JP4951946B2 - 粉粒体排出装置 - Google Patents
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Description
特に特開2003−79230号公報で示すように、グレンタンク内の穀粒の機外への排出は、このグレンタンク内から、後側へ設けた揚穀筒内へ供給され、この揚穀筒から穀粒搬送オーガへ供給され、この穀粒搬送オーガで引継ぎ移送され、穀粒排出口から機外へ排出される。
即ち、請求項1記載の発明は、移動用移送筒(13)を固定用移送筒(8)の外周部に長手方向へ移動自在に支持し、前記移動用移送筒(13)の移送終端部の下側半周部に開口部(13a)を設け、該移動用移送筒(13)における開口部(13a)よりも移送終端側の部位に外蓋(13b)を設け、前記開口部(13a)には、下端部に排穀口(14a)を備えた排出筒(14)を左右回動自在に設け、該排出筒(14)における移送方向下手側の第1側板(14c)の外側面に支持枠(17a)を装着し、該支持枠(17a)に回動用レバー(17b)の上端部を回動自在に取り付け、該支持枠(17a)と第1側板(14c)とで摺動自在に支持したブレーキ軸(18a)を、回動用レバー(17b)の下端部に軸着し、前記支持枠(17a)と回動用レバー(17b)との間に設けたスプリング(18d)の弾発力で、ブレーキ軸(18a)の先端部に設けたブレーキ具(18c)が外蓋(13b)の外側面に当接して排出筒(14)の回動が防止される構成とした粉粒体排出装置としたものである。
請求項3記載の発明によれば、移動用移送筒(13)と排出筒(14)に内装される移動螺旋軸(9)の先端部を、外蓋(13b)の内側面に設けたベアリング(16a)に軸支することで、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果を奏することができる。
請求項4記載の発明によれば、上記請求項1または請求項2または請求項3記載の発明の効果を奏するうえに、排出筒(14)が所定位置以上には上昇回動しないので、粉粒体の詰りを防止することができる。
コンバイン1の走行車台2の上側へ脱穀機4、及び穀粒貯留タンク4c等を載置すると共に、この穀粒貯留タンク4c内は、コンバイン1のときには、粉粒体は穀粒である。この穀粒を移送排出するこの穀粒貯留タンク4cへ設けた、縦移送筒5の上端部には、搬送装置である移送排出筒装置6を設け、この移送排出筒装置6は固定移送螺旋7を軸支内装した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して長手方向へ伸縮移動装置9aで伸張移動、及び短縮移動自在に移動用移送筒13と、先端部へ手動操作により、円周方向の左右へ回動自在に回動装置17で回動させて、穀粒を機外へ排出する排穀口14aを有する排出筒14を設けている。これら移動用移送筒13と、排出筒14とに軸支内装した伸縮移動自在な移動螺旋軸9の前後端部へ軸支して、前・後移動移送螺旋11,10と、これら前・後移動移送螺旋11,10間で移動螺旋軸9へ伸縮自在な複数個の中移動移送螺旋12を軸支して設けている。
前記移送排出筒装置6は、固定移送螺旋7を内装軸支した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して、伸縮移動自在な移動用移送筒13と先端部の排出筒14と、これら移動用移送筒13と排出筒14へ内装して伸縮移動自在な移動螺旋軸9へ軸支した前・後・中移動移送螺旋11,10,12と、移動用移送筒13とを伸張、及び短縮させる伸縮移動装置9aと、正逆回転する移動用モータ9bとを固定用移送筒8の外周上側部へ設けた構成である。伸縮移動装置9aの外側に外カバー9cを装着する。
前記移動螺旋軸9の移送始端部と、移送終端部とには、図9〜図11で示すように、後移動移送螺旋10と、前移動移送螺旋11とを軸支して、ボルト等により、固定して設ける。
前記回動装置17の回動用レバー17bには、排出筒14の自然回動移動を防止するブレーキ装置18を設けたことにより、排出筒14が自然に回動移動することを防止できる。又、設定した回動移動位置へ容易に確実に停止させて、固定することができる。
前記排出筒14を回動作動操作用の回動用レバー17bのワンタッチ操作により、ブレーキ装置18のブレーキ荷重が解除されることにより、排出筒14を回動移動操作のときに、大きな力を必要とせず、楽に排出筒14を任意の所定位置へ回動移動させることができる。
これにより、構成がシンプルとなると共に、コスト低減を図ることができる。
図1、及び図2で示すように、前記回動装置17の回動用レバー17cを把持操作して、ブレーキ装置18のブレーキ具18cのブレーキ荷重が解除状態の時に、「ON」−「OFF」スイッチ方向のリミットスイッチ17dへ回動用レバー17cが当接して「ON」状態になるように、支持枠17aへこのリミットスイッチ17dを設けている。
図1で示すように、前記移動用移送筒13の前端部と、排出筒14の前側板14cの内側面との間の隙間は、できる限り最小隙間(h)にして設けている。又、この隙間にダストシール14jを設けている。
図1で示すように、前記回動装置17の回動用レバー17bの取付部の支持ピン17cの中心位置から下端部までの全長(L1)は、移動用移送筒13の外径(D1)より、大きくして設けている。
前記回動装置17の回動用レバー17bは、図4、及び図5で示すように、支持枠17aの下側部へ支持ピン17cで回動自在に軸支して設け、この回動用レバー17bの上部へブレーキ装置18のブレーキ具18aを取付ピン18bで摺動自在に設けている。このブレーキ装置18は、前述の構成、及び作用と同じである。
前記エンジン21cの回転動力は、図20で示すように、このエンジン21cへ軸支したエンジンプーリ33aと、タンク移送螺旋4dへ軸支したタンクプーリ4eとにベルト33bを掛け渡して伝動する。このベルト33bには排出クラッチ装置26bをテンションモータ26aのモータ軸26cへ軸支して設ける。
9 移動螺旋軸
13 移動用移送筒
13a 開口部
13b 外蓋
13c 支持ピン
13d ブッシュ
13f ストッパ
14 排出筒
14a 排穀口
14c 前側板(第1側板)
14d 後側板(第2側板)
14e フランジ
14f シール
16a ベアリング
17a 支持枠
17b 回動用レバー
18a ブレーキ軸
18c ブレーキ具
18d スプリング
Claims (4)
- 移動用移送筒(13)を固定用移送筒(8)の外周部に長手方向へ移動自在に支持し、前記移動用移送筒(13)の移送終端部の下側半周部に開口部(13a)を設け、該移動用移送筒(13)における開口部(13a)よりも移送終端側の部位に外蓋(13b)を設け、前記開口部(13a)には、下端部に排穀口(14a)を備えた排出筒(14)を左右回動自在に設け、該排出筒(14)における移送方向下手側の第1側板(14c)の外側面に支持枠(17a)を装着し、該支持枠(17a)に回動用レバー(17b)の上端部を回動自在に取り付け、該支持枠(17a)と第1側板(14c)とで摺動自在に支持したブレーキ軸(18a)を、回動用レバー(17b)の下端部に軸着し、前記支持枠(17a)と回動用レバー(17b)との間に設けたスプリング(18d)の弾発力で、ブレーキ軸(18a)の先端部に設けたブレーキ具(18c)が外蓋(13b)の外側面に当接して排出筒(14)の回動が防止される構成とした粉粒体排出装置。
- 前記排出筒(14)における移送方向上手側の第2側板(14d)に設けたフランジ(14e)を、移動用移送筒(13)にシール(14f)を介して回動自在に支持し、排出筒(14)における第1側板(14c)の中央部は、外蓋(13b)の外側面に装着した支持ピン(13c)にブッシュ(13d)を介して回動自在に支持した請求項1記載の粉粒体排出装置。
- 前記移動用移送筒(13)と排出筒(14)に内装される移動螺旋軸(9)の先端部を、外蓋(13b)の内側面に設けたベアリング(16a)に軸支した請求項1または請求項2記載の粉粒体排出装置。
- 前記外蓋(13b)の外側面に、前記ブレーキ具(18c)に当接して排出筒(14)の上昇回動を規制するストッパ(13f)を設けた請求項1または請求項2または請求項3記載の粉粒体排出装置。
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