JP2001204232A - コンバインの伸縮穀粒移送装置 - Google Patents
コンバインの伸縮穀粒移送装置Info
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- JP2001204232A JP2001204232A JP2000015952A JP2000015952A JP2001204232A JP 2001204232 A JP2001204232 A JP 2001204232A JP 2000015952 A JP2000015952 A JP 2000015952A JP 2000015952 A JP2000015952 A JP 2000015952A JP 2001204232 A JP2001204232 A JP 2001204232A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】移動用移送筒の収縮を収縮途中状態で移動走行
のときに、この移動用移送筒の破損防止、及び該移動用
移送筒の伸張状態に応じて、この移動用移送筒の高さを
順次高く変更して高さに対する適応性の拡大を図ろうと
するものである。 【解決手段】穀粒を移送する固定用移送螺旋28を内装
した固定用移送筒23の外周部へ挿入して、伸縮装置3
3で伸縮自在な移動用移送螺旋29、30、31を内装
した移動用移送筒22が収縮して収納状態に支持する保
持装置24は、該移動用移送筒22の収縮時の収縮量に
基づいて該保持装置の上下高さ位置と、該移動用移送筒
22の伸張時の伸長量に基づいて昇降装置23bで該移
動用移送筒22を上昇させる上昇量とを制御装置で制御
する。
のときに、この移動用移送筒の破損防止、及び該移動用
移送筒の伸張状態に応じて、この移動用移送筒の高さを
順次高く変更して高さに対する適応性の拡大を図ろうと
するものである。 【解決手段】穀粒を移送する固定用移送螺旋28を内装
した固定用移送筒23の外周部へ挿入して、伸縮装置3
3で伸縮自在な移動用移送螺旋29、30、31を内装
した移動用移送筒22が収縮して収納状態に支持する保
持装置24は、該移動用移送筒22の収縮時の収縮量に
基づいて該保持装置の上下高さ位置と、該移動用移送筒
22の伸張時の伸長量に基づいて昇降装置23bで該移
動用移送筒22を上昇させる上昇量とを制御装置で制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒を移送する
固定移送螺旋を内装した固定用移送筒の外周部へ挿入し
て、伸縮装置で伸縮自在な複数の移動用移送螺旋を内装
した移動用移送筒が収縮して収納状態に支持する上下移
動自在な保持装置は、該移動用移送筒22の収縮時の収
縮量に基づいて該保持装置の上下高さ位置と、該移動用
移送筒の伸張時の伸張量に基づいて昇降装置で該移動用
移送筒を上昇させる上昇量とを該制御装置で制御する技
術であり、コンバインの伸縮穀粒移送装置として利用で
きる。
固定移送螺旋を内装した固定用移送筒の外周部へ挿入し
て、伸縮装置で伸縮自在な複数の移動用移送螺旋を内装
した移動用移送筒が収縮して収納状態に支持する上下移
動自在な保持装置は、該移動用移送筒22の収縮時の収
縮量に基づいて該保持装置の上下高さ位置と、該移動用
移送筒の伸張時の伸張量に基づいて昇降装置で該移動用
移送筒を上昇させる上昇量とを該制御装置で制御する技
術であり、コンバインの伸縮穀粒移送装置として利用で
きる。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバインで立毛穀稈を収穫作
業するときは、このコンバインの刈取機で刈取りした刈
取り穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済み穀
粒は穀粒貯留タンクへ供給されて一時貯留される。この
貯留した穀粒は縦移送筒から伸縮穀粒移送装置の固定用
移送筒に内装した固定移送螺旋と、この固定用移送筒の
外周部へ挿入して、伸縮装置で伸縮自在な移動用移送筒
は、該伸縮装置により、所定長さ位置まで重合状態に伸
張移動制御され、この伸長の長さに関係なく、昇降装置
により、この移動用移送筒の先部が一定の高さ位置へ上
昇制御され、又、所定位置へ回動移動制御されて、この
移動用移送筒に内装した複数の移動用移送螺旋とによっ
て機外へ排出される。
業するときは、このコンバインの刈取機で刈取りした刈
取り穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済み穀
粒は穀粒貯留タンクへ供給されて一時貯留される。この
貯留した穀粒は縦移送筒から伸縮穀粒移送装置の固定用
移送筒に内装した固定移送螺旋と、この固定用移送筒の
外周部へ挿入して、伸縮装置で伸縮自在な移動用移送筒
は、該伸縮装置により、所定長さ位置まで重合状態に伸
張移動制御され、この伸長の長さに関係なく、昇降装置
により、この移動用移送筒の先部が一定の高さ位置へ上
昇制御され、又、所定位置へ回動移動制御されて、この
移動用移送筒に内装した複数の移動用移送螺旋とによっ
て機外へ排出される。
【0003】この穀粒の排出が終了して、次に収穫する
圃場へ圃場内、及び路上を移動走行するときは、前記移
動用移送筒は元の収納位置へ回動移動制御され、更に元
の所定高さ位置へ昇降装置により、下降制御されると共
に、伸縮装置により、所定の長さ位置まで重合状態に収
縮移動制御されて、固定の保持装置でこの移動用移送筒
が支持された後に移動走行される。
圃場へ圃場内、及び路上を移動走行するときは、前記移
動用移送筒は元の収納位置へ回動移動制御され、更に元
の所定高さ位置へ昇降装置により、下降制御されると共
に、伸縮装置により、所定の長さ位置まで重合状態に収
縮移動制御されて、固定の保持装置でこの移動用移送筒
が支持された後に移動走行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動用移送筒が最短収
縮位置より、長い状態での収納状態であると、この移動
用移送筒の先端部の地上高が高くなり、このために、先
端部が障害物等へ衝突等によって破損する事が発生した
り、又、穀粒排出のときに、該移動用移送筒は伸長した
長さに関係なく、上下の高さ位置は一定位置であり、こ
のために、最長伸張位置へ操作したときは、高さ位置に
対する適応性が不十分であったが、この発明により、こ
れらの問題点を解決しようとするものである。
縮位置より、長い状態での収納状態であると、この移動
用移送筒の先端部の地上高が高くなり、このために、先
端部が障害物等へ衝突等によって破損する事が発生した
り、又、穀粒排出のときに、該移動用移送筒は伸長した
長さに関係なく、上下の高さ位置は一定位置であり、こ
のために、最長伸張位置へ操作したときは、高さ位置に
対する適応性が不十分であったが、この発明により、こ
れらの問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、穀粒を移送する固定移送螺旋28を内装した固定用
移送筒23と、該固定用移送筒23の外周部へ挿入して
伸縮装置33で伸縮自在な複数の移動用移送螺旋29、
30、31を内装した移動用移送筒22と、該移動用移
送筒22が収縮して収納状態に支持する上下移動自在な
保持装置24とを設けたコンバインにおいて、該移動用
移送筒22の収縮時の収縮量に基づいて該保持装置24
の上下移動の高さ位置を制御する制御装置14を設ける
と共に、該移動用移送筒22の伸張時の伸張量に基づい
て昇降装置23bで該移動用移送筒22を上昇させる上
昇量を制御する該制御装置14を設けたことを特徴とす
るコンバインの伸縮穀粒移送装置の構成とする。
は、穀粒を移送する固定移送螺旋28を内装した固定用
移送筒23と、該固定用移送筒23の外周部へ挿入して
伸縮装置33で伸縮自在な複数の移動用移送螺旋29、
30、31を内装した移動用移送筒22と、該移動用移
送筒22が収縮して収納状態に支持する上下移動自在な
保持装置24とを設けたコンバインにおいて、該移動用
移送筒22の収縮時の収縮量に基づいて該保持装置24
の上下移動の高さ位置を制御する制御装置14を設ける
と共に、該移動用移送筒22の伸張時の伸張量に基づい
て昇降装置23bで該移動用移送筒22を上昇させる上
昇量を制御する該制御装置14を設けたことを特徴とす
るコンバインの伸縮穀粒移送装置の構成とする。
【0006】
【発明の作用】コンバイで立毛穀稈を収穫作業するとき
は、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈
は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒
貯留タンクへ供給されて一時貯留される。この貯留した
穀粒は縦移送筒から伸縮穀粒移送装置の固定用移送筒2
3に内装した固定移送螺旋28から、この固定用移送筒
23の外周部へ挿入して、伸縮装置33で伸縮自在な移
動用移送筒22は、該伸縮装置33により、所定長さ位
置へ重合状態に伸張移動制御され、該移動用移送筒22
の伸張移動である伸張量が、例えば最長伸張位置への制
御であると、この移動用移送筒22の先端部は地上よ
り、最高の高さ位置へ昇降装置23bにより、上昇制御
され、この高さ位置の制御は伸長量が長くなれば、順次
高く制御される。又、該移動用移送筒22は所定位置へ
回動制御されて、この移動用移送筒22に内装した複数
の移動用移送螺旋29、30、31とによって、引継ぎ
されて機外へ排出される。
は、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈
は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒
貯留タンクへ供給されて一時貯留される。この貯留した
穀粒は縦移送筒から伸縮穀粒移送装置の固定用移送筒2
3に内装した固定移送螺旋28から、この固定用移送筒
23の外周部へ挿入して、伸縮装置33で伸縮自在な移
動用移送筒22は、該伸縮装置33により、所定長さ位
置へ重合状態に伸張移動制御され、該移動用移送筒22
の伸張移動である伸張量が、例えば最長伸張位置への制
御であると、この移動用移送筒22の先端部は地上よ
り、最高の高さ位置へ昇降装置23bにより、上昇制御
され、この高さ位置の制御は伸長量が長くなれば、順次
高く制御される。又、該移動用移送筒22は所定位置へ
回動制御されて、この移動用移送筒22に内装した複数
の移動用移送螺旋29、30、31とによって、引継ぎ
されて機外へ排出される。
【0007】この穀粒の排出が終了して、次に収穫する
圃場へ圃場内、及び路上を移動走行するときは、前記移
動用移送筒22は元の収納位置へ回動制御され、伸縮装
置33により、最短収縮位置へ重合状態に収縮移動制御
され、又、昇降装置23bにより、該移動用移送筒22
が下降制御され、この移動用移送筒22の先端部は、地
上より、最低の高さ位置へ該昇降装置23bにより、下
降制御され、上下移動する保持装置24で、この移動用
移送筒22が支持された後に移動走行される。
圃場へ圃場内、及び路上を移動走行するときは、前記移
動用移送筒22は元の収納位置へ回動制御され、伸縮装
置33により、最短収縮位置へ重合状態に収縮移動制御
され、又、昇降装置23bにより、該移動用移送筒22
が下降制御され、この移動用移送筒22の先端部は、地
上より、最低の高さ位置へ該昇降装置23bにより、下
降制御され、上下移動する保持装置24で、この移動用
移送筒22が支持された後に移動走行される。
【0008】この移動走行のときに、前記移動用移送筒
22は収納状態であるが、最短収縮位置へ収納されてい
ない途中の収納状態のときには、この移動用移送筒22
の先端の高さは、最短収縮時の最低高さ位置と同じ位置
になるように、保持装置24が所定量下降制御されて、
この保持装置24で該移動用移送筒22は支持された後
に移動走行される。
22は収納状態であるが、最短収縮位置へ収納されてい
ない途中の収納状態のときには、この移動用移送筒22
の先端の高さは、最短収縮時の最低高さ位置と同じ位置
になるように、保持装置24が所定量下降制御されて、
この保持装置24で該移動用移送筒22は支持された後
に移動走行される。
【0009】
【発明の効果】移動走行のときに移動用移送筒22が最
短縮位置へ収納されていない途中の収納状態であって
も、この移動用移送筒22の最端部の高さは、最短縮時
の最低高さと同じ位置になることにより、障害物へ衝突
等による破損の防止ができ、又、該移動用移送筒22を
長く伸張させるに伴って、地上よりの高さは順次高くな
ることにより、最長伸張状態に操作したときでも、作業
の適応性が向上した。
短縮位置へ収納されていない途中の収納状態であって
も、この移動用移送筒22の最端部の高さは、最短縮時
の最低高さと同じ位置になることにより、障害物へ衝突
等による破損の防止ができ、又、該移動用移送筒22を
長く伸張させるに伴って、地上よりの高さは順次高くな
ることにより、最長伸張状態に操作したときでも、作業
の適応性が向上した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2上側に載
置した脱穀機3に右横側に装着した穀粒貯留タンク4に
貯留した穀粒を排出する排出装置である伸縮穀粒移送装
置5を図示して説明する。
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2上側に載
置した脱穀機3に右横側に装着した穀粒貯留タンク4に
貯留した穀粒を排出する排出装置である伸縮穀粒移送装
置5を図示して説明する。
【0011】前記コンバイン1の走行車台2の下側に
は、土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ6aを張
設した走行装置6を配設し、該走行車台2の上側には、
フィ−ドチエン3aと挾持杆3bとにより、刈取機7で
立毛穀稈を刈取りした刈取り穀稈は、この刈取機7から
引継ぎ挾持移送して脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収
して、一時貯留する穀粒貯留タンク4を右横側に装着し
た脱穀機3を載置した構成である。
は、土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ6aを張
設した走行装置6を配設し、該走行車台2の上側には、
フィ−ドチエン3aと挾持杆3bとにより、刈取機7で
立毛穀稈を刈取りした刈取り穀稈は、この刈取機7から
引継ぎ挾持移送して脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収
して、一時貯留する穀粒貯留タンク4を右横側に装着し
た脱穀機3を載置した構成である。
【0012】前記脱穀機3の前部で走行車台2の前側に
は、前端位置から立毛穀稈を分離するナロ−ガイド8
a、及び分草体8bと、この分草された穀稈を引き起す
引起装置9と、引き起された穀稈を刈り取る刈刃装置1
0と、刈り取られた穀稈を移送し、フィ−ドチエン3a
と挾持杆3bとへ受渡しする穀稈掻込搬送装置11等を
設けた刈取機7は、油圧駆動による伸縮シリンダ12に
より、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成であ
る。
は、前端位置から立毛穀稈を分離するナロ−ガイド8
a、及び分草体8bと、この分草された穀稈を引き起す
引起装置9と、引き起された穀稈を刈り取る刈刃装置1
0と、刈り取られた穀稈を移送し、フィ−ドチエン3a
と挾持杆3bとへ受渡しする穀稈掻込搬送装置11等を
設けた刈取機7は、油圧駆動による伸縮シリンダ12に
より、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成であ
る。
【0013】前記脱穀機3側には、コンバイン1の各種
操作、及び各種調節操作等の操作を行う操作装置13
と、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席13a
とを設け、この操縦席13aの下部で走行車台2の上側
には、エンジン15を載置すると共に、後方には、穀粒
貯留タンク4を配設する。これら走行装置6と、脱穀機
3と、刈取機7と、エンジン15等によって、該コンバ
イン1の機体1aを構成している。
操作、及び各種調節操作等の操作を行う操作装置13
と、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席13a
とを設け、この操縦席13aの下部で走行車台2の上側
には、エンジン15を載置すると共に、後方には、穀粒
貯留タンク4を配設する。これら走行装置6と、脱穀機
3と、刈取機7と、エンジン15等によって、該コンバ
イン1の機体1aを構成している。
【0014】前記刈取機7の穀稈掻込搬送装置11によ
って形成される穀稈移送経路中には、刈り取られて移送
される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈
の供給の有無を検出する穀稈センサ16を設けている。
走行車台2の前端部に装架された走行用ミッションケ−
ス17の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行
車速を検出する車速センサ17aを設けた構成である。
って形成される穀稈移送経路中には、刈り取られて移送
される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈
の供給の有無を検出する穀稈センサ16を設けている。
走行車台2の前端部に装架された走行用ミッションケ−
ス17の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行
車速を検出する車速センサ17aを設けた構成である。
【0015】前記穀粒貯留タンク4内の底部には、貯留
穀粒を後方へ横送りする横移送螺旋4aを前後方向に設
けると共に、横送りされた穀粒を引継ぎして、継手ケ−
ス18を介して方向変換する縦移送螺旋19aを内装し
た縦移送筒19を略垂直姿勢で回動可能に、該継手ケ−
ス18の上側で該穀粒貯留タンク4の後側に設けた構成
である。
穀粒を後方へ横送りする横移送螺旋4aを前後方向に設
けると共に、横送りされた穀粒を引継ぎして、継手ケ−
ス18を介して方向変換する縦移送螺旋19aを内装し
た縦移送筒19を略垂直姿勢で回動可能に、該継手ケ−
ス18の上側で該穀粒貯留タンク4の後側に設けた構成
である。
【0016】前記縦移送筒19の上端部には、上端部を
支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り伸
縮自在、上下回動自在、旋回自在で穀粒を機外へ排出す
る伸縮穀粒移送装置5を設けた構成である。前記操作装
置13の表面板13bの外側面には、図17で示す如く
伸縮穀粒移送装置5を主として操作する各種スイッチ、
及び各種レバ−等を図示して説明する該伸縮穀粒移送装
置5を上下回動、及び左右旋回操作するオ−ガレバ−2
0a、エンジン15の動力をこの伸縮穀粒移送装置5へ
伝える籾排出レバ−20bとを設け、この籾排出レバ−
20bを排出位置へ操作すると、穀粒貯留タンク4内の
穀粒を排出する構成である。
支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り伸
縮自在、上下回動自在、旋回自在で穀粒を機外へ排出す
る伸縮穀粒移送装置5を設けた構成である。前記操作装
置13の表面板13bの外側面には、図17で示す如く
伸縮穀粒移送装置5を主として操作する各種スイッチ、
及び各種レバ−等を図示して説明する該伸縮穀粒移送装
置5を上下回動、及び左右旋回操作するオ−ガレバ−2
0a、エンジン15の動力をこの伸縮穀粒移送装置5へ
伝える籾排出レバ−20bとを設け、この籾排出レバ−
20bを排出位置へ操作すると、穀粒貯留タンク4内の
穀粒を排出する構成である。
【0017】又、前記伸縮穀粒移送装置5等を停止させ
るときに操作するON−OFFスイッチ方式の停止スイ
ッチ21aと、旋回させるときに操作するON−OFF
方式の旋回スイッチ21b、及びランプスイッチ21d
と、後逑する移動用移送筒22を伸張、又は収縮させる
ときに操作するON−OFF方向式で切換方式の伸縮ス
イッチ21cとを設けた構成である。
るときに操作するON−OFFスイッチ方式の停止スイ
ッチ21aと、旋回させるときに操作するON−OFF
方式の旋回スイッチ21b、及びランプスイッチ21d
と、後逑する移動用移送筒22を伸張、又は収縮させる
ときに操作するON−OFF方向式で切換方式の伸縮ス
イッチ21cとを設けた構成である。
【0018】前記オ−ガレバ−20aの横側近傍には、
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22と、固定用移送
筒23との重合部を受けて保持する上下移動自在な保持
装置24を設け、この保持装置24は主柱24aの上主
柱24cの上側に逆山形状の受板24bを固着した構成
である。
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22と、固定用移送
筒23との重合部を受けて保持する上下移動自在な保持
装置24を設け、この保持装置24は主柱24aの上主
柱24cの上側に逆山形状の受板24bを固着した構成
である。
【0019】前記保持装置24は、図4、図5、及び図
17で示す如く主柱24aは、四角形状の下主柱24d
に四角形状の上主柱24cを上下移動自在に挿入した構
成である。該上主柱24c一方側の外側面には、ラック
ギヤ−25aを設けた構成である。下主柱24dの一方
側の外側面に設けた受板25fには、正逆回転する上下
モ−タ25bを設け、この上下モ−タ25bの軸端部に
は、ピニオンギヤ−25cを設け、このピニオンギヤ−
25cと該ラックギヤ−25aとは、噛合する構成であ
る。該上主柱24cの他方側面には、長孔25dを設
け、この長孔25d部と該下主柱24dの他方側面と
は、摺動ピン25eで、装着して、該上主柱24cが該
長孔25d部により、上下摺動移動する構成である。
17で示す如く主柱24aは、四角形状の下主柱24d
に四角形状の上主柱24cを上下移動自在に挿入した構
成である。該上主柱24c一方側の外側面には、ラック
ギヤ−25aを設けた構成である。下主柱24dの一方
側の外側面に設けた受板25fには、正逆回転する上下
モ−タ25bを設け、この上下モ−タ25bの軸端部に
は、ピニオンギヤ−25cを設け、このピニオンギヤ−
25cと該ラックギヤ−25aとは、噛合する構成であ
る。該上主柱24cの他方側面には、長孔25dを設
け、この長孔25d部と該下主柱24dの他方側面と
は、摺動ピン25eで、装着して、該上主柱24cが該
長孔25d部により、上下摺動移動する構成である。
【0020】前記上下モ−タ25bの正逆回転により、
ピニオンギヤ−25c、及びラックギヤ−25aを介し
て、主柱24aの上主柱24cが下主柱24dに対し
て、所定位置へ上下摺動移動する構成である。該下主柱
24dには、該ラックギヤ−25aが通過する通過溝2
4eを設けた構成である。
ピニオンギヤ−25c、及びラックギヤ−25aを介し
て、主柱24aの上主柱24cが下主柱24dに対し
て、所定位置へ上下摺動移動する構成である。該下主柱
24dには、該ラックギヤ−25aが通過する通過溝2
4eを設けた構成である。
【0021】前記保持装置24には、図17で示す如く
移動用移送筒22の最短収縮位置を検出するON−OF
Fスイッチ方式の収納センサ25を設け、この移動用移
送筒22の最短収納状態を規制する構成である。前記操
作装置13内の制御装置14には、図13で示す如く各
種レバ−20a,20bと、各種スイッチ21a,21
b,21cとの操作、収納センサ25の検出、及び後逑
する移送軸47の回転回数を検出して、この回転回数に
より、伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の伸縮長
さを判定する移動用モ−タ26内に設けたポテンション
メ−タ26aが検出する回転回数の検出値等が入力回路
27aからCPU27bへ入力される構成であり、これ
らの入力に基づいて、該CPU27bから出力回路27
cを経て穀粒貯留タンク4内の横移送螺旋4a、縦移送
筒19内の縦移送螺旋19a、伸縮穀粒移送装置5の固
定移送螺旋28、及び移動用移送螺旋29、30、31
等を回転駆動する。又、移動用モ−タ26の正・逆回転
により、該移動用移送筒22、及び該移動用移送螺旋2
9、30、31を伸縮制御する構成であり、作業灯48
を点灯制御する構成であり、ポテンションメ−タ26a
の検出値により、油圧シリンダ方式の昇降装置23bで
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22を伸張のときの
上下高さを制御すると共に、収縮のときに保持装置24
の上下高さを上下モ−タ25bで制御する構成である。
これらの制御方法については後逑する。
移動用移送筒22の最短収縮位置を検出するON−OF
Fスイッチ方式の収納センサ25を設け、この移動用移
送筒22の最短収納状態を規制する構成である。前記操
作装置13内の制御装置14には、図13で示す如く各
種レバ−20a,20bと、各種スイッチ21a,21
b,21cとの操作、収納センサ25の検出、及び後逑
する移送軸47の回転回数を検出して、この回転回数に
より、伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の伸縮長
さを判定する移動用モ−タ26内に設けたポテンション
メ−タ26aが検出する回転回数の検出値等が入力回路
27aからCPU27bへ入力される構成であり、これ
らの入力に基づいて、該CPU27bから出力回路27
cを経て穀粒貯留タンク4内の横移送螺旋4a、縦移送
筒19内の縦移送螺旋19a、伸縮穀粒移送装置5の固
定移送螺旋28、及び移動用移送螺旋29、30、31
等を回転駆動する。又、移動用モ−タ26の正・逆回転
により、該移動用移送筒22、及び該移動用移送螺旋2
9、30、31を伸縮制御する構成であり、作業灯48
を点灯制御する構成であり、ポテンションメ−タ26a
の検出値により、油圧シリンダ方式の昇降装置23bで
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22を伸張のときの
上下高さを制御すると共に、収縮のときに保持装置24
の上下高さを上下モ−タ25bで制御する構成である。
これらの制御方法については後逑する。
【0022】前記伸縮穀粒移送装置5は、図1〜図1
1、及び図14〜図16で示す如く継手メタル32に装
着した固定用移送筒23と、この固定用移送筒23の外
径部23aへ挿入して、伸縮自在な移動用移送筒22
と、この移動用移送筒22を伸縮移動させる伸縮装置3
3と、該移動用移送筒22の最短縮位置を検出する収納
センサ25と、該固定用移送筒23の移送始端部と縦移
送筒19の移送終端部との間には、該伸縮穀粒移送装置
5を上下に回動移動させる油圧シリンダ方式の昇降装置
23b等よりなる構成である。
1、及び図14〜図16で示す如く継手メタル32に装
着した固定用移送筒23と、この固定用移送筒23の外
径部23aへ挿入して、伸縮自在な移動用移送筒22
と、この移動用移送筒22を伸縮移動させる伸縮装置3
3と、該移動用移送筒22の最短縮位置を検出する収納
センサ25と、該固定用移送筒23の移送始端部と縦移
送筒19の移送終端部との間には、該伸縮穀粒移送装置
5を上下に回動移動させる油圧シリンダ方式の昇降装置
23b等よりなる構成である。
【0023】前記固定用移送筒23には、図6で示す如
く固定移送螺旋28を内装して設け、この固定用移送螺
旋28は移送プレ−ト34aを外周部に固着した固定螺
旋軸34よりなる構成である。この固定螺旋軸34の内
径部には、六角形状の挿入孔34cを設け、又、この固
定螺旋軸34の移送終端の内径部には、該挿入孔34c
より小径で六角形状の挿入孔35aを内径部に設けた補
助軸35を固着した構成である。
く固定移送螺旋28を内装して設け、この固定用移送螺
旋28は移送プレ−ト34aを外周部に固着した固定螺
旋軸34よりなる構成である。この固定螺旋軸34の内
径部には、六角形状の挿入孔34cを設け、又、この固
定螺旋軸34の移送終端の内径部には、該挿入孔34c
より小径で六角形状の挿入孔35aを内径部に設けた補
助軸35を固着した構成である。
【0024】前記固定用移送筒23の移送終端部の外径
部は、継手メタル32の外壁の内径部へ挿入して軸支
し、この継手メタル32の内径部に設けたベアリング3
2aの内径部へ補助軸35の外径部を挿入して軸支させ
た構成である。固定螺旋軸34の移送始端部は継手具3
6に内装して設けた受メタル36aで軸支した構成であ
る。
部は、継手メタル32の外壁の内径部へ挿入して軸支
し、この継手メタル32の内径部に設けたベアリング3
2aの内径部へ補助軸35の外径部を挿入して軸支させ
た構成である。固定螺旋軸34の移送始端部は継手具3
6に内装して設けた受メタル36aで軸支した構成であ
る。
【0025】前記継手メタル32の外壁は、図6で示す
如く円形状に形成し、この円形状の外壁部と、固定用移
送筒23の外径部23aの移送終端部から所定距離基部
側に位置させて設けた外メタル37の外径部とを移動用
移送筒22が摺動移動して伸縮自在な構成である。
如く円形状に形成し、この円形状の外壁部と、固定用移
送筒23の外径部23aの移送終端部から所定距離基部
側に位置させて設けた外メタル37の外径部とを移動用
移送筒22が摺動移動して伸縮自在な構成である。
【0026】前記移動用移送筒22には、図6〜図9で
示す如く多角形状、例えば、六角形状の移動用螺旋軸3
8の両端部に軸支した移動用移送螺旋29、31と、こ
れら移動用移送螺旋29、31との間で、該移動用螺旋
軸38で軸支した複数個の移動用移送螺旋30とを内装
した構成である。
示す如く多角形状、例えば、六角形状の移動用螺旋軸3
8の両端部に軸支した移動用移送螺旋29、31と、こ
れら移動用移送螺旋29、31との間で、該移動用螺旋
軸38で軸支した複数個の移動用移送螺旋30とを内装
した構成である。
【0027】前記移動用螺旋軸38は、図6で示す如く
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22を最長の伸張状
態に伸張操作したときでも、この移動用螺旋軸38の移
送始端側の軸端(イ)は、固定用移送螺旋28の固定螺
旋軸34に固着した移送プレ−ト34aの移送終端部か
ら少なくとも1ピッチ(P)以上移送始端部側位置まで
延長した構成である。
伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22を最長の伸張状
態に伸張操作したときでも、この移動用螺旋軸38の移
送始端側の軸端(イ)は、固定用移送螺旋28の固定螺
旋軸34に固着した移送プレ−ト34aの移送終端部か
ら少なくとも1ピッチ(P)以上移送始端部側位置まで
延長した構成である。
【0028】これにより、前記各移動用移送螺旋29、
30、31を内装した移動用移送筒22を、固定用移送
筒23への組付けが容易になる。前記移動用移送筒22
の移送終端部は、図3で示す如くL字形状に形成し、移
送終端部には、排穀口39を設けると共に、この排穀口
39の上部には、移動用螺旋軸38の移送終端部を軸受
けする受メタル39aを設けて軸支させた構成である。
又、図4で示す如く移動用移送螺旋29の螺旋内ボス4
0aの移送始端部の内径部は固定螺旋軸34の移送終端
部に設けた補助軸35の外径部へ挿入して軸支し、ボル
ト35bで装着した構成である。
30、31を内装した移動用移送筒22を、固定用移送
筒23への組付けが容易になる。前記移動用移送筒22
の移送終端部は、図3で示す如くL字形状に形成し、移
送終端部には、排穀口39を設けると共に、この排穀口
39の上部には、移動用螺旋軸38の移送終端部を軸受
けする受メタル39aを設けて軸支させた構成である。
又、図4で示す如く移動用移送螺旋29の螺旋内ボス4
0aの移送始端部の内径部は固定螺旋軸34の移送終端
部に設けた補助軸35の外径部へ挿入して軸支し、ボル
ト35bで装着した構成である。
【0029】前記移動用移送筒22の前端部の上部に
は、図3で示す如く作業灯48を設けた構成である。前
記移動用移送筒22の移送始端部で外周部の上部には、
中心部にネジ孔を設けた移動用支持メタル41を設ける
と共に、移送始端部で外周部の3箇所には、図6で示す
如く受ロ−ラ装置42を設け、この受ロ−ラ装置42は
ロ−ラメタル42cに設けた支持板42aには、回転自
在にロ−ラ42bを軸支した構成である。この各ロ−ラ
42bは固定用移送筒23の外周部に接触して回転自在
で前後方向に移動し、この前後移動により、該移動用移
送筒22は該固定用移送筒23に対して伸張、及び収縮
する構成である。
は、図3で示す如く作業灯48を設けた構成である。前
記移動用移送筒22の移送始端部で外周部の上部には、
中心部にネジ孔を設けた移動用支持メタル41を設ける
と共に、移送始端部で外周部の3箇所には、図6で示す
如く受ロ−ラ装置42を設け、この受ロ−ラ装置42は
ロ−ラメタル42cに設けた支持板42aには、回転自
在にロ−ラ42bを軸支した構成である。この各ロ−ラ
42bは固定用移送筒23の外周部に接触して回転自在
で前後方向に移動し、この前後移動により、該移動用移
送筒22は該固定用移送筒23に対して伸張、及び収縮
する構成である。
【0030】前記伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒2
2が所定位置、又は最長伸張位置から所定伸張位置の伸
張状態にあるときに、最短縮位置へ操作して保持装置2
4の受板24bで保持状態にするときは、旋回スイッチ
21b、及びオ−ガレバ−20aを操作して所定位置
(元の位置)へ旋回させると共に、伸縮スイッチ21c
を収縮側へ操作することにより、制御装置14により、
移動用モ−タ26が逆回転始動制御されて、伸縮装置3
3が逆回転作動され、該移動用移送筒22が収縮側へ移
動制御される構成である。又、該伸縮スイッチ21cを
伸張側へ操作することにより、該制御装置14により、
該移動用モ−タ26が正回転始動制御されて、該伸縮装
置33が正回転作動され、該移動用移送筒22が伸張側
へ移動制御される構成である。
2が所定位置、又は最長伸張位置から所定伸張位置の伸
張状態にあるときに、最短縮位置へ操作して保持装置2
4の受板24bで保持状態にするときは、旋回スイッチ
21b、及びオ−ガレバ−20aを操作して所定位置
(元の位置)へ旋回させると共に、伸縮スイッチ21c
を収縮側へ操作することにより、制御装置14により、
移動用モ−タ26が逆回転始動制御されて、伸縮装置3
3が逆回転作動され、該移動用移送筒22が収縮側へ移
動制御される構成である。又、該伸縮スイッチ21cを
伸張側へ操作することにより、該制御装置14により、
該移動用モ−タ26が正回転始動制御されて、該伸縮装
置33が正回転作動され、該移動用移送筒22が伸張側
へ移動制御される構成である。
【0031】前記移動用移送筒22が所定位置まで重合
状態で収縮側へ移動制御されると、この移動用移送筒2
2の外径部に突出させて設けた検出具22aにより、支
持装置24の受板24a部に設けた収納センサ25がO
N状態となり、このON状態に基づいて、制御装置14
により、移動用モ−タ26が停止制御されて、伸縮装置
33が停止され、該移動用移送筒22が所定の最短縮位
置で停止制御される構成である。この最短縮位置は該移
動用移送筒22が固定用移送筒23へ完全に重合状態に
ならずに、この固定用移送筒23の基部から所定距離の
間は重合させないように、この制御装置14で移動を停
止制御する構成であり、各部品の破損を防止した構成で
ある。
状態で収縮側へ移動制御されると、この移動用移送筒2
2の外径部に突出させて設けた検出具22aにより、支
持装置24の受板24a部に設けた収納センサ25がO
N状態となり、このON状態に基づいて、制御装置14
により、移動用モ−タ26が停止制御されて、伸縮装置
33が停止され、該移動用移送筒22が所定の最短縮位
置で停止制御される構成である。この最短縮位置は該移
動用移送筒22が固定用移送筒23へ完全に重合状態に
ならずに、この固定用移送筒23の基部から所定距離の
間は重合させないように、この制御装置14で移動を停
止制御する構成であり、各部品の破損を防止した構成で
ある。
【0032】前記移動用移送螺旋29は、内径が六角形
状で外径が円形状で所定長さの移送始端部側にボルト挿
入ネジ孔を有する螺旋内ボス40aと、この螺旋内ボス
40aの外径部に固着したパイプ形状の螺旋プレ−ト4
0bの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス4
0cの外周部に固着した1.5ピッチ分の長さの該螺旋
プレ−ト40bと、この螺旋プレ−ト40bの移送終端
部側に設けた補強ピン40d等よりなる構成である。
状で外径が円形状で所定長さの移送始端部側にボルト挿
入ネジ孔を有する螺旋内ボス40aと、この螺旋内ボス
40aの外径部に固着したパイプ形状の螺旋プレ−ト4
0bの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス4
0cの外周部に固着した1.5ピッチ分の長さの該螺旋
プレ−ト40bと、この螺旋プレ−ト40bの移送終端
部側に設けた補強ピン40d等よりなる構成である。
【0033】前記螺旋外ボス40cの一方側の非移送側
は、該螺旋外ボス40cに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状にすると共に、他方側の移
送側は該螺旋プレ−ト40bの移送始端部側の略0.5
ピッチ位置(A)点から移送終端部までは、この螺旋プ
レ−ト40bの基部から所定幅(L)を設け、この螺旋
プレ−ト40bと同じ形状に形成すると共に、該(A)
点から移送終端部までは直線状に形成して、これらによ
って開口40e部を形成して、この開口40e部へ移動
用移送螺旋30の後逑する螺旋外ボス43aの開口43
b部以外の箇所へ挿入する構成である。
は、該螺旋外ボス40cに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状にすると共に、他方側の移
送側は該螺旋プレ−ト40bの移送始端部側の略0.5
ピッチ位置(A)点から移送終端部までは、この螺旋プ
レ−ト40bの基部から所定幅(L)を設け、この螺旋
プレ−ト40bと同じ形状に形成すると共に、該(A)
点から移送終端部までは直線状に形成して、これらによ
って開口40e部を形成して、この開口40e部へ移動
用移送螺旋30の後逑する螺旋外ボス43aの開口43
b部以外の箇所へ挿入する構成である。
【0034】前記移動用移送螺旋29の螺旋内ボス40
aの移送始端部の内径部を固定螺旋軸28の補助軸35
の外径部へ挿入して、該螺旋内ボス40aのネジ孔部へ
ボルト35bを挿入して、この移動用移送螺旋29を装
着した構成である。前記移動用移送螺旋30は内径が六
角形状で外径が円形状で所定長さの螺旋内ボス43c
と、この螺旋内ボス43cの外径部に固着したパイプ形
状で螺旋プレ−ト40bの、例えば、1.5ピッチ分の
長さの螺旋外ボス43aと、この螺旋外ボス43aの外
周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレ−ト4
0bと、この螺旋プレ−ト40bの移送始端部側に設け
たストッパ−板43dと、移送終端部側に設けた補強ピ
ン40d等よりなる構成である。
aの移送始端部の内径部を固定螺旋軸28の補助軸35
の外径部へ挿入して、該螺旋内ボス40aのネジ孔部へ
ボルト35bを挿入して、この移動用移送螺旋29を装
着した構成である。前記移動用移送螺旋30は内径が六
角形状で外径が円形状で所定長さの螺旋内ボス43c
と、この螺旋内ボス43cの外径部に固着したパイプ形
状で螺旋プレ−ト40bの、例えば、1.5ピッチ分の
長さの螺旋外ボス43aと、この螺旋外ボス43aの外
周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレ−ト4
0bと、この螺旋プレ−ト40bの移送始端部側に設け
たストッパ−板43dと、移送終端部側に設けた補強ピ
ン40d等よりなる構成である。
【0035】前記螺旋外ボス43aの一方側の非移送側
は、該螺旋外ボス43aに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状とすると共に、他方側の移
送側は、該螺旋プレ−ト40bの移送始端部側の略0.
5ピッチ位置(A)点から移送終端部までは、この螺旋
プレ−ト40bの基部から所定幅(L)を設けて、この
螺旋プレ−ト40bと同じ形状に形成すると共に、移送
始端部から略1.0ピッチ位置(B)点までと、該
(A)点から移送終端部までとは、対角上に互に直線状
に形成して、これらによって開口43b,43bを形成
して、この開口43b,43b部へ移動用移送螺旋30
の該螺旋外ボス43aの該開口43b部以外の箇所、及
び移動用移送螺旋31の後逑する螺旋外ボス44aの開
口44b以外の箇所を挿入する構成である。
は、該螺旋外ボス43aに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状とすると共に、他方側の移
送側は、該螺旋プレ−ト40bの移送始端部側の略0.
5ピッチ位置(A)点から移送終端部までは、この螺旋
プレ−ト40bの基部から所定幅(L)を設けて、この
螺旋プレ−ト40bと同じ形状に形成すると共に、移送
始端部から略1.0ピッチ位置(B)点までと、該
(A)点から移送終端部までとは、対角上に互に直線状
に形成して、これらによって開口43b,43bを形成
して、この開口43b,43b部へ移動用移送螺旋30
の該螺旋外ボス43aの該開口43b部以外の箇所、及
び移動用移送螺旋31の後逑する螺旋外ボス44aの開
口44b以外の箇所を挿入する構成である。
【0036】前記移動用移送螺旋30が移動して、移動
用移送螺旋29へ重合すると、これら移動用移送螺旋3
0の螺旋プレ−ト40bと移動用移送螺旋29の該螺旋
プレ−ト40bとの間には、隙間(T)を有する構成で
あり、該移動用移送螺旋30が移動して、該移動用移送
螺旋30へ重合すると、これら各移動用移送螺旋30、
30の各螺旋プレ−ト40b,40b間には隙間(T)
を有する構成である。
用移送螺旋29へ重合すると、これら移動用移送螺旋3
0の螺旋プレ−ト40bと移動用移送螺旋29の該螺旋
プレ−ト40bとの間には、隙間(T)を有する構成で
あり、該移動用移送螺旋30が移動して、該移動用移送
螺旋30へ重合すると、これら各移動用移送螺旋30、
30の各螺旋プレ−ト40b,40b間には隙間(T)
を有する構成である。
【0037】前記移動用移送螺旋31は内径が六角形状
で外径が円形状で所定長さで、移送終端側にボルト挿入
ナジ孔を有する螺旋内ボス44cと、この螺旋内ボス4
4cの外径部に固着したパイプ形状で螺旋プレ−ト40
bの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス44
aと、この螺旋外ボス44aの外周部に固着した1.5
ピッチ分の長さの該螺旋プレ−ト40bと、この螺旋プ
レ−ト40bの移送始端部に設けたストッパ−板43d
等よりなる構成である。
で外径が円形状で所定長さで、移送終端側にボルト挿入
ナジ孔を有する螺旋内ボス44cと、この螺旋内ボス4
4cの外径部に固着したパイプ形状で螺旋プレ−ト40
bの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス44
aと、この螺旋外ボス44aの外周部に固着した1.5
ピッチ分の長さの該螺旋プレ−ト40bと、この螺旋プ
レ−ト40bの移送始端部に設けたストッパ−板43d
等よりなる構成である。
【0038】前記螺旋外ボス44aの一方側の非移送側
は、該螺旋外ボス44aに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状とすると共に、該螺旋プレ
−ト40bの移送始端部からこの螺旋プレ−ト40bの
略1.0ピッチ位置(A)点までは、直線状に形成とし
て、これらによって開口44bを形成して、この開口4
4b部へ移動用移送螺旋30の螺旋外ボス43aの開口
43b部以外の箇所を挿入する構成である。
は、該螺旋外ボス44aに固着した螺旋プレ−ト40b
の非移送側の基部と同じ形状とすると共に、該螺旋プレ
−ト40bの移送始端部からこの螺旋プレ−ト40bの
略1.0ピッチ位置(A)点までは、直線状に形成とし
て、これらによって開口44bを形成して、この開口4
4b部へ移動用移送螺旋30の螺旋外ボス43aの開口
43b部以外の箇所を挿入する構成である。
【0039】前記移動用螺旋軸38の移送終端の外径部
は、移動用移送筒22内に設けた受メタル39aの内径
部へ挿入して軸支すると共に、移動用移送螺旋31の螺
旋内ボス44cのネジ孔部へボルトを挿入して、該移動
用螺旋軸38へ装着した構成である。
は、移動用移送筒22内に設けた受メタル39aの内径
部へ挿入して軸支すると共に、移動用移送螺旋31の螺
旋内ボス44cのネジ孔部へボルトを挿入して、該移動
用螺旋軸38へ装着した構成である。
【0040】前記移動用移送螺旋31が移動して、移動
用移送螺旋30へ重合すると、これら移動用移送螺旋3
1の螺旋プレ−ト40bと移動用移送螺旋30の螺旋プ
レ−ト40bとの間には、隙間(T)を有する構成であ
る。これら移動用移送螺旋29、30、31には、各隙
間(T)を設けて、残穀粒が発生しない構成である。
用移送螺旋30へ重合すると、これら移動用移送螺旋3
1の螺旋プレ−ト40bと移動用移送螺旋30の螺旋プ
レ−ト40bとの間には、隙間(T)を有する構成であ
る。これら移動用移送螺旋29、30、31には、各隙
間(T)を設けて、残穀粒が発生しない構成である。
【0041】前記伸縮装置33は断手具36の前端部に
設けた逆L字形状の支持板45の基部側にポテンション
メ−タ26aを内装した移動用モ−タ26を設けると共
に、先端部には、受メタル46を設け、この移動用モ−
タ26には、外径部に螺旋ネジ47aを設けた移送軸4
7を設け、この移送軸47は移動用移送筒22の外周部
の上側に設けた移動用支持メタル41へ螺挿入すると共
に、先端部は該受メタル46で軸支した構成である。3
3aは円形状の安全カバ−である。
設けた逆L字形状の支持板45の基部側にポテンション
メ−タ26aを内装した移動用モ−タ26を設けると共
に、先端部には、受メタル46を設け、この移動用モ−
タ26には、外径部に螺旋ネジ47aを設けた移送軸4
7を設け、この移送軸47は移動用移送筒22の外周部
の上側に設けた移動用支持メタル41へ螺挿入すると共
に、先端部は該受メタル46で軸支した構成である。3
3aは円形状の安全カバ−である。
【0042】前記移動用モ−タ26の正逆回転により、
移送軸47が正逆回転駆動され、移動用支持メタル41
を介して、移動用移送筒22が固定用移送筒23の外周
部に沿って、伸縮自在に移動する構成であり、この移動
用移送筒22の伸縮を介して、内装された各移動用移送
螺旋29、30、31等が重合したり、又離間して伸縮
自在な構成である。
移送軸47が正逆回転駆動され、移動用支持メタル41
を介して、移動用移送筒22が固定用移送筒23の外周
部に沿って、伸縮自在に移動する構成であり、この移動
用移送筒22の伸縮を介して、内装された各移動用移送
螺旋29、30、31等が重合したり、又離間して伸縮
自在な構成である。
【0043】前記各移動用移送螺旋29、30、31
は、図8、及び図9で示す如く該各移動用移送螺旋30
と、該移動用移送螺旋31とは、該移動用移送螺旋29
に対して、装着位置を順次60度ずつずらせて装着した
構成である。前記移動用螺旋軸38は、図6で示す如く
移送始端部には、樹脂材等よりなる振れ止め防止用のブ
ッシュ38aを嵌入して、このブッシュ38aの外径部
を、パイプ形状の固定螺旋軸34bの内径部を摺動移動
する構成として、この移動用螺旋軸38の振れを防止す
る構成である。
は、図8、及び図9で示す如く該各移動用移送螺旋30
と、該移動用移送螺旋31とは、該移動用移送螺旋29
に対して、装着位置を順次60度ずつずらせて装着した
構成である。前記移動用螺旋軸38は、図6で示す如く
移送始端部には、樹脂材等よりなる振れ止め防止用のブ
ッシュ38aを嵌入して、このブッシュ38aの外径部
を、パイプ形状の固定螺旋軸34bの内径部を摺動移動
する構成として、この移動用螺旋軸38の振れを防止す
る構成である。
【0044】前記作業灯48と操作装置13とを接続す
るハ−ネス49は、図10〜図12で示す如く固定用移
送筒23の外径部23aの横側には、L字形状の支持杆
50を固着して設け、この支持杆50の前端部には、回
転自在にロ−ラ50aを装着した構成である。又、移動
用移送筒22の外径部22bの横側で、該ロ−ラ50a
より、所定位置上部には、ロ−ラ軸51を固着して設
け、このロ−ラ軸51の軸端部には、ロ−ラ51aを回
転自在に軸支した構成である。
るハ−ネス49は、図10〜図12で示す如く固定用移
送筒23の外径部23aの横側には、L字形状の支持杆
50を固着して設け、この支持杆50の前端部には、回
転自在にロ−ラ50aを装着した構成である。又、移動
用移送筒22の外径部22bの横側で、該ロ−ラ50a
より、所定位置上部には、ロ−ラ軸51を固着して設
け、このロ−ラ軸51の軸端部には、ロ−ラ51aを回
転自在に軸支した構成である。
【0045】前記ハ−ネス49は作業灯48からロ−ラ
51a,ロ−ラ50aを介して、操作装置13へと接続
させた構成であり、移動用移送筒22の伸縮移動操作に
伴い該ハ−ネス49も自動で伸縮する構成である。これ
により、前記移動用移送筒22の伸縮移動の操作に伴
い、ハ−ネス49も自動で伸縮が行われて便利である。
51a,ロ−ラ50aを介して、操作装置13へと接続
させた構成であり、移動用移送筒22の伸縮移動操作に
伴い該ハ−ネス49も自動で伸縮する構成である。これ
により、前記移動用移送筒22の伸縮移動の操作に伴
い、ハ−ネス49も自動で伸縮が行われて便利である。
【0046】前記伸縮穀粒移送装置5の収縮操作におい
て、この伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の先端
部の高さ位置制御について説明すると、旋回スイッチ2
1b,及びオ−ガレバ−20aを操作すると、該伸縮穀
粒移送装置5は所定位置(元の収納位置)へ旋回され、
伸縮スイッチ21cを収縮側位置へ操作することによ
り、制御装置14により、移動用モ−タ26が逆回転制
御され、伸縮装置33の移送軸47が逆回転始動された
構成である。
て、この伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の先端
部の高さ位置制御について説明すると、旋回スイッチ2
1b,及びオ−ガレバ−20aを操作すると、該伸縮穀
粒移送装置5は所定位置(元の収納位置)へ旋回され、
伸縮スイッチ21cを収縮側位置へ操作することによ
り、制御装置14により、移動用モ−タ26が逆回転制
御され、伸縮装置33の移送軸47が逆回転始動された
構成である。
【0047】前記移送軸47の逆回転の回数が移動用モ
−タ26に内装したポテンションメ−タ26aで検出さ
れて、制御装置14へ入力される構成である。この移送
軸47の回転の回数により、伸縮穀粒移送装置5の移動
用移送筒22の収縮長さが検出される構成である。
−タ26に内装したポテンションメ−タ26aで検出さ
れて、制御装置14へ入力される構成である。この移送
軸47の回転の回数により、伸縮穀粒移送装置5の移動
用移送筒22の収縮長さが検出される構成である。
【0048】前記移動用移送筒22の収縮を、例えば、
途中の任意の長さ位置で停止させたときは、図1で示す
如くこの移動移送筒22が最短縮位置へ操作したときの
先端部の高さ位置(H1)と同じ高さ位置で該移動用移
送筒22を支持すべく、保持装置24の上下モ−タ25
bが制御装置14で逆回転始動制御され、この上下モ−
タ25bの逆回転により、ピニオンギヤ−25c、及び
ラックギヤ−25aを介して、該移動用移送筒22が最
短縮位置のときに該保持装置24で支持するこの保持装
置24の上支柱24cの高さ位置(H2)を所定高さ低
い位置(H3)に変更制御され、該移動用移送筒22の
先端部の高さ位置(H1)に保持されて支持される構成
である。
途中の任意の長さ位置で停止させたときは、図1で示す
如くこの移動移送筒22が最短縮位置へ操作したときの
先端部の高さ位置(H1)と同じ高さ位置で該移動用移
送筒22を支持すべく、保持装置24の上下モ−タ25
bが制御装置14で逆回転始動制御され、この上下モ−
タ25bの逆回転により、ピニオンギヤ−25c、及び
ラックギヤ−25aを介して、該移動用移送筒22が最
短縮位置のときに該保持装置24で支持するこの保持装
置24の上支柱24cの高さ位置(H2)を所定高さ低
い位置(H3)に変更制御され、該移動用移送筒22の
先端部の高さ位置(H1)に保持されて支持される構成
である。
【0049】前記伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒2
2を収縮側へ操作すると、この移動用移送筒22が最短
縮位置へ操作したときの先端部の高さ位置(H1)に常
に保持されて支持すべく順次変更制御する構成であり、
コンバイン1を移動走行のときに、この移動用移送筒2
2の破損を防止する構成である。
2を収縮側へ操作すると、この移動用移送筒22が最短
縮位置へ操作したときの先端部の高さ位置(H1)に常
に保持されて支持すべく順次変更制御する構成であり、
コンバイン1を移動走行のときに、この移動用移送筒2
2の破損を防止する構成である。
【0050】前記伸縮穀粒移送装置5の伸張操作におい
て、この伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の先端
部の高さ位置制御について説明すると、旋回スイッチ2
1b,及びオ−ガレバ−20aを操作すると、該伸縮穀
粒移送装置5は所定位置へ旋回され、伸縮スイッチ21
cを伸張側位置へ操作することにより、制御装置14に
より、移動用モ−タ26が正回転始動制御され、伸縮装
置33の移送軸47が正回転始動された構成である。
て、この伸縮穀粒移送装置5の移動用移送筒22の先端
部の高さ位置制御について説明すると、旋回スイッチ2
1b,及びオ−ガレバ−20aを操作すると、該伸縮穀
粒移送装置5は所定位置へ旋回され、伸縮スイッチ21
cを伸張側位置へ操作することにより、制御装置14に
より、移動用モ−タ26が正回転始動制御され、伸縮装
置33の移送軸47が正回転始動された構成である。
【0051】前記移送軸47の正回転の回数が移動用モ
−タ26に内装したポテンションメ−タ26aで検出さ
れて、制御装置14へ入力される構成である。この移送
軸47の回転の回数により、伸縮穀粒移送装置5の移動
用移送筒22の伸張長さが検出される構成である。
−タ26に内装したポテンションメ−タ26aで検出さ
れて、制御装置14へ入力される構成である。この移送
軸47の回転の回数により、伸縮穀粒移送装置5の移動
用移送筒22の伸張長さが検出される構成である。
【0052】前記移動用移送筒22の伸張を、例えば、
最高伸張長さに操作したときには、図2で示す如くこの
移動用移送筒22の先端部の高さ位置は、制御装置14
により、昇降装置23bが始動制御され、最高の高さ位
置(H6)へ上昇制御される構成である。
最高伸張長さに操作したときには、図2で示す如くこの
移動用移送筒22の先端部の高さ位置は、制御装置14
により、昇降装置23bが始動制御され、最高の高さ位
置(H6)へ上昇制御される構成である。
【0053】前記移動用移送筒22の最短伸張の時の先
端部の高さ位置(H5)から、最長伸張の時の先端部の
高さ位置(H6)までの間で、ポテンションメ−タ26
aが検出する伸張の長さにより、制御装置14で昇降装
置23bを作動制御して、先端部の高さ位置を順次変更
制御する構成であり、最長伸張のときの先端部の高さの
適応性の向上を図り、排出性能の向上を図った構成であ
る。
端部の高さ位置(H5)から、最長伸張の時の先端部の
高さ位置(H6)までの間で、ポテンションメ−タ26
aが検出する伸張の長さにより、制御装置14で昇降装
置23bを作動制御して、先端部の高さ位置を順次変更
制御する構成であり、最長伸張のときの先端部の高さの
適応性の向上を図り、排出性能の向上を図った構成であ
る。
【0054】前記操作装置13には、脱穀機3を始動、
及び停止操作するON−OFF方式の脱穀スイッチ52
を設け、この脱穀スイッチ52のON操作により、伸縮
穀粒移送装置5を作業状態に上昇制御させる構成であ
る。又、籾排出後の走行装置6の走行速度を検出する車
速センサ16の走行速度検出により、該伸縮穀粒移送装
置5を元の収納状態に復元作動させる構成とするもよ
い。
及び停止操作するON−OFF方式の脱穀スイッチ52
を設け、この脱穀スイッチ52のON操作により、伸縮
穀粒移送装置5を作業状態に上昇制御させる構成であ
る。又、籾排出後の走行装置6の走行速度を検出する車
速センサ16の走行速度検出により、該伸縮穀粒移送装
置5を元の収納状態に復元作動させる構成とするもよ
い。
【0055】前記伸縮穀粒移送装置5を支持する保持装
置24を上下移動させる手動用の上下切換方式の上下手
動スイッチ52aを設け、この上下手動スイッチ52a
の操作を優先させる構成とするもよい。前記上下手動ス
イッチ52aの操作により、保持装置24を下降作動の
ときは、伸縮穀粒移送装置5を上下移動させる昇降装置
23bを下降側へ作動させるべく出力する構成である。
置24を上下移動させる手動用の上下切換方式の上下手
動スイッチ52aを設け、この上下手動スイッチ52a
の操作を優先させる構成とするもよい。前記上下手動ス
イッチ52aの操作により、保持装置24を下降作動の
ときは、伸縮穀粒移送装置5を上下移動させる昇降装置
23bを下降側へ作動させるべく出力する構成である。
【0056】これにより、前記伸縮穀粒移送装置5は収
穫作業開始により、上昇制御されることにより、籾のこ
ぼれが防止でき、又、支持装置24の上下移動を上下手
動スイッチ52aの操作で可能となり、この支持装置2
4の調整が容易である。前記移動用移送筒22内の始端
側の移動用移送螺旋53は、図24で示す如く螺旋プレ
−ト53aの全長は1ピッチと1/10ピッチの全長と
すると共に、この螺旋プレ−ト53aは螺旋内ボス53
bの外周部に固着し、又、この螺旋プレ−ト53aの移
送終端部には、補強ピン53cを固着した構成である。
該移動用移送螺旋53の該螺旋内ボス53bの移送始端
部をボルト等により、補助軸35へ装着した構成であ
る。
穫作業開始により、上昇制御されることにより、籾のこ
ぼれが防止でき、又、支持装置24の上下移動を上下手
動スイッチ52aの操作で可能となり、この支持装置2
4の調整が容易である。前記移動用移送筒22内の始端
側の移動用移送螺旋53は、図24で示す如く螺旋プレ
−ト53aの全長は1ピッチと1/10ピッチの全長と
すると共に、この螺旋プレ−ト53aは螺旋内ボス53
bの外周部に固着し、又、この螺旋プレ−ト53aの移
送終端部には、補強ピン53cを固着した構成である。
該移動用移送螺旋53の該螺旋内ボス53bの移送始端
部をボルト等により、補助軸35へ装着した構成であ
る。
【0057】前記移動用移送筒22内の移送終端部側の
移動用移送螺旋55は、図24で示す如く螺旋内ボス5
5aの外周部に螺旋プレ−ト53aを固着し、又、この
螺旋プレ−ト53aの移送始端部には、補強ピン53c
を固着した構成である。該移動用移送螺旋55の該螺旋
内ボス55aの移送終端部をボルト等により、移動用螺
旋軸38へ装着した構成である。
移動用移送螺旋55は、図24で示す如く螺旋内ボス5
5aの外周部に螺旋プレ−ト53aを固着し、又、この
螺旋プレ−ト53aの移送始端部には、補強ピン53c
を固着した構成である。該移動用移送螺旋55の該螺旋
内ボス55aの移送終端部をボルト等により、移動用螺
旋軸38へ装着した構成である。
【0058】前記移動用移送筒22内の移動用移送螺旋
53、55間の中間部の複数個の移動用移送螺旋54
は、図19〜図24で示す如く螺旋内ボス54aの外周
部には、この螺旋内ボス54aの前後両側に略同じ状態
に突出させて、螺旋支持板54bを固着すると共に、こ
の螺旋支持板54bと該螺旋内ボス54aとには、螺旋
プレ−ト53aを固着した構成である。
53、55間の中間部の複数個の移動用移送螺旋54
は、図19〜図24で示す如く螺旋内ボス54aの外周
部には、この螺旋内ボス54aの前後両側に略同じ状態
に突出させて、螺旋支持板54bを固着すると共に、こ
の螺旋支持板54bと該螺旋内ボス54aとには、螺旋
プレ−ト53aを固着した構成である。
【0059】前記螺旋支持板54の前後両端部の左右両
側の一方側には、突出部54c,54cを設け、この突
出部54c,54cの係合により、中間部に設けた各移
動用移送螺旋54は互に一定量以上は伸張しない構成で
ある。又、移動用移送螺旋53、55の横側に位置する
該移動用移送螺旋54、54の突出部54c,54cが
該移動用移送螺旋53、55の補強ピン53c,53c
に係合して一定量以上伸張しない構成である。
側の一方側には、突出部54c,54cを設け、この突
出部54c,54cの係合により、中間部に設けた各移
動用移送螺旋54は互に一定量以上は伸張しない構成で
ある。又、移動用移送螺旋53、55の横側に位置する
該移動用移送螺旋54、54の突出部54c,54cが
該移動用移送螺旋53、55の補強ピン53c,53c
に係合して一定量以上伸張しない構成である。
【0060】前記各移動用移送螺旋54は、互に螺旋内
ボス54の端部が接触するまで収縮する構成である。こ
れにより、一種類の前記螺旋プレ−ト53aが移動用移
送螺旋53、54、55等に共用使用できることによ
り、コスト低減、及び誤組立を防止できる。従来はピッ
チは同じでも巻数が異なり、数種類の長さの螺旋プレ−
トで形成されていた。
ボス54の端部が接触するまで収縮する構成である。こ
れにより、一種類の前記螺旋プレ−ト53aが移動用移
送螺旋53、54、55等に共用使用できることによ
り、コスト低減、及び誤組立を防止できる。従来はピッ
チは同じでも巻数が異なり、数種類の長さの螺旋プレ−
トで形成されていた。
【0061】継手メタル56は、図25で示す如く固定
用移送螺旋28を内装する固定用移送筒23の外周部を
挿入して軸支する外周支持部56aの移送終端部側を略
半分の(E)区間を取り除いた構成である。前記固定用
移送螺旋28の固定螺旋軸58は、図25で示如く補助
軸57の内径57a部へ挿入して軸支した構成である。
この補助軸57は継手メタル56に設けたベアリング5
6b,56bで軸支した構成である。この固定螺旋軸5
8の内径部は六角形状58aとすると共に、外形部は円
形状に形成した構成であり、この六角形状58a部と移
動用螺旋軸38の外形の六角形状部との間には、所定の
隙間(F)を設けた構成である。
用移送螺旋28を内装する固定用移送筒23の外周部を
挿入して軸支する外周支持部56aの移送終端部側を略
半分の(E)区間を取り除いた構成である。前記固定用
移送螺旋28の固定螺旋軸58は、図25で示如く補助
軸57の内径57a部へ挿入して軸支した構成である。
この補助軸57は継手メタル56に設けたベアリング5
6b,56bで軸支した構成である。この固定螺旋軸5
8の内径部は六角形状58aとすると共に、外形部は円
形状に形成した構成であり、この六角形状58a部と移
動用螺旋軸38の外形の六角形状部との間には、所定の
隙間(F)を設けた構成である。
【0062】前記補助軸57の移送終端部の外径部に
は、図25で示す如く螺旋ネジ57bを設け、この螺旋
ネジ57b部を移動用移送螺旋59の螺旋内ボス59a
の内径部に設けた螺旋ネジ59b部へ螺挿入した構成で
ある。59cは螺旋プレ−トであり、59dは螺旋外ボ
スである。
は、図25で示す如く螺旋ネジ57bを設け、この螺旋
ネジ57b部を移動用移送螺旋59の螺旋内ボス59a
の内径部に設けた螺旋ネジ59b部へ螺挿入した構成で
ある。59cは螺旋プレ−トであり、59dは螺旋外ボ
スである。
【0063】これによって、前記外周支持部56aを一
部取り除いたことにより、穀粒の詰りがなくなり、穀粒
の移送が良好となって、脱ぷ粒の発生を減少させること
ができる。補助軸57を螺旋ネジ57bでネジ込み式と
したことにより、この補助軸57の装着が確実になっ
た。
部取り除いたことにより、穀粒の詰りがなくなり、穀粒
の移送が良好となって、脱ぷ粒の発生を減少させること
ができる。補助軸57を螺旋ネジ57bでネジ込み式と
したことにより、この補助軸57の装着が確実になっ
た。
【0064】受ロ−ラ装置60は、図26で示す如く移
動用移送筒22の移送始端側に設けた構成である。この
受ロ−ラ装置60は箱形状の支持具61に設けたロ−ラ
軸61aで所定幅のロ−ラ61bを回転自在に軸支した
構成であり、このロ−ラ61bは該移動用移送筒22に
設けた開口61c部から突出して、固定用移送筒23の
外径部23aを回転自在に移動する構成である。
動用移送筒22の移送始端側に設けた構成である。この
受ロ−ラ装置60は箱形状の支持具61に設けたロ−ラ
軸61aで所定幅のロ−ラ61bを回転自在に軸支した
構成であり、このロ−ラ61bは該移動用移送筒22に
設けた開口61c部から突出して、固定用移送筒23の
外径部23aを回転自在に移動する構成である。
【0065】前記支持具61は移動用移送筒22の外周
部に設けた受具62へボルト等により、装着する構成で
あり、この装着のときには、この受具62の上側面と、
該支持具61の下側面との間には、樹脂材、又はゴム材
等よりなる弾性部材62aを挿入して、ロ−ラ61bの
回転移動の向上を図った構成である。
部に設けた受具62へボルト等により、装着する構成で
あり、この装着のときには、この受具62の上側面と、
該支持具61の下側面との間には、樹脂材、又はゴム材
等よりなる弾性部材62aを挿入して、ロ−ラ61bの
回転移動の向上を図った構成である。
【0066】これにより、前記ロ−ラ61bがスム−ズ
に回転移動することにより、移動用モ−タの負荷を軽減
することができる。
に回転移動することにより、移動用モ−タの負荷を軽減
することができる。
【図1】 伸縮穀粒移送装置の収縮時の作用制御側面
図
図
【図2】 伸縮穀粒移送装置の伸張時の作用制御側面
図
図
【図3】 伸縮穀粒移送装置の拡大側面図
【図4】 保持装置の拡大側面図
【図5】 保持装置の拡大正面図
【図6】 固定用移送筒部と移動用移送筒部の拡大側
面図
面図
【図7】 図6のD−D断面図
【図8】 移動用移送螺旋の伸長状態と一部収縮状態
との拡大側面図
との拡大側面図
【図9】 移動用移送螺旋の収縮状態の拡大側面図
【図10】 ハ−ネス部の収縮状態時の拡大側面図
【図11】 ハ−ネス部の伸張状態時の拡大側面図
【図12】 ハ−ネス部の収縮状態時の拡大平面図
【図13】 ブロック図
【図14】 伸縮穀粒移送装置の最収縮時の拡大側面図
【図15】 伸縮穀粒移送装置の伸張途中時の拡大側面
図
図
【図16】 伸縮穀粒移送装置の最伸張時の拡大側面図
【図17】 操作装置部の拡大背面斜視図
【図18】 コンバインの全体側面図面
【図19】 他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の
拡大側面斜視図
拡大側面斜視図
【図20】 他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の
側面図
側面図
【図21】 他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の
平面図
平面図
【図22】 他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の
正面図
正面図
【図23】 他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の
背面図
背面図
【図24】 他の実施例を示す図で、移動用移送筒部の
側面図
側面図
【図25】 他の実施例を示す図で、継手メタル部の拡
大側断面図
大側断面図
【図26】 他の実施例を示す図で、受ロ−ラ装置部の
拡大側面図
拡大側面図
14 制御装置 22 移動用移送筒 23 固定用移送筒 23b 昇降装置 24 支持装置 28 固定用移送螺旋 29 移動用移送螺旋 30 移動用移送螺旋 31 移動用移送螺旋 33 伸縮装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 正実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KA04 KC02 KC05 KC11 KE03 LA03 LA07 LA17 LE02 LE04 LE09 LE18 LR02 LR08 LR13 LR19 MA02 MA07 MC02 MC07 MC13 PA03 PA04 PA12 PA30 PA46 PE06 QA02 QA13 QE25 QG05 RA10
Claims (2)
- 【請求項1】 穀粒を移送する固定移送螺旋28を内装
した固定用移送筒23と、該固定用移送筒23の外周部
へ挿入して伸縮装置33で伸縮自在な複数の移動用移送
螺旋29、30、31を内装した移動用移送筒22と、
該移動用移送筒22が収縮して収納状態に支持する上下
移動自在な保持装置24とを設けたコンバインにおい
て、該移動用移送筒22の収縮時の収縮量に基づいて該
保持装置24の上下移動の高さ位置を制御する制御装置
14を設けたことを特徴とするコンバインの伸縮穀粒移
送装置。 - 【請求項2】 請求項1の構成において、該移動用移送
筒22の伸張時の伸張量に基づいて昇降装置23bで該
移動用移送筒22を上昇させる上昇量を制御する制御装
置14を設けたことを特徴とするコンバインの伸縮穀粒
移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015952A JP2001204232A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コンバインの伸縮穀粒移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015952A JP2001204232A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コンバインの伸縮穀粒移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001204232A true JP2001204232A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18543168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000015952A Pending JP2001204232A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コンバインの伸縮穀粒移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001204232A (ja) |
-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000015952A patent/JP2001204232A/ja active Pending
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