JP2001204755A - 使い捨ての男性用尿取り袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排泄された尿が接合域から漏れることがない
使い捨ての男性用尿取り袋を提供する。 【解決手段】 互いに重なり合う基材シート２のシート
面が基材シート２の縁に沿って延びる接合域５で間欠的
に接合されて縦長の使い捨ての男性用尿取り袋１を形成
し、袋１がペニス挿入用の開口部４と、袋１の内部に取
り付けられた体液吸収性パネル３とを備え、接合域５の
耐水圧が５０〜１５００mmの範囲にある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、寝たきりの病人や
老人、失禁患者等に使用する使い捨ての男性用尿取り袋
に関する。

【０００２】

【従来の技術】実開昭６０−６９１１４号公報は、透液
性表面シートと、不透液性裏面シートと、それらシート
の間に介在する吸液性コアとから構成された縦長の男性
用使い捨て尿取り袋を開示している。袋はその上部の開
口部からペニスを挿入することで使用される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】同号公報に開示の袋
は、コアの周縁から延出する表面シートと裏面シートと
の部分がホットメルト接着剤や熱融着の技術を利用して
連続的にシールされている。そのように連続的にシール
すると、そのシール幅にもよるが、シール域が剛性にな
り、そのシール域が着用者に触れると、着用者に違和感
や不快な刺激を与える。

【０００４】本発明の課題は、基材シートを接合して袋
を形成するのにもかかわらず、その接合域が着用者に違
和感や不快な刺激を与えることがなく、かつ、その接合
域から尿が滲出することがない使い捨ての男性用尿取り
袋を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための本発明は、可撓性かつ不透液性の基材シートがそ
の縦方向へ延びる互いに重なり合う両側縁に沿って画成
された接合域で接合されることで、上部にペニス挿入用
の開口部を有する袋が形成され、前記袋がその内部に体
液吸収性パネルを備えている使い捨ての男性用尿取り袋
において、前記接合域が間欠的に接合され、該接合域の
耐水圧が５０〜１５００ｍｍの範囲にあることを特徴と
する。

【０００６】前記接合域における間欠的接合は、多数の
ドット状に塗布された接着剤で、または多数のドット状
ヒートエンボスでなされ得る。

【０００７】前記基材シートは、熱可塑性合成樹脂繊維
で形成された疎水性の不織布からなり、前記合成樹脂繊
維の密度が前記袋の外面から内面へ向かって次第に高く
なっているか、熱可塑性合成樹脂繊維で形成された疎水
性の不織布と、熱可塑性合成樹脂で形成されていて前記
耐水圧が前記不織布のそれよりも高い不透液性のプラス
チックフィルムとを重ね合わせた少なくとも二層からな
り、前記不織布が前記袋の外面の側に配置されている
か、または熱可塑性合成樹脂繊維で形成された疎水性の
不織布を重ね合わせた少なくとも二層からなり、前記袋
の内面を形成する前記不織布の耐水圧が前記袋の外面を
形成する前記不織布のそれよりも高いことが好ましい。

【０００８】前記接合域が前記袋の上部から下部へ向か
い前記縦中心線へ次第に近づくように延びることで、前
記袋が前記下部へ向かって先細りに形成され、、前記袋
の周面部が、前記縦中心線と前記接合域との間の寸法を
二分して縦方向へ延びる折曲案内部各々で折曲されるこ
とで、前記折曲案内部の間に延びる前面部と前記折曲案
内部各々から前記接合域へ延びる両側面部とに区分され
ていることが好ましい。

【０００９】

【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に
係る使い捨ての男性用尿取り袋の詳細を説明すると、以
下のとおりである。

【００１０】図１，２は、前面部ｆ２の側から示す尿取
り袋１の部分破断斜視図と、開口部４を拡開した状態の
両側面部ｆ３，ｆ４の側から示す袋１の斜視図とであ
り、図３は、図１のＡ−Ａ線断面図である。袋１は、袋
１を形成する可撓性かつ不透液性の基材シート２と、袋
１の内部に取り付けられ、被覆シート３ａ，３ｂおよび
吸液性コア３ｃからなる可撓性の体液吸収性パネル３と
から構成されている。袋１は、その上部１ａから下部１
ｂへ向かって縦長先細りに形成され、袋１の下部１ｂが
尖形状を呈する。袋１は、その上部１ａにペニス挿入用
の開口部４を有する。

【００１１】袋１は、縦中心線Ｙで折曲されて互いに重
なり合う基材シート２が、基材シート２の上方から下方
へ向かって縦中心線Ｙへ近づくように弧を画いて延びる
接合域５で接合されている。

【００１２】基材シート２は、熱可塑性合成樹脂繊維で
形成された疎水性の不織布２ａと熱可塑性合成樹脂で形
成されたプラスチックフィルム２ｂとが互いに重なり合
った二層からなり、不織布２ａが袋１の外面の側に位置
し、プラスチックフィルム２ｂが袋１の内面の側に位置
している。接合域５では、プラスチックフィルム２ｂが
図３の上方へ延出し、プラスチックフィルム２ｂよりさ
らに図３の上方へ不織布２ａが延出している。接合域５
では、互いに重なり合う不織布２ａの内面どうしと、互
いに重なり合うプラスチックフィルム２ｂの内面どうし
とがドット状に塗布されたホットメルト接着剤１０を介
して間欠的に接合されている。

【００１３】基材シート２では、接合域５の耐水圧が５
０〜１５００ｍｍの範囲にある。接合域５の耐水圧が５
０ｍｍ未満の場合は、排泄された尿が接合域から滲出す
る。耐水圧が１５００ｍｍを超過する場合は、基材シー
ト２が接合域５において必要以上に硬化し、接合域５が
着用者の肌に接したときに不快感を与えることがある。
後者の場合には、接合域５におけるドット状接着剤１０
の合計塗布量が増大または該接着剤間がより密になるか
らである。

【００１４】プラスチックフィルム２ｂは、その耐水圧
が不織布２ａのそれよりも高いもので、プラスチックフ
ィルム２ｂの耐水圧が４００〜１５００ｍｍの範囲、不
織布２ａの耐水圧が２０〜１００ｍｍの範囲にある。袋
１は、たとえ不織布２ａが尿の滲出を許す程度の耐水圧
しか備えていない場合でも、耐水圧が４００〜１５００
ｍｍの範囲にあるプラスチックフィルム２ｂを袋１の内
面の側に配置しているので、プラスチックフィルム２ｂ
において尿の滲出を阻止可能であり、したがって、不織
布２ａへの尿の滲出も阻止可能である。

【００１５】袋１の周面部ｆ１には、縦中心線Ｙと接合
域５との間の寸法を二分する折曲案内部６各々が縦方向
へ延びている。袋１の周面部ｆ１は、それら折曲案内部
６で折曲され、折曲案内部６の間に延びる前面部ｆ２
と、折曲案内部６と接合域５との間に延びる両側面部ｆ
３，ｆ４とに区分されている。袋１の内部には、互いに
離間する前面部ｆ２と両側面部ｆ３，ｆ４とで囲まれた
中空部Ｓが画成されている。

【００１６】袋１の開口部４は、前面部ｆ２と両側面部
ｆ３，ｆ４との上端に囲繞され、図２に矢印Ｍ１で示す
袋１の上方へ開口する第１開口部４ａと、接合域５の上
端から第１開口部４ａへ延びる両側面部ｆ３，ｆ４に囲
繞され、第１開口部４ａに連なって図２に矢印Ｍ２で示
す袋１の側方へ開口する第２開口部４ｂとから形成され
ている。開口部４では、折曲案内部６の近傍において前
面部ｆ２の上端の一部と両側面部ｆ３，ｆ４の上端の一
部とが互いに重なり合った状態で接合されている。前面
部ｆ２と両側面部ｆ３，ｆ４とを接合する場合において
接合部位の耐水圧は、接合域５と同様に５０〜１５００
ｍｍの範囲にあることが好ましい。

【００１７】第１開口部４ａには、前面部ｆ２の上端に
沿って、袋１の横方向へ延びる弾性伸縮性部材７が伸長
状態で取り付けられている。第１開口部４ａには、側面
部ｆ４の上端に沿って、袋１の内部の側にメカニカルフ
ァスナのうちの帯状のフック部材８が取り付けられてい
る。

【００１８】パネル３は、半剛性かつ吸液性のコア３ｃ
が基材シート２に面する可撓性かつ不透液性の被覆シー
ト３ａと基材シート２の反対側に位置する可撓性かつ透
液性の被覆シート３ｂとに被覆、接合されている。被覆
シート３ａは、基材シート２に接着剤９を介して間欠的
に接合されている。パネル３は、第１，２開口部４ａ，
４ｂと接合域５の近傍とを除いて袋１の前面部ｆ２と両
側面部ｆ３，ｆ４とに配置されている。

【００１９】図４は、図１のＡ−Ａ線断面図であり、接
合域５の態様が図３のそれとは異なるものである。基材
シート２は、疎水性の不織布２ａとプラスチックフィル
ム２ｂとが互いに重なり合った二層からなり、不織布２
ａが袋１の外面の側に位置し、プラスチックフィルム２
ｂが袋１の内面の側に位置している。接合域５では、ヒ
ートシールやソニックシール等の熱融着の技術を利用し
て、基材シート２が該域にそってドット状ヒートエンボ
スで間欠的に接合されている。

【００２０】この実施の形態においても、接合域５の耐
水圧が５０〜１５００ｍｍの範囲にある。接合域５の耐
水圧が５０ｍｍ未満の場合は、接合域５から尿が滲出す
る。耐水圧が１５００ｍｍを超過する場合は、基材シー
ト２が接合域５において必要以上に硬化してしまうこと
がある。

【００２１】不織布２ａは、その耐水圧が２０〜１００
ｍｍの範囲、プラスチックフィルム２ｂは、その耐水圧
が４００〜１５００ｍｍの範囲にある。図４の袋１は、
耐水圧が４００〜１５００ｍｍの範囲にあるプラスチッ
クフィルム２ｂどうしを接合しているので、接合域５に
おいて加熱、溶融されたプラスチックフィルム２ｂが薄
弱化または脆弱化したとしても、接合域５の耐水圧を５
０〜１５００ｍｍの範囲に維持することができる。

【００２２】図５は、図１の袋１の使用状態を説明する
図である。袋１は、前面部ｆ２の上端をペニスＰの付け
根に位置させ、ペニスＰを第１開口部４ａと第２開口部
４ｂとから袋１の内部に入れる。このとき、ペニスＰを
それら開口部４ａ，４ｂから袋１の内部へ置くようにす
ればよく、開口部４から差し込む必要はないので、ペニ
スＰを袋１へ挿入する操作が容易である。ペニスＰを袋
１の内部へ入れた後は、側面部ｆ４が側面部ｆ３の上に
なるようにそれら側面部ｆ３，ｆ４を互い違いに重ね合
わせてペニスＰを包み、フック部材８を側面部ｆ３の外
側に係合させる。

【００２３】袋１をペニスＰに装着した後は、袋１の下
部１ｂを使用者の股下部に位置させる。袋１は、その上
部１ａから下部１ｂへ向かって先細形状を呈し、下部１
ｂが尖形状なので、袋１の下部１ｂを使用者の股下部に
位置させたときに、袋１の下部１ｂが使用者の股間に納
まる。袋１は、袋１の前面部ｆ２が使用者の股下部に当
接し、接合域５が使用者の股下に当たることがない。

【００２４】袋１では、基材シート２が可撓性かつ疎水
性の一層の不織布で形成されていてもよい。不織布一層
の場合は、不織布を形成する合成樹脂繊維の密度が、袋
１の外面から内面へ向かって次第に高くなっていること
が好ましく、袋１の内面の側に位置する不織布の部位の
耐水圧が８０〜３００ｍｍの範囲、袋１の外面の側に位
置する不織布の部位の耐水圧が２０〜１００ｍｍの範囲
にあることが好ましい。袋１は、袋１の内面の側に位置
する不織布の部位の耐水圧を８０〜３００ｍｍの範囲に
することで、不織布からの尿の滲出を確実に阻止するこ
とができる。

【００２５】袋１では、基材シート２が可撓性かつ疎水
性の不織布を重ね合わせた二層で形成されていてもよ
い。この場合は、袋１の内面の側に位置する不織布の耐
水圧が袋１の外面の側に位置する不織布のそれよりも高
いことが好ましく、袋１の外面の側に位置する不織布の
耐水圧が２０〜１００ｍｍの範囲、袋１の内面の側に位
置する不織布の耐水圧が８０〜３００ｍｍの範囲にある
ことが好ましい。袋１は、袋１の内面の側に位置する不
織布の耐水圧を８０〜３００ｍｍの範囲にすることで、
不織布からの尿の滲出を確実に阻止することができる。

【００２６】袋１では、基材シート２が二層を超過する
三層又は四層のシートで形成されていてもよい。基材シ
ート２が不織布とプラスチックフィルムとから形成され
ていてそれらを二層以上重ね合わせる場合は、袋１の内
面にプラスチックフィルムを配置するとともに、袋１の
外面に不織布を配置することが好ましく、プラスチック
フィルムの耐水圧を４００〜１５００ｍｍの範囲、不織
布の耐水圧を２０〜１００ｍｍの範囲にすることが好ま
しい。基材シート２の中間層では、不織布とプラスチッ
クフィルムとを重ねる順番はなく、不織布とプラスチッ
クフィルムとの少なくとも一方が位置していればよい。

【００２７】基材シート２が不織布で形成されていて不
織布を二層以上重ね合わせる場合は、耐水圧が８０〜３
００ｍｍの範囲にある不織布を袋１の内面に配置すると
ともに、耐水圧が２０〜１００ｍｍの範囲にある不織布
を袋１の外面に配置することが好ましい。

【００２８】被覆シート３ａには、可撓性かつ疎水性の
不織布、可撓性かつ不透液性のプラスチックフィルム、
または、可撓性かつ疎水性の不織布、好ましくは通気不
透液性のシートが使用される。被覆シート３ｂには、不
織布や開孔プラスチックフィルム等の可撓性かつ透液性
のシート、好ましくは透液性であって親水性のシートが
使用される。

【００２９】不織布としては、エアースルー、スパンレ
ース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボン
ド、スパンポンド、ケミカルボンド等の不織布を使用す
ることができる。不織布の構成繊維としては、ポリオレ
フィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、の各繊維、
ポリエチレン／ポリプロピレンまたはポリエステルの複
合繊維等を使用することができる。

【００３０】コア３ｃは、主としてフラッフパルプと超
吸収性ヒドロゲル粒子との混合物が圧縮されて、その全
体がティシュペーパ等の透水性シート（図示せず）によ
って被覆されている。弾性部材７としては、弾性的に伸
縮可能なシート状の、ポリウレタンフォーム、合成ゴム
フォーム、ポリスチレンフォーム、または、弾性的に伸
縮可能なウレタンフィルムのいずれかを使用することが
できる。

【００３１】被覆シート３ａ，３ｂの接合やコア３ｃの
接合、弾性部材７やフック部材８の取り付け等には、ホ
ットメルト接着剤等の接着剤や粘着剤の他に、ソニック
シールやヒートシール等の熱融着の技術を利用すること
ができる。

【００３２】パネル３としては、コア３ｃが不透液性の
被覆シート３ａと透液性の被覆シート３ｂとに被覆され
たものの他に、コア３ｃが透液性の被覆シート３ｂに包
被されたものや基材シート２と透液性被覆シート３ｂと
の間にコア３ｃが介在するものであってもよい。

【００３３】この発明は、その内部に中空部が形成され
た袋１の他に、上面部と下面部とを有し、それら上面部
と下面部とが重なり合う扁平の袋にも実施することがで
きる。

【００３４】

【発明の効果】本発明に係る使い捨ての男性用尿取り袋
によれば、袋の接合域が間欠的に接合されているので、
該接合域があまり剛性にならず、しかもその間欠的接合
にもかかわらず、耐水圧が５０〜１５００ｍｍの範囲に
あるので、該接合域から尿が滲出することがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】前面部の側から示す使い捨て尿取り袋の部分破
断斜視図。

【図２】両側面部の側から示す図１の袋の斜視図。

【図３】図１のＡ−Ａ線断面図。

【図４】図１のＡ−Ａ線断面図。

【図５】袋の使用状態を説明する図。

【符号の説明】

１ 使い捨ての男性用尿取り袋 ２ 基材シート ２ａ 不織布 ２ｂ プラスチックフィルム ３ 体液吸収性パネル ４ 開口部 ５ 接合域 ６ 折曲案内部 ｆ１ 周面部 ｆ２ 前面部 ｆ３，ｆ４ 両側面部 Ｓ 中空部 Ｙ 縦中心線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 典之 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−７ ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Ｆターム(参考） 4C098 AA09 CC33 CC38 CD01 CE07 DD03 DD05 DD10 DD12 DD13 DD24 DD25 DD26 DD28

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 可撓性かつ不透液性の基材シートがその
   縦方向へ延びる互いに重なり合う両側縁に沿って画成さ
   れた接合域で接合されることで、上部にペニス挿入用の
   開口部を有する袋が形成され、前記袋がその内部に体液
   吸収性パネルを備えている使い捨ての男性用尿取り袋に
   おいて、 前記接合域が間欠的に接合され、該接合域の耐水圧が５
   ０〜１５００ｍｍの範囲にあることを特徴とする前記
   袋。
2. 【請求項２】 前記接合域における間欠的接合が、多数
   のドット状に塗布された接着剤でなされている請求項１
   に記載の袋。
3. 【請求項３】 前記接合域における間欠的接合が、多数
   のドット状ヒートエンボスでなされている請求項１に記
   載の袋。
4. 【請求項４】 前記基材シートが熱可塑性合成樹脂繊維
   で形成された疎水性の不織布であり、前記合成樹脂繊維
   の密度が前記袋の外面から内面へ向かって次第に高くな
   っている請求項１〜３のいずれかに記載の袋。
5. 【請求項５】 前記基材シートが、熱可塑性合成樹脂繊
   維で形成された疎水性の不織布と、熱可塑性合成樹脂で
   形成されていて前記耐水圧が前記不織布のそれよりも高
   い不透液性のプラスチックフィルムとを重ね合わせた少
   なくとも二層からなり、前記不織布が前記袋の外面の側
   に配置されている請求項１〜４のいずれかに記載の袋。
6. 【請求項６】 前記基材シートが熱可塑性合成樹脂繊維
   で形成された疎水性の不織布を重ね合わせた少なくとも
   二層からなり、前記袋の内面を形成する前記不織布の耐
   水圧が前記袋の外面を形成する前記不織布のそれよりも
   高い請求項１〜５のいずれかに記載の袋。
7. 【請求項７】 前記接合域が前記袋の上部近傍から下部
   へ向かい前記袋の縦中心線へ次第に近づくように延びる
   ことで、前記袋が前記下部へ向かって先細りに形成さ
   れ、前記袋の周面部が、前記縦中心線と前記接合域との
   間の寸法を二分して縦方向へ延びる折曲案内部各々で折
   曲されることで、前記折曲案内部の間に延びる前面部と
   前記折曲案内部各々から前記接合域へ延びる両側面部と
   に区分されている請求項１〜６のいずれかに記載の袋。