JP2001207350A - エアージェット織機の緯糸案内装置 - Google Patents
エアージェット織機の緯糸案内装置Info
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- JP2001207350A JP2001207350A JP2000018181A JP2000018181A JP2001207350A JP 2001207350 A JP2001207350 A JP 2001207350A JP 2000018181 A JP2000018181 A JP 2000018181A JP 2000018181 A JP2000018181 A JP 2000018181A JP 2001207350 A JP2001207350 A JP 2001207350A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 織布領域外の緯糸飛走経路上であって、筬羽
のない空間における緯糸の飛走を安定させ、もって緯入
れを確実に行うことである。 【解決手段】 緯糸案内溝8に沿って複数のサブノズル
5を筬6に対向させかつ緯入れ方向に向けて設けるとと
もに、織布14の領域外の緯糸飛走経路上で筬羽7のな
い空間にエアガイド9、17を設け、このエアガイド
9、17の緯糸案内溝10、18を下流側の緯糸案内溝
8、10、18に対応するように設けたエアージェット
織機の緯糸案内装置1において、エアガイド9、17の
緯糸案内溝10、18の上面、下面およびその近傍のい
ずれかに開口し、緯入れ方向の空気流を噴射するノズル
11、19をエアガイド9、17に形成している。
のない空間における緯糸の飛走を安定させ、もって緯入
れを確実に行うことである。 【解決手段】 緯糸案内溝8に沿って複数のサブノズル
5を筬6に対向させかつ緯入れ方向に向けて設けるとと
もに、織布14の領域外の緯糸飛走経路上で筬羽7のな
い空間にエアガイド9、17を設け、このエアガイド
9、17の緯糸案内溝10、18を下流側の緯糸案内溝
8、10、18に対応するように設けたエアージェット
織機の緯糸案内装置1において、エアガイド9、17の
緯糸案内溝10、18の上面、下面およびその近傍のい
ずれかに開口し、緯入れ方向の空気流を噴射するノズル
11、19をエアガイド9、17に形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアージェット織
機において、織布領域外の緯糸飛走経路上で、筬羽のな
い空間において、空気流によって緯糸を積極的に緯糸案
内溝へ案内する装置に関する。
機において、織布領域外の緯糸飛走経路上で、筬羽のな
い空間において、空気流によって緯糸を積極的に緯糸案
内溝へ案内する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−26961号公報の緯糸通し
装置では、ブローノズルと変形筬との間に位置不動の整
列装置(エアガイド)が設けられている。エアガイドの
案内通路の開口は、緯入れ方向に向かうに連れて漸次狭
まるような漏斗形状で、かつ奥行は変形筬の揺動範囲に
対応して形成されている。
装置では、ブローノズルと変形筬との間に位置不動の整
列装置(エアガイド)が設けられている。エアガイドの
案内通路の開口は、緯入れ方向に向かうに連れて漸次狭
まるような漏斗形状で、かつ奥行は変形筬の揺動範囲に
対応して形成されている。
【0003】つぎに、特開平10−204753号公報
の緯入れ装置では、変形筬の緯入れ側の親羽に、緯入れ
方向に向かうに連れて開口が漸次狭まるような漏斗形状
の導入ガイド通路が設けられている。緯入れ過程で、親
羽の導入ガイド通路は、エアガイドとして作用する。
の緯入れ装置では、変形筬の緯入れ側の親羽に、緯入れ
方向に向かうに連れて開口が漸次狭まるような漏斗形状
の導入ガイド通路が設けられている。緯入れ過程で、親
羽の導入ガイド通路は、エアガイドとして作用する。
【0004】また、特開平5−195377号公報の空
気式織機の技術によると、複数の部分筬の間に、緯糸案
内溝を有した位置不動の固定ガイドが配置され、その緯
糸案内溝が部分筬の最後退位置付近にきたときに、部分
筬の緯糸案内溝と並ぶように設けられている。
気式織機の技術によると、複数の部分筬の間に、緯糸案
内溝を有した位置不動の固定ガイドが配置され、その緯
糸案内溝が部分筬の最後退位置付近にきたときに、部分
筬の緯糸案内溝と並ぶように設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術は、
いずれもエアガイドで上流側の空気流の拡散を抑えると
いう消極的なものである。このため、エアガイド内の緯
糸が安定せず、下流側に緯糸を確実に案内することがで
きない。しかも、エアガイドの緯糸案内溝の緯入れ方向
に対する距離が長くなるほど、上記の現象が起こる可能
性が高くなる。
いずれもエアガイドで上流側の空気流の拡散を抑えると
いう消極的なものである。このため、エアガイド内の緯
糸が安定せず、下流側に緯糸を確実に案内することがで
きない。しかも、エアガイドの緯糸案内溝の緯入れ方向
に対する距離が長くなるほど、上記の現象が起こる可能
性が高くなる。
【0006】したがって、本発明の目的は、織布領域外
の緯糸飛走経路上であって、筬羽のない空間における緯
糸の飛走を空気流によって積極的に安定させ、もって緯
入れを確実に行うことである。
の緯糸飛走経路上であって、筬羽のない空間における緯
糸の飛走を空気流によって積極的に安定させ、もって緯
入れを確実に行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとに、本発
明は、緯入れ方向の空気流を噴射するノズルを形成した
エアガイドの緯糸案内溝を、エアガイド下流側の緯糸案
内溝に対応するように、織布領域外の緯糸飛走経路上で
あって、筬羽のない空間に設けている。
明は、緯入れ方向の空気流を噴射するノズルを形成した
エアガイドの緯糸案内溝を、エアガイド下流側の緯糸案
内溝に対応するように、織布領域外の緯糸飛走経路上で
あって、筬羽のない空間に設けている。
【0008】具体的には、本発明は、緯糸案内溝に沿っ
て複数のサブノズルを筬に対向させかつ緯入れ方向に向
けて設けるとともに、織布領域外の緯糸飛走経路上で筬
羽のない空間に緯糸案内溝を有したエアガイドを設け、
このエアガイドの緯糸案内溝を下流側の緯糸案内溝に対
応するように設けたエアージェット織機の緯糸案内装置
において、エアガイドの緯糸案内溝の上面、下面および
その近傍のいずれかに開口し、緯入れ方向の空気流を噴
射するノズルをエアガイドに形成している。
て複数のサブノズルを筬に対向させかつ緯入れ方向に向
けて設けるとともに、織布領域外の緯糸飛走経路上で筬
羽のない空間に緯糸案内溝を有したエアガイドを設け、
このエアガイドの緯糸案内溝を下流側の緯糸案内溝に対
応するように設けたエアージェット織機の緯糸案内装置
において、エアガイドの緯糸案内溝の上面、下面および
その近傍のいずれかに開口し、緯入れ方向の空気流を噴
射するノズルをエアガイドに形成している。
【0009】ここで、「緯糸飛走経路」とは、緯糸がメ
インノズルから噴射され、筬およびエアガイドの緯糸案
内溝内を通過して、反給糸側に到達するまでの、飛走の
道筋をいう。また「織布領域外の緯糸飛走経路上で筬羽
のない空間」とは、緯糸飛走経路上で、メインノズルと
筬との間、タックイン装置などが設けてある場所に対応
する2枚あるいは複数枚の分割状態の各筬の間、織布領
域の筬とフィーラ用の筬との間、または1枚の筬の中央
部分の前記場所に対応する筬羽のない空間をいう。ま
た、「下流側の緯糸案内溝」とは、筬羽により形成され
た緯糸案内溝、または筬羽以外の部材例えば下流側で他
のエアガイドによって形成された緯糸案内溝をいう。
インノズルから噴射され、筬およびエアガイドの緯糸案
内溝内を通過して、反給糸側に到達するまでの、飛走の
道筋をいう。また「織布領域外の緯糸飛走経路上で筬羽
のない空間」とは、緯糸飛走経路上で、メインノズルと
筬との間、タックイン装置などが設けてある場所に対応
する2枚あるいは複数枚の分割状態の各筬の間、織布領
域の筬とフィーラ用の筬との間、または1枚の筬の中央
部分の前記場所に対応する筬羽のない空間をいう。ま
た、「下流側の緯糸案内溝」とは、筬羽により形成され
た緯糸案内溝、または筬羽以外の部材例えば下流側で他
のエアガイドによって形成された緯糸案内溝をいう。
【0010】エアガイドは、織布領域外の緯糸飛走経路
上で筬羽のない空間においてスレーに設けるか、または
スレー以外のものに1つまたは複数設ける。エアガイド
のノズルは、エアガイドの緯入れ方向下流側に設けた緯
糸案内溝に指向させる。ノズルの開口部を緯入れ方向下
流側に面した緯糸案内溝の上端、および下端のいずれか
に沿って経糸方向に隣接するように複数形成する。
上で筬羽のない空間においてスレーに設けるか、または
スレー以外のものに1つまたは複数設ける。エアガイド
のノズルは、エアガイドの緯入れ方向下流側に設けた緯
糸案内溝に指向させる。ノズルの開口部を緯入れ方向下
流側に面した緯糸案内溝の上端、および下端のいずれか
に沿って経糸方向に隣接するように複数形成する。
【0011】緯入れ時に、エアガイドの緯糸案内溝によ
り、上流側の空気流の拡散を抑えることができるばかり
でなく、エアガイドのノズルからの空気の噴射により、
エアガイドの緯糸案内溝内に緯入れ方向の空気流が形成
されるため、緯糸が空気流に乗って、積極的に加勢さ
れ、緯糸の飛走が安定する。これによって、緯糸を下流
側の緯糸案内溝に確実に案内させることができる。した
がって、織機の緯入れ不良による停台回数が減少するこ
とになる。
り、上流側の空気流の拡散を抑えることができるばかり
でなく、エアガイドのノズルからの空気の噴射により、
エアガイドの緯糸案内溝内に緯入れ方向の空気流が形成
されるため、緯糸が空気流に乗って、積極的に加勢さ
れ、緯糸の飛走が安定する。これによって、緯糸を下流
側の緯糸案内溝に確実に案内させることができる。した
がって、織機の緯入れ不良による停台回数が減少するこ
とになる。
【0012】また、エアガイドの緯糸案内溝近傍の側面
あるいは前記緯糸案内溝内部のノズルから空気が噴射さ
れるため、サブノズルからの空気噴射よりも緯糸に対す
る加勢力と安定性が向上する。エアガイドの緯糸案内溝
は、緯糸の飛走をエアガイド下流側の緯糸案内溝に指向
させ、緯糸を上下方向あるいは奥方向のいずれかに規制
し、エアガイドの上流側から下流側へ緯糸を案内する。
しかも、エアガイドに形成された緯糸案内溝がテーパ形
状(漏斗形状ないしラッパ形状)であるため、緯糸がエ
アガイドの緯糸案内溝に入りやすく、緯入れ不良が減少
する。
あるいは前記緯糸案内溝内部のノズルから空気が噴射さ
れるため、サブノズルからの空気噴射よりも緯糸に対す
る加勢力と安定性が向上する。エアガイドの緯糸案内溝
は、緯糸の飛走をエアガイド下流側の緯糸案内溝に指向
させ、緯糸を上下方向あるいは奥方向のいずれかに規制
し、エアガイドの上流側から下流側へ緯糸を案内する。
しかも、エアガイドに形成された緯糸案内溝がテーパ形
状(漏斗形状ないしラッパ形状)であるため、緯糸がエ
アガイドの緯糸案内溝に入りやすく、緯入れ不良が減少
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図4のエアージェット
織機の緯糸案内装置1は、メインノズル4から空気が噴
射され、緯糸2を緯糸飛走経路に沿って緯入れされるよ
うに、複数のサブノズル5、およびエアガイド9を有し
ている。複数のサブノズル5は、筬羽7が複数連なるこ
とによって形成された筬6の緯糸案内溝8に沿って配置
され、緯入れ方向の上流側と下流側とで2枚の分割状態
の筬6の前面で筬6の緯糸案内溝8に対向し、かつ噴射
口を緯入れ方向に向けて設けられている。エアガイド9
は、この例では2つ設けられており、2枚の分割状態の
筬6の間において、経糸13の配列外つまり織布14の
領域外にあって、緯糸2の緯糸飛走経路上で筬羽7のな
い空間に設けられる。
織機の緯糸案内装置1は、メインノズル4から空気が噴
射され、緯糸2を緯糸飛走経路に沿って緯入れされるよ
うに、複数のサブノズル5、およびエアガイド9を有し
ている。複数のサブノズル5は、筬羽7が複数連なるこ
とによって形成された筬6の緯糸案内溝8に沿って配置
され、緯入れ方向の上流側と下流側とで2枚の分割状態
の筬6の前面で筬6の緯糸案内溝8に対向し、かつ噴射
口を緯入れ方向に向けて設けられている。エアガイド9
は、この例では2つ設けられており、2枚の分割状態の
筬6の間において、経糸13の配列外つまり織布14の
領域外にあって、緯糸2の緯糸飛走経路上で筬羽7のな
い空間に設けられる。
【0014】それぞれのエアガイド9は、相互に離間し
た2枚の分割状態の筬6の間で、エアガイドの緯糸案内
溝10を、下流側の緯糸案内溝8または10に対応する
ようにスレー12に取り付けられていて、前面で開口す
るテーパ形状の緯糸案内溝10を一体に形成しており、
さらに緯糸案内溝10の上下の位置に、1つまたは複
数、例えば上下の位置毎に1つのノズル11を形成して
いる。
た2枚の分割状態の筬6の間で、エアガイドの緯糸案内
溝10を、下流側の緯糸案内溝8または10に対応する
ようにスレー12に取り付けられていて、前面で開口す
るテーパ形状の緯糸案内溝10を一体に形成しており、
さらに緯糸案内溝10の上下の位置に、1つまたは複
数、例えば上下の位置毎に1つのノズル11を形成して
いる。
【0015】なお、図4に見られるように、2つのエア
ガイド9の下部は、連結部9aによりつながり、一体化
しているが、この連結部9aは、なくてもよい。したが
って2つのエアガイド9は、別体でもよい。
ガイド9の下部は、連結部9aによりつながり、一体化
しているが、この連結部9aは、なくてもよい。したが
って2つのエアガイド9は、別体でもよい。
【0016】テーパ形状の緯糸案内溝10は、緯入れ方
向の上流側が大径で、下流側が小径であり、その間で内
径を滑らかに減少するものとして形成されている。ま
た、ノズル11は、エアガイド9の緯糸案内溝10の上
面、下面およびその近傍のいずれかの位置で開口してい
る。ここで、「その近傍」とは、エアガイド9の側面の
内、緯糸案内溝10の上面、または下面に位置する近傍
の部分をいう。上流側のエアガイド9のノズル11は、
下流側のエアガイド9の緯糸案内溝10を指向してお
り、また下流側のエアガイド9のノズル11は、さらに
下流側の筬6の緯糸案内溝8を指向している。このよう
にして、ノズル11は、空気を噴射したときに、緯入れ
方向の搬送分力を有する方向に向けて、好ましくは下流
側の緯糸案内溝8、10の中心を指向するように取り付
けられる。
向の上流側が大径で、下流側が小径であり、その間で内
径を滑らかに減少するものとして形成されている。ま
た、ノズル11は、エアガイド9の緯糸案内溝10の上
面、下面およびその近傍のいずれかの位置で開口してい
る。ここで、「その近傍」とは、エアガイド9の側面の
内、緯糸案内溝10の上面、または下面に位置する近傍
の部分をいう。上流側のエアガイド9のノズル11は、
下流側のエアガイド9の緯糸案内溝10を指向してお
り、また下流側のエアガイド9のノズル11は、さらに
下流側の筬6の緯糸案内溝8を指向している。このよう
にして、ノズル11は、空気を噴射したときに、緯入れ
方向の搬送分力を有する方向に向けて、好ましくは下流
側の緯糸案内溝8、10の中心を指向するように取り付
けられる。
【0017】緯入れ時に、メインノズル4から、空気を
噴射することによって、緯糸2が緯糸飛走経路に沿って
緯入れされる。このとき、緯糸2は、緯糸飛走経路に沿
い、筬6の緯糸案内溝8の中およびエアガイド9の緯糸
案内溝10の中を飛走し、経糸13の開口中に緯入れさ
れる。
噴射することによって、緯糸2が緯糸飛走経路に沿って
緯入れされる。このとき、緯糸2は、緯糸飛走経路に沿
い、筬6の緯糸案内溝8の中およびエアガイド9の緯糸
案内溝10の中を飛走し、経糸13の開口中に緯入れさ
れる。
【0018】この緯入れ過程で、エアガイド9の緯糸案
内溝10は、上流側の空気流の拡散を抑える。しかも、
エアガイド9のノズル11からの空気の噴射により、エ
アガイド9の緯糸案内溝10内に緯入れ方向の空気流が
形成され、これによって、緯糸2が空気流に乗って、積
極的に加勢されるため、緯糸2の飛走が安定する。
内溝10は、上流側の空気流の拡散を抑える。しかも、
エアガイド9のノズル11からの空気の噴射により、エ
アガイド9の緯糸案内溝10内に緯入れ方向の空気流が
形成され、これによって、緯糸2が空気流に乗って、積
極的に加勢されるため、緯糸2の飛走が安定する。
【0019】また、エアガイド9の緯糸案内溝10近傍
のノズル11から空気が噴射されるため、サブノズル5
の空気噴射よりも緯糸2に対する加勢力や、緯糸2の飛
走の安定性が向上する。しかも、上流側のエアガイド9
の緯糸案内溝10は、緯糸2の飛走を下流側のエアガイ
ド9の緯糸案内溝10に指向させ、緯糸2を上下方向あ
るいは奥方向のいずれかに規制する。しかも、エアガイ
ド9に形成された緯糸案内溝10がテーパ形状(漏斗形
状ないしラッパ形状)であるため、緯糸2が緯糸案内溝
10に入りやすく、緯入れ不良が減少する。
のノズル11から空気が噴射されるため、サブノズル5
の空気噴射よりも緯糸2に対する加勢力や、緯糸2の飛
走の安定性が向上する。しかも、上流側のエアガイド9
の緯糸案内溝10は、緯糸2の飛走を下流側のエアガイ
ド9の緯糸案内溝10に指向させ、緯糸2を上下方向あ
るいは奥方向のいずれかに規制する。しかも、エアガイ
ド9に形成された緯糸案内溝10がテーパ形状(漏斗形
状ないしラッパ形状)であるため、緯糸2が緯糸案内溝
10に入りやすく、緯入れ不良が減少する。
【0020】図5は、他のエアガイド9の例である。こ
のエアガイド9でノズル11は、側面の上下位置に、緯
糸案内溝10に沿って、経糸方向に隣接するように、複
数例えば合計6個設けられている。この例では、緯糸2
の搬送に最も影響のある位置つまり緯糸が通過する領域
付近のノズル11の開口部(噴射口)の外径が最も大き
く形成され、その前側のノズル11の開口部(噴射口)
の外径がそれよりも遠ざかるにつれて漸次小さく形成さ
れている。このように、ノズル11の開口部(噴射口)
の外径が経糸方向で異なることによって、それぞれのノ
ズル11から効率よく空気を噴射することができ、余分
なエアの消費量を減らすことができる。また、開口部
(噴射口)を複数形成し、許容範囲を設けることによ
り、緯糸案内溝10から緯糸2の飛び出しも防止でき、
空気噴射のタイミング、圧力の変化による緯糸2の飛走
のばらつきにも対応できる。このノズル11の開口部
(噴射口)の外径は、すべて同じでもよい。
のエアガイド9でノズル11は、側面の上下位置に、緯
糸案内溝10に沿って、経糸方向に隣接するように、複
数例えば合計6個設けられている。この例では、緯糸2
の搬送に最も影響のある位置つまり緯糸が通過する領域
付近のノズル11の開口部(噴射口)の外径が最も大き
く形成され、その前側のノズル11の開口部(噴射口)
の外径がそれよりも遠ざかるにつれて漸次小さく形成さ
れている。このように、ノズル11の開口部(噴射口)
の外径が経糸方向で異なることによって、それぞれのノ
ズル11から効率よく空気を噴射することができ、余分
なエアの消費量を減らすことができる。また、開口部
(噴射口)を複数形成し、許容範囲を設けることによ
り、緯糸案内溝10から緯糸2の飛び出しも防止でき、
空気噴射のタイミング、圧力の変化による緯糸2の飛走
のばらつきにも対応できる。このノズル11の開口部
(噴射口)の外径は、すべて同じでもよい。
【0021】つぎに、図6ないし図9のエアージェット
織機の緯糸案内装置1は、1つのエアガイド17を相互
に離間した2枚の分割状態の筬6の間で、かつスレー1
2以外の場所、例えば織機フレーム15と一体のブラケ
ット16により設ける例である。エアガイド17は、筬
6の緯糸案内溝8と対応する位置で、前面で開口するテ
ーパ形状の緯糸案内溝18を形成している。緯糸案内溝
18の奥行きは、2枚の分割状態の筬6の揺動距離(揺
動範囲)に対応している。そして、エアガイド17の緯
入れ方向下流側に位置する筬6の緯糸案内溝8を指向し
たノズル19が1つまたは複数、例えば上下の位置毎に
3つ形成されている。これらのノズル19の開口部(噴
射口)の外径は全て同じである。この例によれば、緯糸
案内溝18の奥行きが分割状態の筬6の揺動範囲(揺動
距離)に対応しているため、筬6の揺動範囲内のいずれ
の位置でも、緯糸2の飛走を筬6の緯糸案内溝8内に規
制することができる。しかも、2つの分割状態の筬6の
間に緯糸案内溝18が形成されるので、2つの筬6の間
で緯糸2の飛走が一層安定する。
織機の緯糸案内装置1は、1つのエアガイド17を相互
に離間した2枚の分割状態の筬6の間で、かつスレー1
2以外の場所、例えば織機フレーム15と一体のブラケ
ット16により設ける例である。エアガイド17は、筬
6の緯糸案内溝8と対応する位置で、前面で開口するテ
ーパ形状の緯糸案内溝18を形成している。緯糸案内溝
18の奥行きは、2枚の分割状態の筬6の揺動距離(揺
動範囲)に対応している。そして、エアガイド17の緯
入れ方向下流側に位置する筬6の緯糸案内溝8を指向し
たノズル19が1つまたは複数、例えば上下の位置毎に
3つ形成されている。これらのノズル19の開口部(噴
射口)の外径は全て同じである。この例によれば、緯糸
案内溝18の奥行きが分割状態の筬6の揺動範囲(揺動
距離)に対応しているため、筬6の揺動範囲内のいずれ
の位置でも、緯糸2の飛走を筬6の緯糸案内溝8内に規
制することができる。しかも、2つの分割状態の筬6の
間に緯糸案内溝18が形成されるので、2つの筬6の間
で緯糸2の飛走が一層安定する。
【0022】図10は、他のエアガイド17の例であ
る。このエアガイド17で、ノズル19は、側面の上下
の位置毎に緯糸案内溝18に沿って、経糸方向に隣接す
るように、複数例えば7個設けられている。緯糸2の搬
送に最も影響のある位置、つまり緯糸が通過する領域付
近のノズル19の開口部(噴射口)の外径が最も大きく
形成され、その前後のノズル19の開口部(噴射口)の
外径がそれよりも遠ざかるにつれて漸次小さく形成され
ている。このように、ノズル19の開口部(噴射口)の
外径が経糸方向で異なることによって、図5の構成実施
時と同様の効果を得ることができる。
る。このエアガイド17で、ノズル19は、側面の上下
の位置毎に緯糸案内溝18に沿って、経糸方向に隣接す
るように、複数例えば7個設けられている。緯糸2の搬
送に最も影響のある位置、つまり緯糸が通過する領域付
近のノズル19の開口部(噴射口)の外径が最も大きく
形成され、その前後のノズル19の開口部(噴射口)の
外径がそれよりも遠ざかるにつれて漸次小さく形成され
ている。このように、ノズル19の開口部(噴射口)の
外径が経糸方向で異なることによって、図5の構成実施
時と同様の効果を得ることができる。
【0023】図1ないし図10の例で、エアガイド9、
17を分割状態の筬6の間だけではなく、メインノズル
4と筬6との間に設けてもよい。なお、エアガイド9、
17は、通常、加工品として製作するが、その形状を予
め型に取り、一体化成形品として製造することもでき
る。
17を分割状態の筬6の間だけではなく、メインノズル
4と筬6との間に設けてもよい。なお、エアガイド9、
17は、通常、加工品として製作するが、その形状を予
め型に取り、一体化成形品として製造することもでき
る。
【0024】図11ないし図13のエアージェット織機
の緯糸案内装置1は、相互に離間した2枚の分割筬6の
間に、図4のエアガイド9および図9のエアガイド17
を設ける例である。この例によれば、図1ないし図3の
例による作用効果と図6ないし図8による作用効果との
相乗効果が得られるので、緯糸2が上流側の筬6の緯糸
案内溝8から、下流側の筬6の緯糸案内溝8へと確実に
案内される。なお、この例では、2つのエアガイド9
と、1つのエアガイド17とが設けられているので、エ
アガイド9のノズル11のみを省略してもよく、あるい
はエアガイド17のノズル19のみを省略してもよい。
もちろん、エアガイド9、17は、それぞれ図5、図1
0のもので置換可能である。
の緯糸案内装置1は、相互に離間した2枚の分割筬6の
間に、図4のエアガイド9および図9のエアガイド17
を設ける例である。この例によれば、図1ないし図3の
例による作用効果と図6ないし図8による作用効果との
相乗効果が得られるので、緯糸2が上流側の筬6の緯糸
案内溝8から、下流側の筬6の緯糸案内溝8へと確実に
案内される。なお、この例では、2つのエアガイド9
と、1つのエアガイド17とが設けられているので、エ
アガイド9のノズル11のみを省略してもよく、あるい
はエアガイド17のノズル19のみを省略してもよい。
もちろん、エアガイド9、17は、それぞれ図5、図1
0のもので置換可能である。
【0025】また、図1ないし図13のエアガイド9、
17の緯糸案内溝10、18の外径は、緯入れ方向下流
側に位置する緯糸案内溝8、10、18の外径より小さ
く、かつノズル11、19の開口部(噴射口)は、緯入
れ方向下流側に位置する緯糸案内溝8、10、18に対
応する領域に位置するように形成されている。
17の緯糸案内溝10、18の外径は、緯入れ方向下流
側に位置する緯糸案内溝8、10、18の外径より小さ
く、かつノズル11、19の開口部(噴射口)は、緯入
れ方向下流側に位置する緯糸案内溝8、10、18に対
応する領域に位置するように形成されている。
【0026】なお、図1ないし図3、図6ないし図8、
図11ないし図13の例において、2枚の分割状態の筬
6は、完全に分離している。しかし、図1の二点鎖線
(想像線)に見られるように、筬6は、その中央の上枠
20により、緯入れ方向の上流側および下流側で一体化
し、中央の部分で筬羽7を有しない2分割状態のものと
して構成することもできる。筬羽7のない空間の位置に
は、図2に見られるように、例えばタックイン装置21
が設けられる。このような実施の態様は、図1ないし図
3、図6ないし図8、図11ないし図13の例にも適用
できる。
図11ないし図13の例において、2枚の分割状態の筬
6は、完全に分離している。しかし、図1の二点鎖線
(想像線)に見られるように、筬6は、その中央の上枠
20により、緯入れ方向の上流側および下流側で一体化
し、中央の部分で筬羽7を有しない2分割状態のものと
して構成することもできる。筬羽7のない空間の位置に
は、図2に見られるように、例えばタックイン装置21
が設けられる。このような実施の態様は、図1ないし図
3、図6ないし図8、図11ないし図13の例にも適用
できる。
【0027】図14は、複数の緯糸2を使用している場
合、緯糸2の色別または糸種毎にノズル11、19の噴
射タイミング(噴射開始、噴射終了のタイミング)と噴
射圧力とを変更する例である。複数のメインノズル4
a、4b、・・・に対するノズル11、19の噴射開始
角度をΘas、Θbs、・・・、同じく噴射終了角度を
Θae、Θbe、・・・、同じく噴射圧力をPa、P
b、・・・とする。エンコーダ22が検出する織機の主
軸23の回転角をΘとする。設定装置24で緯糸2の色
別または糸種別に、ノズル11、19の噴射タイミング
と噴射圧力値を設定する。
合、緯糸2の色別または糸種毎にノズル11、19の噴
射タイミング(噴射開始、噴射終了のタイミング)と噴
射圧力とを変更する例である。複数のメインノズル4
a、4b、・・・に対するノズル11、19の噴射開始
角度をΘas、Θbs、・・・、同じく噴射終了角度を
Θae、Θbe、・・・、同じく噴射圧力をPa、P
b、・・・とする。エンコーダ22が検出する織機の主
軸23の回転角をΘとする。設定装置24で緯糸2の色
別または糸種別に、ノズル11、19の噴射タイミング
と噴射圧力値を設定する。
【0028】設定装置24は、織機の稼働中に、回転角
Θを累積することにより、緯糸2の緯入れ順序を判断
し、メインノズル4a、4b、・・・に対するノズル1
1、19の噴射タイミングの指令と噴射圧力の指令を噴
射タイミング制御装置25、噴射圧力制御装置26にそ
れぞれ出力する。噴射タイミング制御装置25は、回転
角Θを入力して設定装置24から入力した噴射タイミン
グ(Θas・Θae、Θbs・Θbe、・・・)になる
ように開閉弁27を制御する。噴射圧力制御装置26
は、設定装置24から入力した噴射圧力Pa、Pb、・
・・の値になるように、圧力調整器28を制御する。こ
のようにして、ノズル11、19は、緯糸2の色または
糸種に応じて、圧力空気源29からの圧力空気を適切な
圧力、噴射タイミングで噴射する。
Θを累積することにより、緯糸2の緯入れ順序を判断
し、メインノズル4a、4b、・・・に対するノズル1
1、19の噴射タイミングの指令と噴射圧力の指令を噴
射タイミング制御装置25、噴射圧力制御装置26にそ
れぞれ出力する。噴射タイミング制御装置25は、回転
角Θを入力して設定装置24から入力した噴射タイミン
グ(Θas・Θae、Θbs・Θbe、・・・)になる
ように開閉弁27を制御する。噴射圧力制御装置26
は、設定装置24から入力した噴射圧力Pa、Pb、・
・・の値になるように、圧力調整器28を制御する。こ
のようにして、ノズル11、19は、緯糸2の色または
糸種に応じて、圧力空気源29からの圧力空気を適切な
圧力、噴射タイミングで噴射する。
【0029】変形例として、エアガイド9、17が複数
あり、複数のノズル11、19を使用する場合は、圧力
空気源29からのエア配管を分配し、各系列毎に、ノズ
ル11、19、開閉弁27、圧力調整器28を独立して
設けるものとする。図14で構成されるエア配管を、メ
インノズル4、サブノズル5のエア配管に付加してもよ
い。図14の構成に対して噴射タイミングまたは噴射圧
力のいずれか1つを変更する構成でもよい。
あり、複数のノズル11、19を使用する場合は、圧力
空気源29からのエア配管を分配し、各系列毎に、ノズ
ル11、19、開閉弁27、圧力調整器28を独立して
設けるものとする。図14で構成されるエア配管を、メ
インノズル4、サブノズル5のエア配管に付加してもよ
い。図14の構成に対して噴射タイミングまたは噴射圧
力のいずれか1つを変更する構成でもよい。
【0030】図15は、エアガイド9、17に隣接する
上流側のサブノズル5の緯入れ方向に対する噴射角度θ
2を、これに隣接する上流側のサブノズル5の噴射角度
をθ1、エアガイド9、17に隣接する下流側のサブノ
ズル5の噴射角度をθ3、これに隣接する下流側のサブ
ノズル5の噴射角度をθ4として、θ2<θ1=θ4<
θ3に設定する例である。噴射角度を大きくすることに
より、緯糸2の飛走を緯糸案内溝10、18内に抑える
ことができる。大きな噴射角度θ3により、その位置で
の緯糸2のあばれを少なくすることができる。
上流側のサブノズル5の緯入れ方向に対する噴射角度θ
2を、これに隣接する上流側のサブノズル5の噴射角度
をθ1、エアガイド9、17に隣接する下流側のサブノ
ズル5の噴射角度をθ3、これに隣接する下流側のサブ
ノズル5の噴射角度をθ4として、θ2<θ1=θ4<
θ3に設定する例である。噴射角度を大きくすることに
より、緯糸2の飛走を緯糸案内溝10、18内に抑える
ことができる。大きな噴射角度θ3により、その位置で
の緯糸2のあばれを少なくすることができる。
【0031】噴射角度θ2を大きくすると、緯糸2がエ
アガイド17の入口付近を飛走するときに、緯糸2が奥
方向に飛び出してしまう恐れがあるため、噴射角度θ2
は他のものよりも小さくしてある。
アガイド17の入口付近を飛走するときに、緯糸2が奥
方向に飛び出してしまう恐れがあるため、噴射角度θ2
は他のものよりも小さくしてある。
【0032】上記の例において、異なる角度を設定する
サブノズル5を1本単位ではなく、隣接する複数のサブ
ノズル5毎に設定してもよい。エアガイド9、17の近
傍のサブノズル5も、緯糸2の色別または糸種毎によ
り、噴射タイミング、噴射圧力のいずれかを変更できる
ようにしてもよい。
サブノズル5を1本単位ではなく、隣接する複数のサブ
ノズル5毎に設定してもよい。エアガイド9、17の近
傍のサブノズル5も、緯糸2の色別または糸種毎によ
り、噴射タイミング、噴射圧力のいずれかを変更できる
ようにしてもよい。
【0033】なお、以上の各例において、ノズル11、
19の開口部(噴射口)は、それぞれのエアガイド9、
17の側面ではなく緯糸案内溝10、18の内部(内
面)上面、下面のいずれかに設けることもできる。また
ノズル11、19は、緯入れ方向の成分を有し、緯糸を
緯入れ方向に案内する空気流を噴射するものとする。
19の開口部(噴射口)は、それぞれのエアガイド9、
17の側面ではなく緯糸案内溝10、18の内部(内
面)上面、下面のいずれかに設けることもできる。また
ノズル11、19は、緯入れ方向の成分を有し、緯糸を
緯入れ方向に案内する空気流を噴射するものとする。
【0034】
【発明の効果】本発明では、つぎの効果が得られる。エ
アガイドの緯糸案内溝により、上流側の空気流の拡散を
抑えることができるばかりでなく、エアガイドのノズル
からの空気噴射により、エアガイドの緯糸案内溝内に緯
入れ方向の空気流が形成されるため、緯糸が空気流に乗
って、積極的に加勢され、緯糸の飛走が安定する。これ
によって、緯糸を下流側の緯糸案内溝に確実に案内させ
ることができる。したがって、織機の緯入れ不良による
停台回数が減少することになる。また、エアガイドの緯
糸案内溝近傍の側面あるいは前記緯糸案内溝内部のノズ
ルから空気が噴射されるため、サブノズルからの空気噴
射よりも緯糸に対する加勢力と安定性が向上する。エア
ガイドの緯糸案内溝により、緯糸の飛走をエアガイド下
流側の緯糸案内溝に指向させ、緯糸を上下方向あるいは
奥方向のいずれかに規制し、エアガイドの上流側から下
流側へ緯糸を案内することにより、一層確実な緯入れが
可能となる。エアガイドに形成された緯糸案内溝がテー
パ形状(漏斗形状ないしラッパ形状)であるため、緯糸
がエアガイドの緯糸案内溝に入りやすく、緯入れ不良が
減少する。
アガイドの緯糸案内溝により、上流側の空気流の拡散を
抑えることができるばかりでなく、エアガイドのノズル
からの空気噴射により、エアガイドの緯糸案内溝内に緯
入れ方向の空気流が形成されるため、緯糸が空気流に乗
って、積極的に加勢され、緯糸の飛走が安定する。これ
によって、緯糸を下流側の緯糸案内溝に確実に案内させ
ることができる。したがって、織機の緯入れ不良による
停台回数が減少することになる。また、エアガイドの緯
糸案内溝近傍の側面あるいは前記緯糸案内溝内部のノズ
ルから空気が噴射されるため、サブノズルからの空気噴
射よりも緯糸に対する加勢力と安定性が向上する。エア
ガイドの緯糸案内溝により、緯糸の飛走をエアガイド下
流側の緯糸案内溝に指向させ、緯糸を上下方向あるいは
奥方向のいずれかに規制し、エアガイドの上流側から下
流側へ緯糸を案内することにより、一層確実な緯入れが
可能となる。エアガイドに形成された緯糸案内溝がテー
パ形状(漏斗形状ないしラッパ形状)であるため、緯糸
がエアガイドの緯糸案内溝に入りやすく、緯入れ不良が
減少する。
【図1】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
側面図である。
側面図である。
【図4】エアガイドの拡大図であって、Aはエアガイド
の一部破断平面図、Bはエアガイドの垂直断面図、Cは
エアガイドの側面図である。
の一部破断平面図、Bはエアガイドの垂直断面図、Cは
エアガイドの側面図である。
【図5】他のエアガイドの拡大側面図である。
【図6】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
正面図である。
正面図である。
【図7】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
平面図である。
平面図である。
【図8】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置の
側面図である。
側面図である。
【図9】エアガイドの拡大図であって、Aはエアガイド
の正面図、Bはエアガイドの平面図、Cはエアガイドの
側面図である。
の正面図、Bはエアガイドの平面図、Cはエアガイドの
側面図である。
【図10】他のエアガイドの拡大側面図である。
【図11】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置
の正面図である。
の正面図である。
【図12】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置
の平面図である。
の平面図である。
【図13】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置
の側面図である。
の側面図である。
【図14】エアガイドに形成されたノズルの制御系のブ
ロック線図である。
ロック線図である。
【図15】本発明のエアージェット織機の緯糸案内装置
の平面図である。
の平面図である。
1 エアージェット織機の緯糸案内装置 2 緯糸 4 メインノズル 5 サブノズル 6 筬 7 筬羽 8 筬6の緯糸案内溝 9 エアガイド 9a 連結部 10 エアガイド9の緯糸案内溝 11 ノズル 12 スレー 13 経糸 14 織布 15 織機フレーム 16 ブラケット 17 エアガイド 18 エアガイド17の緯糸案内溝 19 ノズル 20 上枠 21 タックイン装置 22 エンコーダ 23 織機の主軸 24 設定装置 25 噴射タイミング制御装置 26 噴射圧力制御装置 27 開閉弁 28 圧力調整器 29 圧力空気源
Claims (6)
- 【請求項1】 緯糸案内溝に沿って複数のサブノズルを
筬に対向させかつ緯入れ方向に向けて設けるとともに、
織布領域外の緯糸飛走経路上で筬羽のない空間に緯糸案
内溝を有したエアガイドを設け、このエアガイドの緯糸
案内溝を下流側の緯糸案内溝に対応するように設けたエ
アージェット織機の緯糸案内装置において、 エアガイドの緯糸案内溝の上面、下面およびその近傍の
いずれかに開口し、緯入れ方向の空気流を噴射するノズ
ルをエアガイドに形成することを特徴とするエアージェ
ット織機の緯糸案内装置。 - 【請求項2】 前記エアガイドを相互に離間した2枚の
分割状態の筬の間でスレーに設けることを特徴とする請
求項1記載のエアージェット織機の緯糸案内装置。 - 【請求項3】 前記エアガイドを相互に離間した2枚の
分割状態の筬の間でスレー以外のものに設け、静止状態
で固定することを特徴とする請求項1記載のエアージェ
ット織機の緯糸案内装置。 - 【請求項4】 前記エアガイドを複数並設したことを特
徴とする請求項1、2または3記載のエアージェット織
機の緯糸案内装置。 - 【請求項5】 前記エアガイドのノズルをエアガイドの
緯入れ方向下流側に設けた緯糸案内溝に指向させること
を特徴とする請求項1、2、3または4記載のエアージ
ェット織機の緯糸案内装置。 - 【請求項6】 ノズルの開口部を緯入れ方向下流側に面
する緯糸案内溝の上端、および下端のいずれかに沿って
経糸方向に隣接する状態として複数形成することを特徴
とする請求項1、2、3、4または5記載のエアージェ
ット織機の緯糸案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018181A JP3405950B2 (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | エアージェット織機の緯糸案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000018181A JP3405950B2 (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | エアージェット織機の緯糸案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001207350A true JP2001207350A (ja) | 2001-08-03 |
JP3405950B2 JP3405950B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=18545064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000018181A Expired - Fee Related JP3405950B2 (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | エアージェット織機の緯糸案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3405950B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104005157A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-08-27 | 常州捷特纺织器材有限公司 | 喷气织机用辅喷嘴装置及引纬系统 |
-
2000
- 2000-01-27 JP JP2000018181A patent/JP3405950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104005157A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-08-27 | 常州捷特纺织器材有限公司 | 喷气织机用辅喷嘴装置及引纬系统 |
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JP3405950B2 (ja) | 2003-05-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |