JP2001200560A - シャワーヘッドの支持構造 - Google Patents

シャワーヘッドの支持構造

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JP2001200560A
JP2001200560A JP2000008754A JP2000008754A JP2001200560A JP 2001200560 A JP2001200560 A JP 2001200560A JP 2000008754 A JP2000008754 A JP 2000008754A JP 2000008754 A JP2000008754 A JP 2000008754A JP 2001200560 A JP2001200560 A JP 2001200560A
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JP
Japan
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shower head
handrail bar
supported
movable piece
bathroom
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Application number
JP2000008754A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yamada
康司 山田
Katsuhiro Furukawa
勝浩 古川
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Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺りバーでシャワーヘッドの支持を可能に
し、シャワーヘッドの手摺りバーへの支持,抜き出し及
び位置調節を誰にでも容易に行なえ、浴室でのシャワー
ヘッドの操作性を向上させる。 【解決手段】 浴室1の洗い場3には上下方向に向けて
手摺りバー5を固定し、湯水を吐出するシャワーヘッド
9は手摺りバー5の任意の高さ位置に着脱自在に支持で
きる支持部14を備えた。また、前記シャワーヘッド9
の支持部14は、互いの湾曲部16,20を向かい合わ
せ手摺りバー5を左右から水平方向に狭着可能な把持片
15及び可動片19と、可動片19を把持片15に向け
て弾力的に付勢するクリップ23の結合からなり、シャ
ワーヘッド9を正面から水平方向の操作で手摺りバー5
に支持可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室に固定された
手摺りバーに対するシャワーヘッドの支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シャワーヘッドを浴室に設けられ
たレールに容易に支持したり抜き出すことのできるもの
に図5のものがある。この図5について簡単に説明する
と、浴槽32及び洗い場33を隣合わせて配置した浴室
31の壁面34には上下方向に長い円柱状のレール35
と同じく上下方向に長い円柱状の手摺りバー36が併設
して別個に固定されており、前記レール35にはハンド
ル38の操作で上下に移動するシャワーハンガー37が
装着され、このシャワーハンガー37には、浴室31の
洗い場33側に取り付けられた混合水栓40とシャワー
ホース41により連通しているシャワーヘッド39が着
脱自在に支持され、シャワーヘッド39はシャワーハン
ガー37に支持した状態で使用したり、シャワーハンガ
ー37から上方に持ち上げて抜き出した後に使用するも
のであり、前記手摺りバー36は高齢者,身体障害者等
が洗い場33から浴槽32に入る場合、及び浴槽32か
ら洗い場33に出る場合に手助けをし、転倒事故を防止
できるように握ることができるようにしたものである。
【0003】上記のものにあっては、類似した形状のレ
ールと手摺りバーが併設して壁面に固定されているた
め、部品点数,工事費等のコストがかかり経済的でな
く、しかも見栄えの悪いものであった。
【0004】また、シャワーヘッドの高さを最適の位置
に調節する場合、レールに装着されているシャワーハン
ガーのハンドルを操作しなければならず、洗髪時のよう
に目をつむっている時には、ハンドルを緩め、シャワー
ハンガーを上下に移動させて高さを調節した後に再度締
め付ける操作を手探りで行なう必要があり、面倒であっ
た。
【0005】さらに、シャワーヘッドをシャワーハンガ
ーに支持する場合、シャワーハンガーの正面から水平方
向へ移動させても支持できず、必ずシャワーヘッドの上
下方向への移動が必要となり、操作性が悪いうえ、シャ
ワーヘッドが高い位置に保持してある場合、子供のよう
に身長の低い者や、怪我や病気で腕を自由に動かせない
者では、手がうまく届かないこともあり、使い勝手の悪
いものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、手摺りバーでシャワーヘッドの支持を可能
にし、シャワーヘッドの手摺りバーへの支持,抜き出し
及び位置調節を誰にでも容易に行なえ、浴室でのシャワ
ーヘッドの操作性を向上させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1では、
浴室の洗い場には上下方向に向けて手摺りバーを固定
し、湯水を吐出するシャワーヘッドは手摺りバーの任意
の高さ位置に着脱自在に支持できる支持部を備えたもの
である。
【0008】請求項2では、前記シャワーヘッドの支持
部は、互いの湾曲面を向かい合わせ手摺りバーを左右か
ら水平方向に狭着可能な把持片及び可動片と、可動片を
把持片に向けて弾力的に付勢するクリップの結合からな
り、シャワーヘッドを正面から水平方向の操作で手摺り
バーに支持可能としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。本発明は図1に示すように、
浴室1には浴槽2と洗い場3とが隣合わせて配置され、
洗い場3の壁面4下部には混合水栓6が取り付けられて
いる。また、壁面4の所定の位置には、上下方向に長い
円柱状の手摺りバー5が複数のビス等により上端及び下
端が固定されている。この手摺りバー5は浴室1の利用
者が立ち上がったり座る際に掴むことのできる手摺り、
及びシャワーヘッド9を支持するホルダーを兼用するも
のである。
【0010】シャワーヘッド9は前記混合水栓6とシャ
ワーホース8により接続され、混合水栓6のハンドル7
の操作で調節された混合水を外部へ吐出することができ
るものである。
【0011】前記シャワーヘッド9は合成樹脂材からな
り、図2に示すように湯水が通過する胴体10の基端側
にホース接続部11を有し、先端の頭部12には多数の
散水孔を有する散水板13を取り付け、前記ホース接続
部11の上部には、胴体10から水平方向へ突出して手
摺りバー5に支持するための支持部14を備えている。
【0012】前記支持部14は図3及び図4に示すよう
に、胴体10と一体の把持片15と、この把持片15と
向かい合わせて円柱状の手摺りバー5を挟む可動片19
と、この可動片19と把持片15の間に介装され、可動
片19を常時把持片15へ向けて水平方向に付勢するク
リップ23とを一体的に結合している。
【0013】把持片15は略半円筒状で、円柱状の手摺
りバー5に支持するため内周側に略弓形の湾曲面16が
形成され、外周面には胴体10との間でクリップ23が
水平方向に挿通することのできる横長形状の窓孔17を
穿設し、窓孔17の内側側面にはクリップ23を保持す
るための係合溝18が形成されている。
【0014】可動片19は前記把持片15と略同一形状
で把持片15と向かい合わせて保持され,内周側に略弓
形の湾曲面20が形成され、外周面には胴体10との間
でクリップ23が水平方向に挿通することのできる横長
形状の窓孔21を穿設し、窓孔21の内側側面にはクリ
ップ23を保持するための係合溝22が形成されてい
る。
【0015】クリップ23は弾性を備えた板材を略コ字
形に屈曲して形成してあり、基部24の両端から略直角
に脚部25,25が突出し、基部24を支点として両脚
部25,25が拡径,縮径方向に弾性変形可能であり、
両脚部25,25の先端には内側に向けて互いに接近す
るように略く字状に屈曲した突起26,26を形成し、
各突起26,26が把持片15及び可動片19の係合溝
18,22にそれぞれ弾力的に係合することで、可動片
19を把持片15に向けて水平方向に接近するように常
時付勢している。なおこの時、把持片15と可動片19
の間には、手摺りバー5が上下方向に挿入される係合口
27が形成され、この係合口27の先端の間隔は、手摺
りバー5の直径より短くなるようにしている。
【0016】前記シャワーヘッド9を手摺りバー5に支
持するには、手摺りバー5の前方から任意の高さでシャ
ワーヘッド9を平行方向へ移動すると、手摺りバー5の
直径は支持部14の係合口27先端の間隔より大径であ
るので、把持片15及び可動片19は手摺りバー5の外
周面で押圧され、把持片15と可動片19が接近するよ
うに弾力的に支持しているクリップ23の付勢力に抗し
て、可動片19は把持片15から離反する方向に押し開
かれるので、図3に示すように把持片15と可動片19
の間の係合口27に収容された手摺りバー5は互いの湾
曲面16,20で狭着され、シャワーヘッド9は手摺り
バー5に弾力的に支持される。この時把持片15及び可
動片19には、クリップ23の付勢力により手摺りバー
5の外周面に押し付ける力が働き、各湾曲面16,20
と手摺りバー5の間に大きな摩擦力が生じ、シャワーヘ
ッド9は使用時に湯水が通過して振動しても手摺りバー
5からずれ落ちたり落下することはない。
【0017】次にシャワーヘッド9を手摺りバー5から
抜き出す場合は、シャワーヘッド9を手摺りバー5から
前方の平行方向へ引き抜けば、可動片19はクリップ2
3の弾性力に抗して把持片15から離反する方向に移動
して、図4に示すように容易に抜き出すことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明では、浴室の洗い場には上下方向
に向けて手摺りバーを固定し、湯水を吐出するシャワー
ヘッドは手摺りバーの任意の高さ位置に着脱自在に支持
できる支持部を備えたので、高齢者,身体障害者等が浴
槽に入る場合及び浴槽から出る場合に手助けをする手摺
りバーに、シャワーヘッドを任意の高さで支持すること
ができ、従来のように手摺りバーとシャワーヘッドを支
持するためのレールを別々に固定する必要がなく、部品
数,工事費用等のコストを低減することができる。
【0019】また、シャワーヘッドは手摺りバーに支持
するための支持部を一体にしたので、手摺りバーにシャ
ワーハンガーを装着する必要がなく美観が向上し、シャ
ワーハンガーが邪魔になることがない。
【0020】そして、シャワーヘッドの支持部は、互い
の湾曲面を向かい合わせ手摺りバーを左右から水平方向
に狭着可能な把持片及び可動片と、可動片を把持片に向
けて弾力的に付勢するクリップの結合からなり、シャワ
ーヘッドを正面から水平方向の操作で手摺りバーに支持
可能としたので、シャワーヘッドを任意の高さで手摺り
バーの前方から平行方向へ移動させるだけの簡単な操作
で支持したり抜き出すことができ、従来のようにシャワ
ーヘッドをシャワーハンガーに支持したり抜き出すため
に、わざわざシャワーハンガーの固定位置をハンドルで
調節したりシャワーヘッドを上下方向に移動させる必要
がなく、身長の低い者や怪我や病気で腕を自由に動かせ
ない者でも容易に使用することができ、使い勝手が良好
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャワーヘッドを取り付けた浴室の正
面図である。
【図2】シャワーヘッドの手摺りバーへの支持構造を示
す側面図である。
【図3】図2のA―A線の平断面図である。
【図4】図2において、シャワーヘッドを手摺りバーか
ら抜き出した状態の平断面図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 浴室 3 洗い場 5 手摺りバー 9 シャワーヘッド 14 支持部 15 把持片 16,20 湾曲面 19 可動片 23 クリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の洗い場には上下方向に向けて手摺
    りバーを固定し、湯水を吐出するシャワーヘッドは手摺
    りバーの任意の高さ位置に着脱自在に支持できる支持部
    を備えたことを特徴とするシャワーヘッドの支持構造。
  2. 【請求項2】 前記シャワーヘッドの支持部は、互いの
    湾曲面を向かい合わせ手摺りバーを左右から水平方向に
    狭着可能な把持片及び可動片と、可動片を把持片に向け
    て弾力的に付勢するクリップの結合からなり、シャワー
    ヘッドを正面から水平方向の操作で手摺りバーに支持可
    能としたことを特徴とする請求項1記載のシャワーヘッ
    ドの支持構造。
JP2000008754A 2000-01-18 2000-01-18 シャワーヘッドの支持構造 Pending JP2001200560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110708A2 (ko) * 2008-03-05 2009-09-11 Lee Sang Mun 샤워기 헤드 집게
JP2015178752A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 Toto株式会社 シャワーハンガー

Cited By (4)

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