JP2006149321A - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

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Koji Izumi
浩二 泉
Hisayuki Satoji
久幸 里路
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Abstract

【課題】穀粒貯留タンク内の貯留穀粒を、簡単な構成の穀粒移送排出筒装置で機外へ移送排出させると共に、上下分割して折り畳み自在の上部移送筒を折り畳み操作したときに、下側の下部移送筒を上側部をカバーしようとするものである。
【解決手段】穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を、機外へ移送排出する。下部移送筒9と、上部移送筒10との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在な折り畳み部(ロ)の下部移送筒9の上側部をカバーするカバー具8bを、上部移送筒10の折り畳みの操作に連動して、開閉自在に設けた構成である。
【選択図】図1

Description

穀粒貯留タンク内の貯留穀粒を機外へ移送排出する。下部移送筒と、上部移送筒との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在なこの上部移送筒の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部をカバーする開閉自在なカバー具を設けた技術であり、コンバインの穀粒排出装置として利用できる。
例えば、コンバインの立毛穀稈の収穫作業は、刈取りされて脱穀された脱穀済み穀粒は、走行車台の上側へ載置した貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。
前記貯留タンク内へ貯留した穀粒を、機外への排出は、この貯留タンクの後側へ設けた穀粒移送オーガ装置で移送されて機外へ排出される。
前記貯留タンクは、実開昭63−53231号公報で示す如く、例えば、この貯留タンクを前方の運転席下部まで延長して、上側面へ運転席を装着して設けると共に、これら貯留タンクと、運転席とは、機外の外側方へ倒伏するように起倒自在に設けている。又、穀粒を機外へ排出する穀粒移送オーガ装置は、油圧方式の回動用シリンダで回動傾斜移動制御されると共に、油圧方式の伸張用シリンダで伸張移動制御されて、所定の左右方向位置、及び所定の上下方向位置へ移動されて、穀粒は機外の所定位置へ排出される。
実開昭63−53231号公報
穀粒を機外へ排出する穀粒移送排出オーガを所定の上下方向位置、及び所定の左右方向位置への移動は、油圧方向の伸張用シリンダと、回動用シリンダとにより、自動で調節移動制御されることにより、手動調節移動操作に対して大巾なコストアップであったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の上側へ載置して穀稈を脱穀する脱穀機5と、脱穀済み穀粒を受けて貯留する穀粒貯留タンク6と、該穀粒貯留タンク6の後側には、貯留穀粒を機外へ移送排出する上下方向所定位置で折り畳み自在で、一方側の側方外側へ回動自在な上部・下部移送筒10,9と、該上部移送筒10の移送終端部へ装着して、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11等よりなる穀粒移送排出筒装置8と、排出筒11には、フレキシブル方式で穀粒の排出位置を任意位置へ変更可能、及び任意位置で保持可能なシュータ28等とを設けたコンバインにおいて、前記上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーする開閉自在なカバー具8bを設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置としたものである。
例えば、コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行装置2の上側へ載置した脱穀機5へ刈取り穀稈の供給を受け、この脱穀機5内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、揚送されて、穀粒貯留タンク6内へ供給され、一時貯留される。
前記コンバインの穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を機外への排出作業を行うときには、この穀粒貯留タンク6の後側へ設けて、貯留穀粒を機外へ移送排出する穀粒移送排出筒装置8の上下方向所定位置で、折り畳み自在に設けた、下部移送筒9の上側部の上部移送筒10を略垂直状態へ調節操作し、この穀粒移送排出筒装置8の基部を回動中心として、例えば、右側外方外側へ回動移動操作し、上部移送筒10の移送終端部へ設けて、穀粒を機外へ排出する排出筒11を、排出位置の近傍部へ操作すると共に、この排出筒11へ設けたフレキシブル方式で排出位置を変更可能なシュータ28を、穀粒を排出に最適位置へ変形操作して、このシュータ28の先端部より、穀粒を機外へ排出する。このシュータ28は、穀粒を排出に最適位置へ操作した、この最適位置で保持されて、穀粒は機外へ排出される。
前記穀粒移送排出筒装置8の下部移送筒9の上側へ設けた上部移送筒10は、収穫作業時、及び穀粒の排出作業が終了して、収納状態の所定位置へ折り畳み操作すると、この折り畳み作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーすべく設けた、カバー具8bにより、下部移送筒9の上側部がカバーされて、この下部移送筒9内へ雨水の進入を防止したり、又、安全を確保している。
請求項2に記載の発明においては、前記上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーするジャバラ状の弾性材よりなるカバー具8bを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
前記穀粒移送排出筒装置8の下部移送筒9の上側へ設けた上部移送筒10は、収穫作業時、及び穀粒の排出作業が終了して、収納状態の所定位置へ折り畳み操作すると、この折り畳み作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーすべく設けた、ジャバラ状の弾性材よりなるカバー具8bにより、下部移送筒9の上側部がカバーされて、この下部移送筒9内へ雨水の進入を防止したり、又、安全を確保している。
請求項1に記載の発明においては、穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を機外へ移送排出する。下部移送筒9と、上部移送筒10との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在なこの上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)の下部移送筒9の上側部をカバーする開閉自在なカバー具8bを設けたことにより、下部移送筒9内へ雨水の進入が防止できる。又、安全を確保することができる。
請求項2に記載の発明においては、穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を機外へ移送排出する。下部移送筒9と、上部移送筒10との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在なこの上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーするジャバラ状の弾性材よりなるカバー具8bを設けたことにより、下部移送筒9内へ雨水の進入が防止できる。又、安全を確保することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取りする刈取機4を設けると共に、上側面には、刈取り穀稈を受けて脱穀する脱穀機5と、この脱穀機5の右横側には、脱穀済みで選別済み穀粒を受けて、貯留する穀粒貯留タンク6とを設けた構成である。この穀粒貯留タンク6の後側には、貯留穀粒を機外へ移送排出する上部・下部移送筒10,14と、排穀口11aを有する排出筒11と、シュータ28等よりなる穀粒移送排出筒装置8を設けた構成である。上部移送筒10と、下部移送筒14との接合部で、上部移送筒10を折り畳み自在に設けた構成である。この上部移送筒10の折り畳みの作動(操作)に連動して、折り畳み部(ロ)の下部移送筒9の上側をカバーするカバー具8bを設けた構成である。又、穀粒移送排出筒装置8は、一方側の側方外側へ回動自在に設けた構成である。この穀粒移送排出筒装置8の上部・下部移送筒10,14と、排出筒11と、シュータ28と、カバー具8b等とを主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図8で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の上側面には、脱穀機5を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機4で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機4で後方上部へ移送され、脱穀機5のフィードチェン7aと、挟持杆7bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、揚穀筒5aで揚送されて、脱穀機5の右横側に配設し、前後方向へタンク移送螺旋6aを底部へ軸支内装した。穀粒貯留タンク6内へ供給されて、一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図8で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド12a、及び各分草体12bと、立毛穀稈を引起す各引起装置12cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置13の各掻込装置13aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置12dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機5のフィードチェン7aと、挟持杆7bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置13の根元・穂先移送装置14a・14b等からなる刈取機4を設けている。該刈取機4は、油圧駆動による伸縮シリンダ15により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機4の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆16aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆16bを設け、この支持パイプ杆16bを走行車台2の上側面に設けた支持装置16cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ15の作動により、刈取機4は支持パイプ杆16bを回動中心として、上下に回動する構成である。
前記刈取機4の穀稈掻込移送装置13によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機5へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6側の前部には、図7で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置17aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席17bとを設け、この操縦席17bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン18を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク6を配設する。これら走行装置3と、刈取機4と、脱穀機5と、エンジン18等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース19内の伝動機構19aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ19bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6内へ貯留した貯留穀粒を機外へ排出する。この穀粒貯留タンク6の後側には、図4〜図6で示す如くこの穀粒貯留タンク6内の前後方向へ軸支内装したタンク移送螺旋6aの移送終端側の後端部を軸支する後支持メタル6cは、穀粒貯留タンク6の後側板6bの外側面へ装着して設けた構成である。前端部は前側板6dへ設けた前支持メタル6eで軸支した構成である。
前記後支持メタル6cには、図4〜図6で示す如く下部移送螺旋9aを回転自在に軸支内装した下部移送筒9と、上部移送螺旋10aを回転自在に軸支内装した上部移送筒10とよりなる穀粒移送排出筒装置8を設け、この下部移送筒9の基部である。下端へ装着した回動メタル9bを、回動中心(イ)として、回動自在に装着して設けた構成である。これら回動メタル9bと、下部・上部移送筒9,10穀粒移送排出筒装置8とは、一体で、例えば、コンバイン1の機体1aの右側方外側へ回動移動自在な構成であり、手動操作により、回動移動する構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の移送終端部側には、図4で示す如く開口部10cを設け、この開口部10cで、上部移送筒10の外径部には、移送されて来る穀粒を、機外へ排出する排穀口11aを下部へ設けた排出筒11を固着して設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8は、上下方向所定位置で分割した構成であり、下部移送筒9の移送終端の上端部と、上部移送筒10の移送始端の下端部との位置で折り畳みする構成である。これら下部・上部移送筒9,10を係合状態、又は下部移送筒9に対して、上部移送筒10を折り畳み状態にする係合具9cは、下部移送筒9の上端部の移送終端と、上部移送筒10の移送始端部の下端部とへ分割して、装着して設けると共に、各係合具9cの各突出部9dには、支持軸10bを挿入して設け、上部移送筒10へ設けた係合具9cを軸支して設けた構成である。これら各係合具9cの各突出部9dの支持軸10bを回動中心として、上部移送筒10を折り畳み自在に操作できる構成である。又、この係合具9cは、上部移送筒10が係合状態のときは、ロック状態になる構成である。折り畳みのときには、ロック状態を解除して行う構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の下部・上部移送筒9,10へ軸支内装した上部・下部移送螺旋9a,10aの係合部には、各クラッチ爪(図示せず)設けて、上部移送筒10を折り畳み時に、噛合、及び離脱を容易にした構成である。
前記下部移送筒9の外径部で係合具9cの下側部には、図1、及び図2で示す如く受板21aを固着して設け、この受板21aの外側面には、略へ字形状の案内ガイド杆21bを設けた構成である。
前記上部移送筒10の外径部で係合具9cの上側部には、図1、及び図2で示す如く所定間隔で支持板22a,22aを設け、この支持板22a,22aで回動ハンドル22bを軸支して設け、この回動ハンドル22bで上部移送筒10を折り畳み操作する構成である。
前記上部移送筒10を折り畳み操作により、この上部移送筒10の作動に連動して、折り畳み部(ロ)である下部移送筒9の上側面部をカバーする。例えば、鉄板材等よりなるカバー具8bを開閉自在に設けた構成である。
前記カバー具8bは、図1、及び図2で示す如く略半円形状で、上端部は後方下部へ下り傾斜させた側板8cを設け、この側板8cの上端部には、天井板8dを固着して設けると共に、この天井板8dと、下部移送筒9の係合具9cの下側で外径部へ設けたコ字形状の取付板20との間には、スプリング20aを設けて接続させた構成である。23はロックハンドルであり、このロックハンドル23を、係合具9cへ設けたロック受部23aへ回動操作して、ロック状態にする構成である。
前記カバー具8bは、上部移送筒10を折り畳み状態へ操作すると、この操作の作動に連動して、カバー具8bはスプリング20aの弾発力により、閉状態へ作動され、このカバー具8bにより、下部移送筒9の上側部がカバーされる構成である。又、上部移送筒10を折り畳み状態から穀粒排出状態へ操作すると、この操作の作動に連動して、この上部移送筒10により、カバー具8bが開状態に作動操作される構成である。
前記穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を機外へ移送排出する。下部移送筒9と、上部移送筒10との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在なこの上部移送筒10の折り畳み操作による作動に連動して、折り畳み部(ロ)の下部移送筒9の上側部をカバーする開閉自在なカバー具8bを設けたことにより、下側部の下部移送筒9内へ雨水の進入が防止できる。又、開口部が蓋されることにより、安全の確保ができる。
前記下部移送筒9の係合具9cの上側面部と、上部移送筒10の係合具9cの下側面部との間には、図3で示す如くこの上部移送筒10の折り畳み操作により、この上部移送筒10の作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーするジャバラ状の弾性材のゴム材、又は樹脂材等よりなるカバー具8bを設けた構成である。
前記上部移送筒10を折り畳み状態に操作すると、カバー具8bのジャバラ部が伸びて外側部が扇状態になる構成である。又、上部移送筒10を穀粒排出状態に操作すると、カバー具8bジャバラ部が圧縮状態になる構成である。
前記穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を機外へ移送排出する。下部移送筒9と、上部移送筒10との接合部を上下方向所定位置で、折り畳み自在なこの上部移送筒10の折り畳み操作による作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーするジャバラ状の弾性材よりなるカバー具8bを設けたことにより、下側部の下部移送筒9内へ雨水の進入が防止できる。又、開口部が完全に蓋された状態になることにより、安全の確保ができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10を、下部移送筒9に対して、収納状態の折り畳み状態に手動により、回動移動操作すると、上部移送筒10は、図4、及び図5で示す如くコンバイン1の機体1aの左斜め前方へ折り畳み状態で、収納された状態になる構成である。又、上部移送筒10の穀粒移送終端部である排出筒11の天井部は、水平より下方へ位置するように設けた構成である。
脱穀済みで前記穀粒貯留タンク6内へ貯留した穀粒を、機外へ排出する上下方向所定位置である。下部移送筒9の上側の上部移送筒10を有する穀粒移送排出筒装置8のこの上部移送筒10を収納状態へ折り畳み操作したときは、図4、及び図5で示す如くこの上部移送筒10は、コンバイン1の機体1aの左斜め前方へ折り畳み状態で、又、上部移送筒10の移送終端部は、水平より下方へ位置させて収納すべく設け、これにより、この穀粒移送排出筒装置8の操作性の向上を図ることができる。又、機体1aへ収納が容易である。更に、簡単な構成で機体1aの右側方外側へ穀粒を排出することができる。穀粒移送排出筒装置8の全長を、規定範囲内の最長の長さにすることができる構成である。折り畳みした上部移送筒10は、図5で示す如く受樋32bを上端部へ装着した支持主柱32aよりなる支持装置32で受けて、支持した構成である。支持主柱32aは、脱穀機5の揚穀筒5aの上部へ装着して設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6の後側の後支持メタル6cと、穀粒移送排出筒装置8の下部移送筒9の回動メタル9bとには、図7で示す如くブレーキ装置20を設けた構成である。
前記ブレーキ装置24は、図7で示す如く後支持メタル6cの外周部へ取付板25aを固着して設け、この取付板25aには、支持ピン25bを固着して設けた構成である。
又、前記回動メタル9bには、図7で示す如く長孔26bを設けた回動板26aを装着して設け、この回動板26aの長孔26b部を、取付板25aの支持ピン25bへ挿入し、回動板26aの外側面で、支持ピン25bには、複数個のブレーキ板27aを挿入すると共に、この各ブレーキ板27aの外側で、支持ピン25bには、各ナット27bを螺挿入した構成である。この各ナット27bの螺挿入位置により、ブレーキ力の調節ができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8は、右側方外側の所定高さ位置へ回動移動操作しても、ブレーキ装置24によって、穀粒移送排出筒装置8は、所定の調節位置で保持される構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の下部・上部移送筒9,10とを設けた係合具9cと、支持軸10bとは、図4で示す如く上部移送筒10を収納状態位置へ折り畳み操作すると、この収納状態である最下降位置で、ロック位置(図示せず)でロック可能な構成である。この上部移送筒10が最下降位置で、穀粒移送排出筒装置8の下部・上部移送筒9,10、及び排出筒11等を一体で、右側方外側へ回動移動操作可能な構成である。
これにより、前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10を、地面に近い状態で、右側方外側へ回動移動操作することにより、安全な回動移動の作業ができる構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の移送終端部に設けた排出筒11の下側部には、図6で示す如くフレキシブル方式で、弾性材よりなるシュータ28を装着して設けた構成である。このシュータ28は、穀粒の排出位置を変形操作することにより、変更可能な構成であり、又、変更した変更形状を保持できる構成である。更に、折り畳み時に把持して操作する把持具8aを上部移送筒10へ設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク6内の貯留穀粒を、機外へ移送排出する上下方向所定位置で、折り畳み自在で、一方側(右側)側方外側へ回動移動自在な穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の移送終端部に設けた排出筒11の下端部には、フレキシブル方式で、弾性材よりなり、穀粒排出位置を変更可能で、又、変更した位置での変更形状を保持する構成としたことにより、トラック等へ穀粒を排出のときには、排出方向の変更、及び保持が容易である。又、排出変更の構成が簡単で、容易に変更することができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の先端近傍部には、シュータ28を収納状態へ操作したときに、図6で示す如くこのシュータ28を収納状態へ保持する収納用フック28aを設けた構成である。シュータ28へ収納用フック28aを係合させて、所定位置へ収納する構成である。又、シュータ28の収納は、上部移送筒10の先端部を前方下部へ斜め状態へ折り畳み操作した時に形成される。この上部移送筒10の上部側の所定角度(θ)の三角形状(ハ)部内へ収納して、収納状態にする構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の先端近傍部へ設けた収納用フック28aを、シュータ28へ係合させて収納するが、この収納は、上部移送筒10の移送終端の先端部を、前方下部へ斜め状態へ折り畳み操作したときに、この上部移送筒10の上側へ形成される。三角形状(ハ)部内へ収納することにより、このシュータ28をコンパクトに収納することができる。又、収納が容易である。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の移送終端の先端部には、図6で示す如く穀粒を機外へ排出するシュータ28を、直接装着して設けた構成である。このシュータ28は、フレキシブル方式で、弾性材よりなり、又、穀粒の排出位置を変形操作することにより、変更可能な構成であり、更に、変更した変更形状を保持できる構成である。
前記シュータ28は、穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10の移送終端の先端部へ直接装着して設けたことにより、穀粒を排出する排出筒11が不用となり、大巾なコスト低減を図ることができる。又、穀粒の排出構成が簡単である。
前記ブレーキ装置24を作動操作するブレーキ用レバー24aは、図5、及び図9で示す如く排出筒11を設けて、操縦席17bへ着座して運転操作する運転者が操作可能位置へ設けた構成である。又、ブレーキ用レバー24aは、操縦席17bの反対方向へ向くように装着した構成である。
これにより、収納時にブレーキ装置24へブレーキ力を加えることにより、穀粒移送排出筒装置8の倒れ防止ができ、この倒れ防止を操縦席17bより、容易に行うことができる。又、危険の防止ができる。
前記穀粒移送排出筒装置8を略垂直状態で走行したときに、図10で示す如くこの穀粒移送排出筒装置8が、例えば、電話線の当接を防止する「ON」−「OFF」スイッチ方式の障害物センサ29を穀粒移送排出筒装置8の進行方向の前側で、穀粒貯留タンク6の上側面へ装着した構成である。
前記コンバイン1の走行が開始され、障害物センサ29が障害物を検出して、「ON」されると、この「ON」が操作装置17aへ内装した制御装置(図示せず)へ入力されると、この入力により、制御装置で操作装置17aへ設けた警報装置17cが作動制御されて、この警報装置17cから警報を発して、その後にリターンする構成である。又、障害物センサ29が障害物を検出しなく、「OFF」状態が制御装置へ入力されると、この入力により、リターンする構成である。
前記障害物センサ29が障害物を検出して、「ON」されると、制御装置により、エンジン18が自動制御され、その後にリターンする構成である。又、障害物センサ29が障害物を検出しなく、この障害物センサ29の「OFF」状態が制御装置へ入力されると、この入力により、リターンする構成である。
前記障害物センサ29が障害物を検出して、「ON」されると、制御装置により、警報装置17cにより、警報を発して、数秒後にHSTを戻しが行われて、その後にリターンする構成である。又、障害物センサ29の「OFF」状態が制御装置へ入力されると、この入力により、リターンする構成である。
これにより、作業中に前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10を折り畳み状態にしないことが予測され、このために、電話線等への接触を防止することが容易にできる。又、エンジン18を停止させたり、更に、このエンジン18の強制停止手段を行わずに、だめなときのみの停止を行うことができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部・下部移送筒10,9の折り畳み部(ロ)の上部移送筒10の排出筒11の下端部に、着脱自在に設けたシュータ28を取り外して、図11で示す如くこのシュータ28を下部移送筒9の上端部へ着脱自在に設けた構成である。又は、取り外すことなく、専用のシュータ28を設けた構成とするもよい。穀粒を排出する位置を短くした構成である。更に、下部移送筒9へ装着したシュータ28の先端部を、下部移送筒9の上端部の内径部へ挿入可能な構成である。
これにより、前記穀粒移送排出筒装置8の穀粒排出作業状態に合わせて、穀粒を排出することができる。シュータ28を装着時の穀粒漏れを防止することができる。簡単に排出位置の変更ができる。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部・下部移送筒10,9へ設けた、折り畳み部(ロ)の各係合具9c,9cへ支持軸10bを設けて接合させ、前方から上部移送筒10へ外力が加わった場合には、図12で示す如く後方へ退避可能な屈折回動支点とした構成である。又、この屈折回動支点である支持軸10b部は、穀粒貯留タンク6の天井部より、所定寸法下方へ位置させて設けた構成である。
前記穀粒移送排出筒装置8の上部移送筒10が折り畳み操作されたときには、所定の折り畳み位置で、この上部移送筒10を受けるストッパ装置30を設けた構成である。このストッパ装置30は、図12で示す如く下部移送筒9の上部位置へ設けた支持杆30aへ弾性部材のゴム材、又は樹脂材等よりなるストッパ板30bを装着して設けて、このストッパ板30bで上部移送筒10を支持した構成である。又、屈折回動支点の支持軸10bを設ける係合具9cと、支持杆30dとの間には、スプリング30cを設け、このスプリング30cや、ブレーキ装置24等の加重が加わると解除されるロック(図示せず)を設けた構成である。
これらにより、作業時の接触による破損を防止することができる。屈折回動支点が穀粒貯留タンク6の天井部より、下部へ位置していることにより、折り畳み部の破損を防止できる。ストッパ板30b、及びスプリング30cを設けたことにより、上部移送筒10の破損を防止できる。
前記操作装置17aの表面板17cへ設けた略クランク形状の操作溝17d内には、図13、及び図14で示す如く穀粒移送排出筒装置8の倒れを防止するブレーキ装置24を操作するブレーキ用レバー24aをブレーキ支持軸24bで軸支すると共に、このブレーキ用レバー24aには、排出クラッチレバー31aのガイド板31bを挿入して、クラッチ支持軸31bで軸支して設けた構成である。ブレーキ用レバー24aの「入」状態でしか、排出クラッチ(図示せず)を「入」−「切」操作する排出クラッチレバー31aを「入」状態に操作できない構成である。一本のブレーキ用レバー24aで両者の操作ができる構成である。
これにより、穀粒排出中の前記穀粒移送排出筒装置8の下がりを防止することができる。又、コストダウンが可能であり、操作性の向上を図ることができる。
前記操作装置17aの表面板17cへ設けた操作溝17dは、図13、及び図15で示す如く略U字形状に形成し、この操作溝17dには、ブレーキ用レバー24aを挿入した構成である。
これにより、コストダウンが可能であり、又、操作性の向上を図ることができる。
前記穀粒移送排出筒装置8は、図16で示す如く上部・下部移送筒10,9と、この上部移送筒10の移送終端部へ排穀口11aを有する排出筒11と、この排出筒11の下端部にシュータ28とを設けた構成である。この穀粒移送排出筒装置8は、下部移送筒9の下端部で回動自在な構成であり、又、上部・下部移送筒10,9の上下方向所定位置で折り畳み自在に設けた構成である。
上記構成において、前記上部移送筒10の折り畳み方向は、図16で示す如く機体1aの一方側(右側)の外側へ折り畳み自在に設けた構成である。
これにより、前記穀粒移送排出筒装置8は、上下方向の長さの制限は発生するが、コンパクト化を図ることができる。
前記穀粒移送排出筒装置8は、図16〜図18で示す如く機体1aの側方外側へ(θ1)角度で折り畳み状態に操作する構成である。この操作したときには、シュータ28を回動操作して、このシュータ28の排穀口28bが後方になる構成である。又、上部移送筒10の略中間部位置には、穀粒排出のときに排出操作する排出クラッチレバー31aを設けた構成である。
これにより、コンパクトに前記シュータ28を収納することができる。穀粒移送排出筒装置8の回動の妨げにならない。穀粒貯留タンク6が右外側へ回動方式の構成であっても、回動の妨げになることはない。
穀粒移送排出筒装置のカバー具の拡大側面図 穀粒移送排出筒装置のカバー具の拡大平面図 穀粒移送排出筒装置のカバー具の拡大側面図 穀粒移送排出筒装置部の側面図 穀粒移送排出筒装置の拡大平面図 穀粒移送排出筒装置の背面図 ブレーキ装置部の拡大側面斜視図 コンバインの左側全体側面図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部の背面図 他の実施例を示す図で、障害物センサ部の側面図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部の背面図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部の側面図 他の実施例を示す図で、ブレーキ用レバー部と、排出クラッチレ バー部との拡大側面図 他の実施例を示す図で、ブレーキ用レバー部と、排出クラッチレ バー部との拡大作用図 他の実施例を示す図で、ブレーキ用レバー部と、排出クラッチレ バー部との拡大作用図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部の拡大背面図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部の平面図 他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置部のシュータ部の拡 大平面図
符号の説明
2 走行車台
5 脱穀機
6 穀粒貯留タンク
8 穀粒移送排出筒装置
8b カバー具
9 下部移送筒
10 上部移送筒
11 排出筒
11a 排穀口
28 シュータ
ロ 折り畳み部

Claims (2)

  1. 走行車台2の上側へ載置して穀稈を脱穀する脱穀機5と、脱穀済み穀粒を受けて貯留する穀粒貯留タンク6と、該穀粒貯留タンク6の後側には、貯留穀粒を機外へ移送排出する上下方向所定位置で折り畳み自在で、一方側の側方外側へ回動自在な上部・下部移送筒10,9と、該上部移送筒10の移送終端部へ装着して、穀粒を機外へ排出する排穀口11aを有する排出筒11等よりなる穀粒移送排出筒装置8と、排出筒11には、フレキシブル方式で穀粒の排出位置を任意位置へ変更可能、及び任意位置で保持可能なシュータ28等とを設けたコンバインにおいて、前記上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーする開閉自在なカバー具8bを設けたことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
  2. 前記上部移送筒10の折り畳みの作動に連動して、折り畳み部(ロ)をカバーするジャバラ状の弾性材よりなるカバー具8bを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置。
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