JP2005318862A - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

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Koji Izumi
浩二 泉
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Ichiaki Uemoto
壹章 上本
Kazumi Goshima
一実 五島
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Abstract

【課題】
穀粒を機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置を、手動により、右側へ回動移動、及び移動用移送筒を、伸縮移動させようとすると共に、排出穀粒を受ける穀粒受袋の着脱を容易にしようとするものである。
【解決手段】
貯留穀粒を受けて機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6と、カッタ装置との間で、穀粒貯留タンク6に沿わせると共に、基部を回動中心として、右側へ回動自在で、伸縮自在に設け、これら穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8への回動駆動動力の入力を「入」−「切」する排出クラッチレバー25を排出筒装置8の後側面へ設けた。この排出クラッチレバー25を、「入」操作で、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、排出筒装置8の外径(D)から突出せず、又、「切」操作で先端部(ニ)が、排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けた構成である。
【選択図】
図1。

Description

脱穀済み穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、脱穀済みの排藁を切断するカッタ装置との間には、穀粒貯留タンクから貯留穀粒の供給を受けて機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置を穀粒貯留タンクに沿わせて略垂直姿勢で基部を回動中心として、機体の側方外側へ回動自在で伸縮自在に設け、穀粒移送排出筒装置の移送終端部側には、穀粒を機外へ排出する排穀口を有する排出筒を設けると共に、穀粒貯留タンク、及び穀粒移送排出筒装置等への回転動力の入力を「入」−「切」操作する排出クラッチレバーを設けた技術であり、コンバインの穀粒排出装置として利用できる。
例えば、コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、刈取りされて脱穀された脱穀済み穀粒は、走行車台の上側へ載置された貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。
前記貯留タンク内へ貯留した穀粒を、機外への排出は、この貯留タンクの後側へ設けた穀粒移送オーガ装置で移送されて機外へ排出される。
前記貯留タンクは、実開昭63−53231号公報で示す如く、例えば、この貯留タンクを前方の運転席下方部まで延長して、上側面へこの運転席を装着して設けると共に、これら貯留タンクと、運転席とは、機外の外側方へ倒伏するよう起倒自在に設けている。
又、穀粒を機外へ排出する穀粒移送オーガ装置は、油圧方式の回動用シリンダで回動傾斜移動制御されると共に、油圧方式の伸張用シリンダで伸張移動制御されて、所定の左右方向位置、及び所定の上下方向位置へ移動されて、穀粒は機外の所定位置へ排出される。
実開昭63−53231号公報
穀粒を機外へ排出する穀粒移送排出オーガを所定の上下方向位置、及び所定の右方向位置への移動は、油圧方向の伸張用シリンダと、回動用シリンダとにより、自動で調節移動制御されることにより、手動調節移動に対して大巾なコストアップであったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2上側へ載置して穀稈を脱穀する脱穀機5と、脱穀済み穀粒を貯留する穀粒貯留タンク6と、脱穀機5の後側へ脱穀済み排藁を切断するカッタ装置12等とを設けたコンバインにおいて、前記穀粒貯留タンク6と、カッタ装置12との間には、穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6に沿わせて、略垂直姿勢で基部を回動中心(イ)として機体1aの側方外側へ回動自在で伸縮自在に設け、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8等へ回転駆動動力の入力を入り切り操作する排出クラッチレバー25を設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置としたものである。
例えば、コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行装置3の上側へ設けた走行車台2の前方部の刈取機4で穀稈は刈取りされ、刈取り穀稈は脱穀機5へ引継ぎされて、この脱穀機5内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、揚送されて、穀粒貯留タンク6内へ一時貯留される。
前記コンバインの穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外への排出は、この穀粒貯留タンク6と、後側へ設けた脱穀済みの排藁を所定長さに切断するカッタ装置12との間へ設けて、機体1a側方外側へ基部を回動中心(イ)として、例えば、右方向の所定の角度位置へ手動位置へ手動操作により、回動傾斜移動させると共に、前後方向を所定の長さに伸張、又は短縮移動操作する。その後に穀粒移送排出筒装置8の移送終端部へ設けた、排出クラッチレバー25を「入」操作により、穀粒貯留タンク6内のタンク移送螺旋、及び穀粒移送排出筒装置8等が始動制御されて、穀粒は穀粒貯留タンク6から、この穀粒移送排出筒装置8内へ移送され、移送終端部へ設けた、排出筒11の排穀口11aから、機外の穀粒受袋へ排出され、満量になるまで排出される。
前述の如く前記穀粒貯留タンク6内の穀粒の排出が終了すると、排出クラッチレバー25を「切」操作後に、穀粒移送排出筒装置8を手動により、最短縮位置、及び元の略垂直姿勢状態へ復元操作する。
請求項2に記載の発明においては、前記排出クラッチレバー25を穀粒移送排出筒装置8の後方側面へ設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
前記穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外への排出は、この穀粒貯留タンク6と、穀粒を移送排出する穀粒移送排出筒装置8等とを回転駆動操作する。この穀粒移送排出筒装置8の移送終端部の後方側面へ設けた排出クラッチレバー25の「入」操作により、穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8等を回転駆動させて、排出筒11の排穀口11aから機外へ穀粒を排出する。
請求項3に記載の発明においては、前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成において、排出クラッチレバー25の入り操作時には、該排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の外径(D5)部から突出しないように設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
穀粒を機外へ移送排出する前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成においては、排出クラッチレバー25を「入」操作すると、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の外径(D5)部からは、突出しないように設けて、穀粒受袋13の交換を容易にしている。
請求項4に記載の発明においては、前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を切り操作時には、該排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側へ設けた排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
穀粒を機外へ移送排出する前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を「切」操作すると、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側へ設けて、穀粒を機外へ排出する排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けて、穀粒移送排出筒装置8の全高を低くして設けている。
請求項1に記載の発明においては、穀粒を貯留する穀粒貯留タンク6と、脱穀済みの排藁を切断するカッタ装置12との間には、穀粒貯留タンク6から貯留穀粒を受けて、機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6に沿わせて、略垂直姿勢で基部を回動中心(イ)として、機体の側方外側へ回動自在で伸縮自在に設け、移送終端部には、排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8の回転駆動動力の入力を「入」―「切」操作する排出クラッチレバー25を設けたことにより、構成が簡単でコストダウンになる。又、回転駆動動力の入力の操作が容易であり、操作性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明においては、前記排出クラッチレバー25を穀粒移送排出筒装置8の後側面へ設けたことにより、この穀粒移送排出筒装置8を収納位置へ操作したときに、穀粒貯留タンク6が邪魔になることがなく、このために、この穀粒貯留タンク6の容量を確保することができる。
請求項3に記載の発明においては、前記穀粒移送排出筒装置8から排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成においては、排出クラッチレバー25を「入」操作時には、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の外径(D5)部より、突出しないように設けたことにより、穀粒受袋13の交換が容易である。又、交換作業時に邪魔になることがない。
請求項4に記載の発明においては、前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を「切」操作時には、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けたことにより、この穀粒移送排出筒装置8の全高を低くすることができる。又、これにより、コンバインの全高も低くなる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行装置3の上側には、走行車台2を設け、この走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取る刈取機4を設けると共に、走行車台2の上側には、刈取り穀稈を受けて脱穀する脱穀機5と、脱穀済みで選別済み穀粒を受けて貯留する穀粒貯留タンク6等とを設けた構成である。この穀粒貯留タンク6と、脱穀機5の後側へ設けて排藁を切断するカッタ装置12との間には、貯留穀粒の供給を受けて、機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を穀粒貯留タンク6に沿わせて、略垂直姿勢状態で基部を回動中心(イ)として、コンバイン1の機体1aの側方外側へ手動により、回動自在で伸縮移動自在に設けた構成である。穀粒移送排出筒装置8の移送終端部には、移送される穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8への回転駆動動力の入力を「入」―「切」操作する排出クラッチレバー25を設けた構成である。これら穀粒移送排出筒装置8と、排出筒11と、排出クラッチレバー25等とを主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図15で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の上側面には、脱穀機5を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機4で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機4で後方上部へ移送され、脱穀機5のフィードチェン7aと、挟持杆7bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機5の右横側に配設し、前後方向へタンク移送螺旋6aを底部へ内装した、穀粒貯留タンク6内へ一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図15で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド14a、及び各分草体14bと、立毛穀稈を引起す各引起装置14cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置15の各掻込装置15aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置14dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機5のフィードチェン7aと、挟持杆7bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置15の根元・穂先移送装置15b・15c等からなる刈取機4を設けている。該刈取機4は、油圧駆動による伸縮シリンダ4bにより、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機4の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆16aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆16bを設け、この支持パイプ杆16bを走行車台2の上側面に設けた支持装置16cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ4bの作動により、刈取機4は支持パイプ杆16bを回動中心として、上下に回動する構成である。
前記刈取機4の穀稈掻込移送装置15によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機5へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6側の前部には、図15で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置17aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席17bとを設け、この操縦席17bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン18を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク6を配設する。これら走行装置3と、刈取機4と、脱穀機5と、エンジン18等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース19内の伝動機構19aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ19bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6内へ貯留した貯留穀粒を機外へ排出する。この穀粒貯留タンク6の後側には、図1〜図5で示す如くタンク移送螺旋6aの移送終端側の後端部を軸支する後支持メタル6dは、穀粒貯留タンク6の後側板6bの外側面へ設けた構成である。後支持メタル6dの後側には、穀粒移送排出筒装置8の回動メタル8aを回動自在に設けた構成である。これら穀粒移送排出筒装置8と、回動移動メタル8aとは、一体で、例えば、コンバイン1の機体1aの右側方外側へ回動移動自在な構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8は、図1〜図5で示す如く穀粒貯留タンク6と、脱穀機5の後側へ設けて、脱穀済みの排藁を所定長さに切断して、圃場表面へ切断藁を排出するカッタ装置12との間に設けた構成である。穀粒移送排出筒装置8は、穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を後支持メタル6dを経て供給を受け、機外へ移送排出する構成である。穀粒移送排出筒装置8は、回動メタル8aの上側へ装着して設けた固定用移送筒20と、この固定用移送筒20へ内装軸支した固定移送螺旋20aと、固定用移送筒20の外周部へ挿入して、伸縮移動自在に設けた移動用移送筒21と、この移動用移送筒21へ内装軸支した移動螺旋軸21bと、この移動螺旋軸21bの移送始端部と、移送終端部とには、下移動移送螺旋22aと、上移動移送螺旋22bとを個別に挿入してボルト等により、装着して設けると共に、これら下・上移動移送螺旋22a,22b間には、伸張、又は収縮状態に形成できる複数個の中移動移送螺旋22cを、移動螺旋軸21bへ軸支し、伸縮自在な構成であり、これら各部品よりなる構成である。
前記移動用移送筒21の移送終端部の開口部21aで、外周部には、開口部21aから、落下する穀粒を受けて、機外へ排出する排穀口11aを設けた排出筒11を固着して設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8は、図1〜図3、及び図6で示す如く穀粒貯留タンク6の後側板6bの後外側面へ設けた後支持メタル6dの後側には、穀粒を機外へ移送排出する手動操作により、穀粒移送排出筒装置8の基部を回動中心(イ)として、機体1aの右側方外側へ回動自在で任意位置へ傾斜状態に固定可能で、伸縮自在に設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、図1〜図5で示す如く移送穀粒を機外へ排出する排穀口11aを設けた排出筒11を設けた構成である。この穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置へ手動により、回動移動操作し、固定させたときには、排出筒11の排穀口11aは、右方向へ向くと共に、略間横向きになる構成である。
穀粒を貯留する穀粒貯留タンク6と、脱穀済み排藁を切断するカッタ装置12との間には、貯留穀粒を受けて、移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6に沿わせて略垂直姿勢で、基部を回動中心(イ)として、機体1a側方外側へ回動自在で、伸縮自在に設け、移送終端部には、排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、収納時には、排出筒11の排穀口11aを機体1aの右方向へ向けて設けたことにより、構成が簡単でコストダウンになる。又、操作性の向上を図ることができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、図1、及び図4で示す如くこの穀粒移送排出筒装置8を回動移動操作、及び固定用移送筒20へ挿入して、収縮自在な移動用移送筒21を伸縮移動操作等を行うときに、把持して操作するハンドル21cを、移送終端部である排出筒11の上外側面へ設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、この穀粒移送排出筒装置8を回動移動操作、及び移動用移送筒21を伸縮移動操作等を行うときに、把持して操作するハンドル21cを設けたことにより、操作性の向上を図ることができた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側の移動用移送筒21には、図1、及び図4で示す如く機外へ排出筒11の排穀口11aから、排出する穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する略コ字形状の袋ホルダ21dを、移動用移送筒21の移送終端部の外周部へ固着して設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、排出する穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けたことにより、穀粒を受ける性能を向上させることができる。又、穀粒受袋13の交換が容易である構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の先端部に設けた排出筒11には、詳細後述するが、穀粒を機外へ排出するときに操作する排出クラッチレバー25を設けると共に、排出筒11の上外側面には、ハンドル21cを設けた構成において、図4、及び図5で示す如くこの排出筒11のハンドル21cの右横側で、排穀口11aの近傍には、穀粒受袋13内へ供給され、貯留される穀粒の満量状態を検出する穀粒量センサ11bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を穀粒受袋13へ排出する穀粒の満量を検出することにより、穀粒排出時の穀粒の詰まりを防止することができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8を収納位置へ操作したときに、収納位置で固定するロック装置10は、図9〜図11で示す如く略U字形状の受板23aの円形部には、略L字形状の取付板23bの一方側の端部を固着して設けると共に、他方側の端部をボルト等により、穀粒貯留タンク6の後側へ設けた脱穀機前後フレーム24へ装着した構成である。取付板23bには、支持杆23cの一方側の端部を固着して設け、この支持杆23cの他方側端部には、装着板23dを固着して設け、この装着板23dをボルト等により、穀粒貯留タンク6の左側板6c外側の一番揚穀筒装置7cへ装着した構成である。又、穀粒移送排出筒装置8の取付強度アップを図った構成である。
前記ロック装置10のロック板10aは、図9〜図11で示す如く受板23aへ設けた支持ピン10bで回動自在に軸支して設け、このロック装置10のロック板10aの回動操作により、図10で示す如く受板23aへ設けた切欠溝23e内へ挿入して、穀粒移送排出筒装置8を収納位置へロックし、確実に固定する構成である。
前記穀粒貯留タンク6の後側には、この穀粒貯留タンク6から貯留穀粒の供給を受けて、機外へ排出する基部を回動中心(イ)として、手動操作により、機体1a側方外側へ回動自在で、伸縮自在な穀粒移送排出筒装置8を設けると共に、この穀粒移送排出筒装置8を収納位置でロックするロック装置10を、近傍部へ設けたことにより、構成が簡単でコストダウンになる。又、操作が容易である。更に、収納位置で確実にロックすることができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8を収納位置で固定する収納ロック装置9は、図9、及び図10で示す如くロック装置10のロック板10aへ装着した構成である。収納ロック装置9は、収納ロック板9aへ平面視前後方向に所定間隔を設けて凸部9bを設け、この凸部9bをロック板10aの挿入用孔へ挿入して、装着した構成である。収納ロック板9aと、凸部9bとは、弾性材の樹脂材、又はゴム材等により、一体に形成した構成である。
前記ロック装置10のロック板10aを、受板23aへ係合状態に操作すると、収納ロック装置9の収納ロック板9aの内側面が、穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の外周部へ当接し、この穀粒移送排出筒装置8を収納位置へ固定する構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8を収納位置で固定する収納ロック装置9は、弾性部材等によって構成したことにより、収納位置への固定が容易である。又、コスト低減を図ることができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の移送終端部の外周部へ固着して、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11は、図12で示す如く穀粒移送排出筒装置8を収納時には、略水平状態に位置する構成か、又は穀粒排出時の回動移動側へ所定角度に、下り傾斜状態にすべく設けた構成である。これら収納ロック装置9、及びロック装置10の装着位置は、下側(L1)とし、上側(L2)として、(L1)>(L2)とした構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部へ設けて、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11は、穀粒移送排出筒装置8を収納時には、略水平状態か、又は穀粒排出時の回動移動側へ下り傾斜すべく設けたことにより、この穀粒移送排出筒装置8を収納状態へ操作するときに、穀粒が排出筒11より、漏れることを防止できる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8は、図6で示す如くエンジン18へ設けたエンジンプーリ18aと、穀粒貯留タンク6のタンク移送螺旋6aの前端部へ軸支したタンクプーリ6fとには、ベルト18bを掛け渡した構成である。このベルト18bには、テンション装置25aを回動自在に設け、このテンション装置25aと、排出筒11へ回動自在に設けた排出クラッチレバー25とは、ワイヤ25bを設けて接続した構成である。排出クラッチレバー25の「入」−「切」操作により、ベルト18bが「入」−「切」制御されて、エンジン18の回転動力が、穀粒貯留タンク6のタンク移送螺旋6aへ入力されて、回転駆動されるか、又は入力が停止されて、回転駆動されない構成である。
前記穀粒貯留タンク6内へ貯留された穀粒を排出するときは、排出クラッチレバー25の「入」操作により、穀粒貯留タンク6のタンク移送螺旋6aと、このタンク移送螺旋6aの移送終端部の伝動ギャー6eと、固定用移送筒20の固定移送螺旋20aの移送始端部の伝動ギャー20bと、この固定移送螺旋20aと、移動用移送筒21の移動螺旋軸21bと、この移動螺旋軸21bへ軸支した下・中・上移動螺旋22a,22c,22bとが回転駆動され、これら各螺旋6a,20a,22a,22c,22bにより、穀粒は、移送終端部へ移送されて、排出筒11の排穀口11aより、機外へ排出される構成である。
又は、前記穀粒貯留タンク6内へ貯留された穀粒の排出を停止するときは、排出クラッチレバー25の「切」操作により、穀粒貯留タンク6のタンク移送螺旋6aが回転駆動されないことにより、以後の各螺旋20a,22a,22c,22bも回転駆動されないことにより、穀粒は機外へ排出されない構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側へ設けて、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11には、前述の如く穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8へ回動駆動動力の入力を、「入」−「切」操作する排出クラッチレバー25を、図1、図4、及び図5で示す如く支持ピン25cへ回動自在に軸支した構成である。
穀粒を貯留する穀粒貯留タンク6と、脱穀済みの排藁を切断するカッタ装置12との間には、穀粒貯留タンク6から貯留穀粒を受けて、機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6に沿わせて略垂直姿勢で、基部を回動中心(イ)として、機体右側方外側へ回動自在で、伸縮自在に設け、移送終端部には、排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8の回転駆動動力の入力を「入」―「切」操作する排出クラッチレバー25を設けたことにより、構成が簡単でコストダウンになる。又、回転駆動動力の操作が容易であり、操作性の向上を図ることができる。
前記穀粒貯留タンク6、及び穀粒移送排出筒装置8への回動駆動動力の入力を、「入」−「切」操作する排出クラッチレバー25は、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側へ設けた排出筒11の後方側面へ設けた支持ピン25cへ回動自在に軸支して設け、この排出クラッチレバー25と、テンション装置25aとは、図5で示す如くワイヤ25bで接続した構成である。
前記排出クラッチレバー25を、図1で示す如く穀粒移送排出筒装置8の排出筒11の後方側面へ設けたことにより、この穀粒移送排出筒装置8を収納位置へ操作したときに、穀粒貯留タンク6が邪魔になることがなく、このために、この穀粒貯留タンク6の容量を確保することができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の移送終端部近傍には、図1〜図3で示す如く排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成においては、排出クラッチレバー25を「入」操作時には、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の外径(D5)部から突出しないよう形成して設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21には、排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成においては、排出クラッチレバー25を「入」操作時には、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、移動用移送筒21の外径(D5)部より、突出しないように設けたことにより、穀粒受袋13の交換が容易である。又、交換作業時に邪魔になることがなくなった。
前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を「切」操作時には、図1で示す如くこの排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部へ設けて、穀粒を機外へ排出する排出筒11の上側面(ホ)から突出しないよう形成して設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を「切」操作時には、この排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けたことにより、穀粒移送排出筒装置8の全高を低くすることができる。又、これにより、コンバインの全高も低くすることができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の機体1aの右側方外側への回動移動構成は、図7、及び図8で示す如く穀粒貯留タンク6の後側板6bに設けた後支持メタル6dには、取付板27aを設け、この取付板27aの上端部近傍には、支持ピン27bを固着すると共に、この支持ピン27bの先端部には、ナット28bをダブルで螺挿入する螺旋ネジ27c部を設けた構成である。
回動板26は、図7、及び図8で示す如く上下方向に円形状の長孔26aを設けると共に、この回動板26の上部には、上下方向に上折曲部26bを設け、この上折曲部26bを固定用移送筒20の下部中心位置へ当接させて設けた構成であり、下部には、内側へ突出する突出部26dを設け、この突出部26dへ上下方向に下折曲部26cを設け、この下折曲部26c部と、回動メタル8aへ設けた取付板8bとの間には、支持パイプ8cを設けて、上下二箇所をボルト8d、及びナット8eとにより、接続して回動板26を所定位置へ装着して設けた構成である。
前記取付板27aの後側の支持ピン27bには、前側から、順次ブレーキ板28aと、回動板26の長孔26a部と、ブレーキ板28aと、座金28cとを順次挿入し、支持ピン27bの螺旋ネジ27c部へナット28b,28bをダブルで螺挿入して支持させた構成である。これら各ナット28bの締付圧力により、各ブレーキ板28aのブレーキ圧力を調節する構成であり、これにより、ブレーキの変更ができる。このブレーキ圧力により、手動でハンドル21cを把持して、穀粒移送排出筒装置8を右側の任意位置の回動傾斜移動させる構成である。又、ブレーキ装置28の部品は、穀粒貯留タンク6と、固定用移送筒20との間に配設した構成である。
前記回動板26は、図7、及び図8で示す如く穀粒移送排出筒装置8の固定用移送筒21と、後支持メタル6dへ設けた取付板27aとの間へ設けた構成である。
前記回動板26の強度の確保を容易に行うことができる構成である。
前記回動板26の下端部(A)は、図7、及び図8で示す如く穀粒貯留タンク6を載置して装着する走行車台2のコ字形状の走行フレーム2aの下端部(B)から、突出させない状態に設けた構成である。
前記ブレーキ装置28へ泥、及び藁屑等の付着を防止することができる構成である。
前記回動板26の回動移動部となる長孔26aまでの半径(D3)は、図7、及び図8で示す如く後支持メタル6dの外周部までの半径(D4)より、大きくして設けた構成である。
前記ブレーキ装置28のトルクの確保が容易になる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の回動部の左右両側へ設ける各ガイド8fは、図7、及び図8で示す如く固定側の後支持メタル6dへ装着して設けた構成であり、ブレーキ装置28の装着位置の確保が容易であり、コンパクト化を図った構成である。又、穀粒移送排出筒装置8の回動移動時の上死点位置、及び下死点位置は、図7、及び図8で示す如く回動板26の長孔26aの上下端部が、支持ピン27bへ当接すると、上・下死点位置になる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21の長手方向への伸縮操作の構成は、図13、及び図14で示す如く移動用移送筒21の任意位置(移送始端部に近い位置)で、外周部の下側へ設けた第一位置変更装置29下、又は、排出筒11の先端部へ設けた、第二位置変更装置30かのいずれか一方の操作により、移動用移送筒21を長手方向の任意の位置へ手動により、伸縮移動可能な構成である。又、任意の位置で固定可能な構成である。
前記第一位置変更装置29は、図13、及び図14で示す如く略箱形状の上支持体31aを移動用移送筒21の任意位置で、外周部の下側へ装着して設け、この上支持体31aの下側には、枠体の下支持体31bと、中支持体31cとを設けると共に、上支持体31a内で移動用移送筒21の外周下側には、支持板31dを設けた構成である。
前記上支持体31a内には、この上支持体31aと、中支持体31bとで軸支した前支持ピン29bで、第一位置レバー29aを回動自在に吊り下げ状態に軸支した構成である。又、支持板31dには、固定具32の支持板32bを後支持ピン29cで回動自在に軸支した構成である。この支持板32bと、第一位置レバー29aとは、接続ピン29dで接続した構成である。
前記第二位置変更装置30は、図13、及び図14で示す如く移動用移送筒21の前端部の排出筒11の前側部に、支持枠33を装着して設け、この支持枠33には、第二位置変更装置30の第二位置レバー30aを支持ピン30bで、回動自在に軸支して設けた構成である。第二位置変更装置30の第二位置レバー30aと、第一位置変更装置29の第一位置レバー29aとは、ワイヤ29eで接続した構成である。
前記第一位置変更装置29の第一位置レバー29aか、又は第二位置変更装置30の第二位置レバー30aかのいずれかの一方を把持して、引き操作するか、把持を解除することにより、移動用移送筒21を手動で伸縮移動操作、及び任意の位置へ固定操作できる構成である。
前記固定具32は、図13、及び図14で示す如く支持ボス32aの外周部へ支持板32bを固着して設けると共に、先端部へ弾性材である。例えば、ゴム材、又は樹脂材等よりなる固定盤32cを装着した取付ボルト32dを、支持ボス32aへ挿入して、ナット32e等により、抜け止めを施した構成である。
前記第一位置レバー29aと、中支持体31cとの間で、前支持ピン29bには、トルクスプリング32fを設けた構成である。このトルクスプリング32fの作用により、固定具32の固定盤32cは、固定用移送筒20の外周部へ押圧されて、移動用移送筒21を長手方向の任意位置へ確実に固定できる構成である。
前記穀粒貯留タンク6と、後支持メタル6dと、回動メタル8aとへ軸支内装したタンク移送螺旋6aの螺旋プレート6hの外径は、図6で示す如く穀粒貯留タンク6部内は、小外径(D1)に形成すると共に、後支持メタル6d部、及び回動メタル8a部内は、所定寸法大外径(D2)に形成して設けた構成である。更に、後支持メタル6dと、回動メタル8aとの穀粒が移送される移送底部(ロ)は、穀粒貯留タンク6の移送底部(ハ)より、広い空間部を設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒は、横移送から縦移送へと変化する横移送の移送終端部の螺旋プレート6hの外径部を大外径(D2)としたり、又、空間部を広くして設けたことにより、穀粒の移送抵抗が少なくなり、穀粒の詰まり、及び脱ぷ粒の発生を防止することができる構成である。
前記ブレーキ装置28のブレーキ力の調節するブレーキレバー34の基部へ設けたブレーキボス34aを、図16、及び図17で示す如く排出クラッチレバー25基部のレバーボス25dを支持ピン25cで軸支した、このレバーボス25dの後側で、支持ピン25cで軸支して設けると共に、抜け止めを施した構成である。
前記ブレーキレバー34へ設けた支持板34cには、ワイヤ34bの一方側端部を装着すると共に、他方側端部は、回動板26の外側へ設けたブレーキ板28aと、座金28cの外側には、傾斜爪部を形成した各クラッチよりなるクラッチ装置(図示せず)を、支持ピン27bへ軸支して設け、このクラッチ装置の一方側(後側)のクラッチへワイヤ34bの他方側端部を装着して設け、ブレーキレバー34の回動操作により、ワイヤ34bを介して、クラッチ装置の一方側(後側)のクラッチが回動し、他方側(前側)のクラッチが摺動移動する構成である。この前側のクラッチの摺動移動により、各ブレーキ板28aが押圧されて、ブレーキ力を調節する構成である。
これにより、コストダウンができると共に、前記排出クラッチレバー25と、ブレーキレバー34との両者を同時に操作したり、又、独立して操作することができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の移動用移送筒21には、図16、及び図17で示す如くワイヤ25b、及びワイヤ34bを支持するワイヤ受具35aを設けると共に、排出クラッチレバー25のレバーボス25dと、ブレーキレバー34のブレーキボス34aとを、軸支する支持ピン25cを軸支する支持板35bは、排出筒11へ装着して設けた構成である。又、排出クラッチレバー25、及びブレーキレバー34の操作を案内する案内カバー35cは、排出筒11と、移動用移送筒21とへ装着して設けた構成である。
これにより、コスト低減が可能である。又、強度確保が可能である。
前記ブレーキ装置28は、図8で示す如く穀粒貯留タンク6と、穀粒移送排出筒装置8との間に設けると共に、この穀粒移送排出筒装置8の回動メタル8aの固定側の後支持メタル6dは、穀粒貯留タンク6と一体に構成する。又、回動側の回動メタル8aを鋳物等により、形成して設けた構成である。
これにより、コンパクトになると共に、メンテナンス性の確保、及び強度が確保できる。
前記ブレーキ装置28の取付板27aの上端部と、後支持メタル6dの外周部とを接続する補強板35dを、図7、及び図8で示す如く設けた構成である。
これにより、コスト低減を図ることができると共に、強度向上を図ることができる。
前記穀粒移送排出筒装置8には、図18で示す如くこの穀粒移送排出筒装置8を収納位置で支持するロック装置10が外れたときに、ブレーキ装置28のブレーキ力が弱いときには、穀粒移送排出筒装置8が下部位置まで、急激に落下することがあるが、これを防止するために、アシスト用として、ガスダンパ36を設けた構成である。このガスダンパ36は、穀粒移送排出筒装置8を受けに向かい保持する方向に荷重が発生する構成である。又、この穀粒移送排出筒装置8を最下降位置へ回動移動操作したときには、ガスダンパ36は、略垂直状態になるように設けた構成である。
前記ガスダンパ36の上端部は、図18で示す如く穀粒移送排出筒装置8の固定用移送筒20へ設けた上取付板36aへ装着すると共に、下端部は、走行車台2へ設けた下取付板36bへ装着した構成である。
これにより、前記ロック装置10が外れたときに、ブレーキ装置28のブレーキ力が弱いときには、穀粒移送排出筒装置8が下部位置まで、急激に落下するが、これを防止することができる。又、最下降位置へ回動操作時の穀粒移送排出筒装置8よりのモーメントの大きな位置で、大きな荷重を得られる。
前記穀粒貯留タンク6の右外側には、図18、及び図19で示す如く外カバー37を設ける構成である。この外カバー37の内側面には、前後両側で、上下方向に上・下支持板37a,37bを設けると共に、穀粒貯留タンク6の下部外側面の上下には、上・下受ステー37c,37dを設け、この上・下受ステー37c,37dへ上・下支持板37a,37bを結合させて、装着した構成である。
これにより、強度確保ができる。
前記穀粒貯留タンク6の後側に設ける後支持メタル6dは、図20で示す如く鋳物で形成すると共に、穀粒移送排出筒装置8の回動メタル8aも鋳物により形成し、これら鋳物の後支持メタル6dと、回動メタル8aとの接合部を回動中心(イ)とした構成である。
これにより、強度アップを図ることができる。
前記穀粒貯留タンク6と、後側へ設ける鉄板製の後支持メタル6dとは、図21で示す如く熔接等により、一体に形成した構成である。
これにより、回動部を低価格で構成することができる。
図20で示す如く前記穀粒貯留タンク6と、後側へ設ける鋳物製の後支持メタル6dとを一体に形成すると共に、回動側の回動メタル8aを鋳物で形成した構成において、穀粒移送排出筒装置8のブレーキ装置28は、アシスト機構(図示せず)により、回動操作荷重を略一定になる構成である。
これにより、前記穀粒移送排出筒装置8の操作性の向上を図ることができる。又、この穀粒移送排出筒装置8が急に下降することを防止できる。
穀粒貯留タンクと、穀粒移送排出筒装置との背面図 穀粒貯留タンクと、穀粒移送排出筒装置との平面図 穀粒貯留タンクと、穀粒移送排出筒装置との側面図 穀粒移送排出筒装置の作用時の背面図 穀粒移送排出筒装置の作用時の背面図 穀粒貯留タンクと、穀粒移送排出筒装置との拡大側断面図 ブレーキ装置部の拡大背面図 ブレーキ装置部の一部断面した拡大側面図 ロック装置部と、収納ロック装置部との拡大平面図 ロック装置部と、収納ロック装置部との拡大平面図 ロック装置のロック板と、受板との係合部の拡大側面図 穀粒移送排出筒装置の排出筒取付部の背面図 穀粒移送排出筒装置の移動用移送筒の伸縮移動装置部拡大側面図 穀粒移送排出筒装置の移動用移送筒の伸縮移動装置部拡大側面図 コンバインの左側全体側面図 他の実施例を示す図で、排出クラッチレバー部と、ブレーキレバー部との 側面図 他の実施例を示す図で、排出クラッチレバー部と、ブレーキレバー部との 背面図 他の実施例を示す図で、ガスダンパ部の拡大背面図 他の実施例を示す図で、外カバー部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、後支持メタル部と、回動メタル部との一部断面し た側面図 他の実施例を示す図で、穀粒貯留タンク部と、後支持メタル部との側面図
符号の説明
1a 機体
2 走行車台
5 脱穀機
6 穀粒貯留タンク
8 穀粒移送排出筒装置
11 排出筒
11a 排穀口
12 カッタ装置
13 穀粒受袋
21d 袋ホルダ
25 排出クラッチ
イ 回動中心
ニ 先端部
ホ 上側面
D5 外径

Claims (4)

  1. 走行車台2上側へ載置して穀稈を脱穀する脱穀機5と、脱穀済み穀粒を貯留する穀粒貯留タンク6と、脱穀機5の後側へ脱穀済み排藁を切断するカッタ装置12等とを設けたコンバインにおいて、前記穀粒貯留タンク6と、カッタ装置12との間には、穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8を、穀粒貯留タンク6に沿わせて、略垂直姿勢で基部を回動中心(イ)として機体1aの側方外側へ回動自在で伸縮自在に設け、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11を設けると共に、穀粒貯留タンク6及び穀粒移送排出筒装置8等への回転駆動動力の入力を入り切り操作する排出クラッチレバー25を設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
  2. 前記排出クラッチレバー25を穀粒移送排出筒装置8の後方側面へ設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置。
  3. 前記穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側には、排出される穀粒を受ける穀粒受袋13を支持する袋ホルダ21dを設けた構成において、排出クラッチレバー25の入り操作時には、該排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の外径(D5)部から突出しないように設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの穀粒排出装置。
  4. 前記穀粒移送排出筒装置8を収納状態位置で、排出クラッチレバー25を切り操作時には、該排出クラッチレバー25の先端部(ニ)が、穀粒移送排出筒装置8の移送終端部側へ設けた排出筒11の上側面(ホ)から突出しないように設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの穀粒排出装置。
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