JP2001204348A - クーラーボックスの蓋部ロック構造 - Google Patents

クーラーボックスの蓋部ロック構造

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JP2001204348A
JP2001204348A JP2000019068A JP2000019068A JP2001204348A JP 2001204348 A JP2001204348 A JP 2001204348A JP 2000019068 A JP2000019068 A JP 2000019068A JP 2000019068 A JP2000019068 A JP 2000019068A JP 2001204348 A JP2001204348 A JP 2001204348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クーラーボックスの蓋部ロック構造におい
て、蓋部が解除された状態でも、レバー部材及び係止部
材がハンドル操作の邪魔にならず、また不快な音が発生
するのを抑えることにある。 【解決手段】 この蓋部ロック構造4は、上部に開口部
を有する容体部2と、容体部2の開口部に開閉自在又は
着脱自在に装着された蓋部3とを有するクーラーボック
ス1に用いられ、軸受部11と、レバー部材13と、係
止受け軸14と、係止受けフック16と、係止部材16
とを備えている。11は2に設けられている。13は基
端部13aが11に回動自在にかつ上下方向に移動自在
に支持されている。14は3の縁部に形成されている。
15は2の開口縁部に形成されている。16は、13a
が13に回動自在に連結され、先端部16cが14及び
15の一方に選択的に係止可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋部ロック構造、
特に、上部に開口部を有する容体部と、容体部の開口部
に開閉自在に装着された蓋部とを有するクーラーボック
スの蓋部ロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】クーラーボックスは、一般に、上部が開
口されて魚などを収納するための空間が形成された容体
部と、容体部に開閉自在に装着された蓋部とを備えてい
る。この種のクーラーボックスは、蓋部を閉めた状態で
ロックするためのロック構造を備えている。一般的なロ
ック構造は、容体部の開口縁部に沿って設けられた支持
軸と、蓋部の縁部に沿って形成された係止受け部と、一
端部が支持軸に回動自在に装着されたレバー部材と、基
端部がレバー部材の他端部に回動自在に連結されるとと
もに係止受け部に係止可能なフックが先端部に形成され
た係止部材とを有している。
【0003】このようなロック構造では、容体部に対し
て蓋部をロックする場合は、まず、係止部材のフックを
係止受け部に係止させる。このとき、レバー部材は係止
部材と連動し、レバー部材と係止部材との連結部分は容
体部側面の外側に張り出した状態となる。次に、レバー
部材の外側の端部を下方に旋回させると、係止部材は下
方に移動し、その先端のフックが係止受け部に圧接され
て強固に係止される。この状態では、レバー部材及び係
止部材が側面に沿って並んだ状態となる。
【0004】蓋部のロックを解除する場合は、前記とは
逆にレバー部材の端部を外側に旋回させ、係止部材を上
方に移動させる。すると、係止部材のフックが係止受け
部から離れ、これにより蓋部のロックが解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなロック構
造の近傍には、通常、クーラーボックスを持ち運ぶため
のハンドルが回動自在に装着されている。蓋部が閉じら
れてロックされているときは、レバー部材及び係止部材
は、上述のように容体部側面に沿って配置されているた
め、ハンドル操作の支障にならない。
【0006】しかし、蓋部のロックが解除された状態で
は、レバー部材及び係止部材は、容体部側面に固定され
ず、クーラーボックスの外側に延びるように突出してい
るため、ハンドル操作に支障をきたす場合がある。ま
た、ロックが解除されてレバー部材及び係止部材が固定
されていない状態では、レバー部材及び係止部材が互い
に衝突し、音が発生する。このような衝突音は聞く者に
不快感を与える。
【0007】本発明の目的は、クーラーボックスの蓋部
ロック構造において、蓋部が解除された状態でも、レバ
ー部材及び係止部材がハンドル操作の邪魔にならず、ま
た不快な音が発生するのを抑えることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係る蓋部ロック
構造は、上部に開口部を有する容体部と、容体部の開口
部に開閉自在又は着脱自在に装着された蓋部とを有する
クーラーボックスに用いられるものであって、軸受部
と、レバー部材と、第1係止受け部と、第2係止受け部
と、係止部材とを備えている。軸受部は容体部に設けら
れている。レバー部材は基端部が軸受部に回動自在にか
つ上下方向に移動自在に支持されている。第1係止受け
部は蓋部の縁部に形成されている。第2係止受け部は容
体部の開口縁部に形成されている。係止部材は、基端部
がレバー部材に回動自在に連結され、先端部が第1係止
受け部及び第2係止受け部の一方に選択的に係止可能で
ある。
【0009】この蓋部ロック構造では、閉じられた蓋部
を容体部に対してロックする場合は、レバー部材を上方
に移動させ、閉じられた蓋部の第1係止受け部に係止部
材の先端部を係止させる。そして、レバー部材の先端部
を下方に旋回させると、係止部材の基端部は下方に移動
する。これにより、係止部材の先端部が第1係止受け部
に圧接されて確実に係止し、蓋部は容体部に固定され
る。
【0010】逆に、容体部に対する蓋部のロックを解除
する場合は、レバー部材の先端部を上方に旋回させる。
すると、係止部材の基端部が上方に移動する。これによ
り、係止部材の先端部が第1係止受け部から離れ、係止
部材の第1係止受け部に対する係止を解除することが可
能となる。また、容体部に対する蓋部のロックが解除さ
れた状態において、レバー部材及び係止部材を容体部に
固定する場合は、まずレバー部材を下方に移動させる。
この状態では、係止部材も下方に移動するので、係止部
材の先端部を蓋部の第1係止部より下方に位置している
容体部の第2係止受け部に係止することが可能である。
そして、係止部材の先端部を容体部の第2係止受け部に
係止し、レバー部材を下方に旋回させる。これにより、
係止部材の先端部が容体部の第2係止受け部に圧接され
て係止される。
【0011】ここでは、蓋部のロックが解除された状態
において、係止部材の先端部を容体部の第2係止部に係
止して、レバー部材及び係止部材を容体部に固定するこ
とが可能である。したがって、蓋部のロックが解除され
た状態において、係止部材及びレバー部材を揺動不能に
することができ、係止部材及びレバー部材が、ハンドル
操作の邪魔になることはない。また、両部材が互いに衝
突して衝突音が発生するのを抑えることができる。
【0012】発明2に係るクーラーボックスの蓋部ロッ
ク構造は、発明1の蓋部ロック構造において、位置決め
部をさらに備えている。位置決め部は、容体部の開口縁
部に上下方向に延びて形成され、係止部材の先端部が第
1係止受け部に係止可能となるようレバー部材の基端部
を位置決めするための第1凹部と、係止部材の先端部が
第2係止受け部に係止可能となるようレバー部材の基端
部を位置決めするための第2凹部とを有している。
【0013】この蓋部ロック構造では、係止部材の先端
部は、レバー部材の基端部が、第1凹部により位置決め
されることにより第1係止受け部に係止可能となり、第
2凹部により位置決めされることにより第2係止受け部
に係止可能となる。ここでは、レバー部材が上下の各位
置で位置決めされるために、レバー部材の回動操作及び
係止部材の係止のための操作が容易になる。
【0014】発明3に係るクーラーボックスの蓋部ロッ
ク構造は、発明2の蓋部ロック構造において、レバー部
材は、その基端部の軸受部に支持された部分以外の位置
決め部分が第1凹部または第2凹部にはまりこむことに
より位置決めされ、レバー部材の位置決め部分は第1凹
部または第2凹部にはまりこんで回動可能である。この
蓋部ロック構造では、レバー部材の基端部の一部が第1
凹部または第2凹部にはまりこむことにより位置決めさ
れ、また、この基端部の一部は第1凹部または第2凹部
にはまりこんだ状態で回動可能である。
【0015】発明4に係るクーラーボックスの蓋部ロッ
ク構造は、発明3の蓋部ロック構造において、レバー部
材の基端部が第1凹部と第2凹部との間を移動する際に
は、位置決め部は容体部側に弾性変形可能である。この
蓋部ロック構造は、レバー部材の基端部が第1凹部と第
2凹部との間を移動する際、両凹部の間の凸部に当接し
ながら移動することになる。このとき、レバー部材の基
端部は軸受部に沿って移動するので、レバー部材の基端
部の横方向の移動は軸受部によって制限される。そこ
で、ここでは、レバー部材の基端部が当接する位置決め
部を弾性変形可能とし、レバー部材の移動をスムーズに
するとともに、位置決めを確実にしている。
【0016】発明5に係るクーラーボックスの蓋部ロッ
ク構造は、発明1から4のいずれかの蓋部ロック構造に
おいて、軸受部、第2係止受け部及び位置決め部は互い
に一体にかつ容体部と別体に形成されている。この蓋部
ロック構造では、1対の軸受部、第2係止受け部及び1
対の位置決め部が破損した場合の交換等が容易になると
ともに、容体部の設計が容易になる。
【0017】発明6に係るクーラーボックスの蓋部ロッ
ク構造は、発明1から5のいずれかの蓋部ロック構造に
おいて、容体部の開口縁部に回動自在に装着されたハン
ドル部材と、ハンドル部材の回動を支持するためのハン
ドル支持部とをさらに備えている。そして、ハンドル支
持部、軸受部、第2係止受け部及び位置決め部は互いに
一体にかつ容体部と別体の部材に形成されている。
【0018】この蓋部ロック構造では、ハンドル支持
部、1対の軸受部、第2係止受け部及び1対の位置決め
部が破損した場合の交換等が容易になるとともに、容体
部の設計が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態を採
用したクーラーボックス1を示す。このクーラーボック
ス1は、箱形の容体部2と、容体部2の上に載置される
蓋部3と、蓋部3を容体部2に両側のいずれからも開閉
自在かつ着脱自在に装着するためのヒンジ部4と、容体
部2に対して閉じられた蓋部3を容体部2に対してロッ
クするためのロック機構5とを有している。
【0020】容体部2は、上部が開口されて内部に空間
が形成されており、この空間内に魚等が保存される。容
体部2は、断熱効果を必要とするため、内部及び外部表
面壁となる1対のポリプロピレン製の部材の間に発泡ポ
リウレタン製の断熱材(図示せず)を内包する3層構造
で構成されている。容体部2の両側面2c,2dには、
ロック機構5が及びハンドル6を収納するための凹部1
0が設けられている。凹部10は、容体部2の上端から
下方に向けて所定の領域に形成されている。
【0021】蓋部3は、ヒンジ部4によって、容体部2
に対し着脱可能であるとともに、対向する側面のいずれ
からも開閉自在に装着されている。また、この蓋部3
は、容体部2と同様に、内部及び外部表面壁となる1対
のポリプロピレン製の部材の間に発泡ポリウレタン製の
断熱材(図示せず)を内包する3層構造で構成されてい
る。蓋部3の上部には、魚等を容体部2の空間に入れる
ことができる小蓋7が開閉自在に設けられている。この
小蓋7の近傍には、小蓋7をワンタッチで開くためのプ
ッシュボタン8が配置されている。蓋部3の下面の周囲
にはシール用のパッキン(図示せず)が装着されてい
る。パッキンは、蓋部3を閉めたときに圧縮され、容体
部2の開口端部と密着する。また、蓋部3の、ロック機
構5に対応する位置には、図2から図4に示されるよう
に、ロック機構5の一部を構成する係止受け軸(第1係
止受け部)14が設けられている。
【0022】ロック機構5は、容体部2の凹部10に装
着されており、図2から図4に示されるように、ベース
部材19と、揺動軸12と、レバー部材13と、係止受
け軸14と、係止部材16とを有している。ベース部材
19、揺動軸12、レバー部材13及び係止部材16は
容体部2側に設けられ、係止受け軸14は蓋部3側に設
けられている。
【0023】ベース部材19は、両側面2c,2dの上
端部に複数のネジ20で固定された樹脂製の部材であ
り、1対の軸受部11と、係止受けフック(第2係止受
け部)15と、1対の位置決め部22とが一体に形成さ
れている。1対の軸受部11は揺動軸12の両端部が配
置される支持孔11aを有している。支持孔11aは、
上下方向(容体部2が通常に載置された状態での上下方
向、以下同様)に延びて形成されている。係止受けフッ
ク15は、容体部2の上端部に横方向に長く延びて形成
されており、閉じられた蓋部3の係止受け軸14の下方
に位置している。そして、この係止受けフック15の上
部は、後述する係止部材16の係止フック16cが上方
から係止可能となるよう、U字形状に形成されている。
また、1対の位置決め部22は、図5から図7に示され
るように、下端部のみがベース部材19と同じ位置にあ
って、下端部以外の部分はベース部材19から外方(容
体部2の側面から離れる方向)に離れて設けられてい
る。このような構成により、位置決め部22は弾性変形
して容体部3側に撓むことが可能である。位置決め部2
2の上端部には、第1凹部23が形成され、この第1凹
部23の下方には、凸部25を間に挟んで第2凹部24
が形成されている。
【0024】揺動軸12は、金属製の棒状部材であり、
両端部が1対の軸受部11の支持孔11aに支持されて
上下方向に移動自在となっている。レバー部材13は、
樹脂製の板状部材であり、基端部13aを揺動軸12が
貫通している。これにより、レバー部材13は、揺動軸
12とともに支持孔11aに沿って上下方向に移動自在
であり、かつ回動自在である。
【0025】係止部材16は概ね板状に形成された樹脂
製部材である。図2において、係止部材16の下端部に
は切欠き部16aが形成されており、この切欠き部16
aにレバー部材13が配置されている。そして、係止部
材16において切欠き部16aの両側部分が基端部16
bになっており、この基端部16bが回動支持軸21を
介してレバー部材13の先端部(図2において下端部)
に回動自在に連結されている。係止部材16の先端部1
6cは、係止フックとなっており、この係止フック16
cは蓋部3側の係止受け軸14及び容体部2側の係止受
けフック15のいずれか一方に選択的に係止可能であ
る。
【0026】ハンドル6は、クーラーボックス1を持ち
運ぶための部材であり、コ字形状に形成されている。そ
して、ハンドル6の基端部が、ベース部材19に設けら
れた1対のハンドル支持部18に対して回動自在に支持
されている。次に、ロック機構5のロック及びその解除
動作について説明する。閉じられた蓋部3を容体部2に
対してロックする場合は、まず、レバー部材13及び係
止部材16を上方に持ち上げ、レバー部材13の基端部
13aを第1凹部23にはめ込む。なお、レバー部材1
3が下方に位置している場合は、レバー部材13の基端
部13aが位置決め部22の凸部25を乗り越えなけれ
ばならない。この場合、位置決め部22は、下端部のみ
がベース部材19に連結されて他の部分はベース部材1
9から離れているので、弾性変形が可能である。したが
って、レバー部材13を上方に移動させる場合は、位置
決め部22が容体部2に近づくように弾性変形し、レバ
ー部材13の基端部13aは容易に凸部25を乗り越え
ることが可能になる。そして、レバー部材13の基端部
13aが第1凹部23にはまり込んだ後は、レバー部材
13は位置決め部22の弾性力によって外方に押され、
レバー部材13の基端部13aと一体となっている揺動
軸12が支持孔11aに圧接される。このために、レバ
ー部材13の基端部13aは、位置決め部22と支持孔
11aの側面とによって挟まれた状態となり、確実に位
置決めされる。
【0027】次に、係止部材16の係止フック16cを
蓋部3の係止受け軸14に対して上方から係止させる。
この状態では、レバー部材13と係止部材16との連結
部分が容体部2の側面2cから外側に張り出した状態と
なる。そこで、レバー部材13の先端部13bを下方に
旋回させる。すると、揺動軸12は支持孔11aの上方
に位置したまま、レバー部材13の先端部13bととも
に係止部材16が下方に移動し、これにより係止フック
16cが係止受け軸14に対して強固に係止される。な
お、この状態では、レバー部材13及び係止部材16
は、図6に示すように、容体部2の側面2cと平行にな
っている。このようにして、蓋部3を容体部2に対して
ロックすることができる。
【0028】蓋部3の容体部2に対するロックを解除す
る場合は、まず、レバー部材13の先端部13bを上方
に旋回させる。すると、レバー部材13と係止部材16
との連結部分は側面2cから外側に張り出した状態とな
り、係止部材16が上方に移動する。これにより、係止
フック16cが係止受け軸14から離れ、蓋部3のロッ
クを解除することができる。この場合の状態を図3に示
している。
【0029】ロックを解除した状態で、レバー部材13
及び係止部材16を容体部2に固定する場合は、まず、
レバー部材13を下方に移動させて、レバー部材13の
基端部13aを位置決め部22の第2凹部24にはめ込
む。これにより、レバー部材13は第2凹部24によっ
て下方の位置で位置決めされることになる。そして、こ
の状態で、係止部材16の係止フック16cを容体部2
の係止受けフック15に対して上方から係止し、その
後、前述のロックする場合の動作と同様にしてレバー部
材13を下方に旋回させる。これにより、係止部材16
はロック時の位置よりはさらに下方に移動し、係止フッ
ク16cが係止受けフック15に強固に係止される。こ
のようにして、レバー部材13及び係止部材16を容体
部2に固定することができる。なお、この状態では、レ
バー部材13及び係止部材16は、図7に示すように、
容体部2の側面2cと平行になっている。
【0030】以上の動作は、他方の側面2dに設けられ
たロック機構においても全く同様である。このような実
施形態では、蓋部3が容体部2に対してロックされてい
る場合でも、またロックが解除されている場合でも、レ
バー部材13及び係止部材16を容体部2の側面に固定
し、凹部10内に収納することができる。したがって、
クーラーボックス1を持ち運ぶ際のハンドル17操作の
邪魔になることがない。また、クーラーボックス1を車
の荷台等の狭い場所に収納する際にも邪魔になることが
ない。さらに、レバー部材13及び係止部材16が互い
に当接したりあるいは周辺部材と当接して音がでるのを
防止することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、蓋部のロック解除にお
いても、ロック機構を構成する部材を容体部に固定する
ことができ、ハンドル操作の邪魔になるのを防止できる
とともに、ロック機構に起因する騒音を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたクーラーボッ
クスの斜視図。
【図2】蓋部がロックされた状態のクーラーボックスの
蓋部ロック機構を示す正面図。
【図3】蓋部のロックが解除された状態の蓋部ロック機
構を示す正面図。
【図4】蓋部のロック解除時にロック機構を容体部に固
定した状態を示す正面図。
【図5】位置決め部の縦断面図。
【図6】図2のA−A線断面図。
【図7】図4のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 クーラーボックス 2 容体部 3 蓋部 5 ロック機構 6 ハンドル 11 軸受部 12 揺動軸 13 レバー部材 14 係止受け軸 15 係止受けフック 16 係止部材 18 ハンドル支持部 22 位置決め部 23 第1凹部 24 第2凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B109 DA32 3E067 AA11 AB02 BA05A BB16A BB17A BB25A BC07A CA18 EB17 EB27 EE13 GA01 3E084 AA05 AB10 BA02 CA03 DA03 DB14 DC08 FA06 FA09 FD03 GA10 GB13 GB26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に開口部を有する容体部と、前記容体
    部の開口部に開閉自在又は着脱自在に装着された蓋部と
    を有するクーラーボックスの蓋部ロック構造であって、 前記容体部に設けられた軸受部と、 基端部が前記軸受部に回動自在にかつ上下方向に移動自
    在に支持されたレバー部材と、 前記蓋部の縁部に形成された第1係止受け部と、 前記容体部の開口縁部に形成された第2係止受け部と、 基端部が前記レバー部材に回動自在に連結され、先端部
    が前記第1係止受け部及び第2係止受け部の一方に選択
    的に係止可能な係止部材と、を備えたクーラーボックス
    の蓋部ロック構造。
  2. 【請求項2】前記容体部の開口縁部に上下方向に延びて
    形成され、前記係止部材の先端部が前記第1係止受け部
    に係止可能となるよう前記レバー部材の基端部を位置決
    めするための第1凹部と、前記係止部材の先端部が前記
    第2係止受け部に係止可能となるよう前記レバー部材の
    基端部を位置決めするための第2凹部とを有する位置決
    め部をさらに備えた、請求項1に記載のクーラーボック
    スの蓋部ロック構造。
  3. 【請求項3】前記レバー部材は、その基端部の前記軸受
    部に支持された部分以外の位置決め部分が前記第1凹部
    または第2凹部にはまりこむことにより位置決めされ、 前記レバー部材の位置決め部分は、前記第1凹部または
    第2凹部にはまりこんで回動可能である、請求項2に記
    載のクーラボックスの蓋部ロック構造。
  4. 【請求項4】前記レバー部材の基端部が前記第1凹部と
    第2凹部との間を移動する際には、前記位置決め部は前
    記容体部側に弾性変形可能である、 請求項3に記載のクーラーボックスの蓋部ロック構造。
  5. 【請求項5】前記軸受部、第2係止受け部及び位置決め
    部は互いに一体にかつ前記容体部と別体に形成されてい
    る、請求項1から4のいずれかに記載のクーラーボック
    スの蓋部ロック構造。
  6. 【請求項6】前記容体部の開口縁部に回動自在に装着さ
    れたハンドル部材と、前記ハンドル部材の回動を支持す
    るためのハンドル支持部とをさらに備え、 前記ハンドル支持部、軸受部、第2係止受け部及び位置
    決め部は互いに一体にかつ前記容体部と別体に形成され
    ている、請求項1から5のいずれかに記載のクーラーボ
    ックスの蓋部ロック構造。
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