JP2001208987A - 幅可変光学スリット機構 - Google Patents

幅可変光学スリット機構

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JP2001208987A JP2001043011A JP2001043011A JP2001208987A JP 2001208987 A JP2001208987 A JP 2001208987A JP 2001043011 A JP2001043011 A JP 2001043011A JP 2001043011 A JP2001043011 A JP 2001043011A JP 2001208987 A JP2001208987 A JP 2001208987A
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栄 星野
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    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/02Details
    • G01J3/04Slit arrangements slit adjustment
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/005Diaphragms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い温度範囲で高精度にスリット幅を制御す
ることができる幅可変光学スリット機構を提供する。 【解決手段】 一対の金属製キャリッジ32が絶縁材よ
りなる転動体を介して金属製ガイドレール33に移動自
在に搭載されてなるリニアガイド31の両キャリッジ3
2に金属製スリット42と金属製アーム38をそれぞれ
取り付け、アーム38間に両キャリッジ32を互いに近
接する方向に付勢するスプリング41を電気的に絶縁し
て架設し、スプリング41の弾性力に抗して両キャリッ
ジ32を互いに離間する方向に押圧駆動する一対の可動
体51をアーム38の互いの内側面と電気的に絶縁した
状態で当接する。従来、絶縁のために必要とした樹脂製
スリットホルダは不要となり、温度特性や剛性の点で劣
る樹脂材を用いなくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば光スペクト
ラムアナライザ等の光学装置における分光器に使用され
る幅可変光学スリット機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来提案されているこの種の幅可
変光学スリット機構の構成を示したものである。図6に
おいて、11はスリットであり、一対のスリット11,
11間に光の通過するスリット幅が形成される。これら
スリット11のスリット幅を規定する端縁は共に断面ナ
イフエッジ状に構成されている。なお、図6は一対のス
リット11が互いに接触し、スリット幅が零の状態を示
している。
【0003】スリット11はそれぞれスリットホルダ1
2の一端側の下面に取り付けられており、これらスリッ
トホルダ12の他端側はリニアガイド13の一対のキャ
リッジ14上にそれぞれ取り付けられている。リニアガ
イド13は一対のキャリッジ14が転動体(図では隠れ
て見えない)を介してガイドレール15に搭載されてな
るもので、両キャリッジ14はガイドレール15に沿っ
て移動自在とされている。これらキャリッジ14上には
それぞれ係止ネジ16が2本ずつ取り付けられており、
両キャリッジ14の対向する係止ネジ16間にスプリン
グ17がそれぞれ架設されている。両キャリッジ14は
2本のスプリング17によって互いに近接する方向に付
勢されている。
【0004】キャリッジ14上においてスリットホルダ
12の上面にはブロック18がそれぞれ取り付けられて
おり、両キャリッジ14に取り付けられたブロック18
の互いの内側面にはそれぞれ送りナット19に一体に突
出形成された押圧部19aが当接されている。これら送
りナット19は1本の開閉ネジ21に螺合されており、
一方は右ネジとされ、他方は左ネジとされている。従っ
て、開閉ネジ21の回転に伴い、互いに逆方向に移動す
るものとなっている。なお、送りナット19はそれぞれ
その一面がスライドガイド22と接触されており、これ
により開閉ネジ21の軸心回りの回転が規制されて直線
移動するものとなっている。
【0005】開閉ネジ21はフレーム23に取り付けら
れた一対のベアリング24に軸支されており、そのフレ
ーム23から外部に突出された一端はカップリング25
を介してパルスモータ26に結合されている。なお、一
対のスリット11はフレーム23の前方に突出した状態
となっている。スリット幅の設定(調整)はパルスモー
タ26を駆動することによって行われる。即ち、図6に
示したスリット幅が零の状態から両スリット11を離間
させて所定のスリット幅を設定する場合は、パルスモー
タ26を駆動し、送りナット19が互いに離間する方向
に開閉ネジ21を回転させる。一対のブロック18はそ
れぞれ送りナット19の押圧部19aによって押圧さ
れ、これによりスプリング17の弾性力に抗してキャリ
ッジ14が互いに離間する方向に駆動され、両スリット
11間に所定のスリット幅が形成される。
【0006】なお、スプリング17は常に、つまり両ス
リット11が接触し、スリット幅が零の状態であっても
キャリッジ14を互いに近接する方向に付勢するものと
なっており、よって両送りナット19の押圧部19aは
常にブロック18と圧接した状態となっている。一方、
この種の幅可変光学スリット機構においてはスリット幅
が零の時に原点信号を発生するように構成され、この例
ではスリット11自体が原点信号を発生する電極を兼ね
るものとなっている。即ち、スリット11は金属製とさ
れて導電体とされ、両スリット11に端子27がそれぞ
れ接続され、それら端子27がリード線を介して信号電
源28に接続されている。
【0007】スリット11は上述したように原点信号発
生電極を兼ねるものであるため、一対のスリット11が
例えばリニアガイド13や開閉ネジ21,送りナット1
9等の駆動機構を介して導通することのないよう、電気
的に他と絶縁しておく必要があり、よってこの例ではス
リットホルダ12が樹脂製とされて絶縁体とされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の幅可変光学スリット機構においては、原点信号発生電
極を兼ねるスリット11を他から絶縁するために、樹脂
製のスリットホルダ12をリニアガイド13のキャリッ
ジ14に片持ち状に取り付け、そのスリットホルダ12
のキャリッジ14から突出している部分にスリット11
を取り付けるといった構成を採用している。しかしなが
ら、このような樹脂製のスリットホルダ12は温度特性
が良好とは言えず、また剛性も不充分であるため、スリ
ット幅の温度依存性が大きくなると共に、機械的安定性
においても問題があり、よって広い温度範囲で高精度に
スリット幅を制御する上で、さらには信頼性の点で、こ
のような樹脂製スリットホルダ12の使用は問題がある
ものとなっていた。
【0009】この発明の目的はこの問題に鑑み、信頼性
に優れ、かつ温度依存性が小さく、広い温度範囲で高精
度にスリット幅を制御することができる幅可変光学スリ
ット機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、一対のキャリッジが転動体を介してガイドレールに
移動自在に搭載されてなるリニアガイドと、一対のキャ
リッジにそれぞれ取り付けられたスリットと、一対のキ
ャリッジにそれぞれ取り付けられたアームと、それらア
ーム間に電気的に絶縁されて架設され、一対のキャリッ
ジを互いに近接する方向に付勢するスプリングと、アー
ムの互いの内側面と電気的に絶縁された状態で当接さ
れ、スプリングの弾性力に抗して一対のキャリッジを互
いに離間する方向に押圧駆動する一対の可動体とを具備
するものとされ、ガイドレール、キャリッジ、スリット
及びアームがそれぞれ金属製とされ、転動体が絶縁材よ
りなるものとされる。
【0011】請求項2の発明によれば、一対のキャリッ
ジが転動体を介してガイドレールに移動自在に搭載され
てなるリニアガイドと、一対のキャリッジにそれぞれ取
り付けられたスリットと、一対のキャリッジにそれぞれ
取り付けられたアームと、それらアーム間に電気的に絶
縁されて架設され、一対のキャリッジを互いに近接する
方向に付勢するスプリングと、アームの互いの内側面と
電気的に絶縁された状態で当接され、スプリングの弾性
力に抗して一対のキャリッジを互いに離間する方向に押
圧駆動する一対の可動体とを具備するものとされ、転動
体、キャリッジ、スリット及びアームがそれぞれ金属製
とされ、ガイドレールが絶縁材よりなるものとされる。
【0012】請求項3の発明では請求項1乃至2のいず
れかの発明において、一対のスリットに原点信号発生電
極がそれぞれ取り付けられているものとされる。請求項
4の発明では請求項1乃至3のいずれかの発明におい
て、一対の可動体は開閉ネジに螺合された一対の送りナ
ットにそれぞれ取り付けられ、開閉ネジを回転駆動する
ことにより可動体が直線移動する構造とされる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明による幅
可変光学スリット機構の一実施例を示したものであり、
図2及び3はそれをスリット部と駆動部とに分けて示し
たものである。また、図4はスリット部を一部分解して
示したものである。まず、図4を参照してスリット部の
構成について説明する。リニアガイド31は断面コ字状
をなす一対のキャリッジ32がガイドレール33上に移
動自在に搭載されてなるもので、図4では隠れて見えな
いがキャリッジ32は転動体を介してガイドレール33
に搭載されている。図5は断面図によってその構造を示
したものであり、ガイドレール33の両側面にその伸長
方向に沿ってV溝34が形成され、これらV溝34と対
向するV溝35がキャリッジ32の内側面にそれぞれ形
成され、互いに対向するV溝34,35間に転動体36
が介在されたものとなっている。
【0014】転動体36は微小な球体であって、キャリ
ッジ32のV溝35に両端が抜け止めされて所要数配置
された状態となっている。キャリッジ32は図5に示し
たように転動体36によって支持され、ガイドレール3
3とは非接触とされている。ガイドレール33及びキャ
リッジ32は例えばステンレス等の金属製とされ、一方
転動体36はこの例ではセラミック等の硬質な絶縁材に
よって構成される。なお、ガイドレール33は図4に示
したように、ホルダ37上に設置固定されている。
【0015】各キャリッジ32にはL字状をなすアーム
38がネジ止めされて取り付けられる。これらアーム3
8のL字の一辺は図に示したようにキャリッジ32の側
面に沿って下方に突出されている。アーム38はステン
レス等の金属製とされる。各アーム38のキャリッジ3
2の側面に位置する部分には絶縁材よりなるフック39
が取り付けられており、これらフック39間にスプリン
グ41が架設される。一方、各キャリッジ32の上面の
互いの内側部分にはスリット42がネジ止めされて取り
付けられる。スリット42はステンレス等の金属製とさ
れて板状とされ、そのキャリッジ32より側方に突出す
る部分は互いに対向する端縁が断面ナイフエッジ状とさ
れ、これら端縁間にスリット幅を形成するものとなって
いる。
【0016】なお、この例ではスリット幅が零の時に原
点信号を発生するための原点信号発生電極43をスリッ
ト42とは別に具備するものとなっており、これら電極
43は図4に示したように互いの対向面の一方が平面と
され、他方がV字状の凸面とされている。電極43は例
えばベリリウム銅等によって形成されて金メッキが施さ
れたものとされ、両スリット42にそれぞれネジ止めさ
れて取り付けられる。各部が組み立てられることにより
スリット部は図2に示したような外観構成を有するもの
となり、スプリング41の弾性力により一対のキャリッ
ジ32は互いに近接する方向に付勢され、これにより両
スリット42が接触してスリット幅が零となり、かつ両
電極43が接触した状態となる。
【0017】次に、図3を参照して駆動部の構成につい
て説明する。駆動部は図6に示した従来の幅可変光学ス
リット機構における駆動部と基本的に同様の構成を具備
するものとされ、図6と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。この例では開閉ネジ2
1に一方は右ネジとされ、他方は左ネジとされて螺合さ
れている一対の送りナット19にブロック状の可動体5
1がそれぞれネジ止めされて取り付けられる。可動体5
1は例えばステンレス製とされ、その表面には絶縁被膜
が形成されているものとされる。また、開閉ネジ21も
例えばステンレス製とされ、送りナット19は例えばリ
ン青銅製とされる。
【0018】スライドガイド22はベース52上に搭載
固定されており、これらスライドガイド22に送りナッ
ト19はその一面が接触されている。スライドガイド2
2は例えばステンレス製とされる。ベース52の一端側
にはパルスモータ26を支持したホルダ53が固定さ
れ、開閉ネジ21はカップリング25を介してパルスモ
ータ26と結合されている。パルスモータ26を駆動し
て開閉ネジ21を回転させると、スライドガイド22に
よって開閉ネジ21の軸心回りの回転が規制されている
一対の送りナット19はスライドガイド22に沿って互
いに逆方向に直線移動し、これと共に一対の可動体51
が互いに逆方向に直線移動するものとなっている。
【0019】スリット部と駆動部とは図1に示したよう
に、一対のアーム38のキャリッジ32より下方に位置
する先端部分の互いの内側面に可動体51がそれぞれ当
接するように配置される。このような配置関係とすべ
く、スリット部のホルダ37及び駆動部のベース52は
それぞれ図では省略しているが、装置のフレーム等に取
り付け固定される。なお、原点信号を取り出すための端
子、リード線等の図示は省略している。上記のような構
成とされた幅可変光学スリット機構は、パルスモータ2
6を駆動して一対の可動体51を互いに離間する方向に
移動させると、これら可動体51によって一対のアーム
38が押圧駆動され、スプリング41の弾性力に抗して
両キャリッジ32が互いに離間する方向に駆動されて、
両スリット42間に所定のスリット幅が形成される。
【0020】一方、この状態からパルスモータ26を逆
回転させて可動体51を互いに近接する方向に移動させ
ると、スプリング41の弾性力により可動体51の移動
と連動して両キャリッジ32も移動し、スリット幅が狭
くなる。そして、スリット幅が零となり、両電極43が
接触すると、その状態を示す原点信号が得られるものと
なっている。この例では、電極43は上述したように金
属製スリット42に直接取り付けられ、さらにスリット
42は金属製キャリッジ32に直接取り付けられている
が、キャリッジ32とガイドレール33間に介在する転
動体36を絶縁体としているため、両キャリッジ32が
金属製ガイドレール33を介して導通することはなく、
つまり電極43が取り付けられた両スリット42がリニ
アガイド31を介して導通しないものとなっている。
【0021】また、金属製アーム38は両キャリッジ3
2に直接取り付けられ、一対のアーム38間にスプリン
グ41が架設されると共に、それらアーム38と駆動部
の可動体51が接触するものとなっているが、スプリン
グ41は絶縁フック39を介してアーム38に取り付け
られており、さらに金属製可動体51は絶縁被膜を有
し、電気的に絶縁された状態でアーム38と当接されて
いるため、スプリング41や駆動部を介して両アーム3
8が導通することはなく、つまりスプリング41や駆動
部を介して両スリット42が導通しないものとなってい
る。
【0022】なお、この例では原点信号を発生する電極
43をスリット42とは別に設けているが、スリット4
2自体が電極を兼ねるようにし、電極43をなしとして
もよい。また、スリット幅を規定するスリット42の端
縁がスリット42の移動方向と直交しているが、スリッ
ト42の端縁をスリット42の移動方向に対して所定角
θ,傾斜させるようにしてもよい。上述したような構成
を採用すれば、図6に示した従来の幅可変光学スリット
機構において使用していたスリットホルダ12は不要と
なり、つまりスリットが電極を兼ねる場合、スリットに
電極が一体に取り付けられている場合、いずれにおいて
も樹脂製のスリットホルダを使用することなく、両電極
間の絶縁を確保することができる。
【0023】従って、駆動源であるパルスモータ26か
ら間隔制御される一対のスリット42に至るまでの駆動
経路において、温度特性や剛性さらには精度の点で劣る
樹脂材を用いることなく、例えば金属製部品によって構
成することでき、よって広い温度範囲で高精度にスリッ
ト幅を制御することが可能となる。なお、上述した例で
は電極43が取り付けられた両スリット42のリニアガ
イド31を介しての導通を防止すべく、転動体36を絶
縁材よりなるものとしているが、これに替え、ガイドレ
ール33を例えばセラミック等の硬質な絶縁材によって
構成するようにしても同様の効果を得ることができる。
この場合、転動体36はこの種のリニアガイドにおいて
一般的に使用されているステンレスや軸受鋼等の金属製
とされる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
従来、絶縁のために必要とした樹脂製のスリットホルダ
を不要とすることができる。従って、温度特性や剛性、
精度の点で劣る樹脂材を用いることなく、構成すること
ができ、よって広い温度範囲で高精度にスリット幅を制
御することができ、かつ信頼性に優れた幅可変光学スリ
ット機構を得ることができる。また、スリットホルダが
不要となる分、構成の簡易化を図ることができる。
【0025】なお、この発明による幅可変光学スリット
機構を例えば光スペクトラムアナライザに用いれば、光
スペクトラムアナライザの分解能を広い温度範囲で高精
度に設定することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1におけるスリット部の斜視図。
【図3】図1における駆動部の斜視図。
【図4】図2の一部分解斜視図。
【図5】図4におけるリニアガイドの断面図。
【図6】従来の幅可変光学スリット機構を説明するため
の図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のキャリッジが転動体を介してガイ
    ドレールに移動自在に搭載されてなるリニアガイドと、 上記一対のキャリッジにそれぞれ取り付けられたスリッ
    トと、 上記一対のキャリッジにそれぞれ取り付けられたアーム
    と、 それらアーム間に電気的に絶縁されて架設され、上記一
    対のキャリッジを互いに近接する方向に付勢するスプリ
    ングと、 上記アームの互いの内側面と電気的に絶縁された状態で
    当接され、上記スプリングの弾性力に抗して上記一対の
    キャリッジを互いに離間する方向に押圧駆動する一対の
    可動体とを具備し、 上記ガイドレール、キャリッジ、スリット及びアームが
    それぞれ金属製とされ、 上記転動体が絶縁材よりなることを特徴とする幅可変光
    学スリット機構。
  2. 【請求項2】 一対のキャリッジが転動体を介してガイ
    ドレールに移動自在に搭載されてなるリニアガイドと、 上記一対のキャリッジにそれぞれ取り付けられたスリッ
    トと、 上記一対のキャリッジにそれぞれ取り付けられたアーム
    と、 それらアーム間に電気的に絶縁されて架設され、上記一
    対のキャリッジを互いに近接する方向に付勢するスプリ
    ングと、 上記アームの互いの内側面と電気的に絶縁された状態で
    当接され、上記スプリングの弾性力に抗して上記一対の
    キャリッジを互いに離間する方向に押圧駆動する一対の
    可動体とを具備し、 上記転動体、キャリッジ、スリット及びアームがそれぞ
    れ金属製とされ、 上記ガイドレールが絶縁材よりなることを特徴とする幅
    可変光学スリット機構。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載のいずれかの幅可変
    光学スリット機構において、 上記一対のスリットに原点信号発生電極がそれぞれ取り
    付けられていることを特徴とする幅可変光学スリット機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの幅可変
    光学スリット機構において、 上記一対の可動体は開閉ネジに螺合された一対の送りナ
    ットにそれぞれ取り付けられ、 上記開閉ネジを回転駆動することにより上記可動体が直
    線移動する構造とされていることを特徴とする幅可変光
    学スリット機構。
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