JP2001203523A - 巻取り用着脱可能なicタグ - Google Patents

巻取り用着脱可能なicタグ

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JP2001203523A
JP2001203523A JP2000009645A JP2000009645A JP2001203523A JP 2001203523 A JP2001203523 A JP 2001203523A JP 2000009645 A JP2000009645 A JP 2000009645A JP 2000009645 A JP2000009645 A JP 2000009645A JP 2001203523 A JP2001203523 A JP 2001203523A
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JP
Japan
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tag
winding
sponge
attached
detachable
Prior art date
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JP2000009645A
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English (en)
Inventor
Shunichi Nonaka
俊一 野中
Masahiro Ide
昌浩 井出
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取り用の紙巻に使用して容易に着脱可能な
ICタグを提供する。 【解決手段】 本発明の巻取り用着脱可能なICタグ
は、巻取り用の紙巻内に挿入して使用するデータ記憶可
能なICタグであって、紙巻内径よりも大きい形状部分
を揺するクッション性スポンジ状体12に非接触ICタ
グ11が装着されていることを特徴とする。クッション
性スポンジ状体の形状は、円筒状または球形状とするこ
とができ、発泡性プラスチック成形体とすることもでき
る。また、ICタグを紙巻内から引き出し易くするため
の紐状体13が取り付けられていても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻取り用着脱可
能なICタグに関する。詳しくは、巻取りの内容に関す
るデータを記録した非接触ICタグを巻取りの紙巻に着
脱可能にして取り付けることができるICタグに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、原紙巻取りや製品巻取りをICタグ
を利用して管理を行う場合は、ICタグを巻取りの外表
面や巻芯の紙巻内側に貼り付けるのが通常である。しか
し、巻取り外表面に貼り付けた場合は擦れによってIC
タグが破損したり剥がれて紛失することがあった。ま
た、巻取り紙巻内側に貼り付ける場合は、ICタグを貼
り付けるのに手間がかかることと、ICタグの接着不良
によりやはり剥がれが生じることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明ではク
ッション性のあるスポンジ状体の中にICタグを格納
し、そのICタグ付きスポンジ状体を巻取り紙巻内に挿
入することで、かかる問題を解決しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨は、巻取り用の紙巻内に挿入して使用す
るデータ記憶可能なICタグであって、紙巻内径よりも
大きい形状部分を有するクッション性スポンジ状体に非
接触ICタグが装着されていることを特徴とする巻取り
用着脱可能なICタグ、にある。かかるICタグである
ため、巻取りへの装着や脱着が容易であり紛失も少なく
なる。
【0005】上記において、クッション性スポンジ状体
の形状を円筒状または球形状とすれば、円形開口の紙巻
内に円滑に挿入することができ、クッション性スポンジ
状体を発泡性プラスチック成形体とすれば、適切な材質
が得られ製造も容易である。また、ICタグを紙巻内か
ら引き出し易くするための紐状体が取り付けられていれ
ば使用に便利である。さらに、ICタグに当該ICタグ
が取り付けられる製品の製造ロットに関するデータが記
録されていれば、ICタグが脱落してもどの巻取りのI
Cタグかを特定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の着脱可能なICタ
グについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の着脱可能なICタグの一例を示す図である。図1
(A)は円筒形状でスポンジ状体の中に非接触ICタグ
を埋設したもの、図1(B)は同じく球形状のものであ
って非接触ICタグを埋設したもの、図1(C)は円筒
形状で表面に非接触ICタグを貼着したもの、を示して
いる。図1のように、着脱可能なICタグ10は、クッ
ション性スポンジ状体12の中に非接触ICタグ11が
装着されている。図1(A)(B)の場合はタグがスポ
ンジ状体の中に埋設されるようにされ、(C)の場合は
表面に貼着されている。スポンジ状体12の形状は巻取
り用紙巻の内側の空洞部分に挿入することから円筒形状
や球形形状が最も相応しいと考えられるが、特許請求の
範囲で「大きい形状部分を有する」と表現するように、
紙巻の中に挿入して脱落しなけれ良く、長方体形状やそ
の他の形状であって紙巻の内径よりも差し渡し長さが大
きい形状部分が有るものであれば差し支えない。
【0007】スポンジ状体の中への非接触ICタグ11
の埋設は、スポンジ状体を切り開いて中にICタグを埋
め込み、切り開き部分を接着剤で再接着するような方法
でもよく、あるいは発泡プラスチック成形体の場合は、
発泡成形時にICタグを埋め込んで一体に成形するもの
であってもよい。あるいはスポンジ状体の成形後に成形
体の平面な部分にICタグを接着剤等で貼着するもので
あってもよい。いずれの場合も磁束がコイルを横切る面
積を大きくするためICタグは紙巻の開口端面に平行に
なるように配置することが好ましい。
【0008】着脱可能なICタグ10には、紐状体13
が取り付けられていることが好ましい。紐状体の取り付
けはプラスチック発泡体成形時に同時に埋め込むように
しても良いし、紐を取り付けた紙等の薄板材料を発泡体
の背面に貼着しても良い。紐状体13は引き出しの際に
千切れない丈夫なものであることが望ましく偏平なテー
プ状の紐状体であっても良い。発泡体との貼着部分にお
いて紐状体は2本ないし数本の構成からなっていても良
い。
【0009】図2は、着脱可能なICタグを巻取り紙巻
の中に挿入した状態を示す。図2(A)は円筒形状のも
の、図2(B)は球形状のものを示している。紙巻21
の中への装着はクッション性スポンジ状体を圧縮して紙
巻内に挿入する。その際、非接触ICタグも多少の変形
を受けることになるが、機能を損なうことはないように
ICタグ自体は多少厚めの基材に構成しておくことが好
ましい。紐状態13の一端部は紙巻の外側にでるように
装着する。
【0010】図3は、非接触ICタグの例を示す図であ
る。非接触ICタグは非接触データキャリアともいわ
れ、プラスチック等の基材4にコイルパターン3を形成
し、当該コイルと容量素子とにより共振回路を形成して
一定周波数の電波を受信し送信することができる。一般
的には135kHz(中波)、13.56MHz、2.
45GHz(マイクロ波)の周波数帯が使用される。図
示例の場合、コイルパターン3は導通部材5により基材
4の裏面でジャンピング回路を形成してコイル接続端子
3cによりICチップ2の裏面のバンプに接続してい
る。図示例では、容量素子はICチップに内蔵されてい
る。ICチップはメモリを備え、製品ロット番号等の一
定事項を記憶することができる。このようなICタグは
樹脂基材にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォト
エッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイル
パターン3を形成し、ICチップを装着し、保護用の被
覆を設けることにより形成することができる。その大き
さも50mm×50mm程度以下のサイズとすることが
できる。
【0011】ICタグに記録する内容としては、一般的
には、製造ロットや製品ロット、製造年月日、製
品メーター数、製品名、その他の加工情報、という
ことになる。これらの記録した情報の読み取りは、タグ
に対して呼び出し信号を発信し、数cmから数十cmの
距離でタグからの応答信号を読み取ることができるハン
ディーな無線ターミナル等を使用することができる。
【0012】クッション製スポンジ状体の材質は、人の
手で変形する程度の柔軟な材質のものであれば良く、天
然スポンジ、ゴム状体の他、各種の発泡プラスチック成
形体を使用することができる。発泡プラスチックの場合
一般的には、発泡ポリスチレン、ウレタン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニール等の樹脂に発泡剤を
添加して成形することが多い。
【0013】ICタグに使用する樹脂基材4としては、
PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ナイロン等の各種材料を使用することができ、厚み
は15〜300μmが使用できるが、強度、加工作業
性、コスト等の点から20〜100μmがより好まし
い。金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用
できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、そ
の厚みは6〜50μm程度が好ましい。
【0014】
【発明の効果】上述のように、巻取り用着脱可能なIC
タグは、非接触ICタグがクッション性スポンジ状体に
装着されているので、スポンジ状体を圧縮して紙巻内に
挿入することで容易に取り付けることができ、紙巻から
不用意に脱落することがない。また、紐状体を取り付け
れば容易に紙巻から離脱することができ、省力に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の着脱可能なICタグの一例を示す図
である。
【図2】 着脱可能なICタグを紙巻の中に挿入した状
態を示す。
【図3】 非接触ICタグの例を示す図である。
【符号の説明】
2 ICチップ 3 コイルパターン 4 基材 10 着脱可能なICタグ 11 非接触ICタグ 12 スポンジ状体 13 紐状体 20 巻取り 21 紙巻
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/59 B65H 43/00 // B65H 43/00 G06K 19/00 H Fターム(参考) 3F048 AC04 BB07 CA06 CB00 DA00 DC17 5B035 BA01 BA03 BB09 BC00 CA01 CA23 5J046 AA09 AB11 PA07 PA10 5J047 AA09 AB11 FC06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取り用の紙巻内に挿入して使用するデ
    ータ記憶可能なICタグであって、紙巻内径よりも大き
    い形状部分を有するクッション性スポンジ状体に非接触
    ICタグが装着されていることを特徴とする巻取り用着
    脱可能なICタグ。
  2. 【請求項2】 クッション性スポンジ状体の形状が円筒
    状または球形状であることを特徴とする請求項1記載の
    巻取り用着脱可能なICタグ。
  3. 【請求項3】 クッション性スポンジ状体が発泡性プラ
    スチック成形体であることを特徴とする請求項1から請
    求項2記載の巻取り用着脱可能なICタグ。
  4. 【請求項4】 ICタグを紙巻内から引き出し易くする
    ための紐状体が取り付けられていることを特徴とする請
    求項1から請求項3記載の巻取り用着脱可能なICタ
    グ。
  5. 【請求項5】 ICタグには、当該ICタグが取り付け
    られる製品の製造ロットに関するデータが記録されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項4記載の巻取り
    用着脱可能なICタグ。
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