JP4599972B2 - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コンバインの穀粒排出装置に関するものである。
例えば、コンバインの立毛穀稈の収穫作業では、刈取りされて脱穀された脱穀済み穀粒は、走行車台の上側へ載置した貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。
前記グレンタンク内へ貯留した穀粒を、機外へ排出する排出作業は、下述の如く行われる構成である。
特に、特許文献1に示す如く、例えば、コンバインのグレンタンク内の穀粒の機外への排出は、このグレンタンク内から、後側へ設けた揚穀筒内へ供給され、この揚穀筒から穀粒搬送オーガへ供給されて移送され、穀粒は穀粒排出口から機外へ排出される。この穀粒排出口は、穀粒搬送方向に対して、円周方向に回転自在に設け、穀粒を排出する位置により、穀粒排出口を円周方向へ回動させて、真下、又は真下以外の左右両側の所定角度の上方へ回動させて、所定角度上方へ傾斜させて、穀粒を機外へ排出する。
前記穀粒搬送オーガの穀粒排出口を円周方向へ回動させる回動用のモータのハーネスは、裸状態で穀粒搬送オーガへ装着して、この穀粒搬送オーガの伸縮に伴ってハーネスも伸縮する。
特開2003−79230号公報
穀粒搬送オーガの穀粒を機外へ排出する穀粒排出口は、穀粒を排出する位置により、この穀粒排出口を円周方向の所定位置へ回動操作して、穀粒を機外へ排出するが、回動させる回動用のモータのハーネスは、裸状態で穀粒搬送オーガへ装着していることにより、伸縮状態により、ハーネスにたわみが発生したり、又、他部品へ巻き付いたりすることが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
このために、この発明は、穀粒貯留タンク(4c)側から穀粒の供給を受けて機外へ移送排出する移送排出筒装置(6)を、固定側移送螺旋(7)を内装した固定側移送筒(8)と、移動用モータ(9b)を有する伸縮移動装置(9a)によって伸張状態及び短縮状態に長手方向へ移動自在に前記固定側移送筒(8)の外周部へ挿入した移動側移送筒(13)と、該移動側移送筒(13)の移送終端部に設けられ、穀粒を機外へ排出する排穀口(14a)を有した排出筒(14)と、前記移動側移送筒(13)に内装され伸縮自在の移動側螺旋軸(9)に軸支した移動側移送螺旋(10,11,12)とから構成し、前記排出筒(14)に移送排出筒装置(6)操作用の前部操作装置(21d)を設け、該前部操作装置(21d)における排出筒(14)の上側に設けた第1操作ケース(21fa)に、前記移動用モータ(9b)を正回転又は逆回転させて移動側移送筒(13)を伸張状態または短縮状態に移動させる伸縮スイッチ(25a)と、固定側移送筒(8)及び移動側移送筒(13)を上昇、下降させるべく固定側移送筒(8)の一側に設けた上下モータ(29)を回転させると共に該固定側移送筒(8)及び移動側移送筒(13)を左旋回、右旋回させる切換スイッチレバー(6a)とを設け、前部操作装置(21d)における排出筒(14)の右側に設けた第2操作ケース(21fb)には移送排出筒装置(6)による穀粒の排出を始動および停止させるクラッチレバー(6b)を設け、前記伸縮スイッチ(25a)と穀粒貯留タンク(4c)の前側に設けた移送排出筒装置(6)の移動制御用の操作装置(21a)とを接続する第1ハーネス(25b)と、前記切換スイッチレバー(6a)と操作装置(21a)とを接続する第2ハーネス(6c)と、クラッチレバー(6b)とテンション装置(4e)とを接続するワイヤ(6d)とをハーネス支持具(17)に内装し、該ハーネス支持具(17)を内装する箱形状のハーネス支持具カバー(17a)が、固定側移送筒(8)に対して前記上下モータ(29)を配置した側とは反対の側である右側に配置されるように、該ハーネス支持具カバー(17a)を固定側移送筒(8)の外周の上部に設けた固定板(17b)に装し、前記ハーネス支持具(17)先端の移動端部(A)を移動側移送筒(13)の移送始端部の外周部に装着し、ハーネス支持具(17)の後端の固定端部(B)を前記ハーネス支持具カバー(17a)の移送方向終端側の上部に装着して該ハーネス支持具(17)をハーネス支持具カバー(17a)に内装し、該第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)とがハーネス支持具(17)の湾曲部内で略真円状態に支持される構成とし、ハーネス支持具(17)は、移動側移送筒(13)の伸張に伴って伸張して前記湾曲部よりも固定端部(B)側の部位に形成される直線部が長い状態から短い状態へ変形し、該ハーネス支持具(17)の変形と同時に第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)も変形する構成とし、前記排出筒(14)の下端部四面に装着した飛散防止板(14b)の上端部を、クラッチレバー(6b)を回動自在に軸支した排出筒(14)の右側の第2操作ケース(21fb)の下端部よりも下部に配置し、クラッチレバー(6b)を切り操作した状態で、伸縮スイッチ(25a)の上端部が該クラッチレバー(6b)の上端部よりも所定寸法だけ上部に位置し、該クラッチレバー(6b)又は切換スイッチレバー(6a)を把持した手で伸縮スイッチ(26a)を同時に操作可能な構成としたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置としたものである。
この発明によると、ハーネス支持具(17)に内装した第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)とを円形状に支持することにより、これら第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)の破損を防止でき、また、これら第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)がスムーズに移動することによって移送排出筒装置(6)の移動側移送筒(13)の伸縮操作を容易に行うことができる。
また、クラッチレバー(6b)を切り操作したときに、伸縮スイッチ(25a)の上端部がこのクラッチレバー(6b)の上端部よりも所定寸法だけ上部に位置する構成としたことにより、伸縮スイッチ(25a)を操作するときに、クラッチレバー(6b)が操作の邪魔になることがなく、伸縮スイッチ(25a)の操作を容易に行うことができる。
しかも、クラッチレバー(6b)又は切換スイッチレバー(6a)を把持した手で伸縮スイッチ(26a)を同時に操作可能な構成としたことにより、同時操作可能による操作性及び作業性の向上を図ることができる。
そして、排出筒(14)の下端部四面に装着した飛散防止板(14b)の上端部を、クラッチレバー(6b)を回動自在に軸支した排出筒(14)の右側の第2操作ケース(21fb)の下端部よりも所定寸法だけ下部に配置したことにより、該排出筒(14)への籾袋の取り付け、及び取り外しを容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の上側には、脱穀機4、及び穀粒貯留タンク4c等を載置すると共に、この穀粒貯留タンク4c内のコンバイン1のときは、粉粒物である穀粒を、移送排出する縦移送筒5の上部には、この穀粒を搬送する搬送装置である移送排出筒装置6を設け、この移送排出筒装置6は固定移送螺旋(固定側移送螺旋)7を軸支内装した固定用移送筒(固定側移送筒)8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して長手方向へ伸縮移動装置9aで伸張移動、及び短縮移動自在な移動用移送筒(移動側移送筒)13と、先端部の円周方向へ回動自在に回動装置17で回動させて、穀粒を機外へ排出する排穀口14aを有する排出筒14を設けた構成である。これら移動用移送筒13と、排出筒14とに、軸支内装した伸縮移動自在な移動螺旋軸9の前後端部へ軸支した前・後移動移送螺旋11,10と、この前・後移動移送螺旋11,10間で、移動螺旋軸9へ伸縮自在に軸支した複数個の中移動移送螺旋12とを設けた構成である。前記移動用移送筒13の先端部の排出筒14へ設けた、伸縮スイッチ25aのハーネス(第1ハーネス)25bを伸張状態、及び短縮状態へ支持内装するハーネス支持具17を設け、このハーネス支持具17の移動端部(A)は、移動用移送筒13の外径(D)の中央部へ装着すると共に、固定端部(B)は、ハーネス支持具カバー17aへ装着して設けた構成である。これら移送排出筒装置6の固定用移送筒8と、移動用移送筒13と、排出筒14と、ハーネス支持具17等を主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図20で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ22aを張設した走行装置22を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機4を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機4のフィードチェン4aと、挟持杆4bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機4の右横側に配設し、底部にタンク移送螺旋4dを前後方向へ軸支した、穀粒貯留タンク4c内へ一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図20で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド19a、及び各分草体19bと、立毛穀稈を引起す各引起装置19cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置20の各掻込装置20aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置19dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機4のフィードチェン4aと、挟持杆4bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置20の根元・穂先移送装置20b・20c等からなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ19eにより、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆23aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆23bを設け、この支持パイプ杆23bを走行車台2の上側面に設けた支持装置23cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ19eの作動により、刈取機3は支持パイプ杆23bを回動中心として、上下に回動する構成である。
前記穀粒貯留タンク4c側の前部には、図20で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置21aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席21bとを設け、この操縦席21bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン21cを載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク4cを配設する。これら走行装置22と、刈取機3と、脱穀機4と、エンジン21c等により、コンバイン1の本体1aを形成した構成である。
前記刈取機3の穀稈掻込移送装置20によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機4へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース24内の伝動機構24aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ24bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク4cの底部には、貯留穀粒を後方へ移送するタンク移送螺旋4dを前後方向に軸支して設けると共に、後方へ移送される穀粒を引継ぎして、方向を変換する継手ケース5bは、穀粒貯留タンク4cの後側板の外側面へ装着して設けた構成である。この継手ケース5bの上側には、縦移送螺旋5aを内装軸支した縦移送筒5を略垂直姿勢で回動操作可能に設け、穀粒貯留タンク4c内の穀粒を引継ぎ揚送する構成である。
前記縦移送筒5の上端部には、図10〜図12で示す如く上端部を支点として、始動操作によって、手動、又は自動で伸縮自在で、手動、又は自動で上下回動自在、旋回自在で移送終端部の排出筒14の排穀口14aから、穀粒を機外へ排出する移送排出筒装置6を設けた構成である。
前記移送排出筒装置6は、図10〜図12で示す如く固定移送螺旋7を内装軸支した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して、始動操作によって伸張、及び縮移動自在な移動用移送筒13と、先端部の排出筒14と、これら移動用移送筒13と、排出筒14とへ内装軸支して、伸縮移動自在な移動螺旋軸9へ軸支した、前・後・中移動移送螺旋(移動側移送螺旋)11,10,12と、移動用移送筒13とを伸張、及び短縮させる伸縮移動装置9aと、移動用モータ9bとを固定用移送筒8の外周上側部へ設けた構成である。伸縮移動装置9aの外側には、外カバー9cを装着した構成である。
前記コンバイン1で収穫作業時には、穀粒物である脱穀済み穀粒を、穀粒貯留タンク4内へ貯留し、この穀粒を機外へ移送排出する移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部には、図10〜図12で示す如く移動用移送筒13を長手方向へこの固定用移送筒8の外周上側部へ設けた、伸縮移動装置9aの移動用モータ9bの正回転、又は逆回転始動により、伸張移動、及び短縮移動自在に挿入して設けた構成である。
前記移送排出筒装置6の伸縮移動自在に設けた移動用移送筒13の移送終端部の開口部13a部で、外径部には、排穀口14aを下部へ設けた排出筒14を設けた構成である。
前記排出筒14部には、図1で示す如く前部で穀粒の排出作業を行うときに操作する前部操作装置21dを装着して設けた構成である。この前部操作装置21dの前部操作ケース21f(第1操作ケース21fa,第2操作ケース21fb)には、移送排出筒装置6の移動用移送筒13を伸張状態、又は短縮状態にするときに操作する「ON」−「OFF」方式の伸縮スイッチ25aと、移送排出筒装置6の固定用・移動用移送筒8,13上昇、下降移動、及び移送排出筒装置6を左旋回、右旋回移動させるときに操作する「ON」−「OFF」方式の切換スイッチレバー6aと、移送排出筒装置6を始動、停止させるときに操作するクラッチレバー6b等とを設けた構成である。
前記伸縮スイッチ25aと、操作装置21aとを接続するハーネス25bと、切換スイッチレバー6aと、操作装置21aとを接続するハーネス(第2ハーネス)6cと、クラッチレバー6bと、テンション装置4eとを接続するワイヤ6dとは、ハーネス支持具17へ内装して支持させた構成である。これらハーネス25bと、ハーネス6cと、ワイヤ6dとは、移送排出筒装置6の移動用移送筒13の伸張状態、及び短縮状態により、伸張、及びたわみが発生することにより、これを対応するために、ハーネス支持具17へ内装して支持させた構成である。このハーネス支持具17は、図1で示す如く湾曲状態で直線部が長い状態、又は短い状態へ変形する構成である。このハーネス支持具17の変形に伴って、これらハーネス25b,6c、及びワイヤ6dも同時に変形する構成である。
前記伸縮スイッチ25aの「ON」−「OFF」操作により、これらの操作が操作装置21aへ入力され、この入力により、この操作装置21aで伸縮移動装置9aの移動用モータ9bが正回転、又は逆回転駆動制御され、移送排出筒装置6の移動用移送筒13が伸張、又は短縮状態に移動制御される構成である。
前記切換スイッチレバー6aの上下への切換操作により、これらの操作が操作装置21aへ入力され、この入力により、この操作装置21aで移送排出筒装置6の固定用移送筒8と、縦移送筒5とを接続して設けた、詳細は後述する上下モータ29の回転駆動により、移送排出筒装置6の固定用、移動用移送筒8,13等が上昇、又は下降制御される構成である。又、切換スイッチレバー6aの左右への切換操作により、これらの操作が操作装置21aへ入力され、この入力により、この操作装置21aで縦移送筒5へ設けた、詳細は後述する旋回モータ32が正回転、又は逆回転駆動制御され、縦移送筒5が左回動、又は右回動される構成である。
前記クラッチレバー6bの「入」−「切」操作により、テンション装置4eが「入」−「切」制御されて、エンジン21cの動力が移送排出筒装置6へ入力、又は入力が停止制御されて、この移送排出筒装置6が作動、又は作動停止され、穀粒を機外へ移送排出、又は移送排出が停止される構成である。
図4、及び図5で示す如く前記移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周上部へ固定板17bを設け、この固定板17bへ箱形状のハーネス支持具カバー17aを、ボルト、及びナット等で装着して設けた構成である。このハーネス支持具カバー17aには、各ハーネス6c,25b、及びワイヤ6d等を内装したハーネス支持具17を内装した構成である。
前記ハーネス支持具17の先端部の移動端部(A)は、移動用移送筒13の移送始端部へ設け、支持具17cへ前支持ピン17dで装着して設けた構成である。この移動端部(A)の取付部である前支持ピン17d位置は、移動用移送筒13の外径(D)の略中央部へ装着して設けた構成である。又、ハーネス支持具17の後端部の固定端部(B)は、ハーネス支持具カバー17aの前方上部へ後支持ピン17eで装着して設けた構成である。
前記移動用移送筒13の伸張に伴い、ハーネス支持具17も前方部へ向けて伸張状態に変化する構成である。
穀粒を機外へ移送排出する移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、伸縮移動装置9aにより、長手方向へ伸張、又は短縮状態へ移動自在な移動用移送筒13を設け、移送終端部には、穀粒を機外へ排出する排穀口14aを有する排出筒14を設け、移動用移送筒13の伸張状態、又は短縮状態への移動に伴い、前部操作装置21dの伸縮スイッチ25aのハーネス25b等を内装して伸張、又は短縮状態へ支持するハーネス支持具17の移動端部(A)の取付位置は、移動用移送筒13の外径(D)の略中央部へ位置させて設けたことにより、この移動用移送筒13へ設けて、ハーネス支持具17を装着する支持具17cの上下方向の長さを短くすることができ、このために、軽量で強度のあるものに、支持具17cをすることができる。又、ハーネス支持具17の装着が容易で簡単である。
穀粒を機外へ移送排出する前記移送排出筒装置6を、始動、及び停止操作する前部操作装置21dは、図3で示す如くこの移送排出筒装置6の各種部品を一切交換することなく、該移送排出筒装置6の移動用移送筒13の先端部へ設けた排出筒14へ着脱自在に、ボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。
前記前部操作装置21dを移動用移送筒13から取り外すことにより、移送排出筒装置6は、元の状態に復元されて、そのまま穀粒の移送排出用として、この移送排出筒装置6を使用できる構成である。
前記移送排出筒装置6の各部を作動操作する前部操作装置21dは、移送排出筒装置6の各種部品を一切交換することなく、該移送排出筒装置6の移動用移送筒13の先端部へ設けた排出筒14へ着脱自在に設けたことにより、前部操作装置21dを取付用の余分な部品が不用であり、又、部品交換の手間が省けることにより、コストダウンを図ることができる。
図4〜図6で示す如く前記伸縮スイッチ25aのハーネス25bと、切換スイッチレバー6aのハーネス6cと、クラッチレバー6bのワイヤ6dとを内装して支持させるハーネス支持具17とは、それぞれ個別に製作し、その後一体部品に組立して、これを個別に装着する構成である。
前記ハーネス25bと、ハーネス6cと、ワイヤ6dとを内装して支持させるハーネス支持具17とは、それぞれ個別に製作し、その後一体部品に組立して、それを個別に装着して設けた構成としたことにより、これら各ハーネス25b,6cと、ワイヤ6dとの全長を短くすることができて、これにより、コスト低減を図ることができる。
前記ハーネス支持具17の移動端部(A)を装着する支持具17cは、図1、及び図3で示す如く移送排出筒装置6の移動用移送筒13の移送始端の外周部へ装着するローラ装置28のローラ受具28aと同時に、ボルト等により、共締めした構成である。
これにより、前記ローラ装置28のローラ受具28aと、ハーネス支持具17の移動端部(A)を装着する支持具17cとは、ボルト等で共締めにより、移動用移送筒13の移送始端の外周部へ装着して設けたことにより、支持具17cを取付専用の取付板が不要であり、コスト低減が可能である。
前記ハーネス支持具カバー17aの高さ(H2)は、図21、及び図22で示す如く移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外径(D1)と、伸縮移動装置9aの外カバー9cの高さ(H)との両者の合計高さ(H1)と、略同じ高さに形成して設けた構成である。
これにより、前記コンバイン1の全体部へシート等を掛けるときに、部分的に突出しているものがなくなり、シート掛けが容易になった。又、外観形状の向上を図ることができる。
前記ハーネス支持具17へ内装して支持したハーネス25b,6cと、ワイヤ6dとは、移動用移送筒13が最伸張状態へ操作されたときには、図23で示す如くハーネス支持具17の湾曲部内でこれらハーネス25b,6cと、ワイヤ6dとは、略真円(D2)状態に内装されて、支持される構成である。
これにより、前記ハーネス支持具17へ内装して支持したハーネス25b,6cと、ワイヤ6dとは、円形状に形成されて、保持することにより、破損防止、及びスムーズに移動することにより、伸縮操作が容易である。
前記前部操作装置21の前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)は、図22で示す如く移動用移送筒13の平面視右側へ設けると共に、前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)には、クラッチレバー6bを回動自在に軸支した構成である。又、前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)の装着側へハーネス支持具17を内装するハーネス支持具カバー17aを設けた構成である。
これにより、前記固定用移送筒8、及び移動用移送筒13等の上昇、及び下降回動操作が容易であり、又、スムーズに回動する。
前記移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外径(D1)と、伸縮移動装置9aの外カバー9cの高さ(H)との両者の合計高さ(H1)の略半分位置に、ハーネス支持具17の半径中心位置(H3)を、図21で示す如く位置させて設けた構成である。
これにより、前記ハーネス25b,6c、及びワイヤ6dの配策に無理な力が掛かることなく配策ができて、伸張、及び短縮の操作が容易である。又、ハーネス支持具カバー17aを小型化することができて、他部品へ当接を防止することができる。
前記ハーネス25b,6cと、ワイヤ6dとは、図21、及び図24で示す如くゴム材、又は樹脂材等よりなる集納パイプ6e内へ収納すると共に、この集納パイプ6eを、移送排出筒装置6の固定用移送筒8、及び移動用移送筒13の外周部へ適宜間隔で紐、又はクランプ等で装着して設けた構成である。
これにより、前記集納パイプ6e内へ各ハーネス25b,6c、及びワイヤ6dを収納し、この集納パイプ6eを装着して設けたことにより、外観の向上を図ることができる。
前記ハーネス支持具17の移動端部(A)の前側には、連結パイプ18を設け、この連結パイプ18の後端下側には、支持板18aを設け、この支持板18aへハーネス支持具17の前端部を、複数個の締付用ネジ18bで装着した構成である。又、ハーネス支持具17の固定端部(B)は、ハーネス支持具カバー17aの前方下部へ後支持ピン17eで装着して設けた構成である。
前記各ハーネス25b,6c、及びワイヤ6d等は、連結パイプ18内へ挿入され、この連結パイプ18を経て、ハーネス支持具17へ内装し、支持する構成である。
これにより、前記移動用移送筒13を最短縮位置へ操作したときには、ハーネス支持具17は、ハーネス支持具カバー17a内へ収納された状態となり、外観の向上を図ると共に、他部品へ当接することを防止できる。
前記移送排出筒装置6の移動用移送筒13の前端部側へ設けた排出筒14には、図1、図21、及び図22で示す如く前部操作装置21dを設け、この前部操作装置21dの伸縮スイッチ25aを装着する上側部の前部操作ケース21f(第1操作ケース21fa)は、排出筒14の上側へ設けた構成である。前部操作装置21dのクラッチレバー6bを、「入」−「切」回動自在に軸支する横側部の前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)は、排出筒14の横側へ設けた構成である。
前記クラッチレバー6bを「切」状態へ操作したときには、このクラッチレバー6bの上端部と、伸縮スイッチ25aの上端部とは、図26、及び図27で示す如くこの伸縮スイッチ25aの上端部を、所定寸法(H3)上部へ位置させて設けた構成である。
これにより、前記伸縮スイッチ25aを「入」−「切」操作するときに、クラッチレバー6bが操作の邪魔になることがなく、このために、伸縮スイッチ25aの操作が容易である。
前記排出筒14の横側へ設けて、クラッチレバー6bを「入」−「切」回動自在に軸支した、前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)の下端部より、図26、及び図27で示す如く排出筒14へ装着した飛散防止板14bの上端部を、所定寸法(H4)下部へ位置させて設けた構成である。
これにより、前記クラッチレバー6bを装着した前部操作ケース21f(第2操作ケース21fb)の下端部より、排出筒14へ設けた飛散防止板14bの上端部を所定寸法(H4)下部へ位置させたことにより、籾袋の取り付け、及び取り外しが容易である。
前記切換スイッチ6aを上方へ倒し操作すると、図21、図22、及び図26で示す如く移送排出筒装置6の固定用・移動用移送筒8,13と、排出筒14とは、上方へ回動移動制御されると共に、下方へ倒し操作すると、下方へ回動移動制御される。又、右方へ倒し操作すると、右方へ回動移動制御されると共に、左方へ倒し操作すると、左方へ回動移動制御される構成である。更に、図27で示す如く切換スイッチ6aを把持して、手動により、上方へ回動移動可能に構成である。
これにより、前記切換スイッチ6aの操作方向と、固定用移送筒8等の移動方向とは、同じ方向であることにより、操作性の向上を図ることができる。
前記移送排出筒装置6の固定用移送筒8の右側には、図22で示す如くハーネス支持具17、及びハーネス支持具カバー17a等を設けると共に、左側には、各ガスダンパ31、及び上下モータ29等を設けた構成である。
これにより、前記クラッチレバー6bと同じ側へハーネス支持具17が設けられることにより、このクラッチレバー6bの操作性が向上する。
前記切換スイッチレバー6aは、図26で示す如く前方上部へ所定角度(θ)に傾斜させた構成である。
これにより、前記切換スイッチレバー6aを把持した時に、排出筒14へ当接することなく、操作性の向上を図ることができる。
前記クラッチレバー6b、又は切換スイッチレバー6aを把持して操作と、同時に、図28、及び図29で示す如く伸縮スイッチ2aの「入」−「切」操作とを同時に操作可能な構成である。又、籾袋より、クラッチレバー6bが上方に位置することにより、籾袋の交換を容易にした構成である。
これにより、同時操作可能により、操作性、及び作業性の向上を図ることができる。
図28で示す如くクラッチレバー6bを「切」操作したときは、ワイヤ6dの基部側の固定部から、このワイヤ6dの装着部までの間に形成される角度を、角度(θ1)とすると共に、「入」操作したときの角度を角度(θ2)とし、この角度(θ2)を(θ1)より、小さくして、このワイヤ6dへ掛かる圧力を小さくして設けた構成である。
これにより、前記クラッチレバー6bの切換操作を容易にした構成である。
前記操作装置21aには、図20で示す如くコンバイン1で収穫作業を開始するときに操作する始動スイッチ26a、緊急停止スイッチ26b、伸縮スイッチ25a、切換スイッチレバー6a、クラッチレバー6b等を設けた構成である。
前記エンジン21cの回転動力は、図9で示す如くこのエンジン21cへ軸支したエンジンプーリ21eと、穀粒貯留タンク4cのタンク移送螺旋4dへ軸支したタンクプーリ4fとには、ベルト4hを掛け渡した構成である。このベルト4hにはテンション装置4eを設け、このテンション装置4eをクラッチレバー6bの「入」−「切」操作により、ワイヤ6dを介して、「入」−「切」操作し、エンジン21cの回転動力を入力、及び入力を停止する構成である。穀粒貯留タンク4c内の貯留穀粒を、移送排出筒装置6で機外へ移送排出したり、又、移送排出を停止したりする構成である。
前記移送排出筒装置6の固定用移送筒8は、図13、及び図14で示す如く後支持メタル27と、縦移送筒5の上端部に設けた引継メタル5cとで装着して設け、この固定用移送筒8には、固定移送螺旋7を内装軸支して設け、この固定移送螺旋7は、固定螺旋軸7aの外周部に、固定螺旋プレート7bを固着して設けた構成である。固定螺旋軸7aの内径部は丸孔に形成すると共に、移送終端部の内径部には、丸孔より小径で後述する移動螺旋軸9が挿入されて摺動移動する内径部に六角孔を形成した補助軸7cを軸支して設けた構成である。固定用移送筒8の外周部には、詳細後述するローラ装置28のローラ28bの側面部を受けて、このローラ28bを直線状に移動させ、移動用移送筒13を直線状に移動すべく所定間隔に、各レール8aを設けた構成である。
前記固定用移送筒8の移送終端部には、図13、及び図14で示す如く後支持メタル27の外周の外ボス27a部を、固定用移送筒8の外周部より、突出させて固着して設けた構成であると共に、後支持メタル27の内径部には、補助軸7cを軸支して設けた構成である。固定移送螺旋7の固定螺旋軸7aの移送終端部の内径部は、補助軸7cの移送始端の外径部で軸支すると共に、移送始端部の外径部は、引継メタル5cの内側部に設けた受メタル5dで軸支した構成である。7dは受ブッシュであり、移動螺旋軸9を軸支した構成である。
前記移動用移送筒13は、図13、及び図14で示す如く固定用移送筒8の外周部より突出した後支持メタル27の外周の外ボス27a部と、固定用移送筒8の外周部に設けた外メタル27bとの外周部へ移動自在で収縮自在に、固定用移送筒8の外周部へ挿した構成である。図8で示す如く移動用移送筒13の前端部の開口部13aには、穀粒を機外へ排出する、詳細後述する排穀口14aを下部側へ設けた排出筒14を設けた構成である。
前記移動用移送筒13と、排出筒14とには、図7で示す如く移動螺旋軸9を後支持メタル27と、排出筒14に設けた前支持メタル16とにより、移動自在で収縮自在に内装軸支した構成である。
前記移動用移送筒13へ内装軸支した移動螺旋軸9の移送始端部と、移送終端部とには、図10〜図12で示す如く後移動移送螺旋10と、前移動移送螺旋11とを軸支して、ボルト等により、固定して設けた構成である。
前記後移動移送螺旋10は、図10〜図12、及び図15で示す如く後固定ボス10aへ支持板10bを固着して設け、この支持板10bと、後固定ボス10aとには、移動螺旋プレート10cを固着して設けた構成である。又、支持板10bには、結合部10dを設け、この結合部10dと、隣接した中移動移送螺旋12の移動螺旋プレート12cに設けた一方側の結合部12dとを係合させた構成である。後固定ボス10aの内径部は、補助軸7cの移送終端部の外径部へ挿入して、ボルト等により、装着して設けた構成である。
前記前移動移送螺旋11は、図10〜図13、及び図15で示す如く前固定ボス11aへ支持板11bを固着して設け、この支持板11bと、前固定ボス11aとには、移動螺旋プレート11cを固着して設けた構成である。又、支持板11bには、結合部11dを設け、この結合部11dと、隣接した中移動移送螺旋12の移動螺旋プレート12cに設けた一方側の結合部12dとを係合させた構成である。前固定ボス11aの内径部は、移動螺旋軸9の移送終端部へ六角の外径部へ挿入して、ボルト等により、装着して設けた構成である。
前記中移動移送螺旋12は、図10〜図12、及び図15〜図17で示す如く中移動ボス12aと、径大ボス12bと、両端部に結合部12dを有する移動螺旋プレート12cとを、一体に樹脂材等で成形した構成である。
前記中移動移送螺旋12は、図15で示す如く移動用移送筒13の移動螺旋軸9の前後両端部に装着した前・後移動移送螺旋11,10間に、複数個の中移動移送螺旋12を移動螺旋軸9へ伸縮移動自在に軸支して設けると共に、隣接する各中移動移送螺旋12が最伸張状態になると、各移動螺旋プレート12cに設けた各結合部12dが、互に係合状態になる構成であり、所定長さ以上は伸張しない構成である。
前記移動用移送筒13と、排出筒14との伸縮移動は、移動用モータ9bの正逆回転の始動操作により、伸縮移動する構成である。この伸縮移動に伴なって、移動螺旋軸9と、各中移動移送螺旋12とは、同時に伸縮移動する構成である。
前記移動用移送筒13の移送始端部の外周部には、図13で示す如く複数個のローラ装置28を設けた構成である。このローラ装置28のローラ受具28aを移動用移送筒13の移送始端部へ装着すると共に、このローラ受具28aの断面形状コ字形状部には、ローラピン28cでローラ28bを回転自在に軸支して設け、この各ローラ28bの外周部が固定用移送筒8の外周部へ当接して、回転しながら移動用移送筒13と同時に伸張、又は短縮移動する構成である。
前記移送排出筒装置6の固定用移送筒と、移動用移送筒13と、排出筒14との上下回動移動構成は、図18、及び図19で示す如く縦移送筒5の上端部に設けた引継ぎメタル5cは、左右にニ分割した構成として、一方側を上下回動自在に接続した構成である。他方側の固定側には、上下モータ29で上下回転駆動する回動具29aと、固定用移送筒8に設けた取付具30の取付板30aとは、接続具29bで接続すると共に、取付具30に設けた各上取付板31aと、縦移送筒5に設けた各下取付板31bとの間には、ガスダンパー31を設けた構成である。
前記上下モータ29の正回転、又は逆回転駆動により、回動具29aが回動されて、接続具29b、及び取付具30等を介して、固定用移送筒8と、移動用移送筒13と、排出筒14等とは、上昇移動、又は下降移動制御される構成である。これら上昇、又は下降移動制御に伴ない、各ガスダンパー31も上昇、又は下降移動制御される構成であり、この各ガスダンパー31はアシスト用として使用する構成である。
前記縦移送筒5の旋回構成は、図20で示す如くこの縦移送筒5には、旋回モータ32を設けると共に、この旋回モータ32の下側で、縦移送筒5には、旋回具32aを設け、旋回モータ32の正回転、又は逆回転駆動により、旋回具32aが左回転駆動、又は右回転駆動され、縦移送筒5は、継手ケース5bの上側部より、左旋回、又は右旋回されて、固定用移送筒8と、移動用移送筒13と、排出筒14等とは、左旋回、又は右旋回する構成である。
前記移送排出筒装置6の移動用移送筒13の移送終端部側には、図7、及び図8で示す如く所定大きさの開口部13aを設けると共に、開口部13aの前側の移送終端部には、円形で筒状の外蓋13bの取付用のフランジ部を外側へ向けて固着し、穀粒の留りを防止して設けた構成である。この外蓋13bには、各支持板16aをボルト、及びナット等で装着して設け、この内側の支持板16aには、複数個のクッション体16bを介して、前支持メタル16をボルト、及びナット等により、装着した構成であり、この前支持メタル16で移動螺旋軸9の移送終端部を回転自在に軸支した構成である。
前記移送排出筒装置6の移動用移送筒13内を移送終端部まで移送された穀粒を、機外へ排出する下部には、排穀口14aを有する排出筒14を、移動用移送筒13の開口部13a部を覆う状態に、移動用移送筒13の外周部へ固着して、設けた構成である。
前記排出筒14の下端部の四面部には、図7で示す如くゴム材、又は樹脂材よりなる飛散防止板14bを、四面へ個別、又はL字形状に形成して、ボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。
前記移送排出筒装置6の固定用移送筒8と、移動用移送筒13と、排出筒14とは、基部を回動中心として、収穫作業状態のときには、移送終端の前部を上方へ所定角度で斜めに、上昇した状態で固定支持させた構成である。
図20で示す如く移送排出筒装置6の固定用移送筒8と、排出筒14を設けた移動用移送筒13とを、受けて支持するオーガ受装置33を設けた構成である。このオーガ受装置33は、走行車台2へ装着した受主柱33aの上端部へ逆山形状の受ガイド33bを装着して設け、この受ガイド33bで固定用移送筒8の外周部を支持させた構成である。
移送排出筒装置の拡大側面図 図1のC−C断面図 移送排出筒装置の拡大側面図 ハーネス支持具部の拡大側面図 ハーネス支持具の拡大側面図 ワイヤ拡大側面図 移動用移送筒の移送終端部の拡大側断面図 移動用移送筒の移送終端部の拡大側断面図 穀粒貯留タンク部の平面図 移送排出筒装置の最短縮時の拡大側断面図 移送排出筒装置の伸張途中時の拡大側断面 移送排出筒装置の最伸張時の拡大側断面図 固定用移送筒と、移動用移送筒との拡大側断面図 図13のE−E断面図 前・中・後移動移送螺旋の拡大側面斜視図 中移動移送螺旋部の拡大側面図 中移動移送螺旋の拡大側面斜視図 移送排出筒装置の昇降回動部の拡大側面図 移送排出筒装置の昇降回動部の拡大平面図 コンバインの左側全体側面図 送排出筒装置の拡大側面図 送排出筒装置の拡大平面図 定用移送筒と、ハーネス支持具との拡大側面図 21のF−F断面図 定用移送筒と、ハーネス支持具部との拡大側面図 部操作装置部の拡大側面図 部操作装置部の拡大正面図 部操作装置部の拡大側面図 部操作装置部の拡大側面図
4c 穀粒貯留タンク
4e テンション装置
6 移送排出筒装置
6a 切換スイッチレバー
6b クラッチレバー
6c ハーネス(第2ハーネス)
6d ワイヤ
7 固定移送螺旋(固定側移送螺旋)
8 固定用移送筒(固定側移送筒)
9 移動螺旋軸(移動側螺旋軸)
9a 伸縮移動装置
9b 移動用モータ
10 後移動移送螺旋(移動側移送螺旋)
11 前移動移送螺旋(移動側移送螺旋)
12 中移動移送螺旋(移動側移送螺旋)
13 移動用移送筒(移動側移送筒)
14 排出筒
14a 排穀口
14b 飛散防止板
17 ハーネス支持具
17a ハーネス支持具カバー
17b 固定板
21a 操作装置
21d 前部操作装置
21fa 前部操作ケース(第1操作ケース)
21fb 前部操作ケース(第2操作ケース)
25a 伸縮スイッチ
25b ハーネス(第1ハーネス)
29 上下モータ
A 移動端部
B 固定端部

Claims (1)

  1. 穀粒貯留タンク(4c)側から穀粒の供給を受けて機外へ移送排出する移送排出筒装置(6)を、固定側移送螺旋(7)を内装した固定側移送筒(8)と、移動用モータ(9b)を有する伸縮移動装置(9a)によって伸張状態及び短縮状態に長手方向へ移動自在に前記固定側移送筒(8)の外周部へ挿入した移動側移送筒(13)と、該移動側移送筒(13)の移送終端部に設けられ、穀粒を機外へ排出する排穀口(14a)を有した排出筒(14)と、前記移動側移送筒(13)に内装され伸縮自在の移動側螺旋軸(9)に軸支した移動側移送螺旋(10,11,12)とから構成し、前記排出筒(14)に移送排出筒装置(6)操作用の前部操作装置(21d)を設け、該前部操作装置(21d)における排出筒(14)の上側に設けた第1操作ケース(21fa)に、前記移動用モータ(9b)を正回転又は逆回転させて移動側移送筒(13)を伸張状態または短縮状態に移動させる伸縮スイッチ(25a)と、固定側移送筒(8)及び移動側移送筒(13)を上昇、下降させるべく固定側移送筒(8)の一側に設けた上下モータ(29)を回転させると共に該固定側移送筒(8)及び移動側移送筒(13)を左旋回、右旋回させる切換スイッチレバー(6a)とを設け、前部操作装置(21d)における排出筒(14)の右側に設けた第2操作ケース(21fb)には移送排出筒装置(6)による穀粒の排出を始動および停止させるクラッチレバー(6b)を設け、前記伸縮スイッチ(25a)と穀粒貯留タンク(4c)の前側に設けた移送排出筒装置(6)の移動制御用の操作装置(21a)とを接続する第1ハーネス(25b)と、前記切換スイッチレバー(6a)と操作装置(21a)とを接続する第2ハーネス(6c)と、クラッチレバー(6b)とテンション装置(4e)とを接続するワイヤ(6d)とをハーネス支持具(17)に内装し、該ハーネス支持具(17)を内装する箱形状のハーネス支持具カバー(17a)が、固定側移送筒(8)に対して前記上下モータ(29)を配置した側とは反対の側である右側に配置されるように、該ハーネス支持具カバー(17a)を固定側移送筒(8)の外周の上部に設けた固定板(17b)に装し、前記ハーネス支持具(17)先端の移動端部(A)を移動側移送筒(13)の移送始端部の外周部に装着し、ハーネス支持具(17)の後端の固定端部(B)を前記ハーネス支持具カバー(17a)の移送方向終端側の上部に装着して該ハーネス支持具(17)をハーネス支持具カバー(17a)に内装し、該第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)とがハーネス支持具(17)の湾曲部内で略真円状態に支持される構成とし、ハーネス支持具(17)は、移動側移送筒(13)の伸張に伴って伸張して前記湾曲部よりも固定端部(B)側の部位に形成される直線部が長い状態から短い状態へ変形し、該ハーネス支持具(17)の変形と同時に第1ハーネス(25b)と第2ハーネス(6c)とワイヤ(6d)も変形する構成とし、前記排出筒(14)の下端部四面に装着した飛散防止板(14b)の上端部を、クラッチレバー(6b)を回動自在に軸支した排出筒(14)の右側の第2操作ケース(21fb)の下端部よりも下部に配置し、クラッチレバー(6b)を切り操作した状態で、伸縮スイッチ(25a)の上端部が該クラッチレバー(6b)の上端部よりも所定寸法だけ上部に位置し、該クラッチレバー(6b)又は切換スイッチレバー(6a)を把持した手で伸縮スイッチ(26a)を同時に操作可能な構成としたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
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