JP2001199650A - エレベーターシャフトの増築方法 - Google Patents

エレベーターシャフトの増築方法

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JP2001199650A
JP2001199650A JP2000009367A JP2000009367A JP2001199650A JP 2001199650 A JP2001199650 A JP 2001199650A JP 2000009367 A JP2000009367 A JP 2000009367A JP 2000009367 A JP2000009367 A JP 2000009367A JP 2001199650 A JP2001199650 A JP 2001199650A
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JP
Japan
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elevator shaft
floor
elevator
units
unit
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JP2000009367A
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English (en)
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Katsuyoshi Itagaki
勝善 板垣
Masaaki Yasui
雅明 安井
Satoshi Kato
敏 加藤
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Obayashi Corp
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Fujitec Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0266Enlarging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の建築物にエレベーターシャフトを簡易
に増築することが可能なエレベーターシャフトの増築方
法を提供する。 【解決手段】 プレキャストコンクリート製のエレベー
ターシャフトユニット16を工場で予め製作しておく。
エレベーターシャフトユニット16は既存建物12の1
階分の高さを有する箱型の筒状部材である。このエレベ
ーターシャフトユニット16を増築現場において積み上
げて連結する。既存建物の床面(例えば階段の踊り場1
4a)とエレベーターシャフトユニット16の出入り口
16aの下端部とを床板部材18により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存建物にエレベ
ーターシャフトを簡易に増築するうえで好適なエレベー
ターシャフトの増築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特許第2630107
号公報に開示されるエレベーターシャフトの施工方法が
公知である。このエレベーターシャフトの施工方法は、
建物の鉄骨工事の際にエレベーターシャフトユニットを
順次上方へ積み上げて連結してエレベーターシャフトを
設置するものである。本施工方法では、具体的には、プ
レキャストコンクリート製のエレベーターシャフトユニ
ットの上端部に水平フランジを設けておき、この水平フ
ランジを建物の鉄骨梁に固定しながらエレベーターシャ
フトユニットを積み上げることによりエレベーターシャ
フトを施工している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3〜5階建
ての既存の中高層住宅には、エレベーターが設置されて
いないものが多い。一方、高齢化が急速に進みつつある
現代社会では、バリアフリー化に対する要求が大きく、
既存の中高層住宅にもエレベーターを設置することが強
く要請されている。しかしながら、上述の如く、上記公
報に開示されるエレベーターシャフトの施工方法は、建
物の建築時にエレベーターシャフトを設置することを前
提として、鉄骨工事の段階でエレベーターシャフトを設
けるものであり、既存の建物にエレベーターシャフトを
増築することは一切考慮していない。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、既存の建築物にエレベーターシャフトを簡易に増
築することが可能なエレベーターシャフトの増築方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、既存建物にエレベーターシャフトを増
築する方法であって、複数のプレキャストコンクリート
製のエレベーターシャフトユニットを予め製作してお
き、増築現場にて前記エレベーターシャフトユニットを
積み上げて互いに連結すると共に、前記既存建物の床面
を前記エレベーターシャフトユニットの出入り口部に接
続するエレベーターシャフトの増築方法により達成され
る。
【0006】本発明によれば、プレキャストコンクリー
ト製のエレベーターシャフトユニットを積み上げること
によりエレベーターシャフトを増築するので、増築現場
での作業を軽減して工期を短縮することができる。ま
た、エレベーターシャフトユニットを工場等で予め製作
できるので、エレベーターシャフトの製造精度が向上す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、本
発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、
エレベーターシャフト10が2戸1階段型の4階建て共
同住宅である既存建物12に増築されるものとする。
【0008】図1は、本実施形態において、エレベータ
ーシャフト10が既存建物12に増築された状態を表す
断面図である。図1では、エレベーターシャフト10を
含む増築部分を破線で示している。また、図2は、図1
に示す建物の一のフロア(例えば1階)を表す平面図で
ある。さらに、図3は、エレベーターシャフト10の斜
視図である。
【0009】図2からわかるように、2戸1階段型共同
住宅である既存建物12には、2戸につき1つの階段1
4が設けられる。そして、図1および図2に示す如く、
地上階および各階段14の中間階(中4階、および中3
階)の踊り場14aからエレベーターへ出入りできるよ
うにエレベーターシャフト10が増築される。
【0010】図3に示す如く、エレベーターシャフト1
0は複数のエレベーターシャフトユニット16を上下に
積み重ねて構成されている。各エレベーターシャフトユ
ニット16は、プレキャストコンクリート製の箱型筒状
部材であり、既存建物12の1階分の高さを有してい
る。各エレベーターシャフトユニット16の上下端部に
は例えば連結用金具(図示せず)が埋め込んであり、こ
の連結用金具をボルト締めすることによりエレベーター
シャフトユニット16が基礎部10a上に連結固定され
ていく。また、各エレベーターシャフトユニット16に
は、エレベーターシャフト10に付帯するエレベーター
用レールその他の設置に必要な各種金具が取り付けられ
る。更に、中2階に対応するエレベーターシャフトユニ
ット16を除く各エレベーターシャフトユニット16に
は、エレベーターへの出入り口となる出入り口16aが
設けられている。エレベーターシャフト10は、各出入
り口16aの下端部において、プレキャストコンクリー
ト製の床板部材18を介して踊り場14aに接続されて
いる。なお、中2階フロアに出入り口16aが設けられ
ない理由は、2階住戸へ行く場合には中3階から階段を
半階分だけ下ればよく、中2階に出入り口を設ける必要
がないからである。
【0011】既存建物12へのエレベーターシャフト1
0の増築は、次のような工程で行われる。まず、既存建
物12の階数分(本実施形態では4階分)のエレベータ
ーシャフトユニット16、および、床板部材18を予め
工場で製造しておき、施工現場へ搬入する。また、階段
14の踊り場14aに設けられていた安全防護壁14b
を撤去する。ただし、エレベーター出入り口が設けられ
ない中2階については安全防護壁14bは存置される。
そして、現場打ちコンクリート基礎10aを地盤に構築
した後、レッカー車等を用いてエレベーターシャフトユ
ニット16を基礎部10a上に積み上げながら順次連結
すると共に、エレベーターシャフトユニット16に床板
部材18を固定する。最後に、床板部材18を踊り場1
4aの床面に連結して、エレベーターシャフト10の増
築が完了する。
【0012】以上述べたように、本実施形態では、エレ
ベーターシャフト10の増築は、工場で製作したプレキ
ャストコンクリート製のエレベーターシャフトユニット
16を増築現場において積み上げることにより行われ
る。このため、エレベーターシャフト10の構築に必要
な作業の大半を工場で行うことが可能となり、施工現場
での作業を軽減して工期を短縮することができる。特
に、本実施形態のように、2戸1階段型の共同住宅にエ
レベーターシャフト10を増築する場合、多数(1フロ
ア当たりの戸数の半分)のエレベーターシャフト10を
設けることが必要となるので工期短縮の効果は大きく、
また、騒音・振動も軽減できる。さらに、施工現場で必
要となる作業者の職種も削減できるので、施工コストも
低減できる。、また、エレベーターシャフト10の外壁
等の仕上げを工場で行えるので、施工現場において外装
工事等のための足場を設けることも不要となり、施工コ
ストを更に低減できるうえ、施工に必要なスペースも最
小限となる。
【0013】また、エレベーターシャフトユニット16
を工場で製作する際に、エレベーターシャフト10に付
帯するエレベーターレールその他の設置に必要な金具を
高い精度で取り付けることができる。すなわち、本実施
形態では、エレベーターシャフト10を高い精度で増築
することが可能となる。また、プレキャストコンクリー
ト製のエレベーターシャフトユニット16自体が耐火構
造を有するため、エレベーターシャフト10の増築施工
にあたり耐火被覆を設ける工程も不要となる。
【0014】このように、本実施形態によれば、既存建
物12へのエレベーターシャフト10の増築にあたりプ
レキャストコンクリート製のエレベーターシャフトユニ
ット16を用いることで、種々の優れた効果を得ること
ができる。
【0015】なお、本発明のエレベーターシャフトの増
築方法は、2戸1階段型の集合住宅に限らず、片廊下型
の共同住宅等へ適用することも可能である。片廊下型の
共同住宅の場合、エレベーターの出入り口は各フロアの
廊下に設けられることになる。
【0016】また、本発明のエレベーターシャフトの増
築方法を、建物新築時に用いることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、プレキャストコンクリ
ート製のエレベーターシャフトユニットを積み上げるこ
とによりエレベーターシャフトを増築するので、増築現
場での作業を軽減して工期を短縮することができる。ま
た、エレベーターシャフトユニットを工場で予め製作で
きるので、エレベーターシャフトを高い精度で増築する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において既存建物にエレベ
ーターシャフトが増築された状態を表す断面図である。
【図2】図1に示す既存建物の一のフロアを表す平面図
である。
【図3】エレベーターシャフトの斜視図である。
【符号の説明】
10 エレベーターシャフト 12 既存建物 14 階段 14a 踊り場 16 エレベーターシャフト 16a 出入り口 18 床板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 雅明 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株式 会社大林組本店内 (72)発明者 加藤 敏 大阪府茨木市庄1丁目28番10号 フジテッ ク株式会社内 Fターム(参考) 3F305 BA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存建物にエレベーターシャフトを増築
    する方法であって、複数のプレキャストコンクリート製
    のエレベーターシャフトユニットを予め製作しておき、
    増築現場にて前記エレベーターシャフトユニットを積み
    上げて互いに連結すると共に、前記既存建物の床面を前
    記エレベーターシャフトユニットの出入り口部に接続す
    ることを特徴とするエレベーターシャフトの増築方法。
JP2000009367A 2000-01-18 2000-01-18 エレベーターシャフトの増築方法 Withdrawn JP2001199650A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057430A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Js Corp 中層建築物用エレベータのかご室昇降路の隔壁構造物及びその構築方法
CN106049826A (zh) * 2016-07-06 2016-10-26 南京市莱茵帝得电梯有限公司 一种预制型电梯井

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