JP2001206291A - 船舶推進機用チルト装置 - Google Patents

船舶推進機用チルト装置

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JP2001206291A JP2000020889A JP2000020889A JP2001206291A JP 2001206291 A JP2001206291 A JP 2001206291A JP 2000020889 A JP2000020889 A JP 2000020889A JP 2000020889 A JP2000020889 A JP 2000020889A JP 2001206291 A JP2001206291 A JP 2001206291A
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    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/10Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右一対のシリンダ装置を持つチルト装置に
おいて、作動油給排ユニットから左右のシリンダ装置へ
の配管性、メンテナンス性、加工性、推進ユニットへの
取付性、輸送性を向上すること。 【解決手段】 船舶推進機用チルト装置17において、
推進ユニット16の左右に配置される一対のシリンダ装
置20、30と、両シリンダ装置20、30のそれぞれ
と別体に成形され、且つ両シリンダ装置20、30の間
に配置されて両シリンダ装置20、30に結合される作
動油給排ユニット40とを有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船舶推進機用チルト
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スターンドライブ型の船舶推進機
(船内外機)では、実公平7-36879号公報に記載の如
く、船体側ブラケットと、この船体側ブラケットとの間
に傾動自在に支持される推進ユニットとの間にシリンダ
装置を介装し、作動油給排ユニットからシリンダ装置に
作動油を供給及び排出してシリンダ装置を伸縮されるこ
とにより、推進ユニットをチルト動作可能としている。
【0003】従来技術では、左右のシリンダ装置を推進
ユニットと船体側ブラケットとの間に介装する一方、作
動油給排ユニットを船体内に配置し、作動油給排ユニッ
トから延びる配管を推進ユニットの周辺に延在させて左
右のシリンダ装置に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。 作動油給排ユニットから延びる配管を推進ユニットの
周辺に延在させて左右のシリンダ装置に接続するため、
船体と推進ユニットとの間に配管スペースを確保する必
要があり、配管作業性が悪い。
【0005】チルト装置の故障時に、作動油給排ユニ
ット及び/又はシリンダ装置の交換とともに、配管の着
脱が必要となり、メンテナンス性も悪い。
【0006】尚、作動油給排ユニットと左右にシリンダ
装置を一体化することも考えられるが、両者を単に一体
化したときには、加工性、寸法公差のある推進ユニット
への左右のシリンダ装置の取付性において困難がある。
また、チルト装置の輸送に際しては、作動油給排ユニッ
トと左右にシリンダ装置とを一体化した大型部品の梱包
が必要となり、輸送性も悪い。
【0007】本発明の課題は、左右一対のシリンダ装置
を持つチルト装置において、作動油給排ユニットから左
右のシリンダ装置への配管性、メンテナンス性、加工
性、推進ユニットへの取付性、輸送性を向上することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、船体側ブラケットと、この船体側ブラケットとの間
に傾動自在に支持される推進ユニットとの間にシリンダ
装置を介装し、作動油給排ユニットからシリンダ装置に
作動油を供給及び排出してシリンダ装置を伸縮されるこ
とにより、推進ユニットをチルト動作可能とする船舶推
進機用チルト装置において、推進ユニットの左右に配置
される一対のシリンダ装置と、両シリンダ装置のそれぞ
れと別体に成形され、且つ両シリンダ装置の間に配置さ
れて両シリンダ装置に結合される作動油給排ユニットと
を有してなるようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記両シリンダ装置のそれぞ
れと作動油給排ユニットとを、ジョイントパイプにより
結合し、このジョイントパイプに作動油給排路を設けて
なるようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記両シリンダ装置のうちの
一方のシリンダ装置に作動油給排ユニットを固定し、両
シリンダ装置同士を、ジョイントパイプにより結合し、
このジョイントパイプに作動油給排路を設けてなるよう
にしたものである。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項2又は
3に記載の本発明において更に、前記シリンダ装置に結
合されるジョイントパイプが、当該シリンダ装置に対し
単一軸上に設けられてなるようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば下記(1)〜(5)の作用が
ある。 (1)作動油給排ユニットを左右のシリンダ装置に結合し
て一体化したから、船体と推進ユニットとの間に配管ス
ペースを確保する必要がなく、配管作業性が良く、外観
性も良い。
【0013】(2)チルト装置の故障時には、作動油給排
ユニット及び/又はシリンダ装置を交換するだけで足
り、別途配管の着脱は不要で、メンテナンス性が良い。
【0014】(3)作動油給排ユニットと左右のシリンダ
装置を分割して別体に成形して組立てるものであるか
ら、加工性が良い。また、作動油給排ユニットへのバル
ブ類の組付性も良い。
【0015】(4)左右のシリンダ装置と作動油給排ユニ
ットとが別体化された上で結合されて一体化されるもの
であるから、左右のシリンダ装置の推進ユニットへの取
付時に、推進ユニットの寸法公差に対し、左右のシリン
ダ装置の取付位置(取付間隔L)を修正でき、取付後の
シリンダ装置に無理な力の作用がなく、作動のスムース
を図ることができる。
【0016】(5)チルト装置の輸送に際し、作動油給排
ユニットと左右のシリンダ装置を分離して梱包でき、輸
送性が良い。
【0017】請求項2の発明によれば下記(6)、(7)の作
用がある。 (6)作動油給排ユニットと両シリンダ装置の間の作動油
給排回路を、両者を結合するジョイントパイプだけで構
築でき、配管作業性を向上できる。
【0018】(7)両シリンダ装置の相対位置を、作動油
給排ユニットに対するジョイントパイプの結合状態の調
整だけにより簡易に調整でき、推進ユニットの寸法公差
に対する左右のシリンダ装置の取付位置を簡易に修正で
きる。
【0019】請求項3の発明によれば下記(8)、(9)の作
用がある。 (8)作動油給排ユニットと両シリンダ装置の間の作動油
給排回路を、作動油給排ユニットと一方のシリンダ装置
との固定と、両シリンダ装置のジョイントパイプによる
結合だけで構築でき、配管作業性を向上できる。
【0020】(9)両シリンダ装置の相対位置を、両シリ
ンダ装置の間におけるジョイントパイプの結合状態の調
整だけにより簡易に調整でき、推進ユニットの寸法公差
に対する左右のシリンダ装置の取付位置を簡易に修正で
きる。
【0021】請求項4の発明によれば下記(10)の作用が
ある。 (10)シリンダ装置に結合されるジョイントパイプが当該
シリンダ装置に対する単一軸上に設けられたから、当該
シリンダ装置をジョイントパイプを回転軸として回転で
き、シリンダ装置の取付角度を揺動して調整できる。こ
れにより、推進ユニットの寸法交差に対するシリンダ装
置の取付位置を簡易に修正できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は船舶推進機を示す模式図、
図2はチルト装置を示す要部破断の側面図、図3は図2
の平面図、図4は図2の正面図、図5は図2のV-V線に
沿う矢視図、図6は図5の各部断面図であり、(A)は
A-A線に沿う断面図、(B)はB-B線に沿う断面図、
(C)はC-C線に沿う断面図、(D)はD-D線に沿う断面
図、図7はシリンダ装置単体を示す側面図、図8は油圧
回路図、図9はチルト装置の変形例を示す模式図、図1
0はチルト装置の他の変形例を示す平面図、図11は図
10の要部断面図、図12はジョイントパイプを示す端
面図である。
【0023】図1は、スターンドライブ型の船舶推進機
(船内外機)10であり、船体11に固定されるクラン
プブラケット12の枠状支持部の上下に支持した鉛直転
舵軸13にジョイントブラケット14を転陀可能に支持
し、ジョイントブラケット14の枠状支持部の両側部に
支持した水平チルト軸15に推進ユニット16をチルト
装置17により傾動自在に支持している。ジョイントブ
ラケット14は、本発明の船体側ブラケットを構成す
る。
【0024】尚、推進ユニット16は、船体内に配置さ
れているエンジン(不図示)の出力を、伝動軸(不図
示)を介して伝達され、プロペラ18を駆動可能として
いる。
【0025】然るに、チルト装置17は、左右一対のシ
リンダ装置20、30を推進ユニット16の両側に配置
し、各シリンダ装置20、30をジョイントブラケット
14と推進ユニット16の間に介装し、作動油給排ユニ
ット40からシリンダ装置20、30に作動油を供給及
び排出し、シリンダ装置20、30を伸縮させることに
より、推進ユニット16をチルト動作可能とする。
【0026】チルト装置17は、図2〜図4に示す如
く、シリンダ装置20とシリンダ装置30と作動油給排
ユニット40の三者を別個に成形して別体化した上で相
互に結合して一体化したものである。即ち、シリンダ装
置20とシリンダ装置30は、推進ユニット16の左右
に配置される。そして、作動油給排ユニット40は、両
シリンダ装置20、30のそれぞれと別体に成形され、
且つ両シリンダ装置20、30の間に配置されて両シリ
ンダ装置20、30に結合される。このとき、両シリン
ダ装置20、30のそれぞれと、作動油給排ユニット4
0とは、ジョイントパイプ53、55により結合され、
このジョイントパイプ53、55に作動油給排路53
A、55Aを設けている。
【0027】シリンダ装置20(シリンダ装置30はシ
リンダ装置20と対称形をなしているから、シリンダ装
置20と同一部分に同一符号を付して説明を省略する)
は、図2〜図4、図7に示す如く、アルミ合金鋳物から
なるシリンダ21と、シリンダ21に挿入されるピスト
ンロッド22とからなる。シリンダ21は、推進ユニッ
ト16のケーシング側部にピン接合される取付部23を
備え、ピストンロッド22は、ジョイントブラケット1
4にピン接合される取付部24を備える。ピストンロッ
ド22は、シリンダ21の内部への挿入端にピストン2
5を備え、シリンダ21の内部にピストンロッド22を
収容する側の第1チルト室26Aと、ピストンロッド2
2を収容しない側の第2チルト室26Bとを画成する。
シリンダ21は、第1チルト室26Aに連通する第1油
路27Aと、第2チルト室26Bに連通する第2油路2
7Bをその上部に穿設される。このとき、シリンダ装置
20は、シリンダ21の上部中間部から斜め上方に延
び、更に水平方向に延びる折れ曲がり板状のジョイント
部28を備え、このジョイント部28に第1油路27
A、第2油路27Bを延在し、第1油路27A、第2油
路27Bの端部ポートをこのジョイント部28のジョイ
ント面に開口している。
【0028】尚、シリンダ装置20は、シリンダ21の
開口部にピストンロッド22を摺動可能に支持するロッ
ドガイド21Aを備え、ピストン25にアブソーバ弁2
9を備える。アブソーバ弁29は、推進ユニット16へ
の流木衝突等に際し設定圧で開き、第1チルト室26A
の油を第2チルト室26Bへ移送してピストンロッド2
2を伸長可能とする。
【0029】作動油給排ユニット40は、図2〜図6に
示す如く、アルミ合金鋳物からなるタンクハウジング4
1と、タンクハウジング41の上部にボルト41Aによ
り固定される可逆式モータ42と、タンクハウジング4
1の下部にボルト41Bにより固定されるアルミ合金鋳
物からなる配管プレート43と、タンクハウジング41
の側部にボルト41Cにより接続される樹脂製リザーバ
タンク44により、外観をなす。作動油給排ユニット4
0は、タンクハウジング41の内部に形成されるタンク
45に可逆式ギヤポンプ46を浸漬配置し、モータ42
の出力軸をポンプ46の被動軸に接続し、モータ42に
より駆動されるポンプ46が圧送する作動油を、ポンプ
46とタンクハウジング41と配管プレート43に内
蔵、穿設してある切換弁付流路47から、シリンダ装置
20、30の第1油路27A、第2油路27Bを介し
て、それらシリンダ装置20、30の第1チルト室26
A、第2チルト室26Bに給排可能としている。リザー
バタンク44は注油口キャップ48を備え、油路49を
介してタンク45に連通されている。
【0030】ここで、作動油給排ユニット40は、切換
弁付流路47を構成する第1接続管路51Aと第2接続
管路51Bを配管プレート43に穿設し、第1接続管路
51Aと第2接続管路51Bの各1組の端部ポートのそ
れぞれを配管プレート43の左右両側のジョイント面に
開口している。
【0031】チルト装置17にあっては、作動油給排ユ
ニット40の配管プレート43の左側ジョイント面にシ
リンダ装置20のジョイント部28のジョイント面を突
き合わせ、両者の第1油路27Aの端部ポートと第1接
続管路51Aの端部ポートにOリング52A、52Bを
介して液密に嵌合する水平配置のジョイントパイプ53
により両者を結合し、両者の第2油路27Bの端部ポー
トと第2接続管路51Bの端部ポートにOリング54
A、54B(不図示)を介して液密に嵌合する水平配置
のジョイントパイプ55により両者を結合することによ
り、作動油給排ユニット40とシリンダ装置20とを組
立状態とし、それらのジョイントパイプ53、55に作
動油給排路53A、55Aを設けている。同時に、作動
油給排ユニット40の配管プレート43の右側ジョイン
ト面にシリンダ装置30のジョイント部28のジョイン
ト面を突き合わせ、両者の第1油路27Aの端部ポート
と第1接続管路51Aの端部ポートにOリング52A、
52Bを介して液密に嵌合するジョイントパイプ53に
より両者を結合し、両者の第2油路27Bの端部ポート
と第2接続管路51Bの端部ポートにOリング54A、
54B(不図示)を介して液密に嵌合するジョイントパ
イプ55により両者を結合することにより、作動油給排
ユニット40とシリンダ装置30とを組立状態とし、そ
れらのジョイントパイプ53、55に作動油給排路53
A、55Aを設けている。
【0032】尚、チルト装置17は、作動油給排ユニッ
ト40の配管プレート43の左右にシリンダ装置20と
シリンダ装置30それぞれのジョイント部28を、ジョ
イントパイプ53、55の上述の嵌合だけにより接合
し、両シリンダ装置20、30により作動油給排ユニッ
ト40を挟み込んだ上述の組立状態は、シリンダ装置2
0とシリンダ装置30の各取付部23、24を推進ユニ
ット16の両側で推進ユニット16、ジョイントブラケ
ット14にピン結合することにより保持される。
【0033】作動油給排ユニット40は、ポンプ46を
第1油路27A、第2油路27Bに連絡する切換弁付油
路47として、図8に示す如く、シャトル式切換弁6
1、逆止弁62、63、ダウンブロー弁64、アップブ
ロー弁65、フィルター弁66、手動弁67、サーマル
ブロー弁68を備える。
【0034】シャトル式切換弁61は、第1チェック機
構付スプール111A、第2チェック機構付スプール1
11Bの両側に位置する第1逆止弁112A、第2逆止
弁112Bを備え、スプール111Aとスプール111
Bとを流路113で結んでいる。ポンプ46の正転時に
は、その送油圧力によって第1逆止弁112Aが開作動
するとともに、第1チェック機構付スプール111Aの
チェック機構を通る送油圧力が第2チェック機構付スプ
ール111Bを移動させて反対側の第2逆止弁112B
も開作動せしめる。また、ポンプ46の逆転時には、そ
の送油圧力によって第2逆止弁112Bが開作動すると
ともに、第2チェック機構付スプール111Bのチェッ
ク機構を通る送油圧力が第1チェック機構付スプール1
11Aを移動させて反対側の第1逆止弁112Aも開作
動せしめる。
【0035】逆止弁62は、ポンプ46とタンク45と
の中間部に介装され、シリンダ装置20、30のチルト
アップ操作時に、シリンダ21の内容積がピストンロッ
ド22の退出容積だけ増加して作動油の循環油量が不足
することにより、この逆止弁62の開作動により、タン
ク45からポンプ46に循環油量の不足分を補償するも
のである。
【0036】逆止弁63は、ポンプ46とタンク45と
の中間部に介装され、シリンダ装置20、30のチルト
ダウン終了時に、チルトダウンが完了し、第2チルト室
26Bからポンプ46への返油がなくなった時点で、な
おポンプ46が作動する場合に、この逆止弁63の開作
動により、タンク45からポンプ46に作動油を供給可
能とするものである。
【0037】ダウンブロー弁64は、シリンダ装置2
0、30のチルトダウン操作時に、シリンダ21の内容
積がピストンロッド22の進入容積だけ減少して作動油
の循環油量に余りを生ずるとき、この余った作動油をタ
ンク45に戻すものである。
【0038】アップブロー弁65は、シリンダ装置2
0、30のチルトアップ操作時に、ピストン25がロッ
ドガイド21Aに当接しても尚ポンプ46が作動すると
きに、余剰の作動油をタンク45に戻すものである。
【0039】フィルター弁66は、推進ユニット16へ
の流木衝突等にアブソーバ弁29の開弁により推進ユニ
ット16が跳ね上がることにより、シリンダ21の内容
積がピストンロッド22の退出容積だけ増加したことに
よる、シリンダ21の負圧分を、フィルター弁66の開
作動により、第1チルト室26Aに吸い込んでタンク4
5から補償するものである。
【0040】手動弁67は、チルト装置17の故障時等
に、手動で操作せしめられ、シリンダ装置20、30を
手動で収縮させ、推進ユニット16を手動でチルトダウ
ン操作可能とするものである。
【0041】サーマルブロー弁68は、シリンダ装置2
0、30の作動油が温度変化により容積増大したとき
に、その容積増大した作動油をタンク45に逃がすサー
マルブロー機能を果たす。
【0042】以下、チルト装置17の基本的動作につい
て説明する。 (1) チルトダウン モータ42及びポンプ46を正転すると、ポンプ46の
吐出油はシャトル式切換弁61の第1逆止弁112Aを
開作動するとともに、スプール111A、111Bを介
して第2逆止弁112Bも開作動せしめる。これによ
り、ポンプ46の吐出油は第1逆止弁112A、第1油
路27Aを通ってシリンダ装置20、30の第1チルト
室26Aに供給され、シリンダ装置20、30の第2チ
ルト室26Bの作動油は第2油路27B、第2逆止弁1
12Bを通ってポンプ46に戻り、シリンダ装置20、
30を収縮させ、チルトダウンする。
【0043】(2) チルトアップ モータ42及びポンプ46を逆転すると、ポンプ46の
吐出油はシャトル式切換弁61の第2チェック弁112
Bを開作動するとともに、スプール111A、111B
を介して第1逆止弁112Aも開作動せしめる。これに
より、ポンプ46の吐出油は第2逆止弁112B、第2
油路27Bを通ってシリンダ装置20、30の第2チル
ト室26Bに供給され、シリンダ装置20、30の第1
チルト室26Aの作動油は第1油路27A、第1逆止弁
112Aを通ってポンプ46に戻り、シリンダ装置2
0、30を伸長させ、チルトアップする。
【0044】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 作動油給排ユニット40を左右のシリンダ装置20、
30に結合して一体化したから、船体11と推進ユニッ
ト16との間に配管スペースを確保する必要がなく、配
管作業性が良く、外観性も良い。
【0045】チルト装置17の故障時には、作動油給
排ユニット40及び/又はシリンダ装置20、30を交
換するだけで足り、別途配管の着脱は不要で、メンテナ
ンス性が良い。
【0046】作動油給排ユニット40と左右のシリン
ダ装置20、30を分割して別体に成形して組立てるも
のであるから、加工性が良い。また、作動油給排ユニッ
ト40へのバルブ類の組付性も良い。
【0047】左右のシリンダ装置20、30と作動油
給排ユニット40とが別体化された上で結合されて一体
化されるものであるから、左右のシリンダ装置20、3
0の推進ユニット16への取付時に、推進ユニット16
の寸法公差に対し、左右のシリンダ装置20、30の取
付位置(取付間隔L等)を修正でき、取付後のシリンダ
装置20、30に無理な力の作用がなく、作動のスムー
スを図ることができる。
【0048】チルト装置17の輸送に際し、作動油給
排ユニット40と左右のシリンダ装置20、30を分離
して梱包でき、輸送性が良い。
【0049】作動油給排ユニット40と両シリンダ装
置20、30の間の作動油給排回路を、両者を結合する
ジョイントパイプ53、55だけで構築でき、配管作業
性を向上できる。
【0050】両シリンダ装置20、30の相対位置
を、作動油給排ユニット40に対するジョイントパイプ
53、55の結合状態の調整だけにより簡易に調整で
き、推進ユニット16の寸法公差に対する左右のシリン
ダ装置20、30の取付位置を簡易に修正できる。
【0051】図9(A)はチルト装置17の変形例であ
り、作動油給排ユニット40において、配管プレート4
3の部分をタンクハウジング41に一体成形したもので
ある。
【0052】図9(B)もチルト装置17の変形例であ
り、両シリンダ装置20、30のうちの一方のシリンダ
装置30のジョイント部28に作動油給排ユニット40
のタンクハウジング41をボルト70により固定し、両
シリンダ装置20、30のジョイント部28同士を水平
配置のジョイントパイプ71、72により結合し、この
ジョイントパイプ71、72に作動油給排路71A、7
2Aを設けたものである。シリンダ装置20、30の第
1チルト室26A、第2チルト室26Bは、ジョイント
パイプ71、72の作動油給排路71A、72Aを介し
て、作動油給排ユニット40の切換弁付油路47を構成
する第1接続管路51A、第2接続管路51Bに接続さ
れる。この場合には、シリンダ装置30のジョイント部
28に設けられるボルト70の取付部を長孔とすること
により、両シリンダ装置20、30の相対的取付位置
(取付間隔L)を調整できる。
【0053】図9(C)もチルト装置17の変形例であ
り、作動油給排ユニット40のタンクハウジング41に
固定される配管プレート43に推進ユニット16の両側
に延びる脚部81、82を設け、両脚部81、82にシ
リンダ装置20、30のシリンダ21を斜め配置のジョ
イントパイプ83、84により結合し、このジョイント
パイプ83、84に作動油給排路83A、84Aを設け
たものである。
【0054】図9(D)もチルト装置17の変形例であ
り、作動油給排ユニット40のタンクハウジング41に
推進ユニット16の両側に延びる脚部91、92を設
け、両脚部91、92にシリンダ装置20、30のシリ
ンダ21を斜め配置のジョイントパイプ93、94によ
り結合し、このジョイントパイプ93、94に作動油給
排路93A、94Aを設けたものである。
【0055】図9(E)もチルト装置17の変形例であ
り、作動油給排ユニット40のタンクハウジング41の
一側に脚部91を設け、脚部91にシリンダ装置20の
シリンダ21を斜め配置のジョイントパイプ93、94
により結合し、作動油給排ユニット40のタンクハウジ
ング41の他側にシリンダ装置30のシリンダ21を水
平配置のジョイントパイプ93、94により結合したも
のである。
【0056】尚、図9(C)〜(E)にあっては、シリ
ンダ装置20、30のシリンダ21を斜め配置のジョイ
ントパイプ83、84、93、94によりタンクハウジ
ング41に結合したから、シリンダ装置20、30の取
付位置を推進ユニット16の幅方向だけでなく上下方向
においても修正できる。
【0057】図10はチルト装置17の他の変形例であ
り、一方のシリンダ装置30のシリンダ21に設けたジ
ョイント部28と、作動油給排ユニット40のタンクハ
ウジング41に固定の配管プレート43とを、結合する
ジョイントパイプ100を、シリンダ装置30に対する
単一軸上に設けた。ジョイントパイプ100は、図1
1、図12に示す如く、小径管100Aと大径管100
Bを同軸に備える2重管からなり、小径管100Aの内
径を作動油給排路101Aとし、小径管100Aと大径
管100Bの環状空間を作動油給排路101Bとし、互
いに独立をなす作動油給排路101A、101Bを形成
する。小径管100Aの両端部は、ジョイント部28が
備える第1油路27Aの端部ポートと配管プレート43
が備える第1接続管路51Aの端部ポートにOリング1
02Aを介して液密に嵌合する。また、大径管100B
の両端部はジョイント部28が備える第2油路27Bの
端部ポートと配管プレート43が備える第2接続管路5
1Bの端部ポートにOリング102Bを介して液密に嵌
合する。この変形例によれば、シリンダ装置30に結合
されるジョイントパイプ100が当該シリンダ装置30
に対する単一軸上に設けられたから、当該シリンダ装置
30をジョイントパイプ100を回転軸として回転で
き、シリンダ装置30の取付位置を揺動して調整でき
る。これにより、推進ユニット16の寸法交差に対する
シリンダ装置20、30の取付位置を簡易に修正でき
る。
【0058】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のチルト装置は、一対のシリンダ装置と作動油給排
ユニットのそれぞれが別体化された上で一体に結合され
るものであれば良く、それらの分割数は問わない。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、左右一対
のシリンダ装置を持つチルト装置において、作動油給排
ユニットから左右のシリンダ装置への配管性、メンテナ
ンス性、加工性、推進ユニットへの取付性、輸送性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は船舶推進機を示す模式図である。
【図2】図2はチルト装置を示す要部破断の側面図であ
る。
【図3】図3は図2の平面図である。
【図4】図4は図2の正面図である。
【図5】図5は図2のV-V線に沿う矢視図である。
【図6】図6は図5の各部断面図であり、(A)はA-A
線に沿う断面図、(B)はB-B線に沿う断面図、(C)
はC-C線に沿う断面図、(D)はD-D線に沿う断面図であ
る。
【図7】図7はシリンダ装置単体を示す側面図である。
【図8】図8は油圧回路図である。
【図9】図9はチルト装置の変形例を示す模式図であ
る。
【図10】図10はチルト装置の他の変形例を示す平面
図である。
【図11】図11は図10の要部断面図である。
【図12】図12はジョイントパイプを示す端面図であ
る。
【符号の説明】
10 船舶推進機 14 ジョイントブラケット(船体側ブラケット) 16 推進ユニット 17 チルト装置 29、30 シリンダ装置 40 作動油給排ユニット 53、55 ジョイントパイプ 53A、55A 作動油給排路 71、72 ジョイントパイプ 71A、72A 作動油給排路 100 ジョイントパイプ 101A、101B 作動油給排路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体側ブラケットと、この船体側ブラケ
    ットとの間に傾動自在に支持される推進ユニットとの間
    にシリンダ装置を介装し、作動油給排ユニットからシリ
    ンダ装置に作動油を供給及び排出してシリンダ装置を伸
    縮されることにより、推進ユニットをチルト動作可能と
    する船舶推進機用チルト装置において、 推進ユニットの左右に配置される一対のシリンダ装置
    と、両シリンダ装置のそれぞれと別体に成形され、且つ
    両シリンダ装置の間に配置されて両シリンダ装置に結合
    される作動油給排ユニットとを有してなることを特徴と
    する船舶推進機用チルト装置。
  2. 【請求項2】 前記両シリンダ装置のそれぞれと作動油
    給排ユニットとを、ジョイントパイプにより結合し、こ
    のジョイントパイプに作動油給排路を設けてなる請求項
    1記載の船舶推進機用チルト装置。
  3. 【請求項3】 前記両シリンダ装置のうちの一方のシリ
    ンダ装置に作動油給排ユニットを固定し、両シリンダ装
    置同士を、ジョイントパイプにより結合し、このジョイ
    ントパイプに作動油給排路を設けてなる請求項1記載の
    船舶推進機用チルト装置。
  4. 【請求項4】 前記シリンダ装置に結合されるジョイン
    トパイプが、当該シリンダ装置に対し単一軸上に設けら
    れてなる請求項2又は3記載の船舶推進機用チルト装
    置。
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