JP2001204781A - マッサージ機及びマッサージ機の施療力の制御方法 - Google Patents
マッサージ機及びマッサージ機の施療力の制御方法Info
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Abstract
て、施療強さの切換えを自動的に行なうことのできるマ
ッサージ機を提供する。 【解決手段】 モータ10によって回転する駆動軸12に、
被施療者の脚部等の患部をマッサージする一対の円盤状
施療体14,16を接近離間可能に取り付けたマッサージ機
に於いて、施療体14,16から被施療者に加えられる施療
力の変化を検出する検出器26と、該検出器26の検出値に
基づいて、被施療者への施療力を調節する制御部28を有
する制御手段24を具えるものである。検出器26の検出す
る検出値として、モータ10の負荷電流の変化を例示でき
る。また、被施療者へ加えられる施療力は、モータ10の
回転速度を変えることによって調節できる。
Description
腕、首筋などの患部にマッサージを施すマッサージ機及
びマッサージ機の施療力の制御方法に関するものであ
る。
どの脚部や腕、首筋などの患部を挟み揉みによってマッ
サージするマッサージ機(18)として、図1に示すよう
に、モータ(10)により回転される駆動軸(12)に、対称的
に傾斜する一対の円盤状施療体(14)(16)を取り付けたも
のが知られている。図1に示すマッサージ機(18)は、円
盤状施療体(14)(16)を左右対称に1基ずつ配備したもの
である。施療体(14)(16)の対向面には、複数の押圧指(2
0)(22)が夫々環状に配備され、被施療者が、患部を施療
体(14)(16)の間に挟んだ状態でモータ(10)を駆動する
と、施療体(14)(16)の対向面が接近離間動作を繰り返
し、押圧指(20)(22)が患部に揉みマッサージを施す。
は、モータ(10)の回転速度を変えることによって調節で
きる。モータ(10)の回転速度が速くなれば、被施療者に
は施療強が強くなったと感覚されるからである。従っ
て、モータ(10)の回転速度を手動切換式とし、例えば
「速、中、遅」の3段に調節可能としたマッサージ機が
ある。
換えが手動式のものは、被施療者が一旦設定を行なう
と、次に切換えを行なうまで、同じ強さのマッサージが
続くため、マッサージ動作が単調なものとなり、施療効
果が薄れてしまう可能性があった。そこで、マイクロコ
ンピュータに、モータ(10)の回転速度を所定時間毎に切
り換えるプログラミングを記憶しておき、種々の施療強
さのマッサージを組み合わせた自動運転を行なうように
したマッサージ機もある。
合、予めプログラムされた内容でマッサージが行なわれ
る。しかしながら、体格、性別等の違いにより、被施療
者毎にマッサージを受けようとする患部の大きさ(例え
ば足幅)が異なり、また、同じ被施療者でも、ふくらは
ぎと足裏などでは、硬さに差がある。このため、同じ設
定の自動運転でマッサージを受けた場合でも、施療力の
弱い物足りないマッサージと感じたり、逆に、施療力が
強すぎて不快感を感じるマッサージとなってしまうこと
があった。
さ、硬さなどに合わせて、施療強さの切換えを自動的に
行なうことのできるマッサージ機を提供することであ
る。
に、本発明のマッサージ機は、モータ(10)によって回転
する駆動軸(12)に、被施療者の脚部等の患部をマッサー
ジする一対の円盤状施療体(14)(16)を接近離間可能に取
り付けたマッサージ機に於いて、施療体(14)(16)から被
施療者に加えられる施療力の変化を検出する検出器(26)
と、該検出器(26)の検出値に基づいて、被施療者への施
療力を調節する制御部(28)を有する制御手段(24)を具え
るものである。検出器(26)の検出する検出値として、モ
ータ(10)の負荷電流の変化を例示できる。また、被施療
者へ加えられる施療力は、モータ(10)の回転速度を変え
ることによって調節できる。
療者が施療体(14)(16)間に患部を挟むと、施療体(14)(1
6)から患部に加わる施療力を、検出器(26)で検出する。
モータ(10)を同じ速度で回転させたときに、被施療者の
患部が細い場合や柔らかい場合には、施療体(14)(16)か
ら被施療者に加えられる施療力は小さく、逆に、被施療
者の患部が太い場合や硬い場合には、施療体(14)(16)か
ら被施療者に加えられる施療力は大きいものとなる。施
療体(14)(16)から被施療者に加えられる施療力は、例え
ば、モータ(10)の負荷電流の変化として、検出器(26)で
検出できる。患部が細い場合や柔らかい場合には、モー
タ(10)への負荷は小さく、負荷電流の上昇は少ない。逆
に患部が太い場合や硬い場合には、モータ(10)への負荷
は大きく、負荷電流は大きく上昇する。
て、被施療者の患部の大きさや硬さを判断し、制御部(2
8)は、被施療者に加えられる施療力を調節する。被施療
者の患部が細い又は柔らかいと判断された場合には、制
御部(28)は、被施療者に施療強さの弱いマッサージを施
す。施療強さの弱いマッサージを行なうには、例えば、
モータ(10)を低速で回転させればよい。モータ(10)を低
速回転させると、施療強さの弱いマッサージとして、被
施療者に感覚されるためである。逆に、患部が太い又は
硬いと判断された場合には、制御部(28)は、被施療者に
施療強さの強いマッサージを施す。施療強さの強いマッ
サージを行なうには、例えば、モータ(10)を高速で回転
させればよい。モータ(10)を高速回転させると、施療強
さの強いマッサージとして、被施療者には感覚されるた
めである。
硬さ等に応じて、被施療者に加えられるマッサージの施
療強さを調節することができる。患部の太さ、硬さ等に
合わせた最適な施療強さのマッサージが施されるから、
被施療者は、物足りなさや不快感、痛みなどを感じるこ
とがなく、効果的且つ快適なマッサージを受けることが
できる。
ジ機(18)の構成について、図1乃至図3に沿って説明す
る。図1及び図2に示すように、マッサージ機(18)は、
合成樹脂製のケーシング(30)に配備される。ケーシング
(30)は、持ち運び用のハンドル(32)の両端から、脚マッ
サージ用のユニット(34)を支持する支持部(36)(36)が同
方向に突設されている。
部(36)(36)の間に配備される。ユニット(34)は、支持部
(36)(36)に軸支された駆動軸(12)と、該駆動軸(12)の中
央に配備された回転ローラ部(40)、回転ローラ部(40)の
両側に配備された揉みローラ部(42)(44)を具える。駆動
軸(12)の一端は、一方の支持部(36)内に収容されたモー
タ(10)と減速機構(46)を介して連繋されている。モータ
(10)には、モータ(10)を制御する制御手段(24)と、モー
タ(10)へ電源を送給する電源コード(48)が接続されてい
る。
指(50)(50)を具えた環状体であって、駆動軸(12)上に固
定されている。駆動軸(12)を回転すると、回転ローラ部
(40)は、駆動軸(12)と一体に回転し、被施療者が足裏や
ふくらはぎを載せたとき、ローリングマッサージする。
0)を挟んで左右対称に配備される。以下では、図1の左
側の揉みローラ部(42)について説明する。揉みローラ部
(42)は、駆動軸(12)の端部側に配備された第1ローラ部
(52)と、中央側に配備された第2ローラ部(54)及び両ロ
ーラ部(52)(54)間に配備された補助ローラ部(56)から形
成される。
と、該環状ホルダー(58)に嵌められた施療体(14)から構
成される。環状ホルダー(58)は、駆動軸(12)に固定され
ており、外周面には、駆動軸(12)に対して所定角度傾斜
した溝(60)が凹設されている。溝(60)には、球状の摩擦
部材(62)を介して円盤状の施療体(14)が取り付けられて
いる。摩擦部材(62)は、施療体(14)への負荷が無負荷又
は軽荷重である場合には、環状ホルダー(58)と施療体(1
4)を一体回転せしめ、通常のマッサージを行なうときの
ように、施療体(14)への負荷が大きくなると、施療体(1
4)を環状ホルダー(58)に対してスリップさせ、モータ(1
0)への負荷を低減する。施療体(14)は、図1及び図3に
示すように、第2ローラ部(54)側に複数の押圧指(20)(2
0)を突設している。モータ(10)を回転すると、環状ホル
ダー(58)は、駆動軸(12)と一体に回転する。施療体(14)
は、環状ホルダー(58)に所定角度傾斜して取り付けられ
ているから、環状ホルダー(58)の回転によって左右に揺
動する。
と、該環状ホルダー(64)に嵌められた施療体(16)から構
成される。環状ホルダー(64)は、駆動軸(12)に対して回
転方向には固定されているが、軸方向にはスライド自由
となっている。環状ホルダー(64)と上述の回転ローラ部
(40)との間には、コイルバネ(66)が圧縮した状態で配備
されており、第2ローラ部(54)は、常に第1ローラ部(5
2)の方に向けて付勢されている。第2ローラ部(54)の移
動は、後述する補助ローラー部(56)のストッパー(76)に
よって規制されている。環状ホルダー(64)の外周面に
は、前記第1ローラ部(52)の施療体(14)の溝(60)と対称
な向きに傾斜した溝(68)が凹設されている。溝(68)に
は、上記と同様、球状の摩擦部材(70)を介して円盤状の
施療体(16)が取り付けられている。施療体(16)は、図1
及び図3に示すように、第1ローラ部(52)に対向する側
に複数の押圧指(22)(22)が突設されている。なお、円盤
状施療体(14)(16)は、必ずしも対称的に傾斜させる必要
はなく、回転位相によって被施療者の身体に接する間隔
が広狭に変化するように取り付けてあれば、傾き角は自
由である。従って、一方の施療体(14)又は(16)のみを傾
斜して配備し、他方の施療体を駆動軸(12)に略垂直に配
備することもできる。
第2ローラ部(54)との間に配備されており、駆動軸(12)
に対して回転方向及び軸方向に固定された環状ホルダー
(72)と、該環状ホルダー(72)の外周面に複数配備された
球状の押圧指(74)から構成される。補助ローラ部(56)の
第2ローラ部(54)側の端部には、第2ローラ部(54)の移
動を規制する環状のストッパー(76)が形成されている。
制御手段(24)によって行なわれる。制御手段(24)は、図
4に示すように、マイクロコンピュータ(78)を主体に形
成されており、モータ(10)の駆動を制御するモータ駆動
制御部(28)と、モータ(10)の電流値を検出する検出器(2
6)、被施療者がマッサージの命令を入力する操作部(80)
に接続された操作部I/F回路(81)を具える。操作部(8
0)には、「高速」「中速」「低速」の各切替ボタン、
「正逆」切替ボタン、「自動コース」選択ボタン及び
「停止」ボタン(図示せず)等が配備されている。モータ
駆動制御部(28)は、操作部(80)からの制御命令に応じ
て、モータ(10)を正逆方向に速度可変に回転させる。
す回路図である。AC電源(82)に接続された整流器(83)
の出力部にリアクター(84)、平滑用コンデンサ(85)及び
モータ(10)が接続されており、整流器(83)の交流側は、
スイッチング素子であるトライアック(86)を介して、A
C電源(82)に接続されている。トライアック(86)は、ト
リガ素子であるダイアック(87)によりスイッチングされ
る。電流検出器(26)は、トライアック(86)とAC電源(8
2)との間の回線上に配備される。電流センサ(88)にて検
知された電流値は、交流信号であるからダイオード(89)
によって半波整流を行ない、平滑用コンデンサ(90)によ
って直流電圧に変換し、抵抗(91)によって制御手段(24)
のマイコン(78)に電流値を入力する構成としている。モ
ータ(10)に加わる負荷の変化は、電流検出器(26)によっ
て検出され、マイコン(78)に送信される。
について説明する。被施療者が操作部(80)からマッサー
ジ開始の命令を行なうと、マイコン(78)は、モータ駆動
制御部(28)を介してモータ(10)に動作命令を送信し、モ
ータ(10)が駆動する。モータ(10)の駆動力は、減速機構
(46)を介して駆動軸(12)に伝達され、駆動軸(12)が回転
して、各ローラ部(40)(42)(44)を駆動軸(12)と共に回転
させる。
を所望する場合には、足裏等の患部を回転ローラ部(40)
の上に載せて、回転ローラ部(40)の押圧指(50)によるロ
ーリングマッサージを受けることができる。
みマッサージを所望する場合には、患部を揉みローラ部
(42)(44)に挟む。施療体(14)(16)は、相反する向きに傾
斜しているから、駆動軸(12)を駆動すると、施療体(14)
(16)は、互いに接近離間する動作を繰り返し、各々の押
圧指(20)(22)によって、揉みマッサージを施す。このと
き、補助ローラ部(56)も回転しているから、補助ローラ
部(56)の押圧指(74)によって、同時にローリングマッサ
ージも施される。
コースは、図8乃至図10のタイミングチャート図に示
すように、複数のマッサージプログラムを組み合わせた
ものである。なお、各図において、左の目盛りはモータ
(10)の回転速度及び方向を示しており、横軸は時間(1
目盛り1秒)を示している。モータ(10)は、低速の場
合、駆動軸(12)を毎秒1回転、中速の場合、駆動軸(12)
を毎秒1.5回転、高速の場合、駆動軸(12)を毎秒2回
転させるように設定されている。自動コースを選択する
と、マッサージを所望する患部の大きさ、硬さ等を検知
するプログラムP0が実行され、その測定結果に応じ
て、弱めのマッサージ(図8:Aコース)、通常強さのマ
ッサージ(図9:Bコース)及び強めのマッサージ(図1
0:Cコース)の中から、被施療者に最適なマッサージ
コースが選択される。
ーチャート図6(a)及び図7及び電流の検出値を示すグ
ラフ図6(b)を用いて説明する。検知プログラムP0
は、モータ(10)の電流値(A CT)(図6(b)参照)から、被
施療者に最適なマッサージコースを選択するプログラム
である。なお、以下の実施例では、測定された電流値(A
CT)の極大値(MT MAX)と極小値(VA MAX)の差分(SIZE)か
ら、各コースの振り分けを行なうものとする。
タ(10)を正方向に中速で約9秒間回転させ、まず、電流
値の極大値(MT MAX)と極小値(VA MAX)を初期値(ゼロ)に
戻す(ステップ1)。次に、モータ(10)の電流値(A CT)を
読み込みを行ない(ステップ2、図6(b))、検出された
電流値が、極大点かどうか検出する(ステップ3)。検出
値が極大点であれば、得られた検出値を極大値(MT MAX)
として記憶する。なお、極大点が得られない場合には
(ステップ6)、再度極大点の検出を行なう。極大点(MT
MAX)が検出されると、次に、電流の検出値(A CT)の極小
点の検出を行ない(ステップ7)、検出値が極小点である
場合には、得られた検出値を極小値(VA MAX)として記憶
する(ステップ9)。上記ステップ2〜ステップ9を約9
秒間繰り返して行なう。なお、ステップ4及びステップ
8は、新たに検出された極大点、極小点が、先に検出さ
れた極大点、極小点よりも大きいときに、各値を更新す
るステップである。
ップ10)、極大点(MT MAX)と極小点(VA MAX)が検出さ
れたか否かを検出する(ステップ11及びステップ1
2)。極大点と極小点の何れかが、検出されていない、
即ちゼロであれば、何らかの原因により測定が上手く行
なわれなかったものとして、検出プログラムP0を終了
する(ステップ13)。
T MAX)と極小点(VA MAX)との差分(SIZE)を算出し(ステ
ップ14)、その差分(SIZE)の大きさに基づいて、マッ
サージコースの振り分けを行なう(ステップ15〜ステ
ップ19)。具体的には、差分(SIZE)が予め設定された
Cコース分岐用の閾値Lよりも大きければ(ステップ1
5)、被施療者の患部が標準よりも太い又は硬いと判断
し、被施療者に施すマッサージコースを施療力の強いC
コースと決定する(ステップ16)。また、差分(SIZE)が
予め設定されたBコース分岐用の閾値Mよりも大きけれ
ば(ステップ17)、標準と判断し、通常の施療強さのB
コースと決定する(ステップ18)。差分(SIZE)がBコー
ス分岐用の閾値M以下である場合には、被施療者の患部
が標準よりも細い又は柔らかいと判断し、Aコースと決
定する(ステップ19)。
る。上記検知プログラムP0によって、Aコースと決定
された場合、図8に示すAコースプログラムが実行され
る。Aコースプログラムは、弱めのマッサージであっ
て、患部が標準よりも細い又は柔らかい人を対象とした
プログラムである。まず、モータ(10)を、図8のPA1
に示すように、6秒間の正転方向に低速で回転し、1秒
停止の後、再度6秒間の正転低速回転を行なう弱めのマ
ッサージを施すプログラムPA1が2回繰り返して実行
する。次に、低速、中速、高速回転と、モータ(10)の正
転と反転を組み合わせたプログラムPA2を実行する。
更にその後、正転の中速、低速回転をさせ、次に反転の
中速、低速回転を行なうプログラムPA3を2回実行す
る。なお、プログラムPA3の低速回転の後の点線部
は、モータ(10)の負荷が最も大きくなる位置(被施療者
に施療力が最も強く加わる位置)を検出するための頂点
検出プログラムである。頂点検出プログラムは、検出器
(26)で検出される電流の検出値が最も大きくなったこと
(頂点)を検出するか、頂点を検出できずに2秒経過する
と、1秒停止するプログラムであり、モータ(10)の回転
方向の反転を施療体(14)(16)の幅が最も狭くなった状態
で行なうようにしたプログラムである。プログラムPA
3を実行した後、モータ(10)を低速で正反転させるプロ
グラムPA4を3回繰り返して実行し、最後にプログラ
ムPA2と同じプログラムPA5を2回実行する。プロ
グラムPA5を実行した後、再度プログラムPA1〜P
A5が繰り返される。上記Aコースプログラムによれ
ば、被施療者に施療力の弱いマッサージを施すことがで
き、患部が細い人や柔らかい人に過剰な施療力が加わる
ことがない。
さのマッサージを施すプログラムであって、Aコースプ
ログラムよりも中速、高速でのモータ(10)の回転域を多
くしたプログラムである。モータ(10)をAコースよりも
高速に回転させている以外は、Aコースプログラムと同
じであるため説明を省略する。図10に示すCコースプ
ログラムは、強めのマッサージを施すプログラムであっ
て、Bコースプログラムよりも更に、モータ(10)を高速
で回転させたプログラムである。モータ(10)の回転速度
以外はAコースプログラムと同じであるため、同様に説
明を省略する。Cコースプログラムによれば、患部の太
い人や硬い人に、施療力の強いマッサージを施すことが
でき、マッサージの物足りなさを解消できる。
変化から、被施療者に合わせた最適な施療強さのマッサ
ージ(AコースからCコース)を施すことができる。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
のものに限定されるものではないし、各プログラムコー
スのマッサージ動作についても上記実施例に限定される
ものではない。さらに、上記実施例では、モータ(10)の
負荷に応じて、マッサージのコースを3種に分けている
が、マッサージコースは、2種以上であれば、3種に限
定されるものではない。また、上記実施例では、モータ
(10)の負荷電流の差分を検出値として用いているが、負
荷電流の最大値を検出値として用いることもできるし、
モータ電圧やトルク、周波数などを検出値として用いる
こともできる。
グラムP0のフローチャート図、(b)は、検出器にて検
出された電流波形を示すグラフである。
検知プログラムP0のフローチャート図である。
ある。
ある。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 モータ(10)によって回転する駆動軸(12)
に、被施療者の脚部等の患部をマッサージする一対の円
盤状施療体(14)(16)を接近離間可能に取り付けたマッサ
ージ機に於いて、 施療体(14)(16)から被施療者に加えられる施療力の変化
を検出する検出器(26)と、該検出器(26)の検出値に基づ
いて、被施療者への施療力を調節する制御部(28)を有す
る制御手段(24)を具えることを特徴とするマッサージ
機。 - 【請求項2】 検出器(26)は、モータ(10)の負荷電流の
変化を検出値として出力する請求項1に記載のマッサー
ジ機。 - 【請求項3】 検出器(26)は、モータ(10)の負荷電流の
出力波形を検出し、該波形の極大値と極小値の各最大値
の差分を検出値として出力する請求項2に記載のマッサ
ージ機。 - 【請求項4】 制御部(28)は、モータ(10)の回転速度を
変えることによって、被施療者へ加わる施療力を調節す
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマッサージ
機。 - 【請求項5】 モータ(10)によって回転する駆動軸(12)
に、被施療者の脚部等の患部をマッサージする一対の円
盤状施療体(14)(16)を接近離間可能に取り付けたマッサ
ージ機の施療力の制御方法であって、 被施療者が患部を施療体(14)(16)に載せて、モータ(10)
を駆動したときに、施療体(14)(16)から被施療者に加え
られる施療力の変化を検出するステップと、 該検出値に基づいて、被施療者への施療力を調節するス
テップとを有することを特徴とするマッサージ機の施療
力制御方法。
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