JP2002211323A - 自動車用内装部品に備えたポケット構造 - Google Patents

自動車用内装部品に備えたポケット構造

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JP2002211323A
JP2002211323A JP2001005394A JP2001005394A JP2002211323A JP 2002211323 A JP2002211323 A JP 2002211323A JP 2001005394 A JP2001005394 A JP 2001005394A JP 2001005394 A JP2001005394 A JP 2001005394A JP 2002211323 A JP2002211323 A JP 2002211323A
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JP
Japan
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pocket
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pocket body
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JP2001005394A
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Inventor
Hisashi Nomura
久志 野村
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納ポケット体のポケット容量を充分確保す
ると共にアームレスト等との干渉なく収納空間から脱着
容易になした。 【解決手段】 ドアトリム1の裏面に収納空間形成体1
3を設けて、ドアトリム1と共に収納空間10を設け、
収納空間10内外を収納ポケット体20が出し入れ可能
にするために、収納ポケット体20の互いに対向する両
側壁22,22にドアトリム1に対して上下方向に凸円
弧状となると共に下端側が開口し上端側が閉口したスラ
イドガイド溝24,24を形成するとともに、収納空間
形成体13にスライドガイド溝24,24に摺動可能に
嵌合するガイドピン15,15を突設して、スライドガ
イド溝24,24内をガイドピン15,15が摺動する
ことによって、収納空間10に対して収納ポケット体2
0が、ドアトリム1に対して遠ざかる方向に揺動させな
がら、取り出し可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用内装部品
に備えたポケット構造、特に脱着自在なポケット構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用内装部品に備え
たポケット構造として、図5に示すものが知られている
(実開平10-324194号公報)。
【0003】図5によれば、自動車用内装部品であるド
アトリムaの下部に、収納空間bを形成して、収納空間b
の側壁に上下方向に延びる一対のスライドレールcが設
けられている。
【0004】そして、収納空間bには、収納ポケット体d
がスライドレールcに係合して上下方向に収納されてい
る。
【0005】収納ポケットdは、上部に開口を持ち、収納
空間bに収納された状態で、サイドドアポケットとして
用いることができ、スライドレールcに沿って上方へ移
動させることにより収納空間bより取外せば、中身を入
れたまま車外へ持ち出すことができるように構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成する
従来構造においては、収納ポケット体dは、収納空間b
に対して上下方向に移動させることから、上方に移動し
ようとするとドアトリムaの略中央部に突設されたアー
ムレストeに当接しまうことから、そのポケット容量を
著しく制限されてしまうことになる。
【0007】そこで、本発明は従来技術のかかる点に鑑
み案出されたもので、収納ポケット体のポケット容量を
充分確保すると共にアームレスト等との干渉なく収納空
間から脱着容易になした自動車用内装部品に備えたポケ
ット構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ドアトリム等の内装部品に収納空間を設
け、収納空間に収納ポケット体を収納して構成する自動
車用内装部品に備えたポケット構造であって、収納ポケ
ット体の互いに対向する両側壁又は両側壁が対向する内
装部品の内壁部のうちのいずれか一方に内装部品に対し
て上下方向に円弧状となるスライドガイド溝を形成する
とともに、他方にスライドガイド溝に摺動可能に嵌合す
るガイドピンを突設して、スライドガイド溝内をガイド
ピンが摺動することによって、収納空間に対して収納ポ
ケット体が、内装部品に対して遠ざかる方向に揺動させ
ながら、取り出し可能に構成したことを特徴とするもの
である。
【0009】したがって、本発明によれば、スライドガ
イド溝を内装部品に対して上下方向に円弧状に形成し
て、収納ポケット体は、内装部品に対して遠ざかる方向
に揺動して取り出し可能に構成したことから、たとえ移
動方向上部にアームレスト等が存在していたとしても、
これを巧みに避けて上下方向の移動が可能となり、大き
なポケット容量のものを採用できることになる。
【0010】また、本発明は、スライドガイド溝におけ
る下端部の開口に嵌合する位置決め突起を、収納ポケッ
ト体の互いに対向する両側壁又は両側壁が対向する内装
部品の内壁部のうちのいずれか他方に形成して、開口内
に位置決め突起を嵌合させることによって、収納ポケッ
ト体の収納空間内への収納状態を位置決めするように構
成したことを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、開口内に位置決め突起を
嵌合させることにより、収納ポケット体の収納空間内へ
の収納状態を位置決めできることになり、収納ポケット
体のガタつきを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について、図1乃至図4を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明における実施の形態を採用
した収納ポケット体の収納状態を描画した斜視図、図2
は同じく収納ポケット体を取外す途中の状態を描画した
ドアトリムの斜視図、図3は同じく分解斜視図、図4は
図1のA-A断面図である。
【0014】図1乃至図4において、内装部品であるド
アトリム1は、その表面略中央部にアームレスト2、上
部にドアインサイドハンドル3、下部にスピーカグリル
4等を設けて構成されており、更に、アームレスト2に
対向して下部には、膨出部11を形成して、膨出部11
には開口部12が形成されている。
【0015】ドアトリム1の裏面側には、前面および上
面が開口した箱状の収納空間形成体13が装着されてお
り、収納空間形成体13はドアトリム1と共に収納ポケ
ット体20を収容する収納空間10を構成している。
【0016】収納ポケット体20は、上部に収納物の出
し入れを行う開口部21を有する箱状を呈しており、互
いに対向する両側壁22,22に、その底壁23側から
中間部に至るドアトリム1に対して上下方向に凸円弧状
となるスライドガイド溝24,24を形成して構成して
いる。スライドガイド溝24、24は、下端部が開口し
て開口24a、24aとなっていると共に、上端部が閉
口して、閉口24b,24bとなっている。
【0017】スライドガイド溝24,24に対応して、
収納空間形成体13の内壁部14,14には、スライド
ガイド溝24、24内に摺動可能に嵌合するガイドピン
15,15が突設されている。
【0018】このように構成することにより、図1に示
すように、収納ポケット体20を収納空間10内に収納
した場合には、収納ポケット20は小物入れ等収納物の
通常のポケット機能を果たすことになる。
【0019】もし、この収納状態から収納ポケット体2
0を車外に取り出したい場合には、収納ポケット体20
の上部をもって持ち上げると、図4に示すように、収納
ポケット体20は、ガイドピン15、15がスライドガ
イド溝24,24を摺動することによって、ドアトリム
1に対して実線視状態を経て二点鎖線示状態に至るよう
に遠ざかる方向に揺動しながら、収納空間10から取り
出すことができる。
【0020】この結果、収納ポケット体20は、たとえ
移動方向の上部にアームレスト2が存在していたとして
も、これを巧みに避けて持ち上げることができ、大きな
ポケット容量のものを採用することができる。
【0021】また、取り出された収納ポケット体20を
再び収納空間10内に収納するには、収納ポケット体2
0は、ドアトリム1に予め首振り状態で遠ざけた状態に
して、収納空間10内への収納動作をさせることがで
き,スライドガイド溝24、24の閉口24b,24b
がガイドピン15,15に当接した状態で、収納完了し
たことになる。
【0022】また、上記実施の形態においては、図3ま
たは図4に示すように、スライドガイド溝24の開口2
4a,24aの端部は、拡開しており、拡開部24cに
収納ポケット体20の収納状態で収納空間形成体13の
底壁16に突設した位置決め突起17が嵌合して、収納
ポケット体20の収納空間10内の収納状態を位置決め
する構成にしてあり、収納ポケット体20が収納空間1
0内においてガタつかずに収納できることになる。
【0023】なお、上記実施の形態では、スライドガイ
ド溝24,24を収納ポケット体20側に形成すると共
に、ガイドピン15,15を収納空間形成体13側に突
設した構成を採用したが、この構成に限定されるもので
なく、スライドガイド溝24,24を収納空間形成体1
3側に形成し、逆にガイドピン15,15を収納ポケッ
ト体20側に突設する構成も考えられる。
【0024】この場合、スライドガイド溝24、24
は、ドアトリム1に対して、凹円弧状に形成することに
なり、また、位置決め突起17、17を収納ポケット対
20側に突設することになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スライドガイド溝を内装部品に対して上下方向に円弧状
に形成して、収納ポケット体を内装部品に対して遠ざか
る方向に揺動して取り出し可能に構成したことから、た
とえ移動方向上部にアームレスト等が存在していたとし
ても、これを巧みに避けて上下方向の移動が可能とな
り、大きなポケット容量のものを採用できることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態を採用した収納ポケ
ット体の収納状態を描画した斜視図である。
【図2】同じく収納ポケット体を取外す途中の状態を描
画したドアトリムの斜視図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】図1のA-A断面図である。
【図5】従来における自動車の収納ポケット構造を採用
したドアトリムである。
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 アームレスト 10 収納空間 13 収納空間形成体 14 内壁部 15 ガイドピン 16 底壁 17 位置決め突起 20 収納ポケット体 22 側壁 23 底壁 24 スライドガイド溝 24a 開口 24b 閉口 24c 拡開部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム等の内装部品に収納空間を設
    け、該収納空間に収納ポケット体を収納して構成する自
    動車用内装部品に備えたポケット構造であって、 前記収納ポケット体の互いに対向する両側壁又は該両側
    壁が対向する前記内装部品の内壁部のうちのいずれか一
    方に前記内装部品に対して上下方向に円弧状となると共
    に下端側が開口し上端側が閉口したスライドガイド溝を
    形成するとともに、他方に前記スライドガイド溝に摺動
    可能に嵌合するガイドピンを突設して、前記スライドガ
    イド溝内をガイドピンが摺動することによって、前記収
    納空間に対して前記収納ポケット体が、前記内装部品に
    対して遠ざかる方向に揺動させながら、取り出し可能に
    構成したことを特徴とする自動車用内装部品に備えたポ
    ケット構造。
  2. 【請求項2】 前記スライドガイド溝における下端部の
    開口に嵌合する位置決め突起を、前記収納ポケット体の
    互いに対向する両側壁又は該両側壁が対向する前記内装
    部品の内壁部のうちのいずれか他方に形成して、前記開
    口内に前記位置決め突起を嵌合させることによって、前
    記収納ポケット体の前記収納空間内への収納状態を位置
    決めするように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の自動車用内装部品に備えたポケット構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100366465C (zh) * 2003-10-16 2008-02-06 东京座椅技术股份公司 车门衬里
CN104442586A (zh) * 2014-11-26 2015-03-25 奇瑞商用车(安徽)有限公司 一种汽车门护板储物盒
KR102074379B1 (ko) * 2019-09-10 2020-02-07 덕양산업 주식회사 도어 트림
KR102088496B1 (ko) * 2020-01-29 2020-03-13 덕양산업 주식회사 도어 트림
KR102088495B1 (ko) * 2020-01-29 2020-03-13 덕양산업 주식회사 도어 트림

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KR102088496B1 (ko) * 2020-01-29 2020-03-13 덕양산업 주식회사 도어 트림
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