JP2001200041A - 接着剤用共重合ポリエステル樹脂及びそれを用いてなる接着剤 - Google Patents

接着剤用共重合ポリエステル樹脂及びそれを用いてなる接着剤

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JP2001200041A
JP2001200041A JP2000007911A JP2000007911A JP2001200041A JP 2001200041 A JP2001200041 A JP 2001200041A JP 2000007911 A JP2000007911 A JP 2000007911A JP 2000007911 A JP2000007911 A JP 2000007911A JP 2001200041 A JP2001200041 A JP 2001200041A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステルフィルムへの良好な接着性を保
持しつつ耐湿熱性を高めた接着剤用共重合ポリエステル
樹脂及びそれを用いた接着剤を提供する。 【解決手段】 ガラス転移温度が30℃以下であり、か
つ温度85℃、湿度95%、500時間の湿熱処理によ
る数平均分子量の低下率が35%未満であることを特徴
とする接着剤用共重合ポリエステル樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐湿熱性に優れた
接着剤用ポリエステル樹脂及びそれを用いた接着剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気分野における絶縁用フィルム
としてポリエステルフィルムが多用されているが、それ
を接着する接着剤用樹脂としては、ポリエステルフィル
ムへの接着性の点から、ポリエステル系樹脂が主に使用
されている。電気分野での接着剤には耐湿熱性が要求さ
れ、その指標として例えば温度60℃、湿度90%の湿
熱処理によっても変質しないといった性能が必要とされ
ているが、従来のほとんどの接着剤用共重合ポリエステ
ル樹脂は、この条件を満足していた。
【0003】しかしながら、より過酷な環境で使用され
る場合に、これまでの接着剤用共重合ポリエステル樹脂
では加水分解による経時的な分子量の低下が起こり、接
着強度が低下するため対応できない用途が生じて来てい
る。そのような用途には、共重合ポリエステル樹脂以外
の樹脂が用いられているが、ポリエステルフィルムに対
する接着性が低いため、十分な接着強度を確保するには
ポリエステルフィルム自身に接着性を高めるような加工
や処理を施す必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の状況に鑑みて、
本発明の課題は、ポリエステルフィルムへの良好な接着
性を保持しつつ耐湿熱性を高めた接着剤用共重合ポリエ
ステル樹脂及びそれを用いた接着剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、共重合成分と
してポリアルキレングリコールを特定割合で用い、共重
合ポリエステル樹脂のガラス転移温度を低く保ちながら
エステル基密度を低下させることによって、接着性を低
下させることなく耐湿熱性を大幅に向上させ得ることを
見出し、本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、本発明の要旨は、第1に、ガラ
ス転移温度が30℃以下であり、かつ温度85℃、湿度
95%、500時間の湿熱処理による数平均分子量の低
下率が35%未満であることを特徴とする接着剤用共重
合ポリエステル樹脂である。
【0007】第2に、共重合ポリエステル樹脂を構成す
る二価アルコール成分として下記式(1)で示されるポ
リアルキレングリコールが、全二価アルコール成分中の
1mol%〜30mol%の範囲で共重合されており、
かつ繰り返し単位の平均分子量が230以上であること
を特徴とする上記の接着剤用共重合ポリエステル樹脂で
ある。
【0008】
【化2】 [式(1)中、nは2〜36の整数を表し、mは1〜2
00の整数を表す。]
【0009】第3に、上記したいずれかの共重合ポリエ
ステル樹脂と、それを溶解する有機溶剤とからなること
を特徴とする接着剤である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
共重合ポリエステル樹脂とは、多価アルコール成分と多
塩基酸成分とから構成され、各1種類の多価アルコール
成分と多塩基酸成分とに加えて、さらに1種類以上の多
塩基酸成分もしくは多価アルコール成分もしくはオキシ
酸成分を含むポリエステル系樹脂の総称である。
【0011】本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂
を構成する二価アルコール成分としては、脂肪族グリコ
ール、脂環族グリコール、芳香族グリコールが挙げられ
る。そのような二価アルコール成分を具体的に例示すれ
ば、脂肪族グリコールとしては、ポリエチレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリヘキシレングリコール、ポリノナンジオ
ール、ポリ(3−メチル−1,5−ペンタン)ジオー
ル、ネオペンチルグリコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ノナン
ジオール等が挙げられ、脂環族グリコールとしては、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、スピログリコー
ル等が挙げられ、芳香族グリコールとしては、ビスフェ
ノール−Aのポリエチレングリコール付加物、ビスフェ
ノール−Aのポリプロピレングリコール付加物、ビスフ
ェノール−Aのポリテトラメチレングリコール付加物、
ビスフェノール−Aのエチレンオキサイド付加物、ビス
フェノール−Aのプロピレンオキサイド付加物、ビスフ
ェノール−Sのエチレンオキサイド付加物、ダイマージ
オール等が挙げられる。なお、後述するように、ポリア
ルキレングリコールが二価アルコール成分として好まし
く用いられるが、それ以外の二価アルコール成分として
は、上記した中でもエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ビスフェノール−Aのエチレンオキサイド
付加物等が好ましく用いられる。
【0012】また、ジカルボン酸成分としては、芳香族
ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン
酸が挙げられる。そのようなジカルボン酸成分を具体的
に例示すれば、芳香族ジカルボン酸としては、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、ジフェン酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸等が挙げられ、脂肪族ジカルボン酸として
は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、イタコン酸、フマ
ル酸、マレイン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカン二酸、アイコサン二酸、ダイマー酸等が
挙げられ、脂環族ジカルボン酸としては、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸等が挙げられる。これらのジカ
ルボン酸のうちでも、テレフタル酸及びイソフタル酸が
好ましい。
【0013】また、本発明の接着剤用共重合ポリエステ
ル樹脂には、上記の二価アルコール成分やジカルボン酸
成分以外に、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトール等の三価以上の多価
アルコール成分、あるいはトリメリット酸、ピロメリッ
ト酸等の三価以上の多価カルボン酸成分、さらにはε−
カプロラクトン、γ−ブチロラクトン、p−ヒドロキシ
安息香酸、3−ヒドロキシイソフタル酸等の成分が含ま
れていてもよい。これらは本発明の目的を逸脱しない範
囲で、樹脂の要求性能に応じて1種類もしくは2種類以
上含まれていてもよい。
【0014】本発明において、共重合ポリエステル樹脂
を構成する二価アルコール成分中の1mol%〜30m
ol%の範囲、さらには5mol%〜20mol%の範
囲で、下記式(1)で示されるポリアルキレングリコー
ルが共重合されており、かつ共重合ポリエステル樹脂の
繰り返し単位の平均分子量が230以上、さらには25
0以上であることは、本発明の好ましい態様である。
【化3】 [式(1)中、nは2〜36の整数を表し、mは1〜2
00の整数を表す。]
【0015】上記の共重合されるポリアルキレングリコ
ールが二価アルコール成分中に占める割合(以下、共重
合比率と記する)を1mol%〜30mol%の範囲に
すれば、接着剤用樹脂に求められる適度に低いガラス転
移温度を有しつつ加水分解されにくい優れた耐湿熱性を
備えた共重合ポリエステル樹脂が得られる。この共重合
比率が1mol%未満では、共重合ポリエステル樹脂の
耐湿熱性が不足するので好ましくなく、一方、30mo
l%を超えると、共重合ポリエステル樹脂のガラス転移
温度が過度に低下して、樹脂の取り扱い及び製造時にお
ける樹脂の払い出しが困難になるので好ましくない。ま
た、上記式(1)中の整数mが200を超える場合に
も、共重合ポリエステル樹脂のガラス転移温度が過度に
低下するので好ましくない。なお、上記式(1)で示さ
れるポリアルキレングリコールとしては、直鎖状又は分
岐があるもののいずれでもよく、具体的に例示すると、
ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリヘキシレングリコ
ール、ポリノナンジオール、ポリ(3−メチル−1,5
−ペンタン)ジオール等が挙げられる。
【0016】また、繰り返し単位の平均分子量が230
未満では、共重合ポリエステル樹脂の耐湿熱性が不足す
るので好ましくない。なお、本発明における繰り返し単
位の平均分子量とは、共重合ポリエステル樹脂を構成す
るアルコール成分(残基)の分子量をその構成比に応じ
て加重平均した値と、共重合ポリエステル樹脂を構成す
るカルボン酸成分(残基)の分子量をその構成比に応じ
て加重平均した値との和を言う。繰り返し単位の平均分
子量の具体的な求め方を下記に例示する。 [繰り返し単位の平均分子量の求め方:例]共重合ポリエ
ステル樹脂の構成をNMR(核磁気共鳴スペクトル)に
よって分析した結果、アルコール成分としては、ネオペ
ンチルグリコールが50mol%、エチレングリコール
が50mol%であり、カルボン酸成分としては、テレ
フタル酸が50mol%、イソフタル酸が30mol
%、アジピン酸が20mol%、であったとする。この
とき、各成分の分子量としては、アジピン酸残基が11
4、ネオペンチルグリコール残基が102、エチレング
リコール残基が60であり、テレフタル酸残基が13
2、イソフタル酸残基が132であることから、この共
重合ポリエステル樹脂の繰り返し単位の平均分子量(M
U)の値は、下記数式に示す計算によって求められ、2
09.4となる。
【0017】
【数1】
【0018】本発明においては、良好な接着性を発現さ
せるために共重合ポリエステル樹脂のガラス転移温度が
一定以下に保たれていることが必要である。すなわち、
共重合ポリエステル樹脂のガラス転移温度としては、3
0℃以下であることが必要であり、−30℃〜30℃が
好ましく、−20℃〜10℃がより好ましい。共重合ポ
リエステル樹脂の耐湿熱性の点からはガラス転移温度が
高い方が有利であるが、ガラス転移温度が30℃を超え
ると、接着性が低下する。一方、ガラス転移温度が−3
0℃未満では、樹脂の取り扱い及び製造時における樹脂
の払い出しが困難になる傾向にあるので好ましくない。
【0019】また、本発明の接着剤用共重合ポリエステ
ル樹脂は耐湿熱性に優れており、その指標としての温度
85℃、湿度95%、500時間の湿熱処理による数平
均分子量の低下率としては、35%未満であることが必
要であり、30%未満が好ましい。上記の数平均分子量
の低下率が35%以上である場合には、湿熱条件下で経
時的に接着強度が低下するため、耐湿熱性を満足しな
い。
【0020】また、本発明の接着剤用共重合ポリエステ
ル樹脂の数平均分子量としては、15,000〜60,
000、さらには20,000〜45,000が好まし
い。数平均分子量が15,000未満である場合には、
湿熱条件下に置かるまでもなく接着強度が不足する傾向
にあるので好ましくない。一方、数平均分子量が60,
000を超えると、樹脂の溶融粘度が著しく高い値とな
って、製造時における樹脂の払い出しが困難になる傾向
にあるので好ましくない。
【0021】また、本発明の接着剤用共重合ポリエステ
ル樹脂のカルボキシル価としては、2mgKOH/g以
下、さらには1mgKOH/g以下であることが、共重
合ポリエステル樹脂の耐湿熱性を向上させるうえで好ま
しい。
【0022】本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂
組成物を得るための製造方法としては、特に限定されな
いが、直接エステル化法、エステル交換法等の溶融重合
法による公知の共重合ポリエステル樹脂の製造方法によ
って製造することができる。
【0023】例えば直接エステル化法による製造方法を
詳細に説明すると、まず、本発明の接着剤用共重合ポリ
エステル樹脂の原料である二価アルコール成分とジカル
ボン酸成分、必要に応じてその他の成分の原料、及び触
媒とを一括して反応器に仕込み、次いで系内の空気を排
出して窒素ガス置換する。その後、好ましくは200〜
240℃に昇温し、攪拌しながら好ましくは3〜5時間
エステル化反応を行う。エステル化反応を行った後は、
系内を減圧にして高真空条件下で、好ましくは220〜
280℃の温度で重合反応を行う。このときの重合反応
時間は、製造する樹脂種によって異なるが、通常好まし
くは3〜8時間行う。重合反応を行った後は、系内に窒
素ガスを導入して減圧を解除し、樹脂を払い出すことに
よって共重合ポリエステル樹脂が得られる。
【0024】なお、共重合ポリエステル樹脂を製造する
際のカルボン酸成分の原料としては、カルボン酸をその
まま用いることもできるが、カルボン酸のエステル誘導
体やカルボン酸無水物を用いてもよい。
【0025】また、共重合ポリエステル樹脂を製造する
際の触媒としては、公知の金属化合物を用いることがで
きる。そのような金属化合物を具体的に例示すると、ア
ルカリ金属化合物としては、酸化リチウム、リチウムメ
チラート、リチウムエチラート、リチウムグリコレー
ト、酢酸リチウム、ナトリウムメチラート、ナトリウム
エチラート、ナトリウムグリコレート、ギ酸ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等が挙げられ、アル
カリ土類金属化合物としては、安息香酸カルシウム、酢
酸カルシウム、マロン酸カルシウム、アジピン酸カルシ
ウム、酢酸ストロンチウム、酢酸バリウム酢酸マグネシ
ウム等が挙げられ、亜鉛化合物としては、酸化亜鉛、ギ
酸亜鉛、酢酸亜鉛、プロピオン酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、亜
鉛グリコレート、安息香酸亜鉛、カプロン酸亜鉛、酪酸
亜鉛、吉草酸亜鉛、亜アンチモン酸亜鉛、亜ゲルマン酸
亜鉛、ゲルマン酸亜鉛等が挙げられ、マンガン化合物と
しては、酢酸マンガン、クエン酸マンガン、ホウ酸マン
ガン、マンガングリコレート、亜アンチモン酸マンガン
等が挙げられ、コバルト化合物としては、ギ酸コバル
ト、塩化コバルト、酢酸コバルト、プロピオン酸コバル
ト、ヒドロキシ安息香酸コバルト等が挙げられ、チタン
化合物としては、チタンイソプロポキシド、チタンブト
キシド、シュウ酸チタニルアンモニウム、シュウ酸チタ
ニルカリウム、シュウ酸チタニルストロンチウム、酒石
酸チタニルカリウム、酒石酸チタニルアンモニウム、チ
タングリコレート、テトラブチルチタネート、チタンア
セチルアセテート等が挙げられ、アンチモン化合物とし
ては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、アンチモ
ングリコレート、アンチモンアルコラート、酢酸アンチ
モン、アンチモンフェノレート等が挙げられ、ゲルマニ
ウム化合物としては、ゲルマニウムアルコレート、ゲル
マニウムフェノレート、ゲルマン酸カリウム、ゲルマン
酸ナトリウム、ゲルマン酸カルシウム、ゲルマン酸カリ
ウム、ゲルマン酸タリウム、二酸化ゲルマニウム等が挙
げられ、スズ化合物としては、ジメチルスズマレエー
ト、モノブチルスズオキサイド、ジブチルスズオキサイ
ド、ヒドロキシブチルスズオキサイド、モノブチルスズ
トリス(2−エチルヘキサノエート)等が挙げられる。
これらの金属化合物の中でも、テトラブチルチタネート
が本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂を製造する
際の触媒として特に好ましい。なお、上記の触媒は1種
類で用いることもできるが、2種類以上混合して用いて
もよい。
【0026】また、共重合ポリエステル樹脂の分子量を
調節する方法としては、重合時にポリエステル溶融物の
粘度が適当な値となったところで重合を止める方法や、
1官能のアルコールやカルボン酸を予め添加する方法等
を採用することができ、特に限定されるものではない
が、具体的には、重合時に共重合ポリエステル樹脂溶融
物の粘度を示す撹拌機のトルクを指標として重合を止め
るタイミングを決める方法が好適に採用される。
【0027】本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂
は、接着剤の主成分として用いられるものであり、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリアリレート等のポリエステル系樹脂に対して良
好な接着性を有する。また、ポリエステル系樹脂以外の
樹脂、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の
塩素系樹脂、ポリカーボネート、ポリエーテルサルホ
ン、ポリサルホン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ナイ
ロン樹脂、ポリイミド樹脂等に対しても良好な接着性を
有し、さらには銅、鉄、アルミニウム、ブリキ等の金属
に対しても良好な接着性を有する。
【0028】本発明の接着剤としては、本発明の接着剤
用共重合ポリエステル樹脂が有機溶剤に溶解されてなる
ものである。本発明の接着剤に用いられる有機溶剤とし
ては、本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂を溶解
する有機溶剤であればよく、特に限定されるものではな
いが、具体的に例示すると、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族系炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,1,
2,2−テトラクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン等の塩素系溶剤、酢酸エチル、イソホロン、
γ−ブチロラクトン等のエステル系溶剤、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトン系溶剤、ジエチルエーテル、ブチル
セルソルブ、エチルセルソルブ、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン等のエーテル系溶剤、メタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ール等のアルコール系溶剤、ブタン、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン等の
脂肪族炭化水素が挙げられる。なお、有機溶剤として
は、1種類のみを使用しても、2種類以上混合して使用
してもよい。
【0029】また、本発明の接着剤には、その用途に応
じて、共重合ポリエステル樹脂以外の樹脂や硬化剤が含
まれていてもよい。そのような共重合ポリエステル樹脂
以外の樹脂としては、例えばアルキド樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂変性オレフィン樹脂、
セルロース誘導体、ナイロン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、アクリル樹脂、
スチレン樹脂、シリコン樹脂、オレフィン系樹脂等を挙
げることができ、硬化剤としては、例えばフェノール樹
脂、アミノプラスト樹脂、多官能エポキシ化合物、多官
能イソシアネート化合物及びその各種ブロックイソシア
ネート化合物、多官能アジリジン化合物等を挙げること
ができる。
【0030】また、本発明の接着剤には、必要に応じ
て、ハジキ防止剤、レベリング剤、消泡剤、ワキ防止
剤、レオロジーコントロール剤、顔料分散剤、滑剤、難
燃剤等の各種の添加剤や、酸化チタン、硫酸バリウム、
シリカ等の顔料、さらにはオレフィンワックス、カルナ
バワックスなどのワックス等が配合されていてもよい。
【0031】本発明の接着剤は、上記したポリエステル
系樹脂を始めとする各種の樹脂からなる材料同士の接着
や、樹脂材料と金属材料との接着に用いることができ、
液状であるために被着体の形状を限定することなく、例
えばフィルム状、板状、円筒状、繊維状等の色々な形状
の材料に塗布して使用することができる。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではな
く、本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の変形および
応用が可能である。なお、共重合ポリエステル樹脂の特
性については、下記の方法で測定あるいは評価した。
【0033】(a)構成成分 プロトンNMR分析装置(日本電子製、JOEL LA
MDBA300WB)を用いて、樹脂の構成を分析し
た。 (b)繰り返し単位の平均分子量 上記(a)の分析結果を基にして、既に記載した方法で
算出した。 (c)ガラス転移温度(Tgと略す) 示差走査熱量測定装置(パーキンエルマー社製、DSC
7)を用い、昇温速度20℃/minで測定して求め
た。 (d)カルボキシル価 共重合ポリエステル樹脂0.5gを秤量し、25mlの
1,4−ジオキサンに完全に溶解し、さらに指示薬であ
るクレゾールレッドを数滴添加した。こうして得た溶液
を濃度0.1mol/lのKOHメタノール溶液で滴定
した。この滴定量から、中和に消費されたKOHのmg
数を樹脂1gあたりの量に換算した値をカルボキシル価
として求めた。
【0034】(e)数平均分子量 高速液体クロマトグラフ(Waters社製)を使用し
たゲルパーミエーションクロマトグラムにより測定し
た。検出器には示差屈折系(Waters400)を用い、カラ
ムにはポリマーラボラトリーズ社製MIXED−Bを二
本用い、留出液クロロホルム、流速1ml/min、カ
ラム温度40℃の条件で測定したポリスチレン換算分子
量を求め、共重合ポリエステル樹脂の分子量とした。 (f)数平均分子量の低下率 恒温恒湿槽(ナカツ科学機械製作所製、型式LH−30
−13M)を用い、温度85℃、湿度95%の条件下に
共重合ポリエステル樹脂を500時間保持することによ
り湿熱処理を行った。湿熱処理後の共重合ポリエステル
樹脂の数平均分子量を上記(e)の方法で測定し、湿熱
処理前(未処理)の数平均分子量に対する低下率を算出
して求めた。
【0035】実施例1 共重合ポリエステル樹脂の原料として、テレフタル酸8
3.0g、イソフタル酸83.0g、ネオペンチルグリ
コール60.3g、分子量1,000のポリテトラメチ
レングリコール50g、エチレングリコール54.25
gを反応器に仕込み、さらに触媒として、合成できる樹
脂の質量に対し200ppmの量に相当するテトラブチ
ルチタネート(エチレングリコール溶液)を添加し、系
内の空気を窒素で置換した。そして回転速度30rpm
で撹拌しながら、反応器を240℃に加熱し、内容物を
溶融させた。反応器内温度が240℃に到達してから4
時間かけてエステル化反応を進行させた。次いで、系内
を徐々に減圧して1Torr以下としてから、240℃
で6時間かけて重合反応を行なった。その後、系内に窒
素を封入することで常圧に戻し、溶融状態の樹脂を払い
出すことによって共重合ポリエステル樹脂を製造した。
次に、上記の共重合ポリエステル樹脂をトルエンとメチ
ルエチルケトンとの混合溶剤(質量比1:1)に濃度が
30質量%となるように溶解させて、接着剤を得た。
【0036】実施例2〜8及び比較例1〜4 共重合ポリエステル樹脂を製造する際の原料の仕込み組
成を変えて、下記表1に示す仕込み組成とする以外は実
施例1と同様にして、共重合ポリエステル樹脂を製造
し、接着剤を得た。なお、実施例1〜8及び比較例1〜
4における共重合ポリエステル樹脂を製造する際の原料
の仕込み組成を下記表1に示す。このときの表1中の数
値は質量を表わし、単位はg(グラム)である。また、
共重合ポリエステル樹脂の特性を下記表2に示す。この
ときの表2中に記載された構成成分のうち、上記式
(1)で示されるポリアルキレングリコールに対応する
成分は、PTMG1’とPTMG2’である。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】次に、上記の実施例及び比較例で得られた
接着剤を用いた接着を下記の方法によって行った。 [ポリエステルフィルム同士の接着]厚さ25μmのPE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に、上記
の接着剤を塗布した後に溶剤を揮散させることによって
厚さ30μmの接着剤層を形成させた。その接着剤層の
上に同じく厚さ25μmのPETフィルムを重ね、シー
ラーを用いて温度180℃、圧力10kPaで2秒間圧
着させることにより、ポリエステルフィルム同士を接着
させた積層体を得た。 [ポリエステルフィルムと金属板との接着]上記と同様に
してPETフィルム上に形成させた接着剤層の上に、厚
さ30μmの銅板を重ね、上記と同様の条件で圧着させ
ることにより、ポリエステルフィルムと金属板とを接着
させた積層体を得た。
【0040】上記で得られた積層体を幅15mm×長さ
100mmに切断したものを試料として、剥離強度(T
剥離)を測定して接着強度の指標とした。測定には島津
製作所製オートグラフAG100Bを使用し、クロスヘ
ッド速度50mm/min、温度20℃で行った。ま
た、上記積層体を温度85℃、湿度95%で500時間
の湿熱処理を行ったものについても、同様に剥離強度を
測定した。なお、剥離強度の測定結果を下記表3に示
す。
【0041】
【表3】
【0042】また、実施例1については、金属板として
銅板の代わりにアルミ板又はブリキ板を用いた場合につ
いてもPETフィルムとの接着を行い、剥離強度を測定
した。この結果を下記表4に示す。
【0043】
【表4】
【0044】上記の実施例及び比較例の結果から、本発
明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂は、ガラス転移温
度が30℃以下であるため接着性に優れており、また、
温度85℃、湿度95%、500時間という過酷な湿熱
処理による数平均分子量の低下率が35%未満にとどま
る結果、十分な接着強度を維持できる耐湿熱性に優れる
ものであることがわかった。また、180℃という低い
接着温度でポリエステルフィルム同士及びポリエステル
フィルムと金属とを強固に接着できることがわかった。
【0045】
【発明の効果】本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹
脂は、ポリエステル樹脂材料同士あるいはポリエステル
樹脂材料と他の材料とを接着する接着剤用として有用で
あり、200℃以下の接着温度で強固な接着ができ、得
られた接着物は非常に優れた耐湿熱性を有する。したが
って本発明の接着剤用共重合ポリエステル樹脂は、電線
被覆剤やフラットケーブル等の電気・電子分野、機械分
野、建材やふすま等の建築分野、自動車分野、食品や医
薬品用の包装材の分野等における接着剤用の樹脂として
好適に利用することができ、また、プレコートメタル塗
料等にも利用することができる。また、本発明の接着剤
は、液状で被着物の形状を選ばず、上記各分野における
接着剤として好適であり、上記した共重合ポリエステル
樹脂に由来する優れた性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA01 AB01 AB07 AC02 AD07 AD10 AE13 BA02 BA03 BA05 BA08 BA10 BD04A BF09 BF18 BF25 BF26 BH02 CA01 CA02 CA03 CA04 CA06 CA09 CB05A CB06A CC06A DB07 GA14 GA17 JE182 4J040 ED061 JA02 KA23 LA01 LA02 LA06 LA07 MA02 MA10 MB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス転移温度が30℃以下であり、か
    つ温度85℃、湿度95%、500時間の湿熱処理によ
    る数平均分子量の低下率が35%未満であることを特徴
    とする接着剤用共重合ポリエステル樹脂。
  2. 【請求項2】 共重合ポリエステル樹脂を構成する二価
    アルコール成分として下記式(1)で示されるポリアル
    キレングリコールが、全二価アルコール成分中の1mo
    l%〜30mol%の範囲で共重合されており、かつ繰
    り返し単位の平均分子量が230以上であることを特徴
    とする請求項1記載の接着剤用共重合ポリエステル樹
    脂。 【化1】 [式(1)中、nは2〜36の整数を表し、mは1〜2
    00の整数を表す。]
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の共重合ポリ
    エステル樹脂と、それを溶解する有機溶剤とからなるこ
    とを特徴とする接着剤。
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