JP2001206852A - 皮膚外用製剤 - Google Patents

皮膚外用製剤

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Yoichi Ota
陽一 太田
Takeshi Okada
岡田  健
Yuuya Nakajima
優哉 中島
Yuji Hagiwara
裕司 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿疹、皮膚炎に伴う皮膚の赤みの抑制に対し
て十分な効果を有し、経皮吸収性も良好な皮膚外用製剤
を提供する。 【解決手段】 ウワウルシ抽出エキス、ウワウルシ抽出
乾燥エキスまたはウワウルシの主成分であるアルブチン
と、フルフェナム酸ブチルまたはブフェキサマクとを含
有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウワウルシと特定
の非ステロイド抗炎症薬を配合した皮膚外用製剤に関す
る。かかる製剤は、皮膚外用製剤として例えば日焼けあ
とのほてり、赤み、はれを抑えたりあるいは湿疹、皮膚
炎、かぶれ、かゆみ、ただれ、あせも等の皮膚疾患に対
して好適に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来、湿疹、皮膚炎、かぶれおよび日焼
けあとのほてり、赤み、はれに対する治療には、ステロ
イド抗炎症薬および非ステロイド抗炎症薬が用いられて
きた。非ステロイド抗炎症薬はステロイド抗炎症薬に比
べるとその作用は緩和であるが、安全性に関しては、ス
テロイド抗炎症薬で見られるような重篤な副作用はほと
んど認められないのが知られている。長期にわたる皮膚
への連用塗布や顔面部、口唇部等の比較的敏感な部位に
対する塗布に対しては非ステロイド抗炎症薬が適用され
ている。例えば、非ステロイド抗炎症薬を用いた例とし
て、特開昭56−110614号公報、特公昭56−3
339号公報があげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の非ステロイド抗炎症薬については安全性に優れるもの
の、湿疹、皮膚炎に伴う皮膚の赤みの抑制に対しては十
分な効果を為し得なかった。また、経皮吸収性について
もいまだ十分なものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは上記
欠点を解決するため鋭意検討した結果、ウワウルシと特
定の非ステロイド抗炎症薬を配合することで、種々の皮
膚疾患に対して従来の外用製剤では得られなかった優れ
た効果を示すことを見出した。
【0005】すなわち本発明は、ウワウルシと、フルフ
ェナム酸ブチルまたはブフェキサマクよりなる非ステロ
イド抗炎症薬とを含有することを特徴とする皮膚外用製
剤である。本発明においては、さらに、経皮吸収成分を
含有する皮膚外用製剤が提供される。
【0006】本発明の皮膚外用製剤で用いられるウワウ
ルシは従来から医薬品に多く使用されてきたもので、日
本薬局方に収載されている。ウワウルシは、別名クマコ
ケモモ(ベアベリー)と呼ばれ、ヨーロッパ、アジア、
アメリカの寒冷地や高山に自生する常緑小低木で、開花
期である4月〜6月に自生する葉をとり、陽乾又は火力
乾燥する。主成分として配糖体アルブチン7.0〜1
0.0%を含み、そのほか、メチルアルブチン、ハイド
ロキノン、タンニン類、没食子酸、エラグ酸、ウルソー
ル酸、クエルセチン、アラントインなどが含まれてい
る。本発明にいうウワウルシとしては、ウワウルシ抽出
エキス、ウワウルシ抽出乾燥エキスまたはウワウルシの
主成分であるアルブチンが含まれる。
【0007】ウワウルシ抽出物を得る抽出方法として
は、例えば植物体の一部又は全部を乾燥したもの、それ
を粉砕など加工したもの、あるいは乾燥して加工したも
のに溶媒を加えて抽出する方法、さらにそれから凍結乾
燥、噴霧乾燥、減圧留去等により濃縮物や粉末を得る方
法、更に分画精製して精製物を得る方法等が挙げられ
る。
【0008】抽出に用いる溶媒としては特に限定されな
いが、極性溶媒が好ましく、例えば水やメタノール、エ
タノール、ブタノール等のアルコール類、アセトンやメ
チルエチルケトン等のケトン類、グリセリンや1,3−
ブチレングリコール等の多価アルコール類、ジエチルエ
ーテルやテトラヒドロフラン等のエーテル類等から選ば
れる1種又は2種以上のものが選択される。これらの中
で更に好適なのは、水、アルコール類、多価アルコール
類から選ばれる1種又は2種以上のものである。さら
に、最も好ましい抽出溶媒としては、含水エタノールが
あげられる。これらの抽出溶媒の使用量は特に制限され
ないが、植物の重量に対して等倍〜数十倍量であるのが
好ましい。抽出方法は特に制限されないが、例えば冷浸
法、温浸法、パーコレーション法等を採用することがで
きる。すなわち、室温で行うならば、10倍〜30倍量
程度の溶媒に数日浸漬すれば良く、沸点付近の温度で行
うならば、同程度の溶媒を用いて数時間加熱浸漬すれば
良い。
【0009】本発明の皮膚外用製剤で用いられるウワウ
ルシの配合量は、0.1〜10.0重量%が好適であ
り、好ましくは0.5〜5.0重量%、特に好ましくは
1.0〜3.0重量%である。ウワウルシの配合量が少
ないと、薬理効果が十分でなく、逆に多いと刺激や皮膚
へのひりつき感があるために好ましくない。
【0010】本発明の皮膚外用製剤で用いられる非ステ
ロイド抗炎症薬はフルフェナム酸ブチルまたはブフェキ
サマクであり、特にフルフェナム酸ブチルが好適であ
る。
【0011】本発明で用いられる非ステロイド抗炎症薬
の配合量は、0.5〜12.0重量%が好適であり、好
ましくは1.0〜8.0重量%、特に好ましくは3.0
〜5.0重量%である。非ステロイド抗炎症薬の配合量
が少ないと、皮膚に対する薬理効果が十分に得られない
ため好ましくなく、多いと系の安定性が悪くなるために
好ましくない。
【0012】本発明で用いられる経皮吸収成分は、例え
ば、油分やイオンペア剤が用いられる。特に限定するも
のではないが、例えば、油分としてイソプロピルミリス
テート、グリセリントリエチルオクタノエート、中鎖脂
肪酸トリグリセリド、セバシン酸ジエチル、クロタミト
ン等があげられる。また、イオンペア剤としてはオレイ
ン酸とジフェンヒドラミンあるいはイソステアリン酸と
リドカインあるいはジフェンヒドラミンとグリチルレチ
ン酸等があげられる。これらのものは一種または二種以
上の組合せで用いられる。これらの経皮吸収成分のうち
特に好ましいものは、イオンペア剤であり、特にジフェ
ンヒドラミンとグリチルレチン酸の組み合わせが好適で
ある。
【0013】本発明の皮膚外用製剤で用いられる経皮吸
収成分の配合量は、0.2〜10.0重量%が好適であ
り、好ましくは0.5〜8.0重量%、特に好ましくは
1.0〜5.0重量%である。経皮吸収成分の配合量が
少ないと、皮膚に対する薬物の浸透効果が十分に得られ
ないため好ましくなく、皮膚に対する刺激があるために
好ましくない。
【0014】本発明の皮膚外用製剤には、乳化した製
剤、乳化していない製剤どちらの形態をも採りうるもの
であるが、高い経皮吸収性を得るためには乳化した製剤
の方が好ましい。例えば、乳化製剤の場合には、油分、
湿潤剤、界面活性剤等を系に添加することが出来る。
【0015】本発明の皮膚外用製剤で用いられる湿潤剤
としては特に限定されないが、皮膚外用剤として用いら
れるものが好ましい。本発明の皮膚外用製剤で用いられ
る湿潤剤の配合量は、0.5〜50.0重量%が好適で
あり、好ましくは3.0〜30.0重量%、特に好まし
くは5.0〜15.0重量%である。湿潤剤の配合量が
少ないと、皮膚に対する保湿効果が十分に得られないた
め好ましくなく、多いと系がべたついて使用性が悪くな
るために好ましくない。
【0016】本発明の皮膚外用製剤で用いられる界面活
性剤は、親水性、親油性いずれでも良く、またイオン
性、非イオン性を問わない。本発明の皮膚外用製剤で用
いられる界面活性剤の配合量は、0.01〜25.0重
量%が好適であり、好ましくは0.05〜15.0重量
%、特に好ましくは1.0〜10.0重量%である。界
面活性剤の配合量が少ないと系の安定性を保つことが出
来ないため好ましくなく、多いと安全性、使用性的に好
ましくない。
【0017】本発明の皮膚外用製剤で用いられる水の配
合量は、15〜90重量%が好適であり、好ましくは3
0〜80重量%、特に好ましくは50〜70重量%であ
る。水の配合量が少ないと、系の安定性がそこなわれる
ため好ましくなく、多すぎても系の安定性がそこなわれ
るために好ましくない。
【0018】本発明の皮膚外用製剤には、ウワウルシと
非ステロイド抗炎症薬の他にさらに薬物を配合すること
ができる。用いられる薬物としては、皮膚に適用されう
るものであれば特に限定されない。
【0019】本発明の皮膚外用製剤には、この他必要に
応じて上記成分以外の油分、清涼剤、粘稠剤、抗酸化
剤、キレート剤、防腐剤、香料、色剤等を本発明の効果
を損なわない範囲で配合することが出来る。
【0020】本発明の皮膚外用製剤は主として皮膚疾患
に用いられるため、液剤、軟膏剤、クリーム剤、乳液性
ローション剤、 パップ剤、テープ剤、ゲル剤、パック剤
のような剤型として塗布される。
【0021】本発明の皮膚外用製剤の製法については特
に限定するものではないが、例えば、ホモミクサー、デ
ィスパーミクサーのような攪拌混合機を用いて調製する
ことができる。
【0022】
【実施例】次に本発明の皮膚外用製剤の実施例、比較例
を示し、本発明をさらに詳しく説明するが、これらはな
んら本発明を限定するものではない。なお、以下の例に
おいて「%」は特にことわらない限り「重量%」を示
し、組成の表中の数値も重量%を示す。
【0023】実施例1〜3、比較例1,2 表1に示す組成の製剤を後記する方法で調製し、実施例
1〜3および比較例1,2とした。
【0024】
【表1】 ──────────────────────────────── 実施例 比較例 配合成分 ──────── ───── 1 2 3 1 2 ──────────────────────────────── ウワウルシ抽出エキス 1.0 1.0 1.0 − 1.0 フルフェナム酸ブチル 5.0 5.0 − 5.0 − ブフェキサマク − − 5.0 − − インドメタシン − − − − 1.0 ジフェンヒドラミン − 1.0 − − − グリチルレチン酸 − 0.3 − − − ステアリルアルコール 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 セタノール 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 ベヘニン酸 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 ワセリン 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 グリセリン脂肪酸エステル 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 POE(40モル)ステアリルエステル 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 ジメチルポリシロキサン*1 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 流動パラフィン 8.0 8.0 8.0 8.0 8.0 グリセリン 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 亜硫酸水素ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ──────────────────────────────── 計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ──────────────────────────────── *1:信越化学工業株式会社製のシリコンKF96A−6
【0025】(1)実施例1の製法 フルフェナム酸ブチルにジフェンヒドラミン、グリチル
レチン酸、ステアリルアルコール、セタノール、ベヘニ
ン酸、ワセリン、グリセリン脂肪酸エステル、(PO
E)40モルステアリルエステル、メチルパラベン、ジ
メチルポリシロキサン(シリコンKF96A−6)、流
動パラフィンを順次加えて油相を調製し、グリセリン、
1,3−ブチレングリコール、精製水、ウワウルシ抽出
エキスを順次加えて水相を調製し、それぞれ70℃に加
温して、ホモミクサーを用いて乳化し、室温まで攪拌冷
却することで本発明の皮膚外用製剤を得た。
【0026】(2)実施例2,3、比較例1,2の製法 実施例1の製法に準じてそれぞれの皮膚外用製剤を得
た。
【0027】次に本発明に示す皮膚外用製剤の湿疹、皮
膚炎に伴う皮膚の赤みの抑制に対する効果を調べるた
め、実施例1,3と比較例1,2における試験を実施し
た。試験方法は、湿疹、皮膚炎の患者に1日3回患部に
塗擦して、発赤、紅斑等の皮膚の赤みについて1群10
例で経時的に4週間観察した。2週間目および4週目の
使用成績について表2に示した。患部は目視により、皮
膚の紅斑、赤みに対して、著明改善、改善、やや改善、
不変、悪化の5段階で評価した。
【0028】この結果より、本発明による皮膚外用製剤
は、比較例1,2と比較して明らかに湿疹、皮膚炎に伴
う皮膚の赤みの抑制効果に優れていることが分かる。
【0029】
【表2】 ──────────────────────────────── 実施例1 実施例3 比較例1 比較例2 ──────────────────────────────── 2週間後 著明改善 2 1 0 0 改善 5 3 1 2 やや改善 1 4 4 3 不変 2 2 4 5 悪化 0 0 1 0 ──────────────────────────────── 4週間後 著明改善 5 4 0 1 改善 4 4 3 3 やや改善 1 1 4 4 不変 0 1 3 2 悪化 0 0 0 0 ────────────────────────────────
【0030】さらに本発明に示す皮膚外用製剤の抗炎症
効果を調べるため、実施例2と比較例1における抗炎症
試験を実施した。抗炎症効果については、カラゲニン足
蹠浮腫に対する抑制作用により評価した。実験方法はW
interらの方法に準拠して行った。すなわち、Wi
star系雄性ラット(3週齢、体重100〜125
g)30匹を1群10匹として3群に分け、ラット右後
肢足蹠に実施例2または比較例1の製剤を100mg塗
布した後、経口摂取を防ぐため足にプラスチックチュー
ブをかぶせテープで固定した。3時間後、アルコール綿
で塗布した実施例2または比較例1の製剤をよく拭き取
った後、生理食塩液に均一に溶解したカラゲニン生理食
塩液溶液50μlを右後肢足蹠皮下に注入し、足浮腫を
惹起させた。また、何も塗布しない群をコントロールと
した。足容積測定には、足浮腫測定装置(Plethysmomet
er,Unicom)を用い、予めマジックインクでラットの右
後肢に印を付けて測定位置が一定になるようにした。足
容積は、製剤の塗布前とカラゲニン注入3時間後に測定
し、下式に従って浮腫率を求めた。
【0031】
【数1】浮腫率(%)={(カラゲニン注入後の足容積
−カラゲニン注入前の足容積)/(カラゲニン注入後の
足容積)}×100
【0032】試験結果を図1に示した。実施例2は、カ
ラゲニンによって惹起された足蹠浮腫に対して有意な抑
制作用を示したが、比較例1は、抑制効果を示さなかっ
た。この結果からわかるように、本発明にかかる皮膚外
用製剤は、比較例1と比較して明らかに抗炎症効果に優
れていることが認められた。すなわち、本発明にかかる
皮膚外用製剤は、従来の製剤に比べて優れた経皮吸収性
を示すことが見出された。
【0033】次に本発明の皮膚外用製剤をより具体的に
するため、さらに実施例を示す。もちろんこれらはなん
ら本発明を限定するものではない。そして、これらの製
法については、実施例1に準じる。
【0034】 実施例4 (処方) 配合量(%) ウワウルシ抽出乾燥エキス 2.0 フルフェナム酸ブチル 5.0 ステアリルアルコール 4.0 硬化油 3.0 グリセリン脂肪酸エステル 3.0 POE(45モル)ステアリルエステル 3.0 エチルパラベン 0.15 スクワラン 5.0 グリセリントリエチルオクタノエート 4.0 ポリエチレングリコール1500 4.0 濃グリセリン 7.0 カルボキシビニルポリマー 0.3 エデト酸ナトリウム 0.1 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.3 精製水 残余
【0035】 実施例5 (処方) 配合量(%) ウワウルシ抽出エキス 0.5(乾燥固形分として) ブフェキサマク 5.0 ジフェンヒドラミン 1.0 リドカイン 2.0 グリチルレチン酸 0.5 L−メントール 0.1 ベヘニルアルコール 3.0 ステアリルアルコール 2.0 精製ワセリン 6.0 グリセリンステアレート 1.5 硬化ヒマシ油(60モル)ステアレート 2.0 流動パラフィン 5.0 中鎖脂肪酸グリセリド 3.0 ジプロピレングリコール 9.0 ダイナマイトグリセリン 5.0 酒石酸 適量 精製水 残余
【0036】 実施例6 (処方) 配合量(%) ウワウルシ抽出エキス 3.0(乾燥固形分として) フルフェナム酸ブチル 3.0 酸化亜鉛 2.0 セタノール 3.0 トリファット 0.3 グリセリン脂肪酸エステル 0.1 モノオレイン酸デカグリセリル 3.0 流動パラフィン 2.0 スクワラン 5.0 ミリスチン酸イソプロピル 3.0 プロピレングリコール 6.5 濃グリセリン 7.0 メチルバラベン 0.1 精製水 残余
【0037】 実施例7 (処方) 配合量(%) アルブチン 2.0 フルフェナム酸ブチル 3.0 ステアリルアルコール 2.0 バチルアルコール 2.0 ワセリン 3.0 グリセリン脂肪酸エステル 3.0 POE(55モル)ステアリルエステル 3.0 エチルパラベン 0.15 スクワラン 5.0 セバシン酸ジエチル 4.0 ポリエチレングリコール1500 4.0 濃グリセリン 7.0 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.3 精製水 残余
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚外用
製剤は、湿疹、皮膚炎に伴う皮膚の赤みの抑制に対して
優れ、かつ経皮吸収性も優れたものである。また、本発
明の皮膚外用製剤は使用時の違和感や刺激性がないこと
も認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による皮膚外用製剤のカラゲニンによっ
て惹起された足蹠浮腫率を従来の皮膚外用製剤と比較し
て示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/00 A61P 17/00 31/00 31/00 43/00 121 43/00 121 (72)発明者 中島 優哉 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内 (72)発明者 萩原 裕司 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 Fターム(参考) 4C076 AA06 AA09 AA11 AA16 AA72 BB31 CC05 CC18 DD24 DD29 DD34A DD37E DD38A DD41Z DD45F DD46F DD47F DD49 DD51R EE06G EE51A EE52A EE53T 4C086 AA01 AA02 EA08 MA03 MA04 MA63 NA13 ZA89 ZB11 4C088 AB44 AC01 BA09 BA10 CA03 MA02 MA63 NA14 ZA89 ZB11 4C206 AA01 AA02 FA33 GA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウワウルシと、フルフェナム酸ブチルよ
    りなる非ステロイド抗炎症薬とを含有することを特徴と
    する皮膚外用製剤。
  2. 【請求項2】 ウワウルシと、ブフェキサマクよりなる
    非ステロイド抗炎症薬とを含有することを特徴とする皮
    膚外用製剤。
  3. 【請求項3】 ウワウルシがウワウルシ抽出エキス、ウ
    ワウルシ抽出乾燥エキスまたはウワウルシの主成分であ
    るアルブチンである請求項1または2記載の皮膚外用製
    剤。
  4. 【請求項4】 経皮吸収成分をさらに含有する請求項1
    または2記載の皮膚外用製剤。
  5. 【請求項5】 経皮吸収成分が、油分およびイオンペア
    剤から選ばれる一種または二種以上である請求項4記載
    の皮膚外用製剤。
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