JPS6069114A - ハロゲン含有樹脂レンズ - Google Patents

ハロゲン含有樹脂レンズ

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JPS6069114A
JPS6069114A JP17669183A JP17669183A JPS6069114A JP S6069114 A JPS6069114 A JP S6069114A JP 17669183 A JP17669183 A JP 17669183A JP 17669183 A JP17669183 A JP 17669183A JP S6069114 A JPS6069114 A JP S6069114A
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輝夫 阪上
Yasufumi Fujii
康文 藤井
Naohiro Murayama
村山 直廣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン含有樹脂レンズ材料に、更に詳しく言
えば高屈折率かつ低分散を有するノ・ロゲン含有樹脂レ
ンズ材料に、関するものである。
従来、光学機器には種々の無機ガラスレンズが使用され
てきたが1合成樹脂レンズがその軽量性、加工性、安定
性、染色性、大量生産性、低コストの可能性などから無
機ガラスレンズと共に広く使用され始めている。
レンズにめられる様々な物性の中で、高屈折率であるこ
とおよび低分散であることは極めて重要なものである。
高屈折率を有することは、例えば、顕微鏡、写真機、望
遠鏡等の光学機器や眼鏡レンズ等において重要な位置を
占めるレンズ系をコンノセクトにし、また軽量化するだ
けでなく、球面等の収差を小さく抑える利点を有する。
一方、低分散であることが色収差を小さくできる点で極
めて重要であることは言うまでもない。
しかし、一般に合成樹脂レンズにおいても、無機ガラス
レンズと同様に高屈折率レンズは高分散、低屈折率レン
ズは低分散という傾向がある。例えば、現在眼鏡用有機
レンズとして最も普及しているレンズ材料にジエチレン
グリコールビス71Jルカーデネート(以下CR−39
という)があるが、CR−39はアツベ数がシ=60と
高い(即ち分散は低い)けれども屈折率はnD=1.5
0と極めて低いものである。レンズ材料として一部使用
されている4リメチルメタクリレートも、CR−39と
同様にアツベ数がν=5Qと高いが、屈折率は1D=1
.49と低い。比較的高屈折率かつ低分散と言われるポ
リスチレン(nD== 1−59、y = 30.4 
)およびポリカーゼネート(nn == 1−59 、
v ;29−5 )は、レンズ材料として必要とされる
他の物性、例えば表面硬度、耐溶剤性等に欠けることが
指摘されている。
高屈折率であるプリナフチルメタクリレート(n。
=1.64)およびポリビニルナフタレン(n D=1
−68 )は、アツベ数がそれぞれν=Uおよびν=加
と低いものくなっており、いずれの材料にも問題が多い
近時、高屈折率を目的としてハロゲン置換ビスフェノー
ルA誘導体をプラスチックレンズ材料に使用することが
提案されており、例えば特開昭郭−28117号、特開
昭57−54901号各公報等が知られている。しかし
、そこで開示されている共重合体は高屈折率であること
を特徴とするものの、アツベ数については何等の言及も
ない。
従って、高屈折率、低分散、透明性、耐溶剤性等にすぐ
れたプラスチックレンズ材料が要望されていた。
発明の概要 要旨 本発明は上記の点に解決を与えることを目的とし%特定
の共重合体によってこの目的を達成しようとするもので
ある。
すなわち、本発明による合成樹脂レンズ材料は、下式(
1)で表わされる単量体+1)20〜70重量%および
下式(1)で表わされる単量体(1)20〜50重量%
からなり、かつ両型量体の合計が70重量嘔以上である
共重合体(1は、いずれも共重合体重量基準)からなる
こと、を特徴とするものである。
C式中、R1は水素またはC1〜C2アルキル基、Xl
はフッ素を除くハロゲン原子1mはθ〜4から選ばれる
整数。それぞれ複数個存在するR1.Xlおよびmは、
同一でも異なってもよい。)2 (式中、R2%言水素またはC1〜C2のアルキル基、
然言フッ素を除(ハロゲン原子、pはハロゲン置換数を
表わし%1〜5より選ばれる整数、nは1〜4より選ば
れる整数。複数個存在する場合のX2は、同一でも異な
ってもよい。)AL」( 本発明の共重合体は、単量体(11)が50重量%以下
なので単量体(璽)に由来する着色性が問題とならすか
9単量体(11も70重量%以下であるため重合時の取
扱の困難性がなく、また単量体(1)と単量体([1の
合計量が70重量%以上であるため単量体(りおよび(
璽)の有する固有の高屈折率および低分散の特徴が損な
われることなく、表面硬度、耐溶剤性、高屈折率(望ま
しくはn臂= 1.56以上)および低分散(望ましく
はν;(資)以上)の/Jランスのとれたすぐれたレン
ズ材料を提供するものである。
3、発明の詳細な説明 共重合体 単量体+11 本発明における合成樹脂レンズ材料を構成する共電合体
の一方の成分である単量体(1)は、上述の(11式で
示される極めて粘稠な液体もしくは固体状の単量体であ
る。
ハロゲン原子(Xl)としては塩素J臭素またはヨウ素
が用いられるが、生成共重合体の経時的な安る。nはθ
〜4の整数である。nの値が小さいほど表面硬度の大き
い共重合体が得られる反面衝撃性が低下する傾向がある
ので、使用目的に応じて0〜4の中から適当な整数が選
択される。nが5以上になると生成共重合体は表面硬度
が低下するので1合成樹脂レンズ材料として好ましくな
い。式(り中にR1、nおよびXlがそれぞれ複数存在
するが、各々同一であっても異っていてもよい。
単量体(1)としては2,2−ビス−(4−111り四
キシエトキシー3,5−ジデロモフェニル)ゾ′aパン
、2.2−ビス−(4−メタクリロキシジェトキシ−3
,5−ジブロモフェニル)プロパン、2.2−k”スー
(4−711) CIキシエトキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)ゾロ79′/、2.2−ビス−(4−アクリ
ロキシジェトキシ−3,5−ジブロモフェニル)ゾロノ
ぐン、2,2−ビス−(4−メタクリロキシエトキシ−
3,5−ジクロロフェニル)プロパン、 2 * 2−
 ビス(4−アクリロキシエトキシ−3,5−ジクロロ
フェニル)プロノ9ン、2.2−ビス−(4−アクリロ
キシジェトキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロノぐ
ン等が挙げられる。
単量体(Ill 共重合体の他の成分を構成する単量体(1)は、上述の
式(厘)により示される単量体である。
ハロゲン原子(x2)としては塩素、臭素またはヨウ素
が一般的であるが、生成共重合体の屈折率が高いことな
らびに経時的な安定性の意味から、塩素または臭素がよ
り好ましく用いられる。nの数は生成共重合体のレンズ
特性に重要な意味を持っており、5以上の値では生成共
重合体の表面硬度が乏しくかつ屈折率が低下する傾向が
ある。従って、本発明では1〜4より選ばれる整数が用
いられる。pの値は屈折率に一番大きな影響を与える。
この値を1より5まで変化させることKよって、目的に
合った屈折率のレン−eを設計することができる。
式+1)で示される単量体としては、例えば、(メタ)
アクリロキシエトオキシジブロムベンゼン、(メタ)ア
クリロキシを+チ命ヤエトキシー2゜4.6−)リブロ
ムベンゼン、(メタ)アクリロキシジェトキシ−2,4
,6−)リブロムベンゼン、(メタ)アクリロキシエト
キシ−4−ブロムベンゼン、(メタ)アクリロキシエト
キシトリクロ/L/ベンゼン、(メタ)アクリ四キシエ
トキシペンタゾ四ムベンゼン等を挙げることができる。
こへで[(メタ)アクリロキシ」とはアクリル酸および
メタクリル酸から誘導された基ないし構造のいずれをも
包含するものである。
共単量体 本発明による共重合体は、0〜30重量%の範囲内で上
記両年量体と共重合可能な単量体を共単量体として含む
ものであってもよい。単量体(1)および(1)と共重
合し得る単量体の一例をあげると、イソブチルアクリレ
ート、nブチルアクリレート等のアクリル酸アルキルエ
ステル、イソブチルメタクリレート、nブチルメタクリ
レート等のメタクリル酸アルキルエステル、スチレン、
ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン等の芳香族ビニル
化合物、アリルシンナメート、ジアリルフタレート、ト
リアリルイソシアヌレート等のアリル化合物等があげら
れる。これらの単量体は使用レンズの目的に応じてその
量、種類を変化させることが可能である。
共重合体組成 本発明の共重合体は、単量体+1120〜70重量係、
単量体(11120−50重量%からなり、かつ両者の
和が70重量%以上(すなわち、共単量体は0−3Q重
量q6)であることを特徴とするものである。
本発明において単量体+1)と単量体(1)の両方が必
要な理由は、下記の通りである。すなわち単量体(1)
のみでは、単量体(1)に由来する着色性が問題となる
と共にこれJ智能性なのでその単独重合体は有機溶剤に
浸され易くかつ表面硬度も低いものし度を向上させるこ
とが必要となるが、一般の架橋剤単量体では単量体(1
1の高屈折率かつ低分散の特徴が失われてしまう。本発
明は、高屈折率かつ低分散共重合体を与える架橋剤単量
体を探索した結果、単量体(りが単量体(1)と共重合
!l:に富入かつその共重合体が高屈折率を有しながら
低分散性を維持することを見出してなされたものである
単量体(1)の量が余りに多いと系が極めて粘稠となっ
て重合時の取扱いが困難となるおそれがあるので単量体
(1)の量は20〜70重量%であり、単量体(璽)の
使用量も余りに大にすぎると生成共重合体の着色性およ
び表面硬度等の点で好ましくない。また、両者の和が7
0重量−未満であると生成共重合体は高屈折率および低
分散をもつことができない。
重合 上記の単量体の重合は、通常のラジカル重合開始剤で進
行する。
重合方式も、通常のラジカル重合に慣用されるものであ
りうる。しかし、生成共重合体が架橋していて溶融ない
し溶解を伴なう処理が事実上不可能であるから、プラス
チックレンズに利用の観点から注型重合が一般的に好ま
しい。
注型重合法は周知の技術である。注型重合容器としては
、板状、レンズ状、円筒状、角柱状、円錐状、球状、そ
の他用途に応じて設計された鋳型または型枠その他が使
用される。その材質は、無機ガラス、プラスチック、金
属など合目的的な任意なものでありうる。重合は、この
ような容器内に投入した単量体と重合開始剤との混合物
を必要に応じて加熱することによって行なう場合の外に
、別の容器である程度の重合を行なわせて得たプレポリ
マーないしシロップを重合容器に投入して重合を完結さ
せる態様によって行なうこともできる。
所要単量体および重合開始剤は、その全量を一時に混合
しても、段階的に混合してもよい0また、この混合物は
、生成共重合体に期待する用途に応じて、帯電防止剤、
着色料、充填剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、酸化防止剤
、その他の補助資材を含んでいてもよい。
本発明重合法の具体例の他の一つは、所要単量体および
重合開始剤の混合物またはプレポリマーを水中に懸濁さ
せて重合を行なわせる方法、すなわち懸濁重合、である
。この方法は、各種粒径の球状のレンズを得るのに適し
ている。懸濁重合法も周知の技術であり、本発明でも周
知の知見に従って適宜実施すればよい。
得られた共重合体は、完結していないかも知れない重合
を完結させるためないし硬度をあげるために加熱し、あ
るいは注型重合によって内包された歪を除去するためア
ニーリングを行な5等の後処理を行なうことができるこ
とはいうまでもない。
レンズ 本発明の共重合体から得られるレンズは、レンズ材料が
本発明の特定単量体からなる架橋共重合体であるという
点を除けば、従来の合成樹脂レンズと本質的には変らな
い。従って、注型重合法によって本共重合体を直接にレ
ンズとして得るか。
あるいは板材その他から削り出すかし、必要に応じて表
面研磨、帯電防止処理その他の後処理を行なえば、本発
明共重合体生得の諸特注を有するレンズが得られる。更
に表面硬度を上げるべく無機質材料を表面蒸着等により
塗被することも勿論可能である。
実験例 実施例1 2.2−ビス−(4−メタクリ四キシエトキシ−3,5
−−、tブロモフェニル)ソロノをン60ffi量N、
1−アクリロキシエトキシ−2,4,6−)リブpモベ
ンゼン40重量部、および重合開始剤としてのラウロイ
ルパーオキサイド1重量部に紫外線吸収剤(チバガイギ
ー社製商品名[チヌピン328J )+1.5重量部を
添加して、混合物を作った。
これをガラス容器中に入れ、充分に脱気窒素置換後%S
o℃で1時間、60℃で15時間、80℃で2時間およ
び110℃で1時間加熱して1重合を完結させた。
この様にして得られた共重合体は、はぼ無色であり、三
次元的架橋構造を有していてアセトン、トルエン等の有
機溶剤に溶解することはなかった。
この共重合体は表面硬度にも優れていて、JIS(K 
−5400)に基づく鉛筆硬度で2Hから3Hな示した
。この共重合体のアツベ屈折計で測定した20’Cにお
ける屈折率およびアツベ数は、次の通りである。
屈折率 n: = 1.603 アツベ数 ν = 34.1 この様に本実施例からなる共重合体は、光学物性に丁ぐ
れていて極めて良好なレンズ材料を提供するものである
実施例2 2.2−ビス−(4−メタクリロキシエトキシ−3,5
−−)ブロモフェニル)フロパン40fi量部−1−ア
クリロキシエトキシ−2,4,6−)リゾロモベンゼン
40重量部、およびイソブチルメタクリレート20重量
部の混合物に、計1重量部の紫外線吸収剤(チノ?ガイ
ギー社製商品名「チヌビン328J ’) 0.5重量
部と抗酸化剤(チノ々ガイギー社製商品名[イルガノッ
クス245J ) 0.5重量部とを添加し、これに重
合開始剤としてラウロイルノぞ−オキサイド1重量部を
加えて実施例1に準じて重合を行なって、共重合体を得
た。
このようにして得られた共重合体は、はぼ無色であり、
耐溶剤性がすぐれていた。鉛筆硬度は2Hであった。加
℃における屈折率、アツベ数は、以下の通りである。
屈折率 no =1−57 アツベ数 ν = 37.7 出願人代理人 猪 股 清 手続補正書 昭和団年12月工0日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和団年特許願第176691号 2、発明の名称 ハロゲン含有樹脂レンズ材料 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 (110)呉羽化学工業株式会社 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 (1) 8、補正の内容 (1)明細書第6百下から第9−6行 「本発明の〜がなく、」を 「単量体(I)単独では固体状のため重合時の取扱いが
困難であるが、単量体(n)は室温下で液状であるため
、両者の混合物は重合時の取扱いが容易である。」と補
正する。
(2)同第7頁第7行 「極めて粘稠な液体もしくは固体状」を、「常温で白色
の結晶状」と補正する。
(3)下記の個所のrnJを、rmJと補正する。
(イ)明細書第7頁 第14行 (ロ) 同 第14行 (ハ) 同 第17行 に) 同 第加行 (4)同第8頁第13行 「ル)プロパン等」の後に「もしくはこれらの混合物」
を加入する。
(5) 同第9頁第10行 「エトオキシ」を、「エトキシ」と補正する。
(2) (6)同第9頁第17行 「タブロムベンゼン等」の後に、「もしくけこれらの混
合物」を加入する。
(7)同第11頁第3′−4行 [単量体(II)に由来する着色性が問題となる」を「
巣独重合が起りにくい」と補正する。
(8)同第11頁第14行 「ものである。」の後に、「しかも、単量体(II)は
染色性に冨むので、これを含む共重合体は染色性がすぐ
れているという利点を持つ。」を加入する。
(9)同第11頁第17行 「であり、」の後に、「常温で液体である」を加入する
00)同第11頁第19行 「着色性」を、「重合性」と補正する。
01)同第14頁第9行 「塗被することも」を、「塗被したり有機系コート剤を
デイツピ籾ング等により塗被することも」と補正する。
αa 同第15頁最終行 「アクリロキシエトキシ」を、「アクリロキシジェトキ
シ」と補正する。
al 同第16頁第1行 「0モベンゼン」を「ロモベンゼン(エトキシ、トリエ
トキシ化合物を含む)」と補正する。
(3) 手続補正書 昭和59年10月23日 特許庁長官 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和58年 特許願 第176691号2 発明の名称 ハロゲン含有樹脂レンズ材料 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (110)呉羽化学工業株式会社 4代理人 明細書の「特許請求の範囲」および 「発明の詳細な説明」の各欄。
(1> (4) 8、補正の内容 1)、特許請求の範囲を、別紙の通りに補正する。
2)、明細書を、下記の通りに補正する。
(1) 第9頁第5行 「れる。」の次に下記の文章を追加する。
[勿論、1〜4の範囲で混合されたものも用いられ得る
□。特にn=2〜4(単独であっても混合物の平均値で
あってもよい)のものが融点が低くて粘性の低い液体で
あるため、取扱いが容易であり、また耐衝撃性のすぐれ
た共重合体を与えるので好ましい。] (2) 第10頁下から第3行 「単量体(I)20〜50重量%」を [単量体(T[)20〜50重但%、好ましくは30〜
50重量%、」と訂正 (3) 第9頁第9行 「式(I)」を 「式(■)」と訂正 (4) 第12頁第4行 −つ − 「進行する。」の次に下記の文章を追加する。
[しかし、パーオキシジカーボネートやアゾ化合物等は
重合温痩や開始剤の開を調節しないと重合時に着色を生
じるおそれがあるので、重合時の着色および生成共重合
体の高温時の着色が無視できて透明性のすぐれた共重合
体が容易に得られるジアシルパーオキサイドを使用する
ことが望ましい。ジアシルパーオキサイドとしては、た
とえば、ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオ
キサイド、アセチルパーオキサイドが用いられ、その中
でも特に脂肪族のものが好ましい。」(5) 第10頁
第6〜9行 [ツブチルアクリレート、〜ジビニルベン]を次のよう
に訂正する。
[ツブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート等の
アクリル酸アルキルエステル(アルキル基のC数1〜6
)、イソブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレ
ート等のメタクリル酸アルキルエステル(アルキル基の
C数1〜6)、エチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート等の多官能ア
クリルもしくはメタクリル酸エステル、スチレン、ジビ
ニルベン」 (6) 第10頁第15行 「る。」の後に、下記の文章を加入する。
[しかし、共重合体が芳香環を有する場合は、生成共重
合体の屈折率を上げる効果はあるが、疎水性が増加する
ので、単量体(II)が有する染色性を弱める傾向があ
り、またレンズの耐衝撃性も低下させる。従って、芳香
環を有する共単量体は、目的に応じて使用する注意が必
要である。一方、芳香環を有しない共単量体は、その様
な弊害はないけれども、屈折率を低下させる。しかし、
特にアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル
単量体の使用は、単量体混合物の粘度を低下させて注型
重合が容易になるだけでなく気泡を全く含まないレンズ
を作り易く、またアツベ数の向上−3− も期待できるので、好ましいものである。また、多官能
性アクリルもしくはメタクリル酸エステルの場合は、ア
ツベ数の向上とともに、単量体(1)の架橋効果を助長
して耐溶剤性を向上させる点で、これ等の単量体の使用
も好ましい。」 (7) 第16頁第15行以下に下記実施例を追加する
「犬1」L一旦 2.2−ビス(4−メタクリロキシエトキシ−3,5−
ジブロモフェニル)プロパン50重量部および1−メタ
クリロキシジェトキシ−2,4゜6−ドリブロモベンゼ
ン50重量部を混合した。
この単量体混合物の粘度は30℃で約2200センチボ
イズ(C11>であった(粘度は、東京計器製造所製B
型粘度計により測定した)。この混合物を実施例1に準
じた方法で重合に付した。得られた共重合体はほず無色
であり、耐溶剤性がすぐれていた。20℃における屈折
率およびアラへ数は以下の通りである。
0 屈折率n、=1.608 − 4 − アツベ数ν=33.8 また、この単量体混合物をガラスモールド中での注型重
合に付して、中心厚さが2 M %度数−2,5のレン
ズを試作した。得られたレンズはぶち(コバ)に微小の
気泡を含むものが若干みられたが、全体としてひずみの
ない透明性の良好なものであった。このレンズについて
落球テスト〔アメリカFDA規格(ASTM F−65
9)、16gの鋼球を高さ1.27mから自然落下させ
てレンズの破損割合を測定する。〕を行った結果、ひび
割れを生じたものは30%以下であった(一般のガラス
レンズでは100%が破損する)。また、このレンズを
[スミカロンブルー−E−FBしく住友化学■製)’1
.5fi/H2O1リットルの水溶液中に80℃で20
分間浸漬したところ、鮮やかなブルーの染色が認められ
、本レンズは染色性にすぐれたものであることが判る。
なお、本実施例で1−メタクリロキシジェトキシ−2,
4゜6−トリブロモベンゼンの代りにスチレン50重量
部を用いた共重合体から作製したレンズは、同様の染色
性テストの結果、染色性を全く示さなかった。
火」1引−」。
2.2−ビス(4−メタクリロキシエトキシ−3,5−
ジブロモフェニル)プロパン50重量部および0℃で液
状を呈する1−メタクリロキシポリエトキシ−2,4,
6−トリブロモベンゼンに)で、ポリエトキシとは単量
体(I)でn=2およびn=3が90%程度の主成分で
あり、他にn=1およびn=4が10%程度混合された
平均n=2.2の混合物をさす)50重量部を混合した
。この混合物は、液状であった(30℃で2000Cr
l)。
実施例1に準じた重合方法により得られた共重0 合体は、屈折率no =1.606、アツベ数ν=33
.5を有するものであった。
注型重合によって得られた中心厚さ2℃m、度数−2,
5のレンズは、そのコバに微小な気泡を有するものが若
干みられたが、全体としてひずみのない透明性の良好な
ものであった。落球テストの結果、ひび割れを生じたも
のは全く無く、すぐれた耐衝撃性を示した。また、実施
例3に準じて染色テストを行ったところ、充分な染色性
を示した。
実施例 5 2.2−ビス−(4−メタクリロキシエトキシ−3,5
−ジブロモフェニル)プロパン60重量部、およびnの
数が平均2.2の1−アクリロキシポリエトキシ−2,
4,6−トリブロモベンゼン40重量部を混合した。こ
の混合物は液状であり(30℃で2000CE1)、注
型重合が可能であった。
実施例1に準じて重合を行って得た共重合体は、0 屈折率no =1.605、アツベ数シー33.4であ
った。また、染色性も良好であった。この単量体混合物
から注型重合により実施例3と同様のレンズを作製して
、落球テストを行った。ひび割れを生じるものは皆無で
あった。
比較例 1 実施例4で1−メタクリロキシポリエトキシ−2,4,
6−トリブロモベンゼンの代りにメタクリロキシ−2,
4,64リブロモベンゼン50重励部を使用した。単量
体混合物は固体状であり、モールド中で容易に注型重合
することができなかった。ステンレス鋼製容器中で^温
で溶融させて重合を行った。厚さ3111Iの板につい
て実施例3に準じた落球テストを行ったところは、10
0%破砕した。また、染色性も認められず、エトキシ基
を有する本発明の単量体(II)がすぐれていることが
判る。
一施例 6および7 実施例4で用いたものと同じ1−メタクリロキシポリエ
トキシ−2,4,6−トリプロモベンゼン45重量部、
2.2−ビス−(4−メタクリロキシエトキシ−3,5
−ジブロモフェニル)プロパン45重ω部およびエチレ
ングリコールジメタクリレート10重量部を添加混合し
た。
この混合物の粘度は、30℃で300cpと極めて低い
ものであった(実施例6)。また、同様の組成物で50
重置部、45重量部および5重量部の混合物の粘度は、
約1,100C11であった(実施例7)。いずれの組
成も実施例4に比べ粘度が低くて、注型重合に極めて適
したものであった。
これ等の混合物について実施例4に準じてラウロイルパ
ーオキサイド1重量部を用いて注型重合を行って、中心
厚さ約2jI#11度数約−2,25のレンズを試作し
た。得られたレン°ズはひずみのない透明性の良好なも
のであった。また、レンズには気泡が全く認められなか
った。このことは、単量体粘度がレンズ製造上重要な因
子であることを示すものである。それぞれの組成物のレ
ンズの屈折率およびアツベ数は次に示す通りである。
実施例6 1.596 34.3 実施例7 1.599 34.2 これ等のレンズについて実施例3に準じて落球テストを
行ったところ、両者とも全くヒビ割れを生ぜず、耐衝撃
性に優れていた。また、実施例3に準じてレンズの染色
テストを行ったところ、充分な染色性を有していた。
世敗璽−1 実施例7で1−メタクリロキシポリエトキシ−2,4,
6−トリブロモベンゼンの代りにメタクリロキシ−2,
4,6−トリブロモベンゼンを50重量部使用したもの
は、固体状であって常温でガラスモールド中で全く注型
重合ができず、レンズは得られなかった。従って、ステ
ンレス鋼製容器中で高温で溶融させて重合を行って厚さ
3履の板を作り、実施例3に準じて落球テストを行った
ところ、100%破砕した。また、染色性もほとんど認
められなかった。これにより、1−メタクリロキシポリ
エトキシ−2,4,6−トリブロモベンゼンの有用性が
判る。
実施例 8 実施例4で用いた1−メタクリロキシ−ポリエトキシ−
2,4,6−トリブロモベンゼン50重量部、2.2−
ビス=(4−メタクリロキシエトキシ−3,5−ジブロ
モフェニル)プロパン40重鎖部およびイソブチルメタ
クリレート10重量部を混合した。この混合物の粘痕は
、約250cpであった。
注型重合は容易に行なわれた。実施例4に準じてワウ0
イルパーオキサイド1重量部を用いて注型重合を行って
、中心厚さ約2 m 、度数的−2,25のレンズを作
製した。得られたレンズはひずみがなく、透明で気泡の
全くない良好なも0 のであった。このレンズの屈折率n、=1.598、ア
ツベ数ν=34.2であった。これ等のレンズは落球テ
ストの結果、100%ひび割れがなく、また染色性も良
好であった。
−11− 特許請求の範囲 上エ 下式(I)で表わされる単量体(I)20〜70
重量%および下式(IF)で表わされる単量体(II)
20〜50重饅%からなり、かつ両車量体の合計が70
重量%以上である共重合体(%はいずれも共重合体重量
基準)からなることを特徴とする、合成樹脂レンズ材料
1 一←c+2−CH2−0−塙υC=CH2(I)  1− 一 12 − (式中、R1は水素または01〜C2のアルキル基 x
lはフッ素を除くハロゲン原子、mは0〜4から選ばれ
た整数。それぞれ複数個存°在するR1、×1およびm
は、同一でも異なってもよい)2 基、×2はフッ素を除くハロゲン原子、pはハロゲン置
換数を表わし、1〜5より選ばれる整数、nは1〜4よ
り選ばれた整数。複数個存在する場合の×2は、同一で
も異なってもよい。)−2− 3、一般式(II)においてn=2〜4(単独= 3−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下式(夏)で表わされる単量体(1)20〜70重量%
    および下式(璽)で表わされる単量体(1)20−50
    重量%からなり、かつ両型量体の合計が70重量−以上
    である共重合体(俤はいずれも共重合体重量基準)から
    なることV%徴とする、合成樹脂レンズ材料。 (式中、R1は水素またはC□〜C2のアルキル基、X
    〜まフッ素を除くハロゲン原子、mはO〜4から選ばれ
    た整数。それぞれ複数個存在するR1x%よびmは、同
    一でも異なってもよい)(式中、 R’を水素またはC
    1〜C2のアルキル基、x’4t−zフッ素を除く)・
    四ゲン原子、pけノ・ロゲン置換数を表わし、1〜5よ
    り選ばれる整数、nは1〜4より選ばれた整数。複数個
    存在する場合のX2は、同一でも異なってもよい。)
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