JP2001209982A - 接着剤のリサイクル装置 - Google Patents
接着剤のリサイクル装置Info
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- JP2001209982A JP2001209982A JP2000019405A JP2000019405A JP2001209982A JP 2001209982 A JP2001209982 A JP 2001209982A JP 2000019405 A JP2000019405 A JP 2000019405A JP 2000019405 A JP2000019405 A JP 2000019405A JP 2001209982 A JP2001209982 A JP 2001209982A
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Abstract
きる接着剤のリサイクル装置を提供する。 【解決手段】 排液タンクT2と供給タンクT5の間
に、未使用の接着剤aと排液タンクT1から供給される
回収した接着剤bとを混合・脱泡して調整する混合タン
クT3と、混合タンクT3で調整済みの接着剤dを保持
して供給タンクT5に供給するリザーバータンクT4と
を設ける。供給タンクT5の液面レベルの低下を検出し
て、リザーバータンクT4から供給タンクT5へ調整済
みの接着剤dを供給するとともに、混合タンクT3での
調整を開始する。供給タンクT5から供給された接着剤
eを貼り合わせられるディスク1a,1bにスピンコー
トし、余分な接着剤を排液タンクT2に回収して再利用
する。
Description
わせに使用する接着剤のリサイクル装置に関するもので
ある。
タル・バーサタイル・ディスク(以下、「DVD」と称
す。)は、少なくとも一方に情報記録層を有する2枚の
ディスク基板を接着剤にて貼り合せて作成される。DV
Dの貼り合わせは、例えば、供給タンクから供給された
接着剤を貼り合わせられるディスク基板にスピンコート
し、余分な接着剤を振り切った後、紫外線を照射して接
着剤を硬化することにより行われる。
剤は、回収されて廃棄されているが、DVDの単価を下
げるために回収された接着剤を再利用することが要求さ
れている。
ばDVDの貼り合わせに使用するものではなくブラウン
管の加工工程に使用するものであるが、実開平3−60
739号公報に開示されたエマルジョン塗布装置を接着
剤のリサイクル装置として適用することが考えられる。
では、塗布タンク11に設けられた塗布ノズル15にて
陰極線管のパネル1aにエマルジョン17aが塗布され
る。このパネル1aは1bの状態に移され、余剰の使用
済エマルジョン17bが回収タンク12に回収される。
ルジョン17bは調整タンク13に送液され、調整タン
ク13では所定の粘度となるように希釈液Wが補充され
て粘度調整が行われる。
れて未使用のエマルジョン17cが溜められており、調
整タンク13での粘度調整中には、供給タンク14から
塗布タンク15へ未使用のエマルジョン17cが送液さ
れる。
と、調整タンク13から塗布タンク11へ調整済みの回
収液17dが送液され、不足分は供給タンク14から塗
布タンク11へ未使用のエマルジョン17cが送液され
る。16は、調整タンク13からの送液と供給タンク1
4からの送液とを切換える切換電磁弁である。
ョン塗布装置をDVDの貼り合わせに適用した場合に
は、エマルジョンとして接着剤のように粘性の高いもの
を使用するため、必ず脱泡処理が必要となる。
では、未使用エマルジョン17cの脱泡処理と調整後の
使用済みエマルジョン17dの脱泡処理がそれぞれ別工
程で行われるため、接着剤の粘度が安定せず品質が不安
定になるという問題がある。
いる間は未使用のエマルジョン17cを使用し続けて塗
布タンク11のレベルを制御するため、調整後の使用済
みエマルジョン17dだけの使用工程と未使用エマルジ
ョン17cだけの使用工程とに切換られ、品質が安定し
ないという問題がある。
Dの貼り合わせ装置で使用する接着剤のリサイクル装置
に適用することは困難である。本発明は前記問題点を解
決し、品質の安定したDVDの貼り合わせが実現できる
接着剤のリサイクル装置を提供することを目的とする。
クル装置は、供給タンクと排液タンクの間に、未使用の
接着剤と回収された接着剤とを混合・脱泡する混合タン
クと、調整済みの接着剤を保持するリザーバータンクと
を設けたことを特徴とする。
を供給できるため品質の安定したDVDの貼り合わせが
実現でき、しかも混合タンクでの新液と回収液の調整中
であってもリザーバータンクから直ちに調整済みの混合
液を供給タンクに補充できるため、貼り合わせ作業を中
断させることなく連続運転でき、生産性の向上が図れ
る。
リサイクル装置は、供給タンクから供給された接着剤を
貼り合わせられるディスクにスピンコートし、余分な接
着剤を排液タンクに回収して再利用する接着剤のリサイ
クル装置であって、前記排液タンクと前記供給タンクの
間に、未使用の接着剤と前記排液タンクから供給される
回収した接着剤とを混合・脱泡して調整する混合タンク
と、前記混合タンクで調整済みの接着剤を保持して前記
供給タンクに供給するリザーバータンクとを設け、前記
供給タンクの液面レベルの低下を検出して、前記リザー
バータンクから前記供給タンクへ調整済みの接着剤を供
給するとともに、前記混合タンクでの前記調整を開始す
るように構成したことを特徴とする。
のリサイクルが実現でき、しかも混合タンクでの調整中
であっても供給タンクへの接着剤の補充が行えるため、
DVDの貼り合わせ作業を中断させることなく連続運転
できる。
〜図3を用いて説明する。図1に示すように接着剤のリ
サイクル装置は、供給タンクT5から供給された接着剤
eをディスペンサ3を介して貼り合わせられるディスク
1a,1bにスピンコートし、振り切られた余分な接着
剤を回収タンク2を介して排液タンクT2へ回収し、再
利用するよう構成されている。
す)bを保持する排液タンクT2と供給タンクT5の間
には、混合タンクT3とリザーバータンクT4とが設け
られている。混合タンクT3では、新液タンクT1から
供給される未使用の接着剤(以下、「新液」と称す)a
と、排液タンクT2から供給される回収液bとが一定の
比率で供給される。この混合液cは、一定の粘度となる
よう調整されたのち、脱泡され、調整された接着剤(以
下、「調整液」と称す)dはリザーバータンクT4へ供
給される。
下が検出されると、リザーバータンクT4から供給タン
クT5へ調整液dが供給され、それと同時に混合タンク
T3での調整が開始される。
プ、V1〜V4は各タンクの圧力を調整するバルブ、F
1〜F3は配管に設けられたフィルタ、LV1〜LV3
は逆流防止バルブ、DV1〜DV4はドレンバルブ、S
1〜S11は各タンクの液面レベルを表す。
に示すフローチャート図を用いて説明する。図2(a)
に示すように定常状態では、供給タンクT5には上限レ
ベルS9と中間レベルS10の間に接着剤eが常に確保
されており、ステップS1で供給タンクT5の液面レベ
ルが中間レベルS10より少なくなったと判断されるま
で、一定の圧力で加圧されながらディスペンサ3に接着
剤eが供給される。
0−233042号公報に記載の方法によりディスク1
a,1bに塗布され、スピンコートされてディスク1
a,1bの貼り合わせが行われる。スピンコート時に振
り切られた余分な接着剤は回収タンク2に集められ排液
タンクT2へ回収される。
液面レベルが中間レベルS10より少なくなると接着剤
eの補充動作が開始され、ステップS2に示すようにバ
ルブV2がオンとなり排液タンクT2が加圧されて、回
収液bが混合タンクT3へと送液される。
ルが下限レベルS3よりも少ないと判断されると、ステ
ップS4ではバルブV2がオフとなり、排液タンクT2
が大気に開放され回収液bの貯蔵が開始される。
ベルが下限レベルS1よりも高いかどうかが判断され、
高い場合には、ステップS6で図3(c)に示すように
バルブV1がオンになり新液タンクT1が加圧され、新
液aが混合タンクT3へ送られる。このとき、混合タン
クT3の液面レベルは下限レベルS6である。
S1よりも低い場合は、エラーとなるため、ステップS
7で新液タンクT1の液面レベルが下限レベルS1より
も高いかどうかを確認しながら、ステップS8で混合タ
ンクT3の液面レベルが中間レベルS5になるまで新液
タンクT1から混合タンクT3へ新液aが送り込まれ
る。
S1よりも低くなる、あるいは混合タンクT3の液面レ
ベルが中間レベルS5に達すると、ステップS9ではバ
ルブV1がオフとなり新液タンクT1が大気に開放され
て新液タンクT1に新液aが補充される。
程では、回収液bと新液aとの混合と同時に、ステップ
S10〜ステップS13で示すようにリザーバータンク
T4から供給タンクT5への調整液dの送り込みが実行
される。
への調整液dの送り込みは、ステップS10でリザーバ
ータンクT4の液面レベルが下限レベルS8より高いと
判断された場合に、ステップS11でバルブV4が開放
されリザーバータンクT4が加圧されて行われる。
の液面レベルが上限レベルS9より高いと判断される
と、ステップS13ではバルブV4がオフとなりリザー
バータンクT4が大気圧に開放されて、調整液dが貯蔵
が行われる。なお、リザーバータンクT4での調整液d
の貯蔵は上限レベルS7までしか行えない。
が中間レベルS5になるまで新液タンクT1から混合タ
ンクT3へ新液aが送り込まれると、図4(d)に示す
ように、混合タンクT3の攪拌・脱泡が行われ混合液c
の調整が行われる。
スタートして、ステップS15で真空ポンプP2がオン
になり、混合タンクT3が減圧される。次いで、ステッ
プS16ではモータ4がオンになり、ステップS17で
タイマーがタイムアップするまで混合タンクT3の攪拌
が行われる。
ップS18では真空ポンプP2がオフされて混合タンク
T3が大気圧に開放され、ステップS19ではモータ4
がオフされる。
拌が終了すると、図2(e)に示すように、ステップS
20でバルブV3がオンになって混合タンクT3が加圧
され、ステップS21で混合タンクT3の液面レベルが
下限レベルS5になるまで混合液cがリザーバータンク
T4へ送液される。
バータンクT4へ調整液dが供給されて混合タンクT3
の液面レベルが下限レベルS5よりも下になると、ステ
ップS22ではバルブV3がオフされ、混合タンクT3
が大気圧に開放されて混合液cの貯蔵を行うよう上記の
ルーチンが繰り返される。
は中間レベルS10以上の接着剤eが確保されるよう動
作しており、供給タンクT5の液面レベルが中間レベル
S10を下回り下限レベルS11に近づくと、上記ステ
ップS1〜ステップS9とステップS10〜ステップS
13のルーチンが同時に実行される。
クT5へ補充される調整液dの容量は、供給タンクT5
で使用した接着剤eの容量V2(V2=S9−S10)
と同量である。
らリザーバータンクT4に供給した混合液cの容量V1
(V1=S5−S6)と同量である。また、リザーバー
タンクT4の容量V3(V3=S7−S8)はV2より
も多くなっている。
5との間に、新液aと回収液bを混合・脱泡する混合タ
ンクT3と調整済みの調整液dを保持するリザーバータ
ンクT4を設け、供給タンクT5の液面レベルの低下を
検出してリザーバータンクT4から供給タンクT5へ調
整済みの接着剤dを供給するとともに、混合タンクT3
での調整を開始するように構成することで、回収液の調
製中であってもリザーバータンクT4から直ちに供給タ
ンクT5に補充を実行することができ、ディスク1a,
1bの貼り合わせ作業を中断することなく、連続運転で
きる。
クT3で脱泡処理しているため、長期間にわたる品質の
安定化が実現できる。従って、DVDの貼り合わせで使
用する接着剤を自動的にリサイクルでき、排液の低減が
図れる。
り切られる接着剤を回収タンク2に集めて、排液タンク
T2へ送液するよう構成したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、余分な接着剤が排液タンクT2へ集
められれば、特に回収タンク2を設ける必要はない。
ル装置によると、排液タンクと供給タンクの間に供給タ
ンクの液面レベルを検出して回収液の調製を開始する混
合タンクを設けることで、新液と回収液をその混合比が
一定となるように単一の混合タンクで混合・脱泡処理で
き、長期にわたる塗布液の粘度の安定が図れる。また、
これと同時に調製済みの回収液を供給タンクに補充する
リザーバータンクを設けることで、混合タンクでの調整
中であっても直ちに供給タンクに調整液を補充でき、貼
り合わせ作業を中断させることなく連続運転でき、安定
した高い歩留まりの生産が可能となる。
イクル装置の模式図
イクル工程を示す図
イクル工程を説明するフローチャート図
Claims (1)
- 【請求項1】供給タンクから供給された接着剤を貼り合
わせられるディスクにスピンコートし、余分な接着剤を
排液タンクに回収して再利用する接着剤のリサイクル装
置であって、 前記排液タンクと前記供給タンクの間に、未使用の接着
剤と前記排液タンクから供給される回収した接着剤とを
混合・脱泡して調整する混合タンクと、前記混合タンク
で調整済みの接着剤を保持して前記供給タンクに供給す
るリザーバータンクとを設け、 前記供給タンクの液面レベルの低下を検出して、前記リ
ザーバータンクから前記供給タンクへ調整済みの接着剤
を供給するとともに、前記混合タンクでの前記調整を開
始するように構成した接着剤のリサイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019405A JP3880268B2 (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | ディスク貼り合わせに使用する接着剤のリサイクル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019405A JP3880268B2 (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | ディスク貼り合わせに使用する接着剤のリサイクル方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001209982A true JP2001209982A (ja) | 2001-08-03 |
JP2001209982A5 JP2001209982A5 (ja) | 2004-12-24 |
JP3880268B2 JP3880268B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=18546100
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN116410696A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-07-11 | 常州恒嘉半导体科技有限公司 | 一种粘合剂回收的方法 |
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-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000019405A patent/JP3880268B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101379536B1 (ko) * | 2009-06-05 | 2014-03-28 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 점착제층, 점착 부재, 그 제조 방법 및 화상 표시 장치 |
CN116410696A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-07-11 | 常州恒嘉半导体科技有限公司 | 一种粘合剂回收的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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