JP2001202696A - デジタルアンプ - Google Patents

デジタルアンプ

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JP2001202696A
JP2001202696A JP2000008414A JP2000008414A JP2001202696A JP 2001202696 A JP2001202696 A JP 2001202696A JP 2000008414 A JP2000008414 A JP 2000008414A JP 2000008414 A JP2000008414 A JP 2000008414A JP 2001202696 A JP2001202696 A JP 2001202696A
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pwm
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Hitoyuki Taguchi
仁幸 田口
Takeshi Shiomi
剛 塩見
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の劣化がなく広いダイナミックレンジを
確保した状態で音量調整を行うことができるデジタルア
ンプを提供すること。 【解決手段】 PCM−PWM変換部20は、入力され
るデジタルデータの各ビットの値に応じたデューティ比
を有するPWM信号を生成する。スイッチングアンプ部
24は、このPWM信号の電圧レベルに対応したスイッ
チング動作を行うことにより、スピーカ90に入力する
駆動信号を生成する。利用者によって音量の変更指示が
なされると、動作電圧制御部30の制御によってDC/
DC変換器34によって発生する動作電圧Vccの値が変
更され、これによりスピーカ90に入力される駆動信号
の振幅値が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されるデジタ
ルデータの値に基づいて、スピーカ等の負荷を駆動する
デジタルアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、デジタル技術の進展に伴っ
て、オーディオ信号をデジタル信号として記録し、再生
するデジタルオーディオシステムが広く普及している。
例えば、CD(コンパクトディスク)やMD(ミニディ
スク)等がオーディオ信号に対応するデジタル信号の記
録媒体として用いられており、これらの記録媒体に記録
されたデジタル信号を読み出すことによりオーディオ音
の再生が行われる。このように、オーディオ音をデジタ
ル信号化して記録および再生を行うデジタルオーディオ
システムでは、再生時の雑音が少なく、ダイナミックレ
ンジを広くすることが可能であり、さらに、繰り返し再
生を行っても記録された信号が劣化することもないこと
から、従来のアナログオーディオシステムに比較して飛
躍的に音質を向上させることができる。また、最近で
は、従来のアナログアンプの代わりに、入力されたデジ
タル信号に基づいてスピーカ等の負荷を駆動するデジタ
ルアンプが用いられるようになっている。
【0003】図4は、従来のデジタルアンプの構成を示
す図である。図4に示すデジタルアンプ100は、音量
調整部110、PCM−PWM変換部120、スイッチ
ングアンプ部130を含んで構成されている。音量調整
部110は、使用者による音量変更指示に応じて、入力
されるnビットのデジタルデータの値を可変する。PC
M−PWM変換部120は、音量調整部110から出力
されるデジタルデータが入力され、その値に応じたデュ
ーティ比を有するPWM信号を生成する。スイッチング
アンプ部130は、PWM信号の電圧レベルに対応し
て、動作電圧Vccを選択的にスピーカ140に印加する
スイッチング動作を行うことにより、PCM−PWM変
換器120に入力されるデジタルデータの値に対応した
振幅値を有する駆動信号を出力してスピーカ140を駆
動する。例えば、PWM信号のデューティ比が大きい場
合、すなわち、PCM−PWM変換器120に入力され
るnビットデータの値が大きい場合にはスピーカ140
に印加される電圧値が高くなり、反対に、PCM−PW
M変換器120に入力されるnビットデータの値が小さ
い場合にはスピーカ140に印加される電圧値が低くな
って、順次入力されるnビットデータの値に対応した音
量が実現されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデジタルアンプ100における音量調整は、PCM
−PWM変換器120から後段の回路においてはゲイン
が固定化されているため、PCM−PWM変換器120
の前段に設けられた音量調整部110においてnビット
のデジタルデータに対してその値を変更することにより
行う必要があった。
【0005】例えば、最も簡単には、音量調整部110
において、nビットのデジタルデータに対して上位ビッ
トから下位ビット側にビットシフトを行う方法がある。
ビットシフトを行うことにより、PCM−PWM変換器
120に入力されるデジタルデータの値を小さくするこ
とができるため、スピーカ140に印加される駆動信号
の振幅も小さくなり、音量を下げる処理が行われる。と
ころが、このようにビットシフトによってデジタルデー
タの値を小さくすると、下位ビットの情報が失われるこ
とになるため、ダイナミックレンジが狭くなるという問
題があった。例えば、nビットのデジタルデータを下位
ビット側にmビットシフトすることにより、約6m[d
B]ゲインを下げることができるが、下位のmビットの
情報が失われることにより、ダイナミックレンジも約6
m[dB]狭くなってしまう。
【0006】また、音量調整部110において、nビッ
トのデジタルデータの値を調整する他の方法としては、
nビットのデジタルデータを一旦アナログ信号に変換し
た後に、ゲインが調整可能なアッテネータを通し、その
後再びデジタルデータに変換する場合が考えられる。し
かし、このように一旦アナログ信号に変換するとノイズ
が混入するため、信号の劣化が生じるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、信号の劣化がなく広いダイ
ナミックレンジを確保した状態で音量調整を行うことが
できるデジタルアンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のデジタルアンプは、駆動手段によっ
て、入力されるデジタルデータの値に応じたスイッチン
グ動作を行うことにより、所定の動作電圧に比例した駆
動電圧を所定の負荷に印加する場合に、動作電圧設定手
段によって、音量設定信号に応じてこの動作電圧の値を
可変に制御する。動作電圧を可変することにより、負荷
に印加する駆動電圧を調整しているため、音量を下げる
場合にデジタルデータの下位ビットの情報が失われるこ
とがなく、広いダイナミックレンジを確保した状態で音
量調整を行うことができる。また、音量調整を行うため
にデジタルデータを一旦アナログ信号に変換する必要が
ないため、信号の劣化を防止することができる。
【0009】また、上述した駆動手段は、制御信号生成
手段によってデジタルデータの各ビットの値に対応する
デューティ比を有する制御信号を生成するとともに、ス
イッチング手段によって、この制御信号のデューティ比
に応じて上述したスイッチング動作を行うことが望まし
い。制御信号生成手段によってデジタルデータをパルス
幅変調することによって得られた制御信号に基づいて、
スイッチング手段によるスイッチング動作を行うことに
より、デジタルデータの値に対応し、かつ動作電圧に比
例した駆動電圧を容易に生成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のデジタルアンプについて図面を参照しながら説明す
る。
【0011】図1は、一実施形態のデジタルアンプ10
の構成を示す図である。図1に示すデジタルアンプ10
は、PCM−PWM変換器20、スイッチングアンプ部
24、動作電圧制御部30、PWMドライバ32、DC
/DC変換器34、操作部40、異常検出部42、デジ
タル・インタフェース・レシーバ(DIR)50、等化
処理部52、コントローラ60を含んで構成されてい
る。
【0012】PCM−PWM変換器20は、入力される
nビットのデジタルデータに対してパルス幅変調を行う
ことにより、デジタルデータの各ビットの値に応じたデ
ューティ比を有するPWM信号を生成する。スイッチン
グアンプ部24は、PCM−PWM変換器20によって
生成されたPWM信号の電圧レベルに対応して、動作電
圧Vccを選択的にスピーカ90に印加するスイッチング
動作を行うことにより、スピーカ90に入力する駆動信
号を出力する。
【0013】図2は、スイッチングアンプ部24の詳細
構成の一例を示す図である。図2に示すように、スイッ
チングアンプ部24は、ドライバ22および2つのFE
T26、28を含んで構成されている。2つのFET2
6、28のそれぞれのゲートは共通に接続されており、
これらのゲートにドライバ22によって生成される駆動
電圧が印加される。また、2つのFET26、28は、
正極の動作電圧+Vccが印加される端子(以後、この端
子を「正極側端子」と称する)と負極の動作電圧−Vcc
が印加される端子(以後、この端子を「負極側端子」と
称する)との間に、それぞれのソース・ドレイン間が直
列接続されている。
【0014】ドライバ22は、PCM−PWM変換器2
0から出力されるPWM信号の2つの電圧レベルのそれ
ぞれに対応する正負の駆動電圧を生成する。正極側端子
に接続された一方のFET26のゲートにドライバ22
から正の駆動電圧が印加されると、このFET26によ
って構成されるスイッチがオン状態になって、正極側端
子に印加された正極の動作電圧+Vccが出力端子に現れ
る。このとき、他方のFET28はオフ状態になってい
る、反対に、負極側端子に接続された他方のFET28
のゲートにドライバ22から負の駆動電圧が印加される
と、このFET28によって構成されるスイッチがオン
状態になって、負極側端子に印加された負極の動作電圧
−Vccが出力端子に現れる。このとき、一方のFET2
6はオフ状態になっている。
【0015】動作電圧制御部30は、コントローラ60
から出力される音量設定信号に基づいて、スイッチング
アンプ部24に印加する動作電圧Vccの値を可変に制御
する。具体的には、動作電圧制御部30は、コントロー
ラ60から入力される音量設定信号と、スイッチングア
ンプ部24に印加されている現在の動作電圧Vccの値と
に基づいて、PWMドライバ32に入力する駆動信号を
生成する。PWMドライバ32は、動作電圧制御部30
から入力される駆動信号をパルス幅変調して、変更後の
音量に対応したPWM信号を生成する。DC/DC変換
器34は、車両に搭載されたバッテリ(図示せず)から
固定の電源電圧(+B)が印加されており、この電源電
圧をPWMドライバ32から入力される駆動信号のデュ
ーティ比に対応した電圧値を有する直流電圧に変換す
る。この直流電圧が上述したスイッチングアンプ部24
に動作電圧Vccとして印加される。なお、スイッチング
アンプ部24が図2に示した構成を有する場合には、正
極の動作電圧+Vccと負極の動作電圧−Vccの両方がD
C/DC変換器34で生成され、スイッチングアンプ部
24の正極側端子と負極側端子のそれぞれに印加され
る。
【0016】操作部40は、利用者が各種の設定を行う
ためのものであり、音量調整、低音調整、高音調整、左
右の音量バランス調整、前後の音量バランス調整を行う
ために用いられる複数のボリュームと電源スイッチ等を
備えている。異常検出部42は、DC/DC変換器34
の異常を検出するためのものであり、異常を検出したと
きに所定の異常検出信号をコントローラ60に向けて出
力する。
【0017】デジタル・インタフェース・レシーバ50
は、CDプレーヤやラジオ受信機等の各種のオーディオ
ソース(図示せず)から入力された信号を、デジタルア
ンプ10内部の処理に適した所定のデジタルデータに変
換する。例えば、光ファイバケーブルを介して入力され
た光信号が一旦電気的なシリアルデータに変換された
後、所定ビット数のパラレルデータに変換される。
【0018】等化処理部52は、デジタル・インタフェ
ース・レシーバ50から入力されるデジタルデータに対
して所定の等化処理を行う。例えば、操作部40に備わ
った低音調整用、高音調整用、左右の音量バランス調整
用、前後の音量バランス調整用の各ボリュームのつまみ
部分が操作されると、その操作量がコントローラ60に
よって検出され、対応する設定信号が等化処理部52に
入力される。
【0019】例えば、低音調整用のボリュームのつまみ
部分が操作された場合には、その操作量に対応した低音
調整用の設定信号が等化処理部52に入力される。等化
処理部52は、コントローラ60から入力されるこの設
定信号に基づいて、入力されるデジタルデータで表現さ
れるオーディオ信号の低周波成分のレベルを増減する。
このようにして等化処理部52によって所定の等化処理
が行われた後のデジタルデータがPCM−PWM変換器
20に入力される。
【0020】コントローラ60は、デジタルアンプ10
の全体を制御するためのものである。例えば、上述した
ように、操作部40の音量調整用のボリュームのつまみ
部分が操作されると、コントローラ60は、その操作量
に応じた音量設定信号を生成して動作電圧制御部30に
入力する。また、異常検出部42から異常検出信号が出
力されると、コントローラ60は、音量を0にする音量
設定信号を生成して、PWMドライバ32によってDC
/DC変換器34を駆動する動作を停止させる。例え
ば、コントローラ60を汎用プロセッサによって実現す
ることができる。また、動作電圧制御部30と等化処理
部52のそれぞれをデジタル信号プロセッサ(DSP)
によって実現することができる。
【0021】上述したPCM−PWM変換器20、スイ
ッチングアンプ部24が駆動手段に、動作電圧制御部3
0、PWMドライバ32、DC/DC変換器34が動作
電圧設定手段に、PCM−PWM変換器20が制御信号
生成手段に、スイッチングアンプ部24がスイッチング
手段にそれぞれ対応する。
【0022】本実施形態のデジタルアンプ10はこのよ
うな構成を有しており、次にその動作を説明する。図3
は、本実施形態のデジタルアンプ10の動作手順を示す
図であり、主に音量設定動作に着目した動作が示されて
いる。
【0023】コントローラ60は、DC/DC変換器3
4に異常が発生したか否かを監視しており(ステップ1
00)、異常検出部42によって異常状態が検出されて
異常検出信号が出力されると肯定判断を行って、この異
常状態に対応した所定の処理を行う(ステップ10
1)。例えば、上述したようにコントローラ60によっ
て、音量を0にするために必要な音量設定信号が生成さ
れ、DC/DC変換器34による動作電圧の生成動作が
停止される。
【0024】また、異常状態が検出されない通常動作時
においては、上述したステップ100の判定において否
定判断が行われ、次にコントローラ60は、利用者によ
って音量の変更指示がなされたか否かを判定する(ステ
ップ102)。利用者によって変更指示がなされない場
合には否定判断が行われ、上述したステップ100の判
定以降の動作が繰り返される。
【0025】また、利用者によって操作部40の音量調
整用ボリュームのつまみ部分が操作されて音量の変更が
指示されると、ステップ102の判定において肯定判断
が行われ、次にコントローラ60は、変更後の音量に対
応した音量設定信号を生成する(ステップ103)。例
えば、回転式の音量調整用ボリュームが使用されている
場合には、つまみ部分の回転角が検出されて、この回転
角に対応した音量設定信号が生成される。生成された音
量設定信号は、動作電圧制御部30に入力される。
【0026】次に、動作電圧制御部30は、コントロー
ラ60から入力された音量設定信号と、DC/DC変換
器34によって発生している現在の動作電圧Vccの値と
に基づいて、PWMドライバ32に入力する駆動信号を
生成する(ステップ104)。PWMドライバ32は、
動作電圧制御部30から入力される駆動信号をパルス幅
変調した信号に生成し、この信号を用いてDC/DC変
換器34によって発生する動作電圧Vccの電圧値を制御
する。これにより、変更後の音量に対応するように、動
作電圧Vccの変更が行われる(ステップ105)。この
ようにしてDC/DC変換器34からスイッチングアン
プ部24に印加される動作電圧Vccの値が変更される
と、スピーカ90に出力される駆動信号の振幅値がこの
動作電圧Vccの値に応じて変更されるため、以後変更後
の音量値でスピーカ90が駆動される。
【0027】ステップ105においてDC/DC変換器
34で発生する動作電圧Vccの値の変更が終了すると、
ステップ100に戻って、異常発生の有無判定以降の動
作が繰り返される。
【0028】このように、本実施形態のデジタルアンプ
では、利用者によって音量の変更が指示されると、スイ
ッチングアンプ部24に印加される動作電圧Vccの値が
変更される。具体的には、音量値を下げるような指示が
なされると動作電圧Vccを低下させる変更がなされ、反
対に音量値を上げるような指示がなされると動作電圧V
ccを上昇させる変更がなされる。これにより、スイッチ
ングアンプ部24からスピーカ90に印加される駆動信
号の振幅値が変更され、音量値が変更される。したがっ
て、音量を変更する際に、PCM−PWM変換器20に
入力されるデジタルデータの値をビットシフト等を行っ
て変更する必要がないため、音量値を下げた場合であっ
ても広いダイナミックレンジを確保することができる。
また、一旦デジタルデータをアナログ信号に変換する必
要もないため、音質の劣化を招くこともない。
【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
PWM制御によって動作電圧Vccを発生するタイプのD
C/DC変換器34を用いた場合について説明したが、
それ以外のタイプのスイッチング電源をDC/DC変換
器34の代わりに用いて、連続的あるいは階段状に変化
する動作電圧Vccを発生させ、スイッチングアンプ部2
4に印加するようにしてもよい。
【0030】また、上述した実施形態では、コントロー
ラ60によって音量設定信号を生成し、動作電圧制御部
30によって、この音量設定信号等に基づいてDC/D
C変換器34による動作電圧の生成動作を制御するよう
にしたが、この動作電圧制御部30による制御動作をコ
ントローラ60に行わせるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、動作
電圧を可変することにより、負荷に印加する駆動電圧を
調整しているため、音量を下げる場合にデジタルデータ
の下位ビットの情報が失われることがなく、広いダイナ
ミックレンジを確保した状態で音量調整を行うことがで
きる。また、音量調整を行うためにデジタルデータを一
端アナログ信号に変換する必要がないため、信号の劣化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のデジタルアンプの構成を示す図で
ある。
【図2】スイッチングアンプ部の詳細構成の一例を示す
図である。
【図3】本実施形態のデジタルアンプの動作手順を示す
図である。
【図4】従来のデジタルアンプの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタルアンプ 20 PCM−PWM変換器 24 スイッチングアンプ部 30 動作電圧制御部 32 PWMドライバ 34 DC/DC変換器 40 操作部 52 等化処理部 60 コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデジタルデータの値に応じた
    スイッチング動作を行うことにより、所定の動作電圧に
    比例した駆動電圧を所定の負荷に印加する駆動手段と、 音量設定信号に応じて前記動作電圧の値を可変に制御す
    る動作電圧設定手段と、 を備えることを特徴とするデジタルアンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記駆動手段は、 前記デジタルデータの各ビットの値に対応するデューテ
    ィ比を有する制御信号を生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号のデューティ比に応じて、前記スイッチン
    グ動作を行うスイッチング手段と、 を備えることを特徴とするデジタルアンプ。
JP2000008414A 2000-01-17 2000-01-17 デジタルアンプ Pending JP2001202696A (ja)

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