JP4854721B2 - 車両用回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用交流発電機などの車両用回転電機に関し、特に固定子巻線を構成する相巻線の引き出し線の結線構造に関するものである。
従来の車両用交流発電機では、スロットが毎極毎相当たり2の割合で形成され、各相巻線の端部からの相間接続用の引き出し線がコイルエンド上を引き回されて電気角で30°位相の異なる相巻線同士を直列に接続し、さらに直列に接続された相巻線群の中性点用の引き出し線がコイルエンド上を引き回されて結線され、1組の三相交流巻線を構成している。また、それぞれ、3つの相巻線の中性点用の引き出し線がコイルエンド上を引き回されて互いに結線され、2組の三相交流巻線を構成していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−354736号公報
従来の車両用交流発電機では、相巻線の端部からの相間接続用や中性点用の引き出し線がコイルエンド上を所定の結線位置まで引き回されて互いに接続され、さらに固定子巻線の電力出力用の引き出し線がコイルエンド上を所定の引き出し位置まで引き回された後、曲げられて軸方向外方に延出されている。そこで、相間接続用、中点用、および電力出力用の引き出し線の引き回し部が振動などにより振れると、回転子の回転に連動して回転する冷却ファンと干渉することから、相間接続用、中性点用、および電力出力用の引き出し線の引き回し部を締め金などによりコイルエンドに固定する必要があった。相間接続用、中性点用、および電力出力用の引き出し線の引き回し部の締め金によるコイルエンドへの固着作業、および相間接続用や中性点用の引き出し線のコイルエンド上での結線作業は、相間接続用、中性点用、および電力出力用の引き出し線の本数が増えるほど増え、固定子の生産性を低下させるという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、相巻線の引き出し線のコイルエンド上での煩雑な引き回し作業や結線作業を削減して、固定子の生産性を高めることができる車両用回転電機を得ることを目的とする。
この発明による車両用回転電機は、フロントブラケットとリアブラケットとからなるハウジングと、上記フロントブラケットと上記リアブラケットとに軸支されたシャフトに固着されて上記ハウジング内に回転自在に配設された回転子と、上記フロントブラケットと上記リアブラケットとに挟持されて上記回転子を囲繞するように配設され、スロットが内周側に開口するように周方向に配列されてなる円筒状の固定子鉄心、および上記スロット内に巻装された複数の相巻線を有し、当該複数の相巻線が上記固定子鉄心の軸方向両端部にフロント側およびリア側コイルエンドを形成している固定子巻線を有する固定子と、を有する。本車両用回転電機は、複数本のインサート導体が樹脂成型体にインサートモールドされて構成された中継サーキットと、上記中継サーキットを介して上記固定子巻線に電気的に接続されて電力を双方向に直流−交流変換するインバータパワー回路と、を備えている。そして、上記中継サーキットは、上記リア側コイルエンドから引き出された上記複数の相巻線のそれぞれの両端からの引き出し線を上記複数のインサート導体に接続することにより、三相回路が構築されるように構成されている。さらに、上記固定子鉄心は、上記スロットが毎極毎相当たり2の割合で形成されており、上記固定子巻線は、6スロット毎の上記スロットで構成された6つのスロット群のそれぞれに巻装された6つの上記相巻線を有し、上記中継サーキットは、それぞれ電気角で30°の位相差を有する上記相巻線同士を接続して形成された3つの相巻線群を交流結線して形成された1組の三相回路、又はそれぞれ3つの相巻線を交流結線して形成され、互いに電気角で30°の位相差を有する2組の三相回路を構築するように構成されている。
この発明によれば、複数のインサート導体を樹脂成型体にインサートモールドしてなる中継サーキットが、リア側コイルエンドから引き出された複数の相巻線のそれぞれの両端からの引き出し線を複数のインサート導体に接続することにより、三相回路が構築されるように構成されている。そこで、複数の相巻線のそれぞれの両端からの引き出し線を、リア側コイルエンド上を引き回して、互いに結線するような作業が削減され、固定子の生産性が高められる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の相巻線の構成を説明する端面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図、図6はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の結線前の状態を説明する模式図、図7はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機における電気回路図である。
図1および図2において、車両用回転電機1は、それぞれ略椀形状のアルミニウム製のフロントブラケット2とリアブラケット3とからなるハウジング4と、このハウジング4に軸受5a,5bを介して回転自在に支持されたシャフト6と、ハウジング4のフロント側に延出するシャフト6の端部に固着されたプーリ7と、シャフト6に固定されてハウジング4内に配設された回転子8と、この回転子8の軸方向の両端面に固定されたファン11と、回転子8を囲繞するようにハウジング4に固定された固定子20と、ハウジング4のリア側に延出するシャフト6の延出部に固定され、回転子8に電流を供給する一対のスリップリング12と、一対のスリップリング12の外周側に配設されたブラシホルダ14内に、各スリップリング12に摺動するように収納された一対のブラシ13と、シャフト6のリア側端部に配設された回転位置検出センサ15と、を備えている。
回転子8は、励磁電流が流されて磁束を発生する界磁巻線9と、界磁巻線9を覆うように設けられ、その磁束によって磁極が形成されるポールコア10と、を備えている。また、固定子20は、フロントブラケット2およびリアブラケット3に軸方向両側から挟持されて回転子8を取り囲むように配設された固定子鉄心21と、固定子鉄心21に巻装された固定子巻線22と、を備えている。
さらに、車両用回転電機1は、リアブラケット3に固定されて、ハウジング4のリア側に延出するシャフト6の延出部の外周側に配設されたインバータパワー回路30と、ブラシホルダ14、回転位置検出センサ15、およびインバータパワー回路30を覆うようにリアブラケット3に取り付けられたリアケース16と、リアケース16の収納部16aに収納された制御基板17と、リアケース16に取り付けられて収納部16aを塞口するカバー18と、を備えている。
インバータパワー回路30は、図7に示されるように、並列に接続されたスイッチング素子31とダイオード32の組を2組直列に接続したものを並列に3つ配置して構成されている。スイッチング素子31およびダイオード32は、ヒートシンク33上に実装されている。制御基板17には、インバータパワー回路30のスイッチング素子31をON/OFF制御する制御回路が実装されている。そして、インバータパワー回路30は、中継サーキット39を介して固定子巻線22と電気的に接続されている。
つぎに、固定子20の構成について説明する。
固定子20は、円筒状の固定子鉄心21と、固定子鉄心21に巻装された固定子巻線22と、から構成されている。そして、固定子鉄心21には、図3に示されるように、内径側に開口するスロット21aが周方向に等角ピッチで例えば96個形成されている。ここで、回転子8のポールコア10の極数を16極とすると、スロット21aは毎極毎相当たり2個の割合で形成されている。
つぎに、固定子巻線22の構造について説明する。
まず、固定子巻線22を構成する1相分の巻線構造について図3を参照しつつ説明する。ここで、説明の便宜上、導体線50のスロット21a内の収納位置を内径側から1番地、2番地、3番地、4番地、5番地および6番地とする。また、図3中、実線は固定子鉄心21のリア側の結線状態を示し、点線は固定子鉄心21のフロント側の結線状態を示し、黒丸は接合部を示し、1,7,13・・・,91はスロット番号を示している。
a相巻線23aは、それぞれ絶縁被覆された連続銅線からなる素線としての1本の導体線50で形成された第1乃至第6巻線51〜56から構成されている。
第1巻線51は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、1番地と2番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第2巻線52は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、2番地と1番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第3巻線53は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、3番地と4番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第4巻線54は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、4番地と3番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第5巻線55は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、5番地と6番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。また、第6巻線56は、1本の導体線50をスロット番号1番から91番まで6スロット毎のスロット21aに、6番地と5番地とを交互に採るように波巻きして構成されている。
そして、固定子鉄心21のフロント側において、91番と1番のスロット21aから延出する第1巻線51、第3巻線53、および第5巻線55を構成する導体線50の端部同士が、例えばTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により接合され、それぞれ1ターンの波巻き巻線を構成する。また、固定子鉄心21のリア側において、91番と1番のスロット21aから延出する第2巻線52、第4巻線54、および第6巻線56を構成する導体線50の端部同士がTIG溶接により接合され、それぞれ1ターンの波巻き巻線を構成する。
固定子鉄心21のリア側において、例えば、第1巻線51、第3巻線53、および第5巻線55の25番のスロット21aから延出し、31番のスロット21aに入る導体部分が切断される。そして、25番のスロット21aの1番地から延出する第1巻線51の切断端と31番のスロット21aの4番地から延出する第3巻線53の切断端とをTIG溶接により接合し、25番のスロット21aの3番地から延出する第3巻線53の切断端と31番のスロット21aの6番地から延出する第5巻線55の切断端とをTIG溶接により接合する。これにより、第1巻線51、第3巻線53および第5巻線55が直列に接続されて3ターンの波巻き巻線となる。
同様に、固定子鉄心21のリア側において、例えば、第2巻線52、第4巻線54、および第6巻線56の31番のスロット21aから延出し、37番のスロット21aに入る導体部分が切断される。そして、31番のスロット21aの1番地から延出する第2巻線52の切断端と37番のスロット21aの4番地から延出する第4巻線54の切断端とをTIG溶接により接合し、31番のスロット21aの3番地から延出する第4巻線54の切断端と37番のスロット21aの6番地から延出する第6巻線56の切断端とをTIG溶接により接合する。これにより、第2巻線52、第4巻線54および第6巻線56が直列に接続されて3ターンの波巻き巻線となる。
ついで、25番の5番のスロット21aから延出する第3巻線53の切断端と31番のスロット21aの5番地から延出する第6巻線56の切断端とをTIG溶接により接合する。これにより、第1乃至第6巻線51〜56が直列に接続された6ターンの波巻き巻線からなるa相巻線23aが形成される。そして、31番のスロット21aの2番地から延出する第1巻線51の切断端と、37番のスロット21aの2番地から延出する第2巻線52の切断端とが、このa相巻線23aの両端部、即ち引き出し線a1,a2となる。
図示していないが、同様にして、導体線50が巻装されるスロット21aを1スロットずつずらしてb相巻線23b、c相巻線23c、d相巻線23d、e相巻線23e、およびf相巻線23fが形成される。これにより、a相巻線23aが1番、7番・・・91番のスロット群に巻装され、b相巻線23bが2番、8番・・・92番のスロット群に巻装され、c相巻線23cが3番、9番・・・93番のスロット群に巻装され、d相巻線23dが4番、10番・・・94番のスロット群に巻装され、e相巻線23eが5番、11番・・・95番のスロット群に巻装され、f相巻線23fが6番、12番・・・96番のスロット群に巻装されている。
ここで、a相巻線23a、b相巻線23b、c相巻線23c、d相巻線23d、e相巻線23e、およびf相巻線23fのそれぞれの第1乃至第6巻線51〜56の結線位置は、互いに周方向に離間している。また、隣接するスロット群に巻装されている相巻線同士は、電気角で30°の位相差を有している。
これにより、a相巻線23a、b相巻線23b、c相巻線23c、d相巻線23d、e相巻線23e、およびf相巻線23fが、図4に示されるように、固定子鉄心21に巻装される。そして、固定子鉄心21のリヤ側には、6スロット離れた一方のスロット21aから延出して他方のスロット21aに入る導体線50のターン部50aが径方向に3列となって周方向に1スロットピッチで配列されて、リア側コイルエンド22rを構成している。同様に、固定子鉄心21のフロント側には、6スロット離れた一方のスロット21aから延出して他方のスロット21aに入る導体線50のターン部50aが径方向に3列となって周方向に1スロットピッチで配列されて、フロント側コイルエンド22fを構成している。
a相巻線23aの引き出し線a1,a1、b相巻線23bの引き出し線b1,b2、c相巻線23cの引き出し線c1,c2、d相巻線23dの引き出し線d1,d2、e相巻線23eの引き出し線e1,e2、およびf相巻線23fの引き出し線f1,f2が、周方向に分散してリア側コイルエンド22rから軸方向に延出している。そして、図6に示されるように、a相巻線23aとb相巻線23bとは電気角で30°の位相差を有し、c相巻線23cとd相巻線23dとは、電気角で30°の位相差を有して、e相巻線23eとf相巻線23fとは、電気角で30°の位相差を有している。
ついで、a相巻線23aの引き出し線a2とb相巻線23bの引き出し線b1とを接続して相巻線群としての12ターンのX相巻線24を形成する。また、c相巻線23cの引き出し線c2とd相巻線23dの引き出し線d1とを接続して相巻線群としての12ターンのY相巻線25を形成する。さらに、e相巻線23eの引き出し線e2とf相巻線23fの引き出し線f1とを接続して相巻線群としての12ターンのZ相巻線26が形成する。そして、a相巻線23aの引き出し線a1とf相巻線23fの引き出し線f2とを接続し、b相巻線23bの引き出し線b2とc相巻線23cの引き出し線c1とを接続し、d相巻線23dの引き出し線d2とe相巻線23eの引き出し線e1とを接続する。これにより、X相巻線24、Y相巻線25、およびZ相巻線26がΔ結線(交流結線)された1組の三相交流巻線(三相回路)からなる固定子巻線22が構成される。
ここで、引き出し線a1、b2、c1,d2,e1,f2が電力出力用の引き出し線であり、引き出し線a2、b1、c2,d1,e2,f1が相巻線同士を連結する相間接続用の引き出し線である。
つぎに、X相巻線24、Y相巻線25、およびZ相巻線26を中継サーキット39を用いてΔ結線する方法について説明する。
中継サーキット39は、図5に示されるように、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの絶縁性樹脂を用いてモールド成型された平板リング状の樹脂成型体40に、6本のインサート導体41X,41Y,41Z,41U,41V,41Wをインサートモールドして作製されている。そして、連結線42が3本のインサート導体41U,41V,41Wのそれぞれから分岐して樹脂成型体40の裏面から延出されている。さらに、3つの取付穴43が等角ピッチで穿設されている。
このように構成された中継サーキット39は、図1および図2に示されるように、樹脂成型体40の裏面をリアブラケット3の回転子8と相対する内壁面に宛われ、取付穴43に通された取付ねじ44をリアブラケット3に締着して取り付けられる。これにより、中継サーキット39は、ファン11と軸方向に離間して、かつ近接して配設される。
そして、引き出し線a2,b1をインサート導体41Xの両端に半田付けして、a相巻線23aとb相巻線23bとが直列に接続されたX相巻線24が形成される。引き出し線c2,d1をインサート導体41Yの両端に半田付けして、c相巻線23cとd相巻線23dとが直列に接続されたY相巻線25が形成される。引き出し線e2,f1をインサート導体41Zの両端に半田付けして、e相巻線23eとf相巻線23fとが直列に接続されたZ相巻線26が形成される。さらに、引き出し線a1,f2をインサート導体41Uの両端に半田付けし、引き出し線c1,b2をインサート導体41Vの両端に半田付けし、引き出し線e1,d2をインサート導体41Wの両端に半田付けして、X相巻線24、Y相巻線25、およびZ相巻線26がΔ結線される。
そして、インサート導体41U,41V,41Wのそれぞれから分岐して樹脂成型体40の裏面から延出する連結線42のそれぞれが、リアブラケット3から軸方向外方に引き出され、ねじ45によりインバータパワー回路30に締着固定される。これにより、各連結線42が並列に接続されたスイッチング素子31とダイオード32の組の連結点に接続され、図7に示されるように、三相回路と整流回路とが接続された電気回路が構成される。
つぎに、このように構成された車両用回転電機1の動作について説明する。なお、車両用回転電機1は、プーリ7およびベルト(図示せず)を介してエンジンのクランク軸(図示せず)に連結されている。
そして、エンジンの始動時には、直流電力がバッテリ(図示せず)からインバータパワー回路30に供給される。このとき、制御基板17に実装された制御回路がインバータパワー回路30のスイッチング素子31をON/OFF制御し、直流電力が三相交流電力に変換される。この三相交流電力が連結線42を介して固定子巻線22に供給される。そして、界磁電流が供給されている回転子8の界磁巻線9の周囲に回転磁界が与えられ、回転子8が回転駆動される。この回転子8の回転トルクがシャフト6、プーリ7およびベルトを介してエンジンに伝達され、エンジンが点火、始動される。
一方、エンジンが始動されると、エンジンの回転トルクがクランク軸、ベルトおよびプーリ7を介してシャフト6に伝達される。これにより、回転子8が回転され、固定子巻線22に三相交流電圧が誘起される。そこで、制御回路がインバータパワー回路30のスイッチング素子31をON/OFF制御し、固定子巻線22に誘起された三相交流電力を直流電力に変換し、バッテリや電気負荷34に供給される。
なお、回転位置検出センサ15の信号出力は、制御基板17に実装された制御回路に送られ、回転子8の回転位置検出に用いられ、車両用回転電機1の発電動作およびエンジンの始動動作時の制御情報として利用される。
また、回転子8の回転に連動してファン11が回転駆動される。このファン11の回転により、図2に矢印Aで示されるように、冷却風がリアケース16の端面に穿設された吸気穴16bから吸入され、軸方向に流れてリアブラケット3の端面に穿設された吸気穴3aからリアブラケット3内に流れ込み、ファン11により遠心方向に曲げられて、リアブラケット3のリア側コイルエンド22rの外周側の側面に穿設された排気穴3bから排出される冷却風の通風路が形成される。そして、リアケース16の吸気穴16から吸入された冷却風とインバータパワー回路30のヒートシンク33との間で熱交換が行われる。これにより、スイッチング素子31およびダイオード32で発生した熱が冷却風に放熱される。また、ファン11により遠心方向に曲げられた冷却風とリア側コイルエンド22rとの間で熱交換が行われる。これにより、固定子巻線22で発生した熱が冷却風に放熱される。
この実施の形態1によれば、a相巻線23aとb相巻線23bとの接続、c相巻線23cとd相巻線23dとの接続、e相巻線23eとf相巻線23fとの接続、さらにはX相巻線24とY相巻線25とZ相巻線26との接続が、中継サーキット39を用いて行われている。
そこで、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2を、リア側コイルエンド22r上を引き回す、或いはリア側コイルエンド22r上で結線する必要が無くなる。そこで、リア側コイルエンド22r上での煩雑な引き回し作業や溶接作業が不要となり、固定子20の組立性が向上する。
また、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2がリア側コイルエンド22rから軸方向に延出しているので、リア側コイルエンド22rが冷却風に曝される面積が大きくなり、リア側コイルエンド22rが効果的に冷却される。また、ファン11により遠心方向に曲げられて排気穴3bから排出される冷却風の通風路の通風抵抗が低減されるので、冷却風の流量が多くなり、スイッチング素子31、ダイオード32、リア側コイルエンド22rが効果的に冷却される。
また、平板リング状の中継サーキット39がリアブラケット3の回転子8と相対する内壁面に、ファン11と軸方向に離間して、かつ近接して取り付けられているので、ファン11により遠心方向に曲げられた冷却風が中継サーキット39により整流される。また、中継サーキット39が冷却風により効果的に冷却される。
また、中継サーキット39が取付ねじ44によりリアブラケット3に締着固定されているので、中継サーキット39の固定が強固となり、中継サーキット39の振動が抑制される。そこで、中継サーキット39の損傷、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2の損傷、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2と中継サーキット39との接続不良、連結線42の損傷の発生が抑制される。
なお、上記実施の形態1では、固定子巻線が、X相巻線、Y相巻線、およびZ相巻線をΔ結線して形成された1組の三相交流巻線で構成されているものとしているが、固定子巻線は、X相巻線、Y相巻線、およびZ相巻線をY結線(交流結線)して形成された1組の三相交流巻線で構成されてもよい。この場合、固定子の構成を変えることなく、中継サーキットのインサート導体の配列を変えるだけで、Y結線された1つの三相交流巻線から成る三相回路を構築できる。したがって、異なる三相回路に対して、固定子の共用化が図られ、低コスト化が図られる。
また、上記実施の形態1では、X相巻線がa巻線とb巻線とを直列に接続して構成され、Y相巻線がc巻線とd巻線とを直列に接続して構成され、Z相巻線がe巻線とf巻線とを直列に接続して構成されているものとしているが、X相巻線がa巻線とb巻線とを並列に接続して構成され、Y相巻線がc巻線とd巻線とを並列に接続して構成され、Z相巻線がe巻線とf巻線とを並列に接続して構成されてもよい。この場合も、固定子の構成を変えることなく、中継サーキットのインサート導体の本数および配列を変えるだけで、実現できる。
また、上記実施の形態1では、a相巻線、b相巻線、c相巻線、d相巻線、e相巻線、およびf相巻線の両端から引き出された電力出力用および相間接続用の引き出し線間の結線を、中継サーキットを用いて行うものとしているが、さらに、a相巻線、b相巻線、c相巻線、d相巻線、e相巻線、およびf相巻線の各相巻線における、直列接続された第1、第3、及び第5巻線と直列接続された第2、第4、及び第6巻線とを結線する相内接続用の引き出し線も、中継サーキットを用いて接続するようにしてもよい。この場合、リア側コイルエンド上での引き回し、および接続部の箇所をさらに削減できる。
また、上記実施の形態1では、図3に示される結線方法に基づいて第1乃至第6巻線を結線して相巻線を作製するものとしているが、第1乃至第6巻線の結線方法はこれに限定されるものではなく、所望の回路構成に合わせて適宜設定される。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図、図9はこの発明の実施の形態2に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図である。なお、図9中、中継サーキット39の内径を点線で示している。
図8および図9において、中継サーキット39Aは、樹脂成型体40の表面をリアブラケット3の軸方向外方の端面に宛われ、取付穴43に通された取付ねじ44をリアブラケット3に締着して取り付けられる。そして、リア側コイルエンド22rから延出する引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2が、リアブラケット3に穿設された挿通穴3cを通されて、インサート導体41X,41Y,41Z,41U,41V,41Wの端部に接続されている。これにより、X相巻線24、Y相巻線25、およびZ相巻線26がΔ結線される。さらに、連結線42のそれぞれが、ねじ45によりインバータパワー回路30に締着固定され、三相回路と整流回路とが接続された電気回路が構成される。
上記実施の形態1では、中継サーキット39はリアブラケット3の内壁面に取り付けられているので、中継サーキット39は、その外径の大きさがお椀状のリアブラケット3の内周面により制限される。そこで、インサート導体41X,41Y,41Z,41U,41V,41Wの配列面積を確保する必要上、中継サーキット39の内径を大きくすることができない。
この実施の形態2では、中継サーキット39Aがリアブラケット3の軸方向外方の端面に取り付けられているので、中継サーキット39Aの外径の大きさがリアブラケット3の制限を受けない。そこで、中継サーキット39Aの外径をリアブラケット3の外径まで拡張することができ、中継サーキット39Aの外径の拡張に合わせて内径を拡張することができる。
この実施の形態2によれば、中継サーキット39Aの内径を拡張することができるので、リアブラケット3に吸気穴3aの面積を大きくでき、冷却風の流量を増大でき、固定子巻線22およびインバータパワー回路30の冷却性を向上することができる。
また、リアブラケット3の内壁面と回転子8との隙間をファン11との干渉を回避できる程度に縮小することができ、ファン11近傍における冷却風の整流効果を大きくすることができる。
また、中継サーキット39Aが取付ねじ44によりリアブラケット3に締着固定されているので、中継サーキット39Aの損傷、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2の損傷、引き出し線a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2,e1,e2,f1,f2と中継サーキット39Aとの接続不良、連結線42の損傷の発生が抑制される。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図、図11はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の結線前の状態を説明する模式図、図12はこの発明の実施の形態1に係る車両用回転電機における電気回路図である。
図10乃至図12において、中継サーキット39Bは、PBTなどの絶縁性樹脂を用いてモールド成型された平板リング状の樹脂成型体40に、8本のインサート導体41A,41B,41C,41D,41E,41F,41M,41Nをインサートモールドして作製されている。そして、連結線42が、6本のインサート導体41A,41B,41C,41D,41E,41Fから分岐して樹脂成型体40の裏面から延出されている。さらに、3つの取付穴43が等角ピッチで穿設されている。
中継サーキット39Bは、図示されていないが、樹脂成型体40の裏面をリアブラケット3の回転子8と相対する内壁面に宛われ、取付穴43に通された取付ねじ44をリアブラケット3に締着して取り付けられる。これにより、中継サーキット39Bは、ファン11と軸方向に離間して、かつ近接して配設される。
そして、引き出し線a1,b1,c1,d1,e1,f1をインサート導体41A,41B,41C,41D,41E,41Fのそれぞれの一端に半田付けする。引き出し線a2,c2,e2をインサート導体41Nに半田付けする。これにより、図11の(b)に示されるa相巻線23a、c相巻線23c、およびe相巻線23eをY結線してなる第1三相交流巻線27が形成される。さらに、引き出し線b2,d2,f2をインサート導体41Mに半田付けする。これにより、図11の(b)に示されるb相巻線23b、d相巻線23d、およびf相巻線23fをY結線してなる第2三相交流巻線28が形成される。そして、固定子巻線22Aを構成する第1および第2三相交流巻線27,28は、互いに電気角で30°の位相差を有している。
そして、インサート導体41A,41B,41C,41D,41E,41Fのそれぞれから分岐して樹脂成型体40の裏面から延出する連結線42のそれぞれが、リアブラケット3から軸方向外方に引き出され、ねじ45により第1および第2インバータパワー回路30A、30Bに締着固定される。これにより、各連結線42が並列に接続されたスイッチング素子31とダイオード32の組の連結点に接続され、図12に示されるように、2組の三相回路(第1および第2三相交流巻線27,28)が異なる整流回路(第1および第2インバータパワー回路30A,30B)に接続された電気回路が構成される。なお、第1および第2インバータパワー回路30A,30Bは、実施の形態1におけるインバータパワー回路30と同様に構成されている。
ここで、引き出し線a1,b1,c1,d1,e1,f1が電力出力用の引き出し線であり、引き出し線a2,b2,c2,d2,e2,f2が中性点用の引き出し線である。
このようにこの実施の形態3によれば、固定子を変えることなく、中継サーキット39Bの樹脂成型体40にインサートされるインサート導体41A,41B,41C,41D,41E,41F,41M,41Nの本数および配列を変えるだけで、Y結線された第1および第2三相交流巻線からなる2組の三相回路を構築することができる。したがって、異なる三相回路に対して、固定子の共用化が図られ、低コスト化が図られる。
なお、上記実施の形態3では、各三相回路が3つの相巻線をY結線した三相交流巻線で構成されているものとしているが、中継サーキットのインサート導体の配列を変えて、各三相回路が3つの相巻線をΔ結線した三相交流巻線で構成されるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、毎極毎相当たりのスロット数が2の固定子鉄心を用いるものとしているが、毎極毎相当たりのスロット数は2に限定されるものではなく、例えば毎極毎相当たりのスロット数が1の固定子鉄心を用いてもよい。この場合、固定子巻線は3つの相巻線から構成されることになる。
この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の相巻線の構成を説明する端面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の結線前の状態を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用回転電機における電気回路図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図である。 この発明の実施の形態3に係る車両用回転電機に適用される中継サーキットを示す平面図である。 この発明の実施の形態3に係る車両用回転電機に適用される固定子巻線の結線前の状態を説明する模式図である。 この発明の実施の形態3に係る車両用回転電機における電気回路図である。
符号の説明
2 フロントブラケット、3 リアブラケット、3a 吸気穴、3b 排気穴、4 ハウジング、6 シャフト、8 回転子、11 ファン、20 固定子、21 固定子鉄心、21a スロット、22,22A 固定子巻線、22r フロント側コイルエンド、22r リア側コイルエンド、23a a相巻線、23b b相巻線、23c c相巻線、23d d相巻線、23e e相巻線、23f f相巻線、27,28 三相交流巻線(三相回路)、30 インバータパワー回路、39,39A,39B 中継サーキット、40 樹脂成型体、41A,41B,541C,41D,41E,41F,41M,41N,41X,41Y,41Z,41U,41V,41W インサート導体、44 取付ねじ。

Claims (5)

  1. フロントブラケットとリアブラケットとからなるハウジングと、
    上記フロントブラケットと上記リアブラケットとに軸支されたシャフトに固着されて上記ハウジング内に回転自在に配設された回転子と、
    上記フロントブラケットと上記リアブラケットとに挟持されて上記回転子を囲繞するように配設され、スロットが内周側に開口するように周方向に配列されてなる円筒状の固定子鉄心、および上記スロット内に巻装された複数の相巻線を有し、当該複数の相巻線が上記固定子鉄心の軸方向両端部にフロント側およびリア側コイルエンドを形成している固定子巻線を有する固定子と、を有する車両用回転電機において、
    複数本のインサート導体が樹脂成型体にインサートモールドされて構成された中継サーキットと、
    上記中継サーキットを介して上記固定子巻線に電気的に接続されて電力を双方向に直流−交流変換するインバータパワー回路と、を備え、
    上記中継サーキットは、上記リア側コイルエンドから引き出された上記複数の相巻線のそれぞれの両端からの引き出し線を上記複数のインサート導体に接続することにより、三相回路が構築されるように構成されている車両用回転電機において、
    上記固定子鉄心は、上記スロットが毎極毎相当たり2の割合で形成されており、
    上記固定子巻線は、6スロット毎の上記スロットで構成された6つのスロット群のそれぞれに巻装された6つの上記相巻線を有し、
    上記中継サーキットは、それぞれ電気角で30°の位相差を有する上記相巻線同士を接続して形成された3つの相巻線群を交流結線して形成された1組の三相回路、又はそれぞれ3つの相巻線を交流結線して形成され、互いに電気角で30°の位相差を有する2組の三相回路を構築するように構成されていることを特徴とする車両用回転電機。
  2. ファンが上記回転子のリア側端面に固着され、
    上記中継サーキットが上記ファンのリア側端部に対して軸方向外方に配設されており、
    吸気穴が上記リアブラケットの軸方向の端面に形成され、かつ排気穴が上記リアブラケットの上記リア側コイルエンドの外周側の壁面に形成されて、上記ファンの回転に連動して、上記吸気穴から流入され、上記ファンにより遠心方向に曲げられて上記リア側のコイルエンドを冷却した後、上記排気穴から排出される冷却風の通風路が構築されていることを特徴とする請求項1記載の車両用回転電機。
  3. 上記中継サーキットは上記リアブラケットに締着固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用回転電機。
  4. 上記中継サーキットは上記回転子と対向して上記リアブラケットの内壁面に固定されていることを特徴とする請求項3記載の車両用回転電機。
  5. 上記中継サーキットは上記リアブラケットの軸方向外方の外壁面に固定されていることを特徴とする請求項3記載の車両用回転電機。
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