
れ止めレールとの結合部を覆い、それらの隙間や両レー
ルを露出させないので、仕切パネル下端部の外観を極め
て美しく仕上げることができ、しかも両面テープで極め
て容易に化粧用巾木を取り付けることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明に係る空間ユニットをトイ
レユニットに適用した場合を示す斜視図である。
【0035】本発明に係るトイレユニット10は、トイ
レ空間の外周を画成する壁部材12とその上縁に沿って
設けられ、壁部材12のなすトイレ空間の平面形状を保
持する枠部材14とで外郭16が形成され、その内部に
は仕切パネル30と、トイレ設備等が一体として設けら
れている。
【0036】前記枠部材14は断面矩形の角パイプ材や
断面C型のチャンネル材を平面視四角形状に組んだもの
で、その対向する二対の辺間には、この枠部材14を補
強する継ぎ材18が適宜間隔をあけて縦横に井桁状に掛
け渡されて設けられており、この継ぎ材18にも断面矩
形の角パイプ材が用いられている。そして、この継ぎ材
18の下面には、天井パネル22を保持するパネル支持
バー20がフック金具24によって縦横に配されて固定
され、このパネル支持バー20には、さらに仕切パネル
30がジョイントバー32を介して吊り下げられて固定
支持されている。また、仕切パネル30の下端は、角パ
イプ材等によって格子状に組まれた床部材52上に固定
される振れ止めレール40に固定されている。
【0037】図2は、本発明のトイレユニットにおける
仕切パネルの上部取付構造を示し、同図(a)は継ぎ材
18の下面にその長手方向に沿ってパネル支持バー20
が設けられる場合を示す図であり、同図(b)は、継ぎ
材18の下面にパネル支持バー20が直交して設けられ
る場合を示す図である。
【0038】前記パネル支持バー20はその上部に、継
ぎ材18の下面巾と略同じ巾の平面を有する板状の天板
部20bを有し、その天板部20bの巾方向の両端部に
は、下方に曲げられてフック金具24を係止する係止部
20aが設けられ、さらに天板部20bの下面には、そ
の巾方向の中央から垂下する縦壁部20cが設けられ、
縦壁部20c両側面の下部には、それぞれ横方向に突出
されて係合片20dが延出形成されている。
【0039】これらの係合片20dには、縦壁部20c
の両側面から僅かに離れた位置で縦壁部20cの側面と
平行に立ち上がる段部が形成されて天井パネル22を係
止する固定金具26の保持部20eが形成され、係合片
20dの延出端部はそれぞれ下方に曲げ返されている。
【0040】この係合片20dの下面には、仕切パネル
30を取り付けるためのジョイントバー32の上端部を
挿入するための下方が開放された係合溝20fが縦壁部
20cの内部に繋がって形成されている。
【0041】前記フック金具24は、帯状の板金が略U
字状に曲げられて形成されており、その内方に継ぎ材1
8にこれを跨ぐように上方から嵌め込まれるようになっ
ている。そして、その下端の開放端縁部には、パネル支
持バー20の係止部20aに係合してパネル支持バー2
0を係止するフック部24aが設けられ、U字状に湾曲
した頂部24bには、タップ孔が設けられ、そのタップ
孔には、ネジ24dがその頭部を湾曲した頂部24bの
外方に位置させて挿通されている。
【0042】ここで、このフック金具24は2種類用意
されており、継ぎ材18の下面にその長手方向に沿って
取り付けられるパネル支持バー20を係止するフック金
具24は、図2(a)に示すようにU字状に形成された
開放側の両端縁が内方に曲げ返されてフック部24aに
形成されているものを用いる。一方、継ぎ材18に直交
してその下面に取り付けられるパネル支持バー20を係
止するフック金具24には、図2(b)に示すようにU
字状に形成された開放側の両端縁の各々の側部にJ字状
に切欠形成されたフック部24aを有するものを一対で
そのフック部24aを近接対向させて用いる。
【0043】そして、前記パネル支持バー20の取り付
けは、トイレユニット10の外郭16を形成する枠部材
14間に継ぎ材18が取り付けられた状態で、継ぎ材1
8の下面の仕切パネル30設置位置にパネル支持バー2
0の天板部20b上面が当接するようにパネル支持バー
20を配置するとともに、その継ぎ材18の上方からこ
れに跨るように開口側を下方に指向してフック金具24
をはめ込んで、パネル支持バー20の天板部20b側端
の係止部20aにフック金具24のフック部24aを係
止させる。
【0044】この状態で、フック金具24aの頂部24
bは継ぎ材18の上方に位置し、その頂部24bに設け
られたネジ24dは、その頭部が上方を指向してネジ2
4d先端が継ぎ材18の上面側に当接している。
【0045】即ち、この頂部24bに設けられたネジ2
4dを締め込んでいくと、フック金具24が上方に引き
上げられ、フック部24aと係合しているパネル支持バ
ー20が継ぎ材18の下面に当接して強固に押圧して保
持される。
【0046】同様の方法で、パネル支持バー20を複数
箇所固定しつつ、前記フック部24aの向きの異なる2
種類のフック金具24を用いることにより、パネル支持
バー20を縦横に配置する。また、フック金具の頂部2
4bのネジ24dを緩めて、パネル支持バー20を任意
の位置に移動させ仕切パネル30の取付位置の微調整を
行う。
【0047】仕切パネル30は、パネル面をなす2枚の
化粧板30bと、これらの化粧板30b間の上端および
下端部近傍にそれぞれ設けられて、前記化粧板30bを
離間して固定する断面コ字状の上・下補強部材33,3
4とを有し、化粧板30bと上・下補強部材33,34
とで形成される内部空間には芯材30aがそれぞれ内包
されてパネル状をなしている。
【0048】そして、仕切パネル30の上端には、2枚
の化粧板30bの上端部が内方に折り曲げられてスリッ
ト30dが形成され、その内方には上方が開放された断
面略コ字状の上補強部材33が2枚の化粧板30bの間
に固定されて、上側溝部30hが形成され、その上側溝
部30hの底面には、ジョイントバー32の下端部が固
定され、ジョイントバー32の上端部は前記スリット3
0dを通って仕切りパネル30の上方に突出している。
【0049】また、ジョイントバー32の下端部は、上
側溝部30hの底面に当接する水平板32aでなり、仕
切パネル30の厚さ方向の両端部には、上方に曲げ起こ
されたガイド部32bが形成されている。また、前記水
平板32aには、仕切パネル30面と平行な平面が水平
板32aの中央に鉛直に立設されて中継部32cが形成
され、その上部には中継部32cの平面と平行をなしつ
つ二股に分岐されてジョイント部32dが形成されてい
る。
【0050】そして、この仕切パネル30の上部取り付
けは、図3に示すように前記仕切パネル30の取付位置
に固定されたパネル支持バー20の長手方向に沿って仕
切パネル30を配し、仕切パネル30上部に突出するジ
ョイントバー32の上部のジョイント部32dを、パネ
ル支持バー20の係合溝20fに挿入して係合し、ジョ
イント部32dと係合溝20fとを側方からネジ止め固
定する。
【0051】ここで、パネル支持バー20の係合溝20
f側部には貫通孔20gが、ジョイントバー20のジョ
イント部32dの側部にはタップ穴32eがそれぞれ設
けられているが、係合溝20fの貫通孔20gを左右方
向に延びる長穴として形成することで仕切パネル30の
横方向の位置調整が容易に行い得る。
【0052】次に、この仕切パネル30の下部取付構造
を説明する。図4は、本発明のトイレユニットの仕切パ
ネルの下部取付構造を示す分解斜視図、図5は仕切パネ
ルの下部取付状態を示す側面図、図6は仕切パネルの下
部取付に用いるジョイントピースの取付方法を示す平断
面図である。
【0053】仕切パネル30の下端には、2枚の化粧板
30bの下端部がそれぞれ内方に折り曲げられてスリッ
ト30eが形成され、その内方には下方が開放された断
面コ字状の下補強部材34が2枚の化粧板30bの間に
固定されて下側溝部30iが形成されている。その下側
溝部30iの底面には、下補強部材34の仕切パネル厚
方向の中央に下補強部材34より溝巾の狭い断面コ字状
の溝部36aを有する係止レール36が設けられ、この
係止レール36の開放端縁部36bは仕切パネル30の
スリット30eから下方に突出している。
【0054】そして、この仕切パネル30の下部取り付
けは、仕切パネル30の上部を固定しているパネル支持
バー20と対向する床部材52の位置に、上記係止レー
ル36の溝部36aと同寸法の溝巾を有する断面コ字状
の溝部40aを有する振れ止めレール40を、その開放
側を上方に指向させつつ係止レール36と対向配置さ
せ、この振れ止めレール40と床部材52との間に振れ
止めレール40の巾より狭い巾のスペーサ42を介して
ネジ止め固定する。
【0055】そして、係止レール36と振れ止めレール
40との上下に位置する内側面にそれぞれ当接する2つ
の当接片44aを、これらの当接片44aが対向するこ
となく両溝36a,40aの長手方向に沿ってクランク
状に折り曲げて一体に形成されたジョイントピース44
を、係止レール36と振れ止めレール40との溝36
a,40a内に挿入すると共に、当接片44aを両レー
ル36,40の内側面に当接させてそれぞれの当接片4
4aと両レール36,40とを皿ネジ46を用いて4箇
所ネジ止めし、仕切パネル30の下端部を床部材52に
固定する。
【0056】最後に、前記係止レール36と前記振れ止
めレール40とに掛け渡して、それらの外方からL字状
をなす化粧用巾木48を、振れ止めレール40の下面の
スペーサ42の側部と、仕切パネル30下端部から化粧
板30bの内方とに入り込ませて両レール36,40の
外面に両面テープ50で固定する。
【0057】また、本発明に用いられる天井パネル22
は、図7に示すように、下面形状が長方形をなし、その
各辺には上方に曲げ起こされた側壁22aが形成されて
器状をなしている。長手方向の側壁22aの上端部に
は、さらに内方に2度曲げられて下方に開いた溝22b
が形成され、その溝部22bの一端は短手方向の側壁2
2a上を通って側方に延出形成されている。
【0058】その溝部22bの延出された部分の鉛直面
は、同じ寸法に揃えられ、短手方向の側壁22aの外側
に下向きの切り欠きが設けられて、天井パネル22の係
止部22cをなしている。
【0059】その係止部22cは、トイレ空間の外周を
画成している壁部材12の上縁に係止されるようになっ
ている。
【0060】また、係止部22cが延出していない側の
短手方向の側壁22aの上端は内方に曲げ起こされて、
前記パネル支持バー20に係止固定される固定金具26
を一体的に設けた保持部22dが形成されている。
【0061】即ち、この天井パネル22は、壁部材12
の上縁とパネル支持バー20との間に架け渡されて複数
並設されており、仕切パネル30はパネル支持バー20
に係止されて垂下するジョイントバー32の中継部32
cが天井パネル22の長手方向のつなぎ目(図2(a)
参照)及び短手方向のつなぎ目(図2(b)参照)に形
成される目地間を挿通するように配置されている。
【0062】そして、仕切パネル30が設けられない天
井パネルのつなぎ目には、ジョイントバー32の中継部
32cと同じ巾の目地が形成されている。
【0063】以上の構成により本実施形態のトイレユニ
ット10では、壁部材12の平面形状を保持すべくその
上縁に沿って設けられた枠部材14を補強する継ぎ材1
8にパネル支持バー20を設けるので、このパネル支持
バー20をその支持強度や剛性を高めて強固に取り付け
固定することができる。このため、このパネル支持バー
20で天井パネル22を係止できるだけでなく、仕切パ
ネル30をも吊り下げ支持することが可能となる。
【0064】また、パネル支持バー20を工場等の充実
した設備を使って継ぎ材18等の任意の位置に設けるこ
とができるため、仕切パネル30の所望の取付位置に合
わせて容易に精度良くパネル支持バー20を設けること
ができる。
【0065】そして、正確に位置出しされたパネル支持
バー20に吊り下げて仕切パネル30を取り付ける構造
としたので、仕切パネル30の下端部を床部材52側に
係止するにあたって、そのパネル支持バー20から糸に
吊した錘を垂らすだけで、その床部材52側の取り付け
位置を容易にかつ正確に確認することでき、床部材52
側に仕切りパネル30の下端部を係止する部材を取り付
ける作業が容易に行えるようになる。
【0066】また、仕切パネル30を予め工場等でトイ
レユニット10に一体に設けておくことができ、現場で
の取付作業を少なくして簡易化するとともに施工時間を
短縮することができる。
【0067】さらに、仕切パネル30はその下端を固定
せずとも、パネル支持バー20に吊り下げて固定支持で
きるので、床部材52が一体化されて設けられていない
トイレユニット10の場合でも、仕切パネル30を予め
工場等でトイレユニット10に一体に仮固定して搬出で
き、仕切パネル30の梱包等の輸送作業の省力化が図れ
る。
【0068】その上、仕切パネル30は床部材52に固
定することなくトイレユニット10と一体に形成できる
ので、強度が要求されるが故に重量が嵩みがちな床部材
52をトイレユニット10に設ける必要がなく、極めて
軽量なトイレユニット10を形成することができる。
【0069】また、仕切パネル30は、パネル支持バー
20に設けられた係合溝20fにジョイントバー32を
挿入してネジ止め固定するので、仕切パネル30の固定
強度が高く得られ、パネル支持バー20とジョイントバ
ー32との係合量を多くすることで、より強固に仕切パ
ネル30を固定することができる。
【0070】さらに、仕切パネル30と天井パネル22
とをパネル支持バー20に固定するため、仕切パネル3
0の上端と天井パネル22との相対的な位置は、パネル
支持バー20に形成する天井パネル支持用の保持部20
eと、ジョイントバー32をネジ止めするネジ孔との位
置で一義的に定まるから、それら天井パネルと仕切パネ
ルとの位置合わせが容易で、両者のなす目地巾を周囲の
目地巾と合わせて外観を美しく仕上げることができる。
【0071】尚、本実施形態では、ジョイントバー32
のジョイント部32dを二股の略U字型形状にしてパネ
ル支持バー20の係合溝20fに挿入する形態を示した
が、ジョイント部32dの形状はこれに限らず図8に示
すように中継部32cをそのまま上方に延長した平板
を、係合溝20fに挿入して側方からネジ止めしても良
い。
【0072】また、仕切パネル30の係止レール36
と、床部材52に固定された振れ止めレール40とをジ
ョイントピース44で結合させ、仕切パネル30の下端
部の振れを床部材52に固定された振れ止めレール40
で規制するので、前記上端の固定とともに仕切パネル3
0が強固に組み付け固定され、がたつくことのない仕切
パネル30が形成される。
【0073】さらに、上記仕切パネル30の振れ止めに
用いられ、係止レール36と振れ止めレール40との上
下に対向する溝36a,40a内に挿入係合されるジョ
イントピース44は、両溝36a,40aの長手方向に
沿ってクランク状に折り曲げ形成されているので、ジョ
イントピース44の当接片44aを両溝36a,40a
の内側壁と平行に配置すると当接片44aが両溝36
a,40aの内側面に当接して仕切パネル30の振れを
抑えることができる。
【0074】また、ジョイントピース44を鉛直方向の
軸廻りに回転させて、当接片44aと両溝36a,40
aの内側面とに傾きを設けて配置すると、ジョイントピ
ース44のパネル厚方向の最大幅が両溝36a,40a
の内巾より小さくなり、両溝36a,40a内へのジョ
イントピース44の挿入が容易になり組み付け作業性が
良い。
【0075】尚、本実施形態では、係止レール36と振
れ止めレール40との内面と、ジョイントピース44の
当接片44aとを係合させ、それぞれ皿ネジ46を用い
て4箇所ネジ止めする形態を示したが、固定方法はこれ
に限らず、当接片44aが両レール36,40の内面に
当接して固定されていれば、両レール36,40のどち
らか一方と当接片44aとが少なくとも一箇所固定され
ていれば、仕切パネル30の下端が振れることはない。
【0076】また、本実施形態では固定するネジを皿ネ
ジ46としたが、ネジ止め固定するレール若しくは化粧
用巾木にネジ頭部を収納するための座ぐり穴を設けて、
固定ネジの頭部が収納できれば、皿ネジ46に限るもの
ではない。
【0077】また、化粧用巾木48によって係止レール
36と振れ止めレール40との結合部を覆い、それらの
隙間や両レール36,40を露出させないので、仕切パ
ネル30下端部の外観を極めて美しく仕上げることがで
き、しかも両面テープ50で極めて容易に化粧用巾木4
8を取り付けることができる。
【0078】さらに、化粧用巾木48を仕切パネル30
の外方から取り付けられるように、その形状をL字状に
したため、化粧用巾木48の製作が容易になると共に、
輸送時や保管時の専有スペースが小さくコストをも抑え
ることができる。
【0079】尚、化粧用巾木の形状は、L字状に限ら
ず、係止レール36と振れ止めレール40とに掛け渡さ
れて、両者の側方から取り付けられる形状であれば、平
板状でもその他の形状でも同様の効果を奏する。
【0080】尚、本発明は、トイレユニットに限るもの
ではなく、給湯室ユニット等、他の空間ユニットについ
ても適用できるものである。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1に示すトイレや給湯室等の空間を画成する空間ユ
ニットにあっては、パネル支持バーを空間ユニットの外
郭を構成する枠部材を補強する継ぎ材に設けるので、こ
のパネル支持バーをその支持強度や剛性を高めて強固に
取り付け固定することができる。このため、この支持バ
ーで天井パネルを係止できるだけでなく、仕切パネルを
も吊り下げ支持することが可能となる。
【0082】また、パネル支持バーを工場等の充実した
設備を使って継ぎ材等の任意の位置に設けることができ
るため、仕切パネルの所望の取付位置に合わせて容易に
精度良くパネル支持バーを設けることができる。
【0083】そして、正確に位置出しされたパネル支持
バーに吊り下げて仕切パネルを取り付ける構造としたの
で、仕切パネルの下端部を床部材側に係止するにあたっ
て、そのパネル支持バーから糸に吊した錘を垂らすだけ
で、その床部材側の取り付け位置を容易にかつ正確に確
認することでき、床部材側に仕切りパネルの下端部を係
止する部材を取り付ける作業が容易に行えるようにな
る。
【0084】さらに、仕切パネルを予め工場等で空間ユ
ニットに一体に設けておくことができ、現場での取付作
業を少なくして簡易化するとともに施工時間を大幅に短
縮することができる。
【0085】その上、仕切パネルはその下端を固定せず
とも、パネル支持バーに吊り下げて固定支持できるの
で、床部材が一体化されて設けられていない空間ユニッ
トの場合でも、仕切パネルを予め工場等で空間ユニット
に一体に仮固定して搬出でき、仕切パネルの梱包等の輸
送作業の省力化が図れる。
【0086】また、本発明の請求項2にあっては、仕切
パネルは、パネル支持バーに設けられた係合溝にジョイ
ントバーを挿入してネジ止め固定するので、仕切パネル
の固定強度が高く得られ、パネル支持バーとジョイント
バーとの係合量を多くすることで、より強固に仕切パネ
ルを固定することができる。
【0087】さらに、仕切パネルと天井パネルとをパネ
ル支持バーに固定するため、仕切パネルの上端と天井パ
ネルとの相対的な位置合わせが容易で、両者のなす目地
巾を周囲の目地巾と合わせて、外観を美しく仕上げるこ
とができる。
【0088】本発明の請求項3にあって、仕切パネルの
係止レールと、床部材に固定された振れ止めレールとを
ジョイントピースで結合させ、仕切パネルの下端部の振
れを床部材に固定された振れ止めレールで規制するの
で、前記上端の固定とともに仕切パネルが強固に組み付
け固定され、がたつくことのない仕切パネルが形成され
る。
【0089】本発明の請求項4にあっては、仕切パネル
の振れ止めに用いられ、係止レールと振れ止めレールと
の上下に対向する溝内に挿入係合されるジョイントピー
スは、両溝の長手方向に沿ってクランク状に折り曲げ形
成されているので、ジョイントピースの当接片を両溝の
内側壁と平行に配置すると当接片が両溝の内側面に当接
して仕切パネルの振れを抑えることができる。
【0090】また、ジョイントピースを鉛直方向の軸廻
りに回転させて、当接片と両溝の内側面とに傾きを設け
て配置すると、ジョイントピースのパネル厚方向の最大
幅が両溝の内巾より小さくなり、両溝内へのジョイント
ピースの挿入が容易になり組み付け作業性が良い。
【0091】本発明の請求項5にあっては、化粧用巾木
によって係止レールと振れ止めレールとの結合部を覆
い、それらの隙間や両レールを露出させないので、仕切
パネル下端部の外観を極めて美しく仕上げることがで
き、しかも両面テープで極めて容易に化粧用巾木を取り
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレユニットの仕切パネルの取付状
態を示す斜視図である。
【図2】本発明における仕切パネルの上部取付構造を示
す断面図であり、(a)は継ぎ材に沿ってパネル支持バ
ーが取り付けられる状態を示し、(b)は継ぎ材にパネ
ル支持バーが直交して取り付けられる状態を示す。
【図3】本発明におけるパネル支持バーとジョイントバ
ーとの取付構造を示す斜視図である。
【図4】本発明のトイレユニットの仕切パネルの下部取
付構造を示す分解斜視図である。
【図5】本発明における仕切パネルの下部取付状態を示
す側断面図である。
【図6】本発明における仕切パネルの下部取付に用いる
ジョイントピースの取付方法を示す平断面図である。
【図7】本発明に適した天井パネルの斜視図である。
【図8】本発明におけるパネル支持バーとジョイントバ
ーとの取付構造の他の実施形態を示す斜視図である。
【図9】従来のトイレユニットにおける仕切パネルの取
付構造を示す断面図であり、(a)は仕切パネルの上端
取付部を示し、(b)は下端取付部を示す。
【符号の説明】
10 トイレユニット 12 壁部材 14 枠部材 16 外郭 18 継ぎ材 20 パネル支持バー 20a 係止部 20b 天板部 20c 縦壁部 20d 係合片 20e 保持部 20f 係合溝 22 天井パネル(天井部材) 24 フック金具 26 固定金具 30 仕切パネル 32 ジョイントバー 32a 水平板 32b ガイド部 32c 中継部 32d ジョイント部 33 上補強部材 34 下補強部材 36 係止レール 36a 溝部 40 振れ止めレール 40a 溝部 42 スペーサ 44 ジョイントピース 44a 当接片 48 化粧用巾木 52 床部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 亜紀子 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 (72)発明者 佐山 茂 埼玉県八潮市新町39番地 ナカ工業株式会 社技術研究所内 (72)発明者 関 正信 東京都品川区大崎1丁目11番2号 ナカ工 業株式会社東京支店内 (72)発明者 宍戸 秀則 埼玉県八潮市新町39番地 ナカ工業株式会 社東京工場内 Fターム(参考) 2E025 BA01 BA05 BB07 BB09 BC01 BC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に設けられるトイレや給湯室等の空
    間の外周を画成する壁部材と、 該壁部材の上縁に沿って設けられ、該壁部材の平面形状
    を保持する枠部材と、 該枠部材間に掛け渡されて設けられ、該枠部材を補強す
    る継ぎ材と、 該空間の天井部に縦横に配されて該継ぎ材の下面に取り
    付け固定されるパネル支持バーと、 該パネル支持バーに係止される天井パネルと、 該パネル支持バーにジョイントバーを介して吊り下げ固
    定されて該空間内部を仕切る仕切パネルと、 を備えたことを特徴とする空間ユニット。
  2. 【請求項2】 前記パネル支持バーには、その両側面の
    下部に前記天井パネルを係止する係合片が突出形成され
    ているとともに、その下面には前記ジョイントバーの上
    端部を挿入してネジ止め固定する係合溝が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の空間ユニット。
  3. 【請求項3】 前記仕切パネルの下端部には該仕切パネ
    ルの振れを抑えるための係止レールが一体的に突出し、
    該係止レールは、該空間の床面を形成する床部材上に固
    定されて設けられる振れ止めレールに、ジョイントピー
    スを介して結合されることを特徴とする請求項1〜2の
    いずれかに記載の空間ユニット。
  4. 【請求項4】 前記係止レールと振れ止めレールとはそ
    れぞれ溝幅が同寸の断面コ字状を呈して互いに開放側が
    対向配置され、前記ジョイントピースは該両レールの溝
    内に上・下部がそれぞれ挿入係合されるとともに、該両
    溝の各内側面に当接する平行な当接片を有して該両溝の
    長手方向に沿ってクランク状に折り曲げ形成されてお
    り、少なくとも該当接片部の一方が該両レールの一方に
    ネジ止め固定されることを特徴とする請求項3記載の空
    間ユニット。
  5. 【請求項5】 前記係止レールと前記振れ止めレールと
    に掛け渡してそれらの外面に化粧用巾木を両面テープで
    固定することを特徴とする請求項4記載の空間ユニッ
    ト。
JP11146571A 1999-05-26 1999-05-26 空間ユニット Pending JP2000336812A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106284899A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 周述文 保温一体化超薄面板固定结构及其制作安装方法
JP2020041418A (ja) * 2019-12-05 2020-03-19 鈴木 卓也 間仕切り壁の転倒防止具

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