JP2001205395A - 鋳型乾燥装置 - Google Patents

鋳型乾燥装置

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JP2001205395A
JP2001205395A JP2000009570A JP2000009570A JP2001205395A JP 2001205395 A JP2001205395 A JP 2001205395A JP 2000009570 A JP2000009570 A JP 2000009570A JP 2000009570 A JP2000009570 A JP 2000009570A JP 2001205395 A JP2001205395 A JP 2001205395A
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pallet
work
drying
furnace
axial direction
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JP2000009570A
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English (en)
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Hitoshi Fujiwara
整 藤原
Hiroaki Tamaki
宏明 玉木
Kozo Taniguchi
幸蔵 谷口
Kengo Ishita
健吾 井下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射したマイクロウェーブを有効にワークに
作用させるとともに、サイクルタイムの短縮を図ること
ができる鋳型乾燥装置を提供する。 【解決手段】 ワーク22をパレット23に載置した状
態で搬送する搬送系21と、搬送系21の途中に介装
し、搬送方向の一方側にワーク投入口27を有し、他方
側にワーク取出口28を有し、炉内に導波管からマイク
ロウェーブを照射してワーク22を乾燥させる乾燥炉2
6と、ワーク投入口27の前方において搬送系21の途
中に介装した装填ターンテーブル装置29と、ワーク取
出口28の後方において搬送系21の途中に介装した取
出ターンテーブル装置30とを備え、乾燥炉26の内部
にパレット23の軸線方向に沿って相互に接近離間する
複数組みの把持ブロック31を設け、双方の把持ブロッ
ク間にリンク機構を設けるとともに、一方の把持ブロッ
ク31にパレット23の軸線方向に出退するシリンダ装
置37を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳型乾燥装置に関
し、中子等の鋳型の接着材を乾燥させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複雑な形状の製品を鋳造するため
の中子は、部分的に製造した部品を接着材によって接合
し、所要の形状に成形している。この接着材の乾燥方法
には、高周波乾燥方法があり、乾燥炉内に配置したワー
クに導波管を通してマイクロウェーブを照射し、加熱乾
燥させている。この乾燥過程において接着材が膨張する
ので、接合する部品をクランプすることが必要である。
【0003】このため、図6に示すように、接着対象の
一対のワーク1をパレット2に載置し、パレット2に設
けたクランプ装置3によってワーク1をクランプしてい
る。クランプ装置3は把持ブロック4と把持ブロック4
を出退駆動する送りネジ5とを備えている。乾燥に際し
ては、ワーク1をクランプしたパレット2を乾燥炉に投
入し、マイクロウェーブを照射し、加熱乾燥させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいては、パレット2にクランプ装置を設けているため
にパレット2がワーク1の大きさに比べて大型化するの
で、乾燥炉内に冗長な空間が存在することになり、マイ
クロウェーブの照射による加熱乾燥効率の向上を図る上
で問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
照射したマイクロウェーブを有効にワークに作用させる
とともに、サイクルタイムの短縮を図ることができる鋳
型乾燥装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の鋳型乾燥装置は、乾燥対象のワークをパレ
ットに載置した状態で搬送する搬送系と、搬送系の途中
に介装し、搬送方向の一方側にワーク投入口を有し、他
方側にワーク取出口を有し、炉内に導波管からマイクロ
ウェーブを照射してワークを乾燥させる乾燥炉と、ワー
ク投入口の前方において搬送系の途中に介装した装填タ
ーンテーブル装置と、ワーク取出口の後方において搬送
系の途中に介装した取出ターンテーブル装置とを備え、
乾燥炉内の搬送系の両側にパレットの軸線方向に沿って
相互に接近離間する複数組みの把持ブロックを設け、双
方の把持ブロック間にリンク機構を設けるとともに、一
方の把持ブロックにパレットの軸線方向に出退するシリ
ンダ装置を設けたものである。
【0007】上記した構成により、搬送系によってワー
クを載置したパレットを軸線方向に沿って搬送し、装填
ターンテーブルによってパレットの方向を90度反転さ
せる。この姿勢の複数のパレットを乾燥炉内に装填し、
各把持ブロックを各パレットに対応させる。
【0008】この状態で、シリンダ装置を駆動して一方
の把持ブロックをパレットの軸線方向に向けて押圧し、
リンク機構を介して連動する他方の把持ブロックを一方
の把持ブロックに向けて接近させ、双方の把持ブロック
によってパレット上のワークを軸線方向においてクラン
プし、炉内に導波管からマイクロウェーブを照射してワ
ークを乾燥させる。
【0009】したがって、乾燥炉内に配置した把持ブロ
ックによってパレット上のワークをクランプすること
で、パレットにクランプ手段を設ける必要が無くなり、
パレットを小型化することができる。かつパレットを軸
線が搬送方向と直交する方向に方向転換して乾燥炉内に
装填することにより、隣接するパレット上のワーク間の
距離が短くなる。したがって、パレットの小型化と方向
転換によって乾燥炉内にワークを密に配置することがで
きるので、照射したマイクロウェーブを有効にワークに
作用させて照射効率を高めるとともに、サイクルタイム
の短縮を図ることができる。
【0010】ワークの乾燥後に搬送系によって各パレッ
トを乾燥炉から取り出し、取出ターンテーブル装置でパ
レットの方向を90度反転させ、この姿勢で搬送系によ
って次工程に搬送する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5において、ローラコン
ベア等からなる搬送系21は、乾燥対象のワーク22を
パレット23に載置した状態で搬送する。パレット23
は軸線方向に沿って長尺な形状をなす長方形であり、図
2および図3に示すように、上面に軸線方向に沿ってガ
イド24を設けており、ワーク22にはその底部にガイ
ド24に係合するガイド溝25を形成している。
【0012】搬送系21の途中に介装する乾燥炉26
は、搬送方向の一方側にワーク投入口27を有し、他方
側にワーク取出口28を有しており、炉内にマイクロウ
ェーブを照射する複数の導波管(図示省略)を設けてい
る。
【0013】ワーク投入口27の前方において搬送系2
1の途中には装填ターンテーブル装置29を介装し、ワ
ーク取出口28の後方において搬送系21の途中には取
出ターンテーブル装置30を介装している。
【0014】乾燥炉26の炉内には複数組みの把持ブロ
ック31を搬送系の両側に配置しており、相対向する把
持ブロック31は搬送方向と直交する方向で、かつ後述
する姿勢のパレットの軸線方向に配置したガイドロッド
32に沿って相互に接近離間自在に設けている。各把持
ブロック31は、両側にガイドロッド32に係合するガ
イドブロック33を有し、搬送系21のローラ34との
間にパレット23を挿通する間隙35を形成している。
【0015】相対向する把持ブロック31の間にはリン
ク機構36を設けており、リンク機構36によって双方
の把持ブロック31が連動して接近離間する。一方の把
持ブロック31にはパレット23の軸線方向に出退する
シリンダ装置37を連結しており、シリンダ装置37の
作動によって双方の把持ブロック31がクランプ状態と
アンクランプ状態となる。搬送系21の下方にはパレッ
ト23を搬送面から持ち上げるリフト装置38を設けて
いる。
【0016】以下、上記した構成における作用を説明す
る。搬送系21はワーク22を載置したパレット23を
軸線方向に沿って搬送する。ワーク投入口27の前方に
おいて装填ターンテーブル29によってパレット23の
方向を90度反転させる。この姿勢で複数のパレット2
3(本実施の形態では一対)を乾燥炉26の内部に搬送
し、リミットスイッチ等によって検出する所定位置にお
いて各パレット23を各々リフト装置38で持ち上げて
装填し、各把持ブロック31を各パレット23に対応さ
せる。
【0017】この状態で、各シリンダ装置37を駆動し
て一方の把持ブロック31をパレット23の軸線方向に
向けて押圧し、リンク機構36を介して連動する他方の
把持ブロック31を一方の把持ブロック31に向けて接
近させ、双方の把持ブロック31によって各パレット2
3のワーク22を軸線方向においてクランプする。この
状態で、炉内に導波管からマイクロウェーブを照射して
各ワーク22を乾燥させる。
【0018】ワーク22の乾燥後に、シリンダ装置37
を駆動して双方の把持ブロック31を離間させてワーク
22をアンクランプし、リフト装置38を下降させ、パ
レット23を搬送系21によって乾燥炉26から取り出
す。取り出したパレット23は取出ターンテーブル装置
30でその方向を90度反転させ、この姿勢で搬送系2
1によって次工程に搬送する。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、乾
燥炉内に配置した把持ブロックによってパレット上のワ
ークをクランプすることで、パレットにクランプ手段を
設ける必要が無くなり、パレットを小型化することがで
きる。かつパレットを軸線が搬送方向と直交する方向に
方向転換して乾燥炉内に装填することにより、隣接する
パレット上のワーク間の距離が短くなる。したがって、
パレットの小型化と方向転換によって乾燥炉内にワーク
を密に配置することができるので、照射したマイクロウ
ェーブを有効にワークに作用させて照射効率を高めると
ともに、サイクルタイムの短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における塗型乾燥装置の模
式図である。
【図2】同実施の形態におけるワークを載置したパレッ
トを示す平面図である。
【図3】同実施の形態におけるワークを載置したパレッ
トを示す正面図である。
【図4】同実施の形態における乾燥炉の正面図である。
【図5】同実施の形態における乾燥炉の要部側面図であ
る。
【図6】従来のパレットの断面図である。
【符号の説明】
21 搬送系 22 ワーク 23 パレット 24 ガイド 25 ガイド溝 26 乾燥炉 27 ワーク投入口 28 ワーク取出口 29 装填ターンテーブル装置 30 取出ターンテーブル装置 31 把持ブロック 32 ガイドロッド 33 ガイドブロック 34 ローラ 35 間隙 36 リンク機構 37 シリンダ装置 38 リフト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 幸蔵 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 井下 健吾 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 3L113 AA01 AB07 AC13 AC31 AC48 AC49 AC54 AC57 AC64 AC69 AC76 AC90 BA01 BA04 DA02 DA10 DA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥対象のワークをパレットに載置した
    状態で搬送する搬送系と、搬送系の途中に介装し、搬送
    方向の一方側にワーク投入口を有し、他方側にワーク取
    出口を有し、炉内に導波管からマイクロウェーブを照射
    してワークを乾燥させる乾燥炉と、ワーク投入口の前方
    において搬送系の途中に介装した装填ターンテーブル装
    置と、ワーク取出口の後方において搬送系の途中に介装
    した取出ターンテーブル装置とを備え、乾燥炉内の搬送
    系の両側にパレットの軸線方向に沿って相互に接近離間
    する複数組みの把持ブロックを設け、双方の把持ブロッ
    ク間にリンク機構を設けるとともに、一方の把持ブロッ
    クにパレットの軸線方向に出退するシリンダ装置を設け
    たことを特徴とする鋳型乾燥装置。
JP2000009570A 2000-01-19 2000-01-19 鋳型乾燥装置 Pending JP2001205395A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1329143C (zh) * 2005-09-29 2007-08-01 朱晓明 铸型热风炉及其烘烤方法
CN103411392A (zh) * 2013-07-15 2013-11-27 厦门洪远自动化科技有限公司 一种脱水干燥处理的装置
CN103736934A (zh) * 2014-01-02 2014-04-23 新兴河北工程技术有限公司 烘干室用集成式砂芯进出装置
CN111879097A (zh) * 2020-07-29 2020-11-03 江西新威动力能源科技有限公司 蓄电池极板连续微波干燥机

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CN103736934A (zh) * 2014-01-02 2014-04-23 新兴河北工程技术有限公司 烘干室用集成式砂芯进出装置
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