JP2001211585A - 交流発電機 - Google Patents

交流発電機

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JP2001211585A
JP2001211585A JP2000018610A JP2000018610A JP2001211585A JP 2001211585 A JP2001211585 A JP 2001211585A JP 2000018610 A JP2000018610 A JP 2000018610A JP 2000018610 A JP2000018610 A JP 2000018610A JP 2001211585 A JP2001211585 A JP 2001211585A
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良一 田路
Atsushi Ohashi
篤志 大橋
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/02Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
    • H02K9/04Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
    • H02K9/06Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft

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  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、渡り線を削除することができ、
渡り線同士の接触で短絡する等の不都合の無い交流発電
機を得る。 【解決手段】 この交流発電機は、巻線部131〜13
4同士は、スロット15a内で直接連続的に接続されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば内燃機関
により駆動される交流発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の車両用交流発電機の断面図
であり、この交流発電機は、アルミニウム製のフロント
ブラケット1及びリヤブラケット2から構成されたケー
ス3と、このケース3内に設けられ一端部にプーリ4が
固定されたシャフト6と、このシャフト6に固定された
ランデル型の回転子7と、回転子7の両側面に固定され
たファン5と、ケース3の内壁面に固定された固定子8
と、シャフト6の他端部に固定され回転子7に電流を供
給するスリップリング9と、スリップリング9に摺動す
る一対のブラシ10と、このブラシ10を収納したブラ
シホルダ11と、固定子8に電気的に接続され固定子8
で生じた交流を直流に整流する整流器12と、ブラシホ
ルダ11に嵌着されたヒートシンク17と、このヒート
シンク17に接着され固定子8で生じた交流電圧の大き
さを調整するレギュレータ18とを備えている。回転子
7は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13
と、この回転子コイル13を覆って設けられその磁束に
よって磁極が形成される一対のポールコア20、21と
から構成されている。一対のポールコア体20、21
は、鉄製で、それぞれ8つの爪状磁極22、23が外周
縁に周方向に等角ピッチで、かつかみ合うように対向し
てシャフト6に固着されている。
【0003】固定子8は、軸方向に延びるスロットが周
方向に所定ピッチで複数形成された円筒状の積層鉄心か
らなる固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装された
3相固定子巻線16を備えている。また、フロントブラ
ケット1およびリヤブラケット2の中央部には、吸気孔
1a、2aが形成され、フロントブラケット1およびリ
ヤブラケット2の外周両肩部には、排気孔1b、2bが
形成されている。
【0004】次に、3相固定子巻線16のa相の固定子
巻線部16aの巻線構造について図5の巻線図を参照し
て説明する。なお、この図ではリヤブラケット2側から
固定子8を視たときの巻線構造を示しており、図中、実
線はリヤブラケット2側の導線を示し、点線はフロント
ブラケット2側の導線を示している。また、固定子15
のスロット15a内の丸印中に黒点があるのはフロント
ブラケット1側からリヤブラケット2側に延びた導線を
示し、固定子15のスロット15a内の丸印中に×印が
あるのはリヤブラケット2側からフロントブラケット1
側に延びた導線を示している。
【0005】a相固定子巻線部16aは、第1ないし第
4巻線部31〜34を備えている。一端部がa相口出線
100に接続された第1巻線部31は、スロット番号が
1番でスロット15a内の内周側から2番目(以後、内
周側から1番目は1番地、内周側から2番目は2番地、
3番目は3番地、4番目は4番地と呼ぶ。)のリヤブラ
ケット2側から導出している。その後、第1巻線部31
は、反時計方向に3スロットおきにスロット15a内の
1番地と2番地とを交互に採るように波巻きして構成さ
れ、第1巻線部31の他端部はスロット番号34の1番
地に達している。この第1巻線部31は第1の渡り線6
0を介して第3巻線部33の一端部に接続されている。
【0006】スロット番号1の4番地においてリヤブラ
ケット2側からの第1の渡り線60で一端部が接続され
た第3巻線部33は、スロット番号34まで、反時計方
向に3スロットおきにスロット15a内の3番地と4番
地とを交互に採るように波巻きして構成され、他端部が
スロット番号34の3番地に達している。この第3巻線
部33は第2の渡り線61を介して第2巻線部32に接
続されている。スロット番号1の1番地においてリヤブ
ラケット2側からの第2の渡り線61で一端部が接続さ
れた第2巻線部32は、時計方向に3スロットおきにス
ロット番号4番まで、スロット15a内の1番地と2番
地とを交互に採るように波巻きして構成され、他端部が
スロット番号4の2番地に達している。この第2巻線部
32は第3の渡り線62を介して第4巻線部34に接続
されている。スロット番号1の3番地においてリヤブラ
ケット2側からの第3の渡り線62で一端部が接続され
た第4巻線部34は、時計方向に3スロットおきにスロ
ット番号4まで、スロット15a内の3番地と4番地と
を交互に採るように波巻きして構成され、他端部がスロ
ット番号4の4番地に達している。この第4巻線部34
は中性点引き出し線101に接続されている。
【0007】このように、a相固定子巻線部16aで
は、a相口出し線100に接続された第1巻線部31は
反時計方向に3スロットおきにスロット15a内の2番
地と1番地とを交互に採って1周回し、引き続き第3巻
線部33は反時計方向に3スロットおきにスロット15
a内の4番地と3番地とを交互に採って1周回してい
る。さらに、第2巻線部32は時計方向に3スロットお
きにスロット15a内の2番地と1番地とを交互に採っ
て1周回し、引き続き第4巻線部34は時計方向に3ス
ロットおきにスロット15a内の4番地と3番地とを交
互に採って1周回している。そして、各巻線部31〜3
4が渡り線60〜62を介して直列に接続され、4ター
ンのa相固定子巻線部16aが構成されている。
【0008】同様にして、スロット15aを一つづつず
らしてb相固定子巻線部、c相固定子巻線部が形成さ
れ、星型結線された3相固定子巻線16が構成される。
【0009】上記構成の3相固定子巻線16は、図6に
示した多数の短尺の導体セグメント50を接合して形成
される。導線の構成要素である導体セグメント50は、
絶縁被覆された矩形断面の銅線材を略U字状に成形した
もので、スロット15a内に収まる一対の直線部51
a、51bと、直線部51a、51b同士をつなぐ基端
部52と、直線部51a、51bの先端部に設けられ隣
接した導体セグメント50同士をつなぐつなぎ53a、
53bとから構成されている。
【0010】次に、導体セグメント50を用いてa相固
定子巻線部16aを形成する手順について説明する。ま
ず、図7に示すように、所定のスロット番号において導
体セグメント50の一方の直線部51aを1番地に、他
方の直線部51bを3スロット離れた2番地になるよう
にリヤブラケット2側から挿入し、また導体セグメント
50の一方の直線部51aを3番地に、他方の直線部5
1bを3スロット離れた4番地にリヤブラケット2側か
ら挿入することで、各スロット15a内では、導体セグ
メント54の直線部51a、51bが径方向に1列に4
本並んで配列される。
【0011】その後、図8に示すように、フロントブラ
ケット1側では、図5の巻線図に従って、1番地の直線
部51aから導出されたつなぎ部53aと、3スロット
離れた2番地の直線部51bから導出されたつなぎ部5
3bとを接合し、また3番地の直線部51aから導出さ
れたつなぎ部53aと、3スロット離れた4番地の直線
部51bから導出されたつなぎ部53bとを接合して、
4ターンのa相固定子巻線部16aを形成する。同様に
して、4ターンのb相固定子巻線部、c相固定子巻線部
が形成され、星型結線された3相固定子巻線16が構成
される。なお、図7において、基端部52の一部が他の
基端部52よりもリヤブラケット2側に突出している
が、この突出箇所は、第1巻線部31の一端部と第3巻
線部33の一端部とを接続した第1の渡り線60に相当
し、また第3巻線部33の一端部と第2巻線部32の一
端部とを接続した第2の渡り線61に相当し、さらに第
2巻線部32の一端部と第4巻線部34の一端部とを接
続した第3の渡り線62に相当する。
【0012】上記構成の車両用交流発電機では、電流が
バッテリ(図示せず)からブラシ10およびスリップリ
ング9を介して回転子コイル13に供給され、磁束が発
生される。この磁束により、一方のポールコア20の爪
状磁極22がN極に着磁され、他方のポールコア21の
爪状磁極23がS極に着磁される。一方、エンジンの回
転トルクがベルトおよびプーリ4を介してシャフト6に
伝達され、回転子7が回転される。そこで、3相固定子
巻線16に回転磁界が与えられ、3相固定子巻線16に
起電力が発生する。この交流の起電力が整流器12を通
って直流に整流されるとともに、その大きさがレギュレ
ータ18により調整され、バッテリに充電される。
【0013】リヤブラケット2側においては、ファン5
の回転により、外気が整流器12のヒートシンクおよび
レギュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向し
て設けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれ、シャフト
6の軸に沿って流れて整流器12およびレギュレータ1
8を冷却し、その後ファン5により遠心方向に曲げられ
て3相固定子巻線16のリヤブラケット2側のコイルエ
ンド70bを冷却し、排気孔2bより外部に排出され
る。一方、フロントブラケット1側においては、ファン
5の回転により、外気が吸気孔1aから軸方向に吸い込
まれ、その後ファン5により遠心方向に曲げられて3相
固定子巻線16のフロントブラケット1側のコイルエン
ド70aを冷却し、排気孔1bより外部に排出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の車両用交流
発電機では、リヤブラケット2側では、第1巻線部31
と第3巻線部33とを接続した第1の渡り線60があ
り、また第3巻線部33と第2巻線部32とを接続した
第2の渡り線61があり、さらに第2巻線部32と第4
巻線部34とを接続した第3の渡り線62があり、これ
らの渡り線60、61、62はリヤブラケット2側に突
出しており、下記のような問題点があった。 イ.渡り線60、61、62同士の接触で短絡する虞が
ある。 ロ.渡り線60、61、62は軸線方向に突出してお
り、それだけ軸線方向の寸法が大きくなる。 ハ.渡り線60、61、62用に他の導体セグメント5
0と寸法が異なる導体セグメント50を用意しなければ
ならず、スロット15a内への導体セグメント50の挿
入作業性が悪くなる。 ニ.渡り線60、61、62と風との干渉により干渉音
が生じる。 ト.渡り線60、61、62を用いた分、使用銅量が増
加し、銅損が増大する。
【0015】この発明は、かかる問題点を解決すること
を課題とするものであって、3箇所あった渡り線を削除
することができ、渡り線同士の接触で短絡する等の不都
合の無い交流発電機を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る交流発電機では、ケースと、このケース内に設けられ
回転周方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子
と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこの固定子鉄
心に装着された多相固定子巻線を有する固定子とを備
え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロットが周
方向に所定ピッチで複数形成され、前記多相固定子巻線
は、導線が前記固定子鉄心の端面側のスロット外で折り
返されたコイルエンドを形成するとともに、所定スロッ
ト数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に内層と外
層とが交互に採るようにほぼ1周回されて構成された複
数の巻線部を直列に電気的に接続して複数ターンで1相
分の固定子巻線部が形成されているものであって、口出
線が接続された前記固定子巻線部の一端部が収まった前
記スロット、および中性点引き出し線が接続された固定
子巻線部の他端部が収まったスロットには(n−1)タ
ーン数の前記導線が収まっており、その他のスロットに
はnターン数の導線が収まり、また前記巻線部同士は、
前記スロット内で直接連続的に接続されている。
【0017】この発明の請求項2に係る交流発電機で
は、導線は、異なるスロットに収納された2本の直線部
と、この直線部をつなぐとともに固定子鉄心の一端部に
突出したU字状の基端部と、各直線部の先端部に設けら
れているとともに固定子鉄心の他端部に突出するつなぎ
部とを有する複数の導体セグメントから構成され、隣接
した導体セグメントのつなぎ部同士を接続して巻線部が
構成されている。
【0018】この発明の請求項3に係る交流発電機で
は、スロット内において直線部が径方向に一列に配置さ
れている。
【0019】この発明の請求項4に係る交流発電機で
は、各相の口出線および中性点引き出し線は多相固定子
巻線の周方向に不等分間隔で突出している。
【0020】この発明の請求項5に係る交流発電機で
は、回転子の少なくとも一方の端面には、固定子鉄心の
端面から突出した多相固定子巻線のコイルエンドに直接
送風するファンが設けられている。
【0021】この発明の請求項6に係る交流発電機で
は、ケースには、コイルエンドに送られた風を外部に排
出するための排気孔が形成されている。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の車両用交流発電機の断面図であり、この
交流発電機は、アルミニウム製のフロントブラケット1
及びリヤブラケット2から構成されたケース3と、この
ケース3内に設けられ一端部にプーリ4が固定されたシ
ャフト6と、このシャフト6に固定されたランデル型の
回転子7と、回転子7の両側面に固定されたファン5
と、ケース3の内壁面に固定された固定子8Aと、シャ
フト6の他端部に固定され回転子7に電流を供給するス
リップリング9と、スリップリング9に摺動する一対の
ブラシ10と、このブラシ10を収納したブラシホルダ
11と、固定子8Aに電気的に接続され固定子8Aで生
じた交流を直流に整流する整流器12と、ブラシホルダ
11に嵌着されたヒートシンク17と、このヒートシン
ク17に接着され固定子8Aで生じた交流電圧の大きさ
を調整するレギュレータ18とを備えている。回転子7
は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13と、
この回転子コイル13を覆って設けられその磁束によっ
て磁極が形成される一対のポールコア20、21とから
構成されている。一対のポールコア体20、21は、鉄
製で、それぞれ8つの爪状磁極22、23が外周縁に周
方向に等角ピッチで、かつかみ合うように対向してシャ
フト6に固着されている。
【0023】固定子8Aは、軸方向に延びるスロットが
周方向に所定ピッチで複数形成された円筒状の積層鉄心
からなる固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装され
た3相固定子巻線116を備えている。また、フロント
ブラケット1およびリヤブラケット2の中央部には、吸
気孔1a、2aが形成され、フロントブラケット1およ
びリヤブラケット2の外周両肩部には、排気孔1b、2
bが形成されている。
【0024】次に、3相固定子巻線116のa相の固定
子巻線部116aの巻線構造について図2の巻線図を参
照して説明する。なお、この図では図5と同様にリヤブ
ラケット1側から固定子8Aを視たときの巻線構造を示
しており、また図中の符号、導線の実線、破線の意味も
図5と同様である。
【0025】a相固定子巻線部116aは、第1ないし
第4巻線部131〜134から構成されている。一端部
がa相口出線100に接続された第1巻線部131は、
スロット番号が1番でスロット15a内の1番地からフ
ロントブラケット1側に導出している。その後、第1巻
線部131は、時計方向に3スロットおきにスロット1
5a内の2番地と1番地とを交互に採るように波巻きし
て構成され、スロット番号4の1番地に達している。ス
ロット番号4内で第1巻線部131の他端部に一端部が
直接連続的に接続された第2巻線部132はリヤブラケ
ット2側に導出され、引き続き反時計方向に3スロット
おきにスロット15a内の2番地と1番地とを交互に採
るように波巻きして構成され、スロット番号1の2番地
に達している。スロット番号1内で第2巻線部132の
他端部に一端部が直接連続的に接続された第3巻線部1
33はフロントブラケット1側に導出され、引き続き反
時計方向に3スロットおきにスロット15a内の3番地
(なお、スロット番号4では2番地)と4番地とを交互
に採るように波巻きして構成され、スロット番号1の3
番地に達している。スロット番号1内で第3巻線部13
3の他端部に一端部が直接連続的に接続された第4巻線
部134はフロントブラケット1側に導出され、引き続
き時計方向に3スロットおきにスロット15a内の4番
地と3番地とを交互に採るように波巻きして構成され、
スロット番号4の3番地に達している。そして、この第
4巻線134の他端部は中性点引出し線101に接続さ
れている。
【0026】このように、a相固定子巻線部116aで
は、一端部が口出し線100に接続された第1巻線部1
31の他端部がスロット番号4内で第2巻線部132の
一端部と直接連続的に接続され、またスロット番号1内
で第2巻線部132の他端部が第3巻線部133の一端
部と直接連続的に接続され、さらにスロット番号1内で
第3巻線部133の他端部が第4巻線部134の一端部
に接続されて、4ターンのa相固定子巻線部16aが構
成されている。同様にして、スロット15aを一つづつ
ずらしてb相固定子巻線部、c相固定子巻線部が形成さ
れ、星型結線された3相固定子巻線116が構成され
る。なお、各相口出線、中性点引き出し線の位置関係は
図示されていないが、多相固定子巻線116の周方向に
不等分間隔で突出している。
【0027】次に、図6で示したと同様の多数の短尺の
導体セグメント50を接合して、上述したa相固定子巻
線部116aを製造する製造手順について説明する。ま
ず、所定のスロット番号において導体セグメント50の
一方の直線部51aを1番地に、他方の直線部51bを
3スロット離れた2番地になるようにリヤブラケット2
側から挿入し、また導体セグメント50の一方の直線部
51aを3番地に、他方の直線部51bを3スロット離
れた4番地にリヤブラケット2側から挿入することで、
各スロット15a内では、スロット番号1およびスロッ
ト番号4では径方向に3本並んで導体セグメント54の
直線部51a、51bが配列され、他のスロット番号
2、3、5〜34では径方向に4本並んで導体セグメン
ト54の直線部51a、51bが配列される。その後、
フロントブラケット1側では、1番地の直線部51aか
ら導出されたつなぎ部53aと、3スロット離れた2番
地の直線部51bから導出されたつなぎ部53bとを接
合し、また3番地の直線部51aから導出されたつなぎ
部53aと、3スロット離れた4番地の直線部51bか
ら導出されたつなぎ部53bとを接合する。なお、図2
中では、導体セグメント50の基端部52が導線の実線
で示され、隣接同士で接続されたつなぎ部53a、53
bが導線の点線で示されていることになる。
【0028】なお、スロット番号1の3番地からフロン
トブラケット1側に導出されたつなぎ部53bはスロッ
ト番号34の4番地からフロントブラケット1側に導出
されたつなぎ部53aと接合する。また、スロット番号
4の1番地からフロントブラケット1側に導出されたつ
なぎ部53aはスロット番号7の1番地からフロントブ
ラケット1側に導出されたつなぎ部53bと接合する。
【0029】上記構成の車両用交流発電機では、第1巻
線部131ないし第4巻線部134はスロット15a内
で直接連続的に接続されており、従来あった渡り線60
が不要となり、渡り線60、61、62同士の接触で短
絡する虞がない。また、リヤブラケット2側に軸線方向
に延びた固定子巻線116のコイルエンド80bは縮寸
される。また、他の導体セグメント50と異なる寸法の
導体セグメント50が不要となり、スロット15a内へ
の挿入作業性が向上する。
【0030】また、リヤブラケット2側では、ファン5
の回転により、外気が吸気孔2aを通じて吸い込まれ、
シャフト6の軸に沿って流れて整流器12およびレギュ
レータ18を冷却し、その後ファン5により遠心方向に
曲げられて3相固定子巻線116のコイルエンド80b
を冷却し、排気孔2bより外部に排出されているが、従
来あった渡り線60、61、62が無いため、渡り線6
0、61、62と風との干渉により干渉音が生じるよう
なことはない。また、ファン5の回転により3相固定子
巻線116のコイルエンド80a、80bが直接冷却さ
れているので、3相固定子巻線116の温度上昇を抑制
することができる。
【0031】また、各相口出線、中性点引き出し線は、
多相固定子巻線116の周方向に不等分間隔で突出して
おり、風音の特定次数を分散させる位置に突出させ、ま
た風通路の妨げにならない位置に突出させることで、騒
音を低減することができる。
【0032】なお、上記の実施の形態では、3相、12
極、スロット数36の車両用交流発電機について説明し
たが、勿論このものに限定されるものではなく、3相、
12極、スロット数72の交流発電機、3相、16極、
スロット数96の交流発電機でもよいし、6相、9相の
交流発電機でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る交流発電機によれば、ケースと、このケース内
に設けられ回転周方向に沿ってN極、S極を交互に形成
する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこ
の固定子鉄心に装着された多相固定子巻線を有する固定
子とを備え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロ
ットが周方向に所定ピッチで複数形成され、前記多相固
定子巻線は、導線が前記固定子鉄心の端面側のスロット
外で折り返されたコイルエンドを形成するとともに、所
定スロット数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に
内層と外層とが交互に採るようにほぼ1周回されて構成
された複数の巻線部を直列に電気的に接続して複数ター
ンで1相分の固定子巻線部が形成されているものであっ
て、口出線が接続された前記固定子巻線部の一端部が収
まった前記スロット、および中性点引き出し線が接続さ
れた固定子巻線部の他端部が収まったスロットにはそれ
ぞれ(n−1)ターン数の前記導線が収まり、その他の
スロットにはnターン数の導線が収まり、また前記巻線
部同士は、前記スロット内で直接連続的に接続されてい
るので、従来あった渡り線が不要となり、渡り線同士の
接触で短絡する虞がない。また、軸線方向に延びた固定
子巻線のコイルエンドは縮寸される。また、渡り線を用
いた分の使用銅量を低減することができ、銅損が低減さ
れる。
【0034】また、この発明の請求項2に係る交流発電
機によれば、導線は、異なるスロットに収納された2本
の直線部と、この直線部をつなぐとともに固定子鉄心の
一端部に突出したU字状の基端部と、各直線部の先端部
に設けられているとともに固定子鉄心の他端部に突出す
るつなぎ部とを有する複数の同一形状からなる導体セグ
メントで構成されているので、イレギュラーな形状の導
体セグメントを成形してスロット内に収める必要性がな
くなり、複数種類の導体セグメントを用意する必要性が
なく、更には導体セグメントの挿入性が向上する。
【0035】また、この発明の請求項3に係る交流発電
機によれば、スロット内において直線部が径方向に一列
に配置されているので、直線部とスロットの内壁面との
接触面積が大きくなり、直線部から固定子鉄心への熱伝
導が促進され、多相固定子巻線の温度上昇を抑制するこ
とができる。
【0036】また、この発明の請求項4に係る交流発電
機によれば、各相の口出線および中性点引き出し線は多
相固定子巻線の周方向に不等分間隔で突出しているの
で、風音の特定次数を分散させる位置に突出させ、また
風通路の妨げにならない位置に突出させることで、騒音
を低減することができる。
【0037】また、この発明の請求項5に係る交流発電
機によれば、回転子の少なくとも一方の端面には、固定
子鉄心の端面から突出した多相固定子巻線のコイルエン
ドに直接送風するファンが設けられているので、固定子
巻線の温度上昇を抑制することができる。
【0038】また、この発明の請求項6に係る交流発電
機によれば、ケースには、コイルエンドに送られた風を
外部に排出するための排気孔が形成されているので、風
量が増大し、固定子巻線の温度上昇を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機の断面図である。
【図2】 図1の固定子の巻線図である。
【図3】 図1の固定子をリヤブラケット側から視たと
きの部分斜視図である。
【図4】 従来の車両用交流発電機の断面図である。
【図5】 図4の固定子の巻線図である。
【図6】 図4の固定子巻線に用いられる導体セグメン
トの斜視図である。
【図7】 図4の固定子をリヤブラケット側から視たと
きの斜視図である。
【図8】 図4の固定子をフロントブラケット1側から
視たときの斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、1b,2b 排気孔、2 リ
ヤブラケット、5 ファン、7 回転子、8A 固定
子、15 固定子鉄心、15aスロット、50導体セグ
メント、51a,51b 直線部、52 基端部、53
a,53b つなぎ部、80a,80b コイルエン
ド、100 a相口出線、116 3相固定子巻線、1
16a a相固定子巻線部、131 第1巻線部、13
2 第2巻線部、133 第3巻線部、134 第4巻
線部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月21日(2000.7.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る交流発電機では、ケースと、このケース内に設けられ
回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子
と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこの固定子鉄
心に装着された多相固定子巻線を有する固定子とを備
え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロットが周
方向に所定ピッチで複数形成されている交流発電機にお
いて、前記多相固定子巻線は、導線が前記固定子鉄心の
側面側のスロット外で折り返されたコイルエンドを形成
するとともに、所定スロット数毎に前記スロット内の深
さ方向に内層と外層とが交互に採るようにほぼ1周巻装
された第1の巻線部と、前記固定子鉄心の側面側のスロ
ット外で折り返されたコイルエンドを形成するととも
に、所定スロット数毎に前記スロット内の深さ方向に外
層と内層とが交互に採るように、かつ第1の巻線部と電
気角で180°の位相差でほぼ1周反転巻装された第2
の巻線部とから構成され、第1のスロット内で第1の巻
線部及び第2の巻線部の一端部同士が直接接続された第
1の巻線対と、第2のスロット内で第1の巻線部及び第
2の巻線部の他端部同士が直接接続された第2の巻線対
とが径方向に交互に複数巻装され、かつ前記複数の第1
の巻線対及び前記複数の第2の巻線対が電気的に直列に
接続されて1相分の固定子巻線部が形成され、前記固定
子巻線部の一端に口出線が接続され、他端に中性点引き
出し線が接続されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る交流発電機によれば、ケースと、このケース内
に設けられ回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成す
る回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこの
固定子鉄心に装着された多相固定子巻線を有する固定子
とを備え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロッ
トが周方向に所定ピッチで複数形成されている交流発電
機において、前記多相固定子巻線は、導線が前記固定子
鉄心の側面側のスロット外で折り返されたコイルエンド
を形成するとともに、所定スロット数毎に前記スロット
内の深さ方向に内層と外層とが交互に採るようにほぼ1
周巻装された第1の巻線部と、前記固定子鉄心の側面側
のスロット外で折り返されたコイルエンドを形成すると
ともに、所定スロット数毎に前記スロット内の深さ方向
に外層と内層とが交互に採るように、かつ第1の巻線部
と電気角で180°の位相差でほぼ1周反転巻装された
第2の巻線部とから構成され、第1のスロット内で第1
の巻線部及び第2の巻線部の一端部同士が直接接続され
た第1の巻線対と、第2のスロット内で第1の巻線部及
び第2の巻線部の他端部同士が直接接続された第2の巻
線対とが径方向に交互に複数巻装され、かつ前記複数の
第1の巻線対及び前記複数の第2の巻線対が電気的に直
列に接続されて1相分の固定子巻線部が形成され、前記
固定子巻線部の一端に口出線が接続され、他端に中性点
引き出し線が接続されているので、従来あった渡り線が
不要となり、渡り線同士の接触で短絡する虞がない。ま
た、軸線方向に延びた固定子巻線のコイルエンドは縮寸
される。また、渡り線を用いた分の使用銅量を低減する
ことができ、銅損が低減される。
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月9日(2000.11.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る交流発電機では、ケースと、このケース内に設けられ
回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子
と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこの固定子鉄
心に装着された多相固定子巻線を有する固定子とを備
え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロットが周
方向に所定ピッチで複数形成されている交流発電機にお
いて、前記多相固定子巻線は、導線が前記固定子鉄心の
側面側のスロット外で折り返されたコイルエンドを形成
するとともに、所定スロット数毎に前記スロット内の深
さ方向に内層と外層とが交互に採るようにほぼ1周時計
方向に回された第1の巻線部を2つ及び導線が前記固定
子鉄心の側面側のスロット外で折り返されたコイルエン
ドを形成するとともに、反時計方向に所定スロット数毎
に前記スロット内の深さ方向に外層と内層とが交互に採
るようにほぼ1周回された第2の巻線部を2つ有し、一
端部に口出線が接続された前記第1の巻線部の他端部か
ら引き続き第2の巻線部が直接連続的に接続され、更
に、一端部に前記第2の巻線部が接続された第2の巻線
部の他端部から引き続き第1の巻線部が直接連続的に接
続されることにより、前記第1の巻線部の他端部が収ま
った前記スロット及び前記第2の巻線部の他端部が収ま
った前記スロットには3ターン数、その他のスロットに
は4ターン数の導線が収まり、この3ターン数の導線が
収まったスロット内で前記口出線及び中性点引き出し線
が接続されて4ターンで1相分の固定子巻線部を形成
し、全ての前記巻線部同士は前記スロット内で直接連続
的に接続されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る交流発電機によれば、ケースと、このケース内
に設けられ回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成す
る回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心およびこの
固定子鉄心に装着された多相固定子巻線を有する固定子
とを備え、前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロッ
トが周方向に所定ピッチで複数形成されている交流発電
機において、前記多相固定子巻線は、導線が前記固定子
鉄心の側面側のスロット外で折り返されたコイルエンド
を形成するとともに、所定スロット数毎に前記スロット
内の深さ方向に内層と外層とが交互に採るようにほぼ1
時計方向に回された第1の巻線部を2つ及び導線が前
記固定子鉄心の側面側のスロット外で折り返されたコイ
ルエンドを形成するとともに、反時計方向に所定スロッ
ト数毎に前記スロット内の深さ方向に外層と内層とが交
互に採るようにほぼ1周回された第2の巻線部を2つ有
し、一端部に口出線が接続された前記第1の巻線部の他
端部から引き続き第2の巻線部が直接連続的に接続さ
れ、更に、一端部に前記第2の巻線部が接続された第2
の巻線部の他端部から引き続き第1の巻線部が直接連続
的に接続されることにより、前記第1の巻線部の他端部
が収まった前記スロット及び前記第2の巻線部の他端部
が収まった前記スロットには3ターン数、その他のスロ
ットには4ターン数の導線が収まり、この3ターン数の
導線が収まったスロット内で前記口出線及び中性点引き
出し線が接続されて4ターンで1相分の固定子巻線部を
形成し、全ての前記巻線部同士は前記スロット内で直接
連続的に接続されているので、従来あった渡り線が不要
となり、渡り線同士の接触で短絡する虞がない。また、
軸線方向に延びた固定子巻線のコイルエンドは縮寸され
る。また、渡り線を用いた分の使用銅量を低減すること
ができ、銅損が低減される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA04 AA11 BB02 BB07 BB12 CA01 CA02 CA05 CB02 CB03 CB11 CB17 CC05 CC17 CD06 CE01 5H609 BB05 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP14 QQ02 QQ12 QQ13 RR02 RR22 RR27 RR36 RR69 RR70 SS12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に設けられ回転
    周方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子と、
    この回転子を囲った固定子鉄心およびこの固定子鉄心に
    装着された多相固定子巻線を有する固定子とを備え、 前記固定子鉄心は、軸線方向に延びたスロットが周方向
    に所定ピッチで複数形成され、 前記多相固定子巻線は、導線が前記固定子鉄心の端面側
    のスロット外で折り返されたコイルエンドを形成すると
    ともに、所定スロット数毎に前記スロット内でスロット
    深さ方向に内層と外層とが交互に採るようにほぼ1周回
    されて構成された複数の巻線部を直列に電気的に接続し
    て複数ターンで1相分の固定子巻線部が形成されている
    交流発電機であって、 口出線が接続された前記固定子巻線部の一端部が収まっ
    た前記スロット、および中性点引き出し線が接続された
    固定子巻線部の他端部が収まったスロットにはそれぞれ
    (n−1)ターン数の前記導線が収まり、その他のスロ
    ットにはnターン数の導線が収まり、また前記巻線部同
    士は、前記スロット内で直接連続的に接続されている交
    流発電機。
  2. 【請求項2】 導線は、異なるスロットに収納された2
    本の直線部と、この直線部をつなぐとともに固定子鉄心
    の一端部に突出したU字状の基端部と、各直線部の先端
    部に設けられているとともに固定子鉄心の他端部に突出
    したつなぎ部とを有する複数の導体セグメントから構成
    され、この導体セグメントの隣接した前記つなぎ部同士
    を接続して巻線部が構成されている請求項1に記載の交
    流発電機。
  3. 【請求項3】 スロット内には直線部が径方向に一列に
    配置されている請求項2に記載の交流発電機。
  4. 【請求項4】 各相の口出線および中性点引き出し線は
    多相固定子巻線の周方向に不等分間隔で突出している請
    求項1ないし請求項3の何れかに記載の交流発電機。
  5. 【請求項5】 回転子の少なくとも一方の端面には、多
    相固定子巻線のコイルエンドに直接送風するファンが設
    けられている請求項1ないし請求項4の何れかに記載の
    交流発電機。
  6. 【請求項6】 ケースには、コイルエンドに送られた風
    を外部に排出するための排気孔が形成されている請求項
    1ないし請求項5の何れかに記載の交流発電機。
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