JP2001200587A - 丸鋼管柱の柱梁仕口構造 - Google Patents

丸鋼管柱の柱梁仕口構造

Info

Publication number
JP2001200587A
JP2001200587A JP2000009376A JP2000009376A JP2001200587A JP 2001200587 A JP2001200587 A JP 2001200587A JP 2000009376 A JP2000009376 A JP 2000009376A JP 2000009376 A JP2000009376 A JP 2000009376A JP 2001200587 A JP2001200587 A JP 2001200587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
round steel
diaphragm
column
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000009376A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Kanzaka
幸弘 勘坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2000009376A priority Critical patent/JP2001200587A/ja
Publication of JP2001200587A publication Critical patent/JP2001200587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼材の梁25の小口面に対応させて、ダイア
フラム4を丸鋼管柱7の外側面外方に突出させて設け、
該ダイアフラム4に前記小口面を固定する丸鋼管柱7の
柱梁仕口構造において、丸鋼管7の引張り強度、仕口の
剛性、現場での施工性に優れる、丸鋼管柱の柱梁仕口構
造を提供する。 【解決手段】 前記ダイアフラム4は、前記丸鋼管7に
挿通される円孔4cが中心に形成されるとともに、該挿
通状態で前記丸鋼管7と固設される平面視正方形の外ダ
イアフラム4aと、該外ダイアフラム4aの前記固設位
置の丸鋼管7内側面に固設されて、該丸鋼管7の横断面
を塞ぐ平面視円形の内ダイアフラム4bと、からなる。
前記丸鋼管7の内径は500mm以上が望ましい。また、
前記内ダイアフラム4bに孔4gを設けると鋼管コンク
リート柱にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横断面が円形の丸
鋼管柱の柱梁仕口構造に関するもので、特に、丸鋼管柱
と鋼材の梁とをダイアフラムを介して接合する柱梁仕口
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、丸鋼管柱に、H形鋼などの鋼
材の梁を接合する柱梁仕口構造として、通しダイアフ
ラム方式、外ダイアフラム方式、内ダイアフラム方
式が使用されている。しかし、いずれの方式も以下に示
すように一長一短がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通しダイアフラム方
式 図5(a)に示すように、柱としての丸鋼管3を、この
丸鋼管3とH形鋼の梁25の上下フランジ21a,21
bとが対向する位置にて分断し、この2つの分断位置に
ダイアフラム5を各々挿入後、分断した丸鋼管3a,3
b,3cをダイアフラム5に突合わせて溶接し、丸鋼管
3に一対のダイアフラム部5を形成する。そして、この
一対のダイアフラム部5の各端面に、前記上下フランジ
21a,21bの小口面を各々突合わせて溶接し、丸鋼
管3と梁25とを接続する。このような通しダイアグラ
ム方式は、構造物の柱をなす丸鋼管3自身を分断し、ダ
イアフラム5を挟んで溶接により接合するので、丸鋼管
3の軸方向引張り強度が低いという短所がある。
【0004】外ダイアフラム方式 図5(b)に示すように、一対のダイアフラム9の各々
に形成された円孔9aに丸鋼管7を挿通する。そして、
梁25の上下フランジ21a,21bと対向する位置に
前記一対のダイアフラム9を位置させて、このダイアフ
ラム9と丸鋼管7とを溶接し、丸鋼管7に一対のダイア
フラム部9を形成する。この一対のダイアフラム部9の
端面に、前記上下フランジ21a,21bの小口面を各
々突合わせて溶接し、丸鋼管7と梁25とを接続する。
このような外ダイアフラム方式は丸鋼管7を分断しない
ので、丸鋼管7の引張り強度は高い。しかし、梁25か
らダイアフラム9を介して伝達された曲げモーメントに
よる応力が、丸鋼管7の円周方向位置の内、前記梁25
を溶接した側の部分7aに局所的に作用する。このた
め、この部分7aに局所的な変形を来たし易く柱梁仕口
の剛性が低くなる、すなわち柱と梁との境界近傍で上下
に曲げ変形し易いという短所がある。これを抑えるため
に、通常は外ダイアフラムの板厚を厚くして、外ダイア
フラムの上下撓みを小さくしているが、外ダイアフラム
の厚みが厚くなる分、鉄骨量が増大し柱梁が重くなって
しまう。
【0005】内ダイアフラム方式 図5(c)に示すように、梁26の上下フランジ22
a,22bを接続する位置11aの丸鋼管11の内側面
に一対のダイアフラム13を溶接するとともに、丸鋼管
11の外側面に直接前記上下フランジ22a,22bの
小口面を突き合わせて溶接し、丸鋼管11と梁26とを
接続する。このような内ダイアフラム方式は丸鋼管11
を分断しないので、外ダイアフラム方式と同様、丸鋼管
11の引張り強度は高い。しかし、梁26の上下フラン
ジ22a,22bを丸鋼管11に直接接続するため、丸
鋼管11の外形曲率に合せて上下フランジ22a,22
bの小口面を円弧状に加工して、建築現場にて、この上
下フランジ22a,22bを丸鋼管11に突合わせて溶
接しなければならず、上下フランジ22a,22bの加
工に手間がかかるだけでなく、建築現場で円弧状の難し
い溶接作業を伴うという短所がある。
【0006】本発明はかかる従来の課題に鑑みて成され
たもので、丸鋼管の引張り強度を高くできるとともに、
丸鋼管の局所変形を小さく抑えて仕口の剛性も高くで
き、しかも現場での施工性にも優れる、丸鋼管柱の柱梁
仕口構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1に示す発明は、鋼材の梁の小口面に対応さ
せて、ダイアフラムを丸鋼管柱の外側面外方に突出させ
て設け、該ダイアフラムに前記小口面を固定する丸鋼管
柱の柱梁仕口構造において、前記ダイアフラムは、前記
丸鋼管に挿通される円孔が中心に形成されるとともに、
該挿通状態で前記丸鋼管と固設される平面視略正方形の
外ダイアフラムと、該外ダイアフラムの前記固設位置の
丸鋼管内側面に固設されて、該丸鋼管の横断面を塞ぐ平
面視円形の内ダイアフラムと、からなることを特徴とす
る。
【0008】上記発明によれば、丸鋼管を分断しないの
でその丸鋼管の軸方向引張り強度を高く維持することが
できる。
【0009】また、前記内ダイアフラムによって、丸鋼
管内の横断面を塞ぎ、丸鋼管の全内周側面を一体化して
補強している。このため、梁から外ダイアフラムを介し
て伝達された曲げモーメントによる応力を、丸鋼管の円
周方向位置の内、梁が接続された側だけで局所的に受け
るのではなく、前記内ダイアフラムを介して丸鋼管の全
周で受けることができる。したがい、丸鋼管の局所的な
変形を小さくできて柱梁の仕口の剛性が高くなる。
【0010】更には、あらかじめ工場などで内・外ダイ
アフラムを丸鋼管に溶接できるので、柱たる前記丸鋼管
と梁との現場接合は、前記外ダイアフラムと梁の小口面
との溶接によっておこなえ、当該現場での溶接形状は事
前に簡易な直線状などに任意に設定することができる。
このため、建築現場にて複雑な円弧状の溶接作業を伴う
ことはない。
【0011】請求項2に示す発明は、前記内ダイアフラ
ムにコンクリート充填用の孔を設けたことを特徴とす
る。上記発明によれば、内ダイアフラムにコンクリート
充填用の孔を設けたので、当該丸鋼管柱の内部にコンク
リートを充填して、当該丸鋼管柱を鋼管コンクリート柱
にすることができる。そして、内部に充填されたコンク
リート、内ダイアフラム、丸鋼管の三者が一体化され
て、前記曲げモーメントによる応力を、丸鋼管の全周で
受けることができ、前記柱梁の仕口剛性を更に高くでき
る。
【0012】請求項3に示す発明は、請求項1若しくは
2のいずれかに記載の丸鋼管柱の柱梁仕口構造におい
て、前記丸鋼管の内径が500mm以上であることを特徴
とする。上記発明によれば、丸鋼管の内径を500mm以
上にしたので、丸鋼管に内ダイアフラムを溶接する際、
溶接トーチなどの溶接器具を丸鋼管内に容易に収めるこ
とができて溶接作業をおこない易い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施形態の全体構成を示す斜視図であり、図2は、図1
におけるII−II線矢視の縦断面図である。尚、図1にあ
っては丸鋼管7の一部を切り欠いて示すとともに溶接部
は図示していない。
【0014】図1および図2に示すように、第1実施形
態の柱梁仕口構造は、梁25としてのH形鋼と、柱とし
ての丸鋼管7との接合に使用され、この図示例では、2
つの梁25が丸鋼管7を挟むように丸鋼管7に接合さ
れ、これら2つの梁25が平面視で一直線状になってい
る。
【0015】この丸鋼管7には、その軸方向に上下一対
のダイアフラム部4が設けられている。この一対のダイ
アフラム部4の互いの間は、前記梁25の梁成ぶん隔て
られており、この各ダイアフラム部4と、梁25の上下
フランジ21a,21bとが各々接合されることで、丸
鋼管7と梁25とが接合される。
【0016】このダイアフラム部4は、前記丸鋼管7の
外側面に設けられた外ダイアフラム4aと、同丸鋼管7
の内側面に設けられた内ダイアフラム4bとからなる。
外ダイアフラム4aは、前記丸鋼管7の横断面より大き
い平面視正方形の鋼板であり、その中心には前記丸鋼管
7の外径より若干大径な円孔4cが形成されている。そ
して、この円孔4cに丸鋼管7が挿通された状態で、両
者の間の円形状境界部4dには、その全周に亘って隅肉
溶接6aがされて、丸鋼管7と外ダイアフラム4aとが
固設される。また、内ダイアフラム4bは、外径が丸鋼
管7の内径よりも若干小径の平面視円形の鋼板であり、
この内ダイアフラム4bは、前記外ダイアフラム4aが
固設された位置の丸鋼管7の内側面にはめ込まれる。そ
して、この両者の間の円形状境界部4eには、その全周
に亘ってV形グルーブ溶接6bがされて、丸鋼管7と内
ダイアフラム4bとが固設される。
【0017】そして、これら一対のダイアフラム部4の
各外ダイアフラム4aの端面4fに、梁25の上下フラ
ンジ21a,21bの小口面を各々対応させて突合わせ
てV形グルーブ溶接6cがおこなわれ、丸鋼管柱7と梁
25とが接合される。尚、この丸鋼管柱7と梁25との
接合をより強固なものとするために、梁25のウエッブ
23は、これらフランジ21a,21bよりも前記外ダ
イアフラム4a分、丸鋼管7外側面に向けて突出してお
り、この突出したウエッブ23の小口面23aを丸鋼管
7側面に突合わせて図示なしの隅肉溶接にて固設してい
る。更には、前記突出したウエッブ23の上下両縁23
bは上下の外ダイアフラム4aに図示なしの隅肉溶接に
て固設されている。
【0018】かような構成の第1実施形態の柱梁仕口構
造にあっては、仕口近傍の丸鋼管7には分断された部分
がなく、丸鋼管7の軸方向引張り強度が高く維持されて
いる。また、前記内ダイアフラム4bによって、丸鋼管
7内の横断面を塞ぎ、丸鋼管7の全内周側面を一体化し
て補強している。このため、梁25から外ダイアフラム
4aを介して伝達された曲げモーメントなどによる応力
を、丸鋼管7の全周で受けることができる。したがい、
丸鋼管7の局所変形を防止できて柱梁の仕口の剛性を高
くできる。更に、この内ダイアフラム4bは、その内部
に孔、凹部などの断面欠損を設けておらずそれ自身の強
度が高いので、前記補強作用を更に向上している。
【0019】ここで、この仕口構造の施工手順を説明す
る。
【0020】あらかじめ工場などで、以下の手順によっ
て丸鋼管7にダイアフラム部4が取り付けられる。図2
に示すように、適度の大きさに分割された丸鋼管7の両
管端から、その内部に2枚の内ダイアフラム4bを、互
いの間に前記梁成ぶんの面間をもってはめ込む。このと
き、内ダイアフラム4a,4bの位置決めがし易いよう
に、あらかじめ係止小片8を丸鋼管内周面に固設してお
いても良い。次いで、丸鋼管7の外側面の、前記内ダイ
アフラム4bのはめ込み位置に対応する位置に外ダイア
フラム4aをはめ込み、全ての内・外ダイアフラム4
a,4bを点づけ溶接し仮固定する。そして、管端から
丸鋼管7内に溶接トーチを入れて、V形グルーブ溶接6
bによって内ダイアフラム4bを全周溶接する。このよ
うにして、前記2枚の内ダイアフラム4bの固定ができ
たら、次に前記2枚の外ダイアフラム4bを丸鋼管柱7
に隅肉溶接6aにて固定する。尚、これらの溶接作業は
工場内での作業であるので、溶接作業をおこない易いよ
うに丸鋼管7の姿勢を調節するなど作業環境を整えるこ
とができて容易に施工できる。
【0021】このようにしてダイアフラム部4が取り付
けられた丸鋼管7を建築現場に搬入し、建物の躯体の一
部として既に立設された丸鋼管柱の上端に前記丸鋼管7
の管端を突合わせて溶接固定する。そして、前記丸鋼管
7に取りつけられたダイアフラム部4の端面4fに、梁
25の上下フランジ21a,21bの小口面を突合わせ
てV形グルーブ溶接6cをするとともに、ウエッブ23
の小口面23aを丸鋼管7の側面に突合わせて隅肉溶接
をする。このときの溶接は、円形などの複雑形状の溶接
線ではなく直線状であるとともに、広い場所での作業で
あるため、容易に確実におこなうことができる。
【0022】図3、4に、本発明の第2実施形態を示
す。尚、本第2実施形態の基本的な構成は前記第1実施
形態と同じである。したがい、同図中、第1実施形態と
同一の部材には同一の符号を付すとともに、以下ではそ
の相違のみを説明しその詳細な説明は省略する。図3は
本発明に係る第2実施形態の柱梁仕口構造の斜視図であ
り、図4は図3におけるIV−IV線矢視の縦断面図であ
る。尚、図3の表記は図1と同じである。
【0023】図3および図4に示すように、この第2実
施形態と前記第1実施形態とは、内ダイアフラム4bの
中心にコンクリート充填用の円孔4gが1つ形成されて
いる点で相違する。そして、この相違によって、第2実
施形態では、図示なしのトレミー管の先端を、前記円孔
4gを通して内ダイアフラム4bの下方に位置させて、
この先端からコンクリートを送出することで、丸鋼管7
の全長に亘りコンクリートを充填することができる。す
なわち、前記丸鋼管7を鋼管コンクリート(CFT)に
することができる。このCFTは、内部に充填されたコ
ンクリート、内ダイアフラム4b、丸鋼管7の三者が一
体化されているので、前記曲げモーメントによる応力
を、丸鋼管7の全周で確実に受けることができ、前記柱
梁の仕口剛性が更に高くなるという効果を奏する。
【0024】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形
が可能である。 (a)本実施形態においては、溶接方式として隅肉溶接
やV形グルーブ溶接を使用したが、これに限るものでは
なくその溶接方式はその溶接継手の引張り強度などの要
求仕様に応じて適宜設定される。 (b)本実施形態においては、梁に使用する鋼材として
H形鋼を例示したが、これに限るものではなく、鋼材と
して角パイプであっても良い。この場合、角パイプの小
口面の上下の水平片と、外ダイアフラムの端面とが突き
合わされることはいうまでもない。 (c)本実施形態においては、外ダイアフラムとして、
平面視正方形の鋼板を使用したが、H形鋼梁の上下フラ
ンジの小口面を突き合わせるに十分な端面面積を有して
いればこれに限るものではなく、ダイアフラムの四隅の
角部を面取りして、略八角形状にしても良い。 (d)本第2実施形態においては、コンクリート充填用
の孔として内ダイアフラムに円孔を1つ設けたが、この
孔形状は三角形、四角形など適宜選択できるとともに、
その個数は複数でも良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す発
明によれば、丸鋼管の軸方向引張り強度を高く維持でき
るので構造物の健全性を向上できる。また、内ダイアフ
ラムによる補強により仕口の剛性が高くなるので、外ダ
イアフラムの板厚を薄くできて鉄骨量およびその重量を
軽減できる。更には、丸鋼管と梁との現場接合は、前記
外ダイアフラムと梁の小口面とを溶接することによって
容易におこなえるので、作業能率を向上できて工期を短
縮できる。また、簡易な溶接であるため確実に溶接作業
をおこなえて、溶接部の品質を高水準に維持できてその
健全性を向上できる。
【0026】請求項2に示す発明によれば、当該丸鋼管
柱を鋼管コンクリート柱にして、柱梁の仕口剛性を高く
することができるので、建物躯体の健全性を向上でき
る。
【0027】請求項3に示す発明によれば、丸鋼管に内
ダイアフラムを溶接する作業を容易におこなえるので、
作業能率を向上できてコスト削減が図れる。また、溶接
作業が容易なため、この溶接を確実におこなえて、溶接
部の品質を高水準に維持できてその健全性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る柱梁仕口構造の第1実施形態を一
部切り欠いて示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線矢視の縦断面図である。
【図3】本発明に係る柱梁仕口構造の第2実施形態を一
部切り欠いて示す斜視図である。
【図4】図3におけるIV−IV線矢視の縦断面図である。
【図5】従来の柱梁仕口構造を一部切り欠いて示す斜視
図であり、(a)は通しダイアグラム方式、(b)は外
ダイアフラム方式、(c)は内ダイアフラム方式を各々
示す。
【符号の説明】
4 ダイアフラム部(ダイアフラム) 4a 外ダイアフラム 4b 内ダイアフラム 4c 円孔 4g 円孔(孔) 7 丸鋼管、丸鋼管柱 21a 上フランジ 21b 下フランジ 23 ウエッブ 25 梁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材の梁の小口面に対応させて、ダイア
    フラムを丸鋼管柱の外側面外方に突出させて設け、該ダ
    イアフラムに前記小口面を固定する丸鋼管柱の柱梁仕口
    構造において、 前記ダイアフラムは、 前記丸鋼管に挿通される円孔が中心に形成されるととも
    に、該挿通状態で前記丸鋼管と固設される平面視略正方
    形の外ダイアフラムと、 該外ダイアフラムの前記固設位置の丸鋼管内側面に固設
    されて、該丸鋼管の横断面を塞ぐ平面視円形の内ダイア
    フラムと、 からなることを特徴とする丸鋼管柱の柱梁仕口構造。
  2. 【請求項2】 前記内ダイアフラムにコンクリート充填
    用の孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の丸鋼管
    柱の柱梁仕口構造。
  3. 【請求項3】 前記丸鋼管の内径が500mm以上である
    ことを特徴とする請求項1若しくは2のいずれかに記載
    の丸鋼管柱の柱梁仕口構造。
JP2000009376A 2000-01-18 2000-01-18 丸鋼管柱の柱梁仕口構造 Pending JP2001200587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000009376A JP2001200587A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 丸鋼管柱の柱梁仕口構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000009376A JP2001200587A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 丸鋼管柱の柱梁仕口構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001200587A true JP2001200587A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18537539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000009376A Pending JP2001200587A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 丸鋼管柱の柱梁仕口構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001200587A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531835A (ja) * 2012-06-28 2015-11-05 南陽市食用菌技術交流中心(普通合▲ふぉ▼)Nanyang Edible Fungus Technology Exchange Center(General Partnership) 建材管
KR102625510B1 (ko) * 2022-11-28 2024-01-16 (주)에스엠구조안전진단 Cft기둥과 와이드 합성보의 접합구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531835A (ja) * 2012-06-28 2015-11-05 南陽市食用菌技術交流中心(普通合▲ふぉ▼)Nanyang Edible Fungus Technology Exchange Center(General Partnership) 建材管
KR102625510B1 (ko) * 2022-11-28 2024-01-16 (주)에스엠구조안전진단 Cft기둥과 와이드 합성보의 접합구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4970827B2 (ja) 鉄骨構造物柱梁接合部の梁と内ダイアフラム直結工法
US20180094419A1 (en) Gusset plate and column assembly for moment resisting bi-axial beam-to-column joint connections
JP2020165132A (ja) 柱梁接合構造及び柱梁接合構造を有する建造物の施工方法
JP3621947B1 (ja) 構造物の柱と梁の接合構造
KR102001041B1 (ko) Cft사각기둥의 철골보 접합구조
JP2002146921A (ja) 鋼管構造
JP4110270B2 (ja) 柱と梁の接合構造、柱と梁の接合方法
KR102276624B1 (ko) 사선형 내다이어프램이 설치된 cft 기둥구조
JPH1122001A (ja) 閉鎖形断面柱と梁の接合部構造
JP2001200587A (ja) 丸鋼管柱の柱梁仕口構造
JP2011127426A (ja) H形鋼の溶接接合方法
JP2004257005A (ja) 柱梁の接合構造、柱梁の接合方法
JPH03221636A (ja) 梁の接続構造
JP2003206569A (ja) 複合構造建築物の仕口構造
JP2009030357A (ja) 柱と梁の溶接接合構造
KR20210066225A (ko) 기둥과 보의 접합부 코어
KR102526388B1 (ko) Cft구조를 이용한 src기둥과 철골보의 접합구조 및 이를 이용한 지하건축물의 역타 시공방법
JP2601105B2 (ja) 鉄骨部材接合金物
JP7397660B2 (ja) 柱梁仕口構造
JPH11148174A (ja) 閉鎖形断面柱と梁の接合構造
JPH11159000A (ja) 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合構造
KR102352235B1 (ko) 기둥과 보의 연결 구조체
JP5115012B2 (ja) 柱と梁の溶接接合構造
JP3958175B2 (ja) 円形鋼管柱の柱梁接合構造
JP3990185B2 (ja) 角形鋼管柱とh形鋼梁との接合構造およびその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040922